ユニットコムは13日、パソコン工房の通販サイト内雑貨専門店「Nantena」にて、木の実のような丸いフォルムのポータブルスピーカー「Audio Dock」を販売開始した。税込価格は647円。カラーはホワイト / パープル / ブラック / ピンク / グリーンの5色。直径約5cmと小型サイズの3W出力スピーカー。丸型で音が360度方向に広がる仕様で、頭頂部が再生時で青く、充電中で赤く、満充電で青く光る。インタフェースは3.5mmステレオミニプラグ。電源は内蔵バッテリ。本体サイズは直径45×高さ45mm、ケーブル長は115mm。重量は約42g。給電用USBケーブルが付属する。
2015年02月13日米Beats by Dr. Dreは、サンフランシスコのグラフィティアーティスト・Barry McGee(バリー・マッギー)とコラボしたBluetoothスピーカー「Beats by Dr. Dre x Barry McGee 2.0 Pill Speaker」を発表した。Apple Store実店舗およびApple Online Store限定で、2月13日より販売を開始する。価格は20,600円(税別)。同製品は、Bluetoothスピーカー「Beats by Dr. Dre 2.0 Pill Speaker」をベースにしている。BeatsとBarry McGeeとのコラボレーションは、2014年12月にネオンオレンジのモデルをカスタマイズし、アートフェア「アート・バーゼル・マイアミ」で発表したPillに続き、今回が2回目となる。「Beats by Dr. Dre x Barry McGee 2.0 Pill Speaker」は、幾何学模様とBarry McGeeのトレードマークである文字をカスタマイズして取り入れた限定モデルとして販売される。サイズはW190×H45mmで、重量は310g。Bluetooth機器に接続することで、約10メートル離れた場所からオーディオを再生できる。カラーはレッドの1色のみ。本体のほか、特別仕様のキャリー・ケースが付属する。
2015年02月12日米Beats by Dr. Dreは、サンフランシスコで活動しているグラフィティアーティスト・Barry McGee(バリー・マッギー)とのコラボレーションによるBluetoothスピーカー「Beats by Dr. Dre x Barry McGee 2.0 Pill Speaker」を、Apple Store実店舗およびApple Online Store限定で、2月13日より販売開始する。価格は20,600円(税別)。同製品は、Bluetoothスピーカー「Beats by Dr. Dre 2.0 Pill Speaker」をベースにしており、今回、幾何学模様と、Barry McGeeのトレードマークである文字をカスタマイズして取り入れた限定モデルとして登場する。BeatsとBarry McGeeとのコラボレーションは、2014年12月、ネオンオレンジのモデルをカスタマイズし、アートフェア「アート・バーゼル・マイアミ」で発表したPillに続いて、これが2度目となる。サイズはW190×H45mmで、重量は310g。Bluetooth機器に接続することで、約10メートル離れた場所からオーディオを再生できる。カラーはレッドの1色のみ。本体のほか、特別仕様のキャリー・ケースが付属する。
2015年02月12日エレスは2月9日、手のひらサイズの充電式Bluetoothスピーカー「CQL1458-B」を発売した。直販価格2,160円(税込)。CQL1458-Bは、Bluetooth 2.1+EDRに対応したワイヤレススピーカーだ。対応プロファイルはA2DP。Bluetooth非対応機器との接続には、φ3.5mmステレオミニジャックを使用する。定格出力は2Wのモノラル。電源は容量350mAhの内蔵バッテリーで、充電はmicroUSBから行う。約1時間でフル充電され、最大約3時間の連続再生が可能だ。本体サイズは直径80×高さ49mmで、重量は約125g。カラーはホワイト、ピンク、ブルー、ブラックの4色。
2015年02月10日ソニーは2月9日、Bluetoothに対応した最上位ヘッドホン「MDR-1ABT」を発表した。同社が開発した高音質コーデック「LDAC」をサポートしている。発売は3月21日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は税別40,000円前後。MDR-1ABTは同社のヘッドホンラインナップにおいて、フラッグシップに位置付けられるモデルだ。Bluetoothのコーデックは、SBC/AAC/aptXni加えて、LDACに対応。LDACは同社が開発した高音質コーデックで、SBC(328kbps)の3倍超となる990kbpsの最大ビットレートを実現している。LDACは、1月に発表された「ウォークマン ZX2」もサポートしている。有線接続時はハイレゾ音源の再生に対応。イヤーパッドは、MDR-1Aゆずりのエルゴノミック立体縫製により、快適な装着感を提供しつつ重低音域の再現性に貢献する。右のハウジングにタッチセンサーを搭載しており、スマートフォンのようなタッチ操作で、再生や停止、曲のスキップ、音量調節を行える。ドライバーユニットは40mm径ドーム型の密閉ダイナミック方式。感度は98dB/mW、再生周波数帯域は4Hz-100,000Hz、インピーダンスは24Ω(いずれも有線接続時)。Bluetooth接続時のバッテリー駆動時間は最大30時間。充電はUSB端子経由で行う。重量は約300g。1.2mの有線接続用ケーブルが付属する。
2015年02月09日Hamee(ハミィ)は2月5日、小型で軽量なBluetoothイヤホン「ANTS(アンツ)」の予約受け付けを開始した。入荷予定は3月下旬で、直販価格は4,000円(税別)。ANTSは、Bluetooth 4.0に対応したワイヤレスイヤホンマイク。ケーブルの途中に3ボタンタイプのコントローラーとマイクを装備している。コントローラーでは着信への応答や曲送り・曲戻し、音量調整などの操作が可能だ。左右のユニットをつなぐケーブルは絡みにくいフラットタイプで、長さは約40cm。再生周波数帯域は20Hz~20kHzで、音圧感度は110dB、インピーダンスは16Ω。イヤホン部分のサイズは直径11×長さ25mmで、質量は約12g。イヤホンに設けられたmicroUSBポートから充電する。音楽再生では最大約4時間、通話では最大約5時間の連続使用が可能だ。イヤーキャップはSとMの2サイズが付属する。カラーはブラック、ホワイト、レッドの3色。
