小田急百貨店 新宿店は、開店50周年を記念して文化学園大学と協力したファッションショー「ODAKYU 50th ANNIVERSARY TIME TRAVEL SMILE DISCOVERY SHOW」を、2012年11月3日(土)に本館1階特設会場で開催し、買い物客などで賑わいを見せた。百貨店開店50周年を記念して開催された「ODAKYU 50th ANNIVERSARY TIME TRAVEL SMILE DISCOVERY SHOW」は、”発見”をテーマに、開店時からの世相を振り返るショーと小田急百貨店のバイヤーが提案する、最新トレンドを紹介するショーの二部構成で展開。60年代からのファッションの変革から最新のファッションまでを約30分間に渡って紹介した。文化学園大学が紹介する1960年代~1990年代のコーディネートは、各年代のヒット曲をバックに、各年代に流行したコーディネートを披露。ショーの最初に登場したのは、小田急百貨店が開店した1960年代のコーディネート。60年代はミニスカートサイケデリックなファッションを紹介した。続く70年代は、環境問題が注目され始めフォークロア調のスタイルや、膝丈のフレアスカートが登場。高度経済成長期真っ只中の80年代は、鮮やかなカラーのドレスやオーバーサイズのセットアップが登場した。対照的にバブルが崩壊後の90年代は、落ち着いたカラーのドレスが紹介された。後半のショーは、小田急百貨店新宿店のバイヤーが“これからのファッション”をセレクト。何重にもレイヤードされた「エイコ コンドウ」のワンピースやダウンコートをまとった冬のスタイル、「アクアスキュータム」もチェックコートを着用したメンズスタイルを紹介した。「レオナール」の柄ドレスや「パトリツィア ペペ」のコートスタイルなど、カジュアルスタイルからエレガントスタイルまで、幅広く今後のトレンドが紹介された。【小田急百貨店 新宿店】東京都新宿区西新宿1-1-3TEL:03-3342-1111営業時間10:00~20:30元の記事を読む
2012年11月05日1962年にショーン・コネリーが初めてボンドを演じたシリーズ第1作から今年で生誕50周年を迎える、『007』シリーズ。“6代目ジェームズ・ボンド”のダニエル・クレイグ主演で贈る最新作『007スカイフォール』の日本公開に先立ち、10月23日(現地時間)、『007』誕生の地・イギリスにてロイヤルプレミアが開催された。『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス監督がメガホンを握った本作。“MI6”の壊滅を目論む元MI6エージェントとボンドとの壮絶な闘い、そしてボンドの上司“M”が封印していた知られざる過去が紐解かれる。今回のイベントは、前作『007/カジノ・ロワイヤル』でのエリザベス女王、『007/慰めの報酬』でのウィリアム&ヘンリー両王子の臨席に続いて、チャールズ皇太子、カミラ夫人が臨席してのロイヤルプレミア。会場となったロイヤル・アルバート・ホールでは、この記念すべきイベントのために鼓笛隊の演奏でゲストを出迎えたり、特設ステージでは本作で久々の登場となるみんなの憧れ“ボンドカー”ことアストン・マーチンDB5が設置され、出席したゲストたちはその豪華な演出に目を輝かせていた。この日のダニエルは、お馴染みのタキシードに身を包み、アストン・マーチンではなく、レンジローバーに乗って会場に到着。沿道に詰めかけた約2,000人のファンの大歓声に応えながら、「いままでで一番豪華なプレミアだと思う。(作品は)みんなが全力を尽くし、また監督のサム・メンデスが素晴らしい働きをしてくれたお陰で、最高のボンド映画になった!」とコメントし、ファンのボルテージは最高潮に盛り上げた。また、ダニエルと共にハビエル・バルデム、ジュディ・デンチ、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ベレニス・マーロウ、サム・メンデス監督、プロデューサー陣らもレッドカーペットを歩いた。その後、一同は劇場前でチャールズ皇太子&カミラ夫人をお出迎え。ダニエル以上(?)の歓声が上がり、英国王室の人気のほどを伺わせた。ご夫妻は一人一人と丁寧に挨拶を交わしながら、50年もの間愛され続ける本シリーズと最新作の公開を祝福していた。『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月24日監督生活50周年を迎える山田洋次監督の新作『東京家族』が来年1月に公開されるのを記念して、全50品目が入ったオリジナルおせちが、大丸松坂屋百貨店から販売されることが決定した。