映画好きの俳優・斎藤工と板谷由夏、映画解説者の中井圭が映画の魅力を語り尽くす映画情報番組「斎藤工×板谷由夏 映画工房」。現在WOWOWにて放送されている本作だが、この度、10月22日(木)より開催される第28回東京国際映画祭で本作の放送200回記念イベントを開催することが明らかになった。東京国際映画祭開催期間中に行われる本イベントでは、、番組でこれまで紹介してきたおよそ500本の映画の中から、「斎藤工の1本」「板谷由夏の1本」、視聴者投票により選出された「あなたの1本」を上映する。斎藤さんの1本にはライアン・ゴズリングと鬼才ニコラス・ウィンディング・レフン監督がタッグを組んだ『ドライヴ』。板谷さんの1本は第47回アカデミー賞にノミネートされたジョン・カサヴェテス監督作『こわれゆく女』。あなたの1本には、公開当時、ミニシアター界の“台風の目”といわれ多くの人を魅了した感動作『チョコレートドーナツ』。そして窪塚洋介主演の『UGLY』を手掛けた柿本ケンサク監督を迎え、斎藤さん、板谷さんが製作総指揮を務めたショートムービー『ALL FOR CINEMA』を特別上映。本作には、主演で『GONIN サーガ』で大人の色気を振りまく安藤政信、ヒロイン役で『共喰い』の木下美咲が出演する。また本作の上映前には、斎藤さん、板谷さん、中井氏が登壇してトークショーも開催される。トークショーの模様は「WOWOWぷらすと」で会場から生配信するほか、11月6日(金)には上映作品と併せてWOWOWシネマで放送されるとのこと。「映画工房200回記念 みんなで選ぶこの1本 オールナイト上映会 in 東京国際映画祭」は、10月23日(金)21時よりTOHO シネマズ六本木ヒルズ・スクリーン2にてにて開演。第28回東京国際映画祭は10月22日(木)~10月31日(土)にて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年09月07日今年で16周年を迎える「ほんとにあった怖い話・夏の特別編2015」。本作に「Kis-My-Ft2」の玉森裕太や、先日芥川賞を受賞してマルチな活躍を見せる「ピース」又吉直樹の出演が発表されたが、今回、斎藤工&高梨臨ら主演を演じる出演者たちが決定した。過去の「ほん怖」では、何度か出演している出演者もいる中、今回各エピソードの主演を務める俳優・女優陣は全員が「ほん怖」初出演。ドラマ、映画、舞台、監督など多岐にわたって活躍する斎藤さんや、NHK連続テレビ小説「花子とアン」で一気に注目を集めた高梨さんを始め、『劇場版 零~ゼロ~』でミステリアスな主人公を演じた中条あやみ、「ナースのお仕事」シリーズなどさまざまドラマに出演してきた観月ありさが、「嵐の中の通報」「黒い日常」「閑却の社」「奇々怪々女子寮」でそれぞれ主演を務める。「嵐の中の通報」で警官役を務める斎藤さんはホラー作品出演について「“見たくないけど、見てしまう”引力をすごく感じます」と、ホラー作品への興味を語る。「“ほん怖”は、みんなで共有できる夏の思い出。みんなが楽しみにしている作品だと思うので、出演が決まった時は、“うれしい”というか、“役割を全うしたいな”と思いました」。「黒い日常」で慣れない仕事に奮闘する中で不可思議な体験をする女性を演じる高梨さんは、「現実感もありますし、想像すればするほど怖くなっていく作品。“ほんとにあった”話ですけど、ほんとにあったらイヤだな…と思いながら台本を読みました」とコメント。さらに自身の体験についても「一時期、癖のように金縛りに遭っていた」「女の人のハイヒールの音が近づいてきて部屋の前で消えた」「見えているわけじゃないけど、私には確実に亀(の霊)だって分かっていた」と霊の存在を感じたりと、さまざまな心霊体験をしている様子。ホラー映画『劇場版零~ゼロ~』の主演で、鮮烈な映画デビューを飾った中条さんが出演するのは「閑却の社」。「暗いというシチュエーションだけでも怖いのに、今回の話はそれだけじゃ終わらないんです。短い話なのに、究極に怖い要素がたくさん入っていたので、見た人が感じるスリルを壊したくないなって思いました」と演技に気持ちを込めた。「奇々怪々女子寮」の主演・観月さんは「ハートウォーミングな作品への出演が多かったので、久しぶりに怖いホラーへの出演が決まって楽しそうだなと思いました」と、出演が決まった際の思いをふり返った。連続テレビドラマの主演を24年間連続で務めるという驚異的な記録を、2015年現在も更新し続けている観月さん。意外にもホラー作品への出演は、1991年の映画「超少女REIKO」以来。自身の心霊体験について聞くと、「ラジオをやっていた当時、そのラジオ局が、非常に“よく出る”と噂の局で、夏の企画もので、(本番前に)局内の心霊スポットを見に行こうという話になった」と、心霊体験のエピソードを披露してくれた。夏の風物詩ともいえる「ほんとにあった怖い話」。超豪華なキャスト陣で魅せる、いままでにも増してさらに怖い「ほん怖」の世界をぜひ堪能して。「ほんとにあった怖い話・夏の特別編2015」は8月29日(土)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月14日日本の懐かしい風景を描き出してきた『種まく旅人』シリーズ。その第3弾となる『種まく旅人~夢のつぎ樹』(仮)の制作発表会見が8月8日(土)に行われ、主演の高梨臨、斎藤工、佐々部清監督が登場した。岡山県赤磐市役所に勤める片岡彩音は、9年前の春、女優になる夢を胸に、故郷の岡山・赤磐から東京へ向かった。彩音の実家は赤磐で桃農家を営んでおり、両親が亡くなってからは、赤磐市に残った兄・悠斗が一人で桃の栽培をおこなっていた。そんな矢先、兄・悠斗が病に倒れてしまい、かえらぬ人に。兄が最期まで抱いていた夢は、接木に成功した、桃の新種“赤磐の希望”を新種登録することだった。悩んだ挙句、彩音は、女優の夢を諦め、赤磐に戻り市役所で働きながら、兄の夢実現を目指し“赤磐の希望”の栽培を始める。そんなある日、農林水産省の職員・木村治が、桃の栽培についてのレポートを書くため東京から赤磐にやって来た。お気楽な治とかみ合わない日々を過ごしていくうちに、彼の違う一面をみることになり彩音自身も少しずつ変わってゆく…。陣内孝則&田中麗奈の『種まく旅人~みのりの茶~』(2012年)、栗山千明主演『種まく旅人 くにうみの郷』(2015年)と公開されてきた『種まく旅人』シリーズ。今回は舞台を岡山県赤磐市に移し、一人の女性が実家の桃農家で奮闘する様を描く。「岡山に来るのは初めて」と語る高梨さんと斎藤さん。「撮影が始まって、地域のみなさんがあたたかく迎えてくださって、みなさんと一緒に作品を作っている毎日です。素敵な作品ができるよう毎日頑張って撮影に臨んでいます」と意気込んだ。俳優だけでなく監督業に挑戦するなど活躍の場を広げている斎藤さんは「映画というのは残酷なくらいそこの空気が作品に映し出されるので、この赤磐で撮影できるというのは幸せです。あこがれの佐々部組で、この環境で撮影に参加できることを光栄に思っています」と喜びを口にした。「高梨さん、斎藤さんという僕にとってフレッシュな俳優陣と仕事ができる事が楽しみ」と喜びを語る佐々部監督は、「いままでにも下関や広島など、地域に根差した作品を撮影したことがあります。今回はこの岡山で撮影できるということで、今後は全国制覇を狙っています」と早くも次回作(?)に意欲を燃やした。『種まく旅人~夢のつぎ樹』(仮)は2016年より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月09日世界カクテルコンペティション「ザ・シーバス マスターズ」で、アンダーズ 東京のバーテンダー齋藤隆一が3位を受賞。審査員を魅了した齋藤隆一によるカクテルが、アンダーズ 東京の「ルーフトップバー(ROOF TOP BAR)」にて提供されている。スコッチウイスキー「シーバスリーガル(CHIVAS REGAL)」が主催する、世界カクテルコンペティション「ザ・シーバス マスターズ」。第2回目となる今回は、“次世代のクラシックカクテルの探求”をテーマに12カ国でローカル大会が開催された。大会では、「シーバスリーガル」の誕生から今日に至るまでの年代を4分割し、各時代をイメージしたストーリー性のある4種類のカクテルを創作する、というお題が出された。日本大会ではアンダーズ 東京「ルーフトップバー」の齋藤隆一が優勝し、日本代表として7月13日、14日にニューヨークで開催された世界大会決勝に出場した。世界大会は6ラウンド構成で、課題やワークショップなどを行い、すべてのラウンドを通して創造性やスタイル、味わい、ミクソロジー技術などが総合的に審査された。各ローカル大会で優勝した4種類のカクテルのうちひとつが審査対象となった第1ラウンドで齋藤隆一は、クラシックカクテル「ジョンコリンズ(JOHN COLLINS)」を現代的日本版にアレンジした「パーソナルコリンズ(PERSONAL COLLINS)」を披露。審査員を魅了し、総合で3位に輝いた。なお、“2015 シーバスマスター”となる優勝はイギリス代表のジョシュ・レイノルズ(Josh Reynolds)が獲得した。現在、「ルーフトップバー」では、国内大会で優勝を勝ち取り、世界大会でも賞賛された齋藤隆一のカクテル「パーソナルコリンズ」が提供されている。
