○Android4.4でもSDカードに保存できるファイラースマートフォンは進化して行っているはずなのに、以前の端末ではできたことが新しい端末でどうやったらできるのかわからない、という状態になっている人がいるかもしれない。特にはじめてAndroid4.4を搭載したスマートフォンを使う時にとまどいがちなのが、SDカードの利用方法だ。少し前のバージョンまでは、Androidスマートフォンでは追加したSDカードにデータ保存を自由に行うことができた。本体内部メモリの容量をあけておくために、積極的にアプリやデータをSDカードに入れるような使い方をしていた人もいるだろう。しかしAndroid4.4からはそれができない。セキュリティを向上させるためにAndroid4.4ではSDカードにユーザーが自由にデータを書き込めなくなった。従来人気があったファイラーアプリを使っても書き込みはできない。データを書き込むためには対応しているファイラーが必要なのだ。それができるのが「File Commander」だ。多くのAndroid4.4搭載端末でプリインストールされている。他のファイル操作とは別に、SDカード利用のためにぜひ使い方を覚えておきたいアプリだ。○内部メモリもSDカードも同じ操作感で利用可能起動時に開いた画面では「写真」、「ミュージック」、「ビデオ」、「ダウンロード」という大きなボタンが表示される。それぞれタップすると、目的のファイルがスムーズに見つけられる仕組みだ。「写真」は画像ファイルを、「ミュージック」は音楽ファイル、「ビデオ」は動画ファイルを端末内から探し出して、保存されているフォルダ一覧を表示する。フォルダ名には該当するファイルがいくつ入っているかも添えられているから、わかりやすい。しかし「ダウンロード」の場合は、内部メモリにあるダウンロードフォルダが表示される。標準のダウンロード先になっているフォルダだから、どこかからダウンロードしたファイルが保存されているフォルダという意味になる。4つのタイルボタンの下にある「内部ストレージ」と「SDカード」はそれぞれの使用量を示したグラフがついているが、これ自身がボタンでもある。ここをタップするとそれぞれのルートフォルダが開けるのだが、その動きに内部メモリとSDカードで差はない。ファイルのコピー、貼付けといった操作もSDカード内で問題なく行える。○ファイルの圧縮や解凍にも対応「ミュージック」等のボタンからではなく、SDカード等にアクセスしてフォルダをたどって表示した画面では、ファイルでもフォルダでもアイコンを長押しすると選択状態になる。そのまま他のアイコンもタップすれば複数選択状態だ。この状態でコピーや削除、まとめての圧縮といった操作が行える。また1ファイル、1フォルダ単位で右側に表示されているメニューボタンをタップすると名前変更等のメニューが表示される。圧縮メニューはあっても、解凍メニューはない。圧縮ファイルも普通のフォルダと同じようにタップして開くことができ、中身も確認できるのだが、解凍するためには圧縮ファイルの中から目的のファイルを圧縮ファイルの外にコピーするという形で利用することになる。いくらか癖はあるが、ファイラーアプリを使ったことのある人なら直感的に使いこなせる範囲だろう。○クラウドサービスやファイル共有も利用可能メニュー画面で左上のアイコンをタップすると、詳細なメニューが引き出せる。ここで「ネットワーク」の中にあるのが、ローカルでのファイル共有だ。端末によって表示されるメニューは違うが、オフィスや家庭でNAS等を利用しているならここからアクセスできる。たとえば「ローカルエリアネットワーク」を選択し、無線LANに接続した状態で「検索」をタップすると接続されている機器の中で公開フォルダを持っているもののIPアドレスが表示される。タップして入って行けば、簡単に共有ファイルが利用できる仕組みだ。また外部のクラウドサービスのアカウントを登録すれば、クラウドへのファイル保存や、クラウドからローカルへのコピー等も手軽に行える。対応しているサービスはメジャーなものに限られているが、クラウド経由でSDカードへのファイルコピーを行いたい場合には便利だろう。利用料金:無料制作者:MobiSystemsFile Commander
2015年03月23日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、「もっと音量を小さくできませんか?」という質問に答えます。***Android OSにおけるボリューム設定は、電話で話すときに適用される「通話」と着信時の呼び出し音の「着信」、プッシュ通知を知らせる「通知」、目覚ましや警告音の「アラーム」、そして音楽や動画再生時における音量の「メディア」に分かれて行います。それぞれの設定は本体横のボリュームボタンのほか、「設定」の「音設定」でスライダーを使い調整できます。しかし、各項目の変更幅は大きく、きめ細かい音量調整は難しくなっています。消音状態(ミュート)を含めて「通話」は6段階、「着信」と「通知」と「アラーム」は8段階、「メディア」は16段階です。Android OS標準の機能を使うかぎり、この範囲内で設定するしかありません。Android OS標準の音量調整機能でも、ある程度の音量を出す場合はそれほど困りませんが、できるだけ音量を絞りたいとき、「メディア」で最小(1)でも音量が大きいのでさらに絞りたいときには限界があります。残念ながら、Android OS標準の機能では対応しきれないため、サードパーティー製アプリに頼らざるをえません。ここに紹介する「ExtraVolumeSimple」(Google Playで入手可、無料)は、Android OSには本来存在しない音量を擬似的につくり出し、最小(1)より小さい音量に設定することを可能にします。「ExtraVolumeConfig」の簡易版ですが、音量の微調整であれば機能的には不足しません。使い方はかんたん、起動して「調整」にチェックを入れて有効にしたあと、スライダーを左方向(マイナス方向)へ動かします。すると、Android OS標準のボリュームレベルを下回る音量に設定されるので、「メディア」など各項目の音量もそれにつれて小さくなります。たとえば、「調整」の値を「-5」にしたうえで「メディア」の音量を小さくすれば、Android OS標準の機能ではありえない微小な音量に設定することができます。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月22日Dropboxはこのほど、Android版Dropboxのアップデートを行った。アップデートによる主な新機能として、Android端末から直接PDFファイルを閲覧できるようになった。Dropboxから、あるいは別のアプリからDropboxを開く、またはオフラインでも閲覧可能となる。また、「共有」ボタンをタップすると自動的に共有リンクを生成するため、プレビュー画面から直接PDFファイルを共有できる。共有されたPDFファイルはDropbox内のフォルダ内に自動的に入るため、ファイルをダウンロードをする必要はない。そのほか、Dropbox内のWord文書、PDFファイル、パワーポイントファイルを検索し、必要な情報にすぐにアクセスできるようになった。
