女優の石原さとみが、10月スタートの日本テレビ系ドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(毎週水曜22:00~23:00)で主演を務めることが10日、分かった。このドラマは、宮木あや子氏の小説『校閲ガール』シリーズ(KADOKAWA刊)が原作。ファッション編集者を目指して出版社に入社したものの、原稿のミスを調べて直すという地味な「校閲部」に配属された石原演じる河野悦子が、ド派手ファッションに身を包み、作家に直接会いに行ったり、事実確認のために現場に乗り込んだりと、校閲の仕事を超えて大暴れしていくお仕事コメディ作品だ。「『ハケンの品格』や『働きマン』など、とても好きで見ていたドラマの放送枠で、同じ職業モノで主演させていただけることをうれしく思います!」と、日テレ水曜ドラマに憧れていた石原。原作を読んで「(主人公の)口の悪さも読んでいてスッキリするし、本当にファッションが好きな人なんだなぁということが伝わってきてワクワクしました」と感想を語る。また、今年あった親友の結婚式で、友人代表のあいさつ文を考えるときに、文章がまとまらずに何度も推敲して書いたそうで、「文章を作るのって本当に大変だなと思いました。しかも校閲の方は、書き手のキャラクターも分かっていなくてはいけない。とても大変なお仕事だと思いました」と、その苦労を実感したそうだ。原作者の宮木氏は、今回のドラマ化に「飛び上がるほどうれしかった」と大喜び。さらに、主演が石原だと聞いて「どんな河野悦子を演じてくださるのか、今から楽しみでなりません」と期待を示す。また、脚本の中谷まゆみ氏は「自分のいるべき場所はここじゃない、そう思いながらも頑張っている人たちに、元気とエールを送れるドラマを目指します」と抱負。小田玲奈プロデューサーは「河野悦子はまさに石原さんそのもの! あふれんばかりの"華"はもちろん、作品(仕事)にかける情熱に圧倒されました」と絶賛している。
2016年08月11日2015年6月の地上波スペシャルドラマ放送直後から、「Hulu」にての6週連続ドラマ配信され、単発ドラマながら世帯視聴率12.9%で並びトップを獲得した日本テレビと「Hulu」の共同制作ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」。この度、唐沢寿明と窪田正孝の続投で、10月スタートの新土曜ドラマとして帰ってくることが分かった。2015年6月。捜査中の事故で昏睡状態となった男・京極浩介(唐沢寿明)が30年ぶりに目を覚ました。京極は、横浜中央署の若手刑事・望月亮太(窪田正孝)と共に、30年前に追っていた凶悪犯“カグラ”とその組織を壊滅に追いやり、時間を超えた因縁に蹴りをつけた。あれから1年――。京極と亮太は相変わらず同じ部屋で一緒に暮らしていた。亮太と結衣(佐々木希)は間もなく交際1年になるが、京極は頑なに2人の関係を許してはいなかった。京極の元妻・加奈子(和久井映見)は、鈴木誠(宮川一朗太)と夫婦円満で幸せに暮らしている。京極、亮太を招いての「気まずい晩さん会」も月に1度のペースで開かれていた。京極と亮太は、この1年、数多の凶悪事件を解決に導いていた。亮太も1年前の草食系お坊ちゃんから嘘のような変貌ぶりを遂げ、ルール無視、強引で破天荒な2人の捜査方法は、時に問題となったが、いまや神奈川地区ナンバーワンの圧倒的な検挙率と貢献度から、全て黙認されていた。横浜中央地区にとんでもない「スタジャンと痩せマッチョ」のコンビがいる。それは警察のみならず、裏社会でも噂になっていた。そして2016年10月、新しい物語が始まる――。原作は、2010年の放送開始以後、高視聴率を獲得し続け2013年までにseason5まで製作された、ドイツの人気海外ドラマシリーズ。海外市場においても作品が高く評価され、フランスでのリメイク版も高視聴率を獲得し、アメリカでもリメイク版開発が進行中。また、エストニア、ウクライナ、ロシアでも海外番販されて人気を博す、ワールドワイド展開が成功している作品だ。そんな中、2015年に日本版リメイクが製作され、主演の唐沢さんが、30年間昏睡状態で時代とズレてしまった規格外の刑事を熱演。バディを組む草食系若手刑事役の窪田さんとのコミカルな掛け合いに派手なアクションが話題となり、骨太なミステリーとしても胸を熱くする家族ドラマとしても見応え満点の極上のエンターテインメント作品となっている。そしてこのほど放送が決定した今回の連続ドラマでは、30年の昏睡状態から目覚めた主人公の熱血刑事・京極浩介の唐沢さんと、京極とバディを組む若手刑事・望月亮太役の窪田さんが続投し、前作から2年後の2人が描かれる。今回の決定に唐沢さんは「今回は亮太とのコメディチックなやり取りもかなり増えてくるようなので、最終的には台本も無視して!? 突っ走ってやろうかと考えています。アクションも前回よりパワーアップするようなので、おそらくその辺のビル群だったら、軽く跳べちゃうんじゃないですか(笑)? ただ、ありえないながらも、どこか見る人を引き付ける、『こういうヤツ、確かにいるよね?』というリアリティの部分は、しっかり残したいです」と意気込みを語った。窪田さんと再タッグということで、久しぶりに会ったという唐沢さんは、「相変わらず前髪が長くて安心しました(笑)。NGを1回出したら1cm切るっていうペナルティーを取り付けようかと思います(笑)」とジョークも入れつつ、「規格外の部分が多いドラマなので、これが世の中の人に受け入れられるのか、すこし心配にはなりますが、そのあたりは窪田くんの爽やかさでカバーしてもらえれば!」と期待も寄せているようだ。一方、窪田さんは「唐沢さんは、基本“マジメにふざけている方”だと思うんです。つまり、京極というキャラクターとしてはふざけていますが、アクションだったり、役として譲れない部分だったりを、すべて監督と細かくコミュニケーションを取って作り上げていらっしゃいます。前回、そういう部分を一番近くで見ることができたのがとても嬉しかったので、今回はもっと色々なシーンを一緒に演じて勉強させていただきたいと思っています」と唐沢さんについて語り、「週に1回の1時間がすごく爽快で楽しくて笑えて、でもどこか泣けたりグッとくる、そんな作品に絶対なると思いますので、たくさんの方に見ていただけたら嬉しいです」とメッセージを寄せていた。また2人のほかにも、刑事課巡査部長・柏木沙織役の黒川智花、刑事課警部補・安田慎平役の松尾諭、警視・鯨井雅高役の田山涼成、警部・鈴木誠役の宮川一朗太らお馴染み横浜中央署の愉快な仲間たちはもちろん健在。そしてそこに、京極&亮太を阻む厚い壁となるライバル? 敵? ほか、魅力的な新キャストが6人登場予定とのことだ。なお、今回の放送決定に併せて、3週連続ラストコップ祭り「THE LAST COP/ラストコップ-episode0(ゼロ)-」も放送決定。初めて明かされる仰天マル秘話や爆弾発言、さらには毎週驚きの重大告知も…? さらに10月からの放送が楽しめる内容となっている。日テレ×Hulu共同製作ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」は10月期毎週土曜日21時~日本テレビにて放送予定。3週連続ラストコップ祭り「THE LAST COP/ラストコップ-episode0(ゼロ)-」 は9月3日(土)21時~3週連続で日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年08月02日45周年を迎えた「仮面ライダー」シリーズ。その記念すべき年に、10月からスタートする新シリーズ「仮面ライダーエグゼイド」の全貌がこのほど明らかになった。今回の仮面ライダーは、主人公が変身ベルト“ゲーマドライバー”に変身アイテム“ライダーガシャット”を挿入することで変身。まずはレベル1の姿でゲームウイルス=“バグスター”に侵された人々を救い出し、そして仮面ライダーエグゼイドはレベル2へとレベルアップ!実体化したバグスターと戦い、打ち倒していくという。「仮面ライダー」シリーズ史上初めて、人々を守るため蔓延する謎のゲームウイルスとの戦いを描く。さらに本作では、戦闘時にデジタルゲームで見られるビジュアル効果を盛り込むという。エグゼイドとバグスターのバトルシーンでは、バトルゲーム的なヒット演出、アクションのゲージ、対決のVS表示、武器のボタン操作など、これまでの「仮面ライダーシリーズ」にはない見た目の楽しさを表現していくようだ。また仮面ライダーエグゼイドは、10月の放送開始を前に、8月6日(土)公開の『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』にいち早く登場する。「仮面ライダーエグゼイド」は10月、毎週日曜日8時~テレビ朝日にて放送予定。『劇場版 仮面ライダーゴースト100の眼魂とゴースト運命の瞬間』は8月6日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月01日俳優の船越英一郎が、9月29日にスタートする読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『黒い十人の女』(毎週木曜23:59~24:54)で主演を務めることが29日、明らかになった。1961年に公開された市川崑監督の映画のリメイク版で、父である故・船越英二さんの当たり役となったキャラクターを演じる。この作品は、プレイボーイのテレビプロデューサー・風松吉(かぜ・まつきち)が、妻や9人の愛人たちに殺害を共謀される様を、ブラックユーモアを交えて描くもの。船越が演じる風役は、50年前の映画で当時大映のスターだった父・英二さんが演じていたが、今回、本人の強い要望から、同じ役への挑戦が実現したという。映画版の脚本は、市川監督の妻・和田夏十が手がけたが、今回のドラマはお笑い芸人・バカリズムが担当。脚本家として高い評価を得ているバカリズムだが、原作もの、1話完結以外の連続ドラマは初挑戦で、今回は、"十人の女に命を狙われる"という映画のストーリーを下敷きに、現代版にアレンジする。船越は、原作が持つ魅力について「ちりばめられた珠玉のセリフが人間の本質をえぐり出し、アイロニーとユーモアに満ちたエンターテインメントになっている」と説明。それを大胆にアレンジしたドラマの見どころは、「前代未聞のサスペンスを天才・バカリズム氏がどんなコメディに仕立てていくのか、予想もできない結末に向かっていく」と挙げている。また、読売テレビの汐口武史プロデューサーは「主演の船越英一郎さん、脚本のバカリズムさん、そして名作『黒い十人の女』という異色の組み合わせに、ワクワクする気持ちでいっぱい」と自身も感激のコメント。「1人の男を巡り、壮絶かつクレイジーな争いを繰り広げる、強烈で魅力的な女たちにご期待ください」と呼びかけた。