2015年08月06日成海璃子と池松壮亮、さらに斎藤工、「non-no」モデルの遠藤新菜という豪華若手キャストで、恋愛小説の大家にして直木賞受賞作家・小池真理子が過ごした多感な時代を記した半自叙伝的小説「無伴奏」が、映画化されることが決まった。日本中が混沌としていた 1969年、杜の都・仙台。多感な女子高生・響子(成海璃子)は、制服廃止闘争委員会を結成し、学園紛争を行っていた。そんな中、同級生のレイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然に出会ったのは、大学生の渉(池松壮亮)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)。この喫茶店では、好きな音楽をリクエストできるのか、バッヘルベルのカノンをリクエストする渉。響子は席が隣り合わせになったそんな渉に興味を抱き、逢うたびに強く惹かれていく。時に嫉妬や不安に駆られ、それでも熱い想いを渉に傾けていく響子。だが、いつしか見えない糸が絡み始め、想像すらできない出来事により、どうすることもできない衝撃的な結末に巻き込まれていく…。高度経済成長期、高揚する時代と青春がもたらす、耽美でせつない世界が描かれるこの 小説は、1990年の出版以来、「恋」「欲望」と並ぶ小池さんの「恋三部作」として、高い人気と評価を得ている。主人公の野間響子には、『極道大戦争』『ストレイヤーズ・クロニクル』と話題作が続く成海璃子。これまで、どちらかといえば、清楚で爽やかなイメージが強かった成海さんが、本作では一転、初めてともいえる好きな人への熱い想いを抱える響子役で、女子高生から大人へと成長する女の性を繊細かつ体当たりの演技で表現。また、その響子が心底のめり込む恋の相手・堂本渉には、演技力に定評があり、今後の活躍にますます注目が集まる若き実力派・池松壮亮。昨年、『愛の渦』『ぼくたちの家族』『海を感じる時』『紙の月』などの作品で映画賞7冠を達成した彼の実力は、何かを背負って生きている、どこか儚さのある青年・渉役でも存分に発揮されている。さらに、渉の友人・関祐之介には、斎藤工。世の女性たちのハートを射止め続ける斎藤さんは、本作では一瞬の表情に妖艶さを放つ、どこか翳りのある青年を演じる。その恋人・高宮エマには、「non-no」モデルとして活躍中の遠藤新菜。彼女はバッサリと短いセシルカット (映画『悲しみよこんにちは』のヒロイン、セシルを演じたジーン・セバーグのベリーショート)にし、新人女優ながらも快活で意志の強いエマを堂々と演じ切った。メガホンを取ったのは、『スイートリトルライズ』『太陽の坐る場所』の矢崎仁司。日本大学芸術学部映画学科在学中に、初の長編作品『風たちの午後』(’80) で監督デビューを果たし、国内外から評価を受けている気鋭監督だ。原作の小池さんは、「時代背景の何もかもが、繊細に丁寧に描かれていて、私自身がスクリーンの中のどこかに隠れ、あの時代を生き直しているような感覚を味わいました」と感無量のコメント。「矢崎監督と私は同世代。監督と原作者の、あの時代に向けた特別の想いが混ざり合って、またとない化学変化を起こしたのかもしれません。『無伴奏』の店内も完璧に再現されました。俳優さんたちの、役になりきった瑞々しい演技。近年稀にみる映像美の数々。どれをとりあげても、この映画にかかわったすべての方々の無垢な情熱が感じられます」と絶賛の声を寄せている。以下、キャストコメント【成海璃子】響子は作中で起こる全てのことを背負って生きていく役なので、覚悟を決めて背負おうと思いました。 完成作品をまだ客観的に観ることは出来ませんでしたが、この現場に参加して良かったと、心から思いました。たくさんの方に観ていただきたいです。【池松壮亮】この作品のお話しをいただいたとき、矢崎さん渾身の作品がまわってきたなと思いました。こちらがやりたいと思ってやれるような監督ではないので、飛び込んでみようと思いました。渉を演じるにあたり、特にありませんが強いて言えば、どの時代にもいる強さも弱さも持つ普通の男の生き様を見せられればと思いました。成海さんとは初共演ですが、とても面白かったです。沢山救われましたし、戦友のような存在です。完成した映画は、 強度のある、深みのある矢崎映画となっていて、ひとまず、ほっとしております。『無伴奏』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月25日俳優の斎藤工が17日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画「リアル鬼ごっこ」の舞台あいさつに登壇した。舞台あいさつ前には自身が劇場ロビーに立ち、観客に直接、チケットのもぎりを行った斎藤は、舞台あいさつで「私はもぎりという天職を見つけたので、職業の変更を考えております。もぎり兼俳優の斎藤工です」とあいさつして会場を沸かせ、「(チケットの)素材が紙なので、お客さまの皮膚の状態にそって剥がしやすい、剥がしにくいというものがあって、僕と似て手の湿度が高めの方のチケットは円滑に剥がせましたね」と上機嫌な様子で感想を語った。さらに、「何人の方に『時給は出るんですか』って言われたんですけど、研修期間だから出ないんだと自分に言い聞かせています」とお茶目な一面を覗かせ、映画館で働くのが夢だったという斎藤は、もぎりの作業が気に入ったようで「元々工場で働いていて、1日中同じ作業をしていたんですが、坦々とした作業が非常に合うなと確信いたしました」と笑顔を見せた。同作は、山田悠介による同名小説を、園子温監督がオリジナル脚本で映画化したもので、全国の女子高生が正体不明の何者かに追われるホラーサスペンスムービー。斎藤はシークレットキャストとして、物語の重要な鍵を握る高校生と老爺の1人2役を演じている。上映前の舞台挨拶だったため多くは語れない中、同作の出演依頼が来たときの感想を聞かれた斎藤は「女性しか住んでいない世界を園さんが撮ると伺っていて、その中でオファーをいただいたので、自分の性別を確認しましたね。でも台本を読んでなるほどと思いました」と振り返り、特殊メイクをした感想については「目と鼻の穴と口以外の皮膚を変わって素材で覆っているので、食事が大変でした。(特殊メイクの)溝に米粒などの小さな食材が入り込んでしまうので、つま楊枝で掻き出したりしましたね」と苦労を明かした。また、トリプルヒロインであるトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜と共演した斎藤は、「園子温の作品に出演することは、日本の多くの俳優が覚悟を決めて、何かをさらけ出すという意識で参加しないと太刀打ちできない。彼女たちのそんな覚悟が肥大しているときにご一緒できたので、ゾッとしましたね」と3人の印象を語り、「私も含めてですが、今後5年10年したときに、このタイミングで園さんと出会い、作品を作ったことは大きくプラスの経験になっているんじゃないかと思いました」としみじみと語った。映画「リアル鬼ごっこ」は全国にて公開中。
2015年07月18日俳優の斎藤工が7月17日(金)、出演作『リアル鬼ごっこ』が上映中の東京・新宿ピカデリーで、チケットの“もぎり”に挑んだ。約20分かけて、もぎった枚数は計234枚。「天職が見つかった。今日から、もぎり兼俳優の斎藤です」と転身を示唆し(?)、ご満悦だった。「この仕事、気に入りましたね」と声を弾ませる斎藤さんは、映画館で働くのが夢だったと言い、「紙のチケットを受け取り、それをもぎる。アナログな感触がいいですね。やっぱり、人が人に届けるのが映画だと感じました」と感激した様子。さらに「もともと淡々とした仕事が向いているとは思いましたが…今日、確信しましたね」とすっかり、もぎり業にハマっていた。斎藤さんは本作に物語の重要な鍵を握る存在として、“高校生”と“老爺の姿”という一人二役でシークレット出演。当初、トリプルヒロインを演じるトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜をはじめ、「女性キャストしか出演していない」と宣伝されていた作品だけに、封切り後、斎藤さんの出演は大きな話題を呼んだ。当の斎藤さんも「オファーをいただき、自分の性別を疑いましたよ!」と半信半疑だったのだとか。老爺役では、準備を含め4時間半かかる特殊メイクで「知らなければ、僕だと気づかないはず」(斎藤さん)と言うほどの大変身を遂げた。観客の反応が気になるようで、「失笑じゃないことを祈っています」と照れ笑いを浮かべた。全国の「佐藤さん」が鬼に殺されるという設定で一大ブームを巻き起こしたベストセラー小説を、“鬼才”園子温監督が新解釈で映画化した本作。鬼たちの標的を全国のJK(女子高生)に変更し、目的も正体も不明な鬼と、不条理な死のゲームに巻き込まれた女子高生が壮絶なバトルを繰り広げる。『リアル鬼ごっこ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リアル鬼ごっこ 2015年7月11日(土)より全国にて公開(C) 2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会
