エプソンは1日、インクジェットプリンタ/複合機「Colorio(カラリオ)」シリーズの2015年秋モデルとして、A3対応の複合機「EP-978A3」を発表した。9月10日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は30,000円台中盤の見込み。EP-978A3は、2014年モデル「EP-977A3」の後継に当たる。「ふだんはA4、ときどきA3」をコンセプトに、A4モデル並みの本体サイズでA3印刷を実現したモデルだ。新しい要素としては、よりすっきりとした新デザイン、画像処理技術「オートフォトファイン!EX」の強化による暗部階調性の向上、普通紙画質の向上(背景除去・文字くっきり・細線強調)、NFC機能の搭載などが挙げられる。そのほかの機能はEP-977A3を引き継ぐ。印刷開始に合わせて自動で電源オン、および操作パネルと排紙トレイがオープンしたり、印刷終了後に電源をオフにすると排紙トレイが自動クローズといった動作が可能だ。インク構成はシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)という全6色染料で、各色独立のインクカートリッジとなる。最大プリント解像度は5,760×1,440dpi、最小インクドロップは1.5plだ。印刷スピードの目安は、L判写真で約13秒、A3写真(光沢紙)で約1分55秒。L判光沢用紙を使った印刷コストの目安は約25.5円だが、大容量インクカートリッジの場合は約19.9円だ。給紙場所は、上下2段のフロントトレイと、手差し用のリアトレイ。フロントトレイの容量は、上段がハガキで20枚、下段が普通紙で100枚(ハガキで40枚)。リアトレイは1枚単位の手差しで、A3用紙はリアトレイを使う。また、自動両面印刷とCD/DVD/BDレーベル印刷にも標準で対応している。イメージセンサーは光学4,800dpiのCIS、対応原稿サイズはA4。インタフェースは、USB 2.0、外部機器接続用USBポート、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、IrDA(赤外線)。本体サイズは使用時がW479×D668×H295mm、トレイなど収納時がW479×D356×H148mm、重量は約8.7kg(インクカートリッジと電源ケーブルを含まず)。
2015年09月01日エプソンは1日、インクジェットプリンタ/複合機「Colorio(カラリオ)」シリーズの2015年秋モデルとして、プリント・コピー・スキャナ機能を持つA3対応フラッグシップ複合機「EP-10VA」を発表した。10月22日の発売予定で、価格はオープン、店頭予想価格は40,000円台中盤の見込み。EP-10VAが想定するのは、「写真こだわりユーザー」と「作品作りの経験がないハイアマユーザー」だ。カラリオシリーズからのステップアップや、プロ写真家も愛用する「プロセレクション」シリーズにはハードルが高い、といったユーザーを想定している。こうしたコンセプト的に、プロセレクションシリーズの技術を多くフィードバックした点が目を引く。まずインクとして染料「Epson Clear Chrome K2 INK」を採用し、シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(Bk)の基本4色に加えて、レッドとグレーという全6色で構成される。各色独立のインクカートリッジだ。グレーインクによってニュートラルグレーを表現するとともに色調を整え、モノクロ印刷においてもグレースケールの階調性と色の精度を向上。レッドインクで赤系の色再現性を高めつつ、黄色から緑の領域でも色の再現範囲を拡大している。最大プリント解像度は5,760×1,440dpiだ。機能面でも、「作品作り」を意識した要素を多く盛り込んでいる。色再現性を生かした「高彩モード」や、デジタルカメラで撮った写真を保存したメモリーカードとEP-10VAだけで、自分好みの作品を出力できるサムネイル一覧調整などだ。後者は、明るさ・コントラスト・色調などを変化させたサムネイル一覧を印刷して、好みの1コマを選び、余白や余黒を付けて仕上げ印刷する。給紙は3カ所の3Way給紙で、フロント下段トレイにはA4普通紙を最大100枚(ハガキ最大40枚)、フロント上段トレイにはハガキを最大20枚まで給紙しておける。リアトレイはA3サイズまで対応し、A3写真用紙を5枚まで、A3普通紙なら10枚まで給紙可能だ。自動両面印刷とCD/DVD/BDレーベル印刷にも標準で対応している。印刷スピードの目安はA3写真(光沢)で約2分23秒、印刷コストの目安はL判写真(光沢)で約19.9円だ。イメージセンサーは光学4,800dpiのCIS、対応原稿サイズはA4。インタフェースとしては、USB 2.0、外部機器接続用USBポート、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、IrDA(赤外線)を搭載する。本体サイズは使用時がW479×D743×H453mm、トレイなど収納時がW479×D395×H168mm、重量は約9.5kg(インクカートリッジとACアダプタを含まず)。
2015年09月01日エプソンは1日、インクジェットプリンタ/複合機「Colorio(カラリオ)」シリーズの2015年秋モデルとして、A4対応ながら小型の本体が特徴の「EP-808A」シリーズを発表した。ホワイト、ブラック、レッドの3色を用意。9月10日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は30,000円台前半の見込み。近年の売れ筋となっているシリーズの2015年モデル。ベースのハードウェアや機能は2014年モデル「EP-807A」シリーズを踏襲しており、プリント・コピー・スキャンが基本記法だ。操作パネル・用紙カバーの自動開閉や、本体の自動電源オン・電源オフといった便利機能を持つ。新モデルではNFC機能を搭載し、画像処理技術「オートフォトファイン!EX」の強化による暗部階調性の向上、4.3型タッチ液晶の操作性と画面デザインを改善、普通紙画質の向上などを図っている。普通紙画質の向上では、背景除去モード、文字くっきりモード、細線強調モードを備えた。また、作品印刷機能(余白/余黒・情報付きインデックス印刷)も加わっている。インクは独立カートリッジの全6色染料で、構成はシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)だ。最大プリント解像度は5,760×1,440dpi、最小インクドロップは1.5plとなる。印刷スピードの目安は、L判写真で約13秒、A4文書で約1分1秒。L判光沢用紙を使った印刷コストの目安は約25.5円だが、大容量インクカートリッジの場合は約19.9円だ。給紙場所は、上下2段のフロントトレイと、手差し用のリアトレイ。フロントトレイの容量は、上段がハガキで20枚、下段が普通紙で100枚(ハガキで40枚)。自動両面印刷とCD/DVD/BDレーベル印刷にも対応している。イメージセンサーは光学2,400dpiのCIS、対応原稿サイズはA4だ。インタフェースは、USB 2.0、外部機器接続用USBポート、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、IrDA(赤外線)を搭載。本体サイズは使用時がW390×D598×H196mm、トレイなど収納時がW390×D341×H141mm、重量は約6.9kg(インクカートリッジと電源ケーブルを含まず)。
2015年09月01日日本HPは20日、ビジネス向けA3インクジェット複合機「HP OfficeJet 7510」を発売した。同社の直販サイト「HP Directplus」での価格は19,800円(税別)。全色顔料インクを採用するビジネス向けA3インクジェット複合機。プリント、コピー、スキャン、ファクス、ダイレクトプリントといった機能を持つ。インクは4色(CMYK)独立型で、両面印刷には対応していない。印刷速度はA4カラーで約8枚/分、A4モノクロで約15枚/分と速く、ランニングコストもA4カラーで約8.4枚/円と低くなっている。標準でADF機能を搭載し、35枚の原稿をセット可能。給紙トレイには標準で250枚の用紙をセットしておける。搭載液晶のサイズは2.65型のカラータッチスクリーン。スキャン機能の仕様は、光学解像度が1,200×1,200dpi、ADFからのスキャンは最大A4サイズだ。スキャンデータをUSBメモリに保存する機能もある(解像度は最大600dpi)。インタフェースはUSB 2.0×1、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。USBメモリ接続用のUSBポートも装備する。本体サイズはW613×D483×H287mm、重量は13.02kg。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.8~10.10。
