齊藤工が監督・脚本・一部撮影を務めた、安藤裕子『一日の終わりに』のミュージックビデオが公開された。『一日の終わりに』は、アルバム『Barometz』に収録された一曲。今回公開されたミュージックビデオは、歴史上100年毎に起こっている疫病が2120年にも起きていると想定された世界が舞台となっており、孤独な世界に生きる男女を門脇麦と宮沢氷魚が演じた。さらにこの作品はミュージックビデオだけではなく、今後ショートフィルム『ATEOTD』として作品化される事も決定した。情報発表にともない、齊藤工、門脇麦、宮沢氷魚、安藤裕子より下記のコメントが寄せられている。齊藤工安藤裕子さんの唯一無二の世界観そして自分の脳内にずっと存在していた架空の世界が"Barometz"にて交点を持ちましたそしてそこに集いし全ての方々の素晴らしい才能と想い偶然の様で全ては必然だったのではないかと思う奇跡の軌跡を辿った作品になりました門脇麦安藤裕子さんの楽曲の世界観と齊藤工監督のイマジネーションにどっぷり浸った贅沢な時間でした。参加させていただけて大変光栄でした。お二人のタッグあってこそのにMVになっているかと思います。わたしも完成を楽しみにしています。宮沢氷魚この度、齊藤工さんが監督された作品に出演させて頂けたことを本当に光栄に思っています。目を背けたくなるような今の世の中に、正面から向き合った素敵な作品です。人類は今まで沢山の壁にぶつかり、その都度乗り越えて来ました。この作品も、沢山の試練を前にしても尚、希望を持って一歩前進するきっかけになる素晴らしい作品だと思います。一人でも多くの人に届くことを願っています。安藤裕子「1日の終わりに」それはとても小さな声で、夜中にアルペジオと共に作った曲が、ミュージシャンの演奏で大きく大きく膨らんで想いもとても強いものになっていきました。齊藤監督のイメージが重なって物語はさらに膨れ上がり、門脇さん、宮沢さんの存在により私だけでは描けない別の宇宙まで広がっていったように思います。そして何より。役者のお二人の強い眼差しが本当に印象的な作品です。門脇さんの悲哀と向き合う宮沢さんの瞳はどこまでも透き通っていて、野性的でありながら彼女に未来を映しているようでした。素敵な作品を監督、制作チームの皆様、本当にありがとうございました。■リリース情報8月26日(水)発売タイトル:『Barometz』品番/価格:PCCA-04958/¥3,000(本体価格)+税Loppi・HMV限定盤(豪華ハードカバーブック 特別パッケージ仕様) BRCA-00110/ ¥4,000(本体価格)+税Loppi・HMV限定盤につきましては完全限定生産となります。HMV&BOOKS online、ローソン・ミニストップ店頭のLoppi端末、および全国のHMV店舗にて購入可能です。発売日前でも予約受付が終了となる場合もございますのでHMV&BOOKS online、ローソン・ミニストップ店頭のLoppi端末、および全国のHMV店舗にて、お早目のご予約をお勧めいたします。◾収録楽曲(2形態共通)01. バロメッツ02. 一日の終わりに03. Little bird04. Tommy05. スカートの糸06. 空想の恋人07. 恋しい08. 曇りの空に君が消えた09. 箱庭10. 青の額装11. coda12. 鑑◾CDショップ予約購入 先着オリジナル特典・TOWER RECORDS限定特典: クリアファイル(タワーレコード ver.)・HMV限定特典:クリアファイル(HMV ver.)・TSUTAYA限定特典:クリアファイル(TSUTAYA ver.)・新星堂/Wonder GOO限定特典:ポストカード(新星堂/Wonder GOO ver.)・山野楽器 限定特典:ポストカード(山野楽器 ver.)・楽天ブックス 限定特典:しおり・セブンネット限定特典:ステッカー・amazon限定特典:メガジャケ(メガジャケは、ジャケット写真の絵柄をそのまま24×24cm大に印刷したものになります。)・玉光堂・バンダレコード限定特典 :アナザージャケット・その他法人 限定特典:告知ポスター※全国のCDショップにて2020年8月26日発売 安藤裕子「Barometz」(PCCA-04958)をご予約・ご購入のお客様に、先着で上記オリジナル特典をプレゼント。各店舗でご用意している特典数量には限りがございますので、お早目のご予約をおすすめいたします。※特典は数に限りがございますので、発売前でも特典プレゼントを終了する可能性がございます。※一部取り扱いの無い店舗やウェブサイトがございます。ご予約・ご購入の際には、各店舗の店頭または各サイトの告知にて、特典の有無をご確認ください。
2020年08月26日2020年8月現在、ウェブメディア『grape』では、エッセイコンテスト『grape Award 2020』を開催しています。『心に響く』と『心に響いた接客』という2つのテーマから作品を募集。『grape Award 2020』心に響くエッセイを募集!今年は2つのテーマから選べる今回は、応募作品の中から『魔法の言葉』をご紹介します。魔法の言葉私にとって心に響く出来事は、小学校の担任の先生とのエピソードです。私は小学校入学からメガネが必要で、当時周りにはメガネをかけている同級生はいませんでした。周りの人と違うそれだけでからかわれ、メガネザル!と言われる、顔が変と笑われた思い出があります。小学校一年生の出来事ながら30歳を過ぎた今でも思い出す事があります。そんな時何気なく母に、「私小さい頃からメガネだったよねー、大変だったなぁ」と話した時に、母が言ってくれた事があります。「そうだね。入学式から眼鏡だったね。周りにはそんな子珍しいから大変だったよね。だけど担任のS先生が、人の特徴で笑ったり、からかってはいけないってクラスで言ってくれてたんだよね」初めて聞いた話しでした。目頭が熱くなり泣きそうになりました。その時は、へぇーそうなんだと平静をたもっていましたが、心の中でS先生への感謝の言葉と、自分は守られていたとあらためて感じました。S先生は、とても厳しい先生という印象がありました。授業で「道」という漢字の書き方を間違えてしまい、どこが間違えているのか分からず、居残りをした事があります。私だけが最後まで分からず、分かるまで帰れませんでした。あの時は土曜日授業がまだあった頃で、クラスのみんなは下校しているのに私だけ先生と残り、ひたすら「道」という漢字を書き続け、どこが間違えているのか本当にわからず最終的には先生の前で大泣きしてしまった事があります。それでやっと答えを教えてもらい帰る事ができました。今思うとなぜ、間違いに気が付かなかったのか謎ですが、その時の私は、無言で先生と2人きりで教室にいる恐怖が耐えられなかったのだと思います。帰り道も1人泣きながら、先生なんて嫌いだ、先生も私の事を嫌いなんだと思いながら帰りました。そんな苦い思い出があったので、S先生がクラスで私の事を言ってくれたのを聞いて、驚きと感謝と感動がいっきに押し寄せました。S先生は、厳しい先生だったけど、優しく、一人一人に向き合い、寄り添ってくれる素敵な先生だったんだと改めて思いました。からかわれ、傷ついた事は確かに残ります。でも、守ってくれている、守られている事が分かれば思い出と共に小さい頃の自分の事も好きになれるのだと思いました。S先生!先生の生徒でよかったです!「道」もう、間違わないよ!そして、1人泣いて帰っている小学生の私にも、大丈夫だよと言ってあげたいです。grape Award 2020 応募作品テーマ:『心に響くエッセイ』タイトル:『魔法の言葉』ペンネーム:わんさんエッセイコンテスト『grape Award 2020』開催中!2017年から続く、一般公募による記事コンテスト『grape Award』。第4回目となる2020年は、例年通りの『心に響く』というテーマと、『心に響いた接客』という2つのテーマから自由に選べます。今回も、みなさんにとって「誰かに伝えたい」と思う素敵なエピソードをお待ちしております。『grape Award 2020』詳細はこちら[構成/grape編集部]
2020年08月12日齊藤工始動のリモート映画プロジェクト『TOKYO TELEWORK FILM』(TTF)より、第6弾となる最新作が完成。予告編とコメントが到着した。斎藤工、伊藤沙莉、大水洋介らが出演するTTF#1『テレワーク・セッション』、斎藤さんと永野が出演するTTF#2『潜入!限界集落!』、そしてTTF#3『HOME FIGHT』、TTF#4『C●RONAPLY+-ANCE』、TTF#5『潜入!限界集落!2 -猫祭り-』に続く第6弾は、滝藤賢一、筧美和子、板谷由夏らが出演する『でぃすたんす』(監督・脚本:清水康彦)。滝藤さん演じる仕事熱心な男は、家族関係が希薄になっている。「コロナが落ち着くまで実家にいます」と娘を連れて家を出た妻(板谷さん)。リモートワークに慣れないまま、男は友人(平子祐希)に勧められたオンラインラウンジの女性(筧さん)と関係を深めていく…というストーリー。到着した予告編では、男(滝藤さん)が「言葉では置きかえられなくなるんですよ、夫婦というのは」と切り出し、また「変わるというか、変えるか」と意味ありげにつぶやく女(筧さん)。そして、テレワークに慣れない男とその妻(板谷さん)との会話も映し出されるが、どうやら関係に距離がある様子だ。今作に出演した滝藤さんは「リモートならではの色々なハプニングがありながら、筧美和子さん、板谷由夏さんをはじめキャスト・スタッフの皆さんとのセッションは堪らなく刺激的で休み過ぎて完全に熟睡していた仕事への情熱と、衝動が抉り出されるという感覚に……。まるで生まれ変わった気分です。多くの方に観ていただけることを切に願います」とコメント。筧さんは「滝藤さんとはお仕事でご一緒させていただく機会が多いですが、いつもと違う新たな関係を演じられたのもとても新鮮でした」と撮影をふり返り、板谷さんも「滝藤さんとのリモート芝居は、彼の温度を離れていてもビシビシ感じる事ができ、お芝居することの可能性は、まだまだある、と心踊りました」と感想を。企画・プロデュースを手掛けた齊藤さんは「コロナ禍による現代の新たな距離、ソーシャルディスタンスと言うより、パーナソルディスタンスをビターに、またチャーミングに描いています。リモート作品と言う企画的、時世的な枠を超えた、新たな味わいの1作になったと思います」と自信をみせている。『TTF』は、新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言を受けた外出自粛要請により、映画業界はじめ大打撃のエンタテインメント業界で、先行きの見えない現場に対峙し、齊藤さんが“STAY at HOME”をテーマに、日常化するテレワークを舞台にした映画企画として始動。俳優、芸人、ミュージシャン、一般ユーザーまでをも次々巻き込み、テレワークセッション(フェーズ1)、テレワーク会話劇(フェーズ2)を経て、短編・長編を想定した製作(フェーズ3)へと発展させた3つの段階(フェーズ)で製作を展開予定。また、2020年中の長編公開を目指している。なお、岩切一空監督製作リモート短編『第七銀河交流』、オンライン体感<ライブ>上映で試みた、狐火ラップパート『再々録コンプライアンス』、飯塚貴士監督『C.C.C.C(サイバー・コロナ・コップ・カルヴィン)』、齊藤工監督『C●RONAPLY+-ANCE』の4作品の併映上映+岩切一空監督&二宮健監督トーク(予定)を併せた『COMPLY+-ANCE コンプライアンス/SIDE-B』の上映も決定している。TTF#6 『でぃすたんす』ワールドプレミア上映は6月12日(金)19時30分「STAY HOME MINI-THEATER」にて上映。(併映作品:『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』TTF#4『C●RONAPLY+-ANCE』)『COMPLY+-ANCE コンプライアンス/SIDE-B』は6月12日(金)22時/13日(土)14時/20(土)17時/21日(日)20時、「STAY HOME MINI-THEATER」にて上映。(cinemacafe.net)
2020年06月09日こんにちは、エェコです。今回は幼稚園の先生と娘に教えられたことについてです。■幼稚園で学んだ交通ルールを実践!外出自粛といっても日の光を浴びたり、ちょっとの運動したりしないと体力的にやばい…! そして体力が落ちると普通に体調不良を起こす…!と思い、散歩を日課にしています。田舎なので、ただでさえ人通りが少ないうえに、大抵の人は車移動。車さえ気をつけていれば、すれ違うのは野良猫くらいです。娘は横断歩道でこれでもかってくらいスゴイ勢いで手をあげて自分アピールしてます。あんまり勢いがいいので聞いてみると…想像もつかなかった答えが!■ひとりひとりの心がけで優しい世界に…さすが先生! とってもいいことを教えてくれる~!そしてそれをちゃんと理解して、広げようとしている娘もいい子すぎる~!かわいい娘が広げようとしてる「いいこと」私も…私も…いいことはどんどんマネしていけば、広がって、みんないい子になるよね。単純なようで大人になると難しいことですが、娘の純真さと先生の教えに心が洗われました。私もこれからどんどんいいことマネしていこっと!