2015年03月21日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『「アプリケーションを選択」がウザいです……』という質問に答えます。***Android端末を使いはじめたとき、写真を開くときやハイパーリンクをタップしたとき、いつも「アプリケーションを選択」ダイアログが表示されたはずです。いつの間にか表示されなくなり、毎回同じアプリが起動するようになりますが、この一連の流れには明確なルールがあります。ファイルを開くときどのアプリケーションを利用するかは、Android OSの「インテント」により決定されます。インテントとは、異種アプリ間における連携機能で、あるアプリから別のアプリに文字列や配列などさまざまなデータを受け渡します。インテントには「暗黙的」と「明示的」の2種類があり、写真やハイパーリンクを開くときの処理方法は初期値では「暗黙的」に設定されています。写真を開く、ブラウザを起動するという動作だけが指定されていますが、どのアプリ(アクティビティ)に処理させるかはユーザが決定します。それが「アプリケーションを選択」ダイアログの役割です。一方の「明示的」では、特定のアクティビティが指定されています。ユーザによる選択の余地はありませんから、「アプリケーションを選択」ダイアログが現れることはありません。「アプリケーションを選択」ダイアログには、「常時」と「今回のみ」という2つのボタンがありますが、「常時」をタップすると、同じ処理を行うときのインテントが記録され、次回以降明示されるようになります。そのため、「常時」をタップすると、次回から「アプリケーションを選択」ダイアログが表示されなくなり、起動されるアプリが固定されます。なお、写真を開く/ハイパーリンクをタップするなどのアクティビティでインテントが記録されると、実質的に"アプリが関連付けられた"状態となり、起動するアプリを選択することができなくなります。その場合、「設定」→「アプリ」の順にタップし目的のアプリを選び、「標準で起動」項目にある「標準設定をクリア」ボタンをタップします。これで、記録されていたインテントが削除されるので、次回対象アクティビティを行うときには「アプリケーションを選択」ダイアログが表示されます。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月16日AndroidスマートフォンやタブレットからPCに保存されている音楽などのファイルにアクセスできることをご存じだろうか? 「同期の設定が面倒」「Androidに重たいファイルは持ちたくない」といった問題も解決してくれるので、Android端末からWindowsのファイルにアクセスする方法を知っておくと便利かもしれない。今回、MakeTechEasierの記事「How To Access Shared Windows Folders on Your Android Phone)」をもとに、具体的な設定方法を紹介したい。このテクニックは、Windows 7以上の共有機能を利用して、Android端末から共有ファイルにアクセスするというものだ。さっそく手順を見てみよう。○Windowsマシン側の準備:共有するフォルダを選択するまずは、Windowsマシン側の設定を行おう。最初に、共有したいフォルダを選択する。エクスプローラで、共有したいフォルダをクリックしよう。「プロパティ」から「共有」タブを選択して「共有」ボタンを押す。次に、ファイルの共有相手となるユーザーを指定する。最も簡単なのは「Everyone」と入力して「追加」ボタンを押すことだ。なお、自分や特定のユーザーに指定する場合は、別途ユーザー名とパスワードを設定する作業が必要だ。許可のレベルは、デフォルトは「読み取り」のみを許可するようになっている。Android端末にあるファイルを共有フォルダにコピーしたいなど、読み取り以上の作業が必要なら、「読み取り/書き込み」などに許可のレベルを変更しよう。次は、共有の範囲を変更する設定を行う。スタートボタンから「コントロールパネル」内の「ネットワークと共有センター」を選択し、「共有の詳細設定の変更」を選ぶ。すると、パスワードで保護共有の設定ができるページが表示され、デフォルトで「パスワード保護の共有を有効にする」にチェックが入っているはずだ。上のステップで「Everyone」としているなら、「パスワード保護の共有を無効にする」にチェックを変更。特定のユーザーのみと共有する場合は、「パスワード保護の共有を有効にする」にチェックが入ったまま次のステップへ。なお、ユーザー名とパスワードを設定しているかどうかは確認しておくこと。これがないと、共有機能を利用できない。○Windowsマシン側の準備:IPアドレスを確認する次に、PCが利用しているIPアドレス情報を取得する。これには、「アクセサリ」から「コマンド プロンプト」を開き、画面に「ipconfig」と入力する。すると、IPアドレス情報が表示されるはずだ。有線接続の場合は「Ethernet Adapter ローカル エリア接続」の下に、無線接続の場合は「Wireless Adapter ワイヤレス ネットワーク接続」の下に、表示された「192.168.0.1」といった、ピリオドで区切られた4つの数字がそれだ。○Android端末の準備:共有フォルダにアクセスするアプリを設定するWindowsマシン側の準備が終わったら、Android端末側の準備をしよう。まずは、PCと同じネットワークを利用していることを確認する。Android側がLTE、PCは自宅のWi-Fiという場合は設定しても使えないので、注意が必要だ。同じネットワークにいることを確認したら、次はPCで設定した共有フォルダにアクセスするためのアプリをAndroidに入れる。さまざまなアプリが公開されているが、記事では無償の「ES File Explorer」を使っている。日本語にも対応しており、基本的には端末上のファイルが管理できるアプリだ。まずは、ES File ExplorerをGoogle Playからダウンロードして、インストールしよう。インストール後にアプリを開くと、端末側のSDカード内にあるファイルやフォルダの一覧が表示されるが、上部の左側に「Local」があるので、これを選択する。ここで「LAN」を選択する。LANに入ったら、ツールバーから「New」を選択する。すると「Scan」と「Server」の2つから選択を求められる。Scan、Serverのどちらからでも共有フォルダにアクセスできる。まずは、Scanのやり方を見てみよう。Scanを選択して、ネットワーク上のPCを探す。ここで、先のステップで調べたPCのIPアドレスの情報が必要になる。共有フォルダを設定したPCが表示されたらスキャンプロセスを中止してよい。自動的に接続するはずだ。自動接続されない場合は、上記で設定したユーザー名とパスワードが必要になる。一方、Serverを選んだ場合の方法は、Scanよりも難易度が少し。Serverを選択し、IPアドレスを入力する。すると「New/Edit Samba Server」というページになる。もしユーザー名とパスワードを設定したら、ここで入力となる。これで、共有フォルダがLAN画面に表示されるはずだ。ファイルを選択すると、Android端末で使えるようになる。動画ファイルなら、どのメディアプレイヤーで再生したいかを聞いてくるので、相性のよいものを選びたい。