2015年07月17日鬼才・園子温監督がトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜をトリプルヒロインに迎えて贈る『リアル鬼ごっこ』。先日7月11日(土)より公開された本作に実は俳優・斎藤工が一人二役で出演していることが明らかになった。2001年に“全国の佐藤さん”が鬼に殺されるという、斬新でインパクトの強い設定で中高生を中心に爆発的なブームを巻き起こした山田悠介の原作小説を、園監督が新たに生まれ変わらせた本作。本作で、斎藤さんは“高校生”と“老爺の姿”で、物語の重要な鍵を握る存在として登場。斎藤さんが老爺役を演じるのは本作が初!『虎影』で斎藤さんとタッグを組んだ特殊造形プロデューサー西村喜廣が手掛けた今回の特殊メイク。準備を含め4時間半かかり、一目見ただけでは斎藤さんだと誰も気づかない風貌になっている。園組初参加となった斎藤さんは「園組でのイメージを勝手に持っていたのですが、予想外に、なめらかな現場でした。撮影現場では、その場の嗅覚を園さんが先行させていくので、“生のうまみ”が作品に宿るのだなと確認いたしました。特殊メイクのシーンなどもあり、貴重な体験を楽しみながら、素晴らしい園組の一員として参加できてうれしいです」と喜びを語った。園監督は斎藤さんのことを「この仕事が好きで好きで仕方ないという情熱を感じ取れる、稀有な俳優だと思います」とコメントし、映画と真摯に向き合う斎藤さんを絶賛した。『リアル鬼ごっこ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リアル鬼ごっこ 2015年7月11日(土)より全国にて公開(C) 2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会
2015年07月14日映画『虎影』のヒット御礼舞台あいさつが4日、東京・新宿武蔵野館で行われ、キャストの斎藤工、鳥居みゆきと西村喜廣監督が出席した。全国公開中の本作は、"最強"と呼ばれた忍者・虎影の闘いを描くアクション作品。忍びの道を捨て、妻子と静かに暮らす虎影(斎藤)は、財宝が記された2つの巻物を巡る争奪バトルに巻き込まれていく――というストーリーで、鳥居は虎影を追い詰める女忍者を演じている。主演の斎藤は、「大作じゃない作品を手渡しに近い形で届けられてうれしい」と笑顔であいさつするも、鳥居に、「妖怪壁ドン!」、「いつも全裸に近いけど、今日は服着てるね!」と茶々を入れられタジタジ。一方で、「鳥居さんにしか演じられないくのいちになった」『斎藤)、「めっちゃ綺麗だった」(西村監督)と男性陣から褒め称えられた鳥居は、「綺麗って言われるとバカにされちゃうから言わないで!」と本気で照れていた。斎藤と鳥居は、本作が初共演。斎藤の印象を、「私が馴染めてないんじゃないかと、すごく気を遣ってくれた。優しく扱ってくれてミジメでした……」と語った鳥居は、「ギンナンの食べ方が分からなくて、殻をむいてくれた。今考えるとエロいな」とニヤける場面も。しかし、クランクアップ後の打ち上げで、「会費3,000円の打ち上げで、斎藤工が『俺、1万出すよ』って言うの」と斎藤のスマートな行動に巻き込まれたことを明かし、「歩いて帰ったんだから!」とお釣りをもらえなかったことに恨み節だった。
2015年07月05日斎藤工が7月4日(土)、主演映画『虎影』の大ヒット御礼舞台挨拶に共演の鳥居みゆき、西村喜廣監督と共に登壇。鳥居さんの奔放トークと激しいイジりに見事な返しを見せ、ファンを喜ばせた。斎藤さんが以前から親交の深い西村監督とのコンビで挑んだ忍者アクションムービー。かつては最強の忍だったがいまは妻子と静かに暮らす忍者・虎影が再び戦乱に身を投じるさまを描く。鳥居さんは、虎影の前に立ちはだかる忍者たちを指揮するセクシーなくノ一の夜馬を演じている。斎藤さんは、公開3週目を過ぎてこうして舞台挨拶が行われ、劇場が満席になることについて「いわゆる大作ではない、インディーズに近い作品であり、こういう手渡しに近い形がこの作品っぽくて嬉しい」と喜び「勝負はこれからです!」と呼びかける。そんな斎藤さんを鳥居さんは早速「今日は服着てるね」とイジリ、西村監督も「さっきまで控室で全裸だった」とノリノリで話に尾ひれをつけていく。さらに鳥居さんは、撮影現場での斎藤さんについて「すごく気を遣ってくれるし優しい」と感謝しつつ「この子、なじめないんじゃないの?って思われてたのか、よくクラスにいた『この子も入れてあげて』という感じで扱ってくれてみじめでした…」とチクリ。西村組のスタッフ・キャスト陣の仲の良さについても「(鳥居さんのことを)“家族”と言ってくれるんです。愛にあふれています」と喜びつつ「戸惑いました。LINEのグループもすぐに退会しました。そんな愛にあふれるグループに飛び込む勇気がなかった」と独特の感性で感想を漏らし、会場を笑いに包んだ。さらに斎藤さんについては「顔合わせの飲み会で、銀杏をむいてくれたんですがいま思うと『私の銀杏をむいてくれた斎藤工』ってなんか、エロいな」とニヤリ。また、撮影後の打ち上げの飲み会では「(会計が)一人3千円ずつと言われて、1万円でお釣りをもらおうとしたら、斎藤さんが『僕、1万円出します』と…。その後で1万円出そうとしてた私はどうなるんだ!」と斎藤さんが1万円をポンと出したことで、鳥居さんがお釣りをもらいづらくなったと恨み節!「完全に巻き込まれたよ!私、歩いて帰ったんだから。7千円!」と怒りの告発で斎藤さんを苦笑させていた。時折、鳥居さんから飛び出す「最近、壁ドンやってる?」などといった不規則発言を苦笑交じりにかわしていた斎藤さんだが、後半に進むにつれ、半ばヤケクソに…?劇中で使用した竹製のパワードスーツや、イノシシの被り物の話題で、鳥居さんに「(被り物を)真っ裸で着てたよね?」と振られると「脱いでたのは下半身だけで、上は着てましたよ」とノリノリで返すなど、会場を沸かせていた。『虎影』は新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:虎影 2015年6月20日より全国にて公開(C) 2014「虎影」製作委員会
2015年07月04日アルゼンチンで『アナと雪の女王』にダブルスコアの大差をつけ、同国歴代NO.1の大ヒットとなった『人生スイッチ』。7月25日(土)に迫った日本公開を前に、山田孝之や斎藤工、小堺一機、松尾スズキ、シシド・カフカ、鈴木おさむ、竹中直人など、映画通・映画好きとして知られる著名人たちから、絶賛のコメントがシネマカフェに到着した。第87回アカデミー賞「外国語映画賞」にアルゼンチン代表作品としてノミネート、第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にも正式出品され、あまりにも斬新な面白さで話題をさらった本作。人生において、決して押してはならないスイッチを押してしまったがために、不運の連鎖に巻き込まれる6人の男女をユーモアたっぷりに描いた前代未聞のブラック・コメディ。スペインが生んだ名匠ペドロ・アルモドバルがプロデュースした。その先の展開を1ミリたりとも読ませない展開と、誰もが初めて見る圧巻のラストの衝撃に、世界中の映画通たちも舌を巻き、そして爆笑!それは、日本の著名人や映画監督たちもまったく同様だった様子だ。<コメント一覧>■山田孝之(俳優)負の連鎖が続き苦しくなる描写が多いのに、観終わった今最高にすっきりしている。それはこちらが思ったことを登場人物たちが“とことんやってくれる”から。映画の世界にモラルや法律なんて関係無い。作る側としても観る側としても見習うべきだ。■松尾スズキ(作家・演出家・俳優)登場人物全員、見苦しい。だけど、その見苦しさから一秒も目が離せない。時にオシャレにすら思える。それは、監督のセンスが抜群に新しいから。■シシド・カフカ(ミュージシャン)きっと日常に潜む人生スイッチ。絶対に押したくない!衝動に素直な登場人物達を羨ましく思いながらも、人に優しく慎重に生きていこう、と心に刻みました。■鈴木おさむ(放送作家)一つずつの作品と物語が濃く、パワーにみなぎっていて、前菜のない、メインだらけのコースを食べたような、そんな映画です。全てが自分のまわりにありそうでなさそうで、でもスイッチ一個でありえるんだろうな。だからおもしろい。■竹中直人(俳優)観ている間じゅう興奮しっぱなし!何だこの映画は!?すごすぎる!声を出して良いなら終始「うわー!」「うおー!」って叫びながら観ていたい!この映画は確実に爆発している!!■斎藤工(俳優)※公式ブログ「斎藤工務店」よりなんじゃこりゃ!!最初のエピソードから驚愕の求心力こんなんありかよ、、面白すぎる。グザヴィエ・ドラン然り映画の文法が変わりつつあるのか。『人生スイッチ』は7月25日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマライズほかにて全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人生スイッチ 2015年7月25日より全国にて公開(C) 2014 Kramer & Sigman Films / El Deseo