2020年05月24日齊藤工監督が“STAY at HOME”をテーマに、テレワークを舞台にした映画企画『TOKYO TELEWORK FILM』を始動、リモート撮影でクランクインしたことが分かった。東京都の外出自粛要請を受け、自宅環境での“娯楽の選択肢”として特別Webサイト「A TAKUMI SAITOH FILM」を立ち上げ、監督作品や出演関連作、レコメンド作品や映画を随時更新中の齊藤監督。そんな中での立ち上げとなった本企画『TOKYO TELEWORK FILM』は、鬱屈に屈さず、ウイルスショックによって生まれ行く「テレワークカルチャー」を記録し続け、連作を時系列に並べるオムニバス映画となっている。「テレワークセッション」(フェーズ1)、「テレワーク会話劇」(フェーズ2)を経て、「短編・長編を想定した製作」(フェーズ3)へと発展させた3段階(フェーズ)で製作を展開、2020年中の長編公開を予定している。4月20日に撮影が終了した「テレワークセッション」では、テレビ電話で繋がったキャストが本人として実名で登場し、『コーヒー&シガレッツ』(ジム・ジャームッシュ監督)のテレワーク版のようなドキュメンタリー性ある仕上がりに。そんな第1弾の出演は、齊藤監督のほか、伊藤沙莉、大水洋介(ラバーガール)、酒井健太(アルコ&ピース)ら。近日撮影予定の第2弾以降には、秋山ゆずきらが参加予定。長編映画へと更新と進化する間に、Webにて随時公開を予定しているという。そして第1弾として、4月29日(水・祝)にプレオープンするオンライン映画館「STAY HOME MINI THEATER powered by mu-mo Live Theater」にて、齊藤総監督映画『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』との併映でプレミア上映が決定。トークイベントも開催される。<監督:齊藤工コメント>「漁師は漁に出られない時は網を縫う」と言う言葉があります。この"予期せぬ事態"に対し、従順に自主規制をかけながらも、そこから新たな歓びや愉しみを見付ける事はその網の目を密にする事我々人間の進化に繋がると、割と本気で思っています。(人命・医療・インフラ最優先ですが)手探りですが、様々な方々とオンラインで繋がり、お力・才能をお借りし、知恵を絞り合い、共に可動域を広げながら、"今(在宅・遠隔)だからこそ出来る事"を発掘、開拓して行きたいと思います。具体的に、悠々と、迅速に。STAY at HOME 斎藤工(cinemacafe.net)
2020年04月23日人気イラストレーターのしばたまさんが、フォロワーのみなさんから募集した実話のエピソードを漫画化!今回は…「スカッとするお話」です!「これは引くわ~」ってほど頭にきちゃいました。byしばたま 『1万人がいいね!した 心ゆさぶる本当の話』 イラストレーターしばたまさんのInstagramに集まった、ほんわかゆるーいストーリーから衝撃的なオチや深く考えさせられる話が書籍化。日常の中で起こる心揺さぶられる珠玉のドラマたち!▼前回の記事を見る 【キュンとする話】妊娠中の夏バテで寝てばかり…呆れた夫に意見したのは! 【スカッとする話】強引な引き止めで結婚退職できない…パワハラ上司に意見したのは! 【感動する話】小学生だった私を助けてくれた彼…10年後にわかったヒーローの正体 \「しばたまさん」の記事が動画になりました!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年04月08日映画『ゾッキ』が2021年4月2日(金)に全国公開。俳優の竹中直人、山田孝之、齊藤工の3名が監督として共同制作を行う。シュールな人気コミックを実写映画化映画『ゾッキ』は、大橋裕之の人気漫画『ゾッキA』『ゾッキB』を実写映画化するもの。シンプルな線、半円や三日月で描く「目」など愛らしく奇怪な画風で、何気ない日常の独特のおかしみや人間の優しさをシュールに描いている。『ゾッキA』『ゾッキB』は大橋の初期短編集となっており、およそ30編の短編作品を収録。映画『ゾッキ』は、その中から多数エピソードを織り交ぜて構成し、脚本を舞台演出家・劇作家の倉持裕が書き上げている。<ストーリー>今日も地球は<秘密と嘘>で回っている。ある女は<秘密は大事に、なるべくたくさん持て>と助言する祖父が告白した、秘密の数に腰を抜かす。ある男は、あてがないというアテを頼りに、ママチャリで‟南”を目指す旅に出る。ある少年は、成り行きでついた<嘘>をきっかけに、やっとできた友達から‟いるはずのない自分の姉”に恋をしたと告げられ、頭を悩ませる。ある青年は、今は消息不明の父と体験した幼い日の奇妙な出来事を思い出していた。そして日々なんとくアルバイトに勤しむひとりの少年は、‟ある事件”が海の向こうの国で起きたことを知るー。竹中直人・山田孝之・齊藤工の3名が監督監督を務めるのは、人気俳優の竹中直人、山田孝之、齊藤工の3名。山田孝之にとっては映画監督初作品となるが、竹中と斎藤は過去にもこのキャリアで経験を積んできた人物。竹中はヴェネチア国際映画祭の受賞作品『無能の人』を含め、映画監督として数々の作品を世に送り出した大ベテラン。また斎藤工は2018年に『blank13』で映画監督として長編デビューを飾り、第20回上海国際映画祭でアジア新人賞部門最優秀監督賞を始め8冠を獲得している。各監督にはそれぞれ担当のエピソードやキャラクターがあり、それらが繋がったり交差するシーンで、2人または3人で一緒に演出を手掛ける。キャスト気になる出演者には、豪華キャストが大集合。吉岡里帆、鈴木福、満島真之介、柳ゆり菜、南沙良、安藤政信、ピエール瀧、森優作、九条ジョー(コウテイ)、木竜麻生、倖田來未、竹原ピストル、潤浩、松井玲奈、渡辺佑太朗 、石坂浩二(特別出演)、松田龍平、國村隼が集うほか、Chara が音楽監督を務めるなど、豪華メンバーのコラボレーションが実現した。なおロケ地となったのは、原作者である大橋の生まれ故郷・愛知県蒲郡市。「海のまち」と呼ばれ、三河湾や山々の情緒ある風景が広がる。監督の3名は原作が生まれた場所である蒲郡での撮影にこだわり全編オールロケを行った。竹中直人・山田孝之・齊藤工コメント映画の公開にあたって、竹中直人、山田孝之、齊藤工の3名と、原作者の大橋裕之は下記の通りコメントしている。竹中直人コメント全てのキャスティングが、山田孝之組も、齊藤工組も最高のキャストが集まったと思いますね。僕も本当に理想のキャストだった。役者を演出するのはとても楽しい仕事なんで、撮影が終わって、今すごい寂しいですよ。でもこれからどんな風に仕上がっていくのかという緊張があるので、これからが始まりです。蒲郡の皆さんには大変お世話になりました。本当に良い所ばっかりでしたね。ロケハンも順調だったし。1箇所許可が降りないってなった時にちょっと焦ったんですけど、撮影がなかった時に散歩したら素敵な場所が見つかって、近所の方々もとても協力的な方で、とても皆さん優しくて。蒲郡の天候にも恵まれて、寒いと言っても耐えられない寒さじゃなかった。どこに行ってもご飯が美味しかった。皆さんが作ってくれたお弁当も、とても美味しかった。毎日毎日手書きのメッセージを頂けたのは本当に素敵な時間で、あっという間でした。山田孝之コメント大変なことはありましたが、本当に楽しかったですね。そして何より嬉しかった。このスタッフとチームで撮影が出来たことや、理想的なキャストが集まってくれて、目の前で芝居をしてくれているのが本当に嬉しかったです。特別な演出や見せ方はしていないですが、「お芝居をしていない風に見えること」が一番重要かなと思っていて、その人がその時を生きていて、その時感じた感情から言葉が出てくるようにしなければいけない。なので「相手の言葉を聞いて」というのはよく言っていたかも知れないですね。蒲郡での撮影は、本当に多くの人に助けてもらいました。そのおかげで、極限まで無駄なストレスなく、俳優さんたちに芝居をして頂くことが出来たと思います。地元の方の協力がなかったら出来なかったです。本当に感謝しかないです。大勢で動いていると頭で考えた通りにいかないことがほとんどですが、でも確実に今後の映画作りにおいて何かしら希望になる作品になるんじゃないかと、確信してますね。そうなったらいいな。齊藤工コメントこれまで映画を撮ってきた中で、原作が初めてだったり、このスタイルは初めてだったのですが、振り返ると不安はなかったですね。ロケハンに来る度にここ最高だなって。蒲郡の方々にどうしてもセットじゃ映らない生きた時間があって、街自体の歴史みたいなものが絶対に宿るだろうなって。ここに役者さん達が存在することで間違いなく実写ならではの、ゾッキの世界になるんだろうなって確証があって。撮影が始まっても、キャリアのある竹中さん、山田監督、僕も含めて状況を見てじゃあ一歩下がろうとか、ここはイニシアチブを自分が取ろうとか三者が三様で出来たと思います。その複雑性みたいなものをスタッフの皆さんがきちんと指揮をとって下さって、僕らにとってもやりやすかったし、最高だった。僕らに困惑を見せることなく伸び伸びと、それぞれのシーンを一緒に切り取って下さった。編集に入るのが楽しみです!本当に満足のいく撮影ができたなと思います。大橋裕之(原作者)コメントお弁当に付いてくるメッセージカード(スタッフ・キャストのロケ弁当に添えた応援メッセージのこと)は、幼稚園の園児さんたちが書いてくれて、すごい嬉しいなと思ったんですけど、漫画の内容として、友達のお姉ちゃんのパンツを売ってもらったりとか、道すがら女の人のお尻を触ろうとしたりと、ちょっと大丈夫かな…?僕は大丈夫なんですけど…。でも本当に10何年前になんとなく描いた漫画が映画化して、取り上げて頂いてすごい嬉しいです。やり続けてきて良かったなと思います。映画のスタッフ様も、蒲郡の街の方も関わった皆様が喜んで下さってるのが本当に嬉しいです。まだまだ公開前、公開後も大変だと思うんですけど、宜しくお願いいたします。楽しみにしています。【詳細】映画『ゾッキ』公開時期:2021年4月2日(金)※3月20日(土)より蒲郡市先行公開、3月26日(金)より愛知県先行公開(※一部劇場を除く)監督:竹中直人、山田孝之、齊藤工原作者:大橋裕之脚本:倉持裕出演者:吉岡里帆、鈴木福、満島真之介、柳ゆり菜、南沙良、安藤政信、ピエール瀧、森優作、九条ジョー(コウテイ)、木竜麻生、倖田來未、竹原ピストル、潤浩、松井玲奈、渡辺佑太朗 、石坂浩二(特別出演)、松田龍平、國村隼製作:映画『ゾッキ』製作委員会制作:and pictures、ポリゴンマジック配給:イオンエンターテイメント■『裏ゾッキ』公開時期:2021年春撮影・編集・監督:篠原利恵音楽:重盛康平 題字:大橋裕之出演:蒲郡市の協力者、竹中直人、山田孝之、齊藤工 他製作:映画「裏ゾッキ」製作委員会企画:伊藤主税、山田孝之配給:イオンエンターテイメント©2020「裏ゾッキ」製作委員会
