ATEEZが2月28日に日本3rdシングル「NOT OKAY」をリリース。そのショーケースが六本木ヒルズアリーナで開催された。当日は急に冬に戻ったかのような肌寒さ。ファンが厚着して待機する中、赤に黒の薄手の衣装をまとったATEEZのメンバーたちが登場!今回のシングルのカップリング曲「Days」をスタンドマイクで歌い上げた。「BE:FIRSTとまた一緒にコラボしたいです」日本での活動にも期待!【ペンになってもいいですか!?】vol. 195この「Days」についてSANが「この曲の歌詞は僕たちがATINY(ATEEZのファンの名称)に言いたいことです。とても愛しています」と真摯に伝えると、YEOSANGも「僕が一番好きなのはATINYです」と告白。客席からは喜びの声が沸き起こった。HONGJOONGは「今まで一緒に過ごしてきた時間の分だけ、これからも毎日一緒にいたいという思いを込めた曲です」と歌詞の内容を伝えてくれた。WOOYOUNGは「初めて聴いた時、日本のATINYのみなさんも気に入ってくれる曲だろうと思いました」と自信を覗かせつつ、「個人的には、今まで出してきた“ファー”っという感じの曲の中で一番いい曲だと思います」と独特の表現でお気に入りの曲であることをアピール。HONGJOONG(ホンジュン)SEONGHWA(ソンファ)YUNHO(ユンホ)YEOSANG(ヨサン)SAN(サン)MINGI(ミンギ)WOOYOUNG(ウヨン)JONGHO(ジョンホ)「NOT OKAY」のMV撮影で印象的だった出来事を尋ねられると、SANは「トッポッキとスンデがおいしかった」とケータリングがおいしかったことを明かし、ATINYを笑わせた。振り付けについてはSEONGHWAが「気を集めて、それを投げるような振り付けがポイント」と実際にステージの上でやって見せる。YUNHOはMINGIの最後のパートがポイントだと紹介すると、MINGIも立ち上がってサービス精神たっぷりに踊って見せてくれた。この日は本当に寒くて、じっと座って話すことに耐えられなくなったのか、MINGIが突如立ち上がるというハプニングも。「寒くて…」と凍えそうな表情を見せるも、メンバーに口々に「座ってください」とたしなめられ、笑いながら座り直した一方で、HONGJOONGは会場のATINYを「寒くない?大丈夫?」と気遣っていた。そんなATEEZの賑やかで仲のいいやりとりに、会場のATINYたちもほっこり。そして今年、K-POPボーイズグループとして初めてコーチェラ・フェスティバルに招聘されたATEEZ。「ATEEZらしい舞台にするので期待してください」とSANが真面目に答える一方で、司会の古家正亨さんからボーカルに期待していると言われたJONGHOは「はーい」と明るい返事。MINGIは今回、同じくコーチェラに参加するYOASOBIといつかコラボしてみたいと明かすと、WOOYOUNGは昨年12月に「D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA」で共演したBE:FIRSTのファンになったと告白。「また一緒にコラボしたいです」とラブコールを送った。パフォーマンスに向かう前に、イベントに来場したファンに向けて挨拶をすることに。SEONGHWAが「ありがトンファ」とはにかみながら挨拶すると、続くSANも「おつかれサン」、YEOSANGは「おはヨサン」、WOOYOUNGは「ありがとウヨン」、JONGHOは「愛してるジョン」と続き、HONGJOONGも「愛してるホン」と締めくくった。最後にはMINGIがいつもの「おやすミンギ」をATINYとともにコール&レスポンス。最後は最新曲「NOT OKAY」のパフォーマンスでショーケースは終了した。短い時間の中でも一切手を抜かない全力のパフォーマンスに真面目でありながら軽妙なトーク、そしてATEEZらしい自由な雰囲気と仲のよさが感じられる見どころ満載のイベントだった。©KQ Entertainment取材・文 尹 秀姫 写真・©KQ Entertainment