2015年08月20日9日(日)、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタにおいて、ディズニー・フェアリーテイル・ウェディングの累計組数が、1万組に到達した。記念すべき1万組目の新郎新婦には、同ホテルのスイートルームの宿泊招待(1泊1室)など、豪華なプレゼントなども贈られた。8月9日(日)午後12時30分頃、「チャペル・ミラコスタ」にて1万組目の新郎新婦となったゲストは、東京都の本山正幸(もとやままさゆき)さんと、中村恵(なかむらめぐみ)さん。1万組目に選ばれた感想については、「このお話をうかがったときは『まさか私たちが』とびっくりしました。ホテルミラコスタでのウェディングという夢が叶うだけでも幸せなのに、1万組目という幸運に恵まれてとてもうれしく、光栄なことと思います」と語った。またホテルミラコスタを選ばれた理由については、「2人とも東京ディズニーリゾートが大好きで、昔からよく遊びにきていました。また、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタでのウェディングが新婦の夢だったので、こちらのホテルに決めました」と話した。1万組目の挙式に先立って同ホテル内では、同ホテル総支配人の石井章弘(いしいあきひろ)氏によって、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ スイートルームの宿泊招待(1泊1室)とミッキー&ミニー・ウェディングドールなどのプレゼントの贈呈も。ドナルドダックやチップ&デールなど明るくユーモアがあるキャラクターが好きな新郎の正幸さん、ディズニーが大好きな新婦の恵さんのおふたりは、石井総支配人をはじめ、大勢のキャストに祝福されると、喜びをかくしきれない様子で、記念のプレゼントを受け取ったという。「ディズニー・フェアリーテイル・ウェディング」とは、3つのディズニーホテル(ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテル)の各ホテルで選べる、ディズニーホテルの婚礼プログラムの総称のこと。各ホテルで多様なプログラムを用意していて、今回の1万組目の挙式は、2001年9月4日に東京ディズニーシー・ホテルミラコスタが開業して以来、13年340日目での到達となった。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年08月12日エアバス(本社: 仏トゥールーズ)はフランス時間の6月16日、低コスト航空会社(LCC)のPeach Aviation(ピーチ・アビエーション)と、A320を3機発注する契約を締結したことを発表した。ピーチは現在、14機のA320をリースしており、今後、新たに3機をリースすることで20機体制での運航を計画している。そんな中、同社は初めてエアバス機を購入し、2016年以降に受領する予定となっている。購入した機材はこれまでと同じ全席エコノミーのみの180席で、エンジンはCFMインターナショナルを搭載している。
2015年06月17日『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』など数多くの大ヒット作品を世に送り出してきた映像製作会社「白組」が、企画構想から15年、製作期間10年、総製作費20億かけて贈る『GAMBA ガンバと仲間たち』。このほど、大冒険を予感させる特報映像とティーザービジュアルが公開となった。本プロジェクトの原作は、児童小説の金字塔とも称される「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」(斎藤惇夫著、岩波書店)。小さなネズミたちが力を合せて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語である本作は、テレビアニメや劇団四季によるミュージカル公演など様々なメディアを通して多くのひとに感動を与えてきた。原作の映像化は、1999年に公開された『ガンバとカワウソの冒険』以来実に24年ぶり。「白組」のトップクリエイター達が3DCGアニメーションを駆使し、新たな映像化に挑む。今回解禁となった特報では、主人公ガンバとその仲間たちが猫に追いかけられるシーンや、鳥や馬車に乗るシーンなど迫力の映像が披露される。「仲間って、勇気」という印象的なキャッチフレーズが示すとおり、仲間との友情を描く感動の冒険物語に仕上がっていることが窺える映像となっている。さらに、本作には白組のほかにも世界トップクリエイターが参加。『スパイダーマン』『アイアンマン』などの製作総指揮を務めたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッドがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、本作品の編集および台詞の監修、音楽の監修とミキシングに携わる。音楽は、アカデミー賞作品賞『それでも夜は明ける』への楽曲提供などで知られるベンジャミン・ウォルフィッシュ、ドラマ「相棒」シリーズ「リーガル・ハイ」、映画『キサラギ』『探偵はBAR にいる』『寄生獣』など話題作多数を手掛け、『ALWAYS 三丁目の夕日』では第29回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した古沢良太が脚本を務める。同時に解禁となったティーザービジュアルは、原作の表紙を飾っている藪内正幸氏のイラストを元にしたデザインになっており、構図はそのままに今回の映画で新たにデザインされたCGのキャラクターたちがコラージュされたビジュアルになっている。こちらのティーザービジュアルのディレクションを含め、本編エンドロールの企画・演出を始め、宣伝の全体的なコンセプトや宣伝美術のディレクションを、アートディレクターの森本千絵がコミュニケーション・ディレクターとして参加している。森本さんは、「臆病な幼き頃、ガンバの冒険をみてガンバとその仲間に勇気をもらってたことを思い出す。あれから何年経ったのだろうか。いまの子どもたちにも、冒険してもらいたい。小さくたって、弱くたって問題ない。仲間がいれば誰だって前に進める。忘れかけていた勇気と仲間のこと、それを今だから伝えたい。残したい。そう思って、わたしもこの作品の仲間に入れてもらいました。見終わったあと、新しい現実の世界へ誘う一歩手前の力になれたらと。世界中の子どもたちと、元子どもたち、そして動物たちをも楽しんでくれるような作品となりますように」と、意気込みを語っている。原作者の斎藤惇夫は、「半世紀近く前に書いた物語が、どんな映像で、どんな言葉と音楽で、今に甦るのか、子どものように胸踊らせながら公開の日を待っています」とコメント。日本と世界のトップクリエイターが集結した渾身の3DCG映像を、まずはこの特報からチェックしてみて。『GAMBA ガンバと仲間たち』は10月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月12日宝塚歌劇宙組の新トップスター、朝夏(あさか)まなとの大劇場お披露目公演『王家に捧ぐ歌』が6月5日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。2003年に星組で初演された本作は、イタリアの大作曲家ヴェルディのオペラで有名な『アイーダ』を、宝塚歌劇版として新たな脚本、音楽でアレンジした舞台。当時、第58回芸術祭優秀賞を受賞し、話題となった作品でもあり、今回の12年ぶりの再演も注目を集めている。宝塚歌劇宙組公演『王家に捧ぐ歌』-オペラ「アイーダ」より-のチケット情報古代エジプトを舞台に、壮大なスケールで描かれる本作。エジプトの若き将軍ラダメスと、奴隷となったエチオピア女王アイーダの悲恋が美しい音楽で紡がれながら、華やかにドラマチックに展開していく。古代をイメージさせる壁画などの舞台美術や、金色の煌びやかな衣装など、見た目にも豪華。また、原作がオペラだけに音楽の力が圧倒的で、コーラスに定評のある宙組の、厚みのある歌のパワーはもちろん、朝夏と実咲凜音(みさき・りおん)のトップコンビをはじめとする個々の歌唱でも、観客の心を揺さぶり、惹き込んでいく。ラダメスを演じる朝夏は、自信に満ちた存在感。新たな将軍として揺るぎない信念を持ち、エジプト軍を率いる姿は、新トップとしての姿にも重なる。そして、囚われの身となった敵国の王女アイーダを深く愛し、優しく大きな愛で包み込む。そのアイーダを演じる実咲は、囚人となりながらも王女としての誇り高さを見せつつ、家族や祖国への想いと、ラダメスへの愛に揺れる女性を、情感たっぷりに演じている。地下牢の暗闇の中、ラダメスとアイーダがひとつになるラストシーン、互いへの愛を貫いたふたりの歌が観る者の胸に深く響く。また、ラダメスに想いを寄せるエジプト王女アムネリスの存在により、ドラマチック性が高まる本作。演じる伶美(れいみ)うららは、アイーダとは異なる空気感で、美しさや気高さ、誇り高さを表現。王女として、凛とした佇まいで兵士たちを律するような強い姿と、ラダメスへの切ない想いとを織り交ぜながら魅せている。さらに、星組より組替えとなった真風涼帆(まかぜ・すずほ)は、アイーダの兄ウバルド役。エジプトとの戦いに敗れた者として、敵国への憎しみを募らせる様を好演している。