2015年02月06日カシオ計算機は5日、デジタルカメラ「EXILIM」の新モデルとして、光学18倍ズームや自分撮りに便利なチルト液晶、スマホと常時つながるBluetooth機能などを搭載した「EX-ZR1600」を発表した。本体カラーは、シルバー、ブルー、オレンジの3色を用意。3月20日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は40,000円前後の見込み。EX-ZR1600では、従来のWi-Fi機能に加えて、新しくBluetooth Low Energyに対応。専用アプリ「EXILIM Connect」をインストールしたスマートフォンとEX-ZR1600を、Bluetoothで常に接続しておくことが可能だ。これにより、スマートフォンとEX-ZR1600のWi-Fi接続をコントロール。EX-ZR1600のシャッターを切ると、撮影した画像を自動でスマートフォンに転送、保存できる。EX-ZR1600の電源をオフにしてもBluetooth接続は維持しており、スマートフォンからEX-ZR1600を起動したり、EX-ZR1600に保存した画像を閲覧・コピーなど、スマートフォンから多彩なリモートコントロールが可能。専用アプリ「EXILIM Connect」は、写真共有アプリ「Scene」(リプレックスが開発・提供)とも連携し、EX-ZR1600で撮影した写真をクラウドアルバムで自動共有。一緒に旅行した友達や、遠方の親戚など、EX-ZR1600で撮影するだけで写真を簡単にシェアできる。3.0型の液晶モニタは約180度のチルト機構を備え、本体前面に設けたフロントシャッターによって、自分撮り・仲間撮りをしやすい。また、EX-ZR1600のレンズに向かって手を振ると、手の動きを検知して自動でシャッターを切る「モーションシャッター」機能も使える。心臓部には、高速レスポンスを提供する「EXILIMエンジンHS Ver.3」を搭載。CIPA規格準拠として、1.5秒の起動、0.18秒のオートフォーカス、0.015秒のレリーズ・タイムラグ、最短0.26秒の撮影間隔を実現している。手ブレ補正機能では、上下回転・左右回転・上下・左右・回転という5軸方向の手ブレを高度に補正し、光学式手ブレ補正(2段分)と高速連写合成(最大9枚)の組み合わせによって、5段分の手ブレ補正効果を得られる。主な仕様は、撮像素子が1/2.3型正方画素高速CMOS、総画素数が1,679万画素。レンズ構成は、非球面レンズを含む10群11枚。焦点距離は約24~450mm(35mm判換算)、F値は2.8~5.9。記録画素数は、静止画で最大1,600万画素(4608×3456ドット)、最大1,920×1,080ドット(フルHD)/30fpsの動画撮影も可能だ。記録形式は、静止画がJPEG、動画がH.264/AVCのMOV形式、連射速度は最大30枚/秒。約48.9MBのメモリを内蔵するほか、外部メモリとしてSD/SDHC/SDXCメモリーカードを使用できる。ISO感度はISO80~25600相当(HSナイトショット時:最大25600)。シャッター速度は1/4秒~1/4,000秒(静止画プレミアムオートPRO時:4秒~1/4,000秒、絞り優先AE時:1秒~1/2,000秒、シャッター速度優先AEおよびマニュアル露出時:15秒~1/2,000秒)。絞りはF3.5(W)~F7.0(W)。フォーカス方式はコントラスト検出方式、フォーカスモードはオートフォーカス、マクロ、マニュアルフォーカス。撮影可能範囲はオートフォーカスとマニュアルフォーカス時が約4cm~(W端)、マクロ時が約4~50cm(W端)。電源には専用リチウムイオン充電池「NP130A」を使用し、撮影枚数は約455枚、動画撮影時間が約1時間35分、連続動画撮影時間が約2時間25分(タイムラプス撮影時:約4時間35分)。本体サイズはW108.3×D33.6×H61.5mm、重量は約242g(電池およびメモリーカード含む)。
2015年02月05日Hameeは4日、セルカ棒とBluetoothシャッターリモコンがセットになった「SHOTZ(ショッズ) セルフィースティック with Bluetoothシャッター(1.0m)」を発売した。セルカ棒本体には、スマートフォンのほかアクションカメラ「GoPro」やデジタルカメラを装着することができる。価格は税込み3,240円。「SHOTZ(ショッズ) セルフィースティック with Bluetoothシャッター(1.0m)」は、セルカ棒に、Bluetoothシャッターリモコンや端末用固定ホルダーなどが付属するスターターセット。リモコン用スタンドで、セルカ棒にシャッターリモコンを設置すれば、Bluetooth接続によりワイヤレスでシャッターを切ることができる。セルカ棒本体は、伸縮型で34.5cmから100cmまでの長さで使用することが可能となっている。セルカ棒本体のサイズは、縦約31cm×横約5.2cm×厚さ約3.5cm(最小時)。固定可能な端末のサイズは横約2から14cm×厚さ約1.2cm以下の機種。シャッターリモコンの主な仕様は次の通り。サイズは縦約6.5cm×横約1.4cm×厚さ約1.7cm。対応OSはAndroid 4.2.2以降、iOS 6.0以降。規格はBluetooth 3.0。送信周波数は2.4GHzから2.4835GHz。最大通信距離は約10m。電池はLR45(394、LR936、AG9)×2、約6カ月の使用が可能。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月04日ロア・インターナショナルは2月2日、SKブランドより手のひらに収まるキューブ型のBluetoothスピーカー「Smart Speaker」を発売した。希望小売価格は5,980円(税別)。同社運営の公式オンラインストアで購入できる。Smart Speakerは、1辺45mmのキューブデザインを採用した手のひらサイズのBluetoothスピーカーだ。Bluetoothのバージョンは3.0で、NFCにも対応している。アンプの出力は6Wで、低域を増強するためにパッシブラジエーターも装備している。ボディの素材にはアルミニウムを使用しており、重量は107g。本体のカラーはシルバー、ホワイト、ブラックの3色が用意されている。電源は3.7V/1,800mAhの内蔵バッテリーで、microUSBポートより充電を行う。約3時間でフル充電され、最大で約10時間の連続再生が可能だ。
2015年02月02日オムロン ヘルスケアは1月29日、Bluetooth/NFC通信機能を搭載し、測定データをiPhoneやAndroidスマートフォンで簡単に転送して専用アプリで管理することができる上腕式血圧計「HEM-7510C」を発表した。2月6日より発売する。同製品は、BluetoothとNFCの両方の近距離無線通信技術を搭載した上腕式血圧計である。測定データはiPhoneやAndroidスマートフォンで簡単に転送し、健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を活用してスマートフォン専用アプリ「からだグラフ」やPCで血圧の変化をグラフで管理することが可能。また、別売品の通信トレイ「HHX-IT4」を使って、USBケーブルで測定データをPCに転送することもできる。さらに、測定状態や結果をわかりやすく文字と光で伝える「お知らせディスプレイ」を搭載。測定を開始すると、測定中であるというメッセージを文字でお知らせするとともに、カフ(腕帯)が適切な強さで正しく巻けているかをチェックし、結果を光と文字で表示する。そして、測定終了後には、正しく測定ができた場合には「測定が完了しました」、測定中に体が動いたり、カフの巻き方がゆるかった場合には、「再測定をおすすめします」というメッセージとともにその理由を表示するので、正しく測定ができたかどうかがひと目でわかり、安心して毎日の血圧測定を行える。