2024年03月09日ATEEZのワールドツアーアンコール公演「THE FELLOWSHIP : BREAK THE WALL ANCHOR IN JAPAN 」が2023年5月2日、3日に東京・有明アリーナで、5月6日、7日に神戸・ワールド記念ホールで開催された。今回は東京公演2日目の5月3日の模様をレポートします。一緒に歌って!一体感あふれるステージ【ペンになってもいいですか!?】vol. 179オープニングのVCRが終わると、黒いマントをかぶったメンバーが登場。そのマントを脱ぎ捨てると、「HALAZIA」がスタートする。ライブの始まりから重々しくパワフルなパフォーマンスに、客席も熱く呼応。「今日も東京に錨を下ろします」というHONGJOONGの声で挨拶が始まっても、客席の興奮は止まらない。メンバーが思い思いの挨拶をするなか、MINGIは「世の中には二種類の人しかいない。俺か、俺以外か。だから俺だけを見ろよ。愛してる」と一風変わった挨拶で会場を沸かすと、YUNHOも「らーめん、つけめん、MINGIイケメン!」と囃し立てる。JONGHOのハイトーンが響く「Paradigm」に続き、「The Ring」ではMINGIがマイクをクルクル回しながら花道を歩きながらラップし、真っ赤に染まったセンターステージにメンバー全員が立つ姿はこれぞATEEZというケレン味を感じさせる。ATINY(ファンの総称)たちの大きなコールから始まった「HALA HALA」は緩やかなスタートから次第に熱を帯びていき、クライマックスではメンバーが倒れる中、WOOYOUNGだけが意味深な笑顔を浮かべるという劇的なパフォーマンスでライブ序盤を盛り上げた。HONGJOONG白を基調にターコイズのベルベットとオーガンジーを組み合わせた衣装に着替えて現れたATEEZは、「Dazzling Light」でHONGJOONGとMINGIのラップの掛け合いを見せたかと思えば、SANの美しいファルセットから始まる「Mist」ではスタンドマイクで幻想的に歌い上げる。パワフルなパフォーマンスと壮大な演出に目を奪われがちだが、ATEEZの真骨頂はその実力。それをこの2曲でしっかりと証明してみせた。MCではSANから「好き好きしてみせて」とリクエストされたMINGIに、SEONGHWAとYEOSANGも加わり3人でやって見せたりと、大サービス。SANは「僕たちはATINYと共にする瞬間が本当にありがたいですし、幸せな時間なんです。こうやってストレスを発散して!」と言いながらしゃがみパンチをして見せると、なぜか全員でやることになり、メンバー全員でしゃがみパンチをしてストレス発散。「気分転換できる存在がいること自体が大きな力になるじゃないですか」とライブの醍醐味を語った。SEONGHWA「ATINY、僕を抱きしめて」とキスを投げたYEOSANGの言葉で始まった「AURORA(Japanese Ver.)」、囁くようなYEOSANGの低い声から始まる「DIAMOND」、始まりから駆け出したくなる「Limitless」と次第に疾走感を増していく構成でライブを駆け抜けると、ここでWOOYOUNGが足の負傷のために椅子に座ってライブに参加することに。申し訳ないと謝罪するメンバーたちに、会場のATINYたちはあたたかい拍手と歓声で理解を示し、WOOYOUNGを励ました。YUNHO客席のペンライトが宇宙に浮かぶ星のように瞬いて始まった「ILLUSION」では途中で客席に大きな風船が投げ入れられ、センターステージに移動したメンバーたちも風船を客席に返したり、ATINYとのやりとりが楽しい。その勢いのまま始まった「WAVE」はこれからの季節にぴったりのサマーチューン。椅子に座るWOOYOUNGの元へMINGIが駆けて行き一緒にラップし、HONGJOONGも「WOOYOUNG、愛してるよ!」とWOOYOUNGがさびしさを感じさせないように盛り上げる。そんなところにもATEEZのメンバー愛、絆の強さが感じられる。YEOSANG「ではまた出港しましょうか」というHONGJOONGの言葉でセンターステージに戻ると、そこは海の上。「船員ども、位置につけ!」とキャプテンが号令をかけると、荒々しくしぶきをあげる海を往く船の上で「WIN」が始まる。曲中、カウントから始まる激しすぎるパフォーマンスはATEEZにしかなしえないステージ。最後にはHONGJOONGが黒いフラッグを掲げ、ATEEZの存在感を示した。