&TEAMが自身初のアリーナツアー『2024 &TEAM CONCERT TOUR ’Second to NONE’』を開催。7月20、21日の有明アリーナから始まったツアーはこの後、7月25、26日に兵庫・神戸ワールド記念ホール、8月17、18日に福岡・マリンメッセ福岡B館、9月28、29日に愛知・ポートメッセなごや第1展示館へと続いていく。今回は東京公演2日目、7月21日の模様をレポートします。デビューから2度目の夏はさらに熱い!2周年イベントの発表も【ペンになってもいいですか!?】vol. 214赤いレーザーでスクリーンが引き裂かれるように会場が真紅に染まると、ステージ中央からメンバーが登場。どこからともなく狼の遠吠えが響き、コンサートの始まりを告げる花火が上がり、まずは「War Cry」からスタート。躍動的でダイナミックなパフォーマンスをファイアーボールが彩り、会場は大盛りあがり。JOの「Are you ready?」というシャウトで始まった「W.O.L.F.」まで、その後のMCでHARUAが「はじめから情熱的で盛り上がるステージを準備しました」と言うとおり、序盤から気合の入ったパフォーマンスで会場を熱くしていく。挨拶タイムではKが毎度おなじみの「かっこいい、かわいい、KINGのK!」の挨拶を会場のLUNÉ(ルネ・&TEAMのファンネーム)と唱和すると、MAKIは「みんなの近くに行っちゃいます!」とまるで大型犬のようにステージの端から端を疾走。TAKIは体でTの字を作りながら、「今日はLUNÉのみなさん全員見つめるので、誰かに見られてるなと思ったら僕です」と、会場中のLUNÉと目を合わせる宣言をして観客を喜ばせた。公演ではデビュー曲「Under the skin」をはじめ、この春にリリースした1stシングル「五月雨(Samidare)」に8月7日にリリースする2nd シングル「青嵐 (Aoarashi)」など、これまで&TEAMが発表してきた楽曲をパフォーマンスしながら、VCRでは彼らがこれまで綴ってきた物語と成長の軌跡を映し出していく。2nd シングル「青嵐 (Aoarashi)」収録曲「声変わり」はこのツアーが初披露。&TEAMが誕生したオーディション番組「&AUDITION- The Howling -」のシグナルソング「The Final Countdown(&TEAM ver.)」は彼らの始まりと、たくさんのLUNÉとともに初めてのアリーナツアーを迎えている今を感じさせるステージだった。&TEAMとして2度目の夏を迎え、メンバーの仲もさらにぐっと近づいていることを感じさせるエピソードも。YUMAがリビングで何人かのメンバーとごはんを食べていたら雷が落ちて、「その直後にKさんが『ヤバイヤバイ』って言いながらリビングに駆け込んできた」と明かすと、Kは「長男やからそんなことないよ!」と慌てて否定。しかしNICHOLASとYUMAは「マジでかわいかった」、「あれはマンネでしたよね」とニコニコ。NICHOLASは雷が落ちるタイミングに合わせて魔法を使えるような仕草をすると言いはじめ、HARUAは「背が高いから、(雷が)落ちるとなったらKさんじゃないですか?」と、&TEAMらしい自由なトークが繰り広げられた。スクリーンに顔を写してかわいい表情をしてみせるコーナーではHARUAから始まった変顔にTAKIとKも全力で乗っかり、パフォーマンスをしている時とは違う魅力を見せた。会場のエリアを区切ってのペンライト応援合戦ではEJが「みんな落ち着いて!」となだめるほどメンバーが夢中になり、勝敗の行方は「僕たちが分けちゃったんですけど、LUNÉはひとつ」というYUMAの結論に落ち着いた。最後にはKの呼びかけで円陣を組み、EJの掛け声で&TEAM もLUNÉも一緒になって「GO ONE!」を叫び、会場は一体感に包まれた。HARUAの提案で「君にカエル」を会場全体でアカペラで合唱したり、&TEAMとLUNÉが初めて共に過ごす夏のツアーを思う存分楽しんだ。そして&TEAMが2周年を迎える9月3日、&TEAMの結成が決まった思い出の場所、東京ガーデンシアターで2ndアニバーサリーイベント『&TEAM 2nd Anniversary [縁 DAY]』を開催することを発表。「結成記念日に思い出深い場所でLUNÉのみなさんと時間を過ごせることが本当にうれしいです。楽しみにしていてください」とEJも喜びを爆発させた。アンコール最後には「チンチャおかしい」で最後まで明るく盛り上がって&TEAM初のアリーナツアー、東京公演は無事終演。パフォーマンスではダイナミックで激しい狼のような&TEAMを見せ、トークではメンバー仲よくわちゃわちゃした素顔を見せる。ギャップが楽しい&TEAMのアリーナツアーはまだまだ続く。最後の挨拶、各メンバーコメントEJEJ 僕たちの初のアリーナツアー最初の都市、東京での公演を無事に終えたんですけど。3回の公演をして、毎回毎回が違っていて、いろんな感情があって、毎回毎回感動しましたけど、今日は舞台に上がる前におたがい見つめ合って、楽しもうって話をして、この9人が一緒にLUNÉのみなさんの前で踊って、歌ってるんだって心で感じで、本当に感動しました。これからもこういう瞬間を忘れずに、これからもLUNÉのみなさんにかっこいい姿で恩返できるようにがんばります。FUMAFUMA1日がとてもとても早いです。LUNÉのみなさん、今日は来てくださって本当にありがとうございます。心の底から楽しいです。アリーナツアーが始まる前はすごく緊張したし、すごく不安でしたけど、LUNÉのみなさんのおかげでこんなに楽しい時間を作れました。僕たちがしっかりパフォーマンスで、舞台で恩返しできているのかなって考えたこともあったんですけど、今のLUNÉのみなさん一人ひとりの表情を見ていたら安心しました。いつも僕たちのことを応援してくださって感謝していますし、LUNÉのみなさんが愛している分、いやそれ以上に僕たち&TEAMはLUNÉのことを愛しているので、みなさんどこまでもついてきてくださいね。KK 東京のラスト、終わっちゃいましたね。1曲1曲終わるたびに名残惜しい気持ちがありました。パフォーマンスをしながら、初めてアリーナに立ったという実感が湧いて…。僕も半年くらい前かな、友だちのライブを観に来たんですよ。僕も&TEAMの9人でここに立ちたいなと思っていたんですけど、そんなことを思い出して、パフォーマンスをしていてちょっと泣きそうになっちゃって。ここまで、練習生時代も含めてちょっとだけ長かったなって個人的に思っていて。でも、ここまでがんばってよかったなって、無駄な道ではなかったなと思いながら今日はパフォーマンスさせていただきました。みなさんのおかげで僕はここに立てて、素敵な仲間に会えて、素敵なスタッフのみなさんに巡り会えて、いろんな方に巡り会えて、素晴らしいLUNÉのみなさんに出会えたました。これからもっともっと成長していけるようにがんばります。真摯なアーティストになります!NICHOLASNICHOLAS 僕は心の中で家族を大事に思っているタイプなので、こうやって8人のメンバーと会えて家族になれて、たくさんのLUNÉのみなさんが家族みたいな存在になって、とてもとても幸せです。幸せすぎて、もっと幸せなことがくるかという心配もありますが、でも、この大きな家族がもっと増えるようにがんばりたいと思うので、ずっと応援してくださったらうれしいです。がんばります!YUMAYUMA LUNÉのみなさん、楽しかったですか?僕も本当に楽しくて、LUNÉのみなさんが楽しんでくれているんだなって本当に感じました。僕たちライブをやる前に、僕たちからエナジーをあげようっていつも言うんですけど、毎回ライブをやるたびに思うのは、逆だなって。LUNÉのみなさんが(力を)くれて、僕たちもあげることができるんだなって、今日は特に思いました。いつも支えてくれるLUNÉのみなさんがいるからこそ僕たちもがんばれます。有明アリーナまで来てくれてありがとうございました。まだまだ『Second to NONE』ツアー、楽しんで行きましょう!JOJO 有明アリーナ最終日、本当に本当に楽しかったです。LUNÉも楽しかったですよね?今日はこれが夜公演になるんですけど、1日2回公演になって、どこかで限界を感じてしまうんじゃないかという心配もあったんですけど、ステージに立ってみたら、LUNÉとなら限界を超えられるんだなって思いました。これからもステージの限界だけでなくて、世界にどんどん上がっていけたらなって思います。今日は本当にありがとうございました!HARUAHARUA この有明アリーナという大きな会場がLUNÉのみなさんで埋まっている景色は、今回で3回目の公演になるんですけど、まだ全然実感がわかないし、こんな景色を見られることがすごく幸せです。僕も終わりたくなくて、ずっとずっとこの景色を見ていたいなと思うんですけど、今日はすごく忘れられない公演になったんじゃないかなと思います。みんなで一緒に「GO ONE!」もしたし、みんなで合唱もしたし、「五月雨(Samidare)」を歌っていたのも聞こえたし(アンコールを待つ間、会場のLUNÉが歌っていた)、めちゃめちゃ感動しました。LUNÉのみなさんの幸せが僕たちの幸せですので、いつまでもその笑顔を忘れずにいてほしいなと思います。9月3日に僕たちが結成した場所で公演することが決まりました。もう2周年かっていう感じなんですけど、2周年の記念すべき日にまたみんなで集まって、一緒に歌って踊って、笑顔で、最高の日を迎えられたらなと思います。まだまだ暑い夏を一緒に楽しみましょうね。TAKITAKI とても幸せな時間でした。僕たちがここまで歩いてきた道のりはそう簡単なものではなかったと思いますし、つまずいたり、時には挫折しそうになったしたこともあったんですけど、それでも今日この光を見たら、がんばってよかったなってあらためて実感したし、この日まで待っていた光はとても大きかったなって今日実感できてすごく幸せな時間になりました。まだこれから光がどんどん大きくなっていくんだなと思うととても幸せですし、今日みんなでペンライトの光がとても明るくて、これからもこの光とともに、暗くならないように、僕たちがみなさんを導いていけたらと思うので、これからも成長していく僕たちをあたたかく見守っていてほしいです。MAKIMAKI 僕も「Melody(&TEAM ver.)」のパフォーマンスをしながら泣きそうになっちゃって。今見てる景色がずっと見たくて僕たちはここまでがんばってきたんだなという風に思いながらパフォーマンスしていて、ここにいる人たち全員が僕たちを応援してくださって、僕たちを愛してくださっているということをあらためて思いながらパフォーマンスしていたら感情的になっちゃって、今すごく幸せな気分です。でも、僕たちはもっともっと上を目指して、もっと上まで行けると信じているので。みなさんも行きたいですよね?僕たちがもっと上まで連れていきます。愛してます!HYBE LABELS JAPAN※写真は7月20日のステージ取材・文 尹 秀姫 HYBE LABELS JAPAN
2024年07月26日7月12日、ENHYPENが韓国で2枚目のフルアルバム『ROMANCE:UNTOLD』をリリース。それに先立ち前日の7月11日にはソウルで ENHYPEN 2nd Studio Album『ROMANCE : UNTOLD』メディアショーケースが開催された。フォト撮影に続いてタイトル曲「XO(Only If You Say Yes)」のパフォーマンスを初披露した。「僕たちは今まで主にダークなイメージの曲をお見せしてきましたが、今回は明るくてスイートな曲を披露するので少し不慣れで緊張しました」とNI-KI。それでもこのショーケースでメディアの前でパフォーマンスしたことで、これから自信をもってステージに臨めそうだと語った。メンバー全員が作詞・作曲・プロデュースと多方面に参加【ペンになってもいいですか!?】vol. 213『ROMANCE:UNTOLD』は昨年11月に発売した5thミニアルバム『ORANGE BLOOD』以降8か月ぶりのリリースとなる。その間、どう過ごしていたか問われたHEESEUNGは、今年5月リリースのスペシャル・アルバム『MEMORABILIA』と、同じく5月に公開した「this is what falling in love feels like」のカバーについて言及。「カバー曲に関しては、編曲について方向性を提案するなど、さまざまな活動を通して経験を積んできました」と振り返った。JAYはワールドツアー「FATE」のアンコール公演「FATE PLUS」で特別な思い出を作ったことを明かし、「ツアーでは僕の故郷であるシアトルに近いタコマでも公演しました。僕が小さい時からファンだったアメリカのメジャーリーグ、シアトル・マリナーズで始球式をしたり、普通だったら夢にも思わなかった貴重な経験をすることができて、本当にいい思い出になりました」と笑顔を見せた。フルアルバム『ROMANCE:UNTOLD』については、「自分をよりよい人にしてくれる君に忠誠を尽くす少年の物語です。ファンのみなさんに認められ、そして愛と応援に力をもらって、さらに成長するENHYPENとENGENEの関係性を例えた曲です」とSUNGHOON。タイトル曲「XO(Only If You Say Yes)」に関して、副題についている「Yes」はSUNOOいわく、「君が許してくれるのなら何でもしてあげたい少年の心をロマンス・ファンタジーで表現したポップジャンルの曲」だそう。「初めて聴いた時、メロディがすごくよくて、中毒性のあるパートがあったので、きっとENGENEのみなさんにも喜んでいただけると思いました」と語った。JAKEからは「いつもとは違ってコンセプチュアルさを少し減らして、クールさやかわいさ、セクシーさなどさまざな魅力を感じていただける振り付けになっています」とパフォーマンス的なポイントが語られ、タイトルにもなっている「XO」を表す動作については「少し難しいかもしれないですが、ぜひみなさんにもトライをしていただきたいです」と言って、JAYが口頭で振り付けを解説しつつ、実際にJUNGWONとNI-KIがそのポイントとなる振り付けをやってみせてくれた。JUNGWONHEESEUNGJAYJAKE今回の2ndフルアルバムにはメンバーが作詞作曲に関わった割合が高かったそう。HEESEUNGは「アルバムに僕たちにとって初めてのファンソングを収録しました。『Highway 1009』というタイトルで、10月9日がENGENEの結成日なので、タイトルに(その数字を)使いたくて『1009』と入れました。メンバー7人全員が作詞に参加した初めての自作曲なので、僕たちにとっても意味深い曲になりました」と、自身初の自作曲を振り返った。SUNGHOONは作詞していた時のことを振り返って、「歌詞を書く時、ENGENEのみなさんのことだけを考えて歌詞を書きました。ENGENEとともに終わりのない道を走ったり、みんなと一緒に何かをすることを想像すると、普段は照れくさくて書けなかった歌詞も速いスピードで完成できました」と笑顔を見せた。SEUNGHOONSUNOONI-KIJUNGWONはアルバム4曲目の「Hundred Broken Hearts」のトップラインの作曲に参加したことを明かし、「普段好きでたくさん聴くジャンルの曲だったので、幸せに、楽しみながら曲作りの作業をしました」とうれしそうに語った。SUNOOはこの曲について「僕たちの仲が悲劇的に終わらないことを誓う曲です」と解説し、オールドスクールスタイルのR&Bに僕たちならではの感性を加えたという曲調に、リズミカルながらセクシーさが感じられる振り付けが魅力だと解説。続けて「Hundred Broken Hearts」を実際にステージで披露し、今までとは歌唱法もガラリと変えて、艶っぽいボーカルで会場を魅了した。ENHYPENの2nd Studio Album『ROMANCE : UNTOLD』は発売当日に計188万3,143枚のセールスを記録、デイリーアルバムチャートで1位となるなど、早くも前作を超える人気に。ショーケースでも言及していた『ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE PLUS’ IN JAPAN』も8月24・25日のポートメッセなごや 第1展示館、8月31日・9月1日のセキスイハイムスーパーアリーナを残している。これからのENHYPENの活動に期待したい。(P)&(C) BELIFT LAB Inc.取材・文 尹 秀姫 写真・ (P)&(C) BELIFT LAB Inc.
2024年07月22日LE SSERAFIMが日本で初めてのファンミーティングツアー『LE SSERAFIM FAN MEETING ‘FEARNADA’ 2024 S/S - JAPAN』を開催。6月29、30日の神戸ワールド記念ホールを皮切りに、7月6、7日のポートメッセなごや第1展示館を経て、7月13日~15日には神奈川・ぴあアリーナMMでFEARNOT(LE SSERAFIMのファンネーム)とともにイベントを楽しんだ。今回は3日間の初日、7月13日の模様をレポートします。最近ハマっているアイスとの関係は…?着ぐるみもかわいく大盛り上がり!【ペンになってもいいですか!?】vol. 212夜景をバックに、LE SSERAFIMの5人を模したキャラクターのシルエットがスクリーンに浮かび上がると、そのまま会場は暗転。センターステージ上にまばゆい光があたり、その中から5人5色のカラフルな衣装をまとったメンバーが登場。HUH YUNJINが「FEARNOT、会いたかった!」と叫ぶと、会場は熱狂的な大歓声でそれに応えた。そうして始まった「Smart」では、KIM CHAEWONの「ジャンプして」という号令で会場は一斉に飛び跳ねる。1曲目からぴあアリーナMMはものすごい熱気に包まれた。KIM CHAEWON今回のファンミーティングはLE SSERAFIMの5人がヒーローとなり、さまざまな企画に挑戦するというもの。まずはFEARNOTから寄せられたお悩みをLE SSERAFIMのメンバーたちが解決する「FEARNOT依頼書」コーナーでは、「飼い犬に名前をつけてほしい」や、「上手に時間を使う方法を教えてほしい」といった様々な悩みをLE SSERAFIMがズバッと解決していった。ちなみに犬の名前についてはHUH YUNJINが「クロ(白い犬でもクロ)」KIM CHAEWONが横浜にちなんだ「ハマ」、KAZUHAは会場の場所にちなんで「みなとみらい」、SAKURAは自身の名前から取って「SAKURA」、HONG EUNCHAEは繰り返し言葉がかわいいということで「でんでん」などを挙げていた。SAKURA日本オリジナル楽曲の「Choices」やロックアレンジで会場を熱く盛り上げた「No Celestial」、ラベンダーカラーのチュチュのような衣装を着たKAZUHAがバレエを踊るイントロから始まった「Swan Song」など、このファンミーティングでしか見られないLE SSERAFIMならではのパフォーマンスはもちろん、イベントの合間にはKIM CHAEWONによる宇多田ヒカル「First Love」のカバーやSAKURA、KAZUHA、HONG EUNCHAEの3人が歌って踊った「夢でKiss me!」、HUH YUNJINは自作曲の「love you twice」を披露し、ファンを喜ばせた。ちなみにこの日、「夢でKiss me!」のおなじみのセリフパートを担当したのはKAZUHAで、後にHUH YUNJINからこの日一番印象に残ったと称賛されていた。HUH YUNJINさらに、ヒーローとしての特殊能力を獲得するために様々なゲームに挑戦するコーナーでは、FEARNOTが二択の中からどちらを選んだかをLE SSERAFIMのメンバーが当てるゲームや、ミステリーボックスの中に手を入れて中身を当てるゲームなど、パフォーマンスだけでなく素顔のLE SSERAFIMが覗ける企画ももりだくさん。「究極の二択ゲーム」では「5人のメンバーが私の名前を呼ぶ」と「推しが私に向かってハートポーズ」のどちらをFEARNOTが選んだかを選択するにあたって、SAKURAの「FEARNOTは箱推しが多いと思います」という名言も飛び出した。箱の中に手を入れて中身を当てる「ミステリーボックス」のコーナーでは、末っ子のHONG EUNCHAEからスタート。メンバーたちから「メンバーの中で一番怖いもの知らず」と言われるだけあって、はじめから躊躇なく箱に手を入れ、見事に正解を叩き出していた。なお、このゲームをがんばったLE SSERAFIMへのプレゼントは、アンコールで明かされることに…。KAZUHAその後は未発表曲の「1-800-hot-n-fun」にはじまり、「UNFORGIVEN -Japanese ver.-」や「EASY」など、LE SSERAFIMらしいパフォーマンスで会場をしっかり盛り上げ、イベント本編は終了。FEARNOTがアンコールを叫ぶ間、会場に「Jewelry」の曲が流れると、FEARNOTが一斉に大合唱するイベントもあり、FEARNOTも一丸となって盛り上がったファンミーティング。「Jewelry」の合唱が終わるとスクリーンにはファンミーティングで流れたVCRのメイキングムービーが映し出され、LE SSERAFIMの仲良しぶりにほっこり。そうしてしろくまや恐竜の着ぐるみを着込んだメンバーがステージに登場すると、先ほどFEARNOTが合唱した「Jewelry」を今度はLE SSERAFIMの5人が歌い、着ぐるみで一生懸命に踊ったり、はしゃいだり、アンコールらしい楽しいステージに。会場では一斉に「LE SSERAFIMのすべてが好きだよ、夢中になりたいよ」と書かれたハートのスローガンが掲げられ、メンバーたちもFEARNOTからのサプライズにうれしそう。メンバーがアンコールで着た着ぐるみは、ゲームをがんばったLE SSERAFIMへのFEARNOTからのプレゼントだそうで、しろくまの着ぐるみを着たHUH YUNJINは「最近、私はしろくまというアイスにハマっています」とTMIを明かしていた。HONG EUNCHAE最後に、この日の感想を話すことに。「今回の‘FEARNADA’は、FEARNOTのみなさんに癒やしを届けたかった」とHUH YUNJIN。「この2週間、いろんな街でたくさんのFEARNOTに会ってきましたが、むしろ私のほうが力をもらいました」と感謝の気持ちを表現しつつ、「これからどうしたらこの愛をFEARNOTに返せるかいつも悩んでいます。みなさん、今日は私たちの愛を感じてくれましたか?」と愛情たっぷりにコメント。KIM CHAEWONはこれまでのファンミーティングの楽しい思い出を振り返りつつ、「人生、楽しいことばかりではないかもしれないけど、FEARNOTのみなさんは私にいつもいい思い出をたくさん作ってくれます。考えてみたら、私の思い出の中にはいつもFEARNOTがいます。私もFEARNOTにとってそんな存在でありたいです」としみじみ。最後には日本語で「お気をつけてお帰りください」とファンを労った。今回のファンミーティングツアーで自分たちを応援してくれているFEARNOTがこんなにもたくさんいるんだと実感したというKAZUHAは、「だからこそ、世界中にいらっしゃる、より多くのFEARNOTに会いに行きたいなとより強く思うようになりました」と決意を新たにした。SAKURAは「私たちが今、当たり前に『次もまた会おう』と言えるのは奇跡のようなこと」と語り、いつかそう言えなくなる日を想像して胸がぎゅっとなることもあるけれど、「永遠にはステージに立ち続けられないからこそ1回1回を大切にしたいですし、FEARNOTも後悔のないようにたくさん会いに来てほしいです」とコメント。最後には「次もまた絶対に会いましょう!」と明るい笑顔で締めくくった。HONG EUNCHAEは「FEARNOTがいつもそばにいるからもっと幸せになれると思います。こうやってたくさんのFEARNOTの前でステージに立つたびに夢のようで、この瞬間を永遠に写真のように覚えたいと思います」と日本語でコメント。「これからもっと大きな会場でたくさんのFEARNOTとともにできるようにがんばります」と最後まで朗らかな笑顔を見せた。最後の曲は「Eve, Psyche & The Bluebeard’s wife」。この日一番の大きなコールでFEARNOTもパフォーマンスを盛り上げた。『LE SSERAFIM FAN MEETING ‘FEARNADA’ 2024 S/S – JAPAN』はこの後、7月30、31日のマリンメッセ福岡での公演を残している。(P)&(C) SOURCE MUSIC取材・文 尹 秀姫 写真・ (P)&(C) SOURCE MUSIC