2015年02月02日○マイクとスピーカーが分離したスマートな会議用スピーカーシステムヤマハの「YVC-1000」は会議室等に設置してウェブ会議に活用することを想定した、ユニファイドコミュニケーションマイクスピーカーシステムだ。一般的にスピーカーとマイクが一体化した製品が多い中で、スピーカーを搭載した本体部分とマイク部分が分離しているのが大きな特徴といえる。今回、こちらの製品を試用できる機会を得たので、使い勝手や音質などを実際にチェックしてみた。「YVC-1000」の本体のサイズは、幅332×奥行き162×高さ95mmで重量は1.8kg。コンパクトなプリンタ程度の大きさだが、ミーティング用のデスクなら無理なく置けるサイズだ。セットとなるマイクは、直径136mmの円形で、高さ36mmと薄い。重さは0.4kgだ。本体には電源ケーブル、マイクケーブル、USBケーブルが付属するが、すべてをバッグ等に納めれば、女性が片手で運ぶこともできる。テレビ会議システムは、使える会議室が固定されることが多いが、「YVC-1000」であれば、持ち運んで社内のいろいろな場所で会議ができる。付属ケーブルは電源ケーブルが3m、USBケーブルが5m、マイクケーブルが5mあり、マイクを別途追加購入すれば、5台までつなげて接続できる。横長テーブルであれば、最大25mまで延長できる計算だ。そのため、小さなスペースはもちろん、大人数の会議室やコの字の机レイアウトにも対応できる。なお、マイク1台あたりの収音範囲は半径3m程度までが推奨されている。○ケーブルを2本接続すれば設置準備は完了「YVC-1000」の設置は非常に簡単だ。利用する場合、本体に電源ケーブルを接続して、本体とマイクをマイクケーブルで接続するだけだ。マイクケーブルはLANケーブルのような見た目で、レバーを押せば簡単に取り外しができる。挿入時にはカチンと手応えがあり、ケーブルの片側に銀色のテープが巻かれていて、マイク裏側にある「OUT」という表示にある銀色と合わせて接続する要領なので、わかりやすい。本体は、電源を接続した段階で電源ボタンが赤く点灯。ボタンを押すと今度は緑に光り、インジケーターバーが点滅した後で全てのランプが緑に点灯すれば準備完了だ。マニュアルが不要なほど簡単だ。接続端子としてはUSB接続等のほかにオーディオ端子も備えられており、別にテレビ会議システムがあれば、そちらと接続することもできる。従来のスピーカー一体型マイクだと、ビデオ画面は壁際のディスプレイに表示されているのに、声は目の前のスピーカーから聞こえてくるというスタイルになりがちだが、「YVC-1000」の場合、ディスプレイ近くにスピーカーを、自分の近くにマイクを設置できるので自然な形で会議ができる。○PCへの接続はUSBケーブルをつなぐだけでOK!「YVC-1000」は、PCにUSB接続するか、スマートフォンにBluetooth接続するかの、いずれかで利用するのが標準的な使い方だ。PCとのUSB接続の場合、付属のUSBケーブルで接続すると、自動的にドライバがインストールされ、別途CD-ROMを挿入したり、ダウンロードの必要はない。PCはMac OSにも対応しているので、利用範囲は広い。利用するには、別途会議用ソフトが必要だ。今回はマイクロソフトの「Lync」で利用して接続したところ、「YVC-1000」をPCに接続してしばらく待つだけで、きちんと「Lync」オーディオデバイス一覧に表示された。PC側で何か設定する必要はない。実際に会話をしてみると、部屋の中では外の音や空調の音などが多少気になる状態でも、通話先ではそれほど雑音が感じられなかった。これは高性能な適応型エコーキャンセラ-やマイクで収音した音から人間の声を高い精度で判定する技術「Human Voice Activity Detection(HVAD)」などの各種音声処理技術を搭載することで声とノイズを分けて聞かせてくれるおかげだろう。このあたりは、オーディオで歴史があるヤマハならではの特長といえるだろう。また、スピーカーは音量を小さくしても聞き取りやすいので、パーティションで区切っただけのミーティングスペースでも、となりに迷惑をかけずに会議ができるだろう。○スマートフォンとはBluetooth & NFCで毎回快適にスマートフォンのBluetooth接続については、ペアリング方法が本体に説明に記載されているので、出先で使う場合も接続方法で迷うことがない。このあたりは、うれしい配慮だ。実際のペアリングは、本体のBluetoothマークがついたボタンを押すと、電子音が鳴ってからゆっくりとした点滅が始まる。これでBluetoothの接続可能状態になる。そして、もう一度Bluetoothボタンを2秒間長押しすると、点滅速度が高速になるので、この時にスマートフォン等の接続機器側から機器の検索を行えばよい。Bluetoothが有効になったことは音声でもアナウンスしてくれるので、うまくいったかどうかがすぐにわかる。ペアリングの方法自体はBluetooth接続のキーボードやヘッドセットと同じだ。接続状態でSkypeやLyncを起動すると、内蔵マイクではなく「YVC-1000」が有効になった。もちろん、接続先との通話も問題なく行えた。スマートフォンからの利用は、2度目以降はさらに快適になる。NFC対応のスマートフォンならば「YVC-1000」の側でBluetoothボタンを押して青く点滅している状態で、NFCを有効にしたスマートフォンを本体のNFCマーク部分にかざしてやるだけで接続される。いちいち機器の選択などを行わず、すぐに利用開始となる。○操作と設置のしやすいスピーカーシステム本体上面部には音量調整ボタンと音叉ボタンが搭載されている。どれも大きく、確実に押せるボタンなのが好印象だ。最大音量にすれば中規模の会議室でも十分に参加者全員が聞き取れそうな音量になる。音叉ボタンは、会議が始まる前に使用することで部屋の音響環境を学習する自動音響調整機能が働き、使用前に最適化しておくことができる。実際に使ってみると、PCでもスマートフォンでも、非常に簡単に利用することができるシステムという印象が強い。正直、あまりにもあっさりつながるので、書くことがなくて困るほどだ。付属ケーブルがそれぞれ長く、設置の自由度が高いことにも注目したい。会議室のレイアウト関係で電源が取りづらい場合や、スピーカーとマイクの位置が遠くなる時にも困らないから、さまざまな環境に対応できるだろう。
2015年01月30日JVCケンウッドは1月29日、ウッドコーンスピーカーを採用したコンパクトコンポーネントシステム「EX-S5」を発表した。発売は2月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は46,000円前後(税別)。EX-S5は、2013年1月に発表された「EX-S3」の後継機種。CDチューナーアンプのセンター部とφ8.5cmのフウルレンジウッドコーンユニットを使用したスピーカーシステムを組み合わせたセパレートタイプのコンポだ。EX-S5の高さは110mmで、EX-S3よりも10mm低く、フラット&ロースタイルをさらに進めた。カラーは、ブラウン、ホワイト、ブラックの3色を用意している。EX-S3からの大きな進化点は、BluetoothとNFCの採用。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、音声コーデックはSBCのみに対応する。また、iPod/iPhoneの接続インタフェースをUSBに変更。USBデバイスへのMP3録音機能も新搭載した。FMチューナーはAM放送の番組をサイマル配信するFM補完中継放送にも対応する。上級機である「EX-HR7」や「EX-HR9」からの技術的なフィードバックにより、音質面でのチューニングも行われ、とくに振動対策が強化されている。