「Horizon」ではサンが白鳥のように舞い踊り、YUNHOが花道を駆けて行き大勢のダンサーに掲げられたまま歌ったり、目を奪うようなパフォーマンスが続く。その勢いのまま、会場が燃え盛るように赤くなり、サバイバル番組「KINGDOM」でも披露した「WONDERLAND (KINGDOM ver.)」へ。このバージョンはドヴォルザークの交響曲第九番「新世界より」をサンプリングしたもので、HONGJOONGの吠えるようなラップからソンファの剣技、JONGHOの気迫溢れる4段高音など、まるで映画を観ているような見どころあふれる圧巻のステージに、曲が終わると万雷の拍手が起きた。SANオールブラックの衣装に着替えて再びステージに登場したATEEZは、「Cyberpunk(Japanewe.Ver)」で椅子を使ったダンスでこれまでの激しいステージから一転して妖艶さを表現。この曲は今回のツアーのために新しく用意していた曲だったが、日本公演では特別に日本語版で歌うことにしたそう。「ATINYはセクシーな服も好き」とSEONGHWAが言うと、SANも「SEONGHWAさんのセクシー見せて!」と煽り、一節を踊ってみせる。そんなSEONGHWAに負けじとHONGJOONGがピースであざとくかわいいポーズをすると、SANは髪をなでつけ、MINGIは黒いキャップをかぶって投げキッスと、ATINYへのアピールが止まらない。MINGIライブはいよいよ終盤へ。「Fireworks(I’mThe One)」、「ROCKY(Boxers Ver.)」、そして「Say My Name」まで、凄まじい運動量でステージを駆け抜ける。「『ROCKY』も『Say My Name』も公演するたびにATINYからエネルギーをもらう感じがします」とSEONGHWA。そして「ATINYのエネルギーが必要です」とHONGJOONGがこのツアーのタイトルにもなっている「BREAK THE WALL」をATINYたちに叫ばせると、本編ラスト「Guerrilla」がスタート。ATINYの声に引き上げられるようにATEEZのパフォーマンスにも熱がこもり、彼らのパフォーマンスにあてられたように会場のATINYの声もさらに大きくなっていき、公演の最後の最後まで全力のステージを見せた。WOOYOUNGアンコールでは「夜間飛行(Japanese.Ver)」を歌い、カジュアルな私服っぽい服でステージに登場。「僕たちが『BREAK THE WALL』ツアーの間いろんなところを回りながら思ったのは感謝の気持ちでした。今日もこうして同じ空間でこの熱気を肌で感じることができて、ありがとうという気持ちでいっぱいです」とSANが言うと、MINGIは「僕たちがどの方向に進むべきかを深く考える時間でもありました。人生でこんな素晴らしい経験をするなんて、今でも胸がいっぱいです」と語った。「公演をすればするほどさらに良いステージにするための考えや悩みも多くなるのですが、僕たちのステージを完璧にしてくれるのはやはりATINYです。これからもよろしくお願いします!」とJONGHOも感謝を表現。YEOSANGは「ATINYたちにもっともっと心からやさしく接したいし、そんな僕たちの気持ちがみなさんにたっぷり伝わった日になっていたらいいなと思います」、HONGJOONGも「いつも言うんですが、みなさんが僕たちの今を作ってくださって、また、ここまで共にしてくれました。僕たちの一番大きな原動力であって、ゆっくり過ごしたい場所はATINYであることを忘れないでください」とATINYを褒め称えた。JONGHO「一緒に歌ってください」というYUNHOの言葉で始まった「Celebrate」は歌の合間にJONGHOがMINGIのお尻を叩いたり、YUNHOが歌いながらSEONGHWAの肩を抱いたり、くだけた雰囲気の中、ATEEZの仲のよさがわかるステージに。途中、メンバーたちが次々とセンターステージへ移動する中、JONGHOが椅子に座るWOOYOUNGに駆け寄り、おんぶして一緒に連れて行く。センターステージで歌われた「From」ではみんな思い思いに会場のATINYたちへ手を降ったり、ハートを作ったり。そしてWOOYOUNGは再びJONGHOに背負われてメインステージへと戻っていった。最後の挨拶では「僕が昨日よりも今日、今日よりも明日、もっと幸せにしてあげるよ。