2016年07月29日女優の新垣結衣が、10月スタートのTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~)で主演を務めることが26日、わかった。2015年に「第39回講談社漫画賞」(少女部門)を受賞し、現在も月刊『Kiss』(講談社)で連載中の海野つなみ氏の同名漫画を原作とする同ドラマは、夫=雇用主、妻=従業員となる"就職"という意味での男女の結婚生活を描く新感覚のラブコメディ。脚本は『空飛ぶ広報室』、『重版出来!』、『図書館戦争』シリーズなど、数々のヒットドラマ、映画を手がけた野木亜紀子が担当する。新垣が演じるのは、彼氏なし、院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切り、そして、ただいま休職中という、自分の居場所の無さを強く感じている25歳の森山みくり。独身の会社員の津崎平匡の家事代行として働き始めたみくりは、将来への不安から「就職という意味で結婚するのはどうですか?」と津崎に提案してしまう。津崎は、事実婚としての契約結婚を提案。2人は周囲には秘密にして結婚することになるのだが、果たして2人の結婚生活はうまくいくのか。新垣は「契約結婚から始まる、みくりと津崎たちの一風変わったお話です」と説明。「新しいラブコメディのような、ビジネスコメディのような、今の時代の象徴でもあるような、楽しいドラマになると思います。みくりたちがあれこれ試行錯誤する姿を見て、共感したりクスッと笑っていただけるように頑張りたいと思います」と意気込んでいる。原作者の海野つなみは「まだドラマ化も決まってない初期のころから、友だちと勝手に妄想キャスティングで『みくりちゃんは新垣結衣ちゃんとかどう?』『いや~ガッキーがやってくれるなら百点でしょ!』とのんきに言っていた」と明かし、「本当に新垣結衣さんでドラマ化と聞いた時はとてもうれしかったです」と語った。(c)TBS (c)海野つなみ/講談社
2016年07月27日女優の菅野美穂が、10月スタートのTBS金曜ドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』(毎週金曜22:00~)で4年ぶりにドラマ主演を務めることが21日、わかった。昨年8月に出産後、初のドラマ主演となる。同ドラマは、プライド、虚栄心、嫉妬が交錯するきらびやかなタワーマンションで繰り広げられる女たちの闇を描く完全オリジナルのサスペンスドラマ。菅野が演じるのは、穏やかな会社員の夫、優しい高校生の長男、照れ屋の幼稚園児の長女のために一生懸命な専業主婦で、最凶の隣人から家族を守ろうとする母親だ。平凡だが家族仲良く暮らしてきた主婦の高野亜紀(菅野)は、"憧れの新生活"を目指して家族でタワーマンションに引っ越したが、そこで不気味な恐るべき隣人に出会う。その隣人は、タワーマンションに住む主婦たちのプライドや虚栄心、嫉妬など、闇の感情を巧みにあやつり、高野を孤立させ、家族崩壊へと向かわせる。一方、世間を騒がす連続誘拐事件が勃発。誘拐事件の犯人像と、不気味な隣人との間に怪しい共通点が見え隠れする。菅野は、「追い込まれていく人間の滑稽な様が描かれています。端から観ていると笑ってしまうような話が盛り込まれていて、すごく面白くて引き込まれました」とドラマについて話し、「この先、どういう展開になっていくのだろうと、私自身も楽しみです」とコメント。「自分も子どもを持ち、そういったところで、共感できる部分を探しながら、演じていきたいと思います」と意気込んでいる。演出は、『夜行観覧車』『Nのために』『アリスの棘』など、スタイリッシュなサスペンスドラマを数多く手がけてきた塚原あゆ子氏、脚本は、完全オリジナルドラマの『アリスの棘』で新人ながら完成度の高さを見せつけた池田奈津子氏が担当する。
2016年07月22日●テレビ東京の決断に驚いた、ドラマ『ヤッさん』テレビ東京系の金曜20時ドラマ『ヤッさん~築地発!おいしい事件簿』(7月22日スタート)。伊原剛志がテレ東初主演と話題となっているが、実はドラマ通が注目した話題がもうひとつあった。古くは『木曜の怪談/怪奇倶楽部』『いいひと。』、近年は『アンフェア』『リーガル・ハイ』シリーズなどで名を知られる稲田秀樹プロデューサーが、テレビ東京社員としてプロデュースに関わっているという点だ。制作プロダクションである共同テレビジョンで、多くのドラマを生み出してきたプロデューサーが、テレビ局に移籍。しかも、テレビ東京! ということで注目を集めた今回の件、気になる真相や、新たな作品『ヤッさん』にかける思い、そしてテレビ東京の印象について話を伺った。○生活が一変するような移籍――かなり業界的というか、個人的な話から伺ってしまうのですが、共同テレビジョンからテレビ東京に移籍(転職)されたのはどのような経緯があったんですか?私は52歳になるんですが、まさかこんなに生活が一変するような転職をするとは、これまで想像すらしたこともありませんでした(笑)。以前の会社では管理職に就いていたのですが、どうしても現場でのモノづくりの最前線に復帰したくて、光栄にも熱心にお誘い頂いたご縁もあって、熟考を重ねた上で、新しい場所でトライすることになりました。――これまで、テレビ東京さんとは作品をつくられてなかったと思うのですが、いきなり入社されるというのもすごいですね。これまでも何度か一緒にやりましょうとご提案をいただいていたんですが、スケジュールの関係もあって、なかなか実現には至りませんでした。実は、今回も当初は別の企画でお話を受けていたんです。たまたま管理職という立場上、スケジュールが空いていたので、会社とも相談の結果、お引き受けすることになりました。その後、長く準備をしてきた当初の企画が頓挫するアクシデントがあって、私の転職だけが残るという事態に陥ってしまったんですが……。――それは大変ですね……。すぐさま別の企画を立ち上げなきゃ、ということで、初仕事から大ピンチです(笑)。そこで最終的に形になったのが『ヤッさん~築地発!おいしい事件簿』でした。結果としては、自分の企画で初仕事を迎えることができたので、とてもラッキーでした。――管理職になった方が、現場が恋しくなるという話は色々な会社で話を聞きます。テレビ局にしても制作会社にしても、ヒット作を生み出して結果を残した人材が管理職になる傾向がありますが、そういう人ってそもそも現場でのクリエイティブが好きな場合が多いですよね。マネージメントというと違うステージになりますし、成功体験があればあるほど、他の人の作品にも口出ししたくなっちゃうところもあると思うんですが、現場の若い世代にとって決して良いことではないですからね。フラストレーションがたまることも多いと思います。○制作者に寄り添う大英断――そういった経緯があって、テレビ東京に入られたわけですが、『ヤッさん』はどのようにお話が進んだんですか?企画を考える時は、僕の恒例行事なんですけど、だいたい大きな書店に行って、あえて膨大な情報の中で溺れるような感覚に自分を置くようにしています。そうすると最終的に何か自分に引っ掛かるモノが見えてくることがあるんです。今回もなぜか『ヤッさん』の原作がバーンと目に飛び込んできました。「80%の人が電車を乗り過ごすほどの面白さ」という大胆な帯も気になったのかもしれませんが(笑)。即座に買って読んだら本当に面白かったし、テーマも興味深くて、ぜひドラマにしたいと思いました。――今までの作品とはまた雰囲気が違うのかな、とも思いましたが。そもそも飽きっぽい性格なので、同じような作品が続くのはあまり好まないんですよね。以前はヒューマンなものも手掛けてますが、ここのところは毒っ気の多いダーク系の作品が続いていたので、思い切って真逆なものをやりたいという気持ちはありました。笑って泣けて、ドラマの王道に戻ったものを、テレビ東京の金曜20時枠でトライできるのは、幸せなことだと思います。――そこで『ヤッさん』がぴったりだったんですね。でも最初は、企画会議でも反応が悪くて。主人公がホームレスという設定は、さすがに視聴者にネガティブに捉えられるんじゃないかと、出した直後に却下されました(笑)。他局でも、それが理由で実現に至らなかったと出版社から聞いていたので、さもありなんと。その後、他の企画もいろいろと出したんですがなかなか決め手がなくて。タイムリミットが迫った最後の会議で提出した数本の企画の中に、リベンジと思って練り直した『ヤッさん』を加えてプレゼンに臨んだんです。そうしたら、すべてを説明し終えた後、最終的な決断をする立場の方に「制作する人間としては、正直どれが一番やりたいの?」と質問されたんです。「『ヤッさん』です」と答えたら「わかった、じゃあそれで行こう!」と言ってくれました。最終的には制作側の想いに寄り添って決めるんだ、というのは新鮮な驚きでした。――それは、テレ東の良さと言えるでしょうか。クリエイターを大事にする社風は感じています。みなさん、純粋に作品に向かい合っている。特に深夜帯で、独特な番組を生み出しているのは、クリエイターの自由度が高いからだと、入社して改めてつよく実感しています。●難航する築地市場の撮影許可に、思いもよらぬ奇跡が!○築地の苦労話――そこまでして『ヤッさん』をやりたかった理由は。メインの舞台が築地ということも大きいですね。市場の移転が迫るタイムリーな時期でもありますし、世間も注目している。どうにかドラマという形で、映像に残せないかなという思いはありました。――築地市場で撮影をするのは、難しいものですか?生鮮の仕事に真剣に向き合われている方々が集まる場ですから、衛生面なども考えて、撮影そのものの受け入れが厳しいんです。特にドラマは撮影隊が大所帯になりますし、交渉は想像以上に困難でした。