2015年01月29日Bluetoothの規格策定や認証プログラムなどを担う業界団体Bluetooth SIGは、1月に最新仕様としてBluetooth 4.2を発表した。昨今の市場の要請を受けて新機能が追加されており、携帯電話などの既存機器だけでなく、IoTのような新しい機器でも搭載が広がることが期待されている。Bluetooth 4.2は、大きく3つの機能追加が行われている。1つはIPv6への対応だ。BluetoothでIPv6での接続が可能になり、Internet Protocl Support Profile(IPSP)をサポートしたことで、IPv6通信をそのままBluetooth 4.2対応機器で伝送できる。膨大なアドレス空間を持つIPv6であり、Bluetooth 4.2機器が固有のIPアドレスを持つことができるようになった。Bluetoothは、もともと低消費電力が大きなメリットの1つだった。IPv6のサポートによって、固定IPが割り当てられるため、外部との連携も行えるようになる。2つ目はセキュリティで、Bluetoothデバイスが外部に発信する端末アドレスを暗号化が可能になる。このアドレスは一意のIDとなるため、これを追跡すればそのデバイスがどこに移動したかといった情報が収集できるが、暗号化をすることでこの追跡ができなくなる。さらに伝送するデータは128bitのAESによって暗号化され、情報の読み取りを困難にすることができるようになった。こうした暗号化によってプライバシーとセキュリティ機能を実装しながら、高い電力効率も実現しているという。3点目が転送容量の拡大で、伝送できるパケット容量は10倍になり、転送速度は2.5倍になった。伝送容量と速度が拡大したことで、より大きなデータでも高速で通信できるようになる。もともと、Bluetoothはバージョン4.0で「Low Energy(LE)」という名称を付けるほど低消費電力を追求していた。ブランド名としては「Bluetooth Smart」となったが、いずれにしても速度は求めず、より省電力であらゆる機器に組み込まれることを狙った規格となっていた。時計やフィットネスなどのウェアラブル機器への組み込みが広まっているが、Bluetooth 4.2では、それでありながら従来よりも速度を高めた。具体的な速度が明示されていないのは、速度としては低速だからだろう。ただ、狙いは「高速通信」ではなく、「必要なデータをより低消費電力で送受信する」ことで、大容量データがそれほど求められないスマートホームやウェアラブル、IoTといった分野での利用がさらに高まると期待されている。Bluetooth 4.2の登場で、IoTの拡大が期待されている。Bluetooth 4.2に対応したBluetooth Smart機器は、スマートフォンやルーターなどのハブとなるBluetooth Smart Ready機器と接続して通信を行うが、Bluetooth Smart Ready機器も拡大している。米国で開催された家電ショーのInternational CES 2015ではスマートホームやIoT関連の製品が多く登場していたが、Bluetooth 4.2対応製品以降が本番だろう。Bluetooth 4.2対応製品は、今年後半から登場すると見られており、来年にはスマートホームやIoTが本格的に展開されそうだ。そうした中で、1つのポイントとなりそうなのが「ビーコン」だ。AppleがiPhoneでiBeacon機能を提供して話題になったもので、省電力で微弱な電波を発する小さな機器を店頭などに設置し、付近の受信機に対して情報発信するなどの機能を提供する。iBeacon自体は比較的単純な仕組みだが、Bluetooth 4.2では送受信できる情報量も増えているため、より多くの情報を届けられることが期待できる。2013年から18年の間に、Bluetooth Smart機器はヘルス・ウェルネス分野で77%、ビーコン・小売り分野で106%、家庭用電化製品で107%、スマートホームでは232%の伸長が予想されており、スマートホームや家電向けだけでなくビーコン・小売り分野での伸びも期待されている。ビーコンでは小売のクーポンなどの配信に加え、屋内ナビでも利用されることが期待されているが、ユーザー側には、MACアドレスを収集されて追跡される懸念もあるが、そうしたプライバシーの問題にも配慮した設計になっているほか、通信内容の傍受も難しくなり、比較的安心して利用できるというのも、普及には欠かせないポイントだろう。Nordic Semiconductorやアプリックスが、Bluetooth 4.2への期待を示し、SDKやチップの供給を決めており、ハードウェアとしては大きな問題はなく、普及に対してはソリューションの登場が課題となる。単なる位置情報取得のためだけのビーコンや家電を操作する程度のIoTであればBluetooth 4.2である必要はないかもしれないが、より大容量で、セキュリティにも配慮した仕様を踏まえたサービスが開発されれば、Bluetooth 4.2の普及が進むだろう。ハブとなるスマートフォンやルーターなどのBluetooth Smart Readyデバイスは自然に増えていくことが予想できるため、それを生かしたサービスの登場を期待したいところだ。
2015年01月28日オムロン ヘルスケアは1月27日、BluetoothあるいはNFCでスマートフォンと接続する活動量計「カロリスキャン HJA-403C」を発表した。発売は1月30日。価格はオープンで、推定市場価格は税別4,980円前後だ。HJA-403Cは、Bluetooth 4.0あるいはNFC(近距離無線通信)経由で測定データを転送し、スマートフォンやタブレットなどからデータ管理できる活動量計。データの管理には、無料の専用アプリ「からだグラフ」もしくは健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を利用する。加速度センサーと気圧センサーによって、「歩数」のほか「階段上り歩数」「早歩き歩数」も自動で識別して測定する。アプリではそれぞれの項目をグラフで閲覧可能だ。目標体重を設定すると、目標達成に必要な1日の目標活動カロリーを自動で算出。進捗状況を本体液晶部にインジケーターで表示し、達成度を逐一確認できる。サイズはW78×D12×H33mm、重量は28g。電源にはコイン形リチウム電池(CR2032)×1個を使用し、最大で約3カ月の使用が可能だ(1日12時間装着した場合)。本体には最大14日分の測定データを保存できる。カラーはホワイト、レッド、ブラック、グリーン。専用アプリの対応OSは、Android 2.3以上とiOS 7.0以上。
2015年01月28日JVCケンウッドは1月27日、Bluetooth接続対応のマイクロコンポ「UX-LP77」を発表した。発売は2月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は27,000円前後(税別)。UX-LP77は、Bluetooth 2.1+EDRに対応したマイクロコンポ。プロファイルはA2DPとAVRCP、コーデックはSBCに対応する。NFC(近距離無線通信)も搭載しており、スマートフォンなどとワンタッチでペアリング可能だ。CDプレーヤーやAM/FMチューナー機能に加え、USBメモリなどの音楽も再生可能だ。FMチューナーは受信周波数帯域が76MHz~95MHzで、AM放送の番組をサイマル配信するFM補完中継放送にも対応している。USBデバイスから再生できる音声ファイルはMP3とWMA。搭載しているアンプの実用最大出力は10W×2。スピーカーはφ10cmのフルレンジユニットを使用したバスレフ型だ。サイズと重量は、本体部分がW180×D220×H125mm/1.8kg、スピーカー部がW120×D220×H124mm/0.9kg。本体カラーはホワイト、ブルー、ブラウン、ブラックの4色。
