Imagination Technologies(IMG)は1月16日、Android向けPowerVR画像処理フレームワークを発表した。ハイダイナミックレンジ(HDR)、パノラマ合成、ジェスチャ認識、拡張現実(AR)など、先進的な画像処理や写真技術を処理するには、大量の演算能力が必要である。現在、CPUやDSPコアの能力に依存してこの性能要件を満しているが、こうしたプロセッサでハイダイナミックなコンテンツの映像フレーム処理を継続すると、デバイスの発熱に起因する課題が出てくる。PowerVR画像処理フレームワークは、独自の低消費電力並列処理を活用し、GPUとカメラセンサ、画像信号プロセッサ(ISP)、CPU、その他のSoC特有ハードウェアのシステムコンポーネントと密接に統合し、カメラアプリケーションに容易に組み込めるプログラマブルな画像処理パイプラインを実現できる。さらに、PowerVR GPUの電力効率と演算効率によって、将来の専用ハードウェア化SoCを待つことなく、スマートフォン、タブレット、その他民生電子機器における消費電力の制約の範囲内で、最先端の画像処理機能をカメラアプリケーションに組み込めるようになる。そして、今回のAndroid向けPowerVR画像処理フレームワークには、OpenCLおよびEGLアプリケーションプログラミングインタフェース(API)への拡張が含まれており、YUVとRGBカメラデータの効率的なゼロ・コピー・サンプリングを実現する。この拡張を使用すると、たとえばYUVデータ形式を直接操作して、輝度データに対してのみ動作するアルゴリズムの高速化ができる。また、別の拡張としてサンプリング時にYUVデータをRGBに動的に変換する構成を、ハードウェアに与えることができる。加えて、このフレームワークには、ゼロコピー拡張をカメラのHAL(Hardware Abstraction Layer)に実装するための、ローレベルの関数も含まれている。この拡張実装によって、カメラレンズ、画像信号プロセッサ(ISP)ハードウェアの諸機能やAndroid標準のカメラアプリケーションの制約を超えた利用が可能になる。なお、すでにフレームワークのゼロコピー機能を使用しているユーザーは、高速画像処理アプリケーションを実装するために、共有ハードウェアの追加は必要ないという。
2015年01月19日アドビは15日、写真編集ソフトウェア「Adobe Photoshop Lightroom」のAndroid版アプリ「Adobe Lightroom mobile」を提供開始した。アプリはGoogle Playにて無料でダウンロードできる。ただし、対象となるのは「Adobe Creative Cloud」または「Creative Cloud フォトグラフィプラン」のメンバー。30日間の無償体験版も用意される。2014年4月のiPad版アプリ「Adobe Lightroom mobile」発表時に、開発中だとアナウンスされていたAndroid版が正式にリリースされた。デジタルカメラで撮影したRAWデータを読み込んで編集できるほか、端末内に保存された写真の編集や加工も行える。Adobe Lightroom mobileはデスクトップソフトウェアの「Adobe Photoshop Lightroom 5」と連携し、画像の編集・管理・共有を行える。対応OSはAndroid 4.1以上。利用するには、「Adobe Creative Cloud」または「Creative Cloud フォトグラフィプラン」(月額980円)のメンバーであり、なおかつ「Adobe Photoshop Lightroom 5.4」以上を使用している必要がある。
2015年01月16日ピクセラは1月15日、著作権保護技術「SeeQVault」規格に準拠したAndroid向けアプリ「SeeQVault プレーヤー」を発表した。SeeQVaultに対応したSDカード内のコンテンツをAndroid端末から視聴できるようにするアプリだ。2月以降にGoogle Playにて無料で提供開始される。「SeeQVault」とは、SeeQVault対応機器で録画した番組を、別のSeeQVault対応TVやレコーダーでも再生できるようにするコンテンツ保護規格。これまでは、SeeQVault対応のSDカード内に保存されたコンテンツを、Android端末で直接再生する手段がなかった。今回の「SeeQVault プレーヤー」アプリによって、Android搭載スマートフォンやタブレットから、SeeQVault対応のSDカード内コンテンツを視聴可能になる。視聴にはSeeQVault対応SDカードやUSBメモリを読み書きできるAndroid端末、または外付けデバイスが必要だ。アプリの対応OSはAndroid 4.2.2以上となっている。
2015年01月16日アドビ システムズは15日、同社の日本製品担当ブログ「Photoshop 日本公式ブログ」において、Android向けの「Lightroom mobile」の提供を開始したことを発表した。同社のサブスクリプションサービス「Adobe Creative Cloud」または「Creative Cloud フォトグラフィプラン」のメンバーが対象で、Google Play Storeからダウンロードできる。価格は無料。このたび提供が開始されたAndroid版「Lightroom mobile」は、先行リリースされているiOS版と同様に、デスクトップソフト「Photoshop Lightroom 5」と連携して、画像の編集・管理・共有をモバイルデバイス上から行えるアプリだ。MacやWindows上のLightroomカタログの編集、メタデータやコレクションの変更の同期などが行えるほか、Androidデバイスの写真ギャラリーから画像を自動で読み込んでデスクトップ版のLightroomカタログへ同期したり、スマートプレビューを利用した非破画像編集を含むLightroomでの画像編集ツールやプリセットの利用、採用/不採用のフラグ付けなどが可能となっている。なお、同アプリはAdobe Creative Cloudの一部として提供され、利用するにはサブスクリプションサービス「Adobe Creative Cloud」または「Creative Cloud フォトグラフィプラン」(月額980円)のメンバーであり、かつ「Photoshop Lightroom 5.4」以上を利用していることが条件となる。これらのメンバーでない場合は、Lightroom mobileの30日間の無償体験版を利用可能。30日経過後も引き続き利用する場合、Creative Cloudサブスクリプションの購入が必要となる。