それこそ途中で諦めかけたこともありました。どこかに築地に見立てたセットを作ってやるしかないかなどと考えることもありましたが、どうしてもここはホンモノの築地市場で撮りたいと、粘り強く交渉した結果、撮影ギリギリの段階でご理解を得ることができました。最後は築地人の粋を感じました。本当に有難かったです。――最後は熱意が伝わったんですね。幸運もありました。主演の伊原剛志さんのマネージャーさんのご実家が、築地の大手の仲卸だったんです(笑)。今はお兄様がお店を継いでいらしていて、ご協力をいただけたのは大きかったですね。もちろん、伊原さんにオファーしたときは全く知りませんし、奇跡としか言いようがありません。成功する作品には、図らずもこのような運命的なことが起こることが多いので、視聴率的にもきっときっと成功できる予感がします(笑)。○築地にぴったりな旬で新鮮なキャストたち――出演される方々について、印象はいかがですか?伊原さんを筆頭に、全員が適材適所、ぴったりなキャスティングだと自信をもっています。ヤッさん役は、江戸風のべらんめえ調で威勢がよく、うまいもん食ってニカっと笑う顔が似合うのを一番大切に考えていたんですが、普段のイメージとは違う伊原さんの姿が思い浮かんで…。でも、今撮影しながらも、まさにイメージ通りで本当によかったなあと思っています。柄本佑くんは若手男優の中でも注目していた方で、ぜひ一度ご一緒してみたいと前々から思っていました。タカオに求められる高い演技力もみごとクリアして頂いてます。そして、里見浩太朗さんの存在感も大きい! 『リーガルハイ』からのお付き合いになりますが、ご快諾頂いたときはとても嬉しかったです。――テレビ東京のドラマ『侠飯~おとこめし~』には、柄本さんの弟さん・柄本時生さんが出演されますが、それは事前にご存知だったんですか?実は一緒にプロデュースしている濱谷君がかけもちで担当しているんですが、まったく意図はしていませんでした。双方、決まってみたら、同じ曜日に、どちらも食というテーマで、年配の男性と若い男性のバディという設定で、それぞれ柄本ブラザーズが出ているという(笑)。これはネタとして使っていくしかないかなとは思いました。美味しいフライデーとして、ぜひ両方見ていただければ。『侠飯~おとこめし~』の生瀬さんとは長いお付き合いで、先日撮影の陣中見舞いに行ったら「なんで移籍したの?」ってすごくしつこく聞かれました(笑)。――築地の光景や、人情話の他に、実はこんなところも見どころ……という部分を教えてください。個人的にはテレ東移籍記念ドラマと思っているので、できるかぎりテレビ東京の名物番組を感じさせる小ネタを入れていきたいと思っています。ちょっとマニアックですけど、ぜひ注目してください。
2016年07月21日女優の波瑠が主演を務める関西テレビ・フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』と、武井咲が主演するTBS系『せいせいするほど、愛してる』の"火10"ドラマが12日にスタート。初回の平均視聴率(関東)は、『ON』が9.6%となり、9.3%だった『せいせいするほど―』を僅差で上回った。いずれのドラマも、レギュラーは毎週火曜21時から21時54分の放送だが、12日はいずれも放送時間を拡大。『ON』は21時から20時48分まで、『せいせいするほど―』は、22時から23時9分まで放送された。なお、『ON』を制作する関西テレビの地元・関西地区は13.4%と高視聴率のスタートを切っている。『ON』は、新人刑事・藤堂比奈子(波瑠)が、驚異的な記憶力と、殺人犯への異常な探究心で、次々と起こる不可解な猟奇殺人事件の捜査に当たっていくストーリー。一方の『せいせいするほど―』は、ティファニーの広報部に勤める主人公・栗原未亜(武井咲)が、自社の副社長であり既婚者の三好海里(滝沢秀明)と恋に落ちる禁断の恋愛ドラマとなっている。視聴率の数字はビデオリサーチ調べ。
2016年07月13日女優の桐谷美玲が主演を務める、11日スタートのフジテレビ系月9ドラマ『好きな人がいること』(毎週月曜21:00~21:54 ※初回は15分拡大)の台本が、初回放送直後から無料配信されることが8日、明らかになった。これは、出演者に手渡される台本をそのままデータ化して配信するもので、同局制作のドラマとしては初の試み。通常、関係者以外は閲覧できない台本を、フジテレビのエンタメコンテンツサイト・FODで配信し、セリフとシーンを確認することができる。初回だけでなく、2話以降も放送直後に配信され、本番テイクが台本からどのように変更されたかを比較するという楽しみ方もできる。さらに、LINEマンガアプリ内でも、今作のノベルコンテンツが無料連載配信されることが決定。こちらは台本をノベル形式に書き換え、横書きの縦スクロール型で、毎話放送直後に配信される。加えて、各話の象徴的なワンシーンは、俳優の音声付きでの配信となる。このドラマは、桐谷演じる恋愛下手な主人公・櫻井美咲が、山崎、三浦翔平、野村周平演じる柴崎三兄弟の経営する海辺のレストランで、住み込みのアルバイトをすることから始まる、ひとつ屋根の下でのラブコメディ。真夏の神奈川・湘南が舞台になっている。
2016年07月08日モデルで女優の山本美月が5日、東京・後楽園ホールで行われたフジテレビ系ドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(17日スタート、毎週日曜21:00~21:54 ※初回は~22:24)のイベントに登場。7月スタートのドラマで最も視聴率が高かったら「水着の写真集を出します!」と宣言した。このドラマは、Hey! Say! JUMPの中島裕翔演じるプロ棋士の夢に挫折した主人公・一ノ瀬歩が、社会経験も学歴もない中、総合商社で組織の一員として認められるよう、ひたむきに仕事に向き合う姿を描くもの。このイベントでは、参院選を前に、キャスト陣がそれぞれ"マニフェスト=公約"を発表し、そこで、歩と同期役の山本が「水着写真集」の宣言を行った。山本がフリップを出した瞬間、会場には大きな歓声と拍手がわきおこり、こちらも同期役のジャニーズWEST・桐山照史は興奮状態に。山本の所属事務所は、基本的に水着NGだそうだが、昨年放送された時代劇で夫婦役を演じた遠藤憲一が「一緒にお風呂入ったじゃん」と指摘すると、山本は「お風呂シーンはいいみたいです(笑)」と、あいまいな境界線があることを認めた。今作で山本は数少ない女性キャストで、優秀な社員というキャラクターから「英語もロシア語もしゃべらなきゃいけないので、大変です」と苦労している様子。ストーリーの中で恋愛要素は全く無いが、この日登壇した、中島・遠藤・桐山・瀬戸康史・山内圭哉の5人から、一斉に告白されたらどうするかという質問に、桐山が1人緊張する中、山本は「それはもちろん…遠藤さん」と回答し、遠藤と熱い抱擁を交わした。山本は今回、会社随一の美人で仕事もできるが、男性社員からセクハラやパワハラを受け、男性社会での闘い方を必死に見つけようとする役柄を熱演。「全国の働く女性の方々に元気を与えられたらと思います」、さらには「女性の社会進出に貢献できたら」と意欲を示した。
2016年07月05日夏にぴったりの胸キュン・ラブコメということで、早くも話題の桐谷美玲主演月9ドラマ「好きな人がいること」。この度、ドラマの番外編ストーリーがコミック化されることが決定した。櫻井美咲(桐谷美玲)は、キスの仕方も忘れるほどスッカリ恋愛にご無沙汰だった。というのも将来は独立したいという夢に向け、日々パティシエの仕事に邁進(まいしん)してきたからだ。だがある日、心のよりどころとしていた仕事をクビになり、転職活動もうまくいかないという大ピンチに…。そんなおり、高校時代の初恋の人・柴崎千秋(三浦翔平)と再会する。そしてなんと千秋に誘われ、彼が経営する海辺のレストランで住み込みのバイトを始めるという奇跡の展開に。憧れの千秋と一つ屋根の下で暮らすことになった美咲。だが、そこにはほかにも兄弟たちがいた。シェフを目指して学校に通う三男の柴崎冬真(野村周平)はお調子者のプレーボーイ。そして、レストランを支える天才シェフ、次男の柴崎夏向(山崎賢人)は最低最悪の超ムカつく男。夏向は美咲のことをパティシエとは認めず、パシリ扱い。「こんな最低男と暮らす羽目になるなんて」…こうして、この三兄弟とひと夏をすごすことになった美咲。果たして、いつも優しい理想の王子様・千秋、お調子者のプレーボーイ・冬真、そして嫌みや皮肉ばかりの天敵・夏向のうち、恋愛弱者・櫻井美咲の重い心の扉を開けるのは誰か…!?ドラマは海辺のレストランを舞台に、仕事一筋に打ち込んできたパティシエのヒロイン・美咲が、イケメン三兄弟と海辺のシェアハウスでひと夏を過ごす、という女子なら憧れてしまうだろう設定のロマンチック・ラブ・コメディーだ。このほど決定したコミック化は、7月23日(土)発売の少女漫画誌「デザート」(講談社)にて、別冊で掲載予定とのこと。気になるその番外編の内容は、山崎賢人演じる三兄弟の次男でカリスマシェフ・夏向の高校時代のストーリーだ。高校生の夏向がひと夏経験する“友達以上、恋人未満”な関係を描くという。また、コミックには三浦翔平演じる長男の千秋、野村周平演じる三男の冬真も登場する。そして今回は、ドラマ本編の脚本アドバイスとして参加している作家・LiLyと、漫画家・栄羽弥がクリエイターとして参加し、夢のコラボが実現している。「好きな人がいること」は7月11日(月)21時~フジテレビにて放送開始(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2016年06月26日俳優・柄本佑が、伊原剛志主演のテレビ東京系ドラマ『ヤッさん~築地発! 美味しい事件簿~』(7月22日スタート 毎週金曜20:00~)に出演することが17日、わかった。同作は原宏一『ヤッさん』(双葉文庫)を映像化。移転前の築地市場を舞台に、宿無し無一文でありながら食の天才のヤッさん(伊原)が、柄本演じる青年・タカオとともに、"食"を冒涜するハイエナたちを成敗していく。NHK連続テレビ小説『あさが来た』の出演でも話題となった柄本は今回、職を転々とし、宿無しになってしまったところをヤッさんに拾われ、「食べ手」としての才能を開花させていくという役どころ。柄本はタカオ役について「ヤッさんをはじめ、すごい人たちが周りにいて、タカオは普通の人、むしろちょっとダメな人なので共感できることは多いです」と語る。また柄本は、朝は遅い時間まで寝てしまうため、「築地への憧れはありますが、なかなか機会がなくて……」とこぼすが、撮影で関わることになり「移転する前の築地の場内も見ることができて嬉しいです」と喜びのコメントを寄せた。弟・柄本時生も、同じくテレビ東京系の生瀬勝久主演ドラマ『侠飯~おとこめし~』(7月スタート 毎週金曜24:12~)に出演。ともに主人公の相棒役、人生に迷う青年役となり、テレ東ドラマを盛り上げる。他のキャストとして蕎麦が好きな女子高生・ミサキを山本舞香、築地の仲買人・正一を上地雄輔、韓国料理店の女店主・オモニを板谷由夏、老舗蕎麦屋の店主・橋田を里見浩太朗が演じる。