本当に本当に本当に本当に愛してるよ」とMINGIが力強く愛を伝えると、JONGHOは「去年からずっと掲げている目標ですが、ここで一つ目標を約束して締めくくりたいと思います。今年も日本語の勉強を一生懸命して、来年のコンサートの時にはクロージングコメントを自由にしゃべれるようにがんばって勉強してきます!」と宣言。WOOYOUNGは「最後までステージに立てなくて残念です」と言うと、会場からは「大丈夫!」と大きな歓声が返ってきた。そして「あまり深刻ではないので心配しないで。座ってステージにいたのは初めてでしたが、ATEEZのメンバーが本当に頼もしかったです」とメンバーの頼もしさに感動。HONGJOONGは「僕はこの瞬間のために生きて、この瞬間のために残りの時間を過ごしています。僕の人生の理由になってくださってありがとうございます」とあらためて感謝を口にすると、YEOSANGは「ATINYにとって力になるのであればいつでもがんばりたいと思います。これからも僕ら一緒にいましょう」とATINYの健康を願った。SANは「嬉しい時も悲しい時も僕はATINYのそばにいますので、これからもずっと一緒に歩きましょう!」、SEONGHWAは「ATINYがいて僕がいます。僕にとって一番輝く星はみなさんです。いつも大好きだよ」、YUNHOは「いつも僕たちを待ってくださってありがとうございます。たくさんの愛をくださって感謝しています。その気持ちに恩返しできるYUNHOになります」とそれぞれの表現でATINYへの愛を語った。「僕たちの旅を共にしてくださったみなさん、ありがとうございます」とHONGJOONGが最後の挨拶をして、いよいよ最後の曲「The Real(興Ver.)」へ。本編で見せた完璧なパフォーマンスとは対象的に、アンコールらしくATEEZの茶目っ気が大いに発揮され、YUNHOは歌いながら「WOOYOUNGさん、愛してるよ!」と絶叫。曲の終わりにはJONGHOが「WONDERLAND」のSEONGHWAのように剣を構え、最小限の動きで近くにいたダンサーたちを斬り倒していく。最後の最後まで大いに会場を沸かせた彼らは、全員一列になって締めくくり。WOOYOUNGが座っていた椅子をJONGHOとSEONGHWAが片付けるところまで、真のカッコよさを知るATEEZらしさを発揮したコンサートだった。©田中聖太郎写真事務所次ページ>>ATEEZ、東京・有明アリーナ公演の模様はこちら!写真 田中聖太郎写真事務所 取材・文 尹 秀姫
2023年05月09日あらゆるコンセプトや強みをもつ人気ボーイズグループ、「BTOB」「iKON」「SF9」「THE BOYZ」「Stray Kids」「ATEEZ」の6組が参加するK-POPサバイバル番組「KINGDOM : LEGENDARY WAR」#3が、「ABEMA」にて国内独占放送。1次バトルの後半戦として「Stray Kids」「ATEEZ」「SF9」の3組が「TO THE WORLD」をテーマにパフォーマンスを披露した。「Stray Kids」、幻想的な世界観で魅了1次バトルは、「TO THE WORLD」をテーマに、世界に披露したい歌、世の中に見せたいメッセージを、それぞれの自分たちの曲から選び、4分以内で仕上げるという内容。今回。グループの4番目には、対面式の100秒パフォーマンスで見事1位を獲得した「Stray Kids」が登場。オンライン会議でメンバー、JYPのスタッフたちと真剣に話し合った結果、「Side Effects」と「神メニュー」を組み合わせる案が濃厚に。その後も、リハーサルを重ねながら方向性を定めていくメンバーたちの前に、先輩グループの「2PM」ウヨンが登場。突然のウヨンの登場に、メンバーたちも喜び、ウヨンは差し入れの食べ物などを「Stray Kids」に勧めながら、彼らの悩みを聞く。「プレッシャーを感じるよね」「集中させるのではなく無にする。自分の中で、『どうしよう、どうしよう』と考えちゃうんだよね。その状態でステージにあがったらダメ。イメージトレーニングをたくさんしないといけない。(本番は)自信を持たないと」と、流石のアドバイスを送った。迎えた本番では、オープニングから幻想的な世界観でほかのグループを圧倒。