2015年01月15日ピクセラは1月15日、著作権保護技術「SeeQVault」に対応したAndroid端末向けアプリ「SeeQVault プレーヤー」を発表した。これにより、SeeQVaultに対応したSDカード内のコンテンツをAndroid端末から視聴できるようになる。アプリはGoogle Playにて2月以降に無料で提供開始される。「SeeQVault」はデジタル放送をハイビジョン画質のまま録画・保存するための次世代コンテンツ保護規格。これまでAndroid端末では、SeeQVault対応のSDカード内に保存されたコンテンツを直接再生することができなかった。今回の「SeeQVault プレーヤー」アプリによって、Android搭載スマートフォンやタブレットから、SeeQVault対応のSDカード内コンテンツを視聴できるようになる。視聴にはSeeQVault対応SDカードやUSBメモリを読み書き可能なAndroid端末、または外付けデバイスが必要だ。アプリの対応OSはAndroid 4.2.2以上。
2015年01月15日サンワダイレクトは13日、Android端末とPCのどちらでも使えるmicroUSB接続対応のポータブルマウス「400-MA063シリーズ」を発売した。ブラックとレッドの2色を用意。価格は1,680円(税込)。Androidタブレットやスマートフォンでよく採用されているmicroUSBポートに直結できる小型マウス。Androidデバイスに接続すると自動的にマウスカーソルが画面に表示されるので、あとはPCと同じように利用できる。接続可能なAndroidデバイスは、HIDデバイスおよびマウスをサポートし、microUSBポート(Bタイプ)を持つ端末。光学式センサーには高感度ブルーLEDを採用。光沢のある机や紙、布の上なのでも使用でき、テーブルのない場所でも膝の上などで操作可能だ。PCで利用する場合は付属のUSB変換アダプタを装着することで、フルサイズのUSBポートに接続できる。ケーブルは長さ調節が可能な巻き取り式で、持ち運びの際は本体にコネクタ部まで収納できる。ケーブル長は最大約65cm。本体サイズはW54×D82×H33mm、重さは約54g。変換アダプタのほか専用ポーチも付属する。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.3以降、Android 4.0以降。
2015年01月13日パソコン周辺機器の通販サイト「サンワダイレクト」は、Androidスマートフォンやタブレットに直付けできる「micro USBマウス(ケーブル巻取り・Android・Windows・Mac対応・USB変換アダプタ付き) 400-MA063シリーズ」を発売した。カラーはブラックとレッドの2色を用意。直販価格は税別1,555円。同製品は、Androidスマートフォンやタブレットに直接接続できるmicroUSBコネクタを採用したマウス。接続することで自動的にマウスカーソルがディスプレイに表示され、画面をタッチせずにパソコンと同様にマウスでの操作が可能になる。読み取りセンサーには、感度の高いブルーLEDを採用し、膝上や布の上でも使用することができる。サイズ/重量は、約W54×D82×H33mm/約54g。ケーブル長は最大65cm。ケーブルは巻き取り式で絡まることなく持ち運びが可能。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月13日本稿では、NTTレゾナントが運営する、Androidスマートフォン利用者向けのスマホ専門サイト「gooスマホ部」で人気のAndroidアプリをランキング形式で紹介する。gooスマホ部独自のランキングでAndroidアプリのトレンドを掴んで頂きたい。○今週の無料アプリランキングまずは、1月1日~7日の無料アプリのアクセスランキングを紹介。gooスマホ部内で最も閲覧されている無料アプリとは!?○今週の有料アプリランキング続いて、1月1日~7日の有料アプリのアクセスランキング。gooスマホ部内で最も閲覧されている有料アプリをお届けする!!○今週のおすすめgooスマホ部スタッフが旬の話題をピックアップ!! 今週は「夢のタッグが実現!マリオxパズドラの究極コラボ3DSに登場」です。2014年1月8日、国内累計3,200万ダウンロードを誇る大ヒットスマホアプリ「PUZZLE & DRAGONS」(以下、パズドラ)を提供するガンホー・オンライン・エンターテイメントは、ニンテンドー3DS向け新作タイトルの発表会を行いました。***スマートフォン・アンドロイドアプリといえばgooスマホ部!2万件以上のQ&Aや、国内最大級のアプリラインナップ、最新機種情報のほか、スマートフォンの操作に不慣れな方へのよりわかりやすい使い方を解説した「世界で一番わかりやすいと評判のスマホ講座」等、スマホが楽しくなる情報が満載のサイトです。なお、gooスマホ部では、「Twitter」「Facebook」でも情報を配信中。Twitterアカウントは「@goosumaho」、Facebookページは「」。
2015年01月10日スマートフォンで利用しているAndroidアプリのうち、PCでも使いたいものもあるだろう。Androidを開発するGoogleのWebブラウザ「Google Chrome」を使えば、かなりのアプリをPC上で動かせる。MakeTechEasierが「How to Run Android Apps in the Google Chrome Browser)」で、その方法を紹介しているので、以下そのポイントを見てみよう。この方法、Mac OS XまたはWindowsでGoogle Chromeを利用するPC向けだ。また、すべてのAndroidアプリ/ゲームが利用できるわけではない点にも注意されたい。「Androidアプリがうまく動かなくてもPCに害を与えることはない」とのことなので、やってみる価値はありそうだ。以下で紹介する方法はGoogle Chromeの拡張機能「ARChon」を用いるが、ARChonにはGoogle Chrome 37以降が必要だ。さっそく手順を見てみよう。(1)まずは、PC側でGoogle Chromeを起動して、拡張機能「ARChon」をダウンロードしよう。ARChonは公式のChromeウェブストアでサポートされていないので、手動でダウンロードと設定を行う必要がある。ARChonはオープンソースソフトウェアで、GitHubにダウンロードのリンクがある。ファイルサイズが約100MBとなっているので、ネットワークによっては時間がかかるかもしれない。(2)ZIPファイルをデスクトップにダウンロードしたら、ファイルをダブルクリックして展開。拡張ファイルを含む新しいフォルダがデスクトップに作成される。(3)次は、Google Chrome側の作業に移る。画面上部右の設定メニューをクリックして「拡張機能」に進もう。PCにインストールしているすべての拡張機能を管理できるページが表示される。ここから「デベロッパーモード」を有効にする。