フィナーレのショーは、大階段での黒燕尾、煌びやかなゴールドの衣装で踊るクールなナンバー、しっとりとしたトップコンビのデュエットなどを展開。新トップお披露目公演にふさわしい、壮大で華やかなステージが堪能できる。兵庫・宝塚大劇場公演は7月13日(月)まで。また、7月31日(金) ~ 8月30日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演される。東京公演のチケットは6月28日(日)より一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2015年06月12日Kingston Technologyは3日、USB Type-AとType-C、2つのコネクタを備えたUSBメモリ「DataTraveler microDuo 3C USBフラッシュ・ドライブ」発表した。16GB / 32GB / 64GBの3モデルを用意する。Type-Cコネクタ用の回転式カバーを搭載しており、使用しないときにType-Cコネクタを保護。転送速度は、16GBがリード最大100MB/s、ライト最大10MB/s、32GBと64GBがリード最大100MB/s、ライト最大15MB/s。インタフェースはUSB 3.1。本体サイズはW29.94×D16.6×H8.44mm。対応OSはWindows Vista(SP2) / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.7以降、Linux 2.6以降。
2015年06月03日サンワサプライは、同社が運営するパソコン周辺機器の通販サイト「サンワダイレクト」で、A3サイズに対応した見開きの雑誌や大きめの写真、A3サイズの会議資料などを一度でスキャンできる、最大2400dpi解像度の「フラットベッドスキャナ 400-SCN025」を発売した。販売価格は46,111円(税抜)。サンワダイレクト(本店・楽天市場店・Yahoo!ショッピング店・DeNAショッピング・auショッピングモール店・Amazonマーケットプレイス店)のみの限定販売。同製品は、A3サイズの資料などを一度にスキャンできるフラットベッドスキャナ。一度にA4用紙を2枚同時にスキャンするなど、効率よくスキャンが可能。スキャン部のカバーは上開きカバー採用で、動作が大きくなりがちな横開きカバータイプと比較し省スペースで使用できる。カバーは工具不要で簡単に取り外しもでき、厚手の本のスキャンもしやすい。解像度は、低解像度の100dpiから高解像度の2400dpiに対応し、資料や名刺などスキャンのスピード重視の場合は低解像度、美術品などのビジュアル重視の場合は高解像度、と用途に応じて設定できる。複数の原稿を一度に同時にスキャンし、自動で別々に分割/保存できる「Batch Scan」機能も搭載されている。スキャンモードは、カラー/グレー/モノクロの3モードを選択できる。同製品のサイズは、幅576×奥行406×高さ72mmで、重量は約4.6kg。センサーはカラーコンタクトイメージセンサーで、LED。
2015年06月01日2003年に星組で初演され、好評を博したミュージカル『王家に捧ぐ歌』が、宙組新トップスター・朝夏まなとの宝塚大劇場お披露目公演として12年ぶりに再演される。本作は、大作曲家ヴェルディのオペラとして有名な『アイーダ』を原作に、宝塚歌劇バージョンとして新たな脚本、音楽で展開。公演への意気込みや、トップ就任についての話を朝夏に聞いた。宝塚歌劇宙組『王家に捧ぐ歌』チケット情報『王家~』の初演は、まだ朝夏が下級生の頃。「台詞の代わりに歌で綴られていく作品で、とにかくスケールが壮大。それまでに観ていたどの作品とも全然違う印象でした。12年後に自分が演じさせて頂くことになり、再演のお話を伺った時は驚きました」と語るが、宙組の力を活かせる作品だと、目を輝かせる。「宙組はコーラスで評価をしていただくことが多く、稽古場で聴いていても圧倒されます。さらに稽古を重なると、作品の世界観をしっかり表現できるようになると期待しています」。エジプトを舞台に若き将軍ラダメスと実咲凜音演じるエチオピア王女アイーダとの悲恋を、華やかかつドラマチックに描いた物語。朝夏は権力を手にしながらも、敵国の王女への愛を貫くラダメスを演じる。「包容力のある役なので、男役としてすごく挑戦しがいがあります。一人ひとりに向き合うところや、自分の信念を強く持っているところが魅力的な人。また今回は、“愛”を重視したテーマになっていますので、“平和の先に愛がある”というイメージでラダメスを演じています。衣裳も装飾がとても美しいので、その辺りも楽しんでいただければ」。そして、星組から組替えとなった真風涼帆にも期待を寄せる。「“真風”だけに、新しい風を宙組に吹き込んでくれるだろうと思っています(笑)。今まで星組で培ってきたものを個性として活かしつつ、宙組の良さも吸収していけたら面白い相乗効果が生まれるのではないかと。今回は役的に絡みがあまりないですが、客観的に見れるのが嬉しいです」。新生宙組の大劇場お披露目公演として、朝夏はもとより、組全体の意識が高まっている。「宙組全員が一丸となり、エンジン全開で作品に向かっているので、とても良い状態だなと思います。その中心に立つ人間として、いよいよだなという気持ちと、私が引っ張っていきたいという想いがすごくあります。それは国の中心であるラダメスにも重なる部分で、舞台上での変化が自分でも楽しみですし、期待していただきたいと思います」。公演は宝塚大劇場にて6月5日(金)から7月13日(月)まで上演。東京宝塚劇場公演は7月31日(金)から8月30日(日)まで。東京公演は6月28日(日)より一般発売を開始。取材・文:黒石悦子
2015年05月27日ブラザー販売は21日、インクジェットプリンタ「PRIVIO」シリーズの新製品として、A3対応モデル「MFC-J6973CDW」と「MFC-J6573CDW」の2モデルを発表した。6月上旬より発売する。価格はオープン。店頭予想価格は、「MFC-J6973CDW」が税別60,000円前後、「MFC-J6573CDW」が税別50,000円前後。○MFC-J6973CDW「MFC-J6973CDW」は、従来モデルよりもランニングコストを抑えたA3対応インクジェット複合機。コピー / スキャン / ファックス機能を搭載する。A4カラー文書1枚あたりのインクコストを従来モデルの6.3円から6.1円に低減している。ファーストプリントタイムはA4カラーで約9.5秒(A4モノクロで約9秒)となっており、1枚だけ印刷したいときの待ち時間を短縮。印刷速度もA4カラー20枚/分(A4モノクロ22枚/分と高速。自動両面印刷と自動両面スキャンが可能で、それぞれA3サイズの大きさに対応する。給紙トレイは2段で、A3普通紙を250枚ずつ(合計500枚)セット可能。用紙を1枚セットできる手差しトレイも装備し、ADFには最大35枚の用紙をセットしておける。ファックス機能も充実しており、受信したファクスデータをブラザーのクラウドサーバ経由で各種Webサービスへ転送 / 保存できる「ファクスクラウド転送」や、受信したファクスデータを指定したEメールアドレスに転送する「ファクスEメール転送」なども利用できる。主な仕様は、プリント解像度が600dpi×1,200dpi。インクカートリッジは4色独立カートリッジ方式で、タッチパネル対応の3.7型液晶を装備する。スキャナの光学解像度は最大2,400×2,400dpi、読み取り方式はDual CIS。スキャン速度はA4カラー片面3.5秒 / モノクロ3.4秒。インタフェースは、10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 2.0。本体サイズはW553×D433×H310mm、重量は約16.5kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2003 R2 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2、Mac OS X 10.8.5~10.10.x。○MFC-J6573CDW「MFC-J6573CDW」は、給紙トレイが1段のコンパクトモデル。セットできる用紙枚数がA3普通紙250枚になっている。そのほかの仕様は「MFC-J6973CDW」とほぼ共通。本体サイズはW553×D433×H247mm、重量は約14.3kg。