2016年06月17日女優の桐谷美玲が主演する新月9ドラマ『好きな人がいること』(7月11日スタート、毎週月曜21:00~21:54)のTwitter公式アカウントのフォロワー数が、驚異的なペースで増えている。放送前にもかかわらず、4月スタートの春ドラマ全作品を早くも上回った。同作のTwitterフォロワー数は、15日午前9時現在で約22万6,000。今週相次いで最終回を迎える4月スタートの春ドラマも、各作品でTwitterの公式アカウントを持っているが、フォロワー数のトップは、嵐・大野智主演の日本テレビ系『世界一難しい恋』の約21万3,000となっており、『好きな人がいること』は放送1カ月前にして、全ての春ドラマを上回ってしまった。今回は、昨年7月クールで、若年層の強い支持を受けた月9ドラマ『恋仲』のチームが集結。LINE LIVEなどでの生配信でメインキャストの桐谷・三浦翔平・山崎賢人・野村周平が登場して制作発表を行ったほか、本編の放送を前に、藤田ニコル主演でスピンオフドラマを配信する予定にあるなど、ウェブでのPR施策を積極的に取り入れている。生配信での制作発表の視聴数は64万超を記録。その最中に、4人がセルフィーで撮影した写真を掲載したTwitterの投稿は、配信終了後1時間で4万リツイートに達し、同アカウントのフォロワー数は、翌日に早くも10万を突破した。その後も、撮影現場のキャストたちが写ったツイートを積極的に投稿しており、フォロワー数は急上昇。『恋仲』では、最高時で27万フォロワーに達したが、これを超えることが期待されている。5月28日にYouTubeで公開した、三浦・山崎・野村がこちらに向けてキスを迫ってくる30秒の予告映像も、再生回数が36万回を突破。こうしたSNS上での盛り上がりについて、フジテレビの藤野良太プロデューサーは「キャストの仲良さげな感じや、憧れ、楽しそうな空気感が、視聴者の皆さんに伝わっているのだと思います」と分析している。このドラマは、桐谷演じる恋愛下手な主人公・櫻井美咲が、三浦・山崎・野村演じる柴崎三兄弟の経営する海辺のレストランで、住み込みのアルバイトをすることで始まる、ひとつ屋根の下でのラブコメディ。ほかにも、大原櫻子、浜野謙太、佐野ひなこ、飯豊まりえ、菜々緒、吉田鋼太郎といったキャスト陣が、脇を固める。
2016年06月15日俳優の生瀬勝久が、テレビ東京系ドラマ『侠飯~おとこめし~』(7月スタート 毎週金曜24:12~)の主演を務めることが、このほどわかった。同作は作家・福澤徹三の小説『侠飯~おとこめし~』(文春文庫刊)を原作とし、生瀬演じるヤクザの組長・柳刃竜一が、就職活動中の大学生・良太の家に転がり込み、絶品の料理をふるまうという展開。21年ぶりにテレビ東京のドラマに出演する生瀬は「テレビ東京のドラマは、しがらみのない、つくりたいものをつくっている印象があり、久しぶりに参加できて、非常にうれしいです」と喜びを語った。生瀬は当初、"任侠×グルメ"というテーマに戸惑いを覚えたというが、台本を読み進めるうちに「一見ミスマッチな組み合わせだけれど、実際にそういう人がいてもおかしくない」と思うようになり「こだわりをもって料理をしているんだろうなと想像しています」と、主人公のキャラクターを説明する。作中の料理は「特別な食材ではなく、家にあるものを使って作る」ため、テレビ東京 濱谷晃一プロデューサーも「金曜深夜の視聴者の食欲を刺激してやまないと思います」と語る。また、"夜食テロ"部分だけでなく「セクシーな生瀬さんにご期待ください!」とアピールした。(C)「侠飯~おとこめし~」製作委員会
2016年05月30日モデルの藤田ニコルが、7月スタートのフジテレビ系月9ドラマ『好きな人がいること』(毎週月曜21:00~21:54)のスピンオフ作品で、ドラマ初出演にして主演を務めることが21日、明らかになった。同日開催されたイベント「TGC CAMPUS 2016」で発表された。スピンオフドラマのタイトルは『好きな人がいること~サマサマキュンキュン大作戦~』(全3話)で、フジテレビオンデマンド(FOD)で、ドラマ本編初回放送前の6月20日から配信スタート。藤田に加え、武田玲奈、井上苑子が演じる湘南在住の3人の女子高生が、ビーチでガールズトークを繰り広げるという内容で、本編のヒロイン・桐谷美玲が主演を務めた映画『ヒロイン失格』の吉田恵里香が脚本を手がける。ストーリーは、「好きな人がいること」が発覚した井上に、藤田がお薦めのファッション・メイク術を、武田が「好きな人」をゲットする方法などを伝授。シンガー・ソングライターでもある井上が、劇中で自作曲「好きな人がいること」をウクレレで弾き語りするシーンもあるという。藤田は、初めてのドラマに「一発目に『大丈夫かな』というのが出てきました。でも2016年は、にこるんにとって新しいことに挑戦する年と決めていたので、それがまずかなってうれしかったです」と喜びのコメント。「お芝居ができるかどうか、っていうのは撮影当日になってみないと分からないですけど(笑)、すごく楽しみにしています!」と期待を示している。武田は、ビーチでの撮影ということで「水着も服もかわいいのがたくさん出てくるので、そこも楽しみにしてもらえたら」と見どころを予告。歌を披露する井上は「ちゃんとウクレレに触れたのも初めてなので(このために)練習しました」といい、「不安でもありつつ、ウクレレの音は海にぴったりなので楽しみです」と話した。『好きな人がいること』は、桐谷演じる恋愛下手な主人公・櫻井美咲が、三浦翔平・山崎賢人・野村周平演じる柴崎三兄弟が経営する海辺のレストランで、住み込みのアルバイトをすることで始まる、ひとつ屋根の下でのラブコメディ。スピンオフドラマの配信のほか、今月1日にウェブのライブ配信で制作発表を行うなど、新たな試みを積極的に取り入れている作品となっている。フジテレビの藤野良太プロデューサーは「演技初挑戦となる"にこるん"(藤田)が果たしてどんな演技を見せてくれるのか? プロデューサー人生で撮影がこんなにも楽しみで、こんなにも不安な作品は初めてです(笑)」と、期待と不安を吐露している。
2016年05月21日俳優の藤原竜也が、7月スタートの日本テレビ系ドラマ『そして、誰もいなくなった』(毎週日曜22:30~23:25)に主演することが12日、明らかになった。このドラマは、藤原演じる順風満帆な人生を送る主人公・藤堂新一が、同姓同名の別人の逮捕によって、すべての歯車が一気に狂いはじめてしまう本格サスペンス。偽物に名前や個人情報を乗っ取られ、次々に不可解な事件が押し寄せ、登場人物全員が怪しいという絶望的な状況から立ち向かっていく姿を、秦建日子のオリジナル脚本、藤原と映画『カイジ』でタッグを組んだ佐藤東弥らの演出で描いていく。藤原は「ストーリーが非常に面白く、楽しみながらしっかりと作っていけば、視聴者の方に届くのではないかと思っています」と自信。「豪華なメンバーで楽しいドラマを作っていけるよう臨んで参りますので、ぜひ期待していてください」と呼びかけている。その豪華メンバーとして、新一の親友で、総務省のキャリア官僚・小山内保役で玉山鉄二、新一の母・万紀子役で黒木瞳が共演。朝ドラ『マッサン』以来の連ドラとなる玉山は「(新一から)助けを求められるのですが、どう関わっていくのか謎めいたキャラクターになります」と役柄を説明し、「テンポがよくスリルがあって楽しめるドラマになっています」と話す。黒木は「本もキャスト陣も素晴らしいですし、時間帯も初めて出させていただく番組なので、すごく興味があるので出演できてうれしいです」と期待。「藤原くんがかわいそうで、かわいそうで、どんどんどんどん追いつめられていき、そしてタイトルが『そして、誰もいなくなった』なので、その後どうなるのだろうとドキドキハラハラしながら私たちは演じています」と、撮影に臨む心境を語っている。日テレの鈴木亜希乃プロデューサーは、今回の企画について「まるで海外ドラマのような、日本ドラマを」という思いで立ち上がった背景を紹介。「急展開の連続と、謎が謎を呼ぶストーリー、中毒性の高い世界観、すべてが今までの日本ドラマにはあまりないような、尖(とが)った作品になっています」と見どころを話している。