これにより、公式のChromeウェブストアで公開されていない拡張機能をインストールする準備が整う。(4)「デベロッパーモード」から、「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリックする。ファイル選択のダイアログが表示されるので、デスクトップにインストールしたZIPファイルを探して指定する。(5)次に、AndroidアプリのAPKファイルを入手しよう。デバイスから転送してもよいし、XDA Developersなどのサイトからダウンロードしてもよい。(6)APK形式のファイルはARChon拡張がサポートするファイルに変換する必要がある。それを行うツールが「Twerk」だ。Twerkはデスクトップ向けのChromeアプリで、Android APKファイルをARChon/Chromeで利用できるように変換してくれる。Twerkは公式のChromeウェブストアから入手できる。ダウンロードボタンを押すとダイアログが表示されるので、追加を選択する。(7)Twerkを入手したら、起動しよう。新しいタブを開き、「chrome://apps」と入力してEnterボタンを押す。すると、ブラウザ内でアプリページが表示されるので、その中にあるTwerkのアイコンをクリックする。これによりTwerkが起動する。(8)Twerkを起動すると、「Drop APK Here(APKファイルをここにドロップする)」と表示されるので、用意したAPKファイルをドラッグ&ドロップする。すると、情報パネルが表示されるので、アプリ名などの空白の部分を入力しよう。入力後は下のピンクのAndroidアイコンをクリックする。(9)Androidアイコンをクリックした後は、変換したファイルをどこに保存するかを設定する。記事では、「デスクトップにしておくのがシンプル」とアドバイスしている。ファイルを作成したら、「○(アプリ名) as been built」というメッセージが表示される。これは、APKファイルがARChon拡張で利用できるよう変換されたことを意味する。(10)次に、Google Chromeで新しいタブを開き、「chrome://extensions」と入力しよう。拡張機能のページが表示される。そこから「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリックすると、変換されたAPKファイルをブラウザに追加でき、Twerkが生成したファイルを選択する。これにより、フォルダのインポートが始まる。(11)インポートされたら新しいタブを開き、「chrome://apps」と入力してみよう。Twerkで変換したAndroidアプリのアイコンが表示されるはずだ。これをクリックすれば、Google ChromeでAndroidアプリを動かすことができる。Google Playストアの利用規約において、apkファイルのコピーは禁じられていないが、apkファイルのコピーによってアプリの開発者にとって不利益になる行為は禁じられている。したがって、今回紹介した内容はあくまでも個人利用にとどめておかれたい。
2015年01月08日米国Microsoftは1月6日(現地時間)、ユーザーを限定して公開していたAndroidタブレット向けオフィススイート「Microsoft Office」のプレビュー版を一般公開した。Androidタブレット向けOfficeは2014年11月に発表されたが、招待制でプレビュー版を公開していた。今回、Google Playにおいて、「Word Preview」「Excel Preview」」「PowerPoint Preview」が一般公開された。プレビュー版が利用できるのは、7インチ~10.1インチのディスプレイを搭載し、「Android 4.4.x(KitKat)」または「Android 5.0(Lollipop)」を稼働しているARMベースのタブレット端末。
2015年01月07日IK Multimediaは、Android/PCに対応した初のデジタル・コンデンサー・マイクロフォン「iRig Mic HD-A」を発売した。価格はオープンで、市場予想価格は税別1万6,500円前後。同製品は、Samsung Galaxy Note 4やGalaxy Note Edgeなど、Samsungプロフェッショナル・オーディオ対応の最新機種をはじめ、USBオーディオに対応したAndroid OSの最新メジャー・アップデート、Android 5.0(Lollipop)搭載機種などで利用が可能なマイク。ハンドヘルド・タイプのコンパクトなボディーに、ゲイン・コントロール、および色で入力レベルを確認できるLEDインディケーターを装備。着脱可能なOTGおよびUSBケーブル、マイク・クリップ、キャリング・バックが付属する。また、9種類のエフェクトの中から最大3種類のボーカル・エフェクトを同時に使用できる音楽アプリ「EZ Voice for Android」(無償版あり)を組み合わせることで、リアルタイムなボーカル・エフェクト処理やレコーディングなども手軽に行える。なお、EZ Voice for Androidは、Samsung Professional Audio SDKを使用して開発されており、単独のアプリとして動作するだけでなく、Samsung独自のDAWアプリ「Soundcamp」のプラグインとしても使用できる。
2015年01月07日米Microsoftは1月6日(現地時間)、Androidタブレット用のOfficeアプリのプレビュー版「Microsoft Word Preview」「Microsoft Excel Preview」「Microsoft PowerPoint Preview」をGoogle Playで公開した。同社は昨年11月にAndroidタブレット用Officeアプリのプレビュー版を発表、小規模グループに制限したプレビュープログラムで提供してきた。今回のリリースからプレビュープログラム参加の制限がなくなり、誰でもすぐにプレビュー版を使用できるようになった。Office for Android tablet Previewは、iOS版Officeアプリと同様に無料でOfficeファイルの表示、閲覧、作成、編集を行える。動作要件はAndroid 4.4 KitKatまたはAndroid 5.0 Lollipopで動作するARMベースのタブレット(7インチから10.1インチ)。