2024年07月19日TOMORROW X TOGETHERが初のドームツアー『TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : PROMISE> IN JAPAN』を開催。7月10、11日の東京ドーム公演を皮切りに、京セラドーム大阪、バンテリンドーム ナゴヤ、福岡PayPayドームまで、4都市8公演を行う。今回は東京ドーム公演2日目の模様をレポートします。「泣かない」…宣言はどうなった?華やかなドームツアースタート!【ペンになってもいいですか!?】vol. 211センターステージから伸びる4本の花道の先、そしてメインステージに白いケープをかぶったメンバーが登場し、全員がセンターステージの中央に集まると、天井からは王冠が舞い降りてくる。その王冠をYEONJUNが手に取り、被ると会場は真っ暗に。HUENINGKAIが「東京、叫べ!」とシャウトして始まったのは、7月3日にリリースした日本4thシングル「誓い(CHIKAI)」収録曲の「Deja Vu [Japanese Ver.]」。MOA(TOMORROW X TOGETHERのファンネーム)のコールも東京ドームに大きく響き渡る。スクリーンに見慣れたレンガのプラットフォームが映し出されて始まった「9と4分の3番線で君を待つ(Run Away)[Japanese Ver.]」ではステージの至るところからファイアーボールがあげられ、センターステージの上からも下からも火花があがる。最後には花火まで飛び出し、初めての東京ドーム公演のスタートをド派手に飾った。SOOBINこの『TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : PROMISE>』は彼らにとって3回目のワールドツアーであり、夢でもあったドームツアー。リーダーのSOOBINは「長い間の夢だった東京ドームでの公演を2日間、MOAたちと一緒にできるのがまだ夢みたいだし、実感が湧きません」と笑顔で語ると、「僕のソウルメイトも同じ気持ちだよね?」とBEOMGYUの元へ。今回、足の負傷のため椅子に座って登場していたBEOMGYUは「MOAのみんなの応援のおかげで元気なので心配しないで」と元気いっぱいに挨拶し、YEONJUNからも「元気そうだねえ」と微笑まれていた。そんなBEOMGYUを4人がかりで椅子ごとセンターステージの真ん中に移動させると、まずは1人ずつご挨拶。挨拶のターンでは「絶対に泣かないBEOMGYUです」と自己紹介して、前日に号泣した姿を観ているメンバーから「嘘!」とツッコまれるなど、存在感を示した。YOUNJUNTAEHYUNが「治療中だけどMOAとの約束を守るために一緒に来たんです!」とBEOMGYUが来た理由を説明すると、「だってMOAと会えないほうがつらいから。MOAが僕にとっては一番の薬なので!」とBEOMGYU。今回の公演では椅子に座って歌うほか、「僕の分身を準備しました」という言葉どおり、一部のステージではBEOMGYUの代わりをダンサーが務めることを明かした。「僕の分身は今とても緊張しています」と笑いを交えて彼のことも応援してほしいとMOAにお願いすると、MOAは大きい声援でそれに応えた。BEOMGYUTAEHYUNがアカペラを1小節歌って始まった「0X1=LOVESONG (I Know I Love You) [Japanese Ver.]」、続く「Devil by the Window」ではステージ上に雪が降り、スクリーンのプラットフォームが雪にかき消されていく…。そして始まったのは、韓国の民族衣装に身を包んだ5人によるステージ。伝統音楽的なサウンドが鳴り響く「Sugar Rush Ride」はいつもとは違ったアレンジで、花びらのような紙吹雪が舞う中、美しい終わりを見せた。そんな雰囲気のまま、「Farewell, Neverland」へと続いていく。TAEHYUNデニムパンツに背中に羽根が大きくかたどられたブルーのスタジャンに着替えたメンバーがステージに再登場すると、「Chasing That Feeling」からはレトロフューチャーなムードに。「Magic」では飛んだり跳ねたりしながらパフォーマンスを思う存分、楽しんでいる様子が印象的。「New Rules」では一転、激しいロック調の楽曲に合わせて大勢のダンサーを引き連れて花道を堂々と歩き、センターステージで激しいヘッドバンギングを見せる一幕も。その勢いのまま始まった「LO$ER=LOER」はメンバーそれぞれがセンターステージから伸びる花道の先まで登場し、マイクスタンドで激しく歌い上げる。「I’m loser」と歌いながらもどこか清々しいこの曲の最後にはMVにも登場するお札が天井から降り注ぎ、世界観をそのまま体感できる1曲だった。「きっとずっと (Kitto Zutto)」では疾走感あふれるメロディに乗ってSOOBINがBEOMGYUを背負ってステージを駆け、汽車型のフロートに乗り込むとそのままドームを1周。「Force」を歌いながら、フロートの上でも思いっきりジャンプして、スタンドのファンとの出会いを楽しんだ。HUENINGKAIMCではTAEHYUNが「MOAは合唱が上手ですよね」という言葉から「君じゃない誰かの愛し方(Ring)」をメンバーとともにMOAが大合唱。するとBEOMGYUがユイカの「好きだから。」を披露し、「MOAのために感謝の気持ちを込めて準備してきました」と種明かしすると、MOAも大喜びだった。「今回の3回目のツアーは、僕たちの夢がどうやって成長してきたか、僕たちの未来をMOAとどうやって歩いていくかについてのストーリー」とSOOBINが語ったように、今回の公演ではセットリストと間に差し込まれたVCRによって、彼らがこれまで綴ってきた物語をたどるような構成になっていた。あらゆるジャンルの曲を歌いこなし、パフォーマンスし、それが彼らの物語へと集約していく。今まで長く彼らを応援してきた人にとっても、この公演が初めてというMOAにとってもTOMORROW X TOGETHERが歩んできた道と、これからの未来が垣間見える公演となった。最後の挨拶では前日、東京ドーム公演初日に泣いてしまったBEOMGYUがこの日も感極まって涙を見せる一幕も。アンコールが終わった後にも再びフロートに乗り込み、もう一度、遠い席のファンにも挨拶をして会場を後にしたTOMORROW X TOGETHER。ドームツアー『TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : PROMISE> IN JAPAN』はこの後、京セラドーム大阪、バンテリンドーム ナゴヤ、福岡PayPayドーム公演を残している。Republic Records取材・文 尹 秀姫 写真・Republic Records
2024年07月18日BOYNEXTDOORが7月10日に1stシングル「AND,」で日本デビュー。同日、六本木ヒルズアリーナにてファンを招いてのショーケースを開催した。日本滞在を楽しんで日本語も流暢に「今日がGOOD DAY!」
2024年07月17日NewJeansが6月26、27日に東京ドームで「NewJeans Fan Meeting ’Bunnies Camp 2024 Tokyo Dome’」を開催した。日本初の単独公演、イベント初日26日の模様をレポートします!さすがの豪華クルー参加で特別な東京ドーム公演に!【ペンになってもいいですか!?】vol. 208NewJeansが日本で単独公演を行うのはこれが初めて。海外アーティストとしてはデビュー後最短の1年11か月で東京ドームのステージに立った。初日にはYOASOBIが、2日目にはRina Sawayamaがゲストに登場。さらにオープニングにはNewJeansの「Attention」、「Hype Boy」、そして「Ditto」を手掛けた音楽プロデューサーの250(イオゴン)によるDJタイムも設けられた。そしてバックバンドにはKing Gnuの新井和輝(Ba)をはじめ、SANABAGUN.の磯貝一樹(Gu)と大樋祐大(Key)、ドラムのSoyなど、昨年10月にぴあアリーナMMで行われた「Coke STUDIO SUPERPOP JAPAN 2023」でもNew Jeansのバックバンドを務めたメンバーたちが再集結。超豪華なアーティストたちがNew Jeansの初来日イベントに華を添えた。会場に入れば新曲「Right Now」でコラボしたパワーパフガールズのキャラクター5人の巨大人形がステージ上空に据えられ、グッズには同じく「Right Now」でコラボした村上隆によるアートワークがふんだんに取り入れられた。キッチュでポップでカラフルな世界観がドームを彩った。DANIELLEライブはNewJeansのデビュー曲「Attention」からスタート。メンバーカラーのユニフォームシャツにグリーンのプリーツスカートというスポーティな衣装でさわやかに、楽しげに歌い踊る5人がセンターステージを自由に歩くだけで会場からは大きな歓声が沸き上がる。ファンミーティングらしい、彼女たちの素顔にせまるクイズ映像を挟んで、続いてはスペシャルステージ。HANNIとDANIELLEは褐色のミニドレスに身を包んで未発表曲「Hold It Down」をパフォーマンス。ステージが暗転する中、2人が拳をぶつけて健闘を称え合う姿には彼女たちならではの絆を感じさせた。HAERINは「Heel Dance」でしなやかなダンスを披露。猫に例えられることが多い彼女だが、大きな瞳だけでなく、クールさにどこか愛らしさが垣間見えるところも猫のよう。メンバーたちからは「お姉さんっぽかったよ!」と後のMCでからかわれつつ大絶賛されていた。HAERINデニムの衣装に着替えてパフォーマンスした「Hype Boy」を挟んで、MCではメンバー5人が韓国語、日本語、英語を織り交ぜてトーク。韓国語で話していたと思ったら途中から英語にシームレスに切り替わったり、その言語のミックスぶりはまさにZ世代の最先端。「私たち、韓国語をしゃべっていたと思ったら日本語がまざったり、突然英語になったりして、ちょっとこんがらがっちゃうかも?」とHANNIがBunnies(NewJeansのファンの名称)を心配すると、HAERINは「でもBunniesのみなさんは私たちの話していることを聞き取っているみたい。やっぱり心が通じ合ってるからですよね、Bunnies?」と問いかけると会場からは熱い返事がかえってきた。MINJIは「今日のためにみんな日本語の勉強を本当にがんばったので、習ったことを全部使いたいと思います」と流暢な日本語で意気込みを語った。左から、HANNI、DANIELLEパワーパフガールズがスクリーンに登場した「New Jeans」や、メインステージから花道、センターステージまで埋め尽くした大勢のダンサーたちとともにパフォーマンスした「Super Shy」など、NewJeansとしてのステージはもちろんのことながら、日本語のカバーのステージは日本公演ならでは。MINJIは個人的に好きだと公言していたVaundyの「踊り子」を女子高生ルックで歌唱。切ないような苦しいような表情を見せたかと思えば突然走り出したり、センターステージに用意された椅子に座ってくるくる回りながら歌ったり、そのすべてが曲と絶妙にマッチしてまるで1編の映画のよう。HYEINは竹内まりやの「プラスティック・ラブ」で圧倒的なボーカル力を見せつけた。年齢より大人びて聴こえるけれど透明感ある彼女のボーカルが往年の名曲を再解釈してみせた。HANNIが松田聖子の「青い珊瑚礁」を歌った時は大歓声で東京ドームが揺れたほど。輝く笑顔で「あなたが好き!」と歌うHANNIの姿に昭和のアイドルがオーバーラップして見えた。MINJIDANIELLEは自作曲の「Butterflies (With U)」を初披露。ややハスキーな地声とクリアなウィスパーボイスが交互に入れ替わる難易度の高い楽曲を、タイトルどおりはばたく蝶のようにのびやかに歌いこなし、曲が終わった瞬間には客席から大きな拍手が贈られた。DANIELLEいわく「Bunniesを想って私が作りました!」だそうで、「Bunniesが私にとってどれだけ大切なのか、言葉で表現するのが難しかったので、この曲をBunniesのために作りました。Bunniesへの想いを少しずつ少しずつ表現して、これから長く一緒にいましょうね」とあらためてBunniesに対する自身の想いを明かした。HYEINYOASOBIのステージの後には、天使の羽根がついた真っ白い衣装に着替えて再登場。「OMG」ではトロッコに乗ってドームをぐるりとまわりながら、スタンド席のファンに挨拶。しかもファンが立つアリーナ席に降り立ち、通路を歩きながら観客とハイタッチ!彼女たちの、Bunniesの近くへ行きたいという思いが感じられるサプライズだった。ラストの「Ditto」ではこの日一番の盛り上がり!広い東京ドームに「Ditto!」の声が鳴り響き、本編は終了。HANNIアンコールの「ASAP」まで、これまでNewJeansが発表している3枚のアルバムの収録曲すべてと、5月と6月に公開される新曲のステージに加えて、特別なソロステージまで全24曲をパフォーマンスし、充実のボリュームでステージを見せてくれたNewJeans。スタートから最後まで楽しそうにステージに立ち、メンバーと語り合う姿に、デビューから瞬く間に人気となったトップスターとしてではなく、等身大の彼女たちが垣間見えた気がした。それと同時にNew Jeansが持つ独創性、徹底したクリエイティビティに目を瞠るイベントでもあった。2024 ADOR. All Rights Reserved.取材・文 尹 秀姫 2024 ADOR. All Rights Reserved.
2024年07月01日SEVENTEENの弟分として今年1月にミニアルバム『Sparkling Blue』でデビューしたTWSが早くもカムバック。6月24日の2nd Mini Album『SUMMER BEAT!』リリースを記念して開催した韓国ブルースクエアマスターカードホールでのメディアショーケースをレポ!タイトル曲「If I’m S, Can You Be My N?」は「反対同士が惹かれ合う様子を磁石のS極とN極に例えた極」左から、YOUNGJAE、JIHOON、HANJIN、DOHOON、KYUNGMIN、SHINYU【ペンになってもいいですか!?】vol. 207デビューショーケースでは緊張気味の初々しい姿が印象的だった彼ら。今回のショーケースでは以前よりは笑顔もたくさん見せ、ステージに慣れた様子だったけれど、両手にマイクを持ち、記者の質問には全員が立ち上がってお辞儀する謙虚さは相変わらず。しかしステージでははつらつとしたパフォーマンスでTWSらしさを見せつけた。デビューからわずか23日で音楽番組1位を獲得したタイトル曲「plot twist」は1月のリリース以降も長く愛され、TWSの名前を広く知らしめた曲になったが、デビュー後に人気を得たことについて「周りの方から、僕たちの曲には初めての出会いのときめきが感じられるという話をたくさん聞きました。そのたびにメンバーと共にたくさんの方々により良い姿を見せようという覚悟を新たにしました。またいい曲、いいパフォーマンスができるようにしてくださったハン・ソンス統括プロデューサー、そしてスタッフのみなさんに感謝します」とSHINYU。YOUNGJAEは、「本当に信じられなくてたくさん驚きました。長く、たくさんの方に愛していただいて、本当に感謝しています。メンバーとはどうしたらTWSのさまざまな姿、魅力を見せられるかたくさん話し合いました。これからの僕たちにもぜひ期待してください」と挨拶。デビューから半年が経ち、今まででもっとも記憶に残る活動についてDOHOONは「かっこいい先輩方とたくさんのK-POPファンのみなさんの前に立った舞台」を挙げ、たくさんの学びがあったとコメント。先輩・SEVENTEENのスタジアム公演も観に行ったそうで、「これからもっとがんばって、大きい舞台に立ちたい」と気持ちを新たにしたそう。HANJINはデビューしてたくさんの“初めて”を経験した中で、「“42”(TWSのファンの名称)のみなさんの前ではじめてステージを披露した時」を挙げた。「あんなに緊張してドキドキしたことはありませんでした」と当時を振り返った。YOUNGJAEは「初めての授賞式の舞台でたくさん緊張しました」と苦笑しつつも、同時に新人賞も受賞して光栄だったし幸せも感じたと誇らしげ。YOUNGJAEJIHOON6月24日の2nd Mini Album『SUMMER BEAT!』のタイトル曲「If I’m S, Can You Be My N?」は、「僕たちの仲を磁石のS極とN極に例えて、反対同士が惹かれる1千万個目の理由を知るかもしれないというときめきを込めた曲です」とKYUNGMIN。デビュー曲「plot twist」に続き、TWSのさわやかさが表現されている曲でもあると紹介してくれた。JIHOONいわく「TWSならではの夏らしさがうまく表現されている」そう。「水が溜まっている屋上で踊っているシーンはすごくさわやかで、一番の見どころだと思います。昔から水のあるところでダンスするのがロマンだったので、今回は楽しくやらせていただきました」とMVの見どころを語った。HANJINDOHOONアルバムリリースに先駆けて先行公開された「hey! hey!」は、「いつも一人だった少年が同じ夢を持つ友人に出会って、一つのグループを作っていく過程を描いた曲です。同じ目標に向かって駆けていく少年たちの姿を表現しました。TWSの始まりから現在、そして未来へと続くチームワークの物語でもあります」とKYUNGMINが解説すると、曲調について「ロックがベースで、ギターとドラムに加えてTWSならではのさわやかさを異なる形で表現した曲なので期待してください」とSHINYU。さらに、「MVを撮影する時はKYUNGMINと僕が海で全速力で走りました。海で撮った群舞が一番印象に残っています」と語った。KYUNGMINSHINYU2ndミニアルバム『SUMMER BEAT!』ではさまざまなジャンルの曲に挑戦。DOHOONは「どんなジャンルであっても、TWSらしさを表現するために一生懸命がんばりました。新しい姿をお見せできてうれしいです」と自信をのぞかせると、YOUNGJAEは「前のアルバムでは挑戦できなかったジャンルを今回たくさん練習したので、そこで経験する大変さもあったんですけどそれも勉強だし、これから成長するきっかけになると思って一生懸命がんばりました」と振り返った。タイトル曲「If I’m S, Can You Be My N?」のポイントダンスは、「サビ全体のダンスがポイント」とJIHOON。「恥ずかしくて頭をかいている姿から始まるんですが、自然と惹かれ合う心を磁石のように手の動作で表現したところがポイントです。おたがい距離が縮まることを願う気持ちを表現しましたし、磁石が引かれ合う姿を表現したので楽しんで見てください」と実際にその場で振り付けをやってみせながら解説。HANJINは「同じ色のアンテナが伸びる」という歌詞に合わせて手を伸ばすところがポイントだとして、JIHOONに振り付けを踊ってもらいながら「歌詞に合わせてぴったりな振り付けだし、とてもかわいいと思います」と、頭の上にアンテナのように指を立ててみせた。今回の活動について、「前のアルバムより成長したと言ってもらえたらうれしいです。全力を尽くしてがんばって準備したので、かっこいい姿をお見せしたいという気持ちがあります。みなさんにより近づけるきっかけになったらうれしいです」とYOUNGJAEが意気込みを語ると、KYUNGMINも「よりたくさんの魅力をたくさんの方にお見せしたいという気持ちが強いです。僕たちが満足するステージ、そしてファンのみなさんにも喜んでいただけるステージを作るのが僕たちの一番大きな目標です。そしてTWSとしてより強くなりたいです。前のアルバムよりもさらに楽しみながらも、全力を尽くしてがんばります」と笑顔を見せた。メディアショーケースではタイトル曲「If I’m S, Can You Be My N?」に加えて収録曲「hey! hey!」のパフォーマンスも披露。質疑応答では記者の質問をメモに取り、真剣に答える姿が印象的だった。デビュー曲から注目を集めた彼らが2ndミニアルバム『SUMMER BEAT!』でどんな活躍を見せるのか、楽しみに見守りたい。取材・文 尹 秀姫 (P)&(C) PLEDIS Entertainment
2024年06月27日ENHYPENのジャパンツアー「ENHYPEN WORLD TOUR ’FATE PLUS’ IN JAPAN」が開幕。6月11日の埼玉・さいたまスーパーアリーナでの公演を皮切りに、福岡・マリンメッセ福岡、広島・広島グリーンアリーナ、愛知・ポートメッセなごや、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナと、5都市11公演をまわる日本においてENHYPEN最大規模のツアーとなる。その2日目、6月12日の公演の模様をレポートします!ENGENEは団結力がすごい!写真は6月11日さいたまスーパーアリーナのステージから。【ペンになってもいいですか!?】vol. 206大きな月がステージ後方に映し出される中、白にネイビーのナポレオンジャケットを羽織ったメンバーたちが登場。一人ひとり手に黄金色のバラのような花を手に持ち、最後にはその花が燃えて消えるという驚きの演出の後、ツアーでもパフォーマンスしENGENE(ENHYPENのファンネーム)を魅了し続けてきた「Drunk-Dazed [Japanese Ver.]」から「Blockbuster」で、大きな会場を一気に自分たちの色に染め上げる。「ENGENEのみなさんから結婚してくださいってたくさん言われるんですけど、今日の公演でのみなさんの様子を見てお答えしますと言ったんです」というJAKEの言葉で、この日は歓声の大きさでJAKEの未来のワイフ(?)が決まるという特別な公演に。JAYも「人生を賭けた大イベント、ぜひ楽しんでください!」とENGENEの大きな歓声に期待を寄せた。今回のツアーは昨年9月に東京と大阪で計4公演行われた「ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE’ IN JAPAN」のアンコールツアーであり、今年の2月に韓国・ソウルで開催された『ENHYPEN WORLD TOUR ’FATE PLUS’ IN SEOUL』から続く日本公演でもある。長らく続いた’FATE’ツアーの集大成でもあるこのツアーでは、すでにENGENEにはおなじみになっていることやさらに工夫が凝らされたパート、そして今回新たに披露される曲など、全編において盛りだくさん。「Tamed-Dashed [Japanese Ver.]」でメンバー全員のサイン入りボールをHEESEUNGが客席にキックし、ENGENEにプレゼントする流れもすっかりおなじみに。「Let Me In (20CUBE)」から「Tamed-Dashed [Japanese Ver.]」までは途中、VCRは挟むものの、9曲連続でのパフォーマンスに。SUNGHOONが「9曲連続でお届けしました」と誇らしげに語ると、その言葉を受けてJAYが「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします」とネイティブなみの日本語ギャグを披露して、NI-KI以外のメンバーが「なに!?」と驚く一幕も。さらにはオープニングトークで話題に登った「JAKEの花嫁(?)探し」がここでも行われ、会場のENGENEたちは大きな声援を送った。その流れでなぜかHEESEUNGの花嫁探しも行われることになり、会場はさらに大きな声援が響き渡り、「結婚式のMCは僕がしますね」とJAYもにっこり。ユニットステージではJAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOOがJAYのアコースティックギターの演奏で始まる「TFW (That Feeling When)」を、JUNGWON、HEESEUNG、NI-KIはHEESEUNGのピアノ演奏で「Just A Little Bit」を披露。「JAYさんのスペシャルギターをぜひ楽しみに」というNI-KIの言葉に続いたJAYのギター演奏は、JAYのたっての希望で一度やり直すことになり、ステージを再び暗転させてから再スタート。そんなハプニングもライブならではの醍醐味。2組とも、パフォーマンスに注目が集まりがちなENHYEPENのボーカルの美しさを最大限に聞かせてくれた。「One and Only」では、こちらもすっかりおなじみとなったピカチュウの大群も再び登場。以前よりも切れ味の増したダンスでENGENEを魅了した。JUNGWONはペアとなったピカチュウとハイタッチ!しかしその手を少しずつ上にあげていき、ひそかにピカチュウのジャンプ力を育てていたJUNGWONは、後のMCで「日本のピカチュウはテンションが高い」と称賛を送った。この日のMCではNI-KIがENGENEのためにフリーダンスを用意。NI-KIが心を込めて準備したダンスに会場のENGENEも大興奮!「日本のツアーでENGENEのみなさんにサプライズプレゼントしたくて内緒で準備したんですけど、どうでしたか?」と明かすと、JUNGWONからも「ヤバい!」と大絶賛。そしてこのタイミングでステージ裏にマイクチェンジしに行ったJAYが何か食べているということがみんなのイヤモニ経由で発覚し、ステージに戻ってきたJAYは「聞くなよ!早く(次に)行け」と大照れ。「何を食べたのか気になって仕方がないです」というJUNGWONに「はちみつとバナナ」と答えると、SUNGHOONから「またバナナ食べたの?」とツッコまれていた。「Chaconne」から始まるセクションでは、ENHYEPENの魅力の一つであるダークファンタジーな世界観を表現。黒いスーツに血を思わせる赤い意匠があしらわれ、時に激しく、時にしなやかに動くたびにブラウスやジャケットがたなびく。HEESEUNGのロングトーンで終わる「One In A Billion」では、曲が終わるとメンバーそれぞれがHEESEUNGのマネをしてみせ、それまでのダークな雰囲気を一新。素顔の本編ラストはこのツアーのタイトルと同名の曲「Fate」。さらに「Bite Me [Japanese Ver.]」まで、パフォーマンスとコンセプトで魅せるENHYEPENらしいステージを見せた。「Sweet Venom」で始まったアンコールは、「Orange Flower(You Complete Me)」では花の形にかたどられたオレンジ色の紙吹雪が舞い降りるスペシャルな演出も。ENGENEからは「運命で結ばれた私たち、もう一度幸せになろう」というスローガンが掲げられ、それを見たSUNGHOONは「ENGENEは僕の運命!」と笑顔を見せた。そして最後の挨拶へ。JAYは「今日はJAKEの花嫁探しもしたし、楽しい経験いっぱいしたと思います」と冗談を飛ばしながらもこれまでのツアーを振り返り、’FATE’ツアーでは京セラドーム、東京ドームといった大きい会場が続いたことを受けて、「今回はもっとENGENEの近くでみんな一緒に楽しんで、今まで行くことができなかった場所にも行って、ENGENEのみなさんと思い出を作りたいと思ってツアーが始まりました」と明かした。SUNOOは「今日は本当に時間があっという間に過ぎました」と名残惜しそうにしながらも、「いつも僕たちが素敵な姿をお見せできるように、素敵なステージに立てるようにしてくれるENGENEのみなさん、本当にありがとうございます」とENGENEへの感謝を口にした。JUNGWONは昨日、日本のスタッフに「日本語すごく上手ですね」と褒められました、と自慢からスタート。そして日本のENGENEは団結力がすごいですねと褒めたたえ、特に「SHOT OUT」でスマホのライトをつけてくれるのを見て「そうなってはいけないパートなのに、とても胸が熱くなりました」とうれしそうに告白した。SUNGHOONは公演途中でランダムダンスをした時、メンバーが楽しそうにしているとENGENEも喜んでくれる姿を見て「僕たちはコネクトしているんだなと強く感じました」としみじみ。「3日間、ENGENEのきれいな声とかわいいな姿を見ることができて本当に幸せです」とつっかえながらも日本語で伝えてくれた。そしてJAKEの番になって「そしてJAKEさんの花嫁は誰ですか?」と聞かれると、「僕も悩んだんですけど選べなくて、ここにいるすべてのENGENEのみなさんの夫になりたいと思います」JAKE。メンバーからは「だめですよ」「半分にしてください」とツッコまれても、「ENGENE全部僕のものです」と決めゼリフを言って、「他の場所ではこういう言葉も気楽に話せるんですけど、この会場のみなさんはキラキラしたつぶらな瞳で見つめてくれるので、より一層恥ずかしいです」と大照れ。「だから僕は嘘はついてません。本心でみなさんと約束したので、次も待ってます」と真剣に伝えてくれた。HEESEUNGは日本のENGENEの合唱を聞いてとてもきれいだと感じたそうで、「それはみなさんの心がきれいだからじゃないかと思います」とにっこり。そして最近、ENGENEとコミュニケーションしようと努めていると語り、「もし僕を街中で見かけたら日本語で話しかけてください。僕も日本語で返します」と笑顔を見せた。NI-KIは、’FATE’は東京ドームなどたくさんの夢が叶ったツアーだっただけに思い入れが強かったと語り、そんなツアーの追加公演が日本でできたことを喜んだ。そしてツアーの終わりを惜しみつつ、「次のステップに向けてまたがんばっていきたいです」と前向きにコメント。そしてアンコール最後には「Karma」で締めくくり、さいたまスーパーアリーナ2日目の公演は終了した。「ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE PLUS’ IN JAPAN」はこの後、福岡をはじめ9月1日の宮城・セキスイハイムスーパーアリーナでフィナーレを迎える。文・尹 秀姫 (P)&(C) BELIFT LAB Inc.