2015年07月02日映画『虎影』の初日舞台あいさつが20日、東京・新宿武蔵野館で行われ、キャストの斎藤工、芳賀優里亜、しいなえいひ、津田寛治、石川樹と西村喜廣監督が出席した。戦国時代を舞台にした本作は、"忍びの世界で最強"と呼ばれた虎影の闘いを描くアクション作品。忍者としての道を捨て、家族と静かに暮らす虎影(斎藤)は、財宝が記された巻物を巡る争奪バトルに巻き込まれていく――というストーリーで、映画は全国公開中。主演の斎藤は、「配給が決まる前から監督と練っていた作品なので、主役兼配給宣伝の気持ち。思い入れが他の作品とは違う」と感慨深げに語り、「原作がある作品が多い中、監督のセンスにかけて稀な出産をした作品。行く末を見守っていきたいし、海外でも暴れて欲しい」とアピール。思い入れの深さからか、真剣な表情を見せていた斎藤は、虎の被り物で登場した西村監督と津田が年収話で盛り上がると、「せっかくの初日舞台あいさつなんで、もうよくないすか!?」とピシャリと言い放っていた。また、虎影の妻・月影を演じた芳賀は、「(息子役の)樹とハグすると、必ず斎藤さんがハグしに行くんです。私の残り香が嫌で、自分の後味を残したいみたい。意外とヤキモチ焼きで、こんなお父さんになるのかなと思いました」とほっこりエピソードを披露し、石川も、「僕だけ草鞋でとても寒かったけど、雨が降った時に、工さんが拭いてくれてうれしかったです」とにっこり。和やかなやり取りの横で、「芳賀のことは拭いてないの?」と突っ込む西村監督に、斎藤は「やめてよ!」と苦笑いしていた。
2015年06月21日俳優の斎藤工が6月20日に、東京・新宿武蔵野館で行われた主演作『虎影』の初日舞台あいさつに、共演する芳賀優里亜、しいなえいひ、津田寛治、石川樹、メガホンをとる西村喜廣監督とともに登壇した。『虎影』初日舞台あいさつ/その他の写真挨拶に立った斎藤は「普段の作品とは違い、主演兼宣伝というスタンスで取り組んだ作品。配給が決まる前から、監督と作品をどう伝えるか作品を練りました。今日からどう育つかワクワクするし、皆さんには作品の行く末を見守ってもらえれば…」と感無量の面持ちだった。実写版『進撃の巨人』で特殊造型プロデューサーも務める西村監督が、長年親交がある斎藤を主演に迎えて、初めて時代劇に挑んだ本作。斎藤演じる元最強の忍者・虎影が、愛する家族を人質にされ、やむなく命がけの財宝争奪戦に身を投じる。「現場は西村さんのセンスと好奇心にかけていた」(斎藤)。西村監督は完全オリジナルストーリーの映画化に、「漫画原作が多い現在、今回のような企画は通りにくいもの」と苦労を告白。「アクション映画だが、描きたかったのは家族の絆というテーマだった」と本作の普遍性を強調し、「今後も工と一緒に、続けていきたい」と『虎影』シリーズ化にも意欲的だった。4月にベルギーで開催されたブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭でも熱狂的な歓迎を受けており、「僕の作品は海外のほうが、受けが良くて(笑)。世界にある“ファンタスティック”と名がついた映画祭には、今後もどんどん出品される予定なので、工と一緒に現地の熱気を実感したい」(西村監督)、「ぜひ海外でも暴れまわってほしい」(斎藤)と世界に目を向けていた。『虎影』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年06月20日俳優の斎藤工が6月20日(土)、主演作『虎影』の初日舞台挨拶に出席し、「今日、来ていただいたお客様に宣伝担当になってほしい」とファンによる写真撮影を許可した。観客の撮影に関しては先日、女優の樹木希林が同じように認めて、話題を集めたばかりだ。かつて「忍びの世界で最強」と名を馳せた伝説的な忍者・虎影が、人質に取られた家族を救うため、再び刀を抜き、宝のありかを示す巻物をめぐる攻防に身を投じるアクション作品。斎藤さんと長年の親交があり、実写版『進撃の巨人』で特殊造型プロデューサーも務める西村喜廣監督がメガホンをとる。「配給が決まる前から、監督とどのように作品を広げていくか作戦を練った。この作品に関しては、主演兼宣伝担当です」と熱い思いを語った斎藤さん。それだけに、「より多くの人に作品を知ってほしい」という気持ちも強く、今回の“写真撮影OK”が実現したのだとか。「決して大きな規模の作品ではありませんが、だからこそ『手で届ける』という気持ちで、作品の行く末を見守りたい」と決意を新たにしていた。一方、トラの被り物で登場した西村監督は「マンガ原作が多いなかで、完全オリジナルの作品を完成させるのは苦労も多かった」と明かし、「忍者アクションだが、描きたかったテーマは家族のきずな」とアピール。「今後もずっと続けていきたい」と『虎影』のシリーズ化にも意欲を燃やしていた。東京・新宿武蔵野館で行われた初日舞台挨拶には斎藤さんと西村監督に加えて、芳賀優里亜、しいなえいひ、津田寛治、子役の石川樹くんが登壇した。『虎影』は新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:虎影 2015年6月20日より全国にて公開(C) 2014「虎影」製作委員会
2015年06月20日俳優の斎藤工が忍者アクション『虎影』で主演を務め、持ち前の身体能力を活かした華麗なアクションに挑んだ。メガホンをとるのは、世界的に注目を浴び、実写版『進撃の巨人』で特殊造型プロデューサーも務める“異才”西村喜廣監督。昨年放送されたドラマをきっかけに、俳優としてブレイク中の斎藤にとっては、「オファーを断る理由がない。世間のイメージに反した僕の“本質”を見出してくれる」と全幅の信頼を寄せる存在だ。その他の画像数年前から親交があり、西村監督が手がけたゾンビアクション『ヘルドライバー』に武装警察の隊員役で出演したこともある。そんな両者の再タッグが実現した『虎影』は、斎藤演じる元最強の忍者・虎影が、愛する家族を人質にされ、やむなく命がけの財宝争奪戦に身を投じるというエンターテインメント作。「西村監督が持ち前の好奇心とクリエイティビティを駆使して忍者アクションを作る。それだけで、一映画ファンとしてワクワクする」(斎藤)。斎藤は華麗なアクションに加えて、“父親”として家族を守ろうとする姿を真摯に、ときにコミカルに演じており「虎影の実直さは、滑稽に見えるかもしれない。でも、どこか土の匂いがする男で、西村監督も僕のなかにある“土っぽさ”を捉えてくれた」と役柄に親近感を抱いている。さらに作品に対しても、「自分にとって『虎影』は名刺代わりであり、主演兼“宣伝マン”として、ずっと付き合い続けたいです」と熱き思いと強い覚悟を示した。もちろん、西村監督への信頼はさらに深まった。「今の映画業界から見れば、ジャンルムービー扱いされがちな作風ですが、根底には『誰もが楽しめる娯楽を目指す』という思いがあるし、家族の絆がテーマになっている。西村さんの作品や世界観は、例えば、アレハンドロ・ホドロフスキー監督がそうであるように、100年後でも残るもの。将来、ボックスセットが発売されたり、アートとして世界的な評価を獲得したりするのではないしょうか」(斎藤)。『虎影』6月20日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開取材・文・写真:内田 涼