2020年03月02日竹中直人、山田孝之、齊藤工の3名の監督が共同製作する映画『ゾッキ』が、2月24日(祝・月)にクランクアップ。撮影をふり返るコメントや、撮影中の様子をとらえた写真も到着した。本作は、大橋裕之の短編漫画集「ゾッキA」「ゾッキB」の実写映画。およそ30編の短編作品が収録されている原作だが、映画ではその中から多数エピソードを織り交ぜて構成し、舞台演出家・劇作家の倉持裕が脚本を書き上げた。撮影は、大橋氏の生まれ故郷・愛知県蒲郡市で2月4日にクランクインし、初日は竹中監督と齊藤監督が2人で演出するシーンからスタート。今作では、監督たちにはそれぞれ担当のエピソードやキャラクターがあり、それらが繋がったり交差するシーンで2人または3人で一緒に演出した。また、映画初メガホンとなる山田監督は、2人の撮り方を見て後半から始まる自身の担当シーンに備えた。撮影が始まると、初めてとは思えないほど落ち着いていたという。監督たちはキャスト側に立ち、身体やメンタルのケアなど、演じやすい環境作りに努める様子も見られ、それぞれ実演して演出する場面もあり、それ自体が見事で拍手が湧き上がったことも。そして本作のラストカットの撮影は、予定になかった齊藤監督が急遽駆けつけた。3人の監督が一緒にスタートをかけ、21日間の撮影は無事に終了した。本作が監督8作目となった竹中監督は「役者を演出するのはとても楽しい仕事なんで、撮影が終わって、今すごい寂しいですよ」と言いつつも、「でもこれからどんな風に仕上がっていくのかという緊張があるので、これからが始まりです」と気持ちを新たにする。「大変なことはありましたが、本当に楽しかったですね」とふり返った山田監督は、「このスタッフとチームで撮影が出来たことや、理想的なキャストが集まってくれて、目の前で芝居をしてくれているのが本当に嬉しかったです。特別な演出や見せ方はしていないですが、『お芝居をしていない風に見えること』が一番重要かなと思っていて、その人がその時を生きていて、その時感じた感情から言葉が出てくるようにしなければいけない。なので『相手の言葉を聞いて』というのはよく言っていたかも知れないですね」と演出方法を明かしている。齊藤監督は「撮影が始まっても、キャリアのある竹中さん、山田監督、僕も含めて状況を見てじゃあ一歩下がろうとか、ここはイニシアチブを自分が取ろうとか三者が三様で出来たと思います。その複雑性みたいなものをスタッフの皆さんがきちんと指揮をとって下さって、僕らにとってもやりやすかったし、最高だった」と大満足の様子。撮影地の蒲郡市では、映画支援のため蒲郡商工会議所を中心とした官民一体の実行委員会「映画『ゾッキ』蒲郡プロジェクト委員会」が組成。3週間の撮影期間は映画スタッフに加わって200人を超える実行委員が様々な支援を行った。スタッフ・キャストに支給するロケ弁当に応援メッセージを添えるアイディアが出ると、市内の様々な施設で募った手書きのメッセージカード3000枚も集まり、映画製作者と市民を繋げる大変大きなイベントに。蒲郡市全体を巻き込み、街は賑わいをみせたそう。竹中監督も「蒲郡の皆さんには大変お世話になりました。本当に良い所ばっかりでしたね。ロケハンも順調だったし。1箇所許可が降りないってなった時にちょっと焦ったんですけど、撮影がなかった時に散歩したら素敵な場所が見つかって、近所の方々もとても協力的な方で、とても皆さん優しくて。蒲郡の天候にも恵まれて、寒いと言っても耐えられない寒さじゃなかった。どこに行ってもご飯が美味しかった。皆さんが作ってくれたお弁当も、とても美味しかった。毎日毎日手書きのメッセージを頂けたのは本当に素敵な時間で、あっという間でした」と感謝。山田監督も「本当に多くの人に助けてもらいました。そのおかげで、極限まで無駄なストレスなく、俳優さんたちに芝居をして頂くことが出来たと思います。地元の方の協力がなかったら出来なかったです。本当に感謝しかないです」と話している。また、気になるキャストは秋頃発表予定。キャストについては、口を揃えて「理想の、最高のキャストが集まった」と話している。『ゾッキ』は2021年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年02月28日斎藤工が“齊藤工”名義で、企画・原案・脚本・撮影・写真・声そして総監督を務めた『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』。この度、独特の世界観映し出す本予告映像と2種類の新ビジュアルが到着した。日々、忖度やコンプライアンス問題がニュースなどで語られ、自主規制が加速し続ける現代日本。その現状に一石二石、百万石を投じようと齊藤監督が声をかけ始動。コンプライアンスをテーマに、音楽や実写、人形アニメーションなど多様な視点と表現で、日本においての表現限界に挑戦した。監督には、数々の受賞歴をもつ岩切一空や、気鋭の人形アニメーション作家・飯塚貴士、そして齊藤さんもメガホンをとる。出演には、齊藤組に秋山ゆずき、「アルコ&ピース」平子祐希、「ラバーガール」大水洋介、古家祥吾。岩切組に、華村あすか、中井友望、半田美樹、山元駿、川島直人。音楽パートはラッパー・狐火、デジタル・ エレクトロ・ロックバンド「GARI」が担当する。今回到着した予告編では、「世界報道自由度ランキング」の日本のランキングが“67位”だということを知らせる文字からスタート。様々な部分にモザイクがかけられた映像や人形アニメーションといった、各監督の作品の世界観が覗ける。またラストには、齊藤監督自身がとあるデモを体感した自撮り映像が挿入されている。映像と併せて公開されたビジュアルは2種類。齊藤監督の撮り下ろしによるキャスト写真が並ぶ<目隠し版>、秋山さんの宣材写真に校正や落書きを加えた<校正版>。全く異なるビジュアルが完成した。『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』は2月21日(金)よりアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2020年01月28日竹中直人、山田孝之、齊藤工という日本を代表する3人の俳優が、“監督”として長編映画を共同製作することが決定した。映画監督としては8作目となる竹中さん、『COMPLY+-ANCE』に続き劇場公開長編3作目の齊藤さん、そして映画作品初監督となる山田さん。この3人が今回映画にするのは、漫画家・大橋裕之の「ゾッキ」。2018年、竹中さんが「ゾッキ」に惚れ込み、「絶対、実写映画化したい!」と強く熱望し今回の製作が始まった。公開中のアニメーション映画『音楽』の原作や、俳優デビューも果たしている大橋氏は、そのタッチやストーリーの唯一無二性から、“孤高の天才”と称されているいま注目の漫画家。「ゾッキ」の語源は、“寄せ集め”や“ひとまとめにした”という古本用語。古本市場で使われる特殊用語で、安い価格で売られるひとまとめで束ねられた「ゾッキ本」からきている。映画化では、本作が生まれた原点である大橋氏の生まれ故郷・愛知県蒲郡市での全編オールロケを敢行し、多彩なキャストや音楽など、それぞれのこだわりや人脈を集結させて、2月に撮影がスタート。また山田さんは、先行単独で蒲郡市入り。ロケ地の視察や現地の人たちと交流し、準備をしてきたという。脚本は、舞台演出家で劇作家、『十二人の死にたい子どもたち』も手掛けた倉持裕。監督たちの感性や原作の作品性を大切にまとめ、書き上げた。<監督コメント>竹中直人まさかこんなときがくるなんて…大ファンだった大橋裕之さんの作品を映画にすることが出来るなんて…まるで夢のようなできごと…夢のまたゆめのようなできごと…ぼくが感じた大橋さんの世界をどこまで映像化出来るのか…この思いに集まって来てくれた方々と夢中になって作ります!山田孝之初めてゾッキを読んだ時の衝撃、感動、恐怖、希望。それらを自分なりの表現で伝える。怖くもあるけどゲボが出るほど楽しみです。監督のイメージはあるものの監督をしたことがない僕ですが、竹中監督、齊藤監督と協力して心を刺激する作品に仕上げたいと思います。齊藤工監督陣がやや派手な門構えに見えるかも知れませんが、作品至上主義の映画人が集まっていて、大橋裕之さんの最高過ぎる原作に忠実に、かつ実写ならではの裏切りを行いたいと思っております。このプロジェクトの発起人である竹中直人さん、そして、この作品に関わるきっかけをくださった前野朋哉さんに心から感謝致します。『ゾッキ』は2021年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年01月16日アイドルグループ・日向坂46の齊藤京子が11日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡 北館大展示場で開催された「SDGs 推進 TGC しずおか 2020 by TOKYO GIRLS COLLECTION」(TGC しずおか 2020)に出演した。齊藤は、韓国ブランド「17kg」ステージのトップバッターを飾り、ミニ丈のワンピース姿を披露。歓声を浴びながら笑顔でランウェイを歩き、キュートな指ハートを飛ばす場面も。先端ではウインクし、観客を魅了していた。「TGC しずおか」は、地域の魅力や産業をコンテンツ化し全国へ向けて発信する東京ガールズコレクション(TGC)による「TGC地方創生プロジェクト」の一環で、今年2回目の開催。昨年は、国連総会で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(SDGs)の普及を目的に開催されたが、2年目となる今回は、より具体的にSDGsに取り組んでいきたいという思いを込めて「LET’S TAKE ACTION」をテーマに掲げ、ファッションショーやライブイベントなどを展開した。