2016年05月12日4月から日本テレビでスタートした「ゆとりですがなにか」。毎回ゆとり世代の個性的なメンバーが、世間にゆとり世代の心の叫びを代弁してくれているようなドラマであり、ゆとり世代には嬉しい限りです。そんな「ゆとりですがなにか」の中でのセリフが「名言過ぎる」と話題となっているのだとか。今回は「ゆとりですがなにか」の心に刺さる名言3つをご紹介します。■「入れそうな大学入って、入れそうな会社入って辞めずに続けてんだよ。すごくね?」「入れそうな大学入って、入れそうな会社入って辞めずに続けてんだよ。すごくね?」「ゲームでいったらレベルアップしないで何回も何回も同じこと繰り返してるわけじゃん、余裕でクリア出来るステージを。無理だわー、ないわーその才能。だから(自分は)こんな暮らしなんだな!!」(第2話/道上まりぶ)柳楽優弥さん演じる道上まりぶが社会人7年目の板間正和(岡田将生さんと小学校教師の山路一豊(松坂桃李さん)に対して言ったセリフ。東大目指して11浪中の道上まりぶならではの言葉です。この言葉にハッとさせられたゆとり世代も多いのではないでしょうか。無難に毎日を過ごしている事に、違和感を感じているゆとり世代もいるかも知れません。できることなら、日々なにかに挑戦をして、レベルアップしていけたら良いものです。■「叱られた経験のない人間が、部下を叱れるわけがない」「叱られた経験のない人間が、部下を叱れるわけがない」(第1話/板間正和)板間正和が山路一豊に嘆いた一言。部下である太賀さんの態度に疑問を覚えながらも、自分が叱られた経験がないがために、叱り方が分からない板間の苦悩が伺えます。たしかに、ゆとり世代は「みんな違ってみんないい」と教わってきた世代。上司や先生も怒ることに躊躇し、叱られた経験が少ないと言えます。上司にこう叱られてきたから、自分もこうしよう!という感覚がないので、ゆとり世代は部下を育てるのに、どうしても苦労してしまうのではないでしょうか。■「みんなクズだけど、それぞれ違うクズなんです。だからゆとりなんて言葉でくくらないでください」「みんなクズだけど、それぞれ違うクズなんです。だからゆとりなんて言葉でくくらないでください」(第2話/岡田将生)最後も板間正和の言葉。甘やかされてきたという印象の強いゆとり世代は、時々「ゆとりだから」という言葉でひとくくりにされて「クズ」扱いされてしまうときも。しかし、それは果たしてゆとり世代が悪いからなのでしょうか。国が制定した教育制度を、たまたま受けてきた世代というだけで蔑視されてしまうのは納得がいかないゆとり世代も多いはず。個人個人、もがきながら生きているにも関わらず「ゆとりだから」とひとくくりにするのではなく、一個人として見てもらいたいものです。ゆとり世代だけでなく、それ以外の世代の心にも刺さるであろう「ゆとりですがなにか」の名言。宮藤官九郎監督の社会に対するメッセージが、これからも名言としてドラマ内にちりばめられていくのではないでしょうか。
2016年05月08日女優の北川景子が、7月スタートの日本テレビ系ドラマ『家売るオンナ』(毎週水曜22:00~23:00)に主演することが4日、分かった。このドラマは、北川演じる不動産のスーパー営業ウーマン・三軒家万智が、客とその家族が抱える問題に土足で踏み込んで解決することで、必ず家を買わせてしまうという痛快ストーリー。大石静のオリジナル脚本となる。北川は、台本を「すごく楽しくてあっという間に読み終えてしまいました」といい、自身の役柄について「家を売るためには手段を選ばないところもあるのですが、どこかウソがなくて説得力がある」と分析。具体的に「人はいずれ死ぬものです」とズバッと言うセリフがあるそうで、「得体の知れないキャラクターではありながらも、興味深いなと思いました」と印象を語っている。不動産屋=スーツという常識から外れた派手な服装で、客に媚びるようなことはしない。パワハラ批判も恐れず、新入社員を捕まえて徹夜で働かせ、手を上げることもあるが、家を売りまくって結果を出すニューヒロイン。北川は「大胆に振り切った作品なので、私自身も新しい挑戦になると思いますし、笑えるシーンもあるので、とにかく楽しんでいただければ」と見どころを語っている。脚本の大石静は「不条理で気むずかしく、恐ろしいけど、強くてデキるオトナ。そういうオトナをドラマの主人公にしたいと、ずっと思っていました」といい、「流されて行くだけの甘ったれのニッポン人を、ヒロイン三軒家万智が、ぶっ飛ばします」と予告。小田玲奈プロデューサーは「クレバーで、攻撃的で、ミステリアスで、…そしてとんでもない美人。この世のものじゃないような家売るオンナ・三軒家万智を説得力をもって演じられるのは、北川景子さんしかいないと確信しています」と自信を示している。
2016年05月05日May J.が4月23日に埼玉・三郷市文化会館大ホールで、全国18公演に及ぶ全国ホールツアーをスタートさせた。【チケット情報はこちら】初日の公演では、配信開始されたばかりの新曲『Have Dreams!』を初披露。同曲はNHKワールドTV「J-MELO」2016年オープニングテーマで、作曲を小室哲哉、作詞をつんく♂と超豪華なふたりが担当したことで話題となっている、また、同曲も収録される、1年振りとなる待望のニューシングルが8月3日(水)に発売されることも発表された。ニューシングルの収録内容詳細については後日発表される。ライヴは生バンド演奏で行われ、今年の3月に発売されたカバーアルバムシリーズ第3弾『Sweet Song Covers』や、ディズニーオフィシャルアルバム『May J. Sings Disney』など最近の楽曲から、デビュー当時の懐かしの楽曲までラインナップされたセットリスト。ヘッドセットで激しいダンスをしながら歌うなど、オリジナル曲やカヴァー曲を次々と披露。MCでは「ここにいるみんなのお陰で、デビュー10周年を迎えることができました。ありがとうございます。これからも20周年30周年と歌い続けていきたい」と感謝と今後の意気込みを語った。2時間30分を超える10周年にふさわしい内容で大盛況のうちにライヴは幕を閉じ、約3か月に渡るツアーがスタートした。ツアーは7月24日(日)大阪・NHK大阪ホールまで開催。東京公演は7月3日(日)東京・中野サンプラザにて行われる。チケットは発売中。
2016年04月25日昨今のドラマでは、『あさが来た』(NHK)『ダメな私に恋してください』(TBS)に出演したディーン・フジオカが大ブレイクしましたよね。4月からスタートしだした春ドラマも、見逃せないラインナップがずらり。そこで今回は、おさえておきたい春ドラマを一挙ご紹介!あなたを虜にするドラマが見つかるかも。●3年振りに月9主演を果たす福山雅治4月11日にスタートした“月9”は、『ガリレオ』以来、3年振りに福山雅治が主演する『ラヴソング』(フジテレビ系、月曜21時)。元プロミュージシャンで臨床心理士の神代広平(福山雅治)が、孤独を背負った佐野さくら(藤原さくら)と出会い、音楽を通して失いかけた人生を取り戻すという、ヒューマンラブストーリー。オーディションでヒロイン役に大抜擢された藤原さくらさんの、演技にも注目が集まっています。さくらに思いを寄せる幼馴染の天野空一役には人気若手俳優の菅田将暉、さくらの姉代わりの存在である中村真美役に夏帆、さらに神代の大学時代のバンドメンバーで現在は耳鼻科医として働く増村泰造役に田中哲司、神代の昔のバンド仲間であり彼にひそかに思いを寄せる宍戸夏希役に水野美紀と、実力派俳優たちが勢ぞろいしています。『ラヴソング』というタイトルの通り、音楽がエッセンスとなる本作。結婚して大人の魅力が増した福山雅治の、甘い歌声と演技にうっとりする月9は要チェック。●イケメン40代俳優たちの主演作が続々今クールの特徴として、40代イケメン俳優たちの主演作が多いのが目立ちます。最近コメディ作品で演技の幅を広げている竹野内豊は、『グッドパートナー無敵の弁護士』(テレビ朝日系、木曜21時)に主演。松雪泰子とともに、元夫婦で同じ法律事務所に勤める弁護士同士を演じます。“法務&ホームドラマ”というスタイリッシュでコミカルな新しい弁護士ドラマです。また、事前告知で話題を呼んだのが、伊藤英明主演の『僕のヤバい妻』(フジテレビ系、火曜22時)。伊藤英明ふんする脱サラして憧れのカフェ経営をする望月幸平役が、本音を隠した妻への息苦しさから不倫相手と共に彼女の殺害を計画するも、妻の恐ろしい素顔が暴かれていく…という大人の心理サスペンス。悪女役に定評のある木村佳乃が演じる妻の真理亜の、美しき“ヤバ妻”具合にも目が離せません。そして、やっぱり医療ドラマも充実!『ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~』(テレビ東京系、金曜20時)で、医療事故の調査員を演じるのは谷原章介。架空の組織「医療事故調査委員会」が医療事故の背景に潜む闇を暴く、という一話完結型のヒューマン医療ミステリー。脇をかためるのは高畑淳子や中越典子、忍成修吾など個性豊かなキャスト。重ためのテーマにバラエティ色が加わった新鮮なドラマになっているので注目。さらに『昼のセント酒』(テレビ東京系、土曜24時20分)には、大泉洋や安田顕とともに人気演劇ユニット「TEAM NACS」に所属する戸次重幸が主演。ダメダメなサラリーマンが明るいうちから銭湯と酒を楽しむという、大人の道楽エンターテインメント。制作スタッフとともに、原作も大人気ドラマ『孤独のグルメ』の久住昌之氏による痛快エッセイということで、東京都内を中心とした実在する銭湯と、実在する肴の美味い飲み屋が登場するのも見どころです。●独身女性の結婚観を反映するドラマは共感を呼べるかまた、世の女性たちの価値観を反映する恋愛&結婚ドラマにも注目したいところ。中谷美紀が容姿端麗、高年収の39歳独身女性・橘みやび役を演じる『私、結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系、金曜22時)。恋愛弱者であるみやびが、超毒舌な割烹料理店店主である十倉(藤直人)のスパルタ恋愛術によって、理想の結婚を叶えていくストーリー。原案は、「夢をかなえるゾウ」や「LOVE理論」の著者である水野敬也氏の「スパルタ婚活塾」。ドラマには、男目線で展開する女性への恋愛理論が盛り込まれているとのことで、婚活中の女性は要チェックかもしれません。一方、松下奈緒主演の『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系、木曜よる10時)は恋愛ハウツーものではなく、結婚に向けて動き出した女性が成長していくヒューマンドラマ。結婚にさほど積極的ではない34歳独身女性教師の立木早子が、父が倒れたことで一人で家業を営む母の姿を見たことで、結婚に対して心境が変化していく姿を描いています。立木早子氏による実話をもとにした四コマエッセイマンガ「早子先生、婚活の時間です」、「早子先生、結婚はまだですか?」、「早子先生、結婚するって本当ですか?」の3冊が原作ということで、独身女性たちの共感が得られるドラマになりそうです。さらに、元AKB48の前田敦子が恋愛体質の25歳政治記者を演じる『毒島ゆり子のせきらら日記』(TBS系、24時10分)。二股恋愛や不倫など、ドロドロとした恋愛の中に潜む、等身大の女性たちの赤裸々な本音や悩みをリアルに描きます。●イケメン若手俳優たちの主演コメディも楽しみ一方で、若手俳優陣も負けていません!岡田将生×松坂桃李×柳楽優弥で贈る『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系、日曜21時)は、『あまちゃん』の宮藤官九郎脚本による、“ゆとり世代”が主人公のコメディドラマ。1987年生まれの「ゆとり第一世代」と社会にくくられるアラサー男子3人が、仕事や恋、友情や家族などに迷い、もがきながら人生を見つめていく様子が描かれます。さらに田中メカ原作の少女漫画「お迎えです。」をドラマ化した『お迎えデス。』(日本テレビ系、土曜21時)には福士蒼汰と土屋太鳳が主演。感情希薄な理系オタク男子・堤円と猪突猛進女子・阿熊幸が、幽霊をあの世に送るという不思議なアルバイトを通して、生きていくことについて学んでいくというストーリーです。死神役の鈴木亮平がどのように死神を演じるのかも楽しみですよね。その他にも、嵐の大野智演じる性格に難アリの一流ホテルの経営者の恋活を描いた『世界一難しい恋』(日本テレビ系、水曜22時)、同じく嵐の松本潤が0.1%の確率に賭けて刑事事件の無実を証明する弁護士を演じる『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系、日曜21時)など、個性的なドラマが目白押し。今クールの注目作は見つかりましたか?(石狩ジュンコ)