2015年01月27日エレコムは27日、USB給電タイプの2chコンパクトPCスピーカー「MS-P06U」シリーズを発表した。2月下旬より発売する。価格は3,423円。カラーはブラック×レッド / ホワイト×ブルー / ピンク×ブラックのツートンカラー3色を用意する。直径50mmの丸形フルレンジドライバを採用し、最大出力1.0W+1.0Wでパワフルなサウンドを出力する。電源はUSBから給電し、音声入力用にステレオミニジャックも備える。ケーブル長はステレオ接続ケーブルとUSBケーブルが約100cm、スピーカー接続ケーブルは約90cm。エンクロージャ形式は密閉型で、インピーダンスは4Ω、周波数特性は100~20kHzとなっている。本体サイズはW72×D75×H82mm、重量は約360g。ステレオミニジャック接続のACアダプタ給電モデル「MS-P06A」シリーズも同時発表。本体サイズはW72×D75×H82mm、重量は約400g。カラーはブラック×ダークグレーとホワイト×ゴールドの2色を用意。価格は4,773円。
2015年01月27日エレコムは1月27日、コンパクトなスピーカー「MS-P06A」と「MS-P06U」を発表した。発売は2月上旬。希望小売価格はMS-P06Aが4,420円で、MS-P06Uが3,170円(いずれも税別)。MS-P06AとMS-P06Uはコンパクトなアクティブスピーカーだ。φ50mmのフルレンジスピーカーユニットを使用した密閉型で、周波数特性は100Hz~20kHzとなっている。両モデルともインピーダンスは4Ω。2製品の違いは電源と実用最大出力だ。MS-P06Aは家庭用コンセントに接続して使用するタイプで、実用最大出力は3W×2。MS-P06UはUSBに接続して使用するタイプで、実用最大出力は1W×2だ。サイズと重量は、MS-P06AがW72×D75×H82mm/400g、MS-P06UがW72×D75×H82mm/360g。入力はφ3.5mmステレオミニジャック。本体カラーはMS-P06Aがブラック×ダークグレーとホワイト×ゴールド、MS-P06Uはブラック×レッド、ホワイト×ブルー、ピンク×ブラックが用意されている。
2015年01月27日オムロン ヘルスケアは1月26日、近距離無線通信技術であるBluetoothとNFCを搭載し、測定データをiPhoneやAndroidスマートフォンで簡単に転送して専用アプリで管理できる上腕式血圧計「HEM-7280C」を発表した。同製品は、BluetoothとNFCを搭載した上腕式の血圧計である。測定データはiPhoneやAndroidスマートフォンで簡単に転送し、健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を活用してスマートフォン専用アプリ「からだグラフ」やPCで血圧の変化をグラフで管理することができる。また、別売の通信トレイ「HHX-IT4」を使って、USBケーブルで測定データをPCに転送することも可能である。さらに、本体には、バックライト機能を搭載したブラック液晶画面を採用しているので、測定結果をはっきりと確認することができる。そして、測定の開始・停止時に押す"測定/停止"スイッチは、周囲が青く光るLED付きのため、暗い部屋の中でも使用できる。加えて、測定を開始すると、カフが適切な強さで正しく巻けているかをチェックし、結果をマークで表示。正しく測定ができたかどうかがひと目でわかり、安心して毎日の血圧測定を行えるとしている。なお、市場想定価格は、「HEM-7280C」が1万5800円前後。バックライトなしの「HEM-7270C」は1万3800円前後となっている。2月6日より発売する。
2015年01月27日オムロン ヘルスケアは1月26日、血圧データをBluetoothあるいはNFC(近距離無線通信)経由でスマートフォンに転送できる「オムロン 上腕式血圧計 HEM-7280C」を発表した。発売は2月6日。価格はオープンで、推定市場価格は税別15,800円前後だ。HEM-7280Cは、Bluetooth 4.0あるいはNFC経由で血圧データを転送し、スマートフォンやタブレットなどからデータ管理できる家庭用血圧計。別売の通信トレイ(HHX-IT4)を用いれば、USBケーブルでパソコンにデータを転送することも可能だ。データの管理には、無料の専用アプリ「からだグラフ」もしくは健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を利用する。測定を開始する際、カフ(腕に巻くバンド部分)が適切な強さで巻けているかどうかをチェックする機能も持つ。サイズはW115×D145×H86mm、電池を含まない重量は365g。バックライト付きのブラック液晶画面にデータを表示する。電源には単3形アルカリ乾電池×4個を使用し、最大約300回の血圧測定が可能だ。本体自体に2人分の血圧データを各100回の測定ぶん記録できる。カラーはダークネイビー。専用アプリの対応OSは、Android 2.3以上とiOS 7.0以上。アプリを利用するにはドコモ・ヘルスケアが提供する健康サービス「WM(わたしムーヴ)」への会員登録(無料)が必要だ。また、オムロン ヘルスケアは同日「HEM-72870C」も発表した。上記HEM-7280の下位モデルに当たる血圧計で、本体自体には1人分の血圧データを100回測定ぶん記録できる。電池を含まない重量は330g。推定市場価格は税別13,800円前後だ。BluetoothやNFC対応など、その他の主な仕様はHEM-7280とほぼ共通。
2015年01月26日●SIGメンバーは前年から25%増Bluetooth SIGは1月23日、都内にて記者会見を開催し、2014年12月4日に発表されたBluetooth 4.2の概要とBluetoothの今後の発展性について説明を行った。○SIGメンバーは前年から25%増会見ではまず、Bluetooth SIGのエレット・クローター(Erret Kroeter)氏が登壇。まず、2014年からのアップデートとしてSIGメンバーに参加する企業は2.5万と25%増、過去3年間2ケタ成長を続けているという。この背景には、企業側がSIGメンバーとなることによって、Bluetooth市場に参入することを望んでいると思われる。Bluetooth市場は現在も拡大しており、2000年には年間80万台だったBluetooth製品出荷数は、2014年に30億台まで拡大。2018年には49億台と世界人口の2/3程度の数が出荷されるだろうと見込まれている。出荷数増大の原動力はモビリティで、2018年までに世界の電話機の96%にBluetooth Smart Readyが搭載されると見込まれている。ちなみにBluetooth Smart ReadyはBluetooth Low Enargy(BLE)規格を含むエンドユーザー向けのブランド名だ。○3つの特徴を持つBluetooth 4.2次にBluetooth Smartのメリットとして、低消費電力でアプリケーションが多いことをあげ、加えてBluetooth 4.2でIoT(Internet of Things:日本では「モノのインターネット」という訳が多い)への対応、より安全かつ高速にするという、3つのメリットを紹介した。