2020年01月12日こんにちは、エェコです。園児のお子さんをお持ちの親御さん、もう発表会はすみましたか? 我が子が頑張る姿、感動しますよね。今回は、そんな舞台裏のお話です。■保護者として発表会のお手伝いお手伝いは主に雑用。先生の指示にしたがって園児の補助をするというものでした。幼稚園児がやるとはいえ、本番は先生も園児も緊張していて張り詰めた空気が漂っていました。■先生が小さく声援を送っていた舞台が始まればお手伝い係にすることはなく、舞台袖で見守っているだけです。そんななか…■娘が出ていない発表で涙!そうですよね、クラスみんなで劇の演目を決めたり、先生も一緒になって練習したり、園児たちが帰ったあとに衣装を作ったり、小道具大道具を作ったり…。園児だけでなく、先生にとっても集大成です。先生も一生懸命に取り組んでくれた日々を考えると、感極まって泣いてしまいました。そして我が子の出番のときも泣いてしまいました。泣きっぱなし。先生のおかげで子どもたちが全力を出し切って発表できるんだなと改めて感謝しました。先生、これからもよろしくお願いいたします。
2019年12月01日来年放送されるHBOアジア制作のオリジナルアンソロジーシリーズ「フードロア」のひとつ、齊藤工監督作「フードロア:Life in a Box」の主演が安田顕に決定。ほか全キャストが発表された。本シリーズは、シンガポールの巨匠エリック・クーが製作総指揮を務め、アジアの8つの国<日本、シンガポール、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム>を舞台に、アジア料理をテーマに魂を味と香りで表現する複数のエピソードからなるアンソロジーシリーズ。2019年に第1弾の「フォークロア」シリーズにつづき、今回アジア各国の気鋭監督が集結し、“食”をテーマにした8エピソードが展開される。日本からは、俳優・監督として活躍する齊藤さんが第1弾「フォークロア:TATAMI」に引き続き、「フードロア:Life in a Box」の監督として参加。せわしない東京から離れた電車の中、スランプに陥った絵本作家、妻を亡くしたばかりの男と彼の娘、引退した年老いたプロレスラーと、3組4人の乗客が偶然居合わせた。電車の中で彼らの孤独な人生が交錯したとき、長い間忘れていたある食にまつわる記憶が呼び起こされる…というストーリー。主演を務めるのは、『愛しのアイリーン』「正義のセ」「下町ロケット」や、現在放送中の「俺の話は長い」にも出演する安田顕。妻を亡くしたばかりの男を演じている。さらに、ミュージシャンの傍ら俳優としても活躍する安藤裕子が絵本作家役、プロレスラーのザ・グレート・カブキが元プロレスラー役、女優でモデルの川床明日香が安田さん演じる男性の娘役。ほかにも、女優・松原智恵子が出演、板谷由夏も友情出演している。なお、齊藤監督作品のほかにも「フードロア」シリーズには、エリック・マッティ監督「Island of Dreams」、ファン・ダン・ジー監督「彼は魚をさばき、彼女は花を食べる」、ビリー・クリスチャン監督「マリアの秘密のレシピ」、ドン・アラビンド監督「A Plate of Moon」、ペンエーグ・ラッタナルアーン監督「ケータリング」、エリック・クー監督「タマリンド」、ホー・ユーハン監督「Stray Dogs」というエピソードで構成されている。「フードロア:Life in a Box」は2020年2月15日(土)12時~スターチャンネルほか放送。(cinemacafe.net)
2019年11月21日俳優の斎藤工が“齊藤工”名義で約50分の中編映画『TATAMI』を完成させた。米ケーブルテレビ放送局HBOのアジア部門である“HBOアジア”が、アジア6カ国を舞台に製作したホラーアンソロジー『フォークロア』シリーズの“日本代表”。各国の民間伝承をベースにした恐怖の競演は、シンガポール映画界の巨匠で、齊藤が主演した『家族のレシピ』のエリック・クー監督が製作総指揮を務めている。すでに長編監督デビュー作『blank13』で、その手腕が高く評価された齊藤が、日本のホラーという“縛り”の中で選んだのが、畳という題材だった。「スポーツのアジア予選じゃないですけど、他の5作品との“勝負”は意識しましたね。勝ち負けではありませんが、作品への評価は如実に出ますから。その上で、各国の特性を表現するプロジェクトなので、日本なら畳かなと。畳(TATAMI)そのものが世界共通語でもあるし、目には見えない畳の裏側に、漠然とした恐怖が宿るという感覚は、とても日本らしいと思いました」(齊藤)。ホラー映画に初挑戦し「恐怖の強度を盛り込み、どこに力点を置くべきか考えた。やはり、ジャンル映画は、客席が沸くような描写が必要ですから」と振り返る。主演を務めるのは、日本映画界には欠かせない存在の北村一輝。最近では『アラジン』の日本語ボイスキャストとして、悪役ジャファーを演じ話題を集めたが、いち早く海外に目を向け、『KILLERS キラーズ』(日本・インドネシア合作)、『ザ・レイド GOKUDO』(インドネシア)に出演したアジア進出の先駆者でもある。「国により、恐怖の対象にいろいろなパターンがあり面白いし、畳に目をつける齊藤さんのセンスも“らしいな”と。例えば『KILLERS キラーズ』では、人が人を殺す恐怖を描いていますしね」(北村)。本作では、殺人事件を追うフリーライターの主人公を演じ、父親の急死をきっかけに、“畳に沁みついた”家族の忌まわしい真実に向き合う難役に挑んだ。役作りについて聞くと「ホラー映画は観客がどう見るか、そこを考えないといけない。だから、役作りはもちろん大切ですが、“自分がそこにいる”そのこと自体が大事かなと思いますね」と答えてくれた。「アジア、そして世界への挑戦」とも言うべき今回のタッグ。実現の裏には、齊藤と北村が育んだ20年来の親交があった。「僕がほぼ初めて足を踏み入れた映画の現場に、北村さんがいらっしゃった。それ以来、背中を見続けています。今回も本当にお忙しい中、徹夜で台本と向き合ってくださり、共犯関係を築きながら、クランクインできた。タイトな撮影でしたが、信頼と安ど感がありましたね」(齊藤)。それでは北村の目には、監督“齊藤工”はどのように映ったのだろうか?「アーティストだよね。まるで絵を描いている感覚。現場で声を荒げるようなこともなく、すごくコツコツ積み上げていくタイプ。監督をやっていくうえで必要な技術とセンスを持っていると思いますね。もちろん、俳優の目線もあるし、“これって、やりにくくないですか?”といったディスカッションもしやすい。やればやるほど、悩むことも多いでしょうけど、今後も監督業を続けてほしいと思いますよ」(北村)『フォークロア』(全6話)BS10スターチャンネル【STAR2 字幕版】11月10日(日)午後2:45~ 一挙放送 ほか※齋藤工監督『TATAMI』は11月10日(日)15:45~取材・文:内田 涼スタイリスト:【北村】中村剛(ハレテル)、【齊藤】川田力也【北村衣装】ジャケット400000円、Tシャツ55000円、パンツ140000円、シューズ105000円 以上全てグッチ(グッチ ジャパン)(問い合わせ先)グッチ ジャパン クライアントサービス(グッチ)0120-99-2177【齊藤衣装】オールインワン 210000円(Kazuki Nagayama/STUDIO FABWORK)
2019年10月10日こんにちは、なきりエーコです。今日は、息子の通う小学校で、いままであった家庭訪問がなくなったお話です。ズボラ主婦としては、掃除をしなくてすんでラッキーだと思っていたのですが…。■家庭訪問前は大掃除が欠かせないそうなんです! 今年は家庭訪問なくなったんです!ずっと変わらない行事だと思っていたのでビックリしました。ズボラ主婦、普段の掃除は最低限です。玄関を中心に、万が一部屋に上がられたときのことを考えて(先生によってはお邪魔すると聞いてたもので)リビングや廊下など年末の大掃除並みにがんばってました。■先生になにを相談したらいいのか?先生も受け持って間もない生徒の資料を集めるのも大変だし、約束の時間に生徒の自宅に来るのも大変だったのでは? と思ってました。私としても学年があがってほんの1ヶ月くらいで、ぶっちゃけ先生にご相談する事柄がなくて、毎年コミュ障を大爆発させて困ってました…。ってか、先生はやはり自宅まで確認しにくるんだね…。緊急時に必要なのかな?先生、お疲れさまです…!先生の陰ながらの努力に応援を込めて、私も家まわりの掃除、がんばります!(家まわりは部屋よりもやってない…)
2019年09月08日アイドルグループ・日向坂46の加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、河田陽菜、小坂菜緒、丹生明里が17日、都内で行われた「日向坂46『FROZEN PARTY』アンバサダー就任披露イベント」に出席した。ローソンは、全国の店頭で販売しているアイス『FROZEN PARTY』(フローズン・パーティー)の商品アンバサダーに、日向坂46を起用。同商品は、「毎日を頑張るすべての女性」をターゲットにしているおり、この日は抽選で選ばれた200人の女性ファンを招いてのイベントに、日向坂46のメンバーが登場した。200人の女性ファンを前にしてキャプテンの佐々木久美は「うれしいですね。女性限定というのはあまりないので、すごく今日を楽しみにしていました」と笑顔を見せ、「私自身も撮影の時に食べさせていただきました。すごく美味しくてビックリしたので、皆さんもたくさん食べてください」と同商品をアピールした。イベント中には、観客からの質問に答えるコーナーもあり、「夏メイクで崩れないように気をつけていることは?」という質問に、齊藤京子は「光り輝かせるメイクをしています。夏は熱いので、白い粉が必須だと思いますね」と回答し、「白いお粉は全員塗っています(笑)」と暴露する場面もあった。また、得意料理については「餃子ですが、レシピがあれば何でも作れます」(佐々木)、「お菓子作りが好きで、小学生の頃からお母さんと作っていました」(小坂)と料理自慢のメンバーがいる中、河田陽菜が「料理は1回ハマって作っていたんですが、人が作る料理の方が美味しいのでやめました」と話した。イベントの最後には『FROZEN PARTY』をイメージしたゆるキャラを3分間で書き上げるコーナーも実施。最終的には河口が優勝して『FROZEN PARTY』の1年分を賞品として受け取り、「ありがとうございます。すごくうれしいです」と喜んだが、最下位には佐々木久美をモデルにしたキャラクターを描いた加藤史帆に決定。加藤は「佐々木久美をイメージしました。時間がなくてあまり似てないですね(笑)」と言い訳をするも、モデルとなった佐々木は「違いますよ! 私こんなにほくろ大きくないです!」とご立腹。最後に罰ゲームとして愛の告白を披露した加藤は、引き気味の客席を一望して「何この空気? 今日ずっと辛い…(笑)」と苦笑いだった。