さらに、フィリックスが大きなベルを妖艶な表情で鳴らす振りを見せると、「演技がすごいね」「アイデアがいい」と絶賛の声があがり、最初から最後まで「Stray Kids」ならではのパフォーマンスで会場を盛り上げた。海賊船に見立てたセット、パフォーマンスで圧倒5番目に登場したのは参加グループの中で1番末っ子となる「ATEEZ」。前回の100秒パフォーマンスでまさかの5位になってしまったメンバーたちは、「『KINGDOM : LEGENDARY WAR』は恐ろしい。僕にとっても、みんなにとっても素晴らしいチャンスですけど、もっとうまくやりたい」と挽回を誓う。「ATEEZの1次バトルの曲は『WONDERLAND』。コンセプトに合っているし、テーマに一番合っているので」と説明。メンバーと集った練習室では、それぞれがアイデアを詰めていき、「ひとつの映画のように作ったら面白くない?」という発想から、「一般的な海賊ではなくて、華やかでありながら、勇壮なものを見せよう。できるかを話してまた集まろう」とストーリーを取り入れてパフォーマンスすることに決定した。本番が始まると、海賊船に見立てたセットが登場。さらに、ドボルザーク「新世界より」と混ざり合った音が流れ始め、船長さながらの衣装でホンジュンが登場すると、ほかのグループからは「船長だ!格好いい」と驚きの声が続々とあがった。後半に差し掛かり、盛り上がりは頂点へ。突如、大きなタコ足船内で暴れる演出が始まると、「タコだ!」「クラーケンじゃない!? まじで!?」と一同騒然。圧倒的な演出力と歌唱力の合わせ技を見せつけることに成功した。SF9「僕たちの必殺技を見せたほうがいい」第1次バトル最後の発表となったのは「SF9」。「プレッシャーを感じちゃダメだよ」「リラックスしてやろう」と、ほかのグループの迫力に圧倒されながらも、励まし合うメンバーたち。楽曲を決める会議では、「予測できないものを見たいのでギャップ、意外な魅力にしようか」「『マンマミーア』はどうかな?」と、それぞれがアイディアを持ち寄る。その後も議論は続き、「僕たちの必殺技を見せたほうがいいと思う。個性を見せられる勇壮な感じがいいと思う」という方向性に決まり、代表曲のひとつである「Jealous」に決定。「SF9」は個人活動も活発なため、なかなか全員集まってリハーサルに臨む時間が取れない。そんな中でもそれぞれが準備を進め、かけられる時間に差があったとしても、この「KINGDOM : LEGENDARY WAR」に向ける熱量は、ほかのグループに引けを取らず高いことが見て取れた。特に熱心に練習していたのは、高いところから飛び降りるパフォーマンスを披露するジェユン。「危険に見えるパフォーマンスがいくつかあって、1~2回失敗しちゃったんです。それが頭に残っていて。もっとうまくやりたいと思って、練習中に足を痛めてしまいました」と、痛そうに足を引きずる場面も。不安な気持ちがぬぐえないジェユンは、「思いっきりやりたいけど思い通りにいきません。あまりにもストレスです。つらいけど、やったほうがいいかなと思います。飛び降ります」と、プレッシャーを感じながらも気合を入れなおした。本番では、鏡を印象的に配置したステージングで「Jealous」を披露。ほかのグループとはひと味違うセクシーなステージに、「ダークセクシーだね!」「いい感じ、貴族だね」とほかのグループも絶賛。足を痛めてしまったジェユンの飛び降りる演出も無事に成功した。6組全てのパフォーマンスが終了し、いよいよ結果発表へ。専門家による評価と、出演者独自の評価を合わせて、1位が「ATEEZ」、2位が「Stray Kids」、3位が「THE BOYZ」、4位が「BTOB」、5位が「iKON」、6位が「SF9」となった。挽回を誓っていた「ATEEZ」は、「本当に光栄です。1位を目指して、覚悟をもって一生懸命練習しました。もっと頑張ります」「本当に2週間はつらい時間でした。心も体も疲れました。だけど、結果を見て堂々と言えるのはベストを尽くしました」と語り合い、全員が笑顔を見せていた。「KINGDOM:LEGENDARY WAR」は毎週木曜19時50分~<字幕配信>ABEMA SPECIALにて、<通訳配信>K WORLDにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年04月21日