2024年06月17日SEVENTEENがスタジアムツアー「SEVENTEEN TOUR ’FOLLOW’ AGAIN TO JAPAN」を開催した。このツアーは昨年の7月にスタートした「SEVENTEEN TOUR ’FOLLOW’」のアンコールコンサートで、韓国では3月30、31日に仁川・アシアードメインスタジアム、4月27、28日にソウル・ワールドカップ競技場、日本では5月18、19日に大阪・ヤンマースタジアム長居、5月25、26日に神奈川・日産スタジアムの計8回に渡って公演してきた。ここでは日産スタジアムの初日、5月25日のライブの模様をレポートします。13人が日産スタジアムに!CARATの歓声が渦巻くビッグステージ【ペンになってもいいですか!?】vol. 205轟音が大きなスタジアムに轟き、ステージを隠すように覆われていたスクリーンが上がると、そこにはビジューでデコレーションされたシルバーのジャケットをまとったSEVENTEENの13人の姿が。昨年、行われたドームツアーと同じく、「Super」でのスタートとなったが、前回を超えるスケールの大きさが、これはスタジアム公演なのだということを強く印象づけた。メンバーもパワーみなぎるパフォーマンスで気合を感じさせるが、時折見せる笑顔でステージを楽しんでいることが観ているこちらにも伝わってくる。曲のクライマックスにはステージに炎が次々と打ち上がり、ステージ後方から花火が上がる。ド派手な演出でスタジアム公演はスタートした。ライブ序盤が終わると、「スタジアムにSEVENTEENが来ました!」と興奮気味に叫ぶHOSHI。そんなHOSHIを見ながら、JEONGHANは3曲目の「CLAP」でHOSHIがセンターに立つパートでいつも以上に頭を振りかぶって踊っていたとおかしそうに明かした。自己紹介ではDKが「本当に信じられないです、日産スタジアム。完璧じゃーん!」といつもの挨拶を交えつつ、さらには「今日は歌を準備しました」と生バンドの演奏つきでソロ曲「Go!」を披露。THE 8️は会場のCARAT(ファンの総称)の歓声を生で聞こうとイヤモニを外し、上を指差してもっともっとと大きな歓声を引き出していた。JOSHUAはドーム公演でもやっていた両手でたれ耳を作る“シナモン”ポーズをしながら、「JEONGHANに“シナモン”じゃなくて“シュナモン”に替えたらと言われたんです」と言って「イット?」「シュナモン」という新たなコール&レスポンスを誕生させた。HOSHIは「今何時?」「10時10分!」のコール&レスポンス、そして「ホランへ」で虎の手ポーズまで、いつもの流れを満員のスタジアムでもやってみせた。JEONGHANも、いつの間にか定番の挨拶になった“充電”を「恥ずかしくて最近“充電”してなかったんですけど、今日は日産(スタジアム)だから」と言って久しぶりにやってみせたが、やはり恥ずかしかったのか最後は盛大に照れていた。JUNはVサインで猫耳を作り、Vを客席に飛ばすとCARATたちが「にゃー」と鳴くコール&レスポンスで大きな歓声を引き出し、満足げ。残念ながらドームツアーには参加できなかった統括リーダーのS.COUPSは、笑顔を見せただけで会場からは大歓声が。そんなCARATの歓迎を受けて「僕が戻ってきました」とうれしそう。この日、自己紹介の順番がラストだったWOOZIが「いつもメンバーたちの長い長い話に付き合ってくださってありがとうございます」と挨拶するほど、長い自己紹介タイムとなった。今回のスタジアムツアー「SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ AGAIN TO JAPAN」は昨年のドームツアーのアンコール公演という位置づけではあるものの、今回から追加になった曲もたっぷり用意されていた。「Rock with you」の日本語バージョンは、広いスタジアムという会場の後ろの席にいるCARATたちも近くで観ることができるバックステージで披露され、疾走感のあるメロディはまだ日が高く明るいスタジアムによく似合っていた。ユニットステージでも、ボーカルチームは「Yawn」、パフォーマンスチームは「Back 2 Back」、ヒップホップチームは「Monster」とそれぞれ新曲ステージを用意。そして前回のドームツアーでCARATが一番待ち望んでいた「God of Music」も今回はじめてパフォーマンス披露した。「CARATのみなさん、大好きです!」というHOSHIのシャウトで始まった「All My Love -Japanese ver.-」では、DKが跪いてWOOZIの手を握るモーメントも。パフォーマンスに注目されがちなSEVENTEENだけれど、誰がボーカルを取っても聴かせることができるのも彼らの強み。SEUNGKWANのハイトーンがスタジアムに響くと、会場からは感嘆の声があちこちから漏れ聞こえてきた。最後の「まもってあげる いつも」という歌詞のパートをJEONGHANが歌っていることから、「みなさん、JEONGHANさんが守ってくれるそうですよ」とHOSHIが言うと、JEONGHANも「もちろんだよ」とにっこり。完全に日が落ちて真っ暗になったステージにピアノの旋律が鳴り響き、始まったのは新曲「MAESTRO」。最初はHOSHIが握っていた指揮棒が次々と持ち主を変えて最後はWONWOOの手に渡っていたり、中盤、激しくリズムを刻むパートでメンバーが怒涛のステップを見せたり、サウンドだけでなくパフォーマンス的な見どころも多いこの曲で、スタジアムの観客も一斉に沸いた。「さっきから思ってたんですけど、果てしなく席が見えますね」というMINGYUの言葉に、「ライブも終盤にさしかかっていますが、今もまだ夢のようです」とSEUNGKWAN。そしてその「夢」というワードをきっかけに「DREAM」のアカペラの大合唱がメンバーとCARATの間で始まってしまうのもすっかりおなじみに。そして日産スタジアムでウェーブが見てみたいということで、SEVENTEENとCARATの公式カラー、Rose Quartz&Serenityにスタジアムの客席が染まった。この2色のウェーブがスタジアムの最前列から一番後ろの席にまで到達し、さらに後ろから前へ戻って来る様子をメンバー全員がステージから見届けて、感動したDKが「この景色の中にダイブしたい」と言うと、メンバーだけでなく客席からも「見せて」のコールが湧き上がる一幕も。最後には客席に「DAISUKIARIGATO」の文字が浮かび上がった。ラストはDKの朗々とした歌声から始まる「HOT」。最後まで気合の入ったパフォーマンスでスタジアムを圧倒して終わるかと思いきや、「まだまだだよ、日産“テチャン!”(合唱)」というHOSHIの掛け声で会場のCARATたちも負けじと「HOT」のリフレインを叫ぶ。そうして会場の興奮が最高潮に高まる中、ステージ後方から大きな花火が連続して打ち上がり、スタジアムにふさわしいクライマックスで本編は終了した。アンコールではメンバーそれぞれ広いステージに散り散りになりながら、CARATとのコミュニケーションを楽しんだ。広いアリーナ席を囲むように設けられた花道にまっさきに駆けていったのはMINGYUとDINOで、JEONGHANはキックボードに乗りながら花道をスイスイ移動していく。スタジアム公演で新たに追加された「Together -Japanese ver.-」ではMINGYUがステージの中央に陣取り、スタジアムのステージから眺める景色を愛おしそうに眺めていたかと思えば、DKはWOOZIとのハーモニーを響かせるパートでWOOZIをバックハグ。THE 8️の「リフトアップ!」の掛け声でメンバーが座ったリフトが上がると、この日最後のMCへ。DINOは「夢のような瞬間を作ってくださって本当にありがとうございます!」と深々とお辞儀しながらハートを飛ばし、VERNONは「これからもCARATのみなさんが幸せになれるようにがんばります」と笑顔を見せた。SEUNGKWANはWONWOOの決めゼリフ「月がきれいですね」と口にしたものの、あいにくの曇り空で月が見えず、苦笑しつつ「グァンランへ」と締めくくり。SEUNGKWANにお株を奪われたWONWOOはそれでも負けじと「月がきれいですね」とコメント。JOSHUAまでもが「月がきれいですね」と言い始め、メンバーから「月はどこ…?」とツッコまれていた。S.COUPSは「僕は足の負傷でスタジアムに立てないと思っていたので、こうして夢のステージに13人で立てたことが何よりも幸せです。これから10年、20年後も日産スタジアムで公演できるグループでいたいです。そしてCARATとSEVENTEENをいつまでも守れるリーダーでありたいです」と気持ちを新たにコメントした。最後には、SEVENTEENのコンサートのアンコールではおなじみの「VERY NICE」の無限リピート。いつまでも続く「アジュナイス!」のリフレインに、SEVENTEENもCARATも全力で遊び尽くした。夢のドーム公演、ドームツアーを経て、さらに新たな夢となったスタジアムまで叶えたSEVENTEEN。彼らがまた新たな夢に向かっていく姿をこれからも見守っていきたい。(P)&(C) PLEDIS Entertainment取材・文 尹 秀姫 写真・ (P)&(C) PLEDIS Entertainment
2024年05月30日RIIZEが日本で初めてのファンコンサート「2024 RIIZE FAN-CON ’RIIZING DAY’ in TOKYO」を開催。5月11、12日の2日間に渡って国立代々木競技場第一体育館をいっぱいにした。最終日、2日目の模様をレポートします!アイドルじゃなかったら「大企業の社長」になっていたのは誰?【ペンになってもいいですか!?】vol. 204ペンライトのオレンジが会場を満たし、ステージに雷鳴が轟く中、メンバーのシルエットがチラ見えすると会場からは雷鳴に負けないほどの大歓声が沸き上がる。ステージ上の扉が開くと、そこには揃いの衣装をまとったメンバーの姿が。「東京、ラスト行くぞ!」というショウタロウのシャウトともに始まった「Siren」は、1曲目から気合十分。BRIIZE(RIIZEのファンネーム)たちのコールからもRIIZEへの期待の大きさが感じられた。ソンチャンが「みんな、目が美しいね」、ウンソクが「今日もきれいですね」とBRIIZEを称えた後、ウォンビンは「RIIZEの寿司職人、板前ウォンビンです。いらっしゃいませ!」と、なぜか寿司職人になりきり自己紹介するというおちゃめな一面を見せた。この日はファンコンらしく、トークももりだくさん。「BRIIZEがRIIZEに送るカプセル」コーナーではクレーンゲームで取ったカプセルの中に入っているBRIIZEからの質問に答えてくれた。「もしアイドルじゃなかったら何になっていたと思いますか?」という質問に対してソンチャンは「大学生かな?」、アントンも「大学で音楽を学んでいたと思います」と答えると、ソヒは「俺も、小学生?」と満面の笑み。ウォンビンは「いらっしゃいませ!」と、寿司を握る仕草をして見せ、ウンソクはハンドルを握るような振りをしつつ「僕は宇宙飛行士」。ショウタロウは「大企業の社長」とビッグな自分像を語った。SHOTARO「アイドルをやっていてよかったなと思う瞬間を教えてください」という質問には、「僕はこの瞬間。BRIIZEに会えた時」とウンソクはカメラに向かって指ハートとキスで猛アピール。ショウタロウもウンソクと同じ答えだったが、この日は家族が観に来ていたそうで、「この瞬間が親孝行なのかな、と思います」と言ってBLIIZEだけでなくメンバーも感動させていた。「RIIZEとして一番記憶に残っている思い出は?」という質問にはウォンビン、アントン、ソヒが「Memories」のMV撮影でLAに行った時のことを挙げ、ウンソクはそれに加えて「宿舎で一緒にゲームをしながら遊んでいる時のこともいい思い出です」とにっこり。ショウタロウは昨年のMMAとMAMAが記憶に残っていると語り、「今日この瞬間も思い出になると思います」と語ってBLIIZEを喜ばせた。ソンチャンも「僕もMAMAが一番思い出に残った瞬間です!」と東京で開催されたMAMAを思い出に挙げた。EUNSEOK「宝くじで1億円あたったら何をしますか?」という質問では、「(しばらく考えて)ラーメン?コプチャンチョンゴル?わからないです!大きすぎます。(1億円のラーメンということでいいですか?)はい」とソヒ。アントンは「僕は、6分の1で分け合いたいと思います。(ショウタロウ「嘘つき」)でもねだったらあげない。(ソンチャン「嘘つき」)」と答えた。ウォンビンは「服をいっぱい買います」、ウンソク「僕は支出が多い方ではないので、デリバリーを頼むと思います」、ショウタロウは「(ウンソクたぶん服?)服もいいけど、世界旅行に行ってみたいです。メンバーと世界旅行してみたいですね。昨日はスイスって言ったんですけど、モンゴル?」とそれぞれが使い道を答えたものの、ソンチャンは「宝くじは自分の努力で稼いだお金ではないので、半分は寄付して、半分はBRIIZEに捧げたいと思います」と答えて拍手を誘った。SUNGCHAN「今年の夏にしたいことは?」という質問には、「メンバーのみんなと海に行ってみたいです」とアントンが答えると、続けてソヒも「僕もアントンとメンバーのみんなと海に行くこと」。その後は「じゃあ僕は、メンバーのみんなと海に行って、僕は寝ます」(ウォンビン)、「じゃあ僕は、メンバーといっしょに海に行って、寝る前にラーメンを食べます」(ウンソク)、「じゃあ僕は、海に行ってアイスクリーム食べたいですね」(ショウタロウ)、「僕はメンバーと海に行って一緒に貝焼きを食べたいです」(ソンチャン)と、まるで最初から決まっていたかのように畳み掛け、メンバーたちの仲のよさにほっこり。しかし先の2人以外は海に入らないことに気づいて、アントンは「みんなを水に濡らさないと!」とメンバーたちに海の醍醐味を味わわせる決意をしていた。WONBIN2つ目のコーナーは「リアルタイム成長期」。これはソウルを皮切りに東京を含めた全9つの地域をリレーしながら行われる企画で、メンバーの成長をリアルタイムで記録していくというもの。先のソウル公演でゲームに負けたアントンとウォンビンが東京初日の「リアルタイム成長期」を担当し、2日目はソヒとウォンビンが受けもった。ソヒのミッションは、「日本の現地のかたと写真を撮る」というもの。ソヒは自ら日本のスタッフに話しかけ、写真を撮るだけでなく一緒にチャレンジを踊る動画を撮り、ミッションは文句なくクリア。映像を見たショウタロウは「ソヒ、おいで!」と言ってソヒの頭を「よしよし」と撫でて大絶賛していた。ウォンビンのミッションは、「日本語で“愛してる”の方言を習う」だったが、結果は失敗。でもショウタロウが「ここで見せてくれる?」というと、「BRIIZE、愛してるで」とちょっと照れながらも関西弁バージョンでミッションを完遂。ソヒもウォンビンに教えてもらって「愛してるで」を連発していると、ウンソクは「ほんま好いとうよ」と博多弁を披露した。SOHEE「ここにいる人たちだけが見ることができるステージなので、目を大きく開いて見てください!」というウンソクの言葉通り、この後のステージではOne Directionの「One Thing」とSUPER JUNIORの「엉뚱한 상상(White Christmas)」をカバー。今回のファンコンで初披露となった「HAPPY! HAPPY! HAPPY!」はウンソクが個人的に好きな曲だそうで、センターステージでパフォーマンスした「Love119 (Japanese Ver.)」では曲の終わりに天井から雪が舞い降りる演出もあいまって、エモーショナルな瞬間になった。ウォンビンは「엉뚱한 상상(White Christmas)」でミスしちゃった、と正直に明かしてソヒから「間違えた人は罰ゲームじゃない?」と愛嬌をねだられ、ショウタロウにその場で教えられて「猫ちゃん、うさぎちゃん、ウォンビンでーす」とポーズ付きで愛嬌を見せた。ゲームコーナー、「みんなのオデッセイ」では兄チームと弟チームに分かれてゲームで対決。「かわいくてごめん」のカバーやポストイットのはがし合いなど、素顔のRIIZEがわかるユニークなゲームで熾烈な戦いが繰り広げられた結果、弟チームが勝利。負けた兄チームからはショウタロウが次のファンコン開催地であるメキシコで罰ゲームを受けることに決まり、メキシコの曲でダンスチャレンジすることになった。ANTONTシャツに白シャツ、デニムのパンツに着替えたメンバーが再びステージに登場すると、ここからはライブパートへ。「Honestly」ではダンスと歌を聴かせるパートと緩急つけたパフォーマンスで確かな実力を見せつけ、特徴的なサックスのサウンドで始まる「Talk Saxy」ではゆるやかに見えるダンスの中に多用されるステップが印象的。ロックテイストが強まった「Get A Guiter」ではBRIIZEたちのコールが代々木体育館の会場に響き渡り、ショウタロウも「みんなが歌ってる声、めっちゃ聴こえました!」とうれしそう。さらには「Joy」、「9 Days」、「Impossible」と畳み掛け、「一緒に飛び跳ねましょう!」というショウタロウの呼びかけに応えて会場中をジャンプ!客席のBRIIZEたちはもちろん、ステージに立っているメンバーたちも心から楽しそうな表情を見せた。アンコールでは「One Kiss」を披露し、前日に発表した日本で初めてのホールツアーについてもあらためて報告。「行ってみたいところや食べてみたいものは?」というショウタロウの問いかけにソンチャンが「各地のおいしいラーメンを食べたいです」と答えると、「僕も、ラーメン!」とウンソク。ソヒは「仙台で牛タンが食べたいです」と、ツアーの楽しみを明かした。前日、最後の挨拶で涙を見せたショウタロウは「今日は泣かないです」と笑いながら前置きした上で、「今日も始まってから最後までみなさんがずっと応援してくれるのを見て、心があたたかくなりました。日本で公演できてすごくうれしかったです」と日本への凱旋を無事に終えた喜びを伝えてくれた。イベントの最後まで、2階、3階席の遠い席にいるファンのことも気にかけ、会場にいるBRIIZE全員と楽しむんだという気持ちが伝わってきたRIIZEの日本初ファンコンは、「僕たちにとっても特別な思い出の曲です」(ショウタロウ)という「Memories」で幕を下ろした。この日は、前日に発表になった日本デビュー&日本全国ホールツアー開催決定を受けて、ファンコン前に記者会見が開かれた。ホールツアーで楽しみにしていることを尋ねられると、「昨日の公演でも感じたんですが、日本のBRIIZEのみなさんの表情がとても明るくて、ホールツアーでもそんなみなさんの明るい表情を見られるんじゃないかと楽しみにしています」とウンソク。アントンは「日本で行ったことがない場所に行きたいですし、日本のBRIIZEのみなさんのに会えると思うととても楽しみです」とコメント。ファンコン初日に涙を見せたショウタロウは「ファンのみなさんに明るく『おかえり』と迎えてくださったことに感動しましたし、デビューするまでにいろいろ準備してきた過程が一気に思い出されて、こみ上げてきたものがあったのではないかなと思います」としみじみ。そんなショウタロウを見てウンソクは「普段は兄さんなので涙を見せないのですが、ステージの上で感動の涙を流すのを見て、ショウタロウ兄さんにもこんな一面があるんだ、どれだけ大変な思いをしてきたんだろう、と思いました」とつい頭をなでた理由を明かした。同じタイミングで泣いてしまったアントンは、「僕はショウタロウ兄さんが泣いたのを初めて見て、その姿を見て泣きそうになりました。代々木第一競技場のように大きな会場で公演するのは初めてでしたし、遠い席で僕たちの写真や名前を掲げているファンのみなさんを見て、僕たちはただ好きなことをしているだけなのに、そんな僕たちを好きでいてくれる人たちが多いんだということを感じて、泣いてしまいました」と真摯に語った。今後行ってみたい場所については「カナダはまだ一度も行ったことがないのでカナダに行って、コンサートを。もしくはMVを撮影に行きたいです」とソンチャン。アントンは「LAはみんなで行ったことがあるけど、その反対のニューヨークには行ったことがないので、みんなで行ってみたら楽しそう」とにっこり。RIIZEとしての夢、目標は「全世界にいるBRIIZEに会いに行くことと、まだRIIZEを知らない人にも知ってもらいたいです。昨日発表になりましたが、ホールツアーも決定したので、メンバーと一緒に怪我なく終えたいですし、9月にある韓国の公演も無事に終えたいです」とショウタロウ。ウンソクも「メンバーが元気に、怪我なく活動を続けていけたら」と夢を語った。これから日本でも韓国でも活動を続けていくRIIZE。カムバックも準備中だそうで、「RIIZEというグループ名どおり、これからも成長を続けて夢を実現する予定なので、これからもRIIZEにたくさんの関心を寄せてください」とソンチャンが語たように、今後のRIIZEの活動にも注目したい。写真・田中聖太郎写真事務所取材・文 尹 秀姫 写真・田中聖太郎写真事務所
2024年05月17日『無印良品』のペンケースは、丈夫で長く使えると人気のアイテム。整理収納アドバイザーのぬま(numa.numa_1230)さんは、このペンケースに整理収納の高いポテンシャルを見出していました。思ったよりも幅広い用途に驚きます。無印ペンケースはどんな商品なのかぬまさんが投稿内で紹介しているのは、無印良品の『ナイロンメッシュペンケース・ポケット付き』(税込390円)です。サイズは縦が約83、横が約173と、一般的なペンケースと変わりません。メッシュ生地なので中が見えやすく、たくさんペンを入れても必要なペンが取り出しやすい点が魅力です。内側にはポケットが付いていて、消しゴムのような小さなものを入れておくのに活躍します。ペンケースとして使うだけではもったいない!ペンケースとして使うだけではなく、ほかの使い道もあるというぬまさん。たとえばハンドクリームを入れたり、ちょっとした現金を入れて持ち歩くお財布代わりにしたりと毎日のさりげないシーンで使えます。イヤホンやモバイルバッテリーも入るサイズなので、お出かけの時にも重宝するでしょう。メッシュ素材で見やすく、ものの管理に便利な無印良品の『ナイロンメッシュペンケース・ポケット付き』。いろいろな使い方ができるので、見かけたらぜひチェックしましょう。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る ぬま⌇無印|100均|収納(@numa.numa_1230)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2024年05月13日&TEAMは 5月7日、1st SINGLE「五月雨(Samidare)」リリースに先立ちメディアショーケースを開催。その模様をレポートします。&TEAMが1st SINGLE「五月雨(Samidare)」リリース!パフォーマンスとともに披露&TEAM、左からFUMA、EJ、YUMA、JO、HARUMA、K、MAKI、MICHOLAS、TAKI【ペンになってもいいですか!?】vol. 203メディアショーケースでは、収録曲「Scar to Scar」にはじまり、バラード曲「君にカエル(Maybe)」、タイトル曲「五月雨(Samidare)」のパフォーマンスとともに、シングルについて語った。EJ1st SINGLE「五月雨(Samidare)」について「僕たちが今までやってきた『First Howling』シリーズで仲間に出会った少年たちの続きのような作品になっています」とEJ。春夏秋冬を通じて、さらに結束を強めていく&TEAMの新しい物語がこのシングルからスタートするということで、「これからはおたがいの違いに気づいて、葛藤しながらも同じ方向に進んでいく、そういう 強い絆を3つの新曲で表現したシングルになっています」と流暢な日本語で解説した。EJの言葉に付け加えて、YUMAは「僕たちもオーディションで出会って同じスタートラインに立ったんですけど、一緒に暮らしていく中で、自分とメンバーの違う部分が見えてきたりするじゃないですか。それでも同じ目標に向かって進んでいくことと、多少ぶつかることがあってもおたがい受け入れ合う情景が、今回の『五月雨(Samidare)』で表現されていて、そこが僕たちと同じように感じて、すごく感動しました」と、歌詞に共感したそう。FUMA&TEAMがデビューから1年間で作り上げた「First Howling」シリーズの幕を閉じ、新たな物語の始まりとなった1st SINGLE「五月雨(Samidare)」。このシングルに、FUMAは「&TEAMの『変わりたい、変わらないきゃ』という強い意思が込められていると思います」と語った。「今までもチームワークが強みでしたが、ツアーを終えたことで、また1つ成長した姿で、新しいチームらしさというものを感じられるんじゃないかなと思います。なので、今回の1st SINGLEではそんな&TEAMの成長をみなさんに感じていただけたらなと思います」とにっこり。NICHOLASも、「僕たち9人は1人ずつの表情とか感情をミックスして、それを歌で表現しています。