2019年06月18日ウーマンエキサイトで人気連載中のねこおやじさんの記事 「私ってモンペ…? 保育士さんへの不満はどうすればいいのか」 では、保育士の先生の行動に疑問を持ちつつも、考え過ぎかもしれないと思い悩む様子が描かれました。子どもを保育園に送っていったとき、先生が挨拶を無視しておしゃべりに興じていたことにモヤモヤするネコおやじさん。保育園に話すのはモンスターペアレントなのか悩みながらも、子どもの不安そうな顔や子どもたちを見守ってくれるか不安になったネコおやじさんは保育園に話すことを決めます。今回は、保育施設でのトラブルについてアンケートを実施。さまざまな意見やエピソードが寄せられました。保育施設は子どもだけでなく、保護者や保育士の先生、そのほかのスタッフなど、多くの大人も集まる場所です。ルールの擦り合わせがうまくいかないことや考え方の違いがあるのは、当然のことかもしれません。■親が気になっている保育園のささいな出来事ねこおやじさんのコミックエッセイでは、保育園での朝の挨拶に関するモヤモヤがつづられています。同じように、朝の挨拶や言葉づかいなどが気になるというエピソードを紹介します。小さなことかもしれませんが、子どもって大人のすることや態度をけっこうよく見ているんですよね。親からすると、保育施設の先生のことを、子どものお手本になってくれる「保育のプロ」だと思っているからこそ、気になるポイントなのかもしれません。「まさについこの間、妹が同じことでイライラしていました。聞けば1度や2度ではないようですが、私もモンペ扱いされるようになってしまうのではないかと思い、『ひとまず様子を見るように』と言いました。妹にはママ友がいないそうで、相談する相手もなかなか身近にはいないようなので…」「私も同じく先生の態度、言葉づかいに納得できないところがありました。ほかの先生にお願いするときの言葉がきつかったり、汚い言葉使いだったり。『子どもたちが見ている前では保育者としてやめて欲しい』「ニコリともせず、子どもに対する不安要素ばかり言ってくる先生…。何が気に入らなかったのか、このような態度は1年続き、子どもも不安がるようになり本当に困りました。園長先生に相談しようかとも思いましたが、子どものことを考えやめました。いまは違う保育園にいってます」保育施設の先生も人間ですから、挨拶が聞こえないことや忙しくて余裕がないときもあると思います。だけど、親と離れることに不安を抱えながら、それでもがんばって登園する子どものことを考えると、明るく迎えてほしいというのが正直な意見…。そして時間がないなかでも手軽に相手とコミュニケーションをとれるのが「挨拶」のいいところ。先生と保護者、先生と子ども、それぞれが挨拶することで、お互いの安心感にもつながるのではないでしょうか。そして、ここで紹介した意見に共通しているのは、モヤモヤしながらも直接意見を伝えることはできなかったという点。「モンスターペアレント」だと思われてしまうのではないかという気持ちだったり、もし直接注意をして子どもが肩身の狭い思いをしないだろうかと心配したり…。でも「(先生への違和感を)言わずにいたらもっとひどくなってしまった」という意見もあり…。このような場合どうしたらいいのか、とても悩ましいですね。■現場の保育士の考え。「モンペ扱いされる人」とはアンケートには、保育園や幼稚園などの保育施設で働く保育士の方やスタッフの方からの意見も集まりました。「私は保育園で働いていました。園に寄せられる意見のなかには、あげればキリがないほど毎日のようにありましたよ〜!『挨拶がない』や『声が小さい』、『笑顔がない』、『叱り方が怖い』、『言葉が汚い』、『眠そうでヤル気がなさそう』などなど…。常に気を張って努力していました(笑)。ネコおやじさんの出来事は、私語に夢中になる先生方に非があるのでぜひ、園に伝えて欲しいです。仕事中のおしゃべりはどんな仕事でもあり得ないと思うので…」「保育士の立場から…。ぜひ、不安に思ったことがあれば、園長先生に訴えていただいたほうがいいと思います。保育士同士でも、おかしいと思うことは上に伝えていますが、なかなか問題の保育士にズバッとは注意してくれないことが多く歯がゆい思いをすることが多いのです。さすがに、父兄から訴えがあれば、注意してもらえると思うので、ひるまずどんどん言って欲しい!」コメントからも「疑問に思ったことは言って欲しい」という意見が多数でした。きっと、大切なのは伝え方。「保育士です。疑問があれば何でも言っていいと思います。ただ、その際でも『相手の意見も聞く』姿勢が大事だと思います。いわゆる『モンペ扱いされてしまう方』というのは、『文句の多い方』ではありません。『コミュニケーションがうまく取れない方』ではないかと思います。今回の件は、保育士が全面的に悪そうにも思えますが、ほかの園児や保護者の状況など、保育士にとっても保護者の方に明かせない事情があるかもしれませんから」もし違和感があり、先生に伝えると決めたとしても、送り迎えの短い時間のなかで保護者が見ていることがすべてではない「前職が保育士でした。どこの保育園も挨拶は徹底していました。それと、年度末前になると“ご意見ボックス”が置かれてアンケートを保護者さまに配っていましたよ! そういうときに、意見を提案をしてみたら保育園側にも伝えやすいのではないでしょうか」ご意見ボックスなら、面と向かって話す必要がないので、言いにくいと思っていたことも少しハードルが下がって書けそう! そんなときも、自分の感情を全面に出すのではなく事実を伝えることをメインにしながら、読む相手のことを考えて書ければいいなと思います。■保育士と保護者、手を取り合って子どもを育てたい挨拶に限ったことだけでなく、保育施設でのトラブルについてのエピソードはほかにもたくさん。「以前、通っていた保育園。保育料を袋に入れて手渡しでしたが、支払いしたのにもう一度請求されました。確認してもらうとやはり渡してたことが発覚。そこから保育園自体を信用ができなくなってしまいました」「ほかの子のお迎えのときには、日中の様子をはなすのに、私には話してくれないのが悲しいです」「先生がイライラしてるのがこちらに伝わってくるので園での様子を聞きづらい。ちゃんと聞きたいが、気を使ってしまいノートの短文で納得するしかない」「シフト制のためか、1人の先生に言ったのにほかの先生から同じことを聞かれることが多いです。先生も忙しいことはわかるのですが、伝達事項が周知されにくいなあとは思います」伝達ミスや忙しさから対応が不十分に感じたというトラブルが多い印象でした。しかしこれらの原因のひとつには保育士の人手不足などの問題も少なからず関係していそう…。また、とくに小さな子ども同士に多いけんかのトラブルについてもエピソードが寄せられました。保育施設と保護者との関係性も大切ですが、子どもの友だち、相手の親との関係もコミュニケーション不足からトラブルが起こることがあるようです。保育施設で1日を過ごす子どもには、のびのびと安心していてほしい。最後に保育士の方からの意見を紹介します。「保育士です。朝の受け入れは、本当にバタバタです。とくに子どもは正直で、『この先生はイヤ!』ってことも。だけどシフト上、止むを得ないことも多くて…。保育士も、日々悩みながら仕事しています」保護者が子育てに悩むのと同じように、「保育のプロ」として仕事する先生たちも子どもたちとの接し方をいつも考えてくれているんですね。子どもがより良い保育環境にいられるように、親も保育士の方とお互いを尊重して、手を取り合っていけたらと思います。Q1.保育園とのトラブルについて、ご意見やエピソードがあれば教えてください回答数:182アンケート集計期間:2019/3/21~4/18
2019年06月09日皆さんこんにちは! そして初めまして、ネコおやじと申します。このたびウーマンエキサイトで連載させていただくことになりました。元シングルファザーの夫と、2人の連れ子と実子1人の子育てに奮闘している継母です。どうぞよろしくお願いします。今回は、末っ子が通う保育園で起きた先生とのトラブル。きっかけから解決するまで、全3話に分けて書きたいと思います。■保育園の先生とトラブルに…そのきっかけは?かれこれ1年ぐらい前から温めていた話なので、そろそろ描き時(描いてもバレない?)かな…? と思い、描くに至りました。どうでしょう…?これは…。百歩譲って私に対する無視ならまだしも、息子に対して朝の受け入れ体勢ができていないのと、息子が必死にアピールしている姿にも気づいてもらえない姿が、横目で見ていて不憫というか胸が締め付けられる思いだったというか…。朝、園で子どもを受け入れる瞬間やその場の雰囲気ってすごく大事だと思うんですよ。普段慣れ親しんでいる保育園でも、最初は誰でもちょっと不安だったり、緊張するものだと思うんです。これが朝、保育園に行くのをイヤイヤされた日には余計に…ってなわけですよ。子どもにも挨拶は大事だということを常々教えているわけですし、我が子に手本を見せるつもりで、私も頑張って大きな声で挨拶をするように心掛けていたんです。なので、ちょっとこりゃないだろ~~と思って、たった一度のことですけどモヤモヤしちゃいました。 次回 に続きます。 ↑ウーマンエキサイトベストコミック大賞はこちらから!