IoTへの対応に関してはBluetoothがIPv6をサポートし、インターネットゲートウェイを通してそのまま外部(のクラウドサーバ)へデータを送信することが可能となった。この場合、データの安全性が問題となるが、128bitAES暗号を含む機能で解消。そして従来の10倍のパケットサイズをサポートすることにより、転送速度を最大2.5倍に拡大することができるという。この強化によって、BluetoothはIoTに対してより適した存在となる。SIGとして成長を期待している分野として、ヘルス&ウェルネス、ビーコン&小売、家庭用電化製品、スマートホームの4つをあげ、特にスマートホームでは2013年比で3倍以上に市場が拡大すると期待している。○家庭での普及も加速家庭での普及を後押しするのはインターネットへ接続するハブだ。Bluetooth 4.2までは直接インターネット接続できない上に、伝送距離の問題もあるのでこれらを仲立ちするハブデバイスが不可欠だった。そこで用いられていたのがBluetooth LEの通信機能に加えてインターネット接続が可能なスマートフォンやタブレット、PCだ。すでにAndroidやiOSと言った主要なOSがネイティブでBluetoothをサポートしている。ヘルス&フィットネス、スマートホームの両方において現在Bluetooth接続が他の接続方法よりも多く使われており、その傾向は2018年までにさらに加速するとみている。●Bluetooth 4.2でモノとモノのIP通信が現実に○Bluetooth 4.2でモノとモノのIP通信が現実に次にNordic Semiconductor ASA (Japan) カントリー・マネージャーの山崎光男氏が登壇。IoTにおけるBluetooth Smartの状況について説明した。現在の(主にコンシューマー用途の)スマートデバイスはBluetooth Smartを使い、データ収集手段としてスマートフォンやタブレットがゲートとなってネットワークやクラウドに接続する。これがBluetooth 4.2になるとIPv6によるインターネットへの直接アクセスが可能となる。そこでIPベースのプロファイルによって異機種ネットワークが構築でき、そこで仲立ちとなるのは常時インターネット接続されるルーターの存在だ。すでにUS市場ではWi-FiルーターにBluetooth Smartが含まれた製品が存在しており、日本でも近い将来登場するという。NordicとしてはそのためにnRF51 SoC(System On Chip)に対してのIoT SDKの提供を開始し、2020年には280億個のIoTデバイスの接続をサポートする。最後に株式会社アプリックス Deep embedded エバンジェリストの今井環氏が登壇した。同社はもともとJavaの開発で知られていたが、2004年より、Bluetoothを扱うIF仕様JSR82開発への参加を通じてBluetoothに関わり、M2MやIoT製品を開発。2010年からはハードウェアを含めて提供を開始した。特にBluetoothを使ったビーコン製品では幅広い製品群を取り揃えているのが特徴となる。アプリックスとしてはBluetooth 4.2の省電力性と高速性、機密性に期待しており、Bluetooth 4.2対応製品を積極的に開発していきたいという。●会場に登場したBluetoothデバイスたち○会場に登場したBluetoothデバイスたち発表会場では、参加企業による展示も行われた。比較的盛りだくさんだったので、写真中心で紹介したい。
2015年01月23日ソニーが2015年1月22日に発表した「SRS-X55」は、ワンボックススタイルのBluetoothスピーカー。2014年1月発表の上位モデル「SRS-X9」のようにハイレゾ対応ではなく、あくまでもスタンダードな環境での高音質再生を目指したものだ。推定市場価格は税別25,000円前後。SRS-X55の外観は従来モデル「SRS-X5」とそっくりだ。本体サイズもW221×D51×H118mmで、SRS-X5とまったく変わらない。しかし、パワーと音質面ではブラッシュアップが図られた。特に最大30Wという出力は、家庭用スピーカーとしては十分すぎるほどハイパワーだ。○まずはSRS-X55の外観をチェックSRS-X55を正面から見ると、前面にはパンチングメタルのグリルが取り付けられている。グリルは取り外せないためユーザー自身が中を確認することはできないが、フロントバッフルにはφ38mmフルレンジ×2本、φ58mmのサブウーファー×1本のユニットが配置されている。背面にもパンチングメタルのグリルを装備。こちらはグリル越しに2本のパッシブラジエーターを確認することができる。パッシブラジエーターはスクエアタイプで、サイズは公開されていないが、実測で1辺60mm弱といったところだ。天面にはタッチ式の操作パネルが配置されている。ボタンは、上段が「ボリュームアップ/ダウン」と「電源」、下段が「SOUND」「Bluetooth」「AUDIO IN」「電話」となっている。SOUNDボタンは、音の広がりを加える「SOUND機能」のオン・オフを切り替えるためのもの。また、NFCは天面左手に用意されている。背面には、ACアダプター端子やφ3.5mmステレオミニジャックのAUDIO IN端子、RESETボタン、USBポートが配置されている。USBポートは外部機器への「おすそわけ充電」用だ。SRS-X55の売りのひとつが新コーデック「LDAC」だ。SBCの約3倍の帯域を持つ高音質コーデックで、2015年1月時点での対応プレーヤーはウォークマン「NW-ZX2」シリーズのみ。しかし、4月には「ウォークマン A」シリーズでもソフトウェアアップデートによって使用可能になると予告されている。LDACでの再生については後日あらためて試してみたい。○低域重視だがユニット間のつながりがよく自然なサウンドSRS-X55でLDAC以外に利用できる音声コーデックはSBCとAACで、Androidスマートフォンで多く採用されているaptXには非対応となっている。筆者が使用しているAndroidスマートフォンとSRS-X55との接続においては、残念ながらSBCしか利用できない。SBC接続で実際にSRS-X55のサウンドを聴いてみると、コンパクトなサイズながら思ったよりも豊かな低域だ。スピーカーに触れると低域の振動が指に伝わってくる。SRS-X55はR&Bやhip hopジャンルに合わせて音のチューニングを行っているそうなので、そういった音楽にマッチするバランスになっているのだろう。厚みがあっても決して低域のみが分離しているわけではなく、全体として一体感を感じられるサウンドだ。DSPの設定が見直されたことで、フロントスピーカーとサブウーファーのバランスがSRS-X5から改善されている。ユニット間のつながりのよさは、この改善によるものだろう。SRS-X55はSRS-X5に比べて、フルボリュームに近い状態での低音のふらつきも抑えられているとのことだ。可能な限り大ボリュームで聴いてみたのだが(出力30Wのスピーカーをフルボリュームで鳴らすのは、なかなか大変……)、低域のふらつきはとくに感じられなかった。○立体的なサウンドを実現する「SOUND」機能SRS-X55には「SOUND」ボタンが装備されている。SOUND機能とは音の広がりを拡張するためのもの。左右のユニットが近接しているコンパクトなワンボックススピーカーでステレオ感を得るのは難しいのだが、この機能を使用することで、より立体的なサウンドを実現している。ただし、SOUND機能をオンにすると筆者には若干フォーカスが甘くなるように感じられる。聞くソースによってはオン・オフを切り替えた方がよいだろう。○ハイレゾまでは必要ないが、高音質な再生環境を手軽に実現したい人にピッタリSRS-X55はワンボックススタイルのBluetoothスピーカーでありながら、サウンドのバランスはそのコンパクトさをあまり感じさせないモデルだ。このところ、ハイレゾ環境が何かと話題だ。ハイレゾ環境を準備するほどのめり込むつもりはなく、手軽にある程度の高音質な再生環境を手に入れたい、という人にピッタリなプロダクトだといえるだろう。