2015年06月18日「ドラマの影響で、セクシー俳優っていう説明書きが加わったことは自分でも認識しています。僕としては、世間のイメージを楽しんでいる。風が吹いているといっても、芸人さんの一発ギャグと似た感覚かなと思っています。そろそろ賞味期限が近づいているな、て」昨年、不倫を描いたドラマ「昼顔」で日本中の女性をとりこにした俳優・斎藤工は、いまの自分が置かれている状況を謙遜でも自嘲でもなく、あくまでフラットな視点で見つめている。そんな斎藤さんが「自分の名刺代わりになる作品。イメージとは反した“本質”を捉えてもらった気がする」と胸を張るのが、最新主演作『虎影』。遊び心満載のアクション作品で“忍者”を演じたと聞けば、混乱する女性ファンも少なからずいるかもしれない。斎藤さんが演じる主人公・虎影は、かつて「忍びの世界で最強」と名を馳せた伝説的な忍者。6年前に抜け忍となり、愛する家族とともに平穏な暮らしを送っていたが、宝のありかを示す巻物をめぐる陰謀に巻き込まれ、再び刀を抜くことに…。国内外でコアな支持を集め、実写版『進撃の巨人』で特殊造型プロデューサーも務める西村喜廣監督のメガホン作。長年の親交があり、斎藤さんが「オファーを断る理由がない」と全幅の信頼を寄せる存在だ。原作ものが幅を利かせる現在の映画界にあって、完全オリジナルで勝負した本作は「もちろん、バジェット(製作費)も限られていた」(斎藤さん)。それでも「西村監督が、持ち前の好奇心とクリエイティビティを駆使して、しかも忍者というフィルターで世界に勝負をかけるんですから、いち映画ファンとしてもワクワクしますよ」と声を弾ませる。ピュアな瞳の輝きは、紛れもない映画少年!「虎影は西村さん自身の姿だなって思います。監督も父親であり、子どもを育てながら、作品をつくり続けている。例えば、ピンチに立たされた虎影が、『どうしよう~』と絶叫しながら野原を全力疾走する。お客さんにはコミカルに見えるシーンですけど、父親としてはとても実直な行為なんです。何より虎影が放つ“土っぽさ”を、斎藤工という俳優からしっかり見出してくれる。だからこそ西村監督は、常に信頼できる存在です」(斎藤さん)。派手なプロモーションが仕掛けられない代わりに、「もう、主演兼宣伝担当と思ってもらって構いません!」と宣伝にも意欲的に取り組んでいる斎藤さん。「最近ファンになった方に、劇場に足を運んでもらって、西村さんの才能をひとりでも多くの人とシェアしたいんです。『虎影』は公開が終わっても、付き合い続けたい作品。だからこそ、俳優として、宣伝も含めた映画の新しいあり方を模索していきます」と強い覚悟を示す。ともすれば、『虎影』のような強烈な個性を放つオリジナル作品を、単なる「ジャンルムービー」と扱いがちな現在の日本映画。俳優界きってのシネフィルでもある斎藤さんには、どう見えているのだろうか?「決して不遇の時代とは思っていません。西村さんをはじめ、塚本晋也監督、是枝裕和監督、西川美和監督、河瀬直美監督、園子温監督といったエネルギッシュな監督が世界で勝負し、若いクリエーターの指針になっていますから」(斎藤さん)。数本のショートフィルムを手がけ、制作業にも意欲を見せる斎藤さん。「意識しているのは『何をテーマに、誰に届けるか』ということ。いま、海外のとあるニュースをもとに、遺品からその持ち主の人生を描くというプロットを温めています」と次回作の構想を明かしてくれた。常に映画に新たな可能性を見出そうとする姿勢こそが、斎藤さんの“本質”であり、その結晶が『虎影』だ。俳優・斎藤工を深く理解する上で、非常に重要な作品なのだ。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:虎影 2015年6月20日より全国にて公開(C) 2014「虎影」製作委員会
2015年06月17日いよいよ今週18日(木)に最終回を迎える斎藤工主演のフジテレビ木曜劇場「医師たちの恋愛事情」。先週末クランクアップを迎え、斎藤さんと、ヒロインを務めた石田ゆり子から喜びのコメントが到着した。本作は大学病院を舞台に、医師たちそれぞれが「出世争い・恋愛・不倫・三角関係」などさまざまな“悩み”を抱えながら生きていく「医療ラブストーリー」。最終回では、斎藤さん演じる主人公の守田春樹と石田さん演じる先輩医師の近藤千鶴の恋愛を中心に、河合奈々(相武紗季)と高橋宗太郎(平山浩行)、市川友子(板谷由夏)と仁志祐介(伊原剛志)らの恋愛事情、さらに大学病院の経営本部長・渡辺幹夫(生瀬勝久)が絡んだ出世事情など、それぞれの人生の選択が注目される。出演者たちが続々とクランクアップしていく中、最後に撮影を終えた斎藤さんと石田さん。小雨が振る中での夜間ロケで撮影されたのは、春樹と千鶴が、それぞれの、そして2人の将来などについて話をする、最終回の中でも重要な見どころとなるシーンだ。台本にして4ページを超える2人きりの会話劇を見事に演じきり、クランクアップとなった。田中亮監督から花束、平野眞監督から、ドラマオリジナルの“金メダル”を受け取った斎藤さんは、撮影をふり返り、「私は、これまで“人運”のみでやってきました。主役という“玉”じゃないことは、自分でよく分かっているんですが、今日ここまでやって来られたのは、監督やゆり子さんを始めとした素晴らしいキャストとスタッフのみなさんのおかげです。本当に支えられるということは、こういうことだなと実感しました。情けない主演だったかもしれませんが、みなさんのおかげで務めあげさせていただいたことを感謝します。打ち上げではハメを外したいなと思います(笑)。お疲れ様でした」と感謝の言葉を述べた。そして石田さんは「本当に3か月間、ありがとうございました。本当に楽しかったです。連続ドラマというものは、これだけのたくさんのスタッフのみなさん、キャストのみなさんに支えられて出来上がっているということを、今回あらためて、深く感じました。またお目にかかれますように、わたしも日々精進します。ありがとうございました」と笑顔で語った。「医師たちの恋愛事情」は6月18日(木)22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日映画『あん』のヒットを記念し6月14日(日)、都内劇場で河瀬直美監督とゲストの斎藤工のトークベントが開催された。河瀬監督と親交の深いドリアン助川の小説を映画化した本作。千太郎が雇われ店長を務めるどら焼き屋にバイト募集を見てやってきた老女・徳江はあん作りの名人で、彼女の腕で店は繁盛をするが、実は彼女がかつて、ハンセン病を患っていたことがうわさとなり…。斎藤さんと河瀬さんはこの日が「はじめまして」。河瀬監督たっての希望で芸能界きっての映画通であり、監督としての顔も持つ斎藤さんとのトークセッションが実現した。控室では斎藤さんが「僕の一発芸になってる(笑)」という壁ドンを河瀬監督相手にやったそうで、しかも斎藤さんによると「僕が照れてしまい、ピクリとも心を動かせず、逆に壁ドンをしていただいた(苦笑)!」とか。登場時も、河瀬監督はまるで結婚式のように仲良く腕を組んで、斎藤さんにエスコートされて壇上に上がり、集まった女性ファンを前に「ごめんなさい」と謝罪し「ごちそうさまでした」と満足そうに語り、笑いを誘っていた。斎藤さんは『萌の朱雀』以来、河瀬監督の作品を見続けているそう。「いま、僕はTVの仕事が多くて、どうしても説明的な作業になってしまうんですが、河瀬さんの作品は説明じゃなく、演技でもなく、そこに存在しており、ドキュメンタリーがライバルのようにさえ見える」と語り、どうやってあの現場を作っているのかと興味津々で質問!河瀬監督は「他人の現場はわからないけど『よーいスタート』から『カット』までの間にここからここに来て、これを言って…というのでは決まり事が多い。私は360度、誰が何をしてもいいようにまず“場”をセッティングして、どこをカメラが抜いてもスタッフも映らないし、照明もケーブルも見えないようにする」と場づくりを説明。「テストもしない。役者さんがどこに立っても、だいたいスタッフがそれを受け止めて作っていく」と明かした。前作『2つ目の窓』では村上淳と村上虹郎の親子が劇中でも親子役で共演。今回、樹木希林とその孫で、本木雅弘の娘でもある内田伽羅が共演しているが、本作での2人の起用について「ドリアンさんが、徳江さんは樹木さんしかいないと。樹木さんを思い浮かべて(小説を)書いていたそうです。(内田さんが演じた)ワカナはちょっと普通の中学生ではない役ですが、伽羅ちゃんは最初のどら焼きのかじりつき方が普通の14歳じゃなかった」と述懐。その上で、ワカナはシングルマザーの娘役であるということで、内田さんを撮影の期間中、団地に一人で生活させていたと明かす。「(母親役の)水野美紀さんには、最初の2日だけ一緒に寝泊まりしてもらい、最初に母親の存在を体験させておいて、それから母親が帰ってこない状態にした。それが演出といえば演出」と語り、斎藤さんを驚かせていた。また、河瀬監督は演技指導についても「リアリティを追求して『自由にやってください』じゃ舵取りがなくなってしまう。行先は船長(=監督)が決めないといけない。どの道を通ってもいいし、道に迷ってもいいけど、迷うからには出口が必要」と持論を展開。