2015年05月21日今年で14年目を迎える国内最大級の夏フェス「a-nation」の開催が決定。7月31日(金)から8月6日(木)まで、東京・国立代々木競技場第一体育館・第二体育館で「a-nation island」、8月22日(土)・23日(日)大阪・ヤンマースタジアム長居、29日(土)・30日(日)東京・味の素スタジアムで「a-nation stadium fes.」が行われる。今回、同フェス開催決定にあわせて、「a-nation island」の一部公演詳細が発表された。7月31日(金)は「~PKCZ(R) presents OTO_MATSURI 2015~」と題し、音、映像、光が融合したライブを開催。出演はPKCZ(R)、DOBERMAN INFINITY 、GENERATIONS from EXILE TRIBEの3組が決定している。また、8月6日(木)は「AsiaProgress~Twinkle~」「AsiaProgress~Future~」と題し、アジアを代表するアーティストがライブを披露。第一体育館で行われる「AsiaProgress~Twinkle~」には、日本からAAA、超特急、Da-iCE、Dream5などが出演。第二体育館で行われる「AsiaProgress~Future~」には、アジアから韓国の男性アイドルグループ、Apeaceの出演が決まっている。そのほか、8月1日(土)・3日(月)・5日(水)東京・国立代々木競技場第二体育館で行われる公演のタイトルも決定している。今後も詳細は随時発表されていくので、出演者やチケット情報は公式サイトでご確認を。■a-nation island国立代々木競技場第一体育館(東京都)7月31日(金)「~PKCZ(R)presents OTO_MATSURI 2015~」8月3日(月)「GIRLS’FACTORY 15 DAY1」8月4日(火)「GIRLS’FACTORY 15 DAY2」8月5日(水)「坂崎幸之助のももいろフォーク村デラックス」8月6日(木)「AsiaProgress~Twinkle~」国立代々木競技場第二体育館(東京都)8月1日(土)「DANCE CLUB CHAMPIONSHIP vol.3」8月3日(月)「IDOL NATION」8月5日(水)「V-NATION」8月6日(木)「AsiaProgress~Future~」■a-nation stadium fes.8月22日(土)・23日(日)ヤンマースタジアム長居(長居陸上競技場)(大阪府)8月29日(土)・30日(日)味の素スタジアム(東京都)
2015年05月18日エプソンは5月13日、2014年8月から提供を開始しているプリントサービス「エプソンのスマートチャージ」に、従来のA3複合機に加え、新たにA4複合機、A3プリンタ、A4プリンタの3モデルを追加し、A4プリンタは月額使用料が5千円(税別)から提供すると発表した。6月中旬から順次提供を開始する予定だ。従来の「エプソンのスマートチャージ」は、本体・インク・保守サービス込みのオールインワンで月額1万円(税別)からの低価格な基本使用料金で利用できる製品。また、購入者自身によるインク購入や交換も不要で、消耗品管理が必要ない。今回は新たにA4複合機、A3プリンタ、A4プリンタをラインアップに加え、コピー・ファクス(オプション)・スキャン機能を利用している場合も、プリントのみ利用している場合も、必要サイズや用途にあわせて製品を選択できるようになった。A4複合機は、基本使用料が月額6千円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ1,000枚/カラー400枚のスタンダートBプランか、モノクロ/カラーそれぞれ700枚のフルカラーBプランが選べる。カセット2段(給紙枚数831枚)のベーシックなA3プリンタは、基本使用料が月額8千円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ2,000枚/カラー600枚のスタンダートBプランか、モノクロ/カラーそれぞれ1,000枚のフルカラーBプランが選べる。カセット4段のフルセットだと、基本使用料が月額1万円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ2,400枚/カラー720枚のスタンダートFプランか、モノクロ/カラーそれぞれ1,200枚のフルカラーFプランが選べる。A4プリンタは、基本使用料が月額5千円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ1,000枚/カラー400枚のスタンダートBプランか、モノクロ/カラーそれぞれ700枚のフルカラーBプランが選べる。エプソン販売 取締役 販売推進本部長の鈴村文徳氏は、発売からの同製品の反応について次のように語った。「コストや手間・煩わしさなどの課題を抱えているお客さまにとって、『エプソンのスマートチャージ』はコスト削減やインク交換の手間の払拭、インク購入の工数削減を実現してきた。また、導入費0円、月額1万円からという公平な価格設定によって、早くに導入を決定いただけるケースが多い」セイコーエプソン プリンタ事業部 プリンタ事業戦略推進部長の吉田潤吉氏は、同製品の戦略について次のように語った。「従来のA3複合機ではコピー市場のみをターゲットとしていたが、今回のラインアップ拡充によって、プリンタ市場も視野に入れていく」また、ページプリンタやインクジェットプリンタを利用している顧客に対してリプレイスや、既存複合機への追加導入を提案していくという。「旧製品であるページプリンタ『LP-S820』だと、トナーや感光体を36本消費するところを、『エプソンのスマートチャージ』A4プリンタだと、インク4本分でカバーできる。また、消費電力も旧製品は最大電力1,100W以下に対して、新製品だと100W以下と、環境負荷の低減が可能だ。カラー出力費用をみても、旧製品は1枚あたり約12.4円だったのに対して、新製品は1枚あたり約5円となる。インクジェットプリンタについても、消耗品管理の軽減、カラー出力時の低コスト化を実現させ、さらに生産性を向上させている。旧製品『PX-205』と比べると、旧製品の印刷スピードはカラーが9.5ipm、モノクロが15ipmに対して、新製品はカラーもモノクロも20ipmとなっている」(吉田氏)エプソン販売 販売推進本部 BP MD部 部長の北村光一氏は、同製品の販売戦略について、次のように説明した。「2014年度末時点で、同製品の導入件数は250社。ラインアップを広げたことによって、複合機との分散配置やグループ割引などの提案ができるようになった今年度は、1社あたりの販売台数を増やしていきたい」今年度の販売目標台数は3万2千台と掲げられた。今回の新製品の価格や詳細は下記のとおり。
2015年05月14日『永遠の0』『寄生獣』で知られるクリエイター集団「白組」が、児童文学の名作「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」(斎藤惇夫著)を3DCGで長編アニメ化することがわかった。「ガンバ」の映画化は24年ぶり。キャラデザインは一新され、海外配給も検討されている。ガンバをはじめ、ボーボやヨイショらおなじみの面々が、小さな力を合わせて巨大な敵に立ち向かう冒険活劇が、装いも新たにスクリーンに帰ってくる。タイトルは『GAMBA ガンバと仲間たち』。東映配給で、10月10日(土)から2D/3D全国超拡大ロードショーされることが決定した。構想15年、製作に10年。総製作費は20億円というビッグプロジェクトは、現在、完成に向けた大詰めの作業が進められている。「3DCG映画で、これ以上の遅れをとったら、アメリカの背中が見えなくなってしまう」。そんな決意を胸に、日本屈指のクリエイター集団である白組が「ガンバ映画化」の企画を本格始動させたのは、2000年のこと。すでに1975年から放送されたテレビシリーズが存在するため、3DCG映画に限定して、原作者から映画化の許諾を得たそうだ。ガンバたちの冒険同様、本作の製作も山あり谷ありだったと言い、2008年のリーマンショックを機に、製作に携わっていたテレビ局が撤退。リスクを冒しながら、白組の単独事業として製作を続行した裏には「必ず3DCGの時代が来る」という確信があった。さらに本企画が、マーベル・スタジオのCEOで、ハリウッドきっての敏腕プロデューサーであるアヴィ・アラッドの目に留まると、海外配給を視野に「世界に挑む」巨大プロジェクトとして、歩みを加速させていった。メガホンをとるのは企画立案者であり総監督の小川洋一氏(白組代表取締役副社長)に加えて、白組の精鋭である河村友宏氏、小森啓裕氏の3人。脚本をドラマ「リーガル・ハイ」、映画『探偵はBARにいる』『エイプリルフールズ』などで知られる売れっ子ライターの古沢良太氏が手がけ、アニメ作品に初挑戦した。また、アカデミー賞作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』の追加楽曲を作曲したベンジャミン・ウォルフィッシュが、音楽を担当している。現時点で、上映時間は90分前後になる予定で、気になる声優陣に関しては「キャスティングの真っ最中」だと言う。果たして、誰もが知るガンバたちがどんな姿で生まれ変わるのか?続報を待ちたい。『GAMBA ガンバと仲間たち』は10月10日(土)から2D/3Dにて全国公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日オタク女子のカリスマ、中川翔子と、コアなオタク6人のアイドルユニット・でんぱ組.incが“しょこたん※でんぱ組”(しょこたんだいすきでんぱぐみ)として初のコラボユニットを結成。しかも共演曲は7人にぴったりのアニソンだ。 「ずっとコミュ障の“ぼっち”でいた私が、20 代ラストに、いまをときめく歴史を作っているでんぱ組と共演できるなんて、ミラクル。