2015年01月07日IK Multimediaは、Androidに対応したギター用デジタル・オーディオ・インタフェース「iRig HD-A」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は税別1万3,500円前後。同製品は、Samsung Galaxy Note 4やGalaxy Note Edgeなど、Samsungプロフェッショナル・オーディオ対応の最新機種をはじめ、USBオーディオに対応したAndroid OSの最新メジャー・アップデート、Android 5.0(Lollipop)搭載機種などで利用が可能。iRig HD-Aに接続されたギター/ベースのサウンドは、24-bit/48 kHzのADコンバータを通じてデジタル入力されるため、クリアなギター/ベース・サウンドをそのまま入力することが可能となっている。本体には入力ゲインをコントロールするプリアンプが搭載されており、マルチ・カラーで入力ゲインを表示するLEDを見ながら、アプリに最適なレベルに調整が行える。また、Mac/PC、そしてiOSで幅広い支持を得てきたギター・アンプ&エフェクト・アプリ「AmpliTube」のAndroid対応版ージョン「AmpliTube for Android」(無償版あり)と組み合わせることで、パワフルなギター/ベース用のアンプ&エフェクトサウンドを手軽に楽しめる。なお、AmpliTube for Androidは、Samsung Professional Audio SDKを使用して開発されており、単独のアプリとして動作するだけでなく、Samsung独自のDAWアプリ「Soundcamp」のプラグインとしても使用できる。
2015年01月06日Net Applicationsから2014年12月のモバイルOSのシェアが発表された。12月はAndroidがシェアを増やし、iOSがシェアを減らした。また、BlackBerryはシェアを減らしたものの、Java MEとSymbian、Windows Phone、Kindleがそれぞれシェアを増やしている。AndroidとiOSのシェアの合計は89%を超えており、依然としてモバイルデバイス向けのオペレーティングシステムとして強い影響力を持っていることがわかる。バージョン別に見ると、iPhoneもiPadもシェアが減少している。AndroidではAndroid 4.4がシェアを増やし、Android 4.2と4.1はシェアを減らしており、Androidはバージョン4.4への移行が進んでいることがわかる。iPhoneとiPadはシェアを減らしてはいるものの、Androidのどのバージョンよりも高いシェアを確保しており、プロダクトとして強い影響力を持っていることがうかがえる。
2015年01月06日本稿では、NTTレゾナントが運営する、Androidスマートフォン利用者向けのスマホ専門サイト「gooスマホ部」で人気のAndroidアプリをランキング形式で紹介する。gooスマホ部独自のランキングでAndroidアプリのトレンドを掴んで頂きたい。○今週の無料アプリランキングまずは、12月4日~10日の無料アプリのアクセスランキングを紹介。gooスマホ部内で最も閲覧されている無料アプリとは!?○今週の有料アプリランキング続いて、12月4日~10日の有料アプリのアクセスランキング。gooスマホ部内で最も閲覧されている有料アプリをお届けする!!○今週のおすすめgooスマホ部スタッフが旬の話題をピックアップ!! 今週は「東京でのクリスマスデートをスマートに-Tonight×Uber」です。クリスマスまであと2週間。特別な日だからこそ、クリスマスデートはいつもと違ったシチュエーションを演出したい。そんな声に応えるべく、タクシー配車アプリ「Uber」と当日ホテル予約アプリ「Tonight」がトータル9,000円分(Tonight 5,000円、Uber 4,000円)クーポンがプレゼントされるクリスマスコラボキャンペーンを展開中。***スマートフォン・アンドロイドアプリといえばgooスマホ部!2万件以上のQ&Aや、国内最大級のアプリラインナップ、最新機種情報のほか、スマートフォンの操作に不慣れな方へのよりわかりやすい使い方を解説した「世界で一番わかりやすいと評判のスマホ講座」等、スマホが楽しくなる情報が満載のサイトです。なお、gooスマホ部では、「Twitter」「Facebook」でも情報を配信中。Twitterアカウントは「@goosumaho」、Facebookページは「」。
2014年12月26日MetaMoJiは12月24日、「MetaMoJi Note企業版」Android版の提供を開始すると発表した。これまで多くの顧客より要望があったMetaMoJi Noteを社内のシステムと連携して使用する際に最適な製品形態、ライセンス形態となり、基本的なノート機能と連携APIの組み合わせで構成される。また、企業においてPDFに手書き文字、写真、スタンプなどをアノテーション(あるデータに対して関連情報を注釈として付与)するといった、ペーパーレスソリューションのフロントエンドとして、MetaMoJi Noteを使用することが容易になる。さらに、Android版のMetaMoJi Noteで多く要望があったPDF出力機能も追加(PDF出力はAndroidのバージョン4.4以上での対応)した。「MetaMoJi Note 企業版」の価格は、年間使用料で1ライセンス2000円(税別)から。
2014年12月25日フェンリルは24日、マテリアルデザインを取り入れたAndroid向けブラウザ最新版「Sleipnir Mobile for Android 3.0」を発表した。Google Playより無料でダウンロードできる。対応OSはAndroid 4.0.3以降。Googleが提唱する新デザイン体型「マテリアルデザイン」を全面的に取り入れた、Android向けブラウザ「Sleipnir Mobile for Android」の最新版。インタフェースを一新したほか、ブックマークの一括編集モードの追加、タブにファビコンとタイトルを表示するオプションの追加などが行われている。ブックマークの一括編集モードでは、リスト表示された複数のブックマークにチェックボックスを設定することで、移動や削除、ラベル付けといった編集操作を一括適用することが可能となった。また、タブのデザインについて、従来はサイトの背景色をタブに適用していたところ、ファビコンとページタイトルを表示する新オプションを用意した。このほか、新規タブ展開時にサムネイル一覧で表示される「いつものサイト」に登録できるページを無制限としたほか、クリップボードのテキストでWeb検索を行える機能、ブックマーク画面の「フォルダ管理」「ラベル管理」「履歴」をスワイプで切り替えられる機能などを追加した。設定画面もリニューアルし、タブレット表示では2ペイン仕様となっている。