最初は挑戦だったんですけど、練習しながら僕たち自身も新しい姿を見つけて、早くLUNÉ(&TEAMのファンの名称)のみなさんにお見せしたいと思います」と成長を実感している様子。Kショーケースの始まりに披露した「Scar to Scar」をTAKIは「&TEAMらしいロックナンバー」と表現。「&TEAMが葛藤を経て、それでも強くなりたいという気持ちを表現した楽曲です。強さがありつつも切なさもあるので、その辺りも集中して聴いてもらえたらうれしいです」と熱心に解説し終えると、この日司会を務めた古家正亨さんからは「ハッピーバースデー!」と誕生日をお祝いされる一幕も(TAKIの誕生日は5月4日)。NICHOLASJOはツアーをやっていく中でかっこいい曲をパフォーマンスするのが楽しかったと語り、「この曲を初めて聴いた時、パフォーマンスがすごく楽しみだなって思いました。シンクロダンスからもエナジーを感じてほしいんですけど、それぞれの個性がより活かされたステージになっているので、そこにも注目してほしいです」とパフォーマンスの注目ポイントを挙げた。YUMAタイトル曲「五月雨(Samidare)」については、TAKIと同じく古家さんから誕生日をお祝いされたHARUA(5月1日が誕生日)が解説。「同じだと思っていた君と僕がすれ違い、変化に気づいた少年の葛藤だったり、五月雨に打たれながらも君と一緒にいたいんだという強い絆が表現された曲となっています。切なさもあったり、儚さもあったり、聴くかたによって感じ方や受け取り方は違うと思うので、それぞれの楽しみ方を見つけてくださったらうれしいです」と、曲の楽しみ方を教えてくれた。「五月雨(Samidare)」はKが振り付けを担当したそうで、「今まではエネルギッシュな振り付けが多かったんですけど、『五月雨(Samidare)』では儚さとか、繊細な表現力にぜひ注目していただければうれしいです」とさらに進化したパフォーマンスに自信を覗かせた。Kが振り付けしたという“傘ダンス”は、「(足で)水溜まりを作っているんですけど、傘を持った少年たちがその水溜まりに飛び込むような動作があります。雨の中、みんなで遊んでいるところを表現してみました。真似しやすいので、みなさんもやってみてください」と実際に振り付けをまじえて解説した。JO3曲目に収録されている「君にカエル(Maybe)」はバラード曲。「季節がずれていくにつれ、ずっと一緒にいたいんだけど君と心が少しずつ離れていって、蛙化現象になってほしくない、自分のかっこいい姿をずっと見せたいと願う、もどかしさを表現したミドルバラードです」とMAKIが解説すると、Kは「サビの部分でYUMAが裏声で歌うパートが好き」とすかさずコメント。その言葉にYUMAは「ありがとうございます!」とうれしそうにしつつ、「僕もそのパートが大好きで、LUNÉのみなさんを思いながら歌いました」と笑顔を見せた。EJは「この曲は歌詞が本当にきれい」と瞳を輝かせ、「初めて(歌詞を)見た時、こんなに美しい表現があるんだって思った記憶があるんですけど、この歌詞がみなさんにちゃんと伝わるように、レコーディングする時も1文字1文字を丁寧にレコーディングしましたし、特に僕はサビの『いつでも君に帰るから』という歌詞が好きで、ぜひLUNÉのみなさんにたくさん聴いてほしい曲です」と、歌詞を魅力に挙げた。この曲が大好きだというKは「想像力が掻き立てられるメロディーと、歌詞もすごく美しくて。グローバルグループとして、この美しい日本語の歌詞をの曲を通して世界のみなさんに聴いていただけたらうれしいなと思いましたし、あらためてこの曲を聴きながら、日本でデビューしてよかったなと思いました」ときっぱり。HARUA春の美しさと少年の葛藤を表現したというコンセプトフォトは、「特にユニットカットで、HARUAとMAKIが同じ電車に乗ってるんですけど、それぞれ違う方向を向いているという写真は、一緒に過ごすなかで行き先がわからなくなったり、目標がわからなくなったりするけど、最終的に向かっている方向は一緒だよということを表現している写真になっています」とJO。HARUAは「大雨の中、みんなでケンカしたシーンがあります」とMVについてチラッとネタバレ。「1人1人にしっかりキャラクターがあって、大雨の中ぶつかり合うという、葛藤を美しく表現されているシーンがあるので、ぜひそこに注目してもらいたいです」と語ると、YUMAは「1週間前ぐらいからキャラクターに入り込んじゃって、ずっと練習していたメンバーがいる」とTAKIの名前を挙げて、ケンカのシーンのためにキレる練習をしていたのに、結局本番では怒るシーンは撮らなかったというエピソードを明かした。そのシーンは「ボールを落とすっていう1人芝居になっちゃったから、全然練習が活かしきれてなかった」とKも笑顔で暴露。TAKIFUMAは「自分も1週間くらい練習していたことがある」と、MVに登場するかはわからないけどずっと殴られる練習をしていたと言ってみんなを笑わせた。MVでとあるスポーツをやっているシーンがあったと言いながら剣を素振りするフリをしたJOは「僕とFUMAくんの、面の奥から見える強い目が見られると思うので、そこから闘争心を感じてもらいたいです」と語り、Kは桜の花びらが舞うダンスシーンをぜひ観てほしいと強調。それぞれにMVの思い入れがあることを感じさせた。MAKIメディアからの質疑応答では、今後の目標について「アリーナやドームのようにもっと大きな会場でたくさんのLUNÉのみなさんにお会いしたいと思っているので、いつかドームツアーやワールドツアーもやってみたいなって思ってます」と語ったMAKI。そしてショーケースの最後にはサプライズで初のアリーナツアーの開催を発表。この知らせにMAKIも「僕、さっき言ったばっかりですよね!?」と驚きつつ、「こんなに早く僕たちの大きな夢だった1つを実現できることができて本当にうれしいですし、みなさんもたくさん期待してくださると思うので、一生懸命準備していきたいと思います」と抱負を語った。&TEAMの2度目のツアー『2024 &TEAM CONCERT TOUR ‘SECOND TO NONE’』はこの夏、4都市8公演開催される予定だ。HYBE LABELS JAPAN取材・文 尹 秀姫 HYBE LABELS JAPAN
2024年05月09日SEVENTEENがベストアルバム『17 IS RIGHT HERE』のリリースを記念して、4月29日に韓国でグローバル記者会見を開催。SEVENTEENの今までとこれからが詰まったベストアルバムに込めた想いや制作秘話、またワールドツアーなど今年のこれからの予定を語った。SEVENTEENが初のベストアルバム「17 IS RIGHT HERE」 をリリース!「ベストアルバムなだけに、ベストを尽くしました」とHOSHISEVENTEEN左から、HOSHI、JUN、DINO、THE 8、WONWOO、VERNON、S.COUPS、MINGYU、JEONGHAN、SEUNGKWAN、WOOZI、JOSHUA、DK【ペンになってもいいですか!?】vol. 202ベストアルバム『17 IS RIGHT HERE』はSEVENTEENがこれまで発表したタイトル曲20曲と日本アルバムのリード曲を韓国語に翻訳した8曲のほか、「Adore U (Inst.)」と新曲4曲が収録されている。SEVENTEENとしてはおよそ半年ぶりとなるリリースに、統括リーダーのS.COUPSは「いつも新しいアルバムをリリースする時はドキドキして、ときめきもするんですけど、CARAT(ファンの総称)のみなさんが僕たちのアルバムをずっと待っていてくださったと聞いています。このアルバムを通して幸せを感じてほしいですし、僕たちも新たな気持ちで前に進んでいきたいと思います」と語った。S.COUPSJEONGHANSEVENTEENがベストアルバムをリリースするのはこれが初めて。MINGYUは「デビューから今までのSEVENTEENのすべてを盛り込みました。これまでのSEVENTEENを 一度振り返って、これからのSEVENTEENの新たな始まりを知らせるという意味を持っているアルバムです」と語った。DINOはこのベストアルバムに多彩な魅力を詰め込んだとコメント。「完全体(全員)の新曲『MAESTRO』をはじめ、ヒップホップチーム『LALALI』、そして『Spell』(パフォーマンスチーム)、『Cheers to youth』(ボーカルチーム)など新曲も収録されています。さらに、歴代のタイトル曲全曲を収録した全33トラックとなっています。今回のアルバムも真心を込めて作ったので、たくさんの応援よろしくお願いします」ときっぱり。JOSHUAJUN既存曲だけでなく新曲が4曲も収録されていることについては、「メンバー全員、ベストアルバムをベストなクオリティのアルバムにしようとアルバム制作に臨みました」とJEONGHAN。続けて、「単純に今までのSEVENTEENの曲をコレクションするのではなくて、今の僕たちの思いや覚悟、そして僕たち SEVENTEENがCARATのみなさんとこれから成し遂げていきたい未来のビジョンをアルバムに取り入れようと試みました」と初のベストアルバムへの意気込みを語った。HOSHIWONWOOSEVENTEENの音楽プロデューサーでもあるWOOZIは今回のアルバムのタイトル曲「MAESTRO」のタイトルそのものの意味について、「指揮者であり、1つの分野において(才能を)認められた人物」と説明。「SEVENTEENにはいろんなメンバーが集まっていますが、それぞれが(いろんな分野の)トレンドを指揮することを目指し、その目標を達成したいという思いをこの曲に込めました。そしてこの『MAESTRO』には聴き慣れたサウンドをたくさん感じ取っていただくことができると思います。SEVENTEENのデビュー曲『Adore U』から、『Oh My!』、『VERY NICE』、『CHEERS』、『Super』など、7曲のSEVENTEENの楽曲をソースとして新たなアレンジを加え、『MAESTRO』に取り入れています。それがこの曲の特徴でもあります」とベストアルバムのタイトル曲にふさわしい仕掛けを明かした。WOOZITHE 8S.COUPSは「MAESTRO」を初めて聴いた時を振り返り、「僕は正直、新しい挑戦をすることは少し怖かった」と苦笑。「CARATのみなさんがこの曲を聴いてどのように感じるか考えると、少し怖さがありました。でもWOOZIが作った曲だから、CARATのみなさんはきっと好きになってくれると思いましたし、新しいジャンルに挑戦したWOOZIにありがとうと伝えたいです」とファンへの信頼とメンバー愛を垣間見せると、JOSHUAは逆にこの曲を聴いてすぐにときめいたとにっこり。「みなさんがこの曲を聴いてどう思うだろうかと考えましたが、僕は個人的に本当に気に入りました。この曲を聴いた時、パフォーマンスがすごくかっこいいものになりそうだなと思ったし、さすがだな、すごいなと思うばかりでした」とコメント。そんなJOSHUAに続いてHOSHIも「僕は『MAESTRO』というキーワードが印象深かったです」と当時を振り返った。「ポイントのダンスもかっこいいですし、この曲を聴いた時、様々な構成でパフォーマンスができると思って、すごくドキドキしました」とパフォーマンスチームのリーダーらしい観点で新曲について語った。MINGYUDKまるでSF映画のような不思議な世界観をもったミュージックビデオについては、 「あらゆることをAIや新技術で作る世界をベースにした」とSEUNGKWAN。「そういった世界観の中で、SEVENTEENの指揮を通して、真の創作とは何なのかについて表現しようと試みています。そして、様々な存在とSEVENTEENが1つになって、みんなで 僕たちの世界を作り上げる様子を表現しました。映像にいろんなメタファーが散りばめられているので、ぜひ注意深く見ながら考察していただき、みなさんの解釈を聞かせてください」と自信をのぞかせた。SEUNGKWANVERNONタイトル曲「MAESTRO」だけでなく、ユニット曲3曲ともミュージックビデオを制作したというのもSEVENTEENならでは。「ユニットごとに雰囲気が異なりますが、ミュージックビデオもそれぞれ本当に完成度が高いので楽しみです」とWONWOOもその出来に期待を寄せた。パフォーマンスチームの「LALALI」については「軽快で楽しい曲。ミュージックビデオではそういった雰囲気を楽しむ様子を表現しようとしました」とVERNON。パフォーマンスチームの「Spell」は「幻想的でやわらかい曲なので、そのムードをパフォーマンスメンバーがとてもセクシーに、魅力的で美しく表現しようとしました」とHOSHI。ボーカルチームの「Cheers to youth」は「誰もが初めて迎える青春を賛美する歌です。ミュージックビデオではボーカルチームの個性に合わせて、5人の青春を描くドラマのような作品になりました。どうぞ期待してください」とDK。ユニット曲のミュージックビデオもそれぞれの個性に合わせた作りになっていることを伺わせた。DINOベストアルバムのリリースに先立ち、3月30、31日に仁川で、4月27、28日にソウルで開催された「SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ AGAIN」ですでにサプライズとしてタイトル曲「MAESTRO」を含む新曲4曲をステージで初披露している。「CARATのみなさんの反応も熱くて、勇気づけられました」とJUNが語ると、HOSHIも「ベストアルバムの名前がベストだからベストを尽くしたいと思って、全力を出し切りたいと思います」とダジャレ混じりに意気込みを語った。「このあと、5月18、19日に大阪・ヤンマースタジアム長居で、5月25、26日に神奈川・日産スタジアムでの公演が控えています」というTHE 8の言葉どおり、5月には日本で初のスタジアムツアーが予定されている。その後の予定については、MINGYUから「年内にベストアルバム以外にもアルバムを1枚出します。今年はアルバムを2枚リリースする予定です。そして『SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ AGAIN』ツアーが終わったらまた新たなコンサートとCARAT LAND(ファンミーティング)もあります。本当にできるのかなって思いますよね(苦笑)。今年は僕たちにとって大きな意味があるので、スケジュールもたくさん予定されているんですけど、CARATのみなさんも喜んでくださると思って、すべての瞬間、すべてのことにベストを尽くしたいと思っています」と熱く語った。さらにJOSHUAからは秋には新しいツアーがはじまることが告げられた。「このツアーでは全世界のCARATのみなさんに会いに行きます。アメリカのCARATのみなさんにも会いに行く予定です。アメリカの公演は2022年の『SEVENTEEN WORLD TOUR [BE THE SUN]』以来2年ぶりなので、僕たちも楽しみにしていますし、早くCARATのみなさんに会いたいです」と期待をのぞかせた。WONWOOからはデビュー以来初めてとなる音楽フェスへの参加の報告も。「6月にはグラストンベリー・フェスティバル、 9月にはロラパルーザに参加する予定です。SEVENTEENらしくかっこいいステージをお見せするので、たくさん期待してください」と新たな挑戦を掲げた。こういった今年の挑戦に対して、「ただただがんばらなくちゃ、という気持ちでいっぱいです」とS.COUPS。「毎日こんな人生を送ることができるということに感謝したいですし、メンバーと一緒に大変なことがあっても克服して、いろんな場所でCARATのみなさんを幸せにして、 たくさん愛を届けられれるようなSEVENTEENになりたいと思って、1つ1つの仕事を丁寧にこなしていきたいと思います」と覚悟を語った。SEUNGKWANは「メンバー全員、SEVENTEENというグループを愛していますし、CARATのことも愛しています。 僕にも誰かのファンだった時期がありましたが、こんなアーティストなら後悔なく愛せるなと思っています。大変な時も疲れる時もありますが、 いざやるとなったら責任をもってやり遂げるメンバーなので、これからもSEVENTEENとして長く活動を続けていきたいと思っています。みなさんも、これからのSEVENTEENを一緒に見守ってください」と、最後にはSEVENTEENというグループの誇りと愛を感じさせてくれた。2015年にデビューして、来年にはデビュー10周年を迎える彼ら。その道のりは決して平坦なものではなかったけれど、今年は初のスタジアムツアーに加えてベストアルバムリリース、さらにはアメリカの大規模音楽フェスへの参加と、着実に成長を続けてきた。会見でも語っていたとおり、今年はまだまだ他にもたくさんのことが予定されているとのことで、SEVENTEENにとって2024年がビッグイヤーになることは間違いない。これからどこまでビッグになるのか、SEVENTEENをまだまだ見守っていきたい。(P)&(C) PLEDIS Entertainment取材・文 尹 秀姫 (P)&(C) PLEDIS Entertainment
2024年05月01日ゼブラから、初となるペン用インク「マイルドライナーのもと」が、2024年5月27日(月)より、全国の文具取扱店などで発売される。ゼブラ初ペン用インク「マイルドライナーのもと」「マイルドライナー」は、おだやかな色合いで描く、ゼブラのラインマーカー。ラインマーカータイプの「マイルドライナー」と筆ペンタイプの「マイルドライナーブラッシュ」の2タイプがあり、それぞれ35色、25色のカラーをラインナップしている。そんなゼブラの人気シリーズ「マイルドライナー」に、異なる色表現を楽しめる“インク”が登場。ペンと異なる色のインクをつけることで、鮮やかなグラデーションが生まれるユニークなアイテムだ。ペン先につけるだけで鮮やかグラデーションカラーに使用方法は、ペンと異なる色の「マイルドライナーのもと」をチョイスし、ペン先1/3にインクを直接つけて描くだけ。書き出しはインクの色を楽しめ、中盤から徐々にペンの色味へと変化していく。グラデーションカラーは全306通りインクのカラーは、マイルドダークブルー、マイルドグリーン、マイルドゴールド、マイルドレモンイエロー、マイルドベビーピンク、マイルドコーラルピンク、マイルドブルー、マイルドラベンダー、マイルドブラウンの全9色。「マイルドライナー」との組み合わせにより、306通りの色の組み合わせを楽しめるのもポイントだ。【詳細】ゼブラ「マイルドライナーのもと」各935円発売日:2024年5月27日(月)販売店舗:全国の文取扱店カラー:マイルドダークブルー、マイルドグリーン、マイルドゴールド、マイルドレモンイエロー、マイルドベビーピンク、マイルドコーラルピンク、マイルドブルー、マイルドラベンダー、マイルドブラウン【問い合わせ先】ゼブラ お客様相談室TEL:0120-555335(平日9:00~17:00)
2024年04月27日BOYNEXTDOORが2024年4月15日に2nd EP『HOW?』をリリース。同日に開催されたメディアショーケースの模様をレポートします。超絶技法“セルフSped Up”も披露!【ペンになってもいいですか!?】vol. 201BOYNEXTDOORと言えばアーティストでもあるZICOが代表を務めるKOZエンターテインメントからデビューしたことで、当初から注目を集めていた。2023年5月にリリースした1st Single『WHO!』で初恋のときめきを、同年9月の1st EP『WHY..』では別れを歌った彼らが今回の2nd EP『HOW?』で表現するのは、“初恋3部作”の間のストーリー。恋に落ちた2人がなぜ別れを選択したのか、その謎が解き明かされるそう。RIWOOショーケースではタイトル曲「Earth, Wind & Fire」を初披露。「思いどおりにいかない恋のもどかしさをキッチュに表現した」(RIWOO)という言葉どおり、翻弄されてもがく様子がユニークな振り付けで表現されている。特に目を引くのが曲中、急激にテンポが速くなる“セルフSped Up”パート。Sped Upとは最近、YouTubeやTik Tokなどで流行している、楽曲を早送り再生するかのように歌うというもの。本来はもとからある楽曲をSped Upして楽しむものなのだが、これを彼らは自分たちの楽曲でセルフでやるというのが斬新だ。JAEHYUN今回の2nd EP『HOW?』について「恋と別れの間のさまざまな感情について語る作品になりました。初恋をテーマにしているので、初恋を経験した方なら誰もが共感できる話が多いと思います」とLEEHAN。また今回のEPを、ナチュラルなかっこよさを表すノームコア(ノーマル+ハードコア)にさらにキッチュをプラスした“キッチュコア”と表現。「キッチュと言うとおしゃれで真似できない、ちょっと距離感を感じる言葉ですが、僕たちはキッチュに加えて馴染み深いウィットをBOYNEXTDOORならではの感性で表現しました。このコンセプトが写真やミュージックビデオでもうまく表現できました」とWOONHAKも大満足。SUNGHOタイトル曲「Earth, Wind & Fire」の主人公は自信に満ち溢れていてかっこいい人だけど、恋だけはうまくいかない人物。そんな主人公のもどかしい気持ちを表現するために、メンバーそれぞれが歌詞を考えたそう。JAEHYUNは「映画『キングスマン』に着想を得て、(歌詞に)ジェントルさを取り入れました。例えば『Manners maketh man』(映画『キングスマン』に登場する有名なセリフ)や『僕の名に刻む3文字 “ジェン・トル・マン”』といった歌詞があるので、音源が出たらぜひこのパートにも注目して聴いていただきたいです」と歌詞のこだわりを解説。RIWOOのパートを書いたというTAESANは「RIWOOさんにしかできないパートを作りたいと思って、ダンスもボーカルもなんでもできる、かっこいいポップスターのイメージで歌詞を書きました。メンバーそれぞれが考えるカッコいい人をどのように表現したのか、歌詞に注目して聴いていただけたらより楽しんでもらえると思います」と語った。WOONHAK「Earth, Wind & Fire」のパフォーマンスで注目したいのは先のパフォーマンスでも見せた“セルフSped Up”パート。「最初にメンバーとこのパートを練習した時、はたしてこれはライブで可能なのかと思いました。このパートを完璧にするために、本当にいろんな努力をしましたが、練習でできないことはないということがわかりました(笑)。レコーディングをする前に、このパートをメンバー全員で一生懸命練習したので、むしろレコーディングをした時は簡単でした」とTAESANが言うと、JAEHYUNも「このパートは早く歌いながらも音程を正確に合わせなくてはいけないので、僕はピアノで一つ一つの音程を合わせながら練習しました」と、実際にステージ上でゆっくり歌った後、“セルフSped Up”のスピードに“早送り”してみせ、会場を驚かせた。LEEHAN“セルフSped Up”のパートだけでなく、曲全体のテンポが速く、それでいてダイナミックなパフォーマンスも魅力。WOONHAKは「テンポが速い上に振り付けが細かく刻まれているので、ディテールをたくさん練習しました。個々の動きだけではなく、細かく刻んだディテールにも注目してください」と細部に渡るこだわりを誇り、LEEHANは「“セルフSped Up”パートとパフォーマンスを音楽放送でライブでお見せしたら視聴者のみなさんにもきっと楽しんでいただけると思います。BOYNEXTDOORのチームワークも感じていただきたいです」と今後の活動への期待を語った。TAESANデビューから来月で1年を迎える彼ら。今回のアルバムでは自身の成長を実感したそう。RIWOOは「普段からステージを準備する時、細かいところまでパフォーマンス・ディレクターの先生と一つ一つ相談して決めるんですけど、今回は『RIWOOに合わせたほうがよりBOYNEXTDOORらしさが出る』と言って、信じて任せてくれました」、SUNGHOは「『Earth, Wind & Fire』の後半で“4段高音”を担当しています。どんな口の形で歌うのかによって難易度が変わってくるのですが、僕は練習する時もレコーディングする時もいろいろ研究して、そんな過程を経てより成長できたと思います」と語った。ショーケースでは収録曲「OUR」も初披露。この曲は2nd EP『HOW?』の1番目に収録されているトラックで、「ファーストトラックの曲らしく、初デートのときめきを表現しました。ステージでは爽やかで弾けるようなパフォーマンスを感じていただけるので、楽しんでください」とWOONHAK。そんな言葉どおり、初々しさを表現した弾むサウンドにメンバーのシングラップが重なり、青春ミュージカルのような表情も魅力。デビュー当初から独自のセンスと感性を見せてきたBOYNEXTDOORがさらに進化してカムバック。今後の活動にも注目したい。取材・文 尹 秀姫 (P)&(C) KOZ Entertainment.