その上で、決して直接的な指示の言葉を掛けることはないとし、今回の樹木さんへの演出を例に「樹木さんに『この店に来るのがこれが最後の日だったらどうですか?』と言って、もう1回やってもらうと、エプロンのたたみ方が変わるんです。日本の俳優さんはそれができる人たちなんですけど、それをやらせてもらえない。そういう時間のかけ方をさせてもらえないんだと思う」と語る。斎藤さんも「僕もそういう経験はさせてもらったことはないです」と羨望の表情を浮かべて深くうなずいていた。司会者から今後、斎藤さんを起用するを問われると、斎藤さんの方が「僕を前にそれを聞きますか?」と困惑。河瀬監督は会場の女性ファンに「工くんの魅力って何?甘いマスクもあるけど、言ってることやしていることもいいの?」と質問し、斎藤さんに演じさせるべき役柄を「考えます」と語りファンを喜ばせる。改めてその印象を問われ「目が合って『かわいい』と思いました。壁ドンしててもかわいいなぁ、飼っておきたいなと思った」と語り、会場は笑いに包まれた。『あん』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日6月20日公開の映画『虎影』の完成披露試写会が11日、東京・秋葉原のアキバシアターで行われ、斎藤工、石川樹、西村喜廣監督が出席した。世界各国の映画祭で高い評価を受け、『進撃の巨人』で特殊造形プロデューサーを務める鬼才・西村喜廣監督がメガフォンを執った本作。戦国時代を舞台に、かつて"最強"と呼ばれた虎影(斎藤工)が、愛する者を守るために再び刀を抜き、命がけの財宝争奪バトルに巻き込まれていく…というストーリーだ。主演の斎藤は「西村さんが何を考え、何を作るのか、イチ映画ファンとして興味があり、忍者映画を作るというお話を聞いて世界をステージにしている人ですから今までの集大成のような作品にできると思いました。(出演オファーは)気軽なメールで来たんですけど、僕も気軽に『出させてください!』と返事をしました」と出演経緯を説明しながら「やりとりは気軽でしたが、蓄積の上での今日がありますから、感慨深いですね」と映画の完成に笑顔を見せた。そんな斎藤に出演オファーを送った西村監督はLINEでメッセージを送ったといい「僕の作品はこれまで主演が全員女性だったので、初めて男性を主演にした企画になった時、一番最初に思いついたのが工。アクションシーンは本当に良かったです。ずっと一緒にやっているので現場も楽だったし、話し合いもほぼありませんでした」と斎藤には絶大の信頼を寄せている様子だった。続けて西村監督は斎藤の良いところを「ラストのシーンは本当に雨が降っていて、撮影後にロケバスに戻ってくると工は自分の身体を拭かずに樹くんの頭を拭いていたんです。本当に優しいやつだと思いましたよ」と絶賛。すると斎藤が「そんなことないです。営業!営業スイートです」と謙そんしながら「過信したら人間なんて終わりますから…」と相変わらずのネガティブ発言で会場を笑わせていた。映画『虎影』は、6月20日より新宿武蔵野館他にて全国公開。
2015年06月12日現在放送中の斎藤工主演ドラマ「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ)。最終回に向けてストーリーは佳境を迎える本作だが、この度、出演者を激励するため主題歌を担当するシシド・カフカが撮影現場を訪れ、斎藤さんや、ヒロインの石田ゆり子と対面した。「医師たちの恋愛事情」は、大学病院を舞台に医師たちそれぞれが「出世争い・恋愛・不倫・三角関係」などさまざまな「悩み」を抱えながら生きていく「医療ラブストーリー」。斎藤さん演じる主人公の守田春樹と石田さん演じる先輩医師の近藤千鶴の恋愛を中心に、河合奈々(相武紗季)と高橋宗太郎(平山浩行)、市川友子(板谷由夏)と仁志祐介(伊原剛志)らの恋愛事情、さらに大学病院の経営本部長・渡辺幹夫(生瀬勝久)が絡んだ出世事情が見えてくる…。最終回の病院でのシーンの撮影が行われている現場に訪れたシシドさん。主題歌「Don’t be love/feat.斉藤和義」について聞かれると、斎藤さんは「歌が躍動している感じがします。僕たち二人がのんびりした雰囲気なので、そのテンションに“ムチ”打つような感じで、音楽を刻んでいただいています」と語った。またシシドさんと初対面という石田さんは「千鶴の目線で書かれた歌詞に勇気をいただきました。ドラマの撮影当初、役の方向性が、まだつかめない時に、主題歌で方向性が見えた部分もあり、改めて音楽の偉大さを感じました」と感動した様子で語った。シシドさんは「千鶴のことを想像しながら、歌詞を考えました。千鶴の“物腰は柔らかいけど、芯が通っていて熱いものを持っている”という性格ながら“恋から距離がある女性”ということで、イメージの熱をさますのが大変でした」と曲作りのエピソードを披露。さらに、実際に主題歌がドラマ放送時に流れた際には「恥ずかしい感じもしましたが、自分たちが作った音楽が、(ドラマの)世界観に放たれた瞬間だったので、とても興奮したのを覚えています」と明かした。さらに今夜放送の10話について、主演の2人は、「いままでで一番色んなことが一気に動き出すラストスパートの始まりの回だと思います。ただ、1話から共通しているのは、一人の問題が一人ではないというか、誰かと喜びも悲しみも共有しているということだと思います。そんな時間の蓄積によって、春樹の不安も個人のものだけでなく、春樹に突きつけられた問題は、みんながどこか自分の問題のように捉えている気がしているんです。一人じゃない感じがしています。このチームで色んなことを乗り越えるというミッションを視聴者の方も見届けていただきたいと思います」(斎藤さん)、「物語が大きく動き出します。千鶴が封印していたものを解く回でもあるので、ぜひ注目していただきたいと思います」(石田さん)とそれぞれ見どころを語った。「医師たちの恋愛事情」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月11日ドラマ「医師たちの恋愛事情」に主演し、いま最も旬な俳優として活躍する斎藤工と、実写版『進撃の巨人』で特殊造形プロデューサーを務める西村喜廣監督がタッグを組んだ映画『虎影』が、いよいよ6月20日(土)より公開となる。このほど、本作のメイキング映像をシネマカフェが独占入手。斎藤さんのコメントに加え、吹き替えなしの迫力アクションに挑んでいる様子が明らかになった。虎影(斎藤工)は、里の片隅で妻・月影(芳賀優里亜)、そして5歳になる息子の孤月と幸せに暮らしていた。だが、ある日、財宝を手に入れたい“忍”の首領に孤月を人質にとられ、夫婦2人は再び任務に就くことに。かつて“最強”と呼ばれた男は、愛する者を守るため、再び刀を抜くが、命懸けの財宝争奪バトルロイヤルに巻き込まれていく――。かつてない新時代のアクション・エンタテインメントとなる本作。現在、一番の注目株といわれる斎藤さんは、魅力的なその風貌はそのままに“忍”の衣装に身を包み、天性の運動神経を活かした迫真のソードアクションを存分に披露する。届いた映像には、息子・弧月を背負いながら竹製のパワードスーツで敵の“くノ一”2人と激闘するシーンや、崖を駆け上がるシーンのクレーンアクションに体当たりで挑む斎藤さんの姿が。また、吹き替えなしのソードアクションのシーンは圧巻だ。そんな斎藤さんは、「今回いままでとの大きな違いは、家族の部分が本当に軸になっている。だからファミリー映画なんですよね。もちろん西村監督テイストの描写はたくさんあるんですけど、たぶんそこを1番大事にしているんじゃないかなと思います」とコメント。アクション俳優としての開眼のみならず、西村監督のもとで家族を描いた本作に手応えを覗かせていた。『虎影』は6月20日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月07日俳優の斎藤工が5月9日に、東京・TOHOシネマズ新宿で行われたネイチャー・ドキュメンタリー『小さな世界はワンダーランド』の初日舞台あいさつに出席。生き物の視点で描かれる冒険ストーリーにちなみ、「赤ちゃんのときには、ベランダが落ちそうになった僕を飼い犬が救ってくれた。犬に育てられたといっても過言ではないです」と動物にまつわる仰天エピソードを披露した。舞台挨拶その他の写真数々の傑作ドキュメンタリーを手がけてきた英国BBCアースと、ピクサー・アニメーション・スタジオがタッグを組んだ本作。神秘的な原生林に住むシマリスと砂漠に流れついたスコーピオンマウスを主人公に、幼い彼らが見た大きく、美しく、不思議で、時に危険な自然の世界を描き出す。斎藤は日本版のナレーションを担当しており「以前から声の仕事は興味があった。本当は映画作りと声の仕事だけやっていたい(笑)。うまい下手ではなく、自分らしい表現ができていれば」と強い思い入れ。「ご覧になる方が、生き物の日常や大自然の情景から(テーマを)読み取り、内側で広げてもらえるよう言葉が最小限であるべき」とこだわりを語った。先ごろ、プロモーション来日を果たしたマーク・ブラウンロウ監督と対面したといい、「とても聡明で暖かい人柄。動物たちと“共存”しているからこそ、こんなダイナミックな映像が撮れるんだと思った」。俳優の視点から「やはり俳優は、ドキュメンタリーにはかなわない」と語った。『小さな世界はワンダーランド』TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー中取材・文・写真:内田 涼