2016年04月22日WOWOW開局25周年を記念して、新たにワーナー・ブラザース・テレビジョン製作の人気ドラマ「コールドケース」の日本版を制作することが決定。今年10月より、WOWOWのオリジナルドラマ枠「連続ドラマW」にて、「コールドケース~真実の扉~」として放送されることが明らかになった。「コールドケース」は、2003年から全7シーズンにわたってアメリカ・CBSで放送されていた刑事ドラマシリーズ。製作総指揮は、「CSI:科学捜査班」シリーズや、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどを手掛けたジェリー・ブラッカイマーが務め、ペンシルベニア州のフィラデルフィアを舞台に、未解決の殺人事件(通称「コールドケース」)を解決する捜査チームを描く。本国アメリカでは、全シリーズの平均視聴者数が1,000万人を超え、さらには全世界で放送&配信されるなど世界中の人々に愛されたドラマシリーズだ。今回、WOWOWがハリウッドメジャースタジオ、ワーナー・ブラザースから「コールドケース」のフォーマット権を獲得したことにより、本企画が実現。本作がアメリカ国外で制作されるのはこれが世界初。またオリジナル版では、フィラデルフィアが舞台だったが、本作では舞台を神奈川に移し、主人公の刑事とそのチームのメンバーを日本のキャストが演じ、毎話異なる未解決事件の真相をたどり事件を解決していく内容になっているようだ。スタッフには、「SP」シリーズを手掛けた波多野貴文監督や、『64-ロクヨン-前編/後編』や『ヘヴンズストーリー』の監督である瀬々敬久が脚本を担当し、そのほか、新進気鋭の映画監督の吉田康弘、さまざまな舞台を手掛ける演出家・蓬莱竜太、『ハゲタカ』を手掛けた名匠・林宏司が名を連ねる。さらに、全編4K・HDR(ハイダイナミックレンジ)で制作するに当たり、7月公開の『シン・ゴジラ』を手掛けた撮影監督・山田康介を起用。カメラは『ゴーン・ガール』のデヴィッド・フィンチャーをはじめ、世界のフィルムメーカーが絶賛する最新の機種を使用し、テレビドラマではもちろん日本初投入であり、史上空前の画質で迫るハイクオリティーな作品を完成させる予定だという。WOWOWがオリジナルドラマを4K・HDRで制作するのは、「連続ドラマW 海に降る」に次いで2作目の試みだ。また波多野監督は、「日本版を演出するに当たり、それぞれの時代の登場人物のリアルな感情をライブ感のある演出で切り取っていこうと思っています。戦後、震災、バブル…日本の激動の時代を生きた人々の感情を大切にし、その時代だからこそ起きた悲しき事件を、現代の時間軸を生きる主人公たちを通して描いていきます」と話し、「そしてそこには、日本の美しさの象徴でもある、四季の風を感じられる、そんなドラマにしていきたいと思っています。私は幸せなことに、最高のキャストで捜査一課チームを組むことができました。出演者たちを通し、時代時代の哀愁や余韻を視聴者の皆様に感じていただけたらと思っています」と意気込みを述べた。世界で人気を博した海外のドラマが、日本の地で、そして日本のキャストで作られるとあって、どういったドラマになっていくのか。また気になるキャストには、どういった俳優陣があてられるのか、続報が楽しみだ。WOWOW開局25周年記念「連続ドラマW コールドケース~真実の扉~」は10月、WOWOWにて放送予定。(全10話)オリジナル版「コールドケース迷宮事件簿」は7月、WOWOWプライムにて放送予定。(全23話)(cinemacafe.net)
2016年04月21日今年もあっという間に桜の季節が過ぎ去ろうとしています。テレビドラマも入れ替えの時期ですね。そこで今日は、いよいよスタートの4月の注目ドラマをピックアップ!ネットニュースを賑わせている、豪華キャスト・スタッフの話題作を中心にご紹介していきましょう。■福山雅治が「ガリレオ」スタッフと再タッグ新人・藤原さくらとの共演も話題の「ラヴソング」ドラマの改変といえば、気になるのはやはり月9枠。今クールはあの福山雅治さんが登場するとあって、制作発表時から大きな注目を集めてきました。高視聴率でお馴染み、「ガリレオ」の制作チームが再結集するということで期待は高まる一方です。元プロミュージシャンの主人公・神代広平は、過去に大きなヒット作を持っているも、一発屋として終わってしまったちょっぴり痛い男。恋愛面でもトラウマを抱えており、なんとも中途半端な状況に陥っています。そんなある日、自分とよく似た孤独を抱えた女性・佐野さくらと出会うことで、今まで退屈でつまらなかった毎日に光が差しはじめ…。運命の女性役を演じる藤原さくらさんの本業も歌手ということで、ほかのドラマでは見られないリアルな音楽シーンが楽しめそうですね。個人的には、1999年に同枠で福山さんが主演した「パーフェクトラブ!」のパキッとしたラブストーリーがとても好きだったのですが、皆さん覚えていらっしゃいますか?20代の福山さんが演じた、とにかく女癖の悪いチャラ男は最高でした(笑)!そこから時を経て、今度はいったいどんな役どころを見せてくれるのか。ポイントとなるのはやはり40代“大人の男としての魅力”なのかも!?プライベートでは新婚ホヤホヤという福山さんの新たな顔に注目です。■クドカン脚本に若手実力派俳優勢が集結!時代風刺を笑いで攻め抜く「ゆとりですがなにか」主演を務めるのは、岡田将生さん×松坂桃李さん×柳楽優弥さんという何とも豪華過ぎる3人。そこへコメディーの名手・宮藤官九郎さんが脚本という援護射撃=絶妙な会話劇を使って時代に疑問を投げかけていきます。演出に、「Dr.倫太郎」「Woman」と社会派ドラマに定評のある水田伸生さんが加わっている辺りも見どころです。物語では、2002年に行われた教育改正の影響により、“野心も競争意識も協調性もない世代”と何かとひとくくりにされてしまった若者たちの心の叫びが題材に。「これだからゆとりは…」とため息をつく大人勢に対し、「ゆとりですがなにか文句ありますか?」とタイトルの通り立ち向かっていきます。誰のせいでもない、時代という圧力に肩身狭く生きてきた若者たちが、仕事に、そして恋に迷いながら奮闘する姿は、世代に関係なく見る人の心に勇気と感動(と、やっぱりクドカンさんならではの笑い?)を与えてくれること間違いなし!「確かに“ゆとり”だ…」と思ってしまう部分もおそらく多々あることでしょう。ですが、その中に解決先を見出していけるかどうかが、本作の大きな特徴になっていくのではないかとワクワクしています。■連ドラ主演デビュー続々!世間を賑わせた“あの女優”に注目最後に、すでに顔と名前は有名だけど…実は、民放連ドラ初主演というこの方々をご紹介。まずは、およそ3年ぶりに新設されるフジテレビ・日9枠「OUR HOUSE」に登場するシャーロット・ケイト・フォックスさんです。朝ドラ「マッサン」で知られるアメリカ人女優が芦田愛菜さんとタッグを組み、ハートフルコメディーに挑戦するとあって家族層からの期待が高まっています。「101回目のプロポーズ」「ひとつ屋根の下」などの名作で知られる野島伸司さんが脚本を手掛けるとあって、涙なしでは見られない予感がプンプンしていますよね~。いったいどんな展開を見せるのでしょうか。また、「重版出来!」には日本アカデミー賞をはじめ、数々の主要映画賞を受賞している黒木華さんが登場。人気漫画を原作に、柔道一筋・五輪の代表候補にもなった超体育会系の主人公が大手出版社の興都館に入社し、編集のイロハを学んでいくこの物語。“重版出来”とは業界用語で、本が売れて増刷されること。どうせなら人生でも“重版出来”を目指したいという夢を持つ主人公のパワフルさ、元気いっぱいの背中に毎週スッキリ爽快感を覚えられるおすすめドラマとなっています。以上、いかがでしたか?ほかにもたくさん、様々なジャンルから面白そうな作品が揃っている4月クールドラマ。初回はたくさんの作品に目を通し、是非、お気に入りの一作を見つけてみてくださいね。(text:Yuki Watanabe)