2014年12月24日米Intelは12月17日、Chromebookユーザー向けのアプリ「Intel Easy Migration」を公開した。iOS、Android、Windows向けのアプリで、IntelベースのChromebookを利用するユーザーは、同ツールを利用してデータをシームレスに移行できるという。Chromebookは、米Googleの「Chrome OS」を搭載したクラウドベースのノートPCで、連絡先アプリにGoogle Contacts、写真管理にGoogle+ Photosなど、Googleのクラウドアプリを利用する。Intel Easy Migrationは、iOSまたはAndroidベースのモバイル端末、WindowsベースのPCから、Chromebookが利用するこれらのGoogleサービスにデータを移行できるツールで、連絡先、ドキュメント、写真、動画、音声などのドキュメントやファイルが対象となる。一括での移行のほか、移行したいファイルを選択してのカスタムマイグレーションも可能。ユーザーのGoogle Driveの空き容量を視覚的に表示する機能も提供する。Intel Easy Migrationは同期機能であって、スマートフォンやPC側のデータを削除したり修正するものではないと留意している。また、これらのファイルに対するプライバシー設定については「プライベート」として設定され、ユーザー本人以外は見えない形になるという。AndroidとiOS向けアプリは、Google Play、App Storeの各アプリストアで無料公開する。Windows PC向けは、IntelのWebサイトよりダウンロードできる。IntelベースのChromebookは、ASUS、Acer、Lenovo、東芝などから提供されている。ChromebookはIntelのほか、ARMベースのものも登場している。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月22日台湾Plustekは19日、ネットワーク対応とPCレスの操作性、制御OSとしてAndroidを搭載したドキュメントスキャナ「Plustek eScan A150」を発表した。2015年1月上旬に発売し、価格はオープン、店頭予想価格は79,800円(税別)。本体に7型のタッチ液晶パネル(IPS方式、1,280×800ドット)を備え、OSにAndroidを採用することによって、シンプルな操作性とした。PCを使わずに、スキャン結果のメール送信、FTPサーバーやクラウドサービスへのアップロード、USBストレージへの保存、スマートフォンやタブレットへの送信が可能。イメージセンサーは光学600dpiのCIS×2基で、1パス両面スキャンに対応する。ADF容量は50枚、用紙サイズは最小50.8×50.8mm~最大244×356mmだ。スキャンスピードは、A4縦原稿の200dpiカラースキャンで5ppm(10ipm)、A4縦原稿の200dpiグレースケールスキャンで20ppm(40ipm)となっている。インタフェースはUSB 2.0、有線LAN、IEEE802.11g/n対応無線LAN。本体サイズはW318×D170×H189mm、重量は2.8kg。
2014年12月21日AndroidのGoogleマップ・アプリ(マップ)のストリートビュー機能が、Googleの手作りVR(バーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイ「Cardboard」に対応していた。Google CardboardのGoogle+でCardboardチームが明らかにした。マップ・アプリで地図にピンを落とす(長押し)か、または検索して表示したい場所に移動し、画面下部にあらわれる情報カードから[ストリートビュー]をタップする。ストリートビュー画面では、右下に回転用のアイコンが表示される。回転アイコンをタップして有効にすると、スマートフォンを持つ手の動きに連動して、ストリートビュー表示が動くようになる。この回転アイコンをタップではなく、ダブルタップすると、ストリートビュー表示がVR用の左右2つの表示に切り替わる。Cardboardに装着して見ると、ストリートビューをVRコンテンツとして楽しめる。Cardboardは、Googleが今年6月にGoogle I/O 2014で公開した。キットをダウンロードし、ダンボール紙、レンズ、磁石、ベルクロテープ、輪ゴムなどを使って、低コストでVRディスプレイを自作できる。
2014年12月19日米Googleは、HDMI接続のスティック型デバイス「Chromecast」の専用アプリをアップデートし、同一のWi-FiネットワークにないAndroid端末でもChromecastに接続できる「ゲストモード」を追加した。「ゲストモード」は、Chromecastと同一のWi-FiネットワークにないAndroid端末でもChromecastに接続できる新機能。ゲストとなる端末とWi-Fiのパスワードを共有する必要はない。なお、「ゲストモード」はオプトイン機能であり、Chromecast側から無効にすることもできる。「ゲストモード」の対応OSはAndroid 4.3以降。iOSには対応していない。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月15日本稿では、NTTレゾナントが運営する、Androidスマートフォン利用者向けのスマホ専門サイト「gooスマホ部」で人気のAndroidアプリをランキング形式で紹介する。gooスマホ部独自のランキングでAndroidアプリのトレンドを掴んで頂きたい。○今週の無料アプリランキングまずは、11月27日~12月3日の無料アプリのアクセスランキングを紹介。gooスマホ部内で最も閲覧されている無料アプリとは!?○今週の有料アプリランキング続いて、11月27日~12月3日の有料アプリのアクセスランキング。gooスマホ部内で最も閲覧されている有料アプリをお届けする!!○今週のおすすめgooスマホ部スタッフが旬の話題をピックアップ!! 今週は「HDMI接続できる高性能NASを使ってみた!」です。スマホの性能が向上したことで、高画質・高品質な映像や静止画を撮影できるようになった反面、そうしたデータを保存する場所に困っている人も少なくはないことでしょう。クラウドサービスを利用するのも良いですが、より安全に運用でき、しかも家族で使いたいという人にオススメなのが、ASUTOR社製の高性能NAS「AS-202TE」です。***スマートフォン・アンドロイドアプリといえばgooスマホ部!2万件以上のQ&Aや、国内最大級のアプリラインナップ、最新機種情報のほか、スマートフォンの操作に不慣れな方へのよりわかりやすい使い方を解説した「世界で一番わかりやすいと評判のスマホ講座」等、スマホが楽しくなる情報が満載のサイトです。なお、gooスマホ部では、「Twitter」「Facebook」でも情報を配信中。Twitterアカウントは「@goosumaho」、Facebookページは「」。