2015年05月09日俳優の斎藤工が5月9日(土)、自身がナレーターを務めたネイチャードキュメンタリー『小さな世界はワンダーランド』の初日舞台挨拶に出席し、「0歳くらいのとき、ベランダから落ちそうになった僕を、飼い犬が助けてくれた」と驚きのエピソードを明かした。動物の目線で世界を見つめる本作にちなみ、生き物にまつわるエピソードを語った斎藤さん。子ども時代は「犬や猫に囲まれた生活。カメや虫も飼っていた」そうで、「動物はすっごく好きです」。そして、幼い頃にベランダから落ちそうになった際には「赤ちゃんだった僕の着ていた服の首元を、犬がパクッとくわえて、そのまま僕を寝床に運んでくれた」のだとか!斎藤さんは「だから、僕は犬に育てられたも同然なんです。『もののけ姫』は他人事とは思えない」と語り、会場となった東京・TOHOシネマズ新宿に駆けつけた親子連れの笑いを誘っていた。ちなみに、客席の子どもから「好きな動物は?」と聞かれると、「気まぐれで主導権を握らせないネコ科に惹かれる」と答えていた。世界最高峰のネイチャー・ドキュメンタリーブランドである「BBCアース」が、『トイ・ストーリー』などで知られる「ピクサー・スタジオ」と夢のタッグを組んで生み出した斬新なネイチャードキュメンタリー。神秘的な原生林に暮らすシマリスと、砂漠に流れ着いたスコーピオンマウスの冒険を通して、自然の偉大さと命の尊さをファンタジックに伝えている。「CGを使わず、自然をダイナミックに切り取る映像が圧倒的。どんな俳優もドキュメンタリーにはかなわない」と斎藤さん。以前から「声の仕事に興味があった」と言い、「本当は映画作りと声の仕事だけやっていたい」と思わず本音(!?)も飛び出した。『小さな世界はワンダーランド』はTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:小さな世界はワンダーランド 2015年5月9日よりTOHOシネマズほか全国にて公開(C) BBC 2014
2015年05月09日ショートムービー『ALL FOR CINEMA』の舞台あいさつが30日、東京・二子玉川の109シネマズ二子玉川で行われ、斎藤工、板谷由夏、中井圭、柿本ケンサク、木下美咲が出席した。本作は、斎藤工、板谷由夏、中井圭が出演するWOWOWシネマの映画情報番組『映画工房』(毎週月曜 20:45~)の映画館を応援する企画で、視聴者から寄せられた映画館体験エピソードを原案にしたショートムービー。この日は一夜限りのディレクターズカット版が上映され、上映後に舞台あいさつが行われた。観客とともに本作を試写した登壇者たち。板谷とともに製作総指揮を担当した斎藤が「このサイズのために切り取った物語だと分かりました」と感想を述べながら「柿本さんは自ら撮影もされていて、いろんなことがすごく具体的でした。言葉だけじゃない素敵な撮影現場でしたよ」と柿本監督との仕事には充実感を得られた様子。その斎藤は、劇中ではドラマなどで演じている女性が好みそうな役柄とは180度異なるキャラクターを演じたという。「台本のテイストと私のキャラクターは整合性がつきません…。結構パンチ力のあるキャラクターをやらせてもらったと思っています。現場では浮いてましたね(笑)。(主演の)安藤政信さんが感情を作っている脇で邪魔にならないように務めました」と振り返り、板谷は「工くんがあの格好で来るとは思わなくて、あとでスタッフさんに聞いたら『いや~すごいことになってますよ』と口を揃えて言ってました(笑)」と突出した斎藤のキャラクターに驚嘆していた。また、劇中でヒロイン役を演じた木下美咲は「2日間という撮影期間は短かったですが、内容はすごく濃かったです。今日を迎えて長かったような不思議な感覚で、撮影が終わって寂しい感じが沸々と湧いてきました」と素直な心境を吐露。共演した安藤については「安藤さんは独特の雰囲気があって、お芝居でも安藤さんのお陰ですっと入れました。お芝居の姿勢も監督と信頼し合っている様子が分かりましたね」と賞賛していた。ショートムービー『ALL FOR CINEMA』は、4月25日より3カ月間、全国の109シネマズの幕間にて上映。
2015年05月01日虎の門ヒルズフォーラムで、30代から40代女性をターゲットにしたイベント「東京ミュゼ」が4月4日開催された。「東京ミュゼ」は、30代から40代の“オトナの女性”をメインターゲットに設定した体験型複合イベント。第1回の今回は「DRESS ME UP ! 大人の私を刺激する女磨きサロン」をテーマに「ファッション」「ビューティー」「エンターテインメント」「グルメ&スイーツ」「旅」「学び・教養」の六つの角度から「上質で選び抜かれたモノ」を提案。メイン会場ではファッションステージやライブ、トークショーが開催され、スペース内には様々な体験ブースが開設された。メイン会場でのイベントは、MCを務める富岡佳子がブラックのドレスで登場し、華やかにスタート。総合演出の田村孝司とファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓が手掛けたスペシャルファッションショーがトップを務め、人気モデルの生方ななえ、道端カレン、アンミカらがウォーキングを披露。ショー後に行われたトークショーには『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』編集長でスタイリストの田中杏子も登場し、来場者に向けて「今季の40代は“抜け感”がテーマ」とアドバイスする場面も。ショーには三越伊勢丹とエイベックス・グループのコラボから誕生した大麻布ブランド「麻世妙(majotae)」も登場。淡いバイオレットカラーのセットアップを涼しげに揺らす道端カレン他、田波涼子、佐藤幸子らが、麻世妙のファッションアイテムを身に着けてステージに登場した。続くイベントには、豪華なゲストが続々登場した。叶美香は、2,500万円のビンテージの「ヴェルサーチ(Versace)」を纏ってステージに現れ、「美しさの秘訣はボディとメンタルのバランスを整えること」とコメント。スペシャルゲストで登場した俳優の斎藤工は「女性の好みはギャップや隙のある人。デートでは映画に行きたい」と話した。また歌手の鈴木雅之によるスペシャルライブも盛り上がりを見せた。メイン会場外のステージプログラムでは、モデルの仁香によるウォーキングレッスン、歌舞伎役者の中村歌昇によるトークショーなども行われた。本イベントのメインターゲット、いわゆるF2層といわれる35歳から49歳の女性たちは、90年代東京の流行を引っ張ってきた世代。購買意欲が高く、消費の中枢を担うこの世代はトレンドに敏感で、自身のこだわりを持って「上質なモノ」を選ぶ傾向があるという。彼女たちの消費行動を促すことが当イベントの目的だ。更に、4月15日から21日まで東京ミュゼとのコラボ企画として、伊勢丹新宿店本館4階センターパーク/ザ・ステージ#4で、軍地彩弓による大人のためのセレクトショップが期間限定でオープンする。