2024年04月18日事務作業から子供の工作まで幅広く活躍する、のり。スティックタイプや液体タイプなど、さまざまなのりが売られていますよね。先日、100円ショップ『セリア』で『ペンのり』という見慣れない商品を発見したので、購入してみました!価格は税込み110円です。袋から取り出してみると、見た目は普通のボールペンのようです。早速、封筒の封をするのに『ペンのり』を使ってみたところ…。パッケージに『書くように塗るペン型のり』と記載がある通り、ペンで線を書くのと同じ要領でのりを塗ることができました!封をして1分ほど待つと、しっかりとくっ付いており、通常の液体のりに劣らない接着力にビックリ。速乾性もあるので、急いでいる時にも役立ちそうです。端だけに細く塗ることもできるので、無駄も少ないように感じました。細かい工作やクラフト作業にも活躍しそうですね。『ペンのり』の強度はどのくらい?『ペンのり』のパッケージには『強力』との記載もあったので、どれくらいの強度があるのかも試してみました。まずは小さく切った折り紙を2枚用意します。1枚は線を書くように『ペンのり』を塗り、ノートの左側に貼りました。もう1枚は、端と端に点を書くように『ペンのり』を塗り、ノートの右側に貼ります。それぞれ1分後に貼り付き具合を確かめたところ、ノートの紙が浮き上がるくらい強く引っ張っても、まったく剥がれません!点で塗っただけの折り紙のほうも、強く引っ張ったり、揺すったりしても剥がれなかったことに驚きです。『ペンのり』は、少量でもかなり強い接着力があることが分かりました。速く乾いて、しっかりと貼り付く『ペンのり』。筆箱やペン立てにもすっきりと収まるので、1本常備しておくときっと役立ちますよ。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2024年04月12日『anan』2390号のバックカバーに登場したZEROBASEONEが日本で初めてのファンコンサート『2024 ZEROBASEONE FAN-CON IN JAPAN』を開催。3月23、24日にKアリーナ横浜で3公演を行った。その最後のイベントの模様をレポートします。朝ごはんに牛丼を2杯食べたのは誰?待ちに待った初ファンコンサート!【ペンになってもいいですか!?】vol. 200会場が完全に真っ暗になった後、ステージに照明がつけられると、薄い膜がかかった向こうで3人、また3人と次々にシルエットが現れる。その最後、SUNG HAN BINの指が鳴らされると再び暗転し、日本デビュー曲「ゆらゆら -運命の花-」からファンコンサートはスタート。歌いだしからZHANG HAOは頭上に大きなハートを作り、愛嬌を振りまく。KIM JI WOONGがシャツをたくしあげ、見事な腹筋をちら見せすると、会場からは歓声を通り越した絶叫が響き渡った。続く「Take My Hand」では真っ赤なペンライトの光に照らされて9人の姿も赤に染まる。メロウな雰囲気だが速めのテンポに合わせたこの曲もダンスの難易度が高いが、見事なカル(キレの良い)群舞で会場を圧倒。そんな中でもZHANG HAOとSUNG HAN BINが目を合わせて、思わずという感じで微笑んでいたのが印象的。2曲を立て続けに披露し、そのパフォーマンスにどよめきが止まらない中、この日の司会を努めた古家正亨さんが登場。ここからファンコンサートならではのトークコーナーが繰り広げられた。3月20日の日本デビューシングルリリース、そして23、24日のファンコンサートと、日本での活動がいよいよ始まることについての感想を尋ねられて、リーダーのSUNG HAN BINは「ZEROBASEONEのメンバー全員、ファンコンサートの日を指折り数えて待ちながら一生懸命練習しました。もう最後の公演だなんて信じられないくらい、とても名残惜しいです」と心の底から残念そうな表情で語った。KIM JI WOONGも「みなさんと会うのはこれが最後ではないので、今日この夜を一緒に盛り上がって楽しみましょう!」と前向きなメッセージで会場を盛り上げた。ZHANG HAOSEOK MATTHEW前日の夜と当日の昼公演の2回をすでに経験して、印象に残ったことについては、「昨日の公演でステージの裏で待っている時に、みなさんが「ゆらゆら -運命の花-」を大合唱しているのが聞こえました。みなさんが僕たちを待っている間に、モニターにその様子が映っていたので、僕たちもステージの袖でその様子を撮っていました」と裏話を明かすと、会場からは喜びの歓声が上がった。この日のラストのステージが終わったら何を食べたいかと聞かれて、メンバーは口々にすき焼き、お寿司、一蘭のラーメン、しゃぶしゃぶ、テンジャンチゲ、お好み焼き、ゆずシャーベットと様々なメニューが上がる。そんな中、古家さんはRICKYが朝ごはんに牛丼を2杯も食べたことを明かした。SUNG HAN BINPARK GUN WOOK再びライブに戻ると、「ゆらゆら -運命の花-」の収録曲「Crush (Japanese ver.)」では重厚感とキレを増したパフォーマンスを見せる。カジュアルルックに着替えて歌われた「New Kidz on the Block」は弾けるリズムに合わせた振り付けが目を引く。観客のコールもますます大きくなり、会場は早くも大興奮。激しいパフォーマンスの後に水を飲むだけでも歓声が起き、そんなZEROSE(ZEROBASEONEのファンネーム)の反応にKIM TAE RAEは愛嬌を見せ、PARK GUN WOOKはビシッと敬礼ポーズ。SEOK MATTHEWはほっぺを丸くして、SUNG HAN BINは自己紹介でもチャームポイントとして挙げていた“もちもちおしり”のアピールに余念がなかった。HAN YU JINRICKY続いて行われたゲームコーナー「THE WAY TO ZEROSE MISSION BORAD GAME 君に届く瞬間」は、スクリーンに映し出された16個のキーワードに隠されたミッションをクリアし、そのミッションの難易度の分だけコマを進めて、ZEROSEに近づくことができるというもの。優勝チームにはバカンスチケットがプレゼントされるとあって、みんなやる気が漲っていた。まずは3つのチーム分けをすることになり、各チーム分けは下記のとおりに。ぐでたまチーム:PARK GUN WOOK、RICKY、SUNG HAN BINもちもちチーム:KIM TAE RAE、SEOK MATTHEW、KIM JI WOONG英雄チーム:ZHANG HAO、HAN YU JIN、KIM GYU VINぐでたまチームが最初に選んだ「Jelly Pop」のミッションは、60秒以内に2人が長い箸で1人にグミを食べさせるというもの。SUNG HAN BINは「僕はお腹がペコペコ」と言って食べる係に立候補し、センターステージで2人を待つことに。PARK GUN WOOKとRICKYが長い箸を器用に使って花道を早足で移動し、SUNG HAN BINの口にグミを運び込み、ミッションクリア!KIM GYU VINKIM JI WOONGKIM TAE RAE英雄チームの「君に届け」のミッションは、ZEROSEのために用意されたプレゼントをセンターステージから投げ入れるというもの。結果的にメンバー全員が参加して、腕の力だけで遠くまで飛ばすメンバーがいたり、キャノン砲を使うメンバーがいたり。「7階まで届け!」、「じゃあ僕は8階まで!」と対抗意識を燃やしながらも、メンバーも楽しそうにプレゼントを投げていた。ミッションはもちろんクリア。もちもちチームが選んだ「義理ゲーム」のミッションは、30秒以内に3人で腕立て伏せを30回。どのメンバーが何回やるかは自由とのことで、まずはSEOK MATTHEWからスタート。SEOK MATTHEWがものすごいハイスペースで腕立て伏せをする横で、いつ出番が来てもいいようにKIM JI WOONGが上着を脱いでスタンバイしていたのだが、SEOK MATTHEWはそのまま30回をやりきり、なんと1人でミッションクリア!これ以外にもくすぐりに耐えるミッションがあったり、早口言葉「隣の客はよく柿食う客だ」を外国語とは思えないスムーズさでクリアしてみたり、ZEROSEの応援を受けて楽しそうにゲームに興じていた。最後にはぐでたまチームが「Time machine」というキーワードを選び、「BOYS PLANET」でパフォーマンスした曲のランダムプレイに挑戦。「En Garde」がかかると、あっという間に3人とも振り付けを思い出して踊りだし、これにはZEROSEも大興奮。SUNG HAN BINの「一緒に!」の号令で、9人全員でもランダムプレイをすることに。今度は「Hot Summer」がかかると、すぐさま踊りだし、完璧なパフォーマンスを見せた。この結果、ゲームはぐでたまチームの優勝が決定。RICKYが「We Are The Champions」を歌い出し、見事バカンスチケットを手に入れた。3人で優勝コメントを言おうとするも、KIM JI WOONGがコメントを横取りし、HAN YU JINとKIM GYU VINはちゃっかり後ろに加わって、結局9人全員が1箇所に集まってゲームコーナーはエンド。しかし、「曲がまだ1つ残ってますよね」というSUNG HAN BINの言葉で、全員でメインステージへ移動しながら、「これは予定外なんだけど!?」、「最後だからね」と、「Over Me」も少しだけパフォーマンスすることに。ZEROBASEONEのファンサービスにZEROSEも大喜びだった。続くサプライズステージでは、客席からメンバーが登場。「MELTING POINT」を歌いながら通路を歩き、ファンとのコミュニケーションを楽しんだ。HAN YU JINとSEOK MATTHEWは肩を組みながら歩き、KIM GYU VINはファンとハイタッチ、KIM TAE RAEはファンといっしょに手でハートを作ったり、KIM JI WOONGは遠くのファンに手を伸ばしてハイタッチ!センターステージで歌われた「Kidz Zone」はスタンドマイクで客席を煽り、盛り上がりは最高潮に。Official髭男dismをカバーした「I LOVE…」のステージではメンバーが手を左右に振ると、客席のペンライトも揺れる。ラストはZHANG HAOのもとに全員集合して、「みなさん愛してる!」と愛を叫んだ。いよいよファンコンサートもクライマックスへ。その前に、メンバーからZEROSEに向けてメッセージが伝えられた。SEOK MATTHEWは「みなさんのパワーと応援、本当にありがとうございます。みなさんのおかげで僕たち毎日大変じゃないです。本当に楽しいです!」と絶賛勉強中の日本語を駆使してコメントを伝えると、HAN YU JINは「この続きは夢の中で、また会おうね」とZEROSEを夢に誘っていた。SUNG HAN BINは「ZEROSEの未来は僕が守ります」とヒーローのように言い切ると、PARK GUN WOOKは「僕たちZEROBASEONEもいつもみなさんのそばでがんばります」と力強く宣言した。ZHANG HAOは発言前からすでに目を潤ませながら、「みなさんのおかげで2日間本当に幸せでした」とコメント。KIM TAE RAEは「また会う日まで、みんな元気でいてください」と再会を約束した。KIM JI WOONGは「僕たちを愛してくれてありがとうございます。いつも元気で幸せでいてください」と言って、最後はZEROSEへの愛を叫んだ。RICKYは「すごくいい1日を過ごせてとっても幸せでした」と普段あまり聞けない大声でコメントすると、KIM GYU VINは「みなさんの毎日がこれからも日差しいっぱいの明るい日でありますように」と詩的な表現でZEROSEの幸せを願った。本編最後には、「ゆらゆら -運命の花-」を歌うと、会場にはMVでもおなじみのちょうちょをかたどった白い紙吹雪が舞い降り、アンコールではZEROBASEONEを輩出したグローバルボーイズグループデビュープロジェクト「BOYS PLANET」のシグナルソング「Here I Am」をパフォーマンス。続く「Jelly Pop」ではステージを心から楽しんでいる表情を見せた。ファンコンサートの本当の最後の曲、「Our Season」ではセンターステージの中心がリフトアップされ、回転しながらKアリーナという大きい会場をいっぱいに埋めたZEROSEのみんなをくまなく眺めていたのが印象的。途中、ZHANG HAOが泣き出してしまい、KIM GYU VINがその背中をさすってなだめる一幕も。メンバーの全員が会場を愛おしそうに眺め、手を降っていた。曲が終わり、メンバー全員が会場を背にして記念撮影。そうして「僕たちまた会うことを約束しましょう、321約束!」と、最後に歌った「Our Season」の歌詞にかけて、再会を約束したZEROBASEONE。最後まで「またすぐ会いたくなるよ」と名残惜しそうにしながらステージを後にした。写真 上山陽介 (C)WAKEONE / LAPONE Entertainment 取材・文 尹秀姫
2024年04月08日IUが12年ぶりに日本で公演をした、神奈川・横浜アリーナでの「2024 IU H.E.R. WORLD TOUR CONCERT IN YOKOHAMA」。3月24日(日)の様子をレポートします。見るたびに一目惚れする気分!IUの魅力が爆発したステージPhoto by Aaru Takahashi【ペンになってもいいですか!?】vol. 199IUが3月23日、24日に神奈川・横浜アリーナで「2024 IU H.E.R. WORLD TOUR CONCERT IN YOKOHAMA」を開催した。IUが日本で公演を行うのは12年ぶりのことで、ファンはもちろん、IUも公演中に「日本で公演するのは久しぶり」と言及するほど待望だった日本でのコンサート。当日は来場者全員にIUのお母様が用意してくれたプレゼントが配られ、スペシャルな公演となった。「2024 IU H.E.R. WORLD TOUR CONCERT IN YOKOHAMA」2日目の横浜は、あいにくの雨模様だったが、1曲目の「Holssi」が始まると、大型スクリーンには青空が広がった。ステージ中央のリフトが上がると、その中から淡い色のジーンズに同色のクロップド丈のカットソー、ラインストーンでデコられた白いヘッドフォンという出で立ちのIUが登場。今年2月にリリースしたばかりの最新ミニアルバム『The Winning』のダブルタイトル曲の1つでもある「Holssi」は、ふわふわと空中を漂うたんぽぽの綿毛をモチーフにした曲。そんなイメージどおり、IUもステージでゆらゆら揺れながら歌い、そんな彼女をキッズダンサーたちが囲んで賑やかに踊る様子が印象的。続く「Jam Jam」はジャムと砂糖と愛を並べたリフレインと甘くふわふわしたボーカルの裏に隠されたシニカルな歌詞がユニークな曲。真っ赤なペンライトがリズムに乗って揺れる中、IUもダンサーたちと共に軽やかに踊り、ラストには妖艶な投げキッスをしてみせた。Photo by Aaru Takahashi2曲が終わったところで、IUは「お久しぶりですね」と挨拶。前日の公演では早くも涙が出そうだったと語り、「だけど、泣きませんでした!今日もがんばってみます」とにっこり。「私の母からみなさんに差し上げるプレゼントです」と紹介したプレゼントの中身はIUのトレーディングカードとカードケース、アクリルキーホルダーのセット。ちなみにこの前の週に行われた韓国公演で配られた座布団より「原価が高いと聞きました」とIUが冗談めかして教えてくれた。日本公演初日を終えた前日、お母様に「今日の公演は感動的だった」と送ったところ、「10年ぶりに会いに来た昔の友だちを覚えていてくれてありがたいね」とエピソードを語ってくれた。今回のツアーは5つのテーマで構成されており、1つ目の「Hypnotic(催眠術をかけるような)」は冒頭の2曲以外にも「ご存知の方は一緒に歌ってください」というIUの言葉で始まった「Ah Puh」やステージの床に交通標識のようなデザインで歌詞が表示されるユニークなステージ「Bbibbi」など、ふわふわした曲が続く。「みなさんが私を見るたびに、一目惚れした気分になってほしいです」という願いから観客の記憶を消すために歌われた「Obliviate」では、ラテンのメロディに合わせたIUの豊かなハイトーンが会場を包み込んだ。Photo by Aaru Takahashi2つ目のテーマ「Energetic」に移るインターミッションでは、1人の少女がステージに現れ、まるで森の中を彷徨うような物語が展開された。灯りひとつを手に持ち、激しい雷雨にさらされた少女はやがて明るい森に出る。そこで見つけたのは、猫耳姿のIU。「Celebrity」は客席も一体となって横浜アリーナに大合唱の声が鳴り響いた。「次の曲はみなさんの練習の真価が問われる曲です」という紹介で始まった「Blueming」では、練習の成果なのかこれまでで一番大きく揃ったコールが響き渡り、IUも曲の合間に「上手!」とうれしそう。MCでは、12年前の日本での公演と比べて「当時は本当に静かだったんですよ。集中力が最高でした」と振り返り、「今はそれにプラスしてエネルギーが増しています。完全体になりました」と褒め称えた。このテーマの最後に歌われた「観客になるよ」は、IUにとって特別な意味を持つ曲だそう。「私にとって観客とは、私という人間を完成させてくれる大きな一欠片です。そのことに感謝して、私は小さな人間ではありますが、みなさんの人生のうちの小さな一欠片になりたくて、私もみなさんにとっての観客になりたいという想いを込めて、この歌詞を書きました」と、この曲に込めたメッセージを伝えてくれた。IUが手にペンライトを持ってこの曲を歌うのと同時に、スクリーンにはこの曲を一緒に歌う観客の姿が映し出され、まさにタイトルどおりIUが観客となる逆転現象を見せてくれた。Photo by Aaru Takahashi3つ目のテーマは「Romantic」。そんなテーマにぴったりの桜色のシフォンワンピースで登場し、キューバの首都の名前を冠した「Havana」で爽やかな風を吹き込んだ。実は2つ目と3つ目のテーマの間、スクリーンではIUが日本に到着した時の映像が流れていた。それは日本にやってきたIUのために用意した映像広告が街のビルの大型ビジョンに流れるのをIUが見守る様子を撮ったもので、この広告がとても感動的だったとIUは大興奮。「思えば、私の感動はここから始まったんだと思います。日本には本当に久しぶりにきたので、みなさんが私のことを忘れてしまっていたとしても、私は何も言えないですよね。でも、みなさんが私の曲を聴きにこんなに来てくれるだなんて、私一人だけが知らなかったんです。もしみなさんがずっと片想いだと思っていたなら申し訳ないです。でも、私たちは両想いです。私もたくさん愛してます」と、日本のファンに愛をアピール。「金曜日に会いましょう」では観客の見事な合唱に再び感動し、「他の歌手のコンサートに行くのは大丈夫だけど、この調子で(今日みたいに)一緒に歌うのは絶対ダメ。これだけは独占したい!約束して?」と、意外に独占欲が強い一面をのぞかせた。Photo by Aaru Takahashi4つ目のテーマ「Ecstatic」では真っ赤なドレスに着替えて、6thミニアルバム『The Winning』のダブルタイトル曲の1つ「Shopper」からスタート。これまではファルセットでの高音が多かったが、この曲ではIUの地声でのハイトーンが続く、華やかでありながら迫力も感じる曲。それだけに会場の雰囲気もより一層盛り上がり、クライマックスへ向けて熱気を帯びていく。静かなピアノの旋律と絵本の読み聞かせのようなボーカルで始まる「above the time」、そしてIUの原点と言える「You & I 」では時計の針を13年ほど前に戻し、当時を思わせるハイトーンを横浜アリーナに響かせた。Photo by Aaru TakahashiPhoto by Aaru Takahashiアンコール、この日5つ目のテーマは「Heroic」。「Shh..」、「23」、そして1曲目にも歌った「Holssi」までを歌い、感動のコンサートは終了かと思いきや、鳴り止まない拍手と客席の大合唱に応えて再びIUがステージに登場。ダブルアンコールでは、まさかの撮影OKとなり、「よく撮れたものだけSNSにアップしてくださいね」というIUのジョークの後、ドラマ「愛の不時着」から「Give You My Heart」をしっとりと聴かせてくれた。さらにIUも主演したドラマ「ドリーム・ハイ」のOST「Someday」など、ダブルアンコールではセットリストにはない予定外の曲を自由に歌うコーナーとして、観客の希望を尋ねる場面も。最後にはIUが作詞した「Epilogue」でIUのコンサートは終了。「幸せな時間でした」というメッセージと笑顔を残して、ステージを後にした。Photo by Aaru Takahashi取材・文 尹秀姫 写真・Aaru Takahashi