その他の写真映画は、“家族”をテーマにした作品を作り続けてきた山田監督が、巨匠・小津安二郎監督の傑作『東京物語』にオマージュを捧げた作品で、橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優らをキャストに、現代の家族の絆を描く。このたび販売されるオリジナルおせちは、近年、「新年を家族で迎えたい」「家族で過ごす時間を大切にしたい」といった家族回帰の傾向に対応し、おせちを拡充している大丸松坂屋百貨店が販売するもの。オリジナルおせちは、角うに、味付数の子、ローストビーフ、ローズサーモン、豚バラあぶり焼き、穴子昆布巻など全50品が入ったボリュームのある和・洋風3段で、10月3日(水)より12月中旬まで、大丸・松坂屋・関係百貨店19店舗で予約することができる。価格は税込21000円。また、オリジナルおせちの購入者には、抽選で100組200名に映画『東京家族』のペア・チケットがプレゼントされる。『東京家族』2013年1月19日(土)全国ロードショー
2012年10月01日映画『ウエスト・サイド物語』製作50周年を記念した注目のプロジェクト、佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサートのオーケストラ・リハーサルが、9月18日にかつしかシンフォニーヒルズ(東京・青砥)で行われた。佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサートの公演情報映画『ウエスト・サイド物語』は、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を題材とし、1950年代のニューヨークを舞台に、イタリア系アメリカ人とプエルトリコ系アメリカ人の少年ギャング団による抗争とその犠牲となる若い男女の悲恋を描いた物語。もとはブロードウェイミュージカルの人気作品だったが、1961年に映画化され、同年のアカデミー賞で作品賞をはじめ10部門を受賞。映画界においても大ヒット作品となった。2011年7月にアメリカで初演された本プロジェクトは、台詞やヴォーカル部分はオリジナルのままを残し、音楽だけを消し去った映画『ウエスト・サイド物語』全編を巨大スクリーンに上映。その映像に合わせてフル・オーケストラが作曲者バーンスタインのスコアを生演奏するという、映画と生オーケストラによる世界初のシンクロ・ライブだ。オーケストラ・リハーサルでは、日本公演の演奏を担当する指揮者の佐渡裕と東京フィルハーモニー交響楽団が、長時間にわたって映画本編の映像に合わせながら、じっくりとオーケストレーションを組み上げていく。特に本プロジェクトが、通常のオーケストラ・コンサートや、オペラ、ミュージカルと異なるのは、ほんの些細なテンポの狂いさえ許されないところだろう。着実に進行していく映像にピッタリと足並みを揃えながら、血の通った音楽を演奏するのは極めて難易度の高い挑戦だ。しかし、そこは師であるレナード・バーンスタインの作品を知り尽くした佐渡裕の面目躍如。テンポ調整に配慮しつつ、スコアに宿る音楽を解き放つ。劇中の激しいダンスシーン、少年ギャングの抗争や恋模様、登場人物たちが歌い、踊り、めまぐるしく展開する物語が、まるで今そこで生まれているかのような生き生きとした演奏を披露。全米でもすでに絶賛を博しているプロジェクトだけに、佐渡裕の指揮による初の日本公演にも非常に期待が高まるところだ。佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサートは、9月21日(金)・22日(土・祝)に東京国際フォーラム ホールAで、9月24日(月)にオリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)で開催。チケットは発売中。■佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサート【東京公演・全4回】9月21日(金)13:00開演/19:00開演9月22日(土・祝)12:00開演/18:00開演東京国際フォーラム ホールA【大阪公演・全2回】9月24日(月)13:00開演/19:00開演オリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)