2015年04月05日フジテレビ木曜劇場の新ドラマ「医師たちの恋愛事情」の記者会見が3月30日(月)に行われ、フジの連続ドラマ初主演となる斎藤工を始め、石田ゆり子、相武紗季、平山浩行、三宅弘城、板谷由夏、伊原剛志、生瀬勝久が出席した。大学病院を舞台に、正義感の強い若き外科医と恋をあきらめた年上の女医の恋模様を描き出す本作。斎藤さんらは役柄の衣裳の白衣姿で会見に登場した。“セクシー俳優”と言われる斎藤さんだが、本作では「脱がない斎藤工」が見どころとか…?斎藤さんは「もうどこでも脱ぐ感じですからね…」と苦笑を浮かべつつ、本当に脱がないのか?という質問に「役者ですから台本に『全裸で側転』とあればやります。脱ぐシーンがあればNOとは言えない」と含みを持たせる。そんな斎藤さんを助けるべく(?)、共演陣は一肌脱ぐ覚悟を持っているようで、平山さんが「脱ぐ予定ではあります」と言えば、伊原さんも「脱ぐ気満々です」とニヤリ。果ては女優の板谷さんまで「脱ごうかなと思ってます(笑)!」と宣言。斎藤さんは「ありがとうございます!お願いします!」と周囲の申し出に感謝しつつ「服着てることが不自然なくらいの病院を目指します!医者も患者も(笑)」と語っていた。また、それぞれのプライベートでの“恋愛事情”で譲れない条件を尋ねると、斎藤さんは「味噌事情」と回答。「赤味噌の味噌汁とごはんがあれば満足なんですが、(相手の好みが)白味噌だと難しい問題が…。合わせ味噌に着地できればいいんですが、日本人なので“味噌観”が合う合わないは譲れないところです」と語る。さらに理想の出会いのシチュエーションについての質問では、斎藤さんは「SNS主体の世の中ですが、アナログな出会いがしたい」とも。映画通の斎藤さんらしく、『恋人までの距離』(原題:Before Sunrise)、『ビフォア・サンセット』という好きな映画を挙げ「列車の中での出会いに憧れた。図書館で同じ本を…というのもいまの時代だからこそ、憧れます」と明かした。石田さんは、今回の恋をあきらめた年上の女医という役柄について「企画書に“婚期を逃した”と書いてあってショックでしたが、考えてみれば私そのもの(苦笑)。半分ドキュメンタリーでもあります」と決意表明(?)。恋愛事情における譲れないこととして「ドキドキ感よりもその先の安定観や安心感に惹かれるので、笑うツボが同じとか、そういうことが大事」と語っていた。板谷さんは、現場で恋愛において何を大事にしているかをあぶり出す心理テストをキャスト陣が受けたことを明かし、自身の答えが「セックス」であったことを告白。ちなみに伊原さんによると「斎藤、石田、伊原は(第一に)お金、それからセックスでした」と明かし、会場は笑いに包まれた。「医師たちの恋愛事情」は4月9日(木)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年03月30日斎藤工と石田ゆり子が、3月30日(月)に行われたフジテレビの木曜劇場「医師たちの恋愛事情」の記者発表で、ドラマのポスターと同じ抱擁シーンを報道陣の前で再現した。常に患者を救うことだけを考える医師が、利益と権威第一の大学病院の体制に反発する中で出会った年上の女医と恋に落ちるという恋愛ドラマ。当代一の“セクシー俳優”の呼び声の高い斎藤さんのフジテレビの連続ドラマ初主演作品となるが斎藤さんは「企画書に“セクシー”という文字がいっぱいあったんですが、本人がそれを意識して演じたら不健康な気がして…。でも気がつけば自分がそういう位置にいるんだなと思い知らされて…」と“セクシー”という称号に複雑な表情。「(セクシーと言われることに)抵抗というか、自分で決めることじゃないですよね…」と苦笑を浮かべていた。斎藤さんの相手役の先輩外科医を演じる石田さんは、先日ニュースとなった、斎藤さんが人気俳優となったいまも、以前からやっていた新聞配達のバイト先に籍を置いたままでいるというエピソードに触れ「素敵だと思います。私も一緒に新聞配達したいくらいです」とニッコリ。斎藤さんがたびたび口にする「来年にはもう消えますので」という言葉にも「絶対にそんなことはないです!」と力強く語り、斎藤さんのことを“工くん”と下の名前で呼ぶなど、和気あいあいとした現場の様子をうかがわせた。ドラマの中での2人の“距離の近さ”も大きな見どころのようで、斎藤さんは「視力が悪いんじゃないかというくらい近い(笑)!焦点が合わないくらい。シチュエーションとしては近年のドラマにないくらいベタなシチュエーションが多いので、若い人にどう映るのか?リアクションが楽しみです」と語る。石田さんは、あるシーンで斎藤さんが、石田さんが倒れそうになるのを支えるはずが、テストで斎藤さんの方がつまずいてしまい、石田さんの上に倒れ込んできたことを暴露。思わぬハプニングだったが「フワンフワンでした(笑)」と感想を漏らし、斎藤さんは「親戚の家にある、羽毛じゃない掛布団みたいな感じでした(苦笑)」と明かし、笑いを誘っていた。そして、司会者のリクエストにより、2人はポスターにもなっている抱擁シーンを報道陣の前で再現!実はこのポスターの構図、斎藤さんの背が高すぎるため、斎藤さんが少しかがむような姿勢で撮影されたそうだが、斎藤さんは「浣腸を待つような姿勢だった(笑)」と医師役とはいえ、セクシー俳優らしからぬたとえで表現し、会場は笑いに包まれていた。「医師たちの恋愛事情」は4月9日より毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年03月30日映画、ドラマで引っ張りだこの最旬俳優・斎藤工が、実写版『進撃の巨人』で特殊造形プロデューサーを務める西村喜廣監督とタッグを組んだ映画『虎影』。この度、斎藤さんのアクションシーンが満載の予告編が公開された。虎影は、里の片隅で静かに暮らす月影、そして5歳になる息子の孤月と幸せに暮らしていた。ある日、忍者首領が財宝を手に入れるため、息子を人質にとり、夫婦二人は再び任務に就くことに…。かつて最強と言われた男が再び刀を抜き、愛する人を守るため、命がけで財宝を奪いに行く――。今回到着した予告編には、「かつて、最強の名を欲しい侭にした一人の男がいた」というナレーションで始まり、見事な刀さばきを見せる斎藤さんの姿が映し出される。斎藤さんは西村監督について「いち映画ファンとしても“西村喜廣”と言う人の創り出す作品・世界観は100年後も残る」と絶賛。「その世界の一部になれる事の悦びは表現を生業にしている人間ならば誰しもが感じるはず」と語るように“西村ワールド”の中で演じきった斎藤さん。現在、一番の注目株とも称される斎藤さんの魅力的な風貌には似つかわない、天性の運動神経を活かした迫真のソードアクションをこちらの映像からご覧あれ。『虎影』は6月20日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月27日俳優・斎藤工が、石田ゆり子、相武紗季らと共演するフジテレビ木曜劇場「医師たちの恋愛事情」。「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」での演技が話題となり、いま最もセクシーな俳優といわれている斎藤さんが、本作で正義感の強い熱血外科医を演じることで注目を集めている。そんな斎藤さんが、この度、東京・新宿の「アルタビジョン」に白衣姿で登場することが明らかになった。本作は、大学病院を舞台に、医師それぞれが“秘密”を抱えながらも、出世争い・恋愛・不倫・三角関係など、さまざまな欲望が渦巻く中で生きていく医療ドラマと恋愛ドラマが融合した医療ラブストーリー。通常、「アルタビジョン」には、フジテレビのキャラクター・ラフくんの時報が流れているのだが、今回は、初めての試みとして「医師たちの恋愛事情」とコラボし、30秒間のスペシャル時報を制作。映像の内容は、主演の斎藤さんがドラマ同様、白衣姿で登場。画面を相手の女性に見立てて「顔色悪いね…。熱あるんじゃない…?あんまり無理すんなよ」と優しく話しかけるというもの。時には、画面にかなり接近する場面もあり、斎藤さんのフェロモンあふれる映像に仕上がっている。ドラマや雑誌で肉体を披露する機会も多い斎藤さん。本作では白衣に身を包み“脱がない”とのことだが、白衣を着た斎藤さんが低音ボイスで話しかけるというまた別の魅力にますます世の女性の視線を集めそうだ。特別映像は、3月24日(火)からドラマ最終回までの約3か月間にわたって「アルタビジョン」で流れるという。「医師たちの恋愛事情」は4月9日より毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年03月25日日清食品は3月23日に発売した女性向けカップヌードル「カップヌードルライトプラス ラタトゥイユ/バーニャカウダ」のプロモーションの一環として、斎藤工さんが登場する特設サイト"みつめてLight+"を公開した。斎藤さんは、同商品のイメージキャラクターを務めている。同サイトは、「カップヌードルライトプラス」を食べる人に向けて展開するもので、アクセスすると、画面に斎藤さんが登場。お湯を入れてから食べ終わるまでの全工程を、斎藤さんに見つめてもらうことができるという仕組みになっている。出来上がるまでの3分間はカウントダウン画面が表示され、農業男子に扮した斎藤さんの話を聞くことができる。出来上がったあとは、画面の向こうから熱々のカップヌードルライトプラスを「フーフー」してもらったり、「こうやって2人で食べた方がおいしいよね」などのささやきも聞くことができる。食べ終わったあとは、最後まで食べたことを斎藤さんに褒めてもらう場面も。運がよければ、頭をポンポンしてくれる可能性もあるという。動画は50種類以上のバリエーションを用意しているため、アクセスするたびに違ったアクションを楽しむことができる。また、ウェブカメラのあるPCでアクセスすると、斎藤さんと共にセルフィーでツーショット撮影もできる。気に入った写真が撮影できた場合は、SNS(twitter、facebook対応)でそのままシェアすることも可能。
2015年03月24日