2015年01月22日ソニーは1月22日、手のひらサイズのBluetoothワイヤレススピーカー「SRS-X11」を発表した。発売は2月21日。価格はオープンで、推定市場価格は9,000円前後(税別)。SRS-X11は、手のひらサイズのキューブ型Bluetoothスピーカー。φ45mmフルレンジ+デュアルパッシブラジエーターという構成を採用し、最大出力は10W。モノラルタイプのスピーカーだが、「Speaker add」と呼ばれる機能によって、2台のSRS-X11をBluetooth接続してステレオ再生を行える。Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。音声コーデックはSBCのみ利用可能だ。NFC(近距離無線通信)にも対応しており、スマートフォンなどとワンタッチで接続できる。ハンズフリー通話にも対応。電源は内蔵のリチウムイオン充電池で、最大で約12時間の連続再生が可能だ。充電はmicroUSB端子から行う。本体サイズはW61×D61×H61mmで、重量は215g。カラーはブラック、ホワイト、レッド、ピンク、ブルーの計5色を用意する。ソニーは2014年6月に手のひらサイズの防水スピーカーとして、球形の「SRS-X1」を発売しているが、SRS-X11は防水性能を持たない。
2015年01月22日ソニーは1月22日、Bluetoothワイヤレススピーカー「SRS-X55」を発表した。発売は2月21日。価格はオープンで、推定市場価格は25,000円前後(税別)。SRS-X55は、コンパクトなワンボックスタイプのワイヤレススピーカー。2014年1月に発表された「SRS-X5」の後継モデルで、SRS-X5と同様に2.1ch構成を採用している。アンプにはフルデジタルの「S-Master」を採用し、出力は家庭用コンセントに接続した状態で5W×2+20Wの計30W、バッテリー駆動時で3W×2+14Wの計20Wと、SRS-X5より増加した。搭載ユニットは、LとRがφ38mmフルレンジでサブウーファーがφ58mm。背面には2基のパッシブラジエーターを装備している。再生周波数帯域は60Hz~20kHz。MP3など高圧縮音源を再生する際、圧縮時に失われた音声を復元する「DSEE」や、細かな設定をせずにソニー推奨のサウンド設定にできる機能「Clear Audio+」も搭載している。ワイヤレス接続はBluetooth 3.0のみで、Wi-Fiには非対応。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。NFC(近距離無線通信)にも対応しており、スマートフォンなどとワンタッチで接続できる。ハンズフリー通話にも対応。音声コーデックはSBCとAACに加えて、家電関連見本市「2015 International CES」でソニーが発表した独自の高音質コーデック「LDAC」が新たに採用された。LDACを使用するにはプレーヤー側もLDACに対応している必要があり、2015年1月時点での対応プレーヤーはウォークマン「NW-ZX2」のみ。4月以降にはウォークマン「NW-A16」「NW-A17」もソフトウェアアップデートでLDACに対応する。電源は内蔵のリチウムイオン充電池で、最大で約10時間の連続再生が可能(Bluetooth接続時)。他のポータブル機器へ電源を供給できる「おすそ分け充電」機能も持つ。本体サイズはW221×D51×H118mmで、重量は1,200g。カラーはブラックとホワイト。
2015年01月22日ソニーは1月22日、Bluetoothワイヤレススピーカー「SRS-X33」を発表した。発売は3月14日。価格はオープンで、推定市場価格は17,000円前後(税別)。SRS-X33は、2014年6月に発表した「SRS-X3」の後継モデルとなる2ch構成のポータブルワイヤレススピーカー。新スピーカーユニットの搭載により、ボーカル帯域の質感を向上させ、重低域の音質は最新の音楽トレンドに合わせてブラッシュアップした。DSP(Digital Signal Prosessor)の設定を変更することで、MAXボリューム時の音質も改善した。搭載ユニットはφ34mmフルレンジで、キャビネットの前面と背面に対向配置型パッシブラジエーターを装備している。再生周波数帯域は60Hz~16kHz。アンプはフルデジタルの「S-Master」。出力は10W×2だ。家庭用コンセントに接続した状態だけでなく、バッテリー駆動時も最大出力は変わらない。MP3など高圧縮音源を再生する際、圧縮時に失われた音声を復元する「DSEE」や、細かな設定をせずにソニー推奨のサウンド設定にできる機能「Clear Audio+」も搭載している。ワイヤレス接続はBluetooth 3.0のみで、Wi-Fiには非対応。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。NFC(近距離無線通信)にも対応しており、スマートフォンなどとワンタッチで接続できる。ハンズフリー通話にも対応。音声コーデックはSBCとAACに加えて、家電関連見本市「2015 International CES」でソニーが発表した独自の高音質コーデック「LDAC」が新たに採用された。LDACを使用するにはプレーヤー側もLDACに対応している必要があり、2015年1月時点での対応プレーヤーはウォークマン「NW-ZX2」のみ。4月以降にはウォークマン「NW-A16」「NW-A17」もソフトウェアアップデートでLDACに対応する。電源は内蔵のリチウムイオン充電池で、最大で約12時間の連続再生が可能(Bluetooth接続時)。付属のACアダプターだけでなく、microUSBからの充電にも対応。本体サイズはW185×D59×H60mmで、重量は730g。カラーはブラック、ホワイト、レッド、ブルーの計4色を用意する。
2015年01月22日アルプス電気は1月20日、カーナビなどの車載機器とモバイル機器の無線接続に最適な車載用Bluetooth/無線LANオールインワンモジュール「UGZZFシリーズ」を開発したと発表した。カーナビやディスプレイオーディオなどの車載機器には、スマートフォンなどでのハンズフリー通話や、音楽の再生などに用いられるBluetoothの通信機能が搭載されているが、近年はこれに加え、LTE対応のスマートフォンを経由し、クラウドへの高速通信を可能とする無線LANの搭載が加速している。一方で、Bluetoothを用いるセット製品は、アンテナも含めたモジュールとしてBluetooth SIG認証や各国電波法の認証の取得が必要だが、その検討・検証には多くの工数が掛かる。また、カーオーディオなどの車載機器に搭載されるCPUの多くは処理能力が低いため、Bluetoothプロトコルスタックや無線LANドライバを併せ持つことが求められている。同製品は、Bluetoothプロトコルスタックを内蔵したことで、Bluetooth認証に加え、各国電波法の認証もモジュールとしてアルプス電気で取得している。さらに、無線LANドライバを備えており、ホストCPUの負荷なくWi-Fiの接続環境を実現できる。加えて、アンテナやセット製品の設計・検証、ソフトウェア開発、認証にまつわる工数削減を可能にしている。そして、独自の高周波技術やシミュレーション技術により、アンテナの特性に影響を与える基板回路を最適化したことで、モジュールへのアンテナ搭載を実現している。なお、サイズは28.0mm×29.0mm×7.2mm。サンプル価格は1万円。すでに、月産5万個体制で量産を開始している。開発は技術本部 古川工場、生産は生産本部 角田工場(宮城県角田市)が担当している。