2012年09月19日JR西日本では、1962年9月1日に赤穂線(東岡山~相生駅間)が全線開業してから、今年で開業50周年を迎えるにあたり、「赤穂線全線開業50周年」台紙付き記念入場券を赤穂線の主要駅および岡山駅で発売する。JR西日本赤穂線の東岡山駅、西大寺駅、長船駅、伊部駅、日生駅、播州赤穂駅、相生駅の全7駅分が1セットとなっており、発売価格は980円。発売期間は、9月1日(土)の午前9時00分から10月31日(水)までで、枚数限定のため、売り切れ次第発売終了となる。発売駅および発売セット数は、相生駅300セット、播州赤穂駅300セット、日生駅100セット、伊部駅300セット、長船駅100セット、西大寺駅300セット、東岡山駅300セット、岡山駅300セットで、合計2,000セット。伊部駅の窓口は、通常、土曜、日曜、祝日は閉まっているが、9月1日は午前9時00分~10時00分の間、販売のために臨時窓口を開ける。なお、事前の受け付けや電話、郵送での申し込みは受け付けない。記念入場券は、自動券売機や自動改札機の普及で、今は見ることのない厚紙を使用した堅券タイプ・B型(縦25ミリメートル、横57.5ミリメートル)。赤穂線の沿線図、歴史、西大寺会陽の様子や備前焼、ご当地グルメの「カキオコ」など、沿線各駅の名物やイベント風景、工芸などをデザインした台紙に納められている。JR西日本赤穂線は、1962年9月1日に全線開業。営業距離は約57.4キロで、起点の相生駅、終点の東岡山駅で、それぞれ山陽本線に接続している。山陽本線が複線で特急列車や貨物列車が走行するのに対して、赤穂線は全線単線のローカル線となっている。なお、播州赤穂駅では、9月1日午前10時~10時45分、「JR赤穂線全線開通50周年記念事業」の記念セレモニーとして、和太鼓演奏(赤穂西小学校)や乗降客への記念品配布を行う。さらに、JR播州赤穂駅の2階の自由通路内展示スペースで、8月25日(土)~10月4日(木)に、赤穂線にかかわる半世紀前の懐かしの写真を展示する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日本田技研工業は1日、鈴鹿サーキットで9月1日から2日の期間に開催される『鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデー』(主催 : モビリティランド)に、歴代のレーシングマシンを出展すると発表した。鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデーは、鈴鹿サーキット50周年の歴史と日本のモータースポーツの歴史を振り返り、多くのファンや関係者とともにモータースポーツの感動や素晴らしさを体感できるイベントとして開催される。国際レーシングコースを中心に往年の二輪および四輪のレーシングマシンによるデモンストレーション走行や展示、当時のライダーやドライバーによるトークショーが実施される予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日湖池屋は18日、「コイケヤポテトチップス」発売50周年を記念し、同社ホームページで、「コイケヤ50の挑戦!」WEBキャンペーンを開始した。期間は8月22日まで。同キャンペーンは、同社ホームページで毎日1問ずつ出題されるクイズを解き、獲得”ぽて値”(=ポイント)を競うもの。期間中に獲得した”ぽて値”が1位だった人には、コイケヤスナック1年分をプレゼント。その月のオススメ商品1箱(12袋)を12カ月連続で届けられるとのこと。また、1位を除く上位500名にも、コイケヤスナック詰め合わせ1箱(12袋)が贈られる。出題日時は、前半は6月18日~7月12日の間に25問出題、中間発表は7月18日。後半は7月20日~8月22日の間に25問出題、総合発表は8月30日となっている。なお、8月11日~8月19日は出題されず、参加”ぽて値”も付与されない。詳細は同社ホームページキャンペーンページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月28日ヴァイオリニストの前橋汀子の演奏活動50周年を記念したコンサートが、5月20日(日)・6月3日(日)に横浜で開催される。「前橋汀子」の公演情報21世紀を代表する大ヴァイオリニストのふたり、ヨゼフ・シゲティ、ダヴィド・オイストラフの演奏を聴いたのがきっかけで、ヴァイオリニスの道を目指したという前橋汀子。1961年、旧ソ連のレニングラード音楽院(現サンクトペテルブルク音楽院)に日本人として初めて留学。