2024年03月29日韓国のサバイバル番組『R U Next?』で選抜された5人組ガールグループILLITが3月25日にデビュー!ソウルで開催されたデビュー記念メディアショーケースの様子をレポートします。日本人メンバーも!ENHYPENが所属する、BELIFT LAB初のガールグループ【ペンになってもいいですか!?】vol. 198ILLITは、HYBE LABELSのひとつであり、ENHYPENも所属するBELIFT LAB初のガールグループ。K-POP第5世代ガールグループとして、日本人メンバー2人を含む、YUNAH、MINJU、MOKA、WONHEE、IROHAで構成されている。スタイリッシュかつ高い音楽性、コンセプチュアルな世界観…と、リリースされるたびに多くの注目を浴びてきたLE SSERAFIMやNewJeansに続いて3番目のガールグループということで、デビュー前からたくさんの関心が寄せられていた彼女たち。ILLITは、自分の感情に正直に、目の前のことに最善を尽くし、好きな何かのために没頭して突き進むという、“私たちが眺める世の中”をリアル10代の感性で表現していくというコンセプトをもっているそう。サバイバル番組『R U Next?』で、グループ結成までの道のりを固唾を吞んで見守ってきたファンとしては待望の日となったこの日、メンバーもその瞬間を共に楽しみ、喜ぶようなフレッシュで伸び伸びとした姿が随所に光るショーケースとなった。ショーケースは、ソロのフォトセッションからスタート。リボンやバラがあしらわれた、ホワイトやペールピンクの衣装に身を包み登場した5人は、初お披露目ということで、どこか緊張した表情を浮かべつつも、愛らしい笑顔をカメラに向けていた。ハートを作ったり、タイトル曲「Magnetic」にちなみ、両手の人差し指と小指で、N極とS極がくっついたり離れたりする“磁石”をイメージしたキャッチーなポーズも披露!ソロ、グループフォトセッションを終え、続いてはグループとして最初の挨拶に。デビューの感想をMCから聞かれると、「小さい頃から、ダンスをして、歌を歌うことが大好きだったのですが、このようにILLITのメンバーとして舞台に立てて本当に幸せです」(YUNAH)YUNAH「ILLITのメンバーになってから、毎日を感謝しています。長年の練習生期間で、準備してきたものを披露できることが幸せです」(MINJU)MINJU「頑張って準備したので、今日ドキドキした気持ちでこの日を待っていました。5人の声で歌を聴かせることができて幸せです」(MOKA)MOKA「このメンバーと一緒にデビューすることができて感謝しています。初めてであるだけに、ドキドキした気持ちでこの場に立ちました」(WONHEE)WONHEE「デビューする日を待ちながら頑張りました。いよいよデビューすることができて、嬉しくてドキドキしています」(IROHA)IROHAときおりメンバー同士、眼差しを向けながら、感謝の気持ちと待ちに待ったデビューへの喜び、そしてこれからの活動への期待感に胸を膨らませる言葉を語ってくれた。ILLITというグループ名について聞かれると、「ILLITは、自主的で前向きな意思を持っている“I WILL”と、特別な何かを意味する代名詞“IT”を合わせた名前です」とYUNAH。“IT”と“WILL”ふたつの単語の中に入る動詞によって、“何でもできる”という大きな可能性に溢れたグループ名とのこと。そしてそれと同時に、“これから彼女たちはどんなふうになっていくのだろう?”と期待を思わずしたくなるような名前だ。続いて、ILLITのアイデンティティをイメージしたコンセプトムービーが流れた後、デビューミニアルバム『SUPER REAL ME』のタイトル曲「Magnetic」のMVが公開。MVでは、ミニアルバムを通じて語られる“私の本当の物語が最高の物語である”というメッセージを、幻想的に、そしてドラマティックに描く。リアルな10代のときめきや衝動に溢れ、軽やかな中に、“私”としての芯がチラリと覗く。「Magnetic」は、好きな人に強く惹かれる心情を“大きな磁石になったよう”と表し、クセになるフレーズとリズミカルなメロディーが印象的な一曲。そんなMVの興奮冷めやらぬまま初披露となった「Magnetic」のステージでは、ギャザーがたっぷり入ったミニワンピースや、ショッキングピンクとハートのプリントが目を惹くコーディネートなど、ピンクがポイントになったスーパーキュートな衣装で登場!腕を絡めて並んだり、手を繋いでダンスをしたり、区間ごとに各々ポーズや表情を変えたりと、ポップでキラキラとしていて、“今この瞬間を全力で楽しむ”というマインドが多くのモーメントで伝わってきた。秒を重ねる度に繰り出されるハツラツとした表情やダンスから放たれるのは、物おじしない、伸び伸びとした超ポジティブなガールパワー!この曲は、バン・シヒョク統括プロデューサーと共に、10代のプロデューサーが参加することで、よりリアルな10代の感性を溶け込ませているとのこと。また、磁石のポーズのほかに、好きなものに浮かれて飛び跳ねる姿を表現した“ブンバンダンス”は、実際にメンバーが遊んでいる様子を元に作られたそう。どこに飛んでいくか読めない、スーパーボールのように弾む心の動きを表していて、とにかくハッピーな瞬間が満載!随所にちりばめられた、“SUPER REAL ME”な要素を探すのも楽しい。続いて披露されたのは、ミニアルバム1曲目に収録された「My World」。神秘的でユニークなリズムのイントロから始まり、水の中で心地よくたゆたいながらリズムに乗り、ILLITの世界に没入していく、そんな中毒性のある曲だ。会場ではシャボン玉が舞うという、ファンタジックな演出も!メディアによる質疑応答では、サバイバル番組『R U Next?』後、成長した部分や今後の目標についての質問が。「『R U Next?』のときは、練習生になって間もなかったので経験を学ぶときでした。なので、ぎこちなくて照れたりする部分も多かったです。でもデビュー組になって、メンバーたちと6か月間練習しながらチームワークを高めることができて、自ら練習する方法を学ぶことができました。その過程で自信がついて、見せたい部分が多くなりました」(WONHEE)メンバーとの絆を深めながらもデビューを果たしたILLIT。大きな目標のひとつは、音楽番組の1位を「Magnetic」で取ること、さらに今年の新人賞を獲得することだそう。そして、「5世代ガールグループといえばILLITだと言われるような、愛されるグループになりたい」(IROHA)と率直で熱い思いをキラキラした目で語ってくれた。ショーケースを通して、印象的だったのは、フォトセッションでは緊張した表情を浮かべていた彼女たちが、ステージでは、とにかく楽しそうに堂々とパフォーマンスをしていたこと。「チームの魅力は、どんな瞬間でも没頭すること。舞台を楽しむ姿、舞台の外でも、没頭しながら遊ぶ。そんなありのままの姿を見せたいです」(MINJU)と言っていたように、等身大でリアルな姿をたくさん見せてくれるのだろうと感じさせる、これからのグループの未来へのときめきに溢れたステージだった。早くも5月には日本でのイベント参加が決まり、日本のファンとも会う機会が増えるILLIT。次はどんな彼女たちに出会えるのか、期待せずにはいられない。(P)&(C) BELIFT LAB Inc.
2024年03月27日TOMORROW X TOGETHERが3月8日、東京ガーデンシアターにて初のファンライブ『2024 TXT FANLIVE PRESENT X TOGETHER JAPAN EDITION』を開催した。ドレスコードありの日本初ファンライブ!【ペンになってもいいですか!?】vol. 196スクリーンでカウントダウンが始まり、「MOA(ファンの名称)のみなさん!」というメンバーのシャウトが聞こえると、MOAでぎっしり埋まった客席からメンバーが登場!ファンソングである「MOA Diary(Dubaddu Wari Wari)」を歌いながら、MOAと目を合わせたりハイタッチしながら会場を歩き、ファンライブならではの距離の近さでスペシャルなライブがスタートした。今回の『2024 TXT FANLIVE PRESENT X TOGETHER JAPAN EDITION』は、2年前に開催された「2022 TOMORROW X TOGETHER FANLIVE MOA X TOGETHER」以来、そして日本では初めてのファンライブということで、メンバーもうれしそう。「MOAのみなさん、お待たせしました!」とYEONJUNが言うと、客席からは大きな歓声が。「MOAと同じくらい、僕たちもこの時間を待っていました。MOAにもっと早く、もっと近くで会いたくて、客席から登場してみました」と、BEOMGYUはこの後もサプライズを仕掛けていることを予告。ちなみにこの日はドレスコードは“ホワイト”。ちゃんとドレスコードを守って会場にやってきたMOAにHUENINGKAIは「MOAマジ天使―!」と喜びを爆発させた。SOOBINこの日の司会を務める古家正亨さんがステージに登場。ドレスコードを守って白いハイネックに白いジャケットを着用した古家さんに、TAEHYUNも思わずサムズアップ。ここからはメンバーも着席して、「よりアットホームな雰囲気で」(HUENINGKAI)ファンライブならではのトークコーナーが設けられた。「5YEARS with MOA」というタイトルで始まったコーナーでは、この5年を振り返りつつメンバーがテーマトークを準備。SOOBINが用意したキーワードは「POWER OF LOVE」。MOAとともにした5年は愛の力そのもの、「愛は目に見えないけど、MOAはその存在だけで見えないものを見せてくれる奇跡の存在」と表現した。特にサイン会などで韓国語のメッセージを準備してくれるMOAの存在を挙げ、「僕のために時間を割いて韓国語を準備してくれるMOAが愛らしい」と感激した様子で語った。自分も日本語の勉強をしているけれどなかなか上達しなくて…と謙遜しつつも、最後には日本語でMOAに「僕に愛を教えてくれてありがとうございます」と感動的なメッセージを届けてくれた。YEONJUNHUENINGKAIが用意したのは日本語で書かれた絵日記。日本でデビューショーケースをした日の気持ちが書かれた日記で、当時の感情を思い出しながら文章を読み上げると、会場からはあたたかな笑い声と拍手が起こった。SOOBINが「あの日は日本のデビューショーケースなのにたくさんのMOAが来てくれて感動しました」というと、TAEHYUNも「あの時は日本語で話すのも緊張して、ステージでパフォーマンスするよりも緊張してた。今もです」と告白。YEONJUNは「MOMENT OF US」というキーワードで、これまでの活動の中で撮影してきたメンバーとの写真や動画を公開。「Happy Fools」の振り付けをメンバーに教える様子の写真を見ながら、会場のMOAとともに一緒に踊ることになり、やってみるもののなぜか何度も間違えるYEONJUNという珍しい姿が見られたのもファンライブならでは。TAEHYUNは「僕の作業日誌」と題して、作業室で過ごす最近の自分の姿を映像に撮ってMOAに見せてくれた。「ずいぶんカメラを意識してたね」とHUENINGKAIが茶化すと、TAEHYUNは「コンセプトです」とにっこり。BEOMGYUは「Beomedio」のパーソナリティとして椅子から立ち上がると、ラジオ番組の公開放送をすることに。あらかじめ募集したMOAからの日本語のおたよりを読み上げると、送られてきたテーマでトークを繰り広げたり、メンバーでその解決法を探したり、メンバー全員がラジオDJのよう。BEOMGYU「4 Seasons with MOA」では夏の「Our Summer」にはじまり秋の「5時53分の空で見つけた君と僕」、冬の「Ito」があって、最後には春の「CROWN【Japanese Ver】 」で見事に四季を表現してみせた。ソロステージでは、BEOMGYUがADOYの「Wonder」をエレキギターの演奏を交えて歌い上げ、SOOBINはRAINの「さよならの代わりに」ではつらつとしたパフォーマンスを披露。HUENINGKAIは「MOAのみなさん、叫べ!」と会場後方から登場すると、アヴリル・ラヴィーンの「Sk8er Boi」を歌いながら客席を歩き、MOAと手を合わせるサービス精神旺盛なステージを見せた。TAEHYUNはブルーノ・マーズの「Finesse」で普段とは違ったジャンルのボーカルとダンスでMOAを魅了。YEONJUNは「The 38th Golden Disc Awards」でも披露したTAEMINの「Guilty」を再びカバーし、最後の最後まで気迫と美しさを具現化したようなパフォーマンスで会場を圧倒した。TEHYUNメンバーそれぞれの個性あふれるステージの後には、MOAの考えを予想して対決するクイズコーナーへ。各メンバーに対してMOAが抱いているイメージがわかるクイズの数々に加えて、新しい学校のリーダーズの振り付けをSOOBIN、YEONJUN、HUENINGKAIの3人がカバーしてみたり、BEOMGYUに「ちゅきちゅき」と言わせてみたり、日本のファンライブならではのシーンが続く。最後の質問「MOAがTOMORROW X TOGETHERに望むこと」のMOAの回答は「TOMORROW X TOGETHERの幸せが私達の幸せ。いつも幸せでいて」。これに対してTAEHYUNは「MOAの幸せが僕たちの幸せ、いつも幸せでいて」とMOAの回答を逆にした粋なコメントでMOAへの愛を表現した。HUENINGKAI続くクイズコーナーは応援合戦。まずメンバーが会場のそれぞれの区域に行くことに。TAEHYUNが4階、BEOMGYUが5階、YEONJUNが3階、HUENINGKAIとSOOBINはアリーナを選び、歓声の大きさで得点が与えられるというもの。メンバーがそれぞれの区域に到着すると、それまでメンバーを遠くから見るしかなかった2階以上のMOAたちは大興奮!ジャッジを任された古家さんもどの区域の応援が大きかったか悩みに悩んで、優勝はTAEHYUNに決定。ちなみにこの後、上位のTAEHYUNとSOOBINによる優勝決定戦が行われ、勝ち残ったSOOBINにステージの衣装コンセプトを決める権限が与えられた。そのコンセプトは、「ある日、就活生が入ってきた(feat.TXTの面接衣装)」というもの。ある日、自分が働いている会社にTOMORROW X TOGETHERが面接にやってきたらというストーリーで、メンバーそれぞれが面接コーデを用意したんだとか。この衣装はその後の「Chasing That Feeling」でお披露目されたが、中には面接用とは到底思えない衣装のメンバーも。その後も「紫陽花のような恋」、「Happily Ever After」「FORCE」と歌もたっぷり聞かせてくれたTOMORROW X TOGETHER。今年でデビュー5周年を迎えた彼らのMOAへの想いが詰まったファンライブはこうして幕を閉じた。(P)&(C) BIGHIT MUSICRepublic Records取材・文 尹 秀姫
2024年03月13日ATEEZが2月28日に日本3rdシングル「NOT OKAY」をリリース。そのショーケースが六本木ヒルズアリーナで開催された。当日は急に冬に戻ったかのような肌寒さ。ファンが厚着して待機する中、赤に黒の薄手の衣装をまとったATEEZのメンバーたちが登場!今回のシングルのカップリング曲「Days」をスタンドマイクで歌い上げた。「BE:FIRSTとまた一緒にコラボしたいです」日本での活動にも期待!【ペンになってもいいですか!?】vol. 195この「Days」についてSANが「この曲の歌詞は僕たちがATINY(ATEEZのファンの名称)に言いたいことです。とても愛しています」と真摯に伝えると、YEOSANGも「僕が一番好きなのはATINYです」と告白。客席からは喜びの声が沸き起こった。HONGJOONGは「今まで一緒に過ごしてきた時間の分だけ、これからも毎日一緒にいたいという思いを込めた曲です」と歌詞の内容を伝えてくれた。WOOYOUNGは「初めて聴いた時、日本のATINYのみなさんも気に入ってくれる曲だろうと思いました」と自信を覗かせつつ、「個人的には、今まで出してきた“ファー”っという感じの曲の中で一番いい曲だと思います」と独特の表現でお気に入りの曲であることをアピール。HONGJOONG(ホンジュン)SEONGHWA(ソンファ)YUNHO(ユンホ)YEOSANG(ヨサン)SAN(サン)MINGI(ミンギ)WOOYOUNG(ウヨン)JONGHO(ジョンホ)「NOT OKAY」のMV撮影で印象的だった出来事を尋ねられると、SANは「トッポッキとスンデがおいしかった」とケータリングがおいしかったことを明かし、ATINYを笑わせた。振り付けについてはSEONGHWAが「気を集めて、それを投げるような振り付けがポイント」と実際にステージの上でやって見せる。YUNHOはMINGIの最後のパートがポイントだと紹介すると、MINGIも立ち上がってサービス精神たっぷりに踊って見せてくれた。この日は本当に寒くて、じっと座って話すことに耐えられなくなったのか、MINGIが突如立ち上がるというハプニングも。「寒くて…」と凍えそうな表情を見せるも、メンバーに口々に「座ってください」とたしなめられ、笑いながら座り直した一方で、HONGJOONGは会場のATINYを「寒くない?大丈夫?」と気遣っていた。そんなATEEZの賑やかで仲のいいやりとりに、会場のATINYたちもほっこり。そして今年、K-POPボーイズグループとして初めてコーチェラ・フェスティバルに招聘されたATEEZ。「ATEEZらしい舞台にするので期待してください」とSANが真面目に答える一方で、司会の古家正亨さんからボーカルに期待していると言われたJONGHOは「はーい」と明るい返事。MINGIは今回、同じくコーチェラに参加するYOASOBIといつかコラボしてみたいと明かすと、WOOYOUNGは昨年12月に「D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA」で共演したBE:FIRSTのファンになったと告白。「また一緒にコラボしたいです」とラブコールを送った。パフォーマンスに向かう前に、イベントに来場したファンに向けて挨拶をすることに。SEONGHWAが「ありがトンファ」とはにかみながら挨拶すると、続くSANも「おつかれサン」、YEOSANGは「おはヨサン」、WOOYOUNGは「ありがとウヨン」、JONGHOは「愛してるジョン」と続き、HONGJOONGも「愛してるホン」と締めくくった。最後にはMINGIがいつもの「おやすミンギ」をATINYとともにコール&レスポンス。最後は最新曲「NOT OKAY」のパフォーマンスでショーケースは終了した。短い時間の中でも一切手を抜かない全力のパフォーマンスに真面目でありながら軽妙なトーク、そしてATEEZらしい自由な雰囲気と仲のよさが感じられる見どころ満載のイベントだった。©KQ Entertainment取材・文 尹 秀姫 写真・©KQ Entertainment
2024年03月09日SEVENTEENを輩出したPLEDIS Entertainmentから9年ぶりにデビューしたボーイグループ、TWSが初来日。1月22日に1st Mini Album7「SparklingBlue」でデビューしたばかりの彼らが、六本木ヒルズアリーナでたくさんのファンとマスコミの前でパフォーマンスを初披露した。トークでは全員マイクを両手持ちして、話すメンバーは一歩前へ。時には通訳さんの言葉の間に内容をジェスチャーで伝えるおちゃめな一面を見せつつ、コメントが終わると必ず深々とお辞儀。そんな初々しさあふれるショーケースをレポートします!清涼感と礼儀正しさと!歓声が上がるショーケースの模様をレポ左から、SHINYU、KYUNGMIN、DOHOON、HANJIN、JIHOON、YOUNGJAE【ペンになってもいいですか!?】vol. 194TWSは1月22日に韓国でデビューしたばかりの6人組ボーイグループ。デビューアルバム『Sparkling Blue』からすでに注目度満点で、韓国ではハントチャートのフィジカルアルバムの週間チャート1位を記録。日本でもオリコン週間アルバムランキングで3位、オリコン週間アルバムランキングには3週連続で10位圏内にランクインするなど、韓国のみならず日本でも早くも人気が加速している。韓国のショーケースでは緊張を隠せない初々しい姿が印象的だった彼ら。この日もステージに登場して挨拶を済ませるまでは緊張気味に見えたけれど、客席の前で行われたフォトセッションでは客席のファンからのあたたかい声援を受けてはにかむ表情も見せ、気持ちがほぐれた様子。この日、司会を務めた古家正亨さんからの問いかけにも元気よく「はい!」と答えて、「爽やかすぎる!」と絶賛を受けた。マスコミからの質疑応答では、デビューから1か月が経っての変化について問われ、「たくさんのことが変わりました。毎日のように新しいことを体験したり挑戦をすることが多くなりました。一番大きな変化は、こうしてファンのみなさんに直接お会いできるようになったことで、とても幸せです」とJIHOON(ジフン)。「こうして日本で初めてパフォーマンスするために来日しましたが、毎日ドキドキして幸せです」と続け、最後には深々とお辞儀。ロールモデルはSEVENTEENという話で、DOHOON(ドフン)からは「僕たち6人のメンバー全員、SEVENTEEN先輩を見て夢を育んできました。SEVENTEEN先輩が音楽を通してポジティブで善良な影響を与えていらっしゃる姿を見て感動をもらいました。TWSもまたいい影響を与えられるグループになるためにがんばります」と決意を新たにした。日本に来て楽しかったこと、行ってみたい場所についてはKYUNGMIN(ギョンミン)が「景色のいい場所に行って癒やされたいですし、兄さんたちと遊園地にも行ってみたいです。繁華街でショッピングもしたいし、兄さんたちとおいしいものも食べたいです」と、やりたいことがたくさんある様子。日本でショーケースを迎えた気持ちについては、「まず日本でショーケースができることになって本当にうれしいです。楽しみでもあるし緊張もしていますが、ファンのみなさんに喜んでいただくためにたくさん練習してきたので、楽しんでいただけたらうれしいです」とYOUNGJAE(ヨンジェ)。続けて、「ポジティブで明るいエネルギーを伝えられるグループになりたいです。これから一生懸命がんばりますので、これからもたくさんの愛と関心をお願いします!」とさわやかにアピール。SEVENTEENからどんなアドバイスをもらったか尋ねられると、SHINYU(シンユ)は「SEVENTEEN先輩は練習室によく顔を出してくれて、ステージとグループについてたくさんのいいアドバイスをしてくれて、とてもためになりました。常に心も体も健康を保って、そしてケガをしないようにという言葉が一番印象に残っています。『メンバーは一生ものの友人だから、たくさんケンカしてたくさん話し合うことで長く続いていくんだよ』と、本当に骨となり肉となるアドバイスをたくさんしてくれました」と、先輩からいいアドバイスをたくさんしてもらっている様子。DOHOONは「SEVENTEEN先輩はいいアドバイスもたくさんしてくださるんですけど、おいしいものもたくさんおごってくれるんです」とにっこり。「先輩のおかげで体も心も健康に練習できました。ありがとうございました!」と感謝を伝えた。HANJIN(ハンジン)は「肉!」と日本語でひとこと言い切った後、「牛肉もごちそうしてくれました」と付け加えて会場の笑いを誘った。この後は1st Mini Album「SparklingBlue」のタイトル曲「plot twist」とデビューに先駆けて先行公開された「Oh Mymy : 7s」の2曲を披露。「plot twist」は直前にステージの撮影OKと知らされ、客席は大興奮に。弾むストリングスのクラシカルなイントロから爽やかなメロディへとつながる「plot twist」では、デビューから間もないにも関わらず余裕のパフォーマンスで会場を魅了。「Oh Mymy : 7s」では全速力で走るような振り付けなど、ユニークなダンスは先輩譲り。客席のファンからの大きなコールもメンバーを後押しした。デビューについてあらためてお祝いされて、JIHOONは「TWSのショーケースに来てくださって本当にありがとうございます!今日みなさんにお会いできて本当にうれしいです。これからかっこいいパフォーマンスをたくさんお見せします」と完璧な日本語でアピール。ちなみに日本語についてはメンバー全員が勉強をしているそう。「デビュー前からたくさんの関心を寄せていただいて本当にありがとうございます。先輩の素晴らしいキャリア、汗と努力のおかげで僕たちにもこれだけの関心を寄せていただいているんだとよくわかっています。それだけに、責任感をもって一生懸命努力していきます」と続けた。1st Mini Album「SparklingBlue」については、「アルバムタイトルどおり、みずみずしくて初々しい、清涼感を詰め込んだアルバムです。初めて出会った時のときめきと、自然で正直な気持ちを込めたアルバムです」とYOUNGJAE。アルバムに収録されている全5曲のうち、推し曲について尋ねられると、SHINYUはタイトル曲の「plot twist」を挙げて、「誰もが初めての出会いの前にはドキドキしますし、緊張もしますよね。実際、僕もショーケースの前にすごく緊張したしワクワクしました。『plot twist』はワクワクと緊張感を同時にもちながら、これから時間を共にする期待感で緊張を克服していくストーリーを盛り込んだ曲です」と歌詞についても解説してくれた。KYUNGMINも「plot twist」をセレクト。「この曲のMVはさわやかな学園もののコンセプトで、新学期のときめきを込めたMVになっています。学校の教室や講堂、バスケットコートや屋上など、学校のさまざまな場所で撮影して、6人の少年の初々しいエネルギーを感じていただくことができると思います」と推薦理由を語った。DOHOONが選んだのは「BFF」。「この曲は“会えばあまりにも楽しい間柄”を表現した曲で、まさに今日こうしてみなさんと出会って楽しさと幸せを感じているように、僕たちの仲のいい友人のようなテンションをお見せできる曲だと思います」と紹介。HANJINは先ほどパフォーマンスした「Oh Mymy : 7s」を挙げて、「僕たちの自信たっぷりな姿と、パワフルなパフォーマンスをお見せできる曲です」と自信を覗かせた。JIHOONが選んだのも「plot twist」。「今までたくさんのみなさんの前で一番多くパフォーマンスしてきた曲でもありますし、僕たちに音楽番組1位というありがたくも特別な思い出を作ってくれた曲だからです。だから僕たちがこの曲をパフォーマンスする時はメンバー同士、おたがいのエネルギーがあふれているんだと思います」と初めての活動を振り返った。YOUNGJAEは「Oh Mymy : 7s」をおすすめ。選曲理由は「7秒で僕の魅力を全部伝えるという曲で、それだけに視線を引き付けるようなエネルギーあふれる華やかなパフォーマンスの曲だから」だそうで、「最初から最後まで休むことなく構成されたカル群舞が多くの人に刺激を与える曲だと思います」とTWSのパフォーマンスに対する自信を感じさせた。KYUNGMINとDOHOONは日本で食べたいものがあるそうで、KYUNGMINは牛肉を焼いたものが食べたいとアピール。DOHOONは「コンビニで買ったチョコパンがおいしかったです。以前から油そばが食べてみたかったんですが、今回食べてみました。おいしかったです」と笑顔を見せた。今回の来日で覚えた日本語について聞かれると、「挨拶します」と答えたSHINYU。その理由は「リーダーとしてメンバーのみんなを紹介する時、まっさきに使う言葉なので」だそう。KYUNGMINはおいしいものを食べた時によく使うという「おいしい!」、DOHOONは日本語の授業で覚えた「バタバタする」を挙げた。「ありがとうございます」を挙げたHANJINは、「僕は感謝の気持ちを伝えたいので」とはにかみながら答えていた。SHIYUNは「大好き!」と大きく叫んで会場からは黄色い声援が飛び、「ワクワクする」を挙げたYOUNGJAEは「今日もワクワクしています」と気持ちを伝えてくれた。最後にはステージに机が運び込まれて、「BFF」のパフォーマンスへ。踊りながら机を動かし、時には机の上に乗ってダンスするダイナミックなパフォーマンスは見応え充分。トークでは初々しくかわいらしい姿で、パフォーマンスでは迫力満点の魅力を見せたTWSの初来日ショーケースは今後の活動への期待をさらに高めてくれた。(P)&(C) PLEDIS Entertainment取材・文 尹 秀姫 写真・(P)&(C) PLEDIS Entertainment