しかもオタ属性の6人と一緒なんて、心の底から喜んでいます」(中川) でんぱ組からすればしょこたんは心からリスぺクトする憧れの存在。いままで国内外のフェスで同じステージに立ったことはあるが、このコラボでさらに距離が縮まったよう。 「オタ女子の先輩、パイオニアのしょこたん。私たち全員尊敬しています。オタク=気持ち悪いというイメージを“かわいい”に変えてくれた人。ずっと憧れています」(夢眠) 「しょこたんと一緒に歌ったり撮影されたりしていると、これは現実!?とふと思っちゃいます。そして知れば知るほど、オタクとして『この人は本物だぁ!』と思うことばかりです」(藤咲) コラボ曲『PUNCH LINE!』は深夜アニメ『パンチライン』の主題歌。何度も繰り返される“パ ・パンチラ☆パンチライン!”という歌詞、一度聴いたら頭から離れないはず。作詞・作曲は多くのアイドル作品を手がけるヒャダインさん。 「アニソンで、振り切ったお祭り感があり、女の子の尊さと恥じらいがてんこ盛り。しかもノリノリではっちゃけて、これだけ盛り上がる曲ってそうそうないですよ。ヒャダインさんの女子力が炸裂している曲です。パンチラは人を笑顔にするなぁ、と思いました(笑)」(中川) 「ヒャダインさんに曲をお願いすると、6人それぞれのモノマネで仮歌を入れてくれるので、今回はしょこたんパートを聴くのが楽しみでした。すごい似てたーー(笑)。でんぱ組にはないタイプの、コラボらしい曲になったと思います」(古川) 「そうそう。いつも6人の声の個性を生かして曲を書いてくれるんですけど、この曲はしょこたんが入って、さらに厚みが出ました。歌の部分で私たちが持ってないものを、新たにはめてくれた感じですね」(成瀬) 「6人の声を聴く度に愛おしくなってくる。この個性ってすごいなぁと思っていたけど、意識して歌っていたんだね。実は私もアニメのアフレコみたいな気持ちで歌いました。いつもはサラリと歌って、ライブのときにガラリと変えるんです」(中川) 「以前、フェスでご一緒したとき、ステージに上がるや否や、そのパワ フルな爆発力にびっくり。『お前らー!』と言いながらセミのぬけ殻投げ始めて(笑)。ぼくたちもスイッチが入ると一気に盛り上がるので、そういう部分も似ている気がしています。いまから一緒のステージに上がるのがすごい楽しみ」(最上) 5月4・5日には「中川翔子超☆貪欲生誕祭30だお!全員集合!!」 に、でんぱ組.incがゲスト出演し、唯一の共演ライブが実現。なお、逆バージョンの“でんぱ組※しょこたん”の続編ナンバーもリリースされるので乞うご期待です。 ◇『PUNCH LINE!』(フジテレビ深夜“ノイタミナ”枠TVアニメ『パンチライン』主題歌)【初回生産限定盤】CD+DVD¥1,574【通常盤】CD¥1,204【期間生産限定盤〈アニメ盤〉】CD+DVD¥1,574(SONY MUSIC RECORDS) ※ユニット名の「※」は本来、ハートマーク。 写真・佐山順丸 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月07日リコーは5月1日に、LED方式のA3カラープリンターの新製品として「RICOH SP C740」を5月13日より発売することを発表した。幅449×奥行552×高さ360mmのコンパクトな設計のため、オフィスのデスク周りや店舗の窓口などさまざまな場所へ設置することができる。連続プリント速度(A4横・毎分)はカラー/モノクロともに35枚、両面出力速度(A4横・毎分)はカラー/モノクロともに27ページとなっている。スリープモード時の消費電力は、0.7W以下とされており、オフィスの省エネ・低コスト化に対応。価格はオープン価格となっているが、14万円前後の市場価格と予測されている。
2015年05月01日ARMは、2015年2月に発表した2世代目の64bitプロセッサ、Cortex-A72の内部アーキテクチャなどを公開した。Cortex-A72は、ARMv8と呼ばれる64bitプロセッサで、従来の32bit CPUであるARMv7アーキテクチャを含み、さらにモード切替で64bit CPUとして動作する。Intel系のx86/x64と違い、64bitモードの命令セットは、新たに設計されており完全に32bitとは別になっている。ARM系のプロセッサは、大きく3系統あり、スマートフォンやサーバーなど、仮想記憶を持つコンピュータシステムとして使うことを想定したのが「A」系列(製品名としてはCortex-A)で、そのほかにリアルタイム処理向けの「R」や組み込み向けの「M」などがある。Cortex-A系列には、大きくエネルギー効率を重視したCorex-A5/A7/A53と、性能を重視したCortex-A72/A57/A17/A15がある。なお、性能重視した製品でも、製造プロセスを変えることでモバイル向けとサーバー向けを作り分ける。また、ARM系のプロセッサは、シングルコア、マルチコアといった構成に加え、さまざまな周辺回路などを統合した「SoC」(System On a Chip)として作られ、そのために、メモリコントローラーやGPU、周辺回路と接続するための内部接続技術として「CORELINK」がある。このCORELINKにもプロセッサコア数などに応じていくつかの種類があり、一般的にはこれらを組み合わせてSoCを構成する。Cortex-A系列のプロセッサは、このCORELINKとの組み合わせにより、L3キャッシュやメモリコントローラー数、最大マルチコア数などが変わってくる。現在のCORELINKは、小規模な用途からサーバー向けSoCまで対応が可能なラインアップになっている。Cortex-A72は現在、プロセッサの基本的な設計が完了し、半導体製造を請け負うファウンドリ各社や自社で製造ラインを持つ半導体メーカーが自社の製造プロセスに適合させるべく、最適化などの作業を行っている最中だ。実際の製品は、ファウンドリーや半導体メーカーが自社プロセスへの適合を行い、そのうえでSoCとして製造を行う。セットメーカーは、これを利用して製品を作るという流れになり、現時点では、2016年頃には製品が登場するのではないかと思われる。設計したARMによれば、Cortex-A72は、14または16nmプロセスでの製造が想定されており、モバイル向けに製造した場合、最大クロック周波数は2.5GHz程度で、現在市場に出ているCortex-A15の3.5倍程度の性能を持つことになるという。なお、第一世代の64bitプロセッサであるCortex-A57では、現在の20nmメートルで製造された製品はA15の2倍程度とされている。また、Cortex-A15は28nmでの製造であり、これとA72を同じ処理負荷で比較すると、28nmプロセスで製造した場合でも50%の消費電力であり、16nmプロセスでの製造であれば75%も消費電力を減らすことが可能だという。また、低消費電力のプロセッサと組み合わせ、処理負荷により、プロセッサを切り替える「big.LITTLE」技術を使うと、さらに40~60%消費電力を下げることが可能になるとしている。Cortex-A72は、消費電力の削減についてはもちろんだが、シングルスレッド性能を重視して設計されたという。モバイル向けのアプリケーションプロセッサでは、ユーザーが利用するアプリケーションで見た場合、やはりシングルスレッド性能が大きく影響する。また、サーバー用途でもシングルスレッド性能は重要になる。Cortex-A72は、コア間で共有するL2キャッシュ(512KBから4MBまでの構成が選択できる)と、命令用、データ用に分離されたL1キャッシュ(命令用48KB、データ用32KB)がある。パイプラインは、以下の図ようになっていて、命令フェッチ、デコーダー/リネーム、命令ディスパッチ/リタイアと実行ユニットとなっている。また、命令フェッチユニットには、分岐予測機構が付随しており、ここで分岐命令の予測を行う。なお、A72ではプログラム内部のループなどに使われる分岐先が比較的近くにある分岐命令の予測に対して最適化が図られている。次のデコーダ/リネームでは、32bitのAArch32命令(ARMv7命令)や64bitのAArch64命令を内部的に利用するμOPSに変換する。以後の処理は、動作モードがどちらでもμOPSを実行することになる。リネームとは、命令で指定されているレジスタ番号を物理レジスタ番号(アウトオブオーダー機構を持つCPUで、アーキテクチャ上のレジスタよりも多くの物理レジスタを持つ)に変換する機構。これにより、データに関連性はないが、同じレジスタを使う2つの命令を順番に関係なく実行させることが可能になる。ディスパッチ、リタイアは、後続の実行ユニットに対して命令を発行し、その終了処理を行う部分。ここは、同時5命令の発行が可能になっている。従来のA57では3命令だけだった。実行ユニットは、「シングルサイクル命令用」、「分岐処理」、「複数サイクル命令用」、「浮動小数点/SIMD演算」、「ロードストア」の5種類あるが、このうち、「シングルサイクル」、「浮動小数点/SIMD」、「ロードストア」のユニットは、命令を受け入れるポート数が2つがあり、同時に2命令を処理できる。