2016年04月11日俳優の山本耕史が10日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた同局系ドラマ『OUR HOUSE』(17日スタート、毎週日曜21:00~21:54 ※初回は15分拡大)の制作発表会見に登場し、久々の野島伸司脚本・永山耕三演出ドラマに「胸がギュッと詰まるような気持ちです」と感慨を語った。同作は、東京の下町にある大家族で繰り広げられるホームドラマ。母が他界してから中学1年生の伴桜子(芦田)が一家を仕切っていた中、父・奏太(山本耕史)がアメリカにて交際0日で電撃結婚したアリス・シェパード(シャーロット・ケイト・フォックス)を、新しい母親として連れ帰ってきてしまい、桜子とアリスが対立していく様子を描く。山本は、野島&永山作品に『愛という名のもとに』(1992年)、『ひとつ屋根の下』(1993年)、『ひとつ屋根の下2』(1997年)と出演してきたが、この2人がタッグを組む今作を「(90年代の)あの頃のなんとも言えない安心感と温かさがあって、家族が集まってテレビを見るようなアットホームなドラマに仕上がっています」と紹介。「どんなに長いシーンでもとりあえず1回やってみるという、どんなことが起こるか分からない、ワクワクするような撮り方。本当に懐かしいなと思うし、この場所に戻ってこられて、毎日本当に幸せです」と喜びをかみしめながら語った。今作は食卓を囲むシーンが多く、そこからアットホームな雰囲気を感じるのは、時代を超えても国境を越えても普遍的なもの。シャーロットは「撮影の合間に、みんなで食卓の周りに座ってしゃべったり、笑ったりとか、そういうことは本当に楽しいです」と笑顔を見せた。この食卓で食べるシーンだけで、1日の撮影が終わることもあり、山本は「そう言えば『ひとつ屋根の下』の頃は、休憩に入っても、みんなセットに残って食べているという状況だったんです」と思い出したそう。今作でもそういう場面があったそうで、「現代の『ひとつ屋根の下』の雰囲気なんです」と懐かしみながら、そうした現場の空気によって「お芝居に連動していく良いサイクルが、毎日流れているような気がします」と好影響になっていることを力説した。
2016年04月10日4月17日から日本テレビ系列で放送がスタートする日曜ドラマ「ゆとりですがなにか」。脚本は「なくもんか」「謝罪の王様」などの宮藤官九郎さん。出演は実のゆとり世代でもある岡田将生さん、松坂桃李さん、柳楽優弥さんなど豪華俳優陣が名を連ねています。2002年に行われた教育改正に伴い、週休二日制の導入や授業時間数の削減、絶対評価制など社会にゆとらされてきたこの世代。「みんな違うことがすばらしい」と教えられてきたはずが、社会に出てみたら「これだからゆとりは・・・」となじられる日々。一体ゆとり世代に生まれた、我々の何がいけないの?そんな疑問の答えが明かになるドラマなのではないかと、期待するゆとり世代も多いのではないでしょうか。■ハナクロが「ゆとりですがなにか」公式サポーターに決定!?ゆとり世代の本音を代弁するべく生まれたメディア「ハナクロ」。そんなハナクロの編集部に一本の電話が・・・。(※全て夢の話です)「もしもし、こちら日本テレビの『ゆとりですがなにか』広報のものですが、そちらハナクロのご担当者様でよろしいでしょうか?」「あ、はい。こちらハナクロ担当のものですが」「突然のお電話すみません、今回、4月から『ゆとりですがなにか』というドラマがスタートとなりまして・・・」「もちろん知ってますよ!」「ありがとうございます。それで、ご相談なのですが、ハナクロさんに『ゆとりですがなにか』の公式サポーターになっていただけませんでしょうか?」「え、公式サポーター?それって何をするんですか?」「『ゆとりですがなにか』の放送に伴い、ドラマの撮影風景や俳優陣の独占取材をしてもらい、御社のサイトで記事にして番組を宣伝していただきたいのです」「まじですか!?岡田将生さんに会えるんですか!?」「もちろんです。岡田さんだけでなく、佐藤健さんや柳楽優弥さんにも取材し放題ですよ」超ミーハーな編集部スタッフ。イケメン俳優たちに取材ができるなんて!想像しただけで鼻血がでそうになる始末。上司の確認も取らず、「はい、やらせていただきます!」と勝手に許可をとってしまいました。(こういうところが「ゆとり」なのでしょうか)・・・と、いうわけで、ハナクロが「ゆとりですがなにか」の公式サポーターに決定!今後は番組に一番近い場所から、読者の皆様に情報をお伝えしていこうと思います。(※全て夢の話ですが、ハナクロ編集部はいつでもオファーをお待ちしています)
2016年04月01日女優の芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスがダブル主演を務めるフジテレビ系ドラマ『OUR HOUSE』(4月17日スタート、毎週日曜21:00~21:54 ※初回は15分拡大)の主題歌が、1979年に発表されたオフコースの「愛を止めないで」に決まったことが30日、明らかになった。オフコースは、ボーカルの小田和正を中心とした4人組フォークグループ。1970年から1989まで活動していたが、連続ドラマの主題歌に起用されるのは、「ロンド」(1977~1978年の日本テレビ系『ひまわりの家』)以来39年ぶりとなる。演出のフジテレビ永山耕三氏は、学生時代に『金八先生』で流れた「さよなら」に衝撃を受け、自身が初めてテレビドラマを撮った際にも「Yes-No」を使用するなど、オフコースの影響を強く受けていることを明かした上で、原点に戻って主題歌に起用することで、「テレビドラマには小田和正さんしかいないということを、いまあらためて表現したいと思っています」と宣言。太田大プロデューサーは「『愛を止めないで そこから逃げないで』という、愛を与え合う関係性にきちんと向き合うという歌詞の世界観が、ドラマのテーマに通ずるものがあった」と、今回の起用理由を説明している。同作は、野島伸司氏が脚本を手がけ、東京の下町にある大家族で繰り広げられるホームドラマ。母が他界してから中学1年生の伴桜子(芦田)が一家を仕切っていた中、父・奏太(山本耕史)がアメリカにて交際0日で電撃結婚したアリス・シェパード(シャーロット)を、新しい母親として連れ帰ってきてしまい、桜子とアリスが対立していく様子を描く。なお、「愛を止めないで」は、今回の主題歌決定を受けてCD化されることになり、5月11日に発売されることが決定。ジャケットや、カップリング曲「美しい思い出に」も37年前のレコードと同じで、紙ジャケット仕様の限定リリースとなる。価格は1,000円。
2016年03月30日連続ドラマ初主演の黒木華をはじめ、オダギリジョー、坂口健太郎ら豪華キャストで贈る4月より放送スタートの火曜ドラマ「重版出来!」。この度本作の主題歌に「ユニコーン」の新曲「エコー」が決定した。2014年、日本経済新聞「仕事マンガランキング」第1位を獲得し、現在「月刊!スピリッツ」で連載中の松田奈緒子の人気コミックを実写ドラマ化する本作。「週刊バイブス」の編集部を舞台に、新米編集者・黒沢心(黒木華)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家たち、営業担当、書店員たちを巻き込み、一丸となって仕事に打ち込み奮闘する姿を描いていく。「やりたい仕事じゃない」といい訳ばかりの営業マンが、本気で働く「景色」に魅せられた瞬間、自分の可能性を信じて一心不乱に漫画を描き続けて漫画家という夢を叶える瞬間…。働く全ての人にエールを贈る、本気で働く人々の心に響くだろうヒューマンストーリーだ。主人公・心役には、先日、『母と暮せば』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞し、今回が連続ドラマ初主演となる黒木さん。共演には、心の先輩・五百旗頭敬役にオダギリさん、コミック営業部担当の小泉純役に坂口さん、そのほか荒川良々、小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗、ムロツヨシ、高田純次、安田顕、松重豊といった個性的な面々が集結している。そんな本作の主題歌に決定したのは、幅広い年代から支持を集める5人組ロックバンド「ユニコーン」の新曲「エコー」。楽曲は、本ドラマのために書き下ろされたもので、作詞・作曲はソロやプロデュースとしても活躍する奥田民生が手掛けている。「ユニコーン」らしいそこはかとない哀愁とポジティブな世界観が混在したミディアムナンバー。聴いているとゆっくりと元気になれる、そんな楽曲となっている。また“日々様々な苦難に立会いながらも前向きに立ち直り明日へ向かう”というドラマの世界観ともうまくシンクロしているようだ。昨年1月に放送されていたドラマ「残念な夫。」以来、1年3か月ぶりのドラマタイアップとなった「ユニコーン」。作詞・作曲を手掛けた奥田さんは「久しぶりの『ユニコーン』なので、まじめに作りました」と語り、また今回の起用についてプロデューサーの那須田淳は、「ドラマのテーマである仕事していくこと、生きていくことを魂の歌にしてくれるのは、ユニコーンさんしかいないと思いました」と絶賛している。「重版出来!」は4月12日(火)22時~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月24日石田ゆり子さん主演のドラマ『不機嫌な果実』が、およそ20年の時を経て4月からスタート!今まさに世間を賑わす“不倫”がテーマになっていることもあり、かなり注目を集めそうです。2016年版のメインキャストは栗山千明さんと市原隼人さん。現代風にアレンジされているらしいので、原作や旧作ドラマを知る人も、そうでない人も楽しめることでしょう。◆運命のいたずら的出会いってあるの?見どころはやはり、結婚6年目の主人公・水越麻也子(32)と音楽評論家・工藤通彦(28)との恋模様。ある“運命のいたずら”によって出会った通彦の情熱的なアプローチに心を動かされ、麻也子は一つの大きな決断をします。どんな出会いだったのかは本作でご覧いただくとして、そういう“運命のいたずら”的な出会いって実際、あるものなの?そう思って20~40代の男女に聞いてみたところ、意外にも経験者が多くてびっくり!そんな体験談の数々をご紹介します。◆恋人・気になる異性との意外な接点・「学生のときの彼女が恩師の娘さんだった。焦りました」(20代・男性)・「合コンでときめいた相手が同じ幼稚園だったことがあります」(20代・男性)意外な接点があると、“これって運命!?”と背中を押されることもありそうですね。少しパターンは違いますが、男友達とのやりとりの中で、不思議なめぐり合わせを感じたという女性のエピソードも。・「学生時代、男友達と『お互いに33歳ぐらいまで独り身だったら結婚しよう』とジョークで話していました。33歳の誕生日に呼び出されたので、もしやプロポーズ?と思ったら、まさかの結婚報告!夜桜を見ながら『おめでとう』と言いつつ、少し寂しい気持ちになっていた翌日のこと。仕事関係の人に誘われてお花見に行ったら、年下の男性と出会っておつき合い、結婚しました」(30代・女性)男友達の結婚報告が幸せを引き寄せたのでしょうか?運命的な何かを感じてしまいますね!