当時隆盛を極めていたソ連の音楽芸術の発信地ともいえる同楽院で薫陶を受けた後に、本格的に演奏活動を開始。ベルリン・フィル、ロイヤル・フィル、フランス国立管、クリーブランド管、イスラエル・フィル、メータ、ロストロポーヴィチ、サヴァリッシュ、マズア、小澤征爾など世界第一線で活躍するオーケストラや指揮者との共演を重ねてきた。ロシア留学へと旅立った思い出の地、横浜で開催される記念コンサートは、オーケストラとのコンチェルトとリサイタルの2公演。プログラムは「ぜひ横浜で演奏し、聴いていただきたい」というロシアを代表する作曲家チャイコフスキーのコンチェルトをはじめ、彼女の幅広いレパートリーの中から様々な時代、国の作曲家の作品から厳選された構成となっている。“日本ヴァイオリン界のパイオニア”として今なお第一線で精力的な活動を続ける前橋汀子の、演奏芸術が堪能できる機会だ。前橋汀子 演奏活動50周年コンサートは、5月20日(日)に横浜みなとみらいホール(コンチェルト公演)で、6月3日(日)に神奈川県立音楽堂(リサイタル公演)で開催。チケットは発売中。また、6月9日(土)の大阪、6月17日(日)の東京、7月14日(土)の愛知公演ほか、各地でも開催予定。
2012年05月16日読売日本交響楽団の創立50周年シーズンが、いよいよ4月より開幕を迎える。「読売日本交響楽団」の公演情報1962年、日本のオーケストラ音楽の振興と普及のために読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビのグループ3社を母体に設立された読売日本交響楽団。創立以来、ストコフスキー、メータ、ヴァント、チェリビダッケ、ザンデルリンク、マゼール、ロストロポーヴィチ、サンティ、ベルティーニ、テミルカーノフ、ホーネック、ゲルギエフといった世界的な巨匠を指揮台に招くとともに、ルービンシュタイン、リヒテル、アルゲリッチ、内田光子、ヨーヨー・マ、五嶋みどりら世界の名だたるソリストと共演を重ねてきた。創立50年目のシーズン最初のタクトをふるうのは、2010年4月から第9代常任指揮者を務めるシルヴァン・カンブルラン。パリ・オペラ座などで活躍してきた世界的指揮者で、同ポスト就任以降、聴衆の想像力を刺激するプログラミング、緻密なアンサンブルを作りあげる手腕で、楽団のクオリティをさらに向上させたと高く評価されている。また先日、常任指揮者の任期延長(2016年3月末まで)が発表されるなど、楽団からの信頼も非常に厚い。シーズン開幕の4月公演では、生誕150周年のドビュッシーのほか、得意のフランス音楽やストラヴィンスキーなどのバレエ音楽を組み合わせたプログラムで、“音の魔術師”カンブルランの巧みな手腕が発揮されそうだ。読売日本交響楽団 2012-2013シーズンは、4月13日(金)の東京オペラシティ名曲シリーズを皮切りにスタート。チケットは発売中。また5月以降の公演の指揮者陣には、正指揮者・下野竜也、篠崎靖男、大友直人、ゲルト・アルブレヒト、広上淳一、パオロ・カリニャーニ、小林研一郎、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス、尾高忠明、大野和士、レイフ・セゲルスタム、ライナー・ホーネックが登場する。《読売日本交響楽団 2012-2013シーズン》■第193回東京オペラシティ名曲シリーズ4月13日(金)19:00開演東京オペラシティコンサートホール■第143回東京オペラシティ・マチネーシリーズ4月14日(土)14:00開演東京オペラシティコンサートホール■第514回定期演奏会4月16日(月)19:00開演サントリーホール■第548回サントリーホール名曲シリーズ4月21日(土)18:00開演サントリーホール■第548回サントリーホール名曲シリーズ4月21日(土)18:00開演サントリーホール■第55回みなとみらいホリデー名曲シリーズ4月22日(日)14:00開演横浜みなとみらいホール※いずれも指揮はシルヴァン・カンブルラン