2019年03月20日白黒写真家としても活躍している齊藤工(俳優:斎藤工)のアート作品が、12月13日~16日、フランス・パリのルーヴル美術館に展示されることがこのほど、明らかになった。俳優のみならず、劇場体験の少ない子供たちや劇場のない地域、被災地を中心に、劇場体験を届けることを目的に活動している「cinema bird(移動映画館)」や、初の長編映画作品『blank13』が8冠(第20回上海国際映画祭 最優秀監督賞アジア新人賞部門含む)を達成するなど、クリエイターとしての才能を発揮。最近では白黒写真家としても活躍している。そんな齊藤工のアート作品が、パリ・ルーブル美術館 地下巨大空間カルーゼル・デュ・ルーブルで開催されるアート展「SALON DES BEAUX ARTS 2018」にて展示されることが決定(展示期間:12月13日~16日)。歴史ある学生のアートコンクール「学展」が同アート展に参加することとなり、齊藤は学展ゲストアーティストとして参加する。齊藤は「私事ですが、今年は覆面・匿名でR-1グランプリに挑戦したり(1回戦落ち)、吉本工業のNSCに通ったり(23期生)、ストリートでコントのパフォーマンスをしたり(ほぼ無視)、私なりに恥をかき捨て新しい景色を見てきましたが、まさか年の終わりにこのような事になるなんて、1ミリも思い描いていませんでした。しかしながら、どの表現も全力を尽くして来た所存なので、今回もそんな心持ちで臨ませていただきました。私如きをルーヴル美術館と言う特別な場所に導いて下さった方々、作品作りにご協力頂いたKIKO ARAIさんに心から感謝致します」とコメントしている。齊藤工撮影の写真モデル:江波杏子提供:フィガロジャポン
2018年11月20日俳優の斎藤工が齊藤工名義で発案した「cinema bird(移動映画館) in 沖縄 2018」が10日、沖縄県うるま市の伊計島にて開催され、齊藤をはじめ、歌手のChara、お笑いコンビのカミナリ、お笑い芸人の永野、ミラクルひかる、女優の伊藤歩らが登場した。「cinema bird」プロジェクトは、劇場体験の少ない子供たちや劇場のない地域の人たちに、同じ空間で感動を共有する劇場体験を届けることを目的として開催するもの。過去には宮城県石巻市、福島県広野町、大分県豊後大野市、福島県南相馬市、熊本県山鹿市で開催、今回は6回目となるが、7月に台風の影響で中止となり、今回、満を持しての開催となった。沖縄らしい心地よい気候と天気に恵まれた会場の伊計ビーチには、巨大なスクリーンとライブステージが設置。開場前から100人ほどが列を作り待っていたが、開場とともにウェルカムライブで齊藤自身が来場者を出迎えるという粋な演出で盛り上げた。映画上映前には、このプロジェクトですでにお馴染みの永野やミラクルひかる、そして今回、初参戦となったカミナリによるお笑いライブを実施。波の音と一緒に、齊藤、アーティスト・古賀小由実、豪起の3人による“cinema birds”によるゆるやかな音楽ライブも行われた。また、プロジェクト初期にはボランティアとしても参加していたという伊藤も歌声を披露した。映画は、齊藤自身が制作を行った『映画の妖精 フィルとムー』をはじめ、3本の映画を昼の部と夜の部の2回に分け参加費無料で上映。2部全体で限定800人の観客が来場した。さらに、Charaによるライブも行われ、彼女の織り成す世界観と波の音がマッチし、会場は完全にリラックスモードに。イベントの最後には、ゲストがそろって出口で来場者と握手とハイタッチを交わし、一人一人を丁寧に送り出すなど、最後まで心のこもったおもてなしとなった。齊藤は、冒頭のウェルカムライブ中に「今日は目白押しのイベントですので、楽しんでください。“伊計祭り”とも呼べるイベントにしたいと思っています。沖縄に来て、沖縄の歌を歌えるってすごいうれしいです」とあいさつ。お笑いライブでは、「以前永野さんの営業のライブにこっそり一緒に出させてもらった事があって。お客さんが8人だったから、びっくりしましたよ。本当に鍛えられました(笑)」と驚きのエピソードを披露した。また、終盤には「今のCharaさんのライブを聞いていて、今日一日のこの空間、この時間が細胞の一つ一つに染み込んでしくような、どこか皆さんの身体の一部になっているんじゃないかな、と。皆さんの背中越しにCharaさんの歌っている姿が見えて、なんて贅沢なんだろうと思っていました。僕にとっては、これが最高の心の贅沢だな、と思いますね」としみじみ。「地元の方々がこの企画を受け入れてくれて、テクニカルスタッフもほとんど沖縄の方なんです。僕らが持ち込んだのは、映画の素材とゲストの方々と“自分たちも楽しみたい“という思いだけ。あとはここにいる皆さんが完成させてくれました。『終わらなければ良いのに』という時間を過ごさせていただきました」と感謝の思いを伝えた。伊藤は「実は7月の中止になってしまったとき、前乗りをしていたのが工さんと二人きりだったんです。テレビで『昼顔』をオンエアした2日後なので(ドラマの続きかのように)沖縄までついてきてしまって、もはやホラー映画みたいだよね、と(笑)」と齊藤とのエピソードを披露。永野は「工さん、歌がうまくてびっくりしましたよ。スタッフにあの声誰って聞いたら、工さんだって言うから」と齊藤の歌声に驚いていた。
2018年11月11日専門家・プロ:陰山英男質問小2の娘の宿題のことで困っています。娘が「宿題が分からないので教えてほしい」というので教えると「先生が言ったんだからこれでいいの!」といって、それが明らかに間違っていても聞く耳を持たない状態です。たとえば、昨日の宿題の内容は、〈最初に計算するほうをカッコでくくる〉というもの。その中のひとつはこんな感じの問題でした。27+20+10=この問題を娘は、最初に数字を分解しようとしたので、「それは分解する意味ないよと」教えても、「違う!それでは先生に怒られる!」と言います。でも、途中で「分解する問題」ではなく「最初に足すほうにカッコをつける問題」ということに気がつき、(27+20)+10=と前のほうの数字にカッコをつけていました。「後ろの方の数字につけた方が簡単だよ?」と言うと、意地を張っているのか「いいの!」と言って、その後の問題もすべて前のほうの数字にカッコをつけていました。たぶん、〈最初に足す方〉の意味を「足し算の最初に書いてある方(の数字にカッコをつける)」だと勘違いしたのだと思います。こんな風に、親がアドバイスをしても聞いてもらえない場合は、どうしたら良いのでしょうか。回答こういう事例は一般的によくあることですね。実はわが家でも学校の宿題について、わたしが助言しようとすると子どもが「先生の言ってることと違うから」、といって助言を受けつけなかったことがありました。「お父さんの指導の方が絶対正しいよ」と言っても、「これでいい」と言い張ります。そのとき、わたしは「あ、そう」と言ってそのままにしておきました。なぜなら、そのことによって子どもが先生のことを信頼しているのがわかったからです。自分で間違いに気づく体験をさせましょうたとえば、親の方から「先生のやり方が違う」と言うのは、先生に対する不信を親が持っているということを子どもに伝えてしまうことになるので、あまり望ましいことにもなりません。また、先生の指導を子どもが間違って受け取っているのならば、学校に行き学習をするなかでその間違いに気がつくはずです。その「自分で気がつく」という体験の方が、意味があると思います。学習において、間違いというのは日常的に起きてきます。それがどのような形で修正されてくるかというのは大事な問題です。今回の場合は、おそらくお子さんの理解が間違っていると感じられます。しかし、学校で答え合わせをするなかで、お母さんの指摘が正しかったということを自然に知るでしょうから、それでいいのではないかと思います。どうしても親の方は心配をし、いつも正しく答えてほしいと願いがちですが、むしろどんな間違いをし、それがなぜ違うのか、どう修正すればよいのかということを知ることはもっと重要です。なぜならば、子どもたちは今後も数多くの間違いをしていくことになるからです。それを自分や先生との学習のなかで、自然に修正していくことがもっとも望ましいのです。今回の場合には、その日は「お母さんの言ったことが正しいんだけどな」、と言うくらいにしておいて、翌日「どうだった?」と聞いてみてもいいでしょう。お子さんは「お母さんの方が正しかったみたい」と、言うかもしれません。そのときには「やっぱりね」と言わずに、「自分で間違いがわかったのなら、よかったね」と、ポジティブな言葉をかけるのが良いでしょう。「先生への信頼」が、学習の基盤になる一般的にはこのように、自然な形で対応すればいいのですが、ごくまれに明らかに先生の指導が間違っているというような場合もあります。そのことで子どもの表情が暗く、神経質になるようなときには、いくつかの事例を確認しながら、機会をみて担任の先生に適切な指導をお願いされるというのもひとつの方法です。わたしの同業者である教師の問題点を指摘するのは、正直気が重いのですが、わたし自身の子育てのなかにも、そういう事例はわずかですがありました。この場合に注意してほしいのは、子どもの前では学校の先生に対する批判を控えるということです。なぜなら、子どもというのは先生への信頼を基盤として学習を進めていくものだからです。当然、その土台には、保護者が教師を信頼しているということが必要です。今回の質問の内容を見て気になったのは、ひょっとしたら「お母さんの、先生に対する信頼感が弱く、だからこそお子さんの宿題のことを気にされたのかもしれない」ということでした。もし、明らかに先生の間違った指導や、子どもに伝わりにくい言い方が原因でお子さんが誤った理解をしていると思われるような場合は、似たようなことが何度も起きることがないように、子どもたちの学習状況に注意しながら先生の指導方法にも気を配る必要が出てきます。陰山英男(かげやまひでお)1958年兵庫県生まれ。岡山大学法学部卒。兵庫県朝来町立(現朝来市立)山口小学校教師時代から、反復学習や規則正しい生活習慣の定着で基礎学力の向上を目指す「隂山メソッド」を確立し、脚光を浴びる。2003年4月尾道市立土堂小学校校長に全国公募により就任。百ます計算や漢字練習の反復学習を続け基礎学力の向上に取り組む一方、そろばん指導やICT機器の活用など新旧を問わず積極的に導入する教育法によって子どもたちの学力向上を実現している。近年は、ネットなどを使った個別の小学生英語など、グローバル人材の育成に向けて提案や実践などに取り組んでいる。2006年4月から立命館大学教授(立命館小学校副校長 兼任)に就任。現在は、立命館大学 教育開発推進機構 教授(立命館小学校校長顧問 兼任) 。全国各地で学力向上アドバイザーなどにも就任し、学力向上で成果をあげている。また、北は北海道,南は沖縄まで、全国各地で講演会を実施している。過去には、文部科学省 中央教育審議会教育課程部会委員,内閣官房 教育再生会議委員,大阪府教育委員会委員長などを歴任。著書多数。Webサイト