◆出会いの場で起きた運命のいたずら・「当時の彼氏とケンカし、その日のデートをキャンセル。そんなときに会社の同僚から合コンの誘いがあり、そこで出会ったのが今の旦那です。旦那もインフルエンザで欠員が出たため、当日夜に連絡が来て急遽参加したそうです」(30代・女性)・「合コンの待ち合わせ場所を間違えて1時間以上待っている間、同じく待ちぼうけをくらった人と会話してたら、相手も同じ間違いをした参加者だった。合コンでは結局その人とばかり話をして、つき合うことになりました」(40代・女性)合コンなら出会いがあって当たり前とも言えますが、本来は参加するはずじゃなかった場合だと、確かに運命を感じそう。同じ境遇の人がいると意気投合しやすいのかも?また、出会いなど期待せず参加した街コンで、旦那さんをゲットした女性も。・「行ってみたいと思ってた店が街コンの会場になっていたので、安く飲めると思って友達と参加。全く出会い目的ではなかったけど、そこで知り合った男性とつき合うようになり、結婚しました」(30代・女性)ちょっとした行動の変化が、どう出会いにつながっていくのか…わからないものですね。◆旅先で、SNSで…偶然が重なった出会い・「友達とスノボに行ったら、予約した宿の部屋がダブルブッキングで近所の別の宿に移されました。夕食のとき、他の部屋の男性たちに話しかけられ、一緒に遊んでいるうちに仲良くなってその中の一人と結婚!」(40代・女性)・「運転免許証を落として困ってたら、警察から連絡があり、受け取りに行きました。拾ってくれた人に直接会ってお礼を伝え…それが今の旦那です」(40代・女性)こういうトラブルがきっかけの出会いって、なんだかドラマチック。また、上記2例とは少し違い、最初の出会いでは何もなかったけど、たまたま再会したことで関係が深まることもあるようです。・「駅でナンパされ、途中まで電車が同じだったので15分以上話を聞くハメに…。そのときはそれで別れたけど、数日後、生まれて初めてお笑いライブに行ったらその会場で再会、なんと出演する若手芸人の一人でした。連絡先を聞かれてノリで教えてしまい、何度かご飯を食べに行った後、おつき合いすることに」(20代・女性)そして、自分で運命を引き寄せたこんなパワフルな女性も!・「あるマイナーなスポーツの選手が好きで、mixiゲームのユーザーネームをその人のニックネームにしていました。ある日、本人の足跡がついていたのでファンだとメッセージを送り、会う約束を取り付けました。酔ったふりをしてホテルに連れて行くように仕向け、既成事実を作ってつき合いました」(30代・女性)偶然は偶然でも、きっかけは自分の行動にあるという点、参考になりますね!いかがでしたか?印象的なのは、家の中でじっとしているだけだったらあり得なかった出会いが多いこと。いつもと違う道を通ってみたり、気乗りしないお誘いにもつき合ってみたり、そんな行動が運命を引き寄せてくれるのかもしれません。『不機嫌な果実』ではどんな“運命のいたずら”が描かれるのか?濃厚な恋物語を楽しみつつ、みなさんも、自分の“運命”を手にするために小さなことから始めてみては。(文=橘いつき)
2016年03月18日良品計画は3月11日~4月4日、大型家具・家電、生活小物、衣料品などが10%オフになる「無印良品週間」を「無印良品」店舗にて開催する。ネットストアは3月11日10時~4月5日10時。MUJI.netメンバーは登録無料。ネットストアでは、メンバー登録後の完了画面に「メンバー限定10%OFFクーポン」のダウンロードリンクが表示される。なお、すでにMUJI.netメンバーに登録している人はログインするとクーポンが取得可能に。MUJI passportアプリを利用している人は、無印良品週間開始に合わせてクーポンがアプリ上で配布される。お店では、クーポン画面をレジで提示すればOK。お店、ネットストアともに、期間中なら何度でも利用できる。○次の無印良品週間はいつ?この無印良品週間、年間でいつ頃に開催されることが多いのだろうか。2015年は、3月13日~4月6日、4月24日~5月7日、6月12日~22日、10月2日~13日、11月20日~12月1日の5回実施されている。開催の告知は、およそ一週間前。ネットストアやメール会員に対してはメール、ツイッター、フェイスブック等で一斉に行われるとのこと。同社では、「無印良品のものづくりの取り組みをもっと知ってもらうための特別企画です」としている。
2016年03月11日バカリズムが脚本を担当する今年のフジテレビ4夜連続ドラマ企画「桜坂近辺物語」に、この度、4月期スタートの月9ドラマ「ラヴソング」で主演を務める福山雅治がゲスト出演することが分かった。本作は、「素敵な選TAXI」などで脚本家としても活躍するバカリズムさんが、大渋滞にはまった4台の車の車内で繰り広げられる物語を描いた書き下ろしオムニバスドラマ。渋滞さえなかったらうまくいっていた(あるいはいかなかった)はずの人生…果たして渋滞の先に待っている彼らの運命とは――?出演陣は超豪華で、 織田裕二主演『ボクの妻と結婚してください。』の公開が秋に控える原田泰造や、ドラマ「黒服物語」の柏木由紀、昨年舞台「最後のサムライ」で舞台初主演を務めた市原隼人、連続テレビ小説「あまちゃん」前髪クネ男役で知られる勝地涼、「ごくせん」「トリック」などで人気の生瀬勝久、舞台・ドラマ・映画と多方面で活躍する山本耕史、映画『ピンポン』アクマ役ほか個性的な役を多く演じる大倉孝二、『一週間フレンズ。』で山崎賢人とW主演を務める川口春菜、ドラマ「無痛~診える眼~」で剃髪姿を披露し話題を呼んだ中村蒼らが集結。そして今回、新たな豪華出演者として福山さんの名前が発表された。登場するシーンは、劇中、車内のカーラジオから聴こえてくる“ラジオ番組”。福山さんがメインパーソナリティーを務め、バカリズムさんをスペシャルゲストに迎え、「恋愛」「人生」「友だち」などリスナーから来た質問メールをテーマに2人で絶妙なトークを展開するという。また、毎夜、福山さんの名曲もお届け。超豪華ラジオ番組が音声のみならず映像化されることとなった。ラジオ番組を舞台にしたドラマシーンの出演アイデアを提案した福山さんは「ラジオでありながらドラマも撮影している。まさにラジオとテレビのメディアミックス!」とコメント。自身も毎週土曜日に「福山雅治 福のラジオ」と冠番組を放送しているだけに、バカリズムさんとどんな“ラジオ番組”を繰り広げるのか、いまから楽しみだ。「桜坂近辺物語」は3月7日(月)~10日(木)23時からフジテレビにて4夜連続放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月02日福山雅治が主演を務める4月期スタートの月曜9時枠連続ドラマ「ラヴソング」に、自身5年ぶりの“月9”出演となる菅田将暉が出演することが決定。演技初挑戦ながらもヒロインに抜擢され大きな話題を呼ぶミュージシャン・藤原さくら演じる佐野さくらへ、思いを寄せる幼なじみ役を演じるという。物語の主人公は“元プロミュージシャン”神代広平、44歳。唯一のヒット曲はあるものの、その後、ヒットに恵まれず、鳴かず飛ばずのままレコード会社から契約を打ち切られ、自らの才能に限界を感じ音楽業界を離れた。それから20年。いまだ音楽への情熱を完全には絶ち切ることができないまま、退屈な毎日を過ごしていた。一方、私生活では持ち前のルックスの良さで多くの女性と付き合うものの、真剣に向き合える女性に出会えないまま、独り身で40代に突入。音楽にも、女性にも真剣に向き合うことができず、何ひとつ成し遂げられないまま人生を過ごしてきた男のもとに1人の女性が現れる。彼女はあるコンプレックスを抱え、悩み苦しみ、ひとり孤独を背負って生きていた。神代同様、どこか人生に嫌気が差していた。しかしその女性には、音楽の神様が与えてくれた“歌声”という天賦の才能があった。神代は、彼女との出会いによって“もう一度自分を試したい、認められたい”と考えるようになる。彼女を通して再び音楽と向き合ったとき、モノトーンだった神代の人生が少しずつ色付き始め、2人の奏でるラブソングがはじまるのだった――。菅田さんは「仮面ライダーW」で“シリーズ最年少・初出演で初主演”という華々しいデビューを飾って以来、多くのテレビドラマ、映画、舞台なので活躍。その躍進は目覚ましく、今年は映画作品だけで、既に『ピンクとグレー』『暗殺教室-卒業-』『ディストラクション・ベイビーズ』『二重生活』『星ガ丘ワンダーランド』『セトウツミ』『デスノート 2016』と7作に出演が決定。最近ではauのTVCM「三太郎」シリーズの“鬼ちゃん”としてもお茶の間の人気を集めており、いま最も勢いのある若手俳優のひとりだ。そんな菅田さんが演じるのは、藤原さん演じるヒロイン・さくらの児童養護施設時代からの幼なじみ、天野空一役。空一は、両親から虐待を受け児童養護施設に保護。そのせいか人を信用できず、自己防衛本能から必要以上に粗暴に見せてはいるものの、根は優しく、純粋な男。さくらの姉代わりの真美(夏帆)とさくらには本来の自分を見せることができ、さくらとは喧嘩してばかりだが幼い頃からずっと思いを寄せている。上京後も、けんかが原因で職場を転々としていたが、バイトではじめた料理の面白さに目覚め、いつかは、さくらとともに、小さな洋食店を持ちたいという思いを胸に秘めて、学費を夜のアルバイトで稼ぎながら、昼間は調理学校に通っている。一方さくらは、神代と出会い、歌を通して自己表現することを知って、次第に神代に思いを寄せるようになるが、それを見ていた空一は、内心寂しく感じている…。菅田さんは、戸田恵梨香と三浦春馬のW主演ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」以来、約5年ぶりの月9ドラマ出演となるが、「5年前は片思いで終わったので、今回は両思いで終われるよう、念じながら演じていきたいと思います。福山雅治さんは、自分が小さい頃からずっと聴いていた方であり、見ていた方なので、いまはただただ一緒にお芝居できるのが楽しみです。空一として全力でぶつかっていきたいと思います」と本作への意気込みを寄せた。「ラヴソング」は4月から毎週月曜日21時よりフジテレビ系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年02月29日