2012年04月06日『ウエスト・サイド物語』映画製作50周年を記念した新プロジェクトが、今秋、日本初上陸。佐渡裕指揮、フル・オーケストラの生演奏とともに映画全編を上映するコンサートが開催される。佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサートの公演情報『ウエスト・サイド物語』は、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を題材とし、1950年代のニューヨークを舞台に、イタリア系アメリカ人とプエルトリコ系アメリカ人の少年ギャング団による抗争とその犠牲となる若い男女の恋を描いた物語。もともとはブロードウェイミュージカルの人気作品だったが、1961年に映画化。同年のアカデミー賞で作品賞・音楽賞など10部門を受賞し、大ヒット作品となった。2011年にスタートしたプロジェクトは、デジタルリマスターした映画全編の映像をスクリーンに上映、台詞と歌詞はオリジナル音源を残し、フル・オーケストラが作曲者レナード・バーンスタインのスコアを映像にあわせて生演奏するコンサート。同年7月のロサンジェルス・フィルによる初演、9月にNYフィル、11月にシカゴ交響楽団と、全米を代表する名門オーケストラにより次々と上演され、各地で大きな成功をおさめている。初の日本公演を率いるのは、バーンスタインの最後の愛弟子・佐渡裕。昨年5月には世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルとの初共演を果たすなど、世界から注目を集めるマエストロの情熱たっぷりの指揮が、師の名曲に息吹を吹き込む。佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサートは、9月21日(金)・22日(土・祝)に東京国際フォーラム ホールAで開催。チケットの一般発売は4月14日(土)10時より。また一般発売に先駆け、チケットぴあではインターネット先行抽選プレリザーブを3月29日(木)11時まで受付。
2012年03月26日2002年に脳溢血で倒れた後遺症から右半身不随となり、以降“左手のピアニスト”として新境地を開拓する舘野泉。その演奏生活50周年を記念し、記者会見が8月2日に東京都内で行われた。「館野泉 演奏生活50周年 記念公演」のチケット情報舘野泉は、東京藝大を首席卒業した1960年にデビュー。1964年よりヘルシンキに居を構え、日本と北欧5か国をはじめ世界各国で行ったコンサートは3000回以上、リリースされた録音作品は約100枚。特にシベリウスをはじめとする北欧の作曲家の作品への取り組みは、2006年にフィンランド政府より「シベリウス・メダル」を授与されているなど国際的評価も高い。2002年にフィンランドでのリサイタル中に脳溢血で倒れ、右半身不随となるも、2年余の闘病生活を経て、左手での本格的な演奏活動を開始。舘野泉自身のために書かれた新曲(左手のためのピアノ曲)ほかを演奏するリサイタルを各地で開催し、新境地を開拓している。今回の記者会見には、舘野泉ほか、トランペット奏者の北村源三、クラリネット奏者の浜中浩一、作曲家の末吉保雄(以上3人は舘野と藝大の同級生)、作曲家の吉松隆、舘野泉の現在唯一の弟子・平原あゆみが登壇。「今年もすでに45回のコンサートに行いました。病気をする前よりは数こそ減っていますが、活動は充実していますし、それには多くの作曲家の方々が左手のための新作を書いてくれることが非常に大きい。どの曲も非常に美しい作品ばかりですし、10月からの記念公演にも吉松さんと末吉くんが新曲を書いてくれます。恐らく、ふたりとも公演近くにならないと出来上がらないと思うけど(笑)。いまから楽しみですね。また同級生のクラリネットの浜中くんとトランペットの北村くんと、藝大卒業50年後に一緒に演奏できるのも嬉しく思うし、よい緊張感もあります」と舘野泉は記念公演への思いを語った。「2012年~13年には、左手のピアノ作品のシリーズを7夜に分けて開催したいと思っているんです。その時には77歳になっていますが、現役で頑張れるように努力していきたい」と今後への意欲も十分な舘野泉。演奏生活50周年記念公演は、11月10日(水)の東京オペラシティ公演など全国4公演を開催。チケットは発売中。また舘野泉の演奏生活50周年記念企画として、EMI ミュージック・ジャパンより『舘野泉EMIレコーディングス・コンプリートBOX(CD26枚組)』『舘野泉EMIレコーディングス・セルフ・セレクション』、エイベックス・クラシックスより50周年企画・第1作『記憶樹』が10月20日(水)にリリースされる。■舘野泉 演奏生活50周年 記念公演~彼のための音楽を 彼が弾く~「舘野泉左手の文庫」助成による 室内楽作品の新作世界初演□10月22日(金)札幌コンサートホール□10月26日(火)福岡銀行本店大ホール□11月10日(水)東京オペラシティ コンサートホール□2011年2月6日(日)いずみホール
2010年08月04日