2018年11月05日’15年のタレント・赤井英和に始まり、最近では女優・佐藤仁美の美女ぶりが大きな話題に。そして最新CMでは、元DA PUMPのYUKINARIが劇的な変化を見せて、お茶の間をザワつかせている「ライザップ」。その陰で、リバウンド事情も同じく見過ごせない!「一般の方のリバウンド率7%に対して、これまでCMにご出演いただいたタレントさんのリバウンド率が高いということは事実です」劇的なビフォー→アフターのCMで世間の注目をあびるライザップだが、先日の株主総会で、瀬戸健社長がこう発言して話題になっている。たとえば、経済評論家の森永卓郎は、いちばんやせた2年半前よりも5キロ増。赤井英和も「5キロ戻った」と発言するなど、確かにリバウンドしているようだ。そこで本誌は、このCMに登場した有名人のうち6人をピックアップ。ダイエットのプロである低糖質(ローカーボ)料理研究家の麻生れいみ先生と、フィットネストレーナーの郡勝比呂さんにリバウンドの評価をお願いした(◎たいへんよくできました、◯よくできました、△まあまあです、×がんばりましょう。年齢は現在の年齢です)。■赤井英和(59歳/身長178cm)【体重の変化】77.1→70.1kg(2カ月で7.0kg減)【注目ポイント】「ボクサー時代の体形を知らない嫁に当時の姿を見せたい」とダイエット。「今は5kgリバウンド」と話す。【麻生先生の評価◯】「77kgは標準体重。そこから現役体重まで落としたのはさすが!」【郡さんの評価×】「本人に現役体重を維持する意味がなかったことが、リバウンドの原因か」■香取慎吾(41歳/身長183cm)【体重の変化】非公開【注目ポイント】「さりげなく篇」「銀行篇」など11本のCMでムキムキに引き締まった上半身を披露。減量データの詳細は非公開。【麻生先生の評価△】「体重の増減は年齢とともに思いどおりにいかなくなる。今後が少し心配」【郡さんの評価◯】「以前から仕事に合わせて体重を増減。今回のリバウンドも本人は想定内のはず」■生島ヒロシ(67歳/身長168cm)【体重の変化】68.5→59.4kg(2カ月で9.1kg減)【注目ポイント】健康維持と、かっこいい体形になるためにチャレンジ。「最初は半信半疑で試したが、効果はテキメンだった」と本人談。【麻生先生の評価◯】「アスリート体形まで引き締めたので、自然に標準体重近くに戻った感じ」【郡さんの評価◯】「まじめに限界まで減量。柔らかい印象に戻すために体重も戻したのでは?」■峯岸みなみ(25歳/身長158cm)【体重の変化】48.6→43.7kg(3カ月で4.9kg減)【注目ポイント】女性タレントCM登場第1号。割れた腹筋の映像とウエスト4.4cm減が話題に。ただ、半年後には顔がふっくら。【麻生先生の評価△】「体脂肪率-5.6%の成果で見た目が変化。維持できなかったのは残念」【郡さんの評価△】「アイドルは食事が不規則になりがちなので、リバウンドはやむなし」■森永卓郎(61歳/身長167cm)【体重の変化】89.4→69.5kg(4カ月で19.9kg減)【注目ポイント】持病の糖尿病対策でダイエット。尿や血液検査の数値が正常値に回復。「ギャラは500万円」とラジオで発言。【麻生先生の評価◎】「少しはふっくらしたが体形は維持。糖尿病に勝つためにがんばって!」【郡さんの評価△】「最近かなり戻っている印象。病気のこともあり、少し心配している」■遠藤章造(47歳/身長167cm)【体重の変化】69.2→59.4kg(2カ月で9.8kg減)【注目ポイント】ダイエット直後は「皮下脂肪がとれたせいか冬の寒さが身にしみる」と発言。最近は元に戻りつつあるとの声も。【麻生先生の評価△】「この方はもともと標準体重内なのに実施。戻っても標準体重内」【郡さんの評価×】「リバウンドありきで、アスリート体形をお笑いネタにしたかったのでは?」しかし、せっかくやせたのに、なぜCM出演した有名人はリバウンドしてしまうケースが多いのか。「そもそも“リバウンド”の定義が曖昧ですが、いちばんやせた体重を維持することだとすると、忙しい有名人は運動が続かない。管理してくれるトレーナーと離れてしまうのが大きい」(郡さん)
2018年10月08日齊藤工による長編初監督作『blank13』初日舞台挨拶が2月3日(土)、シネマート新宿にて行われ、齊藤監督とともに、出演する高橋一生、神野三鈴、リリー・フランキーが登壇した。節分の日に行われたイベントとあって、「今年こそ呼び込みたい福」を尋ねられた登壇陣。高橋さんが空白(blank)のフリップを出し、「ない、ブランクです。今年こそっていままで不幸みたいですし、ここに立たせていただいていることが、もう福を招いちゃっているので」ときっぱりと言い切ると、齊藤監督は「かっこいい…」と羨望の眼差しを送り、フリップを出そうとしていたリリーさんも「アホみたいに書いた…」と高橋さんの格好よさを讃えていた。『blank13』は放送作家・はしもとこうじの実話に基づく、ある家族の物語。突然失踪し、13年間行方不明だったコウジ(高橋さん)の父親(リリーさん)が、余命3か月になったときに見つかる。結局、家族との溝が埋まらないまま亡くなった父だったが、葬儀当日の参列者が語る彼のエピソードで、家族の誰も知らなかった真実とともに、それまでの空白が埋まっていく。■高橋一生「工さんは信頼して見守ってくれる」キャスティングについて、齊藤監督は「偶然なんですが、(登壇の)皆さまは“初めまして”なんです」と意外な事実を吐露。「一方的にだいぶ前から心を動かされていて、一種の恋心を抱いている好きな方たちに、半分やけくそで声をかけさせていただいた」と照れながら答えた。そんな齊藤監督とは普段、俳優として同業者の高橋さんだが、「謙遜していたけど、監督をされることはとても難しいことだと思う。工さんは信頼して見守ってくださっていてうれしかったですし、僕は途中から工さんを監督さんとして認識していたので、とても心強い人がそばにいてくれてありがたかったです」と絶大なる信頼と感謝を寄せた。■齊藤監督「ぜひ受け止めてほしい」本作は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のゆうばりファンタランド大賞受賞をはじめ、世界の映画祭で6冠を獲得という快挙を成し遂げている。各地の反響を肌で感じたという齊藤監督は、「とある映画祭では最初、内容について突っ込んでいるマダムがいて手厳しいと思っていたんですけど、進むにつれて空間の空気が変わっていくのを肌で感じました。映画が終わって、その方が涙を流して“これは私の物語だ、何でわかるんだ”と僕をハグしてくれた。いただいたどんな賞よりも重くうれしい出来事でした」と感動を伝え、「ぜひ受け止めてほしいです」と観客に呼びかけていた。『blank13』はシネマート新宿にて公開中、2月24日(土)より全国にて順次公開。(cinamacafe.net)
2018年02月03日俳優の高橋一生が3日、主演映画『blank13』(2月3日公開)の初日舞台挨拶に、神野三鈴、リリー・フランキー、齊藤工監督とともに登場した。同作は放送作家・はしもとこうじの実話を基に、長編監督デビューとなる齊藤がメガホンをとった。本年度のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で、観客賞にあたるゆうばりファンタランド大賞 作品賞を受賞。主人公・コウジ(高橋)の、13年前に失踪した父(リリー・フランキー)が、余命3カ月で見つかったことから話が始まる。舞台挨拶では、節分にちなみ「今年こそ招き入れたい福」について語ることに。高橋は何も書いていない=blankなフリップを見せ、「この場所に立たせていただいて、すごく幸福で。もう福を招いちゃっているんですね。なのであえて"blank"で」と意図を明かした。この神回答に、齋藤も思わず「かっこいい……」と感嘆の声を漏らす。共演者陣も高橋の後に出しづらいと苦笑しつつ、「ワンちゃんやネコちゃんに里親さんがたくさん決まりますように」(神野)、「家」(リリー)とフリップを掲げた。「普段なら、テレビに取り上げられそうなドギツイことを書くんだけど……」と言う齋藤は、「必要な人」と回答。海外の映画祭でも、観終わった後に「この映画は私の映画だ」と泣いていた観客がいたという同作について「全員じゃなくても、この映画が必要だったという方がいらっしゃって、そういう人に、数じゃなくて必要な人にこの映画が届くことを願っています」と真摯に語った。
2018年02月03日世界の映画祭で話題沸騰の長編映画『blank 13』。公開を前に、監督をつとめた齊藤工さんと主演・高橋一生さんの対談が実現しました。齊藤:今回、映画でご一緒させていただきましたが、一生さんが主演じゃなかったら『blank 13』はこのかたちになってなかった。音信不通だった父親との再会は、放送作家はしもとこうじさんの実体験ですけど、僕らが一方向からしか見ていなかった物語に、一生さんご自身の角度を加えて、台本を立体的にしてくださって。高橋:それは以前、僕自身にもこの作品に近いことが起きてしまって、脚本が肉薄していたんです。脚本の生々しさとはまた違う、自分の生々しさも話させてもらえたのは工さんの心の広さです。齊藤:悲しいときに誰もが泣くわけじゃない。感情がどう転ぶかは本人にしかわからない。そういう話し合いから物語が深くなっていったし、一生さんは「表現しない表現」で何層にもなっている主人公の心に感情移入させてくださる。高橋:余白を残すお芝居は、わかりづらいと言われることもあるんですが、工さんは受け止めてくれました。試写を観たあと、別の場所でお会いしたときに、「僕、これ以降は余生です」と言ったんです(笑)。ここまで余白を許してもらえるんだという充実感もそうですが、この作品の頃には自分がしたかった表現に到達できている感じがあったんです。齊藤:撮影前からエモーショナルな交流をしてしまったし(笑)。高橋:言ってみれば、摩擦で皮膚が剥けちゃった手で「痛い!痛い!」と言いながらガチッと握り合っているみたいな(笑)。お互い、そんな感覚があるのではないかと。齊藤:テレパシーじゃないけど、言葉で必要以上にコミュニケーションをとらなくていいという交流をさせていただきましたから。高橋:ちょっと特殊な関係なのかもしれない(笑)。齊藤:もともと映画ファンとしても、一生さんは大好きな俳優さん。1年間に朝ドラと大河と月9をやる俳優さんがかつていただろうかっていうぐらいのウェーブにも飄々と冷静に乗っている感じがイカしている。一生さんて、年代とかでくくる次元じゃないんです。似ているというわけじゃないけど、マインド的にちょっとかぶるのがライアン・ゴズリング。すごく成熟した心が宿っていて、あの人には何か日本的な要素を感じる。高橋:そうそう、最小限に抑えますからね。齊藤:奥行きありますよね。まったく平たい部分がないというか。そういうところが、映画ファンとしては重なる二人です。高橋:僕がライアン・ゴズリングかはさておき(笑)、僕も彼は大好きなので、影響されている部分があるかもしれない。確かに奥行きがあるというか。3DSの立体感が、前に飛び出してくるんじゃなくて、奥行きの表現みたいな。ライアン・ゴズリングを3DSにたとえるのもなんですが(笑)。齊藤:そんな大好きな俳優さんである一生さんやキャストみんなの才能を、海外の人たちに知らしめたい。それが僕のミッションだという意識はあります。さいとう・たくみ1981年8月22日生まれ、東京都出身。俳優として活躍する一方、監督業にも挑戦。長編初監督作『blank 13』が2月3日シネマート新宿にて公開。2月24日より全国順次公開。たかはし・いっせい1980年12月9日生まれ、東京都出身。『blank 13』では、主役の松田コウジを演じている。現在、映画『嘘を愛する女』が上映中。また『空飛ぶタイヤ』の公開が控えている。高橋さん・ジャケット¥233,000シャツ 参考商品パンツ¥132,000(以上ジル・サンダー/オンワードグローバルファッションTEL:0120・919・256)齊藤さん・レザージャケット¥345,000シャツ¥62,000パンツ¥71,000ベルト¥36,000(以上ディースクエアード/ディースクエアード 東京TEL:03・3573・5731)※『anan』2018年1月31日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・田中真維(MARVEE/高橋さん)赤塚修二(メーキャップルーム/齊藤さん)文・杉谷伸子重信 綾
2018年01月30日俳優・高橋一生さんが主演し、齊藤工さんがメガホンをとった長編映画『blank 13』。この作品への思いを、齊藤さんに聞きました。「恥をかきたくないのは人の当然の心理ですが、挑戦しなかったという内なる後悔が続いてしまうのが嫌なんです。怖いという感情より、好奇心やその先の自分に期待する選択肢を選ぶ。今、好奇心を優先せずに保身していたら、その先は細っていくだけ。クリエイターは拡大を続けていくべきだと思うので、恥をかくギアを恐れずに入れて楽しむ。そのほうが40代50代が豊かになるんじゃないかな」そんな思いを持って、いつも何かを決めているという齊藤工さん。「映画を撮ったことも、“よくそんな怖いことしたね”と同業者に言われます。でも、この数年、海外の映画祭に行く機会を頂いて、文化の違いを超える映画の力を感じました。自分もそういう作品を作って海外へ届けたいという憧れがずっとあって。今回、“今だ!”という決断をしたのは大きかったです」結果を恐れない挑戦は、各国の映画祭で高い評価を得ている。「人生が1本の映画だとしたら、自分が主人公じゃないですか。そう考えれば、何でもあり。ただ、自分の心に主軸を置きすぎるとつい保身に走ってしまいますよね。だから傷つきたくないという軟弱な精神をコーティングするんです。そしてそのうえで新たに、どうするかと考えることにしています」雑誌やドラマなどで、思い切った企画や役に挑むときも同じ?「そうですね。そのうえで、僕だからこそ成立するものを何か残したいという気持ちはいつもあります。そうじゃないと選んでくださった人に失礼ですよね」さいとう・たくみ1981年8月22日生まれ、東京都出身。俳優として活躍する一方、監督業にも挑戦。長編初監督作『blank 13』が2月3日シネマート新宿にて公開。2月24日より全国順次公開。高橋さん・シャツ¥77,000パンツ¥97,000ベルト 参考商品シューズ[予定価格]¥115,000(以上ドルチェ&ガッバーナ/ドルチェ&ガッバーナ ジャパンTEL03・6419・2220)サングラス¥35,000(ドルチェ&ガッバーナ/ドルチェ&ガッバーナ アイウエアTEL03・3514・2947)齊藤さん・シャツ¥77,000パンツ¥299,000(共にドルチェ&ガッバーナ/ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)高橋さん・スーツ¥309,000~(オーダー価格)シャツ¥52,000ネクタイ¥20,000シューズ¥78,000(以上ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパンTEL:03・6274・7070)齊藤さん・スーツ¥309,000~(オーダー価格)シャツ¥52,000ネクタイ¥20,000シューズ¥78,000(以上ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)※『anan』2018年1月31日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・田中真維(MARVEE/高橋さん)赤塚修二(メーキャップルーム/齊藤さん)文・杉谷伸子重信 綾