各実行ユニットの性能も向上しており、たとえば整数命令では、CRC演算命令が1サイクルで実行可能(従来は3サイクル)になっていたり、割り算命令の実行サイクルが半分になっている。浮動小数点演算でもサイクル数が削減されているなど、実行性能が向上している。ロードストアユニットは、メモリの読み書きを行う場合のアドレスを計算するなどの処理を行うが、こちらはロード用が1ポート、ストア用が1ポートで、最大2つの演算を並列に行える。また、L1、L2キャッシュのデータのプリフェッチ(命令の実行前にキャッシュをアクセスしてデータ読み込み処理を行うこと)機能もある。L2キャッシュがメモリにアクセスする場合、命令コードで指定されている仮想メモリアドレスを物理メモリアドレスに変換する必要があるが、そのためのMMU(メモリ管理ユニット)のアドレス変換機構が高速化されていたり、TLB(Translation Look-ahead Buffer)仮想アドレスの変換結果を保持しておいて、アドレス変換を繰り返し行うことを避けて高速アクセスを可能にする)の読み出しサイクルを短縮している。マルチプロセッサの場合、他のプロセッサによるメモリへの書き込みなどで、それぞれが持つキャッシュ情報を常に一貫性(Coherence)のある状態へ保つ必要がある。このための機構としてCortex-A72はACP(Accelerator coherence port)を持つ。A72では、より高速なCORELINKに対応するため、この部分にも強化が行われている。ARMによるパフォーマンス予測では、Cortex-A72は、A57に比べて、1.16~1.5倍程度の性能向上があるという。Cortex-A57は、最初の64bit実装でもあり、実際には、それほど性能が高くないといわれている。Cortex-A72は、全般的に性能を向上させており、メモリ空間の増大などとあわせ、これを利用したシステムは高い性能が出せるようだ。
2015年04月27日エアバス(本社: 仏トゥールーズ)はこのほど、ANAホールディングスがA321を7機(シャークレット付きのA321従来型が4機、新型エンジンを搭載したA321neoが3機)を正式契約したことを発表した。同契約は1月に発表された発注が正式契約となったもの。これにより、今後合計37機のA320ファミリー機(A321neoが26機、シャークレット付きのA321従来型が4機、A320neoが7機)がANAグループに引き渡される。これらの3機種を日本で運航するのはANAグループが初となる。A321neoは、客室スペースを効率的に活用するエアバスの「キャビン・フレックス」(Cabin-Flex)によって快適な座席幅18インチを確保し、標準で240座席を装備する。A321従来型は220座席、A320neoは180座席を備える。エアバスのジョン・リーヒー顧客担当最高業務責任者(COO)は、「今回の正式契約により、ANAグループのような優れたエアラインがエアバス機の導入を拡大していることを非常に誇りに思います。単通路型機のなかで最も快適な客室空間と優れた燃費性能を提供するA320ファミリーは、ANAグループのオペレーションに最適な機材となるでしょう」とコメントしている。単通型機のA320ファミリーは、これまでに1万1,500機以上の受注を獲得し、400社以上の顧客に約6,400機が引き渡されている。このクラスで最も広い胴体幅を持つA320ファミリーの1座席の幅は、エコノミークラスでも標準で幅広い18インチ。A320ファミリーの最新機種となるA320neoは新世代のエンジンとシャークレットを装備し、15%以上の燃費削減を実現する。なお、2020年度までには20%の燃費削減を目指している。NEOに対する受注は、70社からの顧客より3,600機以上を獲得している。A320neoは2014年9月に初飛行に成功し、現在は飛行テストを行っている。
2015年04月02日カシオ計算機は24日、従来モデルをよりコンパクトにした両面印刷対応のA3モノクロページプリンタ「SPEEDIA B9500」を発表した。3月23日から発売し、価格は148,000円(税別)。従来機種と比較して、体積が約37%、設置面積が約28%、コンパクトになったA3モノクロページプリンタ。A4片面の印刷速度は38枚/分で、ファーストプリントタイムも6.5秒以下と高速。自動両面印刷にも対応し、印刷枚数で120万枚という高い耐久性も備える。プリント方式はLEDヘッド+乾式電子写真方式で、エンジン解像度は最大1,200dpi、データ解像度は最大1,200×1,200dpiだ。プリント速度は、A4普通紙の片面印刷時で38枚/分、ファーストプリントタイムは6.5秒以下、モノクロ時で約8秒。ウォームアップタイムは19秒以下。給紙容量は、標準カセットに550枚、手差しトレイに100枚、オプションの増設トレイに550枚をセット可能。インタフェースはGigabit Ethernet対応無線LANとUSB 2.0。本体サイズは、W459×D392×H347.5mm、重量は約20.2kg。
2015年02月24日オンキヨーは2月19日、ステレオプリメインアンプ「A-9010」を発表した。発売は3月上旬で、希望小売価格は40,000円(税別)。A-9010は、同社のステレオプリメインアンプのエントリーモデル。これまでは「A-9050」が同社のフルサイズプリメインアンプにおいてエントリーモデルに位置づけられていた。このたびのA-9010は、DACを省略したほか、入力端子もLINE×4とPhono(MM)×1のアナログのみとし、よりシンプルな機能にした。別売のUSB DACを使用すれば、ハイレゾ音源の再生も行える。英国を中心とする欧州でサウンドチューニングが行われ、厚みのある中域とクリアでエネルギッシュなサウンドを実現した。低NFB、ハイカレント、ローインピーダンスドライブ設計のアンプはディスクリート構成だ。カップリングコンデンサーにはニチコン製のFine Goldを使用している。定格出力は44W×2(8Ω負荷時)で、周波数特性は10Hz~100kHzだ。適合スピーカーインピーダンスは4~16Ω。本体サイズはW435×D332.5×H129.5mmで、重量は6.4kgだ。
2015年02月19日3月25日(水)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールで開幕する宝塚歌劇宙組公演ミュージカル『TOP HAT』で、今の宝塚を代表するダンサーのひとり、朝夏まなとが宙組新トップスターとして始動する。その思いを聞いた。宝塚歌劇宙組公演ミュージカル「TOP HAT」チケット情報2年半前に花組から宙組へ組替えした時、「自分自身すごく変わった」と実感したという。「宙組の雰囲気に刺激を受けて、それまで自分がハマろうとしていた枠が一気に取り払われました。その宙組で主演をさせて頂けるのはすごく幸せです」(朝夏)。スカーレットから貴公子フェルゼンまで幅広い役の経験を積んだ朝夏は、トップお披露目公演で得意のダンスを最も生かせる役に挑む。『TOP HAT』のブロードウェイダンサー、ジェリーだ。フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースが共演したミュージカル映画『TOP HAT』。2011年にロンドンで舞台化され、2013年には英国ローレンス・オリヴィエ賞の最優秀新作ミュージカル作品賞・最優秀振付賞・最優秀衣裳デザイン賞を獲得した。男女のコミカルなすれ違いを、華麗な踊りやアーヴィング・バーリンの名曲で綴った傑作。今回が日本初上演である。「小粋なロンドン・ミュージカルの良さを生かしつつ、宝塚ならではの美しさや男役の魅力も出せたらと思います。最近重厚感のある役が多かったので、こんな茶目っ気のある明るい役は久しぶりです」(朝夏)。作品には多彩なタップダンスや黒燕尾でのショーシーンが盛り込まれ、宝塚に通じる華やかさがある。奇しくも朝夏はトップスターとして、「黒燕尾の踊りを継承していきたい」と力強く語る。「大浦みずきさんや、下級生時代に教えて頂いた蘭寿とむさんなど、伝統ある男役の黒燕尾のダンスを目標に、いつも踊りながら燕尾の先のラインの美しさまで意識しています」と独自の美学を告白。2013年には、かつて“宝塚のフレッド・アステア”と呼ばれた大浦みずきの名ダンスシーン「パッシィの館」を、ショーの再演で踊りきった。「すごくプレッシャーでしたが勉強になりました。あの役はフレッド・アステアさんがモチーフになっていて、今回もまた彼の役。ご縁を感じます」(朝夏)。ステッキを振りながら軽やかに踊るアステアに、「浮いているんじゃないかと思った」と笑う朝夏。「雨が降る公園で、寄り添う前のふたりがタップで会話をするように踊り出す場面がオシャレで印象的でした。タップはやはりハードルが高い!私はつい力でダンスを踊りきる傾向があるので、うまく力を抜いて小粋さや軽やかさを出せたら。この作品で色々勉強できると思うし、それをまた自分のものにしていきたいです」と、どこまでも前向きだ。長身でダイナミックながらスマートな男役像を継承する、頼もしいトップスターが誕生する。公演は3月25日(水)から30日(月)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、4月5日(日)から20日(月)まで東京・赤坂ACTシアターにて上演。大阪公演のチケットは発売中。東京公演は3月1日(日)より一般発売開始。取材・文:小野寺亜紀