2024年03月07日子供のいる家庭では、新年度のタイミングに持ち物への記名作業が始まります。油性ペン使用時によくある『インクが手に付いて落とせない問題』に、多くの親たちが直面するでしょう…。手に付いた油性ペンはゴシゴシ洗っても取れず、数日経っても指紋の隙間に残ることもあります。そんなストレスから解放されるような簡単な落とし方が、オフィス用品通販サイト『たのめーる』で紹介されていました。ティーバッグの出がらしにも汚れを落とす力があるよ。油性ペンが手についてしまったら、お茶でも飲んで一息ついてから、そのティーバックで消したらどうかな?面白いからやってみてね!【たのくんルーム】ーより引用半信半疑ではありますが…筆者が身体を張って実験してみます!ティーバッグで油性ペンのインクを落とす方法早速お茶を入れ、まずはホッとひと息。今回は緑茶のティーバッグを使用します。今回は分かりやすいよう、愛用の油性ペンで星マークを書きました。油性ペンで書いた星の上に、ティーバッグを当ててみましょう。火傷をしないよう、ティーバッグは十分に冷ましてから使ってください。今回はお茶を飲んでいるうちに、ティーバッグは適度に冷めていました。手にあてるとほんのり温かく、よい香りがしてホッとします。果たして、本当にインクは落ちるのでしょうか。ティーバッグを2往復ほどゴシゴシした後に外してみると…。さっぱりきれいに落とすことができました!思わず、「学校で教えてよ」といいたくなるほど感動です。新学期、これまでより気楽に油性ペンで子供の名前書きができそうです。みなさんも手に油性ペンが付いてしまった時は、試してみてくださいね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2024年03月06日SHINeeが6年ぶりに東京ドームのステージに立った。2023年9月30日にさいたまスーパーアリーナからスタートしたアリーナツアー「SHINee WORLD VI [PERFECT ILLUMINATION]」のファイナルとして2月24、25日に開催された「SHINee WORLD VI [PERFECT ILLUMINATION] JAPAN FINAL LIVE in TOKYO DOME」の2日目の模様をレポートします。涙が胸が熱くてたまらない!SHINee WORLD冥利に尽きる最高のステージ撮影・石井亜希(田中聖太郎写真事務所)【ペンになってもいいですか!?】vol. 193開演時間より少し前から東京ドーム内は徐々に暗くなり、気づけば会場はSHINeeを象徴するパールアクアグリーン一色に染まる。いよいよコンサートが始まる期待で歓声が大きくなる中、ステージのメインスクリーンのど真ん中に光のラインが3本、さらに上手・下手に据えられたスクリーンにもそれぞれ1本ずつ、計5本の光の柱が現れると、次第に1つにまとまって、その光の中では5人が踊るシルエットが。その意味に気付いた会場のSHINee WORLD(SHINeeのファンの名称)は大興奮。嵐のように激しいストリングスがかき鳴らされるメロディに合わせるようにステージ上のスロープが徐々に降ろされ、その中からKEY、MINHO、TAEMINの3人が登場!「東京のみなさん、本当に会いたかった!今日楽しむ準備はOKですか?」とTAEMINが問いかけると、会場の歓声はひときわ大きくなる。そして「SHINee’s back」の声が響くと、SHINee WORLDも一斉に「SHINee’s back」と叫んではじまったのは「Clue+Sherlock(Japanese ver.)」。TAEMINがハイトーンでジャジーなアレンジを入れていくなど、コンサートのはじまりから気合は十分。まさに東京ドームにSHINeeが帰ってきたことを宣言するかのような1曲目に続いて、「もっともっと盛り上がって!」とKEYが叫んで「Picasso」へ。会場中にレーザー光線が乱反射する華やかなステージの後は、「Stranger」でTAEMINがすさまじいロングトーンを響かせる。「Dream Girl」まで、6曲続けてノンストップで駆け抜けた。撮影・金谷龍之介(田中聖太郎写真事務所)MINHOが「SHINee、ただいま!」と絶叫すると、会場のSHINee WORLDも「おかえり」と大合唱。あたたかい雰囲気の中、3人は以前に東京ドームに立った時のことを振り返る。KEYが「東京ドームは6年ぶり。2018年7月のファンミが最後のドーム公演で、(それから)いろんなことがありましたけど、ついに東京ドームでみなさんに会うことができました!」と喜びを爆発させた。今回のドーム公演は、昨年9月からスタートしたアリーナツアーのファイナルでもある。「アリーナツアーに来た方?」とKEYが問いかけると、客席からたくさんの手が上がる中、なぜかMINHOも「SHINeeも、もちろん」と手を挙げる。TAEMINは「あらためてこうして東京ドームのステージに立ててうれしいですし、実は僕たち最初(前日)の公演、けっこう泣いたじゃないですか」と苦笑して、「僕は泣かなかったですけど!」と言い訳。「それくらい、僕たちが目指していた、(みんなに)会いたかった瞬間でしたよね」と前日の公演を振り返った。撮影・田中聖太郎「Picasso」は、「振り付けを90%くらい忘れちゃってたけど」(KEY)、「僕は99%忘れてた」(MINHO)と語ったくらい久しぶりの曲。この曲を一生懸命練習したというホールツアー当時を振り返り、「微妙なピンクと微妙なグレーの衣装を着てた」というKEYの言葉に会場からは笑いが起きた。MINHOのボーカルから始まった「Good Evening」では花道の先でファンにハートを飛ばしたり、TAEMINの「楽しい曲です!」という紹介どおり、楽しいパフォーマンスに。ラストはMINHOのほっぺにKEYとTAEMINがハートを作り、MINHOは両手で指ハートを作ってにっこり。ダンサーによるパフォーマンスの後には、衣装を着替えて「HARD」へ。印象的なドラムとギターのロックサウンドに大勢のダンサーを従えてのパフォーマンスが映える。「Body Rhythm」ではMINHOがジャケットを脱ぎ捨て、タンクトップにハーネスという刺激的な衣装を見せると、会場からは絶叫に近い歓声が。メインステージの前方がアリーナ席上空を通過して移動するムービングステージを使ってセンターステージまで移動し、「JUICE」まで怒涛のパフォーマンス。激しいダンスの連続に、最後にはさすがにマイクが息の音を拾うほどだったが、すぐに持ち直してトークへ。撮影・石井亜希(田中聖太郎写真事務所)トークの話題はメンバーの最近の活動について。KEYは1月にコンサート(「2024 KEYLAND ON : AND ON」)、MINHOはファンコンサート(「2024 BEST CHOI’s MINHO FAN-CON Multi-Chase」)があったことを報告し、MINHOが「ファンコンの時、KEYくんは連絡してくれたのに、なんでTAEMINは連絡してくれなかったの?」と聞くと、TAEMINは「祈りました」と意味深な笑顔を見せる一幕が。MINHOはドラマの撮影も無事に終了したそうで、5月くらいに韓国で放送されると告知していた。TAEMINは3月に日本武道館で3日間、ソロコンサートをやるとあらためて報告し、「武道館といえば初めてコンサートした場所なので意味があるし、みなさんの前で素敵なステージを見せるためにがんばっているので、期待してください」とにっこり。「3日間の公演は大丈夫?」とKEYに心配されると、「正直に言うとちょっと心配です」とTAEMIN。「2日やっても背中とか腰が痛いのに(笑)。僕、(振り付けで)長い間背中を反ることが多いので、そうすると目の周りに血管が出て赤くなる」と言うと、2人は「バレてない、バレてない」と励ましていた。KEYは6月と7月に何かあるかも、と期待を煽った。撮影・石井亜希(田中聖太郎写真事務所)その後もおしゃべりは止まらず、リハの合間に買い物をしてMINHOがTAEMINにプレゼントをした話などで収集がつかなくなったところで、「次はSHINeeで一番パワフルな曲です」という紹介から「Everybody」へ。2人がTAEMINの腕を引っ張り上げるようにして始まったこの曲はSHINeeにとってもSHINee WORLDにとっても思い出がありすぎる曲。3人の背中を後押しするような歓声が会場をいっぱいに満たし、その勢いのままに続けた「LUCIFER」では会場のコールの音量が最大ボリュームに。息をつかせぬダンスに畳み掛けるようなラップ、東京ドームに鳴り響く「ムッキンチェ」のコールと、全員の気持ちが一つになった瞬間を味わった。ここでムービングステージは会場中央からさらに後方へ移動。「View」ではバックステージの十字型のステージがリフトアップし、「Downtown Baby」ではそのステージが回転しだすという驚きの仕掛けも。ドーム後方かつ上階のファンにも自分たちが近くまで会いに行く、というSHINeeの気概を感じた。「Dazzling Girl」ではトロッコに乗ってドームを1周。トロッコの上で全力で飛び跳ねながら会場を盛り上げ、最後まで会場のあらゆる席にいるファンに手を振り続けた。撮影・金谷龍之介(田中聖太郎写真事務所)5人のシルエットが映し出されたVCRの後には、「Replay -君は僕のeverything-」「Love Like Oxygen」、「Your Number」としっとり聴かせる曲が続く。パフォーマンスが注目されがちなSHINeeだが、こうして聴くと曲のよさ、ボーカルのうまさが際立つ。KEYの「Hey, can I get your numbe?」のセリフで終わった後、MINHOが「ヘイ、今日はいいじゃないか」と茶化すように褒めると、KEYは苦虫を噛み潰したようなものすごい表情に。このセリフを2人も言ってみることになり、まずはTAEMINが「ヘイ、こっちにおいで。携帯番号ちょうだい」とおどけて言ってみせると、MINHOは普通にセリフを言ってKEYに「3.5点」と辛口の評価をくだされていた。コンサートもいよいよ終盤へ。クライマックスへと向かうこのパートは、愛にあふれた楽曲で揃えられた。KEYが「一緒に歌って!」と言って始まった「Keeping Love Again」に続き、「Fire」で雲間から覗く太陽の光のようにやさしく光るペンライトの海が左右に揺れる中、再びムービングステージに乗って後方へ向かい、「Diamond Sky」では「この手を伸ばして」の歌詞では会場中の手が上がった。壮大なメロディの後、アコースティックギターが鳴る「LOVE」では客席にペンライトの光で「LOVE」の文字が浮かび上がり、3人とも目をうるませながら客席を愛おしそうにいつまでも眺めていた。撮影:田中聖太郎アンコールでは3人が大きなフロートに乗って登場!「SUPERSTAR」、「Runaway」、「The Feeling」とたっぷり3曲を歌いながらドームをぐるりと巡り、サイン入りのフリスビーを投げ入れていく。フリスビーを投げ終わると、MINHOとTAEMINがトロッコの上でめちゃくちゃに踊りはじめたり、最後まで全力で楽しむ様子にほっこり。メインステージに移動した後も2人は踊りながらクルクル回りだし、エンジンのかかった2人はKEYでも止めることができなかった。ここであらためて、アンコールを待つ間にSHINee WORLDが歌った「君がいる世界」についても「ありがとうございます」と感謝。KEYは「個人的に本当に好きな曲」とうれしそうに語った。今回は昔を思い出せる曲を中心にセットリストを組んだそうで、「他にも歌いたい曲はいっぱいあったのに、全部『Keeping Love Again』に負けた」という裏話も。撮影・田中聖太郎「この曲も何年か歌ってなかった曲なんですが、SHINeeにとっていろんな思い出があるし、特別な意味がある曲」とKEYが紹介して始まった「Colors of the season」ではKEYが静かに涙を流しはじめた。スクリーンにコンサートのはじまりの時と同じく5本の光の柱が登場し、この日最後の曲、「1000年、ずっとそばにいて…」がスタート。後方にあったムービングステージがゆっくりと前方に戻っていきながら、3人の目には客席をカラーパネルで彩った「SHAWOLSHINee」の文字が目に飛び込んできたはず(SHAWOLはファンの名称であるSHINee WORLDの略称)。目をうるませながら最後まで歌いきり、曲が終わるとついにMINHOの目からは大粒の涙がこぼれおちた。KEYも「これは、本当に…」と声をつまらせ、TAEMINは「みなさんのイベント、いつも感動ですね」としみじみ。「こうして僕たちがみなさんからずっと愛されて、お返しできるようにしたいんですけど、いつもみなさんが僕たちにずっと愛をくれて…。本当にありがとうございます!」とTAEMIN。「ここからみなさんを見ると、世界で一番きれいです」と続けると、KEYは「そこ狭いからSとHの位置が微妙だけど、そこ以外は大丈夫です」といつもの調子を取り戻した。撮影・石井亜希(田中聖太郎写真事務所)「一緒に昔の音楽を聴きながら、昔やってたコールとか、一緒に歌ってたフレーズとか、懐かしいとか言いながらそれを歌うこと、踊ることができる日がくるのかなって思った瞬間もあったんですが、それが美しく実現できてうれしいです」としみじみ語ったKEY。続けて、「今までもありがとうございましたし、今からよろしくお願いします。この次のライブで、昨日会ったみたいにまた自然な雰囲気で会いましょう!」と挨拶。TAEMINは「いつの間にかMINHOさんまでみなさんの前で泣くことができるようになりましたよね」とからかうように言うと、KEYは「歳だよ、歳!」と苦笑。それを受けて「これが絆か、それとも歳か。どっちだ!」とTAEMINも苦笑。MINHOはTAEMINの肩を抱きながら笑顔でそれには答えず。最後は3人で「1000年、ずっとそばにいて」をアカペラで歌いながら、「SHINee、いってきます!」というKEYの言葉で、まばゆい光を放つステージ上のスロープに吸い込まれていった。取材・文 尹 秀姫
2024年03月01日2023年7月29日から開催された自身2度目のワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR ’FATE PLUS’』。日本でも東京ドーム、京セラドーム大阪で開催され、人気を博した本公演のアンコール公演が2月23、24、25日の3日に渡ってソウルで開催された。その初日の模様をレポートします!ENHYPENとENGENEの確かな絆が見えるようなステージ!【ペンになってもいいですか!?】vol. 192満月が浮かぶ怪しい背景のステージに7人のメンバーが降り立つと、まずは「Drunk-Dazed」からコンサートはスタート。SUNOOが真っ逆さまに降り立つ衝撃的なシーンで始まり、全員のキックで終わるダンスブレイクの後には、激しいギターリフが鳴り響く「Blockbuster」。より激しさと勢いを増したこの曲でも一糸乱れぬカル群舞を見せる。もともとパフォーマンスに定評のあるENHYPENだが、昨年のワールドツアーを経て、より一層の余裕を感じる。そのせいか、以前よりさらにメンバー一人ひとりの個性が際立つパフォーマンスが目立つ。ワールドツアーを経て成長したことはメンバーも実感しているようで、「ワールドツアーを終えて無事にこうして帰ってきました!」(JUNGWON)と誇らしげ。さらに「ENGENEのみなさんの応援のおかげで、3日間も公演できることになりました」と、ENGENE(ファンの総称)への感謝を伝えた。JAKEも「僕たちが成長して帰ってきたら、それだけENGENEもステージの楽しみ方がさらにアップグレードされるでしょう?」と言って今日の公演の楽しみ方を尋ねると、SUNGHOONは「ENGENEのみなさんの近くに行く時間があると思います」とニコニコ。その言葉どおり、今回の公演ではメインステージだけでなく、センターステージのあちこちでENGENEに手を振ったり、「Polaroid Love」ではトロッコに乗りながら歌ったり、KSPO DOMEを駆け回って広い会場のあらゆる場所にいるENGENEと目を合わせようと務めていた。HEESEUNGのウインクをきっかけにスタートした「Let Me In (20CUBE)」や、真っ赤な心臓が脈打つ背景で歌われた「FEVER」、パフォーマンス途中でサイン入りラグビーボールを客席に投げ入れるのが恒例だった「Tamed-Dashed」、日本のドーム公演でも大人気だった大量のピカチュウがENHYPENと一緒にパフォーマンスした「One and Only」など、去年のワールドツアーからさらに磨きをかけたパフォーマンスを披露。それに加えて、ENHYPENの公演ですっかりおなじみになった、「エナジーチェック」と称して公演途中にENGENEの歓声を引き出すコーナーもさらにパワーアップ。この日はHEESEUNGが慶尚道の方言で、JAYが全羅道の方言で、JAKEが慶尚道の方言でそれぞれ「オッパヤ、サンランデ」(オッパだ、愛してるぞ)と言うと、ENGENEの歓声が最大音量になる一幕も。メンバーが2組に分かれてのスペシャルステージは日替わり、メンバー入れ替え制で曲目も自分たちで決めているコーナー。「この日のために悩みに悩んで歌を準備しました。知っている人は一緒に歌って」とJUNGWONは「Sing For You」を歌い、「姉がEXO先輩のファンで、幼い頃からよく聞いていた曲でした。ENGENEのために“Sing For You”(あなたのために歌う)でした」と照れ笑い。SUNGHOONは「緊張する」と言いながら歌う前に水で喉を湿らせてからジャスティン・ビーバーの「Boyfriend」を披露。自身も「この曲は僕の声と合う気がしたし、ENGENEに伝えたいメッセージだったから選曲しました」と語ったように、あまり聞くことがないSUNGHOONの甘い歌声に、曲の出だしからENGENEは大きな歓声で喜んだ。今回のアンコール公演では新曲も追加。「Fate」はイントロが流れた瞬間にドームの空気が一変するほどの熱気を感じた、ENGENE待望の曲。NI-KIもコメントで「‘FATE ’ツアーなのにどうして『Fate』をやらないんだろうというENGENEのSNSでのコメントを見て、本当にみなさんに愛されている曲なんだなって思ってました」と言うほど、このアンコール公演でみんなに見せたかったと告白した。その「Fate」に続く「Sweet Venom」も今回のアンコール公演で追加された新曲。曲の大半がファルセットで歌われるハイトーンなボーカルと首を揺らす振り付けが印象的なパフォーマンスで、余韻を残したまま本編は終了。アンコールでは、センターステージにつられたリフトでメンバーが登場すると「Orange Flower (You Complete Me)」がスタート。HEESEUNGは「このアンコール公演の中でも個人的に一番待ち望んでいた曲だったけど、想像以上でした。とても幸せでした。ありがとうございます!」とサムズアップするほどごきげん。この曲では会場のENGENEたちがメンバーのために用意したスローガンを掲げ、その文章にメンバーも感激した。SUNOOが「もう一度見せてください」とおねだりすると、スローガンには「オレンジの光のENGENEの世界をENHYPENでいっぱいに満たして」と書かれたメッセージが。メンバー全員、そのメッセージに感動したようにステージの光景を愛おしそうに眺めていた。最後の挨拶でJAYは、前回のツアーではできなかったアンコール公演を今回こうしてできるようになっただけに、その分準備もしっかりしたと、しみじみ語った。「いつもツアーの始まりがソウルなので、まだ完璧に体に馴染んでいない状態(でソウル公演が終わる)なのが残念でしたが、一周まわってより成長した姿で帰ってくることができてよかったです。ENGENのみなさんがいるから僕たちがいます」と力強く語った。SUNOOはアンコールの「Orange Flower (You Complete Me)」を歌いながらちょっと泣きそうだったと告白。「一生懸命準備したし、ENGENEのみなさんに会いたかったし、みんなが恋しかったけど、『Orange Flower (You Complete Me)』でみなさんが笑顔を見せてくれたから、明るい雰囲気を感じられてよかったです」と笑顔を見せた。HEESEUNGはワールドツアーをまわりながら、ソウルでもう一度公演したいと考えていたと明かして、「本当にやることができてうれしかったです」とにっこり。「ENGENEのみなさんの愛のお陰で、3日間も公演することができて誇らしいです。いつも幸せな経験をくれるENGENEのみなさんに感謝して、心に深く感謝の気持ちを抱きしめながら歌って踊っています。ENGENEのみなさんに大きな感動を与えられる歌手になります」とあらためて誓った。JUNGWONは前回の「MANIFESTO」ツアーではアンコール公演がなかったことが少し残念だったそう。今回の公演は3日間すべて売り切れたことがうれしくて、その記事を家族にも送ったとかわいらしく告白した。「みなさんが大きな歓声を送ってくださるおかげで、僕たちはもっとがんばれます。ただきれいな言葉を口にするより、心を込めて感謝の気持ちを伝えるのが一番だと思います」と素直な気持ちを表現。JAKEは今回のアンコール公演を準備しながら、昨年のツアーからより楽しくて新しく感じられるように悩んだこと、ツアーで世界中のENGENEに出会ってパフォーマンスしたことで成長することができたと手応えを感じている様子。「僕、コメントもちょっと上手くなりましたよね?前は緊張してたけど、今はその時ほどは緊張しなくなりました。それだけ、ENGENEのみなさんの前でパフォーマンスすることにぎこちなさがなくなって、楽しさを感じています」と誇らしげに語った。最後にコメントしたSUNGHOONは、今回のアンコール公演が心配だったと告白。「もちろん、うれしかったですけど、半年前に公演したのにまたやるのかって、あまり代わり映えしないと失望されたらどうしようと不安でしたが、そんな心配をする必要がありませんでした。考えてみたら、ENGENEのみなさんは僕たちに会うだけでもうれしいんだという結論に達しました。それでも新鮮さを感じられるように新しい部分を追加したので、変わった部分があったので今日は緊張もしました。(公演が)3日あるっていいですよね。ENGENEのみなさんにもたくさん会えるから」と、笑顔で真摯に語った。「見えない運命の糸が絶対に切れないように、さらに努力するENHYPENになります」とSUNGHOON、そして「どんな運命が待ち構えていようと、ENGENEの隣にはENHYPENがいるし、ENHYPENの隣にはENGENEがいる、これだけはこれからも変わりません。ENGENEが僕たちを信じてくれる分だけ、僕たちも素敵なアーティストになります」というJUNGWONのメッセージの後、この日の最後の曲「Karma」でENHYPENの初めてのアンコールコンサートは終了。最後は紙吹雪が舞う中、ENGENEへの感謝と愛の言葉をいろんな言語で伝えてくれた。(P)&(C) BELIFT LAB Inc.取材・文 尹 秀姫 写真・(P)&(C) BELIFT LAB Inc.