2018年01月30日「anan」2087号1/24水曜日発売「選択の技術」特集、表紙には高橋一生さん、齊藤工さんが登場。今回の表紙撮影の様子を紹介します。anan編集部選択できません!!女子の理性を破壊する贅沢すぎるツーショットグラビア。突然ですが皆さん、目の前に、“最高級フレンチ”と“一流の寿司”が同時にサーブされたらどうしますか? なおかつ、あなたの前にあるのが、ごくわずかな時間だとしたら。「別のときに、ひとつずつでお願いします!」と思うのが、たぶん小市民(私のような)。けれども、「両方だからこそ、奇跡なんじゃないか!」というのが、真理なのかもと思うのです。そして、まさに盆と正月がいっぺんにやってきたようなゴージャスなコラボが実現。すなわち、今回の表紙のお話です。高橋一生さんと、齊藤工さん――当代きってのモテ男、その両雄が揃うとな!!! ある日そんな話が舞い込んで、編集部は俄然色めきたちました。とはいえ、想像するだけでワクワクする、この奇跡のツーショットをどう撮るべきか?そんなとき編集長が閃いたのが、“名作映画の世界観のなかで、登場人物としての二人を撮る”というアイデア。なるほど! ではせっかくだから、作品のセレクトも、映画に造詣の深い齊藤工さんにお願いすることができたら…最高だよね、ということに。お願いして待つこと数日、齊藤さんからの作品リストが到着。見てみると、さすが齊藤さん、年代もテイストもバリエーションに富んだもの。ふむふむ、勉強になります。そこから作品を絞り、準備をととのえ、いよいよ撮影当日に。お着替えが済んだ高橋さんと齊藤さんに、まずは設定と撮り方についてご説明。その後、撮影がスタート。求められているものをすぐに把握して、役柄に入るスピード感と理解力はさすが。しかも、お二人が一緒にいる時、なんだか本当にいいムードなんです。今回、新作映画『blank13』の撮影を通じて、深めた絆というものをビシビシ感じました。高橋さんファンも、齊藤さんファンも、そして、どっちも好き! という健全な欲ばりさんも、素晴らしい写真の数々をぜひ本誌でご覧ください!(S)
2018年01月23日現在放送中の話題作、連続ドラマW「アキラとあきら」に出演する人気俳優の斎藤工が、「齊藤工」名義で長編監督デビューを果たした『blank13』が、9月15日(金)より開催される「第10回したまちコメディ映画祭in台東」のオープニング作品に選出されることが決定。また16日(土)には、齊藤工監督と主演の高橋一生が登壇することも明らかになった。13年前に突然失踪した父が余命3か月で見つかった。借金を残し消えた父に母と兄は会おうとしなかったが、キャッチボールをしてくれた優しい父の記憶が忘れられないコウジは病院へ向かい再会を果たす。しかし、2人の間にある13年間の溝は埋まらないまま、父はこの世を去ってしまう。果たして、父は13年間なにをしていたのか?もう取り戻せないと思っていた13年間の空白が、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードで家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく…。本作は、放送作家・はしもとこうじの実話を基に、13年前に突然失踪した父が余命3か月で見つかったことから始まるある家族の物語を、監督独自の世界観で描いた映画。主人公・コウジ役を人気俳優の高橋さんが務め、さらに彼女役を松岡茉優、失踪した父親役にリリー・フランキー、母親役を神野三鈴が演じ、そのほか伊藤沙莉、村上淳、福士誠治、金子ノブアキ、佐藤二朗ら多彩な俳優陣が集結。そして、斎藤さん自身も主人公の兄役で出演している。また、音楽監督は金子さん、スチール撮影はレスリー・キーが務めた。すでに本作は、本年度の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」にて、観客賞にあたるゆうばりファンタランド大賞<作品賞>を受賞、「第20回上海国際映画祭」(アジア新人賞部門)では最優秀監督賞も受賞。そして、今回選出されることがが決定した「したまちコメディ映画祭in台東」は、東京随一の下町の魅力をコメディ映画を通じて存分に味わってもらうことを目的とした、いとうせいこう総合プロデュースのコメディ映画祭。「映画(Cinema)」「したまち(Down town)」「笑い(Comedy)」という3つの要素を掛け合わせることで、映画人、喜劇人、地元民、映画・喜劇を愛する人々が一体となって盛り上がれる、住民参加型の映画祭となっている。『blank13』は2018年2月3日(土)シネマート新宿にて限定公開。(cinemacafe.net)
2017年08月01日齊藤工が発案した「cinéma bird(移動映画館)」プロジェクトの第5弾となる「cinéma bird in 熊本 2017」が、6月25日(日)に熊本県山鹿市にある重要文化財の八千代座で開催。この日は冷たい雨が降る悪天候だったにも関わらず、3部構成で約900人の観客が集まり、暖かいイベントとなった。本プロジェクトは、映画館のない地域や被災地に映画を届けることを目的としたもので、2014年の石巻から始まり、今回5回目の開催。これまで、コンセプトに賛同したアーティストやお笑い芸人、舞踊団など、幅広い人たちも参加している「cinéma bird」だが、今回は人気お笑い芸人サンシャイン池崎によるVTRからスタートし、会場のボルテージは急上昇。その後、ミラクルひかるのモノマネライブや、3回目の「cinéma bird」出演となる永野の登場には子どもたちも大興奮。そして、満を持して発案者である齊藤さんが登場し、「cinéma birdは、ただの映画上映会ではなくて、色々なものが集まるお祭りなんですよね。今日はこの空間に浸って頂いて、来ている皆さんで同じものを共有して頂ければと思います」とコンセプトを紹介。第一部では、原田知世と大泉洋が夫婦役で共演した、北海道・洞爺湖の小さなまちのパンカフェの物語『しあわせのパン』を上映。スペシャルゲストとして、本作で主演を務めた原田さんが登場し、シネマバードについて、「撮影中にも齊藤さんからシネマバードのお話を聞いていたので、今回呼んで頂けてとても嬉しいです。畳の上で映画を見る機会はなかなか無いと思うのですが、作品がより素敵に見えそうですね」とコメントし、映画については「監督が四季を丁寧に撮っていきたいということで、夏から秋にかけてと、翌年の冬にわたって撮影しました。洞爺湖は本当に美しくて、光によって景色がどんどん変わって見えるんですね。私も撮影中しながら、そこにいるだけですごく自然体になれたり、パワーをもらえていたので、それが映像からもきっと伝わると思います」と撮影をふり返りながら話していた。続く第二部では、家族の物語を描いたアニメーション映画『ソング・オブ・ザ・ シー 海のうた』を上映。上映後はシンガーソングライターの古賀小由実が、本映画のエンディングソングのカバーを披露し、さらにスペシャルゲストとして、去年の「cinéma bird」ではVTR出演した、熊本県出身の高良健吾が登場!「僕たちが普段やっている役者の仕事って、決まっている現場に行くことだったりするんですよね。でも工さんは、自分で考えた移動映画館で、映画を皆さんの所に運んでいって、熊本に運んできてくれた。それは僕も熊本出身者としてとても嬉しいし、それを皆さんと一緒に体験できるのがとても嬉しいです」とコメントした。そして第三部では、80年代を席巻した数々の大ヒット曲が流れる音楽映画の傑作『シング・ストリート 未来へのうた』を上映。 高良さんに加え、『うつくしい人』を手掛けた熊本出身の行定勲監督も登場。齊藤さんは、今回の八千代座で開催できたルーツはこの2人にあると言い、「震災直後にすぐ動いていた2人に、何かできることがないかと連絡したときに、復興映画祭の実行委員会のメンバーの方を紹介頂いて、その縁があって今日の開催に至ったんですね」と明かしていた。またこの「cinéma bird」開催の前日の24日(土)には、齊藤さんが益城町立津森小学校に訪問し、上映会を実施。震災直後に熊本を訪れ、津森小学校にも訪問していた齊藤さんが、その際に宣言した「必ず帰ってきます」という約束通りに再訪を果たし、鉄拳のパラパラ漫画「家族のはなし」を上映するなど子どもたちを喜ばせていた。(cinemacafe.net)
2017年06月26日上戸彩との共演作『昼顔』の公開を控える斎藤工が、「齊藤工」名義で長編映画監督デビューを果たした『blank13』。この度、本作が6月17日(土)より開催される「第20回上海国際映画祭」のアジア新人賞部門に選出され、齊藤監督が「新人監督賞」にノミネートされたことが分かった。突然蒸発し、13年間行方不明だった父親の消息が判明。しかし、家族との溝が埋まらないまま、その3か月後にガンでこの世を去ってしまう。取り戻せないと思っていた13年間の空白が、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードで、家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく…。本年度のゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて観客賞にあたる、「ゆうばりファンタランド大賞(作品賞)」を受賞している本作は、放送作家のはしもとこうじの実話を基に、13年前に突然失踪した父が余命3か月で見つかったことから始まるある家族の物語。主人公・コウジ役には高橋一生、彼女役に松岡茉優、失踪した父親役にリリー・フランキー、母親役を神野三鈴が務めるなどそのほか実力派、個性派俳優陣が集結。斎藤さん自身も主人公の兄役で出演している。さらに、音楽監督は俳優・ミュージシャンとしても活躍中の金子ノブアキ、スチール撮影はレスリー・キーが務めるなど豪華揃いだ。「上海国際映画祭」は1993年から行われ、世界12大映画祭の一つにも数えられているアジア圏最大規模の映画祭。今回本作が選出された「アジア新人賞部門」は、アジア圏の新人監督作品を対象とし、アジア各国からこれからの映画界を担う才能が集結。映画祭は17日(土)に華々しいオープニングセレモニーで開幕し、26日(月)に閉幕。本作の上映は18日(日)、齊藤監督と神野さんの舞台挨拶を予定。受賞発表は23日(金)となっている。■齊藤工監督コメント『blank13』は日本特有の埋葬・葬儀身内の死に纏わる家族の距離を描いた作品だと思っていますそもそも企画段階から海外の方々からの目線を意識して切り取った作品でもあります。無理を言って火葬場の裏側の作業にもカメラを向けさせて頂いたり我々の疑問すら持たなく“そう言うもの”とやり過ごす当たり前の風習こそが作品の味わいになればと作りましたなので海を渡った反応は本作の大きな“目的”です。世界12大映画祭の一つにも数えられる権威ある上海国際映画祭<アジア新人賞部門>新人監督賞へのノミネート心から光栄に思います。『blank13』は2018年2月3日(土)、シネマート新宿にて限定公開。(cinemacafe.net)
2017年06月08日