2015年03月08日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、「Android Beamには2種類あるって、どういうこと?」という質問に答えます。***Android OSには、複数のファイル転送手段があります。Wi-FiにBluetooth、赤外線(IrDA)はすでに多くの端末にサポートされ、いろいろな場面で活用されています。Android 4.0で追加された「Android Beam」は、近距離無線通信規格「NFC」を利用したデータ転送機能です。画像や動画といったファイルやWEBページなどのコンテンツを、同じくNFC対応のAndroid端末同士を接近させるだけでやり取りすることが可能です。Android Beam最大のメリットは、いちど機能を有効にしておけば設定不要な点にあります。通信はNFCにより開始されるため、ファイル/コンテンツの送信側端末と受信側端末にあるNFCマークを向かい合わせにするだけで、自動的にデータ転送が開始されます。送信先の端末を選択したり、事前にペアリングを行ったり、受信を許可したりといった操作は必要ありません。ただし、Android Beam対応をうたうすべての端末で利用できるわけではありません。Android 4.0とAndroid 4.1以降では仕様が異なるため互換性がなく、事実上似て非なる2種類のAndroid Beamが存在するのです。Android 4.0の端末同士、Android 4.1以降の端末同士でなければ、Android Beamは利用できません。なお、Android 4.0のときのAndroid BeamはNFCのみでデータ転送を行っていたため、通信速度は100~400kbps程度がせいぜいで、1枚の写真を転送するのに1分近くかかることもありました。しかしAndroid 4.1以降ではBTSSP(Bluetooth Secure Simple Pairing Using NFC)という技術を採用、NFCで通信を開始したあとはBluetoothに切り替えてコンテンツを送信する方式に改めています。通信速度は最大24Mbpsにスピードアップし、いちど通信が始まれば端末を離しても支障なくなるなど、使いやすさも向上しています。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月07日ニューロベイスは3月6日、同社が開発・運営するクラウド型Webプラットフォーム「ECHO」において、Androidアプリの開発を支援するSDKをオープンソースで公開した。同SDKを導入することで、データの操作や会員管理、ログインといったECHOが提供する多彩なサーバーサイド機能を、ネイティブなAndroidアプリから簡単に呼び出せるようになり、サーバーサイドの実装を行うことなくスピーディーなアプリ開発が可能となる。ECHOは、Webサイトやアプリの実現に必要なサーバーサイド機能を提供するクラウド型Webプラットフォームシステム。Webフレームワーク、コンテンツ管理機能、Webマーケティングツールといった3つの機能的な側面を持っており、Webの開発から運営に至るまでをトータルに支援する。SDKのソースコードは、GitHubにてオープンソースで公開されている。今回リリースされたAndroid用SDK以外にも、iOS・JavaScript・Unityに対応したSDKが随時公開予定。
2015年03月06日米Microsoftは2日(現地時間)、iOSやAndroid、Windowsタブレットなどで使用できる折りたたみ式のBluetoothキーボード「Universal Foldable Keyboard」を発表した。2015年7月に発売予定。直販サイト「Microsoft Store」の価格は99.95ドル(約12,000円)。二つに折りたたみできる、小型のBluetoothキーボード。ヒンジなどを設けず、開いた状態で約5mm、折りたたんだ状態でも約11.5mmという薄さを実現した。iPadやiPhoneなどのiOS端末、Android、Windowsタブレット、Windows Phoneなどのモバイル機器での使用を想定する。本体は撥水素材の防滴設計。キーボードを開くと自動的に端末に接続される機能も備える。本体サイズは開いた状態でW295.1×H125.3mm、二つ折りの状態でW147.6×H125.3×D11.5mm。対応OSはWindows 8 / 8.1、Windows Phone 8.1 Update 2、iOS 7~8.1、Android 4.3~5.0。インタフェースはBluetooth 4.0。電源は充電式の内蔵バッテリで、1度の充電で約3カ月使用できるとする。
2015年03月04日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、「アプリを閉じても終わっていない、ってどういうこと?」という質問に答えます。***Androidアプリを終了させる場合、「ホーム」ボタンまたは「戻る」ボタンをタップします。するとアプリの画面は閉じられ、ホーム画面に戻ってアプリの起動など他の作業に着手できる仕組みです。しかし、それでアプリが完全に終了したとはかぎりません。「ホーム」ボタンまたは「戻る」ボタンのタップは、大部分のアプリにとっては"アプリの画面を閉じる"操作で、実際にはユーザには見えない形で(システムの背後=バックグラウンドで)待機し続けます。システム負荷が高いアプリを閉じた場合、バックグラウンドでもそれなりに負荷を生じていることがあるため、バッテリーの減るペースが速まる原因になります。バッテリーだけでなく、動作するアプリの数が増えればそれだけメモリ消費量も増えるため、反応低下などパフォーマンスに悪影響を与えることもあります。しばらく使いそうにないアプリ、システム負荷が高いアプリを閉じた場合は、確実に終了させておいたほうがバッテリーのもちがよくなります。メモリの未使用領域も増えますから、より確実にアプリを稼働させることができます。バージョン4以降のAndroid OSでは、右下のタスクボタンをタップすると現れる「最近使ったアプリ一覧(Recent Apps)」画面を使うと、アプリを完全終了させることができます。