2014年12月12日待望のAndroidアプリが登場株式会社SIDE TAILは、実名美容師アシスタントとカットモデルのマッチングサービス「カッタロカ」の公式Androidアプリ「CUTTALOCA」を12月4日にリリースした。テレビやネットでも取り上げられた話題のサービス「カッタロカ」は、カットモデルを探したい美容師・理容師と、手頃な価格でヘアカットをしたいというカスタマーのニーズを結ぶソーシャルマッチングサービス。今年9月にiOSアプリがリリースされて以降のカットの依頼回数は、月間10000回を超えたという。誰でも500円でヘアカット同アプリをカットモデルとして使用する場合、かかるカット料金は500円のみ。容姿、年齢、性別は問わないという。自分の好きな髪型を依頼でき、0円~3000円の材料費を支払えばカラーやパーマのオーダーも可能だ。髪を切ってくれるのは、国家資格を取得済みで、美容院で働いている理容師・美容師アシスタント。技術を磨くためのモデルを必要としているため、利用者は500円でカットを頼める。スタイル写真やレビューを見て理容師・美容師アシスタントを選ぶこともでき、最後は先輩スタイリストのチェックも入るので、安心してカットを任せることができる。SIDE TAILはこのサービスを通して、理容師・美容師アシスタントが技術向上のための練習に割く時間の確保と、カスタマーが手軽にヘアカットを楽しむ機会の創出に貢献していくとしている。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社SIDE TAIL
2014年12月12日●多様なAndroidの世界観が体験できるdocomo LOUNGEグーグルは東京丸の内にある「docomo LOUNGE」において、Android体験ブースを設置している。これはグーグルが10月から展開中のブランドキャンペーンの一環として実施されるもので、最新のAndroid端末を体験できる貴重な機会となっている。今回、プレス向けの記者説明会が行われたので、展示内容について紹介しよう。○日本初のブランドキャンペーンを展開記者説明会にはグーグルのブランドマーケティング統括部長 秋山有子氏が登壇。Googleが10月31日から展開中の「みんなちがうから、世界は楽しい」(グローバルでは"Be together, not same.")というブランドキャンペーンについて説明した。同キャンペーンはテレビCMなどですでに目にしている人もいるだろう。Androidは開かれたプラットフォームとしてスマートフォン、タブレット、スマートウォッチなど、多様なライフスタイルに合わせた端末に提供されている。同キャンペーンは、多彩なAndroid端末が提供する多様性のあるライフスタイルと、それがつながることでさらに楽しい世界が広がっていくという世界観の紹介が目的となっている。今回の体験ブースは、このキャンペーンの一環として、Androidの世界観を体感できる場所として、NTTドコモと共同で設置されたもの。Googleがブランドキャンペーンを展開したり、Androidの体験ブースを設置するのはこれが初めてだという。展示会場は全体にAndroidのマスコットキャラクターであるドロイドくんがフィーチャーされている。また、NTTドコモから販売中の最新Android端末を、実際に触って体感できるほか、タブレットやChromecast、ウェアラブル端末やハイレゾ再生環境なども展示されており、全体でAndroidとドコモのサービスを満喫できる。●世界で1つだけのドロイドくん○自分だけのドロイドくんを作ろう!そのほかdocomo LOUNGEには、Androidのキャラクターをカスタマイズして自分だけのAndroidキャラを作れるアプリ「Androidify」を試すコーナーも用意されている。キャラクターがさまざまな姿にカスタマイズできるのも、Androidの多様性を表すひとつの要素だ。また、Androidのキャラクター付きラテアートとクッキーが提供されるコーナーも用意されている。Androidifyは以前「Androidメーカー」と呼ばれていたアプリだが、バージョン2.0となって名前も一新。静止画のほか、動きを付けて動画(アニメーションGIF)で保存できるようになった。docomo LOUNGEにはAndroidifyがインストールされた端末が用意されており、これを使って作ったオリジナルキャラを備え付けのプリンターでシールとして出力可能。アプリの操作は簡単で、画面下からキャラクターのパーツを選択してカスタマイズしていくだけ。キャラクターの体型や色なども変更できる。なお、非Android端末のユーザーは、GoogleのAndroidify特設サイトでも体験できる。 ぜひ自分だけのキャラクターを作ってみよう。体験ブースの展示期間は12月6日から1月31日まで。なお、ラテアートとクッキーの提供は12月31日までの期間限定となっている。会場のdocomo LOUNGEは銀座からも程近いJR山手線の有楽町駅から徒歩約2分と好立地にあり、落ち着いた雰囲気のスペースには椅子やテーブル、充電用のコンセントなども準備されている。気になる最新端末を実際に体験できる絶好の機会なので、年末年始の買い物帰りなどに立ち寄って一息つきつつ、最新Android端末に触れてみるのはいかがだろうか。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月08日ソフトバンクモバイルは、7インチAndroidタブレット「GALAXY Tab4」(サムスン電子製)を19日より発売する。同社が一般ユーザー向けにAndroidタブレットを発売するのは初めてのこと。また、「GALAXY」シリーズの製品を発売するのも初となる。価格はオープン。「GALAXY Tab4」は、7インチTFT液晶ディスプレイ(1,280×800ピクセル)搭載のAndroidタブレット。7インチというサイズながら、厚さ約9.2mm、重さ約278gという薄型軽量設計となっている。また持ち運びやすくするため、角を丸くした「ラウンドフォルム」を採用した。バッテリー容量は4,000mAhで、2日以上の利用が可能(サムスン電子調べ)だという。機能面では、2つのアプリを同時に操作できる「マルチウィンドウ」機能に対応。動画視聴やインターネット閲覧など、2つの操作を同時に行える。また、Googleアカウントを利用することで、メールや写真、スケジュール、ブックマークといったコンテンツをスマートフォンやPCと共有できる。「GALAXY Tab4」の主な仕様は次の通り。OSはAndroid 4.4.2。プロセッサは、Qualcomm Snapdragon 400 MSM8926(クアッドコア、1.2GHz)。内部メモリは1.5GB。ストレージは8GB。外部ストレージはmicroSDXC(64GB。バッテリー容量は4,000mAh。最大連続待受時間は、約930時間(W-CDMA網)、約860時間(FDD-LTE網)。背面には300万画素、前面には130万画素のカメラを内蔵。