2015年02月19日歌手の中川翔子とアイドルグループのでんぱ組.incが、コラボユニット「しょこたん❤でんぱ組」(しょこたんだいすきでんぱぐみ)を結成し、4月29日にソニー・ミュージックレコーズよりシングル「PUNCH LINE!」をリリースすることが明らかになった。これまで「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」や「KAWAii!! NiPPON EXPO」、香港で開催された「ACG」など、国内外の大型フェスやライブイベントで共演してきた中川翔子とでんぱ組.inc。でんぱ組.incの成瀬瑛美は、昔から"憧れの人"として中川の名前を挙げてファンを公言し、最上もがは中川がBEAMSと共同プロデュースするファッションブランド「mmts」の愛用者と、公私にわたって交流も多く、今回コラボユニットの結成に至ったという。楽曲は、4月9日よりフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」ほかにて放送が予定されているTVアニメ『パンチライン』のオープニング主題歌で、作詞・作曲をヒャダインこと前山田健一が担当。さらに、同ユニットの逆バージョンとなる「でんぱ組❤しょこたん」としてパート2となる続編の制作も予定しており、こちらはトイズファクトリーよりリリース。発売日等の詳細は後日発表される。今回のコラボユニットについて中川は「まさかの展開でございます! あのノイタミナのOP主題歌、そしてずっと"ぼっち"だった私が、大好きなでんぱ組の皆さまとコラボだなんて。もう一人じゃない! レベル30の記念になる一曲! ここまではっちゃけた曲ははじめてなので、ライブで一緒に歌うのも楽しみです!」と大喜び。また、でんぱ組.incを代表して夢眠ねむは「ヲタ女子の憧れ、そしてこのフィールドのパイオニアであるしょこたんとコラボできるなんて光栄です! 夢であるアニソンを歌えるのもとっても楽しみ」と期待を寄せている。そして、楽曲を手がけた前山田は同曲について「こんなにパンチラパンチラ言っている曲、今まであったでしょうか……」とこぼしながらも「少し倒錯した乙女心を音楽界きってのオタク女子であるしょこたんとでんぱ組が歌いあげてくれました。アニメの世界観と一緒に楽しんでくれたらうれしいです。パンチラは正義だ!!」と解説している。なお、でんぱ組.incは、5月に千葉県・舞浜アンフィシアターで開催される、中川翔子レベル30(30歳)のバースデーライブ「超☆貪欲生誕祭 30だお!全員集合!!」 へのゲスト出演も決定。両アーティストの共演で、新曲の披露も予定されている。
2015年02月18日英ARM社は、2月3日(現地時間)、2世代目となる64bit CPUであるCortex-A72やGPUなどの製品を発表した。A72は、最大2.5ギガヘルツで動作、従来のCortex-A15と比較して最大で3.5倍の性能を持ち、消費電力を25%削減できるという。また、Mali-T880 GPUやインターコネクト技術も発表した。同プロセッサコアを利用したSoCは、TSMC社で製造可能で、すでに10社がライセンスを取得したという。Cortex-A72を採用した製品は、2016年には出荷されると想定されている。Cortex-A72は、ARMv8-A、64bitアーテキクチャの2世代目のプロセッサ。ARMv8-Aは、32bitアーキテクチャであるARMv7を含み、64bit命令を実行可能なプロセッサのアーキテクチャ。すでに、Cortex-A57、53が発表され、これを採用したSoCも登場している。Cortex-A57は20ナノメータープロセスでの製造を想定して設計されていたが、Cortex-A72は、16ナノメーターFinFET(Fin型電界効果トランジスタ)での製造を想定して設計されている。16ナノメートルプロセスで製造された場合、最大2.5ギガヘルツでの動作が可能だという。また、同じ電力枠で見た場合、Cortex-A72は、32bitプロセッサCortex-A15(28ナノメートルプロセスでの製造を前提に設計)の3.5倍の処理性能があり、前世代の64bitプロセッサであるCortex-A57(製造は20ナノメータープロセスを想定)の1.8倍の性能の性能があるという。消費電力という点でみると、同じ処理(負荷)を実行させた場合Cortex-A72は、Cortex-A15の75%の消費電力になるという。また、ARM社が持つ、big.LITTLE技術を使うと、さらに40~60%の電力削減が見込めるという。なお、Cortex-A72でbit.LITTLEを構成する場合、Cortex-A53を組み合わせる。Mali-T880は、Cortexシリーズなどと組み合わせることができるARM社のGPU。現行のMali-T760と比較すると、最大で1.8倍の性能を持ち、消費電力を最大40%削減している。CoreLink CCI-500インターコネクト技術は、プロセッサ、GPU、メモリを接続するSoC内部の接続技術だ。システムの接続バンド幅を最大で2倍に引き上げ、前世代のCCI-400と比較して最大で30%メモリパフォーマンスを高めることができる。このインターコネクト技術は、複数のプロセッサのキャッシュメモリやGPU、メモリ間でのコヒーレンシを保つために利用される。MaliシリーズGPUなどとの接続に利用したばあい、4Kビデオの扱いなどが容易になるという。これは、一般にモバイルシステムでは、GPUは独自のメモリを持たず、メインメモリをフレームバッファなどとして利用するため、システムの内部接続の性能が表示性能にも影響するからだ。このCortex-A72やMali-T880は、台湾TSMC社の16ナノメートルFinFET+技術で製造が可能で、スマートフォン向けでは、最大2.5ギガヘルツでの動作が可能になるという。このCortex-A72については、すでにHiSilcon、MediaTek、Qualcomm、Rockchipなど10社が発表時点でライセンス契約を結んでいるという。また、開発用ツールとしてはCadence社、Synopsys社が対応する。
2015年02月04日キヤノンは15日、プロフェッショナルやハイアマチュア向けのA3ノビ対応インクジェットプリンタ「PIXUS PRO-10S」と「PIXUS PRO-100S」を発表した。2月中旬に発売し、価格はオープン。通販サイト「キヤノンオンラインショップ」の価格はともに64,800円(税別)。○PIXUS PRO-10S「PIXUS PRO-10S」は、9色の顔料インクとクロマオプティマイザーからなる計10色インクを採用。クロマオプティマイザーは、プリント表面の段差を低減して均一な光沢感を出し、ブロンズ現象も抑制する。3色の黒系インク(フォトブラック・マットブラック・グレー)により、微妙な暗部の濃淡を表現するなど、モノクロプリントも高画質だ。また、色再現性、階調性、黒濃度、粒状性、光沢性、ブロンズ、メタメリズムなどの画像要素を考慮して、最適なインクの組み合わせと紙面へのインク滴の配置を選択する「OIG System」も搭載している。プラグインソフト「Print Studio Pro」の機能強化が図られているほか、RAW画像編集ソフト「Digital Photo Professional」との連携も強化した。モニタ上で色味を確認できる「ソフトプルーフ」機能などによって、作業を効率化。キヤノンの純正フォト用紙で用いるICCプロファイルだけでなく、他社製の用紙をサポートするICCプロファイルも提供する。iPad用アプリ「Pro Gallery Print」では、Webサービス「SmugMug」や「Zenfolio」と連携することで、作品の閲覧やプリントが可能だ。「PIXUS クラウドリンク」にも対応しているので、クラウドサービスに保存した写真の印刷も行える。主な仕様は、最高解像度が4,800×2,400dpi、インク滴サイズが4pl、ノズル数が768×10色、印刷速度がA3ノビ(カラー、モノクロ)で約5分20秒、給紙可能枚数が150枚(普通紙)。インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n無線LAN、USB 2.0。本体サイズは約W689×D385×H215mm、重量は約20kg。○PIXUS PRO-100S「PIXUS PRO-100S」は、8色染料インクの高い発色性と光沢性により、鮮やかで美しい写真プリントを実現した。3色の黒系インク(ブラック・グレー・ライトグレー)を持ち、粒状感を抑制した暗部の微妙な濃淡を表現。上記「PIXUS PRO-10S」と同様に「OIG System」も採用している。ソフトウェア面は「PIXUS PRO-10S」とほぼ共通。そのほか主な仕様は、最高解像度が4,800×2,400dpi、インク滴サイズが3pl、ノズル数が768×8色、印刷速度がA3ノビカラーで約1分30秒(モノクロで約2分55秒)、給紙可能枚数が150枚(普通紙)。インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n無線LAN、USB 2.0。本体サイズは約W689×D385×H215mm、重量は約19.7kg。
