鉄道デザインの国際的なコンペである第12回ブルネル賞の車両部門にて、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」がブルネル賞を受賞することが決まった。表彰式は10月15日、オランダ・アムステルダムにて開かれる。ブルネル賞は、鉄道に関するあらゆる分野の優良デザインを奨励し促進することを目的とする「ワトフォードグループ」が1985年に制定。同グループは各国国鉄の建築家やデザイナーなどが集まる団体で、鉄道関連の建築・デザインの発展に寄与することを目的とした会議を年1回開催している。「ブルネル賞」の名称は、イギリスのグレート・ウェスタン鉄道の技師で、発明家・建築家でもあったイザムバード・キングダム・ブルネルの名前から取られており、2~3年おきに開催されている。12回目となる今回は、世界各国の鉄道会社から92作品の応募があり、ブルネル賞20作品と奨励賞11作品がそれぞれ選ばれたという。
2014年10月03日JR九州はこのほど、2015年春開業予定の大分駅ビルの名称を「JRおおいたシティ」と発表した。大分駅ビルのほか、すでに開業している豊後にわさき市場、大分駅南立体駐車場、大分駅西駐車場も含めた名称とする。あわせて「JRおおいたシティ」のロゴも制定された。「大」の字をデザイン化したもので、「大分の地に根ざし未来へはばたく姿勢」を表しているという。駅ビルには、JR九州ホテルズが運営するプレミアムクラスの宿泊主体型ホテル「JR九州ホテル ブラッサム大分」と複合商業施設「アミュプラザおおいた」が入る。「JR九州ホテル ブラッサム大分」は客室数190室(9~18階)で、8階にフロントやレストランを設ける。「アミュプラザおおいた」には、大分初出店となる大型店をはじめ、ファッション、雑貨、飲食店、各種サービスなどのテナントが入居する予定だ。
2014年10月02日JR九州は11月30日まで、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の2015年3~9月出発分の予約受付を実施する。JR九州発売分の1泊2日コース11本、3泊4日コース11本の計22本が対象となる。今回募集する2015年春夏出発分では、一部コースや停車駅の見直し、ならびに料金改定を実施。4日間かけて九州を周遊する3泊4日コースでは、「ななつ星」車内での時間を楽しんでもらうため、車内での滞在時間を全体的に増やすという。ゆとりを持って朝食を取れるように、列車の到着時刻や出発時刻も調整。同列車の出迎えに積極的に取り組んでいる久大本線うきは駅と豊後森駅に、それぞれ約10分停車することとした。九州北部を巡る1泊2日コースは、有田の窯元訪問や阿蘇の大自然やゆふいんの街並みを訪ねる内容。同列車の出迎えに積極的に取り組んでいる長崎本線神埼駅と佐世保線武雄温泉駅には、今回から新たにそれぞれ約20分停車する。料金改定により、2名1室の1名あたりの料金は、1泊2日コースのスイートが従来の18万円から21万円に値上げ。DXスイートAも28万円から31万円に値上げされる。3泊4日コースのスイートは従来より5万円アップした48万円から、DXスイートAも現行の70万円から75万円に引上げとなる。
2014年10月02日シャープは9月29日、JR名古屋駅の中央コンコースにデジタルサイネージ用の60型液晶ディスプレイ「PN-R603」を100台納入したと発表した。JR名古屋駅では設置工事後、10月7日より運用を開始する。JR名古屋駅は、太閤通口と桜通口とを結ぶ中央コンコースの柱の両面に設置する。これまでは紙のポスターが貼られていたが、デジタルサイネージに置き換えて、広告情報や災害情報などさまざまな情報を掲示する。シャープによると、交通広告としての利用では日本最大級の連続・多面デジタルサイネージだという。同社はデジタルサイネージ用の液晶ディスプレイの販売強化に取り組んでおり、大型モデル、タッチディスプレイ、マルチディスプレイ、高輝度モデル、薄型・軽量モデルなど、幅広い機種をラインアップしている。PN-R603は、60型・フルHD画質の液晶ディスプレイ。本体サイズは横1378mm×縦794mm×奥行約39.4mm。入力・出力端子は、ミニD-sub、DisplayPort、DVI-I、HDMI、ビデオ、コンポーネントなど