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色。通信面では、4G LTE、ULTRA SPEED、プラチナバンドなどをサポート。そのほか、IEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)に準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0、赤外線通信(IrDA)、GPSなどに対応する。また、発売に合わせて、「スマ放題」に加入中の携帯電話とセットで利用すると「GALAXY Tab4」の利用料金が1年間実質無料(2から3年目は1,000円割引)になる「タブレットセット割」を提供する。さらに、「スマートセキュリティ powered by McAfee」や「紛失ケータイ捜索サービス」などがセットになった、月額500円の「タブレット基本パック」を新たに用意するとともに、月額500円の「あんしん保証パック」と「タブレット基本パック」がセットになった月額800円の「あんしんセキュリティセット」も提供する。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月08日Opera Softwareは、Android向けブラウザアプリ「Opera」の最新バージョンを公開した。アップデートすることで、新たにブックマークの共有機能などが追加される。最新版のAndroid向け「Opera」には、ブックマークの共有機能が追加されている。スピードダイヤルから、ブックマークマネージャ、編集の順に選択し、ゴミ箱アイコンの隣にある共有ボタンをタップ。共有するブックマークにタイトルを付けると、Bluetoothや、Google+などのSNSといった、アプリの選択が可能となる。共有したブックマークは、「Opera」によって作成されたページとして、どのブラウザ、どのプラットフォームからでも閲覧できる。そのほか、データ節約機能も強化され、「O」アイコンをタップすることで、データ節約量がわかりやすく表示されるようになった。また、メニューには終了ボタンが追加され、素早く確実にブラウザを終了できる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月05日手持ちのAndroidスマートフォンをAndroid 5 Lollipopにアップデートした。iPhone 6が登場してから、iPhoneばかり使っていたのでまったく気づいていなかったのだが、Lollipopを使ってみて、まずマテリアルデザイン化されたGoogleマップ・アプリがiOS版とほぼ同じことに感動した(正確に言えば「iOS版がAndroid版と同じ」かな……)。同じGoogleのサービスを使うのだから「同じで当たり前」とつい思ってしまいそうになるが、これってユーザーにとって理想的なことだと思うし、そこにマテリアルデザインのメリットがよく現れている。マテリアルデザインによって、Androidも「iOSと同じようにフラットになった」と言う人は多い。しかいs、それは表面的な見方にすぎない。マテリアルデザインとiOSではデザインのアプローチが異なる。iOSのフラットデザインはiOSデバイスのためのデザインだ。今年、OS Xもフラットデザインに変わったが、同じフラットデザインでもOS XはMacならではの進化を遂げている。一方、マテリアルデザインはAndroidのためだけのデザインではない。スマートウォッチからTVまであらゆるスクリーンサイズのGoogle製品に共通のユーザーインタフェースをもたらすデザインガイドラインだ。今年6月にGoogle I/OでGoogleがマテリアルデザインを発表した時、Android端末やAndroid Wear端末、Android TV、Chromeアプリなど、Googleのプラットフォームに根付いた製品に共通性をもたらす試みだと(筆者が勝手に)思った。だが、こうしてiOS版とAndroid版のGoogleマップ・アプリを使い比べてみると、少なくともiOSのようなユーザーの多いプラットフォームに対してGoogleはマテリアルデザインのメリットを提供するようだ。もちろんiOS版とAndroid版がそろっているアプリなんて、今や珍しいものではない。ただ、従来のiOS用Googleマップ・アプリがそうだったように、iOS版はiOSらしいiOSアプリになっている。ところが、マテリアルデザイン化されたGoogleマップ・アプリはiOSで動作するAndroidアプリという感じなのだ。筆者のようにiOSで初めてマテリアルデザインに触れたユーザーがAndroid版を使ってもまったく違和感がないし、それどころかマテリアルデザイン化されたLollipopにすんなりと入っていけた。○ネイティブアプリがクロスプラットフォーム、WebアプリがChrome限定かつて……というか、今でもかもしれないが、ネイティブアプリとWebアプリは「ネイティブアプリ対Webアプリ」のように議論される。プラットフォームに縛られるけど機能的なネイティブアプリ、クロスプラットフォームが容易なものの機能が制限されるWebアプリ。プラットフォームごとに開発しなければならないから開発者の負担が大きいネイティブアプリ、"Write once run everywhere"(一度書いたらどこでも動作)で開発者の負担が少ないWebアプリという感じだ。しかし、最近のGoogleはそんな議論を陳腐なモノにしている。同社が10月に発表した新たなメールアプリ「Inbox」(招待制で提供中)もマテリアルデザイン化されていて、モバイルアプリはAndroid版とiOS版で同じように使える。だが、デスクトップ版はChromeブラウザのみなのだ。そのため「GoogleはChromeにユーザーを囲い込もうとしている」「Chromeは新しいInternet Explorer 6だ」と批判する声が上がっている。もちろん、そんな囲い込みをしてもGoogleにとってはデメリットでしかない。Gmailチームが3日にRedditを通じて、Google社内でInboxのクロスブラウザ・サポートのテストを進めていることを明らかにした。Web技術にはネイティブ・デバイスに負けないくらいのAPIの実装が日々続いているものの、Inboxのようなアプリを構築するにはブラウザごとの最適化が不可欠。GoogleにとってはChromeが最も最適化しやすく、そして機能を引き出せるブラウザだから、まずはChrome限定の提供になった。その結果、AndroidアプリやiOSアプリに劣らない使用体験をWebアプリ版でも提供することに成功している。ネイティブアプリのほうがAndroidとiOSで理想的なクロスプラットフォームを実現していて、WebアプリがChromeプラットフォームに限定されているというのは、ユーザーにとってなんとも皮肉な状況だが、Googleが目指すところは明らかだ。