2015年01月22日ソニーは1月20日、Bluetooth接続対応の密閉型インナーイヤーヘッドホン「MDR-AS600BT」を発表した。発売は2月13日。価格はオープンで、推定市場価格は10,000円前後(税別)。ソニーはスポーツ向けのBluetoothヘッドホン「MDR-AS800BT」を2014年9月にリリースしている。このたびのMDR-AS600BTは、MDR-AS800BTの下位モデルにあたるBluetoothインナーイヤーヘッドホン。ジョギングなどのスポーツ時に使用しやすいよう、電池収納部などをハウジング内に集約してコントロールボックスを省略している。MDR-AS800BTと同様に、耳のくぼみにフィットさせる「アークサポーター」を装備。イヤーピースは「ハイブリッドイヤーピース」だが、通常モデルに使用されているタイプとは異なり、耳との接触面積を約30%増加させることで、安定した装着性を確保。IPX4相当の防水性能を持っており、あらゆる方向からの飛沫に耐えうる。Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。スマートフォンなどのハンズフリー通話が可能。対応コーデックはSBCとAACだ。使用しているドライバーはφ9mmで、マグネットにはネオジウムが採用されている。再生周波数帯域は29Hz~20kHz。バッテリーの充電時間は約2.5時間。フル充電の場合、最長で約8.5時間の連続再生が可能だ(音声再生時間)。本体の質量は約21g。
2015年01月20日ハーマンインターナショナルは1月15日、JBLブランドのBluetoothスピーカー「JBL HORIZON(ホライズン)」を発表した。ブラックとホワイトの2色がラインナップされ、ブラックが1月22日発売、ホワイトが2月下旬発売となっている。価格はオープンで、公式通販サイトでの直販価格は11,880円(税別)。アラームクロックを搭載するBluetoothスピーカー。LEDアンビエントライトがアラームとリンクして緩やかに光り、朝の暗い部屋を灯してくれる。また、日時等を表示するLCDディスプレイ部分は、周囲の明るさを感知することで、自動で明るさが調整されるようになっている。スピーカーは45mm径のフルレンジスピーカー×2基を搭載。コンパクトボディながら、5W×2のステレオサウンドを楽しむことが可能だ。そのほか、5局まで登録可能なFMラジオ機能や、スマートフォンやタブレット端末への給電用USBポートを搭載する。Bluetoothのバージョンは4.1で、Bluetooth以外に外部音声入力×1を搭載。周波数特性は70Hz~20kHzで、電源は外部電源を使用する。サイズはW183×D86×H160mm、重量は890g(本体のみ)。
2015年01月15日エレコムは6日、最新のレーザーセンサーを採用したBluetooth 4.0対応の5ボタン無線マウス「M-BT13BL」シリーズを発表した。ブラック、ブルー、レッドの3色を用意する。1月中旬から発売し、価格は6,696円。一般的な左右ボタンのほか、チルトホイールと「戻る」「進む」の計5ボタンを搭載する。エレコムのWebサイトから無料でダウンロードできるソフト「エレコム マウスアシスタント」を使うことで、各ボタンの機能割り当てをカスタマイズ可能だ。カウント数は800カウントと1,600カウントを切り替えられる。電源には単4形電池×2本(アルカリ乾電池、マンガン乾電池、ニッケル水素充電池)を用い、想定電池寿命は約1年3カ月。対応プロファイルはHOGP(HID Over GATT Profile)で、対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1 / RT 8.1となっている。Windows Vista / 7は、エレコム製のBluetoothアダプタ「LBT-UAN05C2」使用時のみサポート。本体サイズはW52.5×D92×H33.2mm、重量は約52g(電池を含まず)。
2015年01月06日アスクは1月6日、LUXA2(ルクサツー)ブランドのBluetoothスピーカー兼用ヘッドホン「LUXA2 Lavi S」を発表した。発売は1月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は8,800円前後(税別)。LUXA2 Lavi Sは、一見すると普通のBluetoothヘッドホンだが、左右のハウジングにスピーカーユニットを装備しており、Bluetoothスピーカーとしても使用できる製品だ。スピーカーの出力は3W×2。電源は内蔵のリチウムポリマー充電池で、容量は3.7V/1,000mAh。フル充電の場合では、Bluetoothスピーカーとして使用すると約3時間、Bluetoothヘッドホンとして使用すると約30時間の連続再生が可能だ。使用しているドライバーユニットは、ヘッドホン用もスピーカー用もφ40mm。ヘッドホンとして使用した場合の再生周波数帯域は20Hz~20kHzで、スピーカーとして使用した場合の再生周波数帯域は160Hz~20kHzとなっている。ハウジングにはマイクも装備しており、ハンズフリー通話にも使用できる。3.5mmステレオミニジャックのラインイン端子も備えており、ワイヤードヘッドホンとして使用することも可能だ。本体サイズはW190×D200×H80mmだが、持ち運び時にはコンパクトに折りたたむことができる。質量は225g。
2015年01月06日グリーンハウスは1月6日、アウトドア用のポータブルBluetoothスピーカー「GH-SPBB130」を発表した。発売は1月中旬。価格はオープンで、同社のショッピングサイト「グリーンハウスストア」での販売価格は5,270円(税込み)。GH-SPBB130は、IPX5仕様の防水性能を持ったアウトドア向けのスピーカー。表面にはラバーパーツが使用されており、カラビナや専用ストラップも付属している。Bluetoothのバージョンは3.0+EDRで、対応プロファイルはHSP、HFP、A2DP。コーデックはSBCのみに対応する。マルチペアリングにも対応しており、8台までの機器との接続を登録可能だ。Bluetooth以外に、3.5mmステレオミニジャックの外部入力端子を備えている。スピーカーは出力3Wのモノラルで、周波数特性は140Hz~18kHz。電源は、DC 5V(USB給電)と内蔵充電池。内蔵の充電池は約4時間45分でフル充電され、フル充電の場合で約20時間の連続再生が可能だ。本体サイズはW87×D48×H87mmで、質量は約230g。カラーはブラック、ブルー、グリーンの3色が用意されている。
2015年01月06日