2024年02月29日『チョコペン』は、ケーキやクッキーに文字や絵が書けるデコレーション用の製菓材料です。『チョコペン』自体はそこまで大きくないものの、ちょっとしたデコレーションであれば使い切れずに余ってしまいます。開封した『チョコペン』は保存期間が短いので、「もったいないな」と思うのではないでしょうか。Instagramで暮らしに役立つ情報を発信しているまも(lifehack.mamo)さんは、自宅でチョコペンを作る方法を紹介しています。使いたいぶんだけ作れるので、ぜひチェックしてください。『クッキングシート』でチョコペンを作る『チョコペン』のプラスチック容器を、お菓子作りに欠かせない『クッキングシート』で代用します。『クッキングシート』以外に用意するのは、湯煎で溶かした『チョコレート』です。はじめに『クッキングシート』を適当な大きさに切り、角をつまんで三角形に折ります。次に、折り畳んだ『クッキングシート』を広げ、折り目に沿って三角形にカットしましょう。三角形の角の広い部分が『チョコペン』の先になるように、『クッキングシート』を両手で持ってくるくると巻いていきます。『クッキングシート』を巻き終わったら、上の尖った部分を内側に折り込んで形を固定しましょう。『クッキングシート』の形が固定できたら、溶かしておいたチョコレートを流し込んでいきます。『クッキングシート』にチョコレートを流し込んだら、巻いた方向と逆の方向に折り込んで細さを調整しましょう。上からチョコレートがあふれてこないように上部を折り畳み、形を整えたら完成です。できあがった『チョコペン』は、使う前に余った『クッキングシート』の上に絞り出して太さを確認しておきましょう。細すぎる場合は、先端をはさみで好みの太さにカットします。今まで使いきれずに余らせていた『チョコペン』も、自宅にあるチョコレートを使えば無駄なく使い切れます。誰でも簡単にできる手作りの『チョコペン』。これからのお菓子作りに、ぜひ役立ててください。まもさんは、このほかにもさまざまなライフハックを紹介しています。気になる人は、Instagramをチェックしてください。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る ライフハック まも☻ ̖́-(@lifehack.mamo)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2024年02月25日「事務作業中にうっかり汚してしまった」「子供が遊んでいるうちに服に付けてしまった」など、あちこちに付いた水性ペンや油性ペンの汚れはなかなか落ちません。「落ちないものだ」とあきらめず、ダスキン公式が提案する方法を試してみませんか。汚れごとに違う効果的な落とし方ひとことに「ペンで付けた汚れ」といっても、水性ペンと油性ペンとでは、汚れの種類が異なります。そのため、掃除もそれぞれに合わせた方法で行う必要があるのです。ダスキンの掃除教育カリキュラムでは、水性ペンと油性ペンそれぞれの汚れを落とす方法について詳しく実証していました。試してみたい人は以下のものを用意して、実際にトライしてみましょう。・ぞうきん、古いデニムなどの端切れ・固形せっけん・歯磨き粉・歯ブラシなお、掃除対象物としては古いペットボトルや下敷き、透明クリアファイルなどを使用するといいでしょう。掃除対象物にはあらかじめ水性ペン・油性ペンの両方で汚れを付け、乾かしておきます。乾いたら早速実験スタートです。まず、水でぬらして絞ったぞうきんで汚れを落としてみます。すると、水性ペンの汚れは落ちるものの、油性ペンによる汚れは落ちないのだそう。水で絞ったぞうきんに固形石けんをつけて数回こすったものと、水で絞ったぞうきんに薄く練り歯磨きをぬったもので汚れを落とすダスキンーより引用この場合は両方とも汚れが落ちています。しかし、固形石けんで落としたほうは傷が付かず、歯磨き粉を使ったほうには薄い傷が付いてしまっていました。掃除対象の素材によっては使い分けが必要ということですね。実証を通して、水性ペンの汚れは水で絞ったぞうきん、油性ペンの汚れは固形石けんや歯磨き粉で対処できることが分かります。ただ、掃除対象の素材や掃除する場所によっては使い分けが必要であることも確かなようです。一度付くと厄介なペンの汚れですが、汚れに合わせた掃除方法を使い分ければきれいに落とせる可能性が高くなります。ダスキンの実証を参考に、これからはぜひ効率よく汚れを落としてください。[文・構成/grape編集部]
2024年02月23日LE SSERAFIMが2024年2月19日に、3rdミニアルバム『EASY』のリリースを記念したメディアショーケースを開催した。そのレポートを紹介!「鼻血を出すタイミングが大変でした」全力制作のトレーラーも必見!左から、HUH YUNJIN、KIM CHAEWON、KAZUHA、SAKURA、HONG EUNCHAE【ペンになってもいいですか!?】vol. 191今回のアルバムについて聞かれて、HUH YUNJINは「今年初めてのアルバムなのでワクワクして緊張しています。昨年、『Perfect Night』で新しい姿をお見せしましたが、今回もLE SSERAFIMはこういった感じもできるんだ、という反応がいただけるようにしっかり準備しています。ぜひ期待してください」と自信を覗かせた。KIM CHAEWONタイトル曲「EASY」は「何ひとつ簡単ではないけれど、簡単に見せてあげるという覚悟を込めた曲」とKIM CHAEWON。トラップジャンルをベースにした中毒性のあるR&Bのボーカルとメロディが魅力の曲で、「初めの1小節を聴いただけで、『今回の曲はヤバい!』と思ったくらい気に入っています」と笑顔を見せた。SAKURAこの曲を初めて聴いた時、すごくHIPだなと思ったというKAZUHA。「今まで私たちがリリースしてきたタイトル曲は聞いてすぐに強力な中毒性が感じられる曲でしたが、今回は知らない間に口ずさんでいるような曲だと思います。ほのかな中毒性のある、味のある曲だと思います」。HUH YUNJIN80〜90年代に流行していたオールドスクールなHIPHOPの感じを活かした振り付けについては、「初めて見た時、LE SSERAFIMにしては簡単だなと思われるかもしれませんが、簡単ではありません。今までの振り付けの中で一番難しかったと思います」とSAKURA。「『簡単じゃなければ私は簡単にeasy』という歌詞がありますが、今回のパフォーマンスはその歌詞をきちんと表現していると思います。簡単ではありませんが、一生懸命準備したので、人から見たら簡単そうに見えるようにしようという気持ちで準備しました」と付け加えた。KAZUHAHONG EUNCHAEは「以前は曲の雰囲気でダンスがよりパワフルに見える部分があったとしたら、今回は相対的にやさしい感じの曲なので、ダンスをパワフルに見せるためにはすべての力を振り絞って踊らなくてはいけなくて、今までの振り付けの中で一番大変だったと自信をもって言えます」とにこやかに語った。HONG EUNCHAEアメリカ・LAでオールロケで撮影したというMVは、Doja CatやThe Weekndなど、海外の有名アーティストと作業した監督兼振付師のニナ・マクニーリーによるもの。「海外の監督とのコラボは初めてでしたが、すべてが新鮮でした。監督はリアクションもよくて、撮影中はずっと楽しかったです。監督自身、振り付けやダンスをされる方なので振り付けに対する理解が深くてパフォーマンスが映えるよう撮ってくださって感謝しています」とKIM CHAEWON。HONG EUNCHAEは「撮影前日にカメラワークをシミュレーションするリハーサルをしたんですが、本番前にリハーサルをするのは初めてで非常に面白かったです。私はYUNJINさんと2人で撮るシーンがあり、昔だったらすぐに笑ってしまってNGを出してしまっていたと思うのですが今回は一発OKでした」と成長を実感したそう。今回のアルバムについては「私たちの考えや経験に基づいた物語が込められています」とKAZUHA。「これまで堂々とした強い姿をお見せしてきましたが、実はそれは生まれつきではなくて努力で形作ってきたもので、私たちも見えないところでたくさん努力して、悩んでいる、舞台の裏側のLE SSERAFIMの血と汗と涙を表現しています」とアルバムの根底となるテーマについて語った。SAKURAも、活動を続ける中で次のアルバムでもまた同じように愛してもらえるだろうかという不安や新しい姿を見せなければというプレッシャーがあったと語り、「そんな感情を音楽として表現するのもかえってかっこいいかなと思いました」と、デビューからの気持ちの変化を率直に語った。常に新しいことにチャレンジしてきたLE SSERAFIMだが、今回のアルバムもまた新しいことだらけだったそう。HONG EUNCHAEは「今回のアルバムはジャンルが多肢に渡っているので、曲ごとにプロデューサーさんのディレクションも変わりました。中でも『氷の姫のように歌ってほしい』、『機嫌が悪そうに歌ってみて』というディレクションが印象に残っています。もともと明るい性格なので、『氷の姫ってどんな感じですか?』と確認しながらレコーディングしました」とエピソードを語った。SAKURAはレコーディングがほぼ終わっていた段階でパン・シヒョクPDから「今回のアルバムはボーカルがしっかり出ないといけない。レコーディングに時間がかかるだろうから申し訳ない」と言われたと告白。「その言葉を聞いて欲が出て、レコーディングし直しました。初めてラップのレッスンも受けたり、本当に一生懸命に臨んだアルバムです」と明かした。アルバムリリースに先駆けて先行公開されたトレーラーでさっそうと横断歩道を歩いていたHUH YUNJINは、映画のようなトレーラーに仕上がったと大満足の様子。「素敵なウォーキングが入っているのでとても気に入っています。街で見かけたら『あの人、何?』とびっくりするくらい強烈な歩き方を表現してみたかったです」と歩くシーンが印象的だったそう。トレーラーで鼻血を出すシーンに挑戦したSAKURAは「アイドルなのにクローズアップで鼻血を出していて、大丈夫なのかなと思いました」と苦笑しつつ、「鼻血を出すタイミングを合わせるのが大変で、そのシーンだけで1時間くらいかかりました。でも今回のアルバムのメッセージととても合うと思って、撮影に没頭しました」とプロらしい姿勢を見せた。アルバム収録曲「Swan Song」はKIM CHAEWON、SAKURA、HUH YUNJIN、KAZUHAが作詞に参加した。「優雅に、すべてを簡単に手に入れたように見えても、見えないところで汗水流して努力しているということを訴えている曲」とHUH YUNJINが言うと、KAZUHAも「タイトル曲と同様に『Swan Song』もオールドスクールな振り付けで、ところどころモダンダンスのような振り付けがポイントになっています」と見どころを紹介。ショーケースではタイトル曲「EASY」だけでなく「Swan Song」のパフォーマンスも披露。タイトル曲「EASY」のMVは公開からわずか13時間で1000万再生を突破し、これはLE SSERAFIMとして最速の記録となる。今年5月でデビュー3周年を迎える彼女たちの快進撃は止まらない。(P)&(C) SOURCE MUSIC取材・文 尹 秀姫 (P)&(C) SOURCE MUSIC
2024年02月21日人に知られたくない秘密は、誰しも1つくらい持っているかもしれません。その秘密をそっと文字で伝えたいこともあるでしょう。そんな思いに応えてくれる不思議なペンを100円ショップ『セリア』の文具コーナーで発見しました!その商品は『キラキラシークレットペン』で、税込み110円です。書いた文字が見えないという機能を持ったペンだそうで、使い心地をレポートします。セリア『キラキラシークレットペン』で秘密を共有!一見すると普通の子供向けのペンのようなので、筆者は最初、特に面白みのあるペンとは思いませんでした。説明書によると、ペンのインクが特殊で、書いた文字にブラックライトで光を当てることで浮かび上がってくるそうです。それでは、実際にメッセージを書いてみましょう!ペンのインクが透明のため、書いた文字は当然見えません。本当にこれで秘密のメッセージが伝わるのでしょうか…。次にブラックライトを準備します。ライトは最初、絶縁体が挟まっているので取り除きます。ペンキャップの側面にスイッチがあるので、押してみるとブラックライトが点灯しました。では、メッセージを書いたメモにブラックライトを当ててみます…。すると、筆者が書いた『ありがとう。これからもよろしく』の文字が浮かび上がりました!ブラックライトを消すと、白紙のメモに戻ります。白紙のメモから文字が出てくるなんて、スパイ道具のようで子供はもちろん、大人もちょっとワクワクしますね…!口では伝えづらいことや、大切な人への告白に試してみてはいかがでしょうか。ドキドキの素敵な体験ができるかもしれませんよ。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2024年02月19日一般社団法人ワン・ペン・メソッド(R)英語協会(本社:埼玉県越谷市、代表理事:福井 なつ子)は、英語リーディング力向上のためのワン・ペン・メソッド(R)の小中高校生向け「無料相談」を2024年2月1日(木)より開始しました。【海外への留学者数が4.8倍に増加!費用面・語学力の面では課題も】新型コロナウイルス感染症が落ち着いた影響もあり、2022年は、前年と比べ、海外への留学者数が大幅に増加傾向にあります。2021年は6,109人でしたが、2022年は29,505人と約4.8倍に増加しました。開成中学校・高等学校や渋谷教育学園渋谷中学高校などの進学校でも、国内大学だけでなく、海外の大学進学を視野に入れた指導を始めています。他にも、ベネッセホールディングス等、民間の予備校で国内大学だけでなく、「海外大学進学コース」を創設する動きが活発化しています。『Duolingo語学調査』によると、海外への留学を希望する希望者のうちの44.2%が「行きたいと思ったが諦めた」と回答。諦めた理由の1位は「留学費用(55.9%)」。そして、2位が「語学力が足りなった(39.8%)」となっています。留学費用に関しては、政府や民間団体も留学を促進するために様々な奨学金制度などを拡充しています。一方で、「語学力」に関しては、欧米の高校や大学に進学する際は、米国の大学ではTOEFL(トフル)、カナダやヨーロッパの大学ではIELTS(アイエルツ)といった英語力を測る試験での所定のスコアを求められます。この基準をクリアできずに海外大学への進学を諦める人が多い実態があります。【小中学生の現地校留学を見据えた英語学習の相談が6.6倍に急増!】一般社団法人ワン・ペン・メソッド(R)英語協会では、オリジナルメソッドを用いて、誰もが簡単に英語長文を読みこなせるリーディング方法に基づいた英語指導をおこなっています。もともとは、TOEICスコアを上げたいビジネスパーソンを対象にメソッドを提供してきましたが、ここ1~2年、小中学生が、中学や高校から現地校留学のために英語力を高めたいという受講者が増えています。現地校留学とは、北米やオーストラリア、ニュージーランドなどの地元の公立中学や高校に通うことを意味します。2020年の英語指導スタート時期は、小中高校生の受講は1名と全体の5%でしたが、2023年の現在は10名と全体の33%が小中高校生となっており、3年前と比べると6.6倍、この1年で急速に小中高生からの問い合わせ・受講が増えました。理由として、中学や高校から現地校に留学したいという希望があるためです。特に現地校に留学するには、IELTS(アイエルツ)やTOEFL(トフル)といった英語力を測る国際的な試験で所定のスコアが求められます。しかし、日本の小中学校での英語教育は、初歩的な内容が中心で、海外の現地校が求める英語力を身につけることは、学校教育や英会話スクールへの通塾だけでは難しいのです。特に、海外の現地校は、授業についていくために必要な、教科書を読みこなせる英語リーディング力を求めています。そのため、生徒たちは、ワン・ペン・メソッド(R)を用いた、英語リーディング力を強化する学習プログラムを履修し、短期間で必要なリーディング力を獲得することに取り組んでいます。オンラインでのコーチング風景【難関の英語試験にも1回で合格させた『ワン・ペン・メソッド(R)』】多くの人が英語学習でつまずくのは、「英語の読み方のルールを知らないから」です。英語は、単語がどういう順番で出てくるかによって意味が変わるのですが、生徒さんはそのことを重要だと思っていなかったり、英語と日本語では語順が違うので、混乱したりします。そのため、英語が複雑で難しいもののように感じてしまうのです。そこで、ワン・ペン・メソッド(R)では、「英語の読み方のルールがわかるように、ペン1本を使って文章に特定のシルシを入れていくこと」と「英語を英語の語順で読みこなす」ことを指導しています。これにより、英語長文が、まるで日本語を読むかのように意味がクリアになりスラスラと読めるようになるのです。このように、英文を読むには、「英文の読み方のルールを理解すること」「そのルールを正しく理解しているかについて的確なフィードバックがあること」が重要です。これを解決するのが、ワン・ペン・メソッド(R)です。ワン・ペン・メソッド(R)を用いた指導法だと、早い人は2~3回のレッスンで、英文がスラスラ読めるという実績が多数出ています。ワン・ペン・メソッド(R)による読解力向上のための指導【学習者の声】「ワン・ペン・メソッド(R)で英語の読み方のルールが分かってからは、意外に自分でも英語長文が簡単に読めるんだ、ということがわかりました。長文読解が得意になり、これまで何度受けても受からなかった英検2級も、たった数回のレッスンで合格できました」(中学3年生・女子)「実は中学1年の途中から、学校に行けなくなってしまい、普通高校への進学を諦めかけていました。しかし、ワン・ペン・メソッド(R)に出会い、自宅で英語を学び、高校受験は中堅以上の普通高校に合格できました。今は、高校生活を楽しんでいます」(高校1年生・女子)「ワン・ペン・メソッド(R)では、長文をたくさん読むため、長文の中で出てきた単語は自然に覚えることができて、単語数も増えました。留学に必要なIELTSのスコアも、4.5だったものから5.5に上がったことで、今年の秋からアメリカの大学に留学できることになりました」(高校3年生・女子・米国の大学に留学予定)【代表の想い】「私自身、10代、20代の頃、海外留学への憧れが強く、実際に北米留学もしましたが、その時に一番苦労したのは英語の長文読解でした。欧米の学校では、大量のテキストや文献を読むことが求められますが、日本で受けた英語教育では、海外大学の教科書を読み込むことができるレベルの指導はされていませんでした。日本人の英文読解力を上げることが、日本人が国際的に活躍するために必須であると考えて、帰国してから長文読解の方法について学び、開発したのが「ワン・ペン・メソッド(R)」です。今、日本人のグローバル化は必須です。このワン・ペン・メソッド(R)は、オンラインで手軽に学べるメソッドなので、大人の学習者はもちろんのこと、日本各地に住む子どもたちが、まるで日本語を読むかのようにスラスラと英文を読めるようになり、将来の留学などの可能性を高めてほしい、というのが私の願いです。」代表理事 福井 なつ子【事業概要】組織名 : 一般社団法人ワン・ペン・メソッド(R)英語協会ホームページURL : LINE公式アカウント: X(旧Twitter) : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月07日