2015年01月15日キヤノンは15日、A3ノビ対応のインクジェットプリンタ「PIXUS PRO-10S」と「PIXUS PRO-100S」を発表した。2月中旬から発売し、価格はオープン。同社の通販サイト「キヤノンオンラインショップ」での価格はともに64,800円(税別)。○PIXUS PRO-10S「PIXUS PRO-10S」は、プロフェッショナルやハイアマチュア向けのA3ノビ対応インクジェットプリンタ。9色の顔料インクとクロマオプティマイザーからなる計10色インクを採用する。3色の黒系インク(フォトブラック・マットブラック・グレー)により、微妙な暗部の濃淡を表現するなど、モノクロプリントも高画質。クロマオプティマイザーは、プリント表面の段差を低減して均一な光沢感を提供し、ブロンズ現象も抑制する。色再現性、階調性、黒濃度、粒状性、光沢性、ブロンズ、メタメリズムなどの画像要素を考慮して、最適なインクの組み合わせと紙面へのインク滴の配置を選択する「OIG System」も採用している。プラグインソフト「Print Studio Pro」の機能強化が図られているほか、RAW画像編集ソフト「Digital Photo Professional」との連携も強化。モニタ上で色味を確認できる「ソフトプルーフ」機能などによって、作業を効率化する。また、iPad用のアプリ「Pro Gallery Print」では、Webサービス「SmugMug」や「Zenfolio」と連携することで、作品の閲覧やプリントが可能だ。「PIXUS クラウドリンク」にも対応しているので、クラウドサービスに保存した写真の印刷も行える。そのほか主な仕様は、最高解像度が4,800×2,400dpi、インク滴サイズが4pl、ノズル数が768×10色、印刷速度がA3ノビ(カラー、モノクロ)で約5分20秒、給紙可能枚数が150枚(普通紙)。インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n無線LAN、USB 2.0。本体サイズは約W689×D385×H215mm、重量は約20kg。○PIXUS PRO-100S「PIXUS PRO-100S」は、8色染料インクの高い発色性と光沢性により、鮮やかで美しい写真プリントを実現したモデル。3色の黒系インク(ブラック・グレー・ライトグレー)を持ち、粒状感を抑制した暗部の微妙な濃淡を表現する。上記「PIXUS PRO-10S」と同じ「OIG System」も採用している。ソフトウェアの対応は「PIXUS PRO-10S」とほぼ共通。主な仕様は、最高解像度が4,800×2,400dpi、インク滴サイズが3pl、ノズル数が768×8色、印刷速度がA3ノビカラーで約1分30秒(モノクロで約2分55秒)、給紙可能枚数が150枚(普通紙)。インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n無線LAN、USB 2.0。本体サイズは約W689×D385×H215mm、重量は約19.7kg。
2015年01月15日三井住友カードはこのほど、ディアステージと提携し、ディアステージ所属の人気アイドルグループ「でんぱ組.inc」とコラボレーションしたクレジットカード「でんぱ組.inc VISAカード(デンパグミインクVISAカード)」を発行し、会員募集を開始した。同カードは、利用に応じて貯まるポイントの交換景品として、ライブ等イベント時にバックステージへ招待する特典やでんぱ組メンバーからのビデオメッセージなどの特典を用意。また、同カード会員限定でイベントチケットの優先予約を実施するほか、イベントのグッズ売り場に同カード会員専用レーンを設置する。対象は18歳以上(高校生は除く)、年会費は1,250円(初年度無料、前年度1回以上の利用で次年度以降も無料)。入会特典として、入会者先着2,000人にでんぱ組.incオリジナルボールペンをプレセント。このほか、カード発行記念キャンペーン「第1弾 バックステージご招待キャンペーン」や、「第2弾 セーラー服プレゼントキャンペーン」を実施する。でんぱ組.incは2008年に結成したアイドルユニット。秋葉原・渋谷・原宿を拠点に活動し、各メンバーがアニメや漫画・ゲームなどの得意分野でも活躍している。また、ジャパニーズポップカルチャーの最先端として、国内のみならず海外からも注目されているという。
2015年01月13日2014年4月~7月に放送されたTVアニメ『悪魔のリドル』。そのTV未放送回となる第13話の上映会イベント「10年黒組 補習授業」が、2014年11月22日、東京・科学技術館サイエンスホールにて開催された。"アニメでは早々にリタイアした武智乙哉"と"長期入院で出席日数が足りない剣持しえな"のための補習授業として行われた本イベントでは、主人公・東兎角役の諏訪彩花がMCを担当。そして、武智乙哉役の沼倉愛美と剣持しえな役の山田悠希がゲストとして登場した。なお、東兎角、武智乙哉、剣持しえなはBlu-ray/DVD第7巻のジャケットにも登場している3人だ。『悪魔のリドル』では、7月に開催された「黒組Party!」以来となるイベントということもあり、オープニングトークでは近況などを報告。作品の打ち上げにおいて、諏訪がみんなに手紙を書いて渡したというエピソードが披露されると、照れながら「あんなに迷惑を掛けたんだから……」(諏訪)。さらに話題は、現在配信中の「諏訪トロ Party!」について。諏訪が口ずさむ各回EDなどのイントロを集めた本アルバムは、現在iTunesなどで配信されているが、諏訪がカッコよく写ったジャケットが会場の大スクリーンに映し出されると、思わず沼倉が「今日、この人どこにいるんですか?」と呟く。なお本作は、1曲1曲があまりに短いため、試聴ですべてが聴けてしまうという裏ワザが暴露されたが、諏訪自身にとってはデビューアルバムということもあり、「これは買うしかないね(笑)」(諏訪)。12月17日発売のBlu-ray/DVD第7巻に収録される第13話(OVA)の先行上映会に続いては再びトークコーナー。「無人島サバイバル」をテーマに、シリアステイストだった本編とは異なり、かなりコメディタッチに仕上げられた第13話について沼倉は、「未放送だからって遊びすぎ(笑)」との感想を述べた。また、諏訪は「これで終わるのはもったいない」ということで、金元寿子と2人で続きのストーリーを考えたというエピソードを披露。京都での修学旅行を舞台にした「京都大○編」が実現するかどうか……こんどの展開にも注目したい。トークに続いては、箱から引いた「ターゲット」と「武器」でエア暗殺をする「どんなターゲットも殺してやる!!」や、お題をジェスチャーで伝える「伝わらなかったら暗殺! 死のジェスチャーゲーム」などのコーナーで会場を沸かせ、最後はスタッフ、そしてファンに対する感謝の言葉を述べ、およそ1時間半のイベントを締めくくった。TV未放送の第13話が収録された『悪魔のリドル』Blu-ray/DVD7巻は現在発売中。(C)高河ゆん・南方純/KADOKAWA刊/「悪魔のリドル」製作委員会
2014年12月28日「アー・ペー・セー(A.P.C.)」よりNEW CANDLEが2014年12月3日(水)発売する。BOUGIESに新しいシリーズが加わり、「No6. ENCENS(インセンス)」の香りが登場。No6. ENCENS(インセンス)価格:3800円(税抜)クリスマスには3個セットCologne (コロン)、Fleur d’oranger (オレンジの花)、Feuille de figuier (いちじくの葉)の香りのミニキャンドルコフレ「Coffret petites bougies 1.4.5.」も発売される。Coffret petites bougies 1.4.5.価格:8500円(税抜き)【A.P.C. NEW CANDLE 概要】■No6. ENCENS(インセンス)価格:3,800円(税抜)■Coffret petites bougies 1.4.5.価格:8,500円(税抜)発売店舗:A.P.C. ショップ 、オンラインショップ▶A.P.C. ショップ一覧【問い合わせ先】A.P.C. CUSTOMER SERVICE所在地:東京都目黒区中目黒2-7-7電話番号:03-3710-7033ウェブサイト:WWW.APCJP.COM元の記事を読む
2014年11月28日「アー・ペー・セー(A.P.C.)」は12月3日、フレグランスキャンドル「BOUGIES」の新作を発売する。新たにラインアップに加わる香りは「No6. ENCENS」。価格は3,800円で、全国のアー・ペー・セーショップとオンラインショップで発売される。更に、クリスマスには3種類のミニキャンドルをセットにした「Coffret petites bougies 1.4.5.」(8,500円)も登場し、コロン、オレンジの花、いちじくの葉の香りが、聖なる夜をムーディーに演出してくれそうだ。
2014年11月28日