かつてのネイティブアプリ対Webアプリの議論のようにどちらで何ができて、何ができないではなく、どのようなデバイスでもユーザーが同じように高いレベルでGoogleのサービスを体験できるのを優先している。Inboxの提供が始まったのは今年10月末。マテリアルデザインに対応したGoogleマップ・アプリは11月始めにAndroid版とiOS版が同時に登場した。Gmailアプリなど、今はまだiOS版が完全マテリアルデザイン化されていない他のGoogle製アプリもいずれマテリアルデザインになるだろう。それからすべてのGoogle製アプリでAndroid版とiOS版が同時アップデートになるのかはわからないが、それに近い状況になるのではないだろうか。そうなったほうがGoogleの持ち味が引き出される。クロスプラットフォーム戦略に舵を切り始めたMicrosoftは、比較的Googleに近いクロスプラットフォーム体験を提供するだろう。Appleは従来同様に自身のプラットフォームにユーザーをとどめるためにネイティブアプリを使い、Webアプリでクロスプラットフォームを実現するはずだ。かつてのネイティブアプリ対Webアプリの議論では「使いにくいWebアプリ=クロスプラットフォーム」と見なされ、相対的にiOSアプリが輝いた。それがiOS対Androidのプラットフォームの対立に発展し、いつの間にか「クロスプラットフォームをどのように実現するか」という議論が失われてしまった。しかし、クラウドをハブに1人で複数のデバイスを使いこなすのが当たり前の時代に突入し、あらためて"最高のクロスプラットフォーム体験"の価値が問われる。GoogleマップやInboxのクロスプラットフォーム体験は、それを証明している。
2014年12月05日マネーフォワードは12月4日、自動家計簿アプリ「マネーフォワード(Android版)」を全面リニューアルし、マテリアル・デザインに対応したと発表した。マネーフォワードは、複数の金融機関や通販サイトなどの口座の残高や入出金情報を一括取得し、家計簿を自動作成する、資産管理・家計管理の新時代WEBサービスで、一度口座情報を登録すると、以降は自動で複数口座の情報を取得・分類するため、お金の管理の煩わしさが解消する。マテリアル・デザインは、2014年6月にGoogleが「Google I/O 2014」で発表。新たなビジュアルや画面上の動きといった、ユーザーインタフェースの根幹をなす、デザインの包括的なガイドラインだ。今回、マネーフォワードをマテリアル・デザインに対応したことにより、より分かりやすく、使いやすいアプリとなった。さらに、登録無料でログインすると、通常有料の「プレミアムサービス」(月額500円)を30日間無料で利用できるキャンペーンを実施している。
2014年12月05日iPhoneに対するAndroid端末のアドバンテージの1つは「カスタマイズの自由性」だろう。例えば、新たなAndroid端末を購入したものの、起動時に表示されるアニメーションが気に入らない場合は変更できる。デバイスを起動した際に表示されるロゴや画像は起動アニメーション(boot animation)と呼ばれている。通常はメーカーのロゴがアニメーションとともに表示される。これを、「Boot Animations」というアプリを利用して、自分の好きな画像に変更しようというのが、記事の内容となる。Android端末のブートアニメーションを変更するには、どうしたらよいのだろうか? 米国の技術サイト「Make Tech Easier」が記事「Android端末で起動時のアニメーションを変更する方法(原題:How to Change the Boot Animation on an Android Device)」でその方法を取り上げているので、紹介しよう。早速、手順を見てみたい。まずは、端末のroot化を行っておく必要がある。それが済んだら、Android端末にBoot Animations rootをGoogle Playからインストールしよう。このアプリは、300以上のブートアニメーションを提供するほか、SDカードに保存しているブートアニメーションをインストールしたり、任意のアニメーションGIFをブートアニメーション用に変換したりすることを可能にする。再起動のたびに、異なるブートアニメーションを表示するといった設定もできる。アプリがインストールできたら開き、「Server」タブをタップする。Serverは入手可能なboot animationのレポジトリとなっており、この中からインストールしたいものを選んでクリックする。すると、いくつかのオプションを含むメニューが表示されるので、一番上の「Install」を選択する。これにより、端末へのインストールが始まる。このときに「Preview」を選択すると、プレビューできるので迷ったらここでプレビューしてみるとよいだろう。Installを押したらBoot Animationsがダウンロードとインストールをやってくれるのを待つだけだ。インストール作業が終わったら、端末を再起動してちゃんとboot animationが入っているかを確認してみよう。起動時に表示されれば、成功だ。Boot Animationsは300以上のカスタムアニメーションが用意されており、有料のものもある。boot animationコレクションのランダム化、サイズ変更、SDカードからのboot animationのインストール、GIFファイルのboot animation変換などの機能もあり、Android 1.6(Donut)以上で利用できる。
2014年12月05日米Googleは12月2日(現地時間)、Android 5 Lollipopのアップデート「Android 5.0.1(LRX22C)」をリリースした。AOSPでソースコードを公開。Google Developersを通じてNexus 9(Wi-Fi)用、Nexus 7(Wi-Fi)用、Nexus 10用のファクトリーイメージを提供している。同社はAndroid 5.0.1の変更内容を明らかにしていない。Ars Technicaの「Android 5.0.1 released; fixes inadvertent factory reset bug」によると、細かなバグ修正のほか、意図せずにデータが消去される問題への対応が含まれる。ロック解除に数回失敗した場合にデータが消去されるように設定し、パターン・アンロックを用いている場合、Android 5.0ではシングルタップも"失敗"と見なされる。起こりにくいケースではあるが、何度か画面に触れてファクトリーリセットが起動する可能性がある。またNexus 7の動画再生に障害を起こし得るバグの修正も含まれるという。
2014年12月04日