操作はかんたん、アプリアイコンを左右どちらかの方向へフリックするだけです。さらにXperiaシリーズの場合、「全アプリ終了」ボタンが用意されているので、すべてのアプリを一度に完全終了させることが可能です。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月04日米Googleは2月25日(現地時間)、Android端末の「BYOD:Bring Your Own Device(私物のデバイスを業務に利用すること)」を支援する企業向けプログラム「Android for Work」を発表した。「Android for Work」では、業務用のプロフィールを端末に作成することで、個人用のアプリやデータ領域と切り離して保護した上で、管理することを可能にする。その際、Android 5.0 Lollipopの暗号化機能やセキュリティ機能が利用される。業務用プロファイルが作成できないAndroid 4.0~4.4が搭載された端末においては、アプリ「Android for Work app」が用意されている。Android for Work appを介して、Android 4.0~4.4が搭載された端末に対し、セキュアなアプリケーションを配布し、承認されたアプリケーションにアクセスすることを可能にする。また、企業がアプリケーションを従業員に配布し、管理するためのツールとして「Google Play for Work」が提供される。Microsoft ExchangeとIBM Notesに対応した電子メール・連絡先・カレンダーのほか、「Google Docs」「Google Sheets」「Google Slides」によって文書・スプレッドシート・プレゼンテーション資料の編集が行える。「Management」「Devices」「Applications」「Networking」という4つの分野について、SAP、ソニー、Lenobo、Adobe Systemsといったベンダーがパートナーとして提携している。
2015年02月27日米Googleは2月25日、Androidデバイスを企業で利用できるようにするためのプログラム「Android for Work」を発表した。アカウントを分けることで、プライベート、仕事、双方での利用でも、安全性を強化するもので、独SAP、米Salesforce、米Adobe Systems、米Boxなどと提携した。Android for WorkはAndroid端末の安全性、管理などを強化することで、業務でのAndroid利用を加速させるための取り組みとなる。具体的には、私用と業務用を分けるため「Work profiles」として別にプロファイルを設ける。対象端末はAndroid 5.0(Lollipop)となり、デフォルトの暗号化やSELinux統合を活用して個人用プロファイルとは別にデータが保存される。企業のIT部門はWorkプロファイルには承認済みのアプリを実装できるが、個人用についてはコンテンツを削除するなどのことはできないので、安心して私用端末としても利用できるという。Androi 4.0(Ice Cream Sandwich)から4.4(Kitkat)、あるいはWorkプロファイルが動いていない端末向けには、Android for Workアプリを用意する。安全な電子メール、カレンダー、連絡帳、ドキュメント、ブラウジングを提供し、会社が承認したアプリへのアクセスを提供するものとなる。アプリストアについても、ビジネス版の「Google Play for Work」を用意する。企業のIT管理者はGoogle Play for Workを利用することで、Android for Workユーザーに対してアプリ配信プロセスを安全かつ簡素化し、実装と管理ができる。Googleはまた、電子メール、連絡帳、カレンダーなど業務モバイルアプリスイートを提供する。同スイートはMicrosoft Exchange、IBM Notesをサポートし、ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンの編集が可能という。これらに加えて、Android for Workでは管理、デバイス、アプリケーション、ネットワークの4分野で多数の企業と提携した。デバイスではSamsung、ソニー、LG、HTC、Motorola、Lenovoなど主要Androidベンダーが参加、アプリではSAP、Salesforce、Adobeなどが、管理ではBlackBerryやCitrixなどが参加している。この分野では2014年7月に米AppleがIBMと提携しており、12月に第一弾となるアプリを発表している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月26日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、「最近のAndroidはハイレゾ再生できるの?」という質問に答えます。***はい、一定の条件を満たすAndroid端末であれば、ハイレゾ音源を忠実に(ダウンコンバートせず)再生/出力できます。ハイレゾ音源に対応した音楽再生アプリが必要となりますが、"ハイレゾ対応"をうたう一部の端末には、ハイレゾ対応音楽再生アプリがプリインストールされているものもあります。Android端末のハイレゾ対応には2系統あります。1つは、Android端末のハードウェアそのものがハイレゾ対応しているもので、ステレオミニジャックに直接ヘッドホンを接続するだけで楽しめます(ハイレゾ対応の再生アプリは必要)。ドコモの2014-2015冬春モデルの多くはこのタイプで、「Xperia Z3 SO-01G」や「ARROWS NX/F-02G」などが該当します。もう1つは、ハイレゾ対応アプリで再生した音をUSB経由でデジタル出力するもので、DAC(デジタル信号をアナログ信号に変換するIC)を搭載したUSB対応のポータブルアンプが必要です。この方法は、以前はAndroidプラットフォームとしては仕様の定義がない独自技術を必要としていたため、Xperia Z2などごく一部の端末でしか利用できませんでしたが、2月にGoogle Playでハイレゾ対応音楽再生アプリ「ONKYO HF Player」が公開されたことにより、状況が変わりました。「ONKYO HF Player」は、アプリ内にハイレゾ出力用専用ドライバ「Onkyo USB Audio HF Driver」を収録しています。Android 4.1以降が動作する端末と、少々特殊なケーブル(USB On-The-Go)、有償アプリ(ONKYO HF Player Unlocker、1000円)が必要になりますが、これまで対応していなかった多くのAndroid端末でハイレゾ出力が可能になります(ドライバが動作しない端末もあります)。DSD 11.2MHzという現状もっとも高品質のハイレゾ音源も再生できるので、オーディオファンの注目を集めています。
2015年02月26日米Googleは19日(現地時間)、AndroidスマートフォンやiPhone向けアプリとして提供していたメールアプリ「Inbox」が、iPadやAndroidタブレットに対応したと発表した。合わせて、Web版でサポートしていたGoogle Chromeに加え、FirefoxとSafariにも対応した。Inboxは、2014年10月に提供を開始したメールアプリ。カテゴリごとにメールを仕分ける「Bundles:バンドル」、重要なメールを優先表示する「Highlights:ハイライト」、To-Do機能「Reminders:リマインダ」、受信したメールを先送りして再度受け取れる「Snoozes:スヌーズ」などの機能により、ユーザーがメールを効果的に処理できる機能を備えることが特徴となる。なお、同アプリは現在招待制で提供中。他のInboxユーザーのほか、Googleの招待用メール(inbox@google.com)に申請することで、同アプリを利用できるようになる。
2015年02月24日日本マイクロソフトは20日、WindowsやAndroid、iOSに対応したBluetoothキーボード「Microsoft Universal Mobile Keyboard」を発表した。本体カラーはブラックとグレーの2色を用意。3月6日より発売し、参考価格は税別7,980円。マルチOS対応のBluetoothキーボード。最大3台までの機器とペアリングが可能となっている。標準で保護カバーが付属し、保護カバーを開くとキーボードの電源をオンに、閉じるとオフにできる。この保護カバーは取り外しが可能で、スマートフォンやタブレットを置けるスタンドとしても機能する。本体にリチウムイオンバッテリを内蔵。動作持続時間は約6カ月。キー数は68のストレート配列。インタフェースはBluetooth 3.0。本体サイズは約W242×D109×H12mm、重量は約365g。対応OSはWindows 8 / RT、Android 4以降、iOS 6以降。
2015年02月20日本稿では、NTTレゾナントが運営する、Androidスマートフォン利用者向けのスマホ専門サイト「gooスマホ部」で人気のAndroidアプリをランキング形式で紹介する。gooスマホ部独自のランキングでAndroidアプリのトレンドを掴んで頂きたい。○今週の無料アプリランキングまずは、2月5日~11日の無料アプリのアクセスランキングを紹介。gooスマホ部内で最も閲覧されている無料アプリとは!?○今週の有料アプリランキング続いて、2月5日~11日の有料アプリのアクセスランキング。gooスマホ部内で最も閲覧されている有料アプリをお届けする!!○今週のおすすめgooスマホ部スタッフが旬の話題をピックアップ!! 今週は「持ち運びOK!モバイルモニターを使ってみた」です。PC向けのタッチパネルディスプレイも種類が充実してきており、そんな中、ちょっと面白い10点マルチタッチ対応のモニターディスプレイがテックウインドから発売されました。それが今回紹介する「On-Lap 1002」です。***スマートフォン・アンドロイドアプリといえばgooスマホ部!2万件以上のQ&Aや、国内最大級のアプリラインナップ、最新機種情報のほか、スマートフォンの操作に不慣れな方へのよりわかりやすい使い方を解説した「世界で一番わかりやすいと評判のスマホ講座」等、スマホが楽しくなる情報が満載のサイトです。なお、gooスマホ部では、「Twitter」「Facebook」でも情報を配信中。Twitterアカウントは「@goosumaho」、Facebookページは「」。
2015年02月20日フリーコム・テクノロジーズは17日、Androidスマートフォンなどで使用できるデュアルインタフェース採用のUSBメモリ「OTG Drive "Tiny"」を発売した。容量が32GBと64GBのモデルを用意。価格は32GBが税込2,980円、64GBが税込4,480円。microUSB端子とUSB A端子の2つのインタフェースを備えるUSBメモリ。PCだけでなく、Android対応スマートフォン / タブレットなどで使用できる。USB機器間の接続規格OTGに対応しており、互換性のあるスマートフォン / タブレット / PC間で直接データのやり取りが可能。インタフェースはUSB 3.0。本体サイズはW12.36×D37.35×H4.56mm、重量は3g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.4以降、Android 4.0以降、Linux 2.4.0以降。ストラップタイプの保護キャップが付属する。
2015年02月19日LINEは12日、Android版「LINE」アプリのバージョン5.0.0の提供を開始した。最新版ではプロフィールアイコンの形状変更、写真を加工するフィルターの追加ほか、デザインのアップデートなどを行った。一連の変更はAndroid版先行となる。LINE最新版ではプロフィールアイコンが丸型に変更となった。5.0.0より以前のLINEを使っているユーザーには従来どおり四角のアイコンが表示される。グループではない複数人でのトークもアイコンにプロフィール写真が使われるようになった。また、トーク画面から写真を送信する際に選べるフィルター機能が追加され、全9種類となったほか、4.7.0以降、タイムラインに表示されていた新規アルバム、アルバムへの写真追加の通知がトーク画面にも表示されるようになった。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月13日Googleは12日、東京都渋谷区神宮前にある表参道ヒルズの吹き抜け大階段にて、Android搭載スマートフォンやタブレット300台が合唱する、「Android合唱団」公演を行なうと発表した。日程は2月12日から15日の4日間。Android合唱団は、 300台のAndroidスマートフォン・タブレット内に入り込んだAndroidキャラクター300体が、スピーカーから出す音でハーモニーを披露するというもの。公演は通常の5曲に加えて、来場者が指揮者として参加できるインタラクション1曲の6曲で構成される。スケジュールは、各日11時より毎時00分と30分に開始され、最終公演は19時30分から。登場するAndroidキャラクターの中には、先日Google+で一般公募されたものも参加している。それらが合唱に合わせて動いてくれるのも見どころだ。また、この合唱の「練習」の様子がYouTubeにアップロードされている。ただ音を出すだけでなく、300台のタブレット・スマートフォンが合わせて音を鳴らす、視覚的にも楽しめる合唱であることにも注目したい。
2015年02月12日フェンリルは10日、Android向けブラウザアプリ「Sleipnir Mobile for Android」の最新版3.2を公開した。Google Playから無料でダウンロードできる。対応OSはAndroid 4.0.3以降。バージョン3.2では、トップバーの長押しメニューに、PC版でお馴染みの「タイトルとURLをコピー」項目を追加。また、ブックマーク画面に「最後に開いていた場所を復元」オプションを、リンクの長押しメニューに「新規タブで開いて移動」を追加した。表示レイアウトが崩れる問題や特定の環境でクラッシュが起こる問題なども修正している。このほか、次期バージョンの新機能を実装した「Sleipnir Mobile テスト版」で実施していた、リンク長押しでコンテキストメニューを表示する機能について、「正常に動作しないケースがあるが修正が技術的に困難」として、一旦機能自体を取り下げることを同社ブログで告知している。
2015年02月10日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、「Androidには迷惑アプリ検出機能がある?」という質問に答えます。***Androidの公式アプリストアGoogle Playでは、「Bouncer」というマルウェア(ウイルス/スパイウェア/トロイの木馬を含むアプリ)検出機能が稼働しています。人間の手による審査は行われませんが、不正な機能を含むアプリを自動的に探し出すBouncerの働きにより、アプリおよびAndroid端末の安全性が保たれています。Bouncerは、Google Playに新規出品されるアプリがアップロードされる時点でスキャンを行い、そのアプリに既知のマルウェアかどうかを判定します。そのとき、Android端末でどのように動作するか、細かく設定したルールのもとシミュレーションも行われます。悪質な開発者の登録/再登録を防ぐ目的で、そのアカウント情報の分析や公開済アプリのチェックも実施されます。しかし、その機能は完璧というわけではありません。Bouncer導入後も、広告ネットワークを偽装したアプリがしばらく公開されていたことがありますし、スキャンの間は無害なアプリを装いインストール後に不正プログラムが動き出す"時間差攻撃"のようなアプリが発見されたこともあります。Bouncerに相当する機能は、Android 4.2以降にも搭載されています。設定のセキュリティ項目にある「アプリを確認する」を有効にしておくと、アプリのインストール時にGoogle Playの場合と同レベルのマルウェアチェックが実施されるようになりました。現在のところ「アプリを確認する」の機能はシステムのバックグラウンドで動作しないため、常駐型のセキュリティアプリのような機能は期待できませんが、インストール後もマルウェアのチェックを実施するアップデートが計画中との報道もあります。バッテリー消費量増加とシステム負荷増大が懸念されますが、安全性という点ではプラスです。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月10日IK Multimediaは、さまざまなAndroid機種にユニバーサル対応したデジタル・オーディオ・インタフェース/ギター・エフェクト・プロセッサー「iRig UA」を発表した。価格はオープンプライスで、税別市場想定価格は1万3,500円前後。2015年初夏発売予定。同製品は、高品位なデジタル録音や、極限までレイテンシーを抑えたリアルタイムなエフェクト処理を可能にするユニバーサルなギター用デジタル・インタフェース。本体に内蔵されたDSPとフロントエンドのユーザーインタフェースとして動作する「AmpliTube UA」アプリの組み合わせにより、Android 4.0以降を搭載し、USBホスト・モード(OTG)モードに対応したAndroidスマートフォンやタブレットで使用することができる。コンパクトなボディーには、楽器接続用のハイ・インピーダンス対応標準インプットをはじめ、ボリューム調整可能なステレオ・ミニ・ヘッドフォン・アウト、付属のmicro-USB to OTGケーブルにてAndroidデバイスと接続する端子のほか、ステレオ・ミニのAUX入力も装備。また、実際の信号処理はiRig UA内蔵DSPによって行われるため、入出力間の遅延は約2msに抑えられており、Android OS特有のレイテンシー問題、さらにはAndroidデバイスへの負荷も解消するという。なお、AmpliTube UAでは、3つのストンプ・エフェクトを並べ、アンプ、キャビネット、マイクのモデルを組み合わせることで、好みのギター、ベース・トーンを手軽に生み出せる。
2015年02月09日IK Multimediaは、ループ・ベースのリミックス・アプリ「GrooveMaker 2」のAndroid版がGoogle Playにて公開されたことを発表した。価格は1,000円。機能制限版の無料アプリ「GrooveMaker 2 Free」も用意されている。同製品は、スマートフォン、タブレットの画面をタップしていくだけで、EDM、ダブステップ、ハウス、ヒップホップなど、さまざまなジャンルのダンス・トラックをリアルタイムに制作できるアプリ。「キック」、「ドラム」、「ベース」、「パッド」、「ライン」、「パーカッション」、「エフェクト」に分類されたループを組み合わせるだけで、最大8トラックを使用し音楽的なグルーブを生成可能となっている。また、有償版のGrooveMaker 2は7つ、無償版の「GrooveMaker 2 Free」には3つのSongパックが収録されており、アプリ内課金により追加Songパックのダウンロード購入も行える。さらに、同社「iRig Mix」を介して2台を同期再生可能なX-Syncにも対応する。なお、完成した曲は、Wi-Fi経由で転送できるほか、Email、FTP、SoundCloudなどでも共有できる。
2015年02月06日Net Applicationsから2015年1月のモバイルOSのシェアが発表された。これによると、1月はAndroidと、Symbianがシェアを増やし、iOS、Java ME、Windows Phone、BlackBerryはシェアを減らした。iOSについてはiPhoneもiPadもシェアを減らしている。AndroidとiOSのシェアの合計値は90%を超えており、モバイル/タブレット向けのオペレーティングシステムとしてこの2つが強い影響力を持っていることがわかる。AndroidではAndroid 5.0、Android 4.4、Android 4.2、Androidなどがシェアを増やし、Android 4.1、Android 4.0、Android 2.3がシェアを減らした。Androidは全体ではシェアの増加が継続しているものの、バージョンごとに分断も大きく、複数のバージョンが混在した状況が続いている。
2015年02月03日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『「格安スマホ」のメリット・デメリットは?』という質問に答えます。***これまでスマートフォンは、最新のソフトウェアを快適に動作させることを第一に、高速/高性能なハードウェアを追求しつつ進化してきました。それだけに、システムやアプリの動作速度に直結するCPU(SoC)の処理性能、インストールしておけるアプリの数を決めるフラッシュメモリの容量、カメラの画素数や光学性能など、ハードウェアスペックがスマートフォン選びの基準となったことに違和感はありません。Andorid端末の場合、システムソフトウェアでの差別化が難しいことも、ハードウェアにばかり目が向いてしまう原因になったといえます。最近注目を集めている「格安スマホ」は、文字どおり安価に入手できるスマートフォンです。携帯電話会社の販売網ではなく、MVNO(Mobile Virtual Network Operator、日本語では「仮想移動体サービス事業者」)事業者、あるいはMVNO事業者と提携した大型量販店やオンライン専業会社が事業に乗り出すケースが増えています。具体的な基準はありませんが、OSにはAndroidを採用した端末で、SIMとセットで3千円台/月であれば格安の部類に属します。格安スマホのメリットは、1カ月あたりのコストの低さに尽きます。音声通話の有無、1カ月で使えるデータ容量の上限を確認しておけば、スマートフォンとしての役割はじゅうぶん果たせます。WEBブラウジングやメールの送受信はもちろん、静止画/動画撮影や音楽再生など、Android OSでできることはひととおりこなせると考えていいでしょう。MVNOのSIMカードと組み合わせる都合上SIMフリー(どの携帯電話会社/MVNOのSIMカードも利用できる)が前提ということも、ユーザにとってはメリットです。デメリットは、"最新技術のかたまり感"に欠けることです。CPUやカメラの性能、薄さ/軽さやバッテリーのもちは(格安ではない)最新の端末に及びません。1月時点では、Android OSの最新版(Android 5/Lollipop)をプリインストールした端末は見当たりません。デザインやカラーバリエーションも、無難な方向にまとめられがちです。最近では国内メーカーも参入しはじめ、防塵/防水性能など特徴的なスペックを備えた端末も投入されていますが、尖った最新機能は望めません。この部分は、価格と折り合いをつけて納得するしかないでしょう。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月02日米Microsoftは29日(米国時間)、Androidタブレット向けのOfficeアプリ「Microsoft Word for Tablet」、「Microsoft Excel for Tablet」、「PowerPoint for Tablet」をリリースしたと発表した。それぞれGoogle Playよりダウンロードでき、価格は無料。作成・編集を行うにはMicrosoftアカウントが必要で、全機能を利用するには「Office 365」のサブスクリプションが必要となる。Androidタブレット向けの「Office」アプリは、2014年11月にプレビュー版が公開されていたが、今回正式版として新たに公開された形となる。プレビュー版に寄せられたフィードバックは正式版への改良に活かされているという。サードパーティ製のキーボードを使用することもできるが、タッチ操作にも対応している。「Microsoft Word for Tablet」では文書が、「Microsoft Excel for Tablet」ではスプレッドシートが、「PowerPoint for Tablet」ではプレゼンテーションがPC版と同じように表示される。無料のMicrosoftアカウントからログインすることで作成・編集が可能。また、それぞれのアプリの全機能を利用するには、アプリ内より購入できる「Office 365」のサブスクリプションが必要となる。対応するのは、7インチ以上10.1インチ以下のAndroidタブレット。OSはAndroid 4.4。ARMベースのプロセッサ、1GB以上の内蔵メモリを推奨している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月30日米GoogleでAndroidのセキュリティ担当のリード・エンジニアを務めるAdrian Ludwig氏は1月24日(現地時間)、Google+において、Webコンテンツを表示するためのコンポーネント「WebView」の脆弱性を修正するパッチをAndroid 4.3以前については提供しないことを明らかにした。Googleの古いAndroidのサポート終了については、Rapid7の研究者である Tod Beardsley氏が1月12日にブログで伝えたことから、話題になっていた。Beardsley氏が、Googleに4.4より前のAndroidにおいて新たな脆弱性が見つかったことを報告したところ、「WebViewの脆弱性が4.4よりも前のバージョンに影響を与えるとしても、われわれはパッチを作成しない」という回答がきたという。Ludwig氏は、「最近まで、Android 4.3以前のバージョンについてWebkitのバックポートを提供してきた。Webkitだけでも500万行以上のコードから構成されているうえ、毎月、何百万人の開発者が何千もの新機能を追加している。こうした状況では、Webkitに対しパッチを安全に適用することは現実的ではなくなってきている。ユーザーはアップグレードや端末の切り替えを進めているため、WebViewの影響を受けるユーザーは減ってきている」と説明している。また、古いAndroidを利用するユーザーに対しては、Google Playを介して、Chrome(Android 4.0以降に対応)とFirefox(Android 2.3以降に対応)をアップデートをして利用することを薦めている。
2015年01月27日本稿では、NTTレゾナントが運営する、Androidスマートフォン利用者向けのスマホ専門サイト「gooスマホ部」で人気のAndroidアプリをランキング形式で紹介する。gooスマホ部独自のランキングでAndroidアプリのトレンドを掴んで頂きたい。○今週の無料アプリランキングまずは、1月15日~21日の無料アプリのアクセスランキングを紹介。gooスマホ部内で最も閲覧されている無料アプリとは!?○今週の有料アプリランキング続いて、1月15日~21日の有料アプリのアクセスランキング。gooスマホ部内で最も閲覧されている有料アプリをお届けする!!○今週のおすすめgooスマホ部スタッフが旬の話題をピックアップ!! 今週は「ポケットに入れられるPCって?話題のスティックPCを使ってみた!」です。「m-Stickシリーズ MS-NH1」(以下MS-NH1)は、世界最小のWindows 8.1を搭載したスティック型PC。2014年11月28日の発表以来、新しいモノ好きのアーリーアダプターだけでなく多くのビジネスユーザーを巻き込み大きな話題となりました。その勢いは2015年に入ってからも衰えることはなく、いまも多くの店舗では品切れ状態が続いているようです。そんな話題の製品をお借りする事ができたので、早速紹介してみたいと思います!***スマートフォン・アンドロイドアプリといえばgooスマホ部!2万件以上のQ&Aや、国内最大級のアプリラインナップ、最新機種情報のほか、スマートフォンの操作に不慣れな方へのよりわかりやすい使い方を解説した「世界で一番わかりやすいと評判のスマホ講座」等、スマホが楽しくなる情報が満載のサイトです。なお、gooスマホ部では、「Twitter」「Facebook」でも情報を配信中。Twitterアカウントは「@goosumaho」、Facebookページは「」。
2015年01月23日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、「Google Play非対応のAndroid端末って?」という質問に答えます。***OSにAndroidを採用したスマートフォンの多くは、Googleが運営する公式アプリマーケット「Google Play」を利用できます。Android OSの場合、Google Play以外のアプリサイトやメモリカードに記録されたファイルをインストールすることも可能ですが、Android対応をうたうアプリのほとんどがGoogle Playで配布されていることもあり、「Android端末らしい使い方」を求めるのであればGoogle Play対応は端末購入時の重要な条件といえるでしょう。しかし、なかにはGoogle Play非対応の端末も存在します。理由はさまざまですが、Google PlayやGmail、Google Mapsといった公式アプリを端末に同梱するためには、GoogleからGoogle Mobile Services(GMS)というライセンスを取得する必要があり、そのためにはGoogleが定めるガイドラインを満たさなければなりません。1月19日に発表されたシャープ製端末「AQUOS K」は、OSにAndroid 4.4を採用していますが、Google Playには対応しません。折り畳み式でタッチパネル非搭載など独自性を重視したために、GMSの取得を敢えて見送った可能性があります。とはいえ、AndroidというOSはGoogle Play以外からのアプリ導入が可能ですから、拡張性そのものは維持されています。前述したAQUOS Kでいえば、au/KDDIの「auスマートパス」をカスタマイズした専用アプリストアを公開予定で、LINEなどのアプリを提供するとしています。アプリの数はGoogle Playに及ばないでしょうが、怪しげなアプリがはびこらないなど専用アプリストアならではのメリットは期待できそうです。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月22日エレコムは20日、Windows、Mac、Androidのそれぞれに最適化したモードを搭載するコンパクトキーボードを発表した。BluetoothとUSBという2種類の接続タイプとテンキーの有り無しによって4モデルラインナップする。発売は2月上旬予定。Bluetoothモデル、USBモデルともキーボード部分の構造とデザインは共通しており、キートップはパンタグラフ方式でキーピッチ19mm、キーストロークは1.5mmを確保。アイソレーションタイプでキー間にゴミなどが入りづらくなっている。キーボードの上部には、メディア再生や音量調節などに対応するファンクションキーを備える。テンキー有りモデルは108日本語キー配列で、テンキー無しモデルは87日本語キー配列。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8.1、OS X 10.8~10.10、Android 4.1以降。BluetoothモデルのみiOS 7.0以降にも対応する。○Bluetooth接続モデルBluetoothモデルは、バージョン3.0で接続。電池残量表示ランプと電源スイッチを備える。テンキー有りモデル「TK-FBP081BK」は、サイズがW398.0×D142.0×24.0mmで重量は約297g。価格は10,929円。テンキー無しモデル「TK-FBP083BK」は、サイズがW318.0×D142.0×H24.0mmで、重量は約240g。価格は10,562円。○USB接続モデルUSB接続モデルは、ケーブルをキーボード中央、もしくは左右どちらかから引き出せる。テンキー有りモデル「TK-FCP080BK」は、サイズがW398.0×D142.0×H24.0で重量が約322g。価格が8,229円。テンキー無しモデル「TK-FCP082BK」は、サイズがW318.0×D142.0×H24.0mmで重量が約270g。価格は8,618円。
2015年01月20日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、「Android 5.0の「ゲストモード」って何ですか?」という質問に答えます。***Android 5.0(Lolipop)で追加された「ゲストモード」は、1台の端末を一時的に友人/知人に貸すときのための新機能です。WEB検索したい、地図を確認したいからスマートフォンをちょっと貸してと頼まれたときでも、心配せずに預けることができるようになりました。ゲストモードについて説明する前に、Android 4.xでサポートされた「マルチアカウント機能」を理解しておかなければなりません。マルチアカウント機能とは、1台の端末に複数のユーザを登録し必要に応じて切り替えることができる機能で、パソコンでは広く利用されています。Androidでは4.xのときタブレット限定の機能として用意されましたが、Android 5.0からはスマートフォンもサポート対象にくわわりました。登録されたアカウントには、専用の作業領域が用意されます。異なるGoogleアカウントを登録できますから、それぞれのアカウントでまったく異なるアプリをインストールしておくことも可能です。システム設定の一部は共通しますが、1台のスマートフォン/タブレットを家族など複数人で利用しても、プライバシーが守られます。ユーザーの切り替えは、クイック設定パネルから行うことができます。「ゲスト」は、そのマルチアカウント機能であらかじめ用意されているアカウントです。通常のアカウントとは異なり、スマートフォン/タブレットを一時的に使うことが目的ですから、Googleアカウントの登録や名前の入力は省略されています。なお、次回ゲストとして利用を開始すると、前回の作業を続けるかどうかダイアログでたずねられます。そこで前回の状態から(ゲストとして)作業を続けるか、まっさらな状態から作業を開始するかを選択できます。友人に一時的に貸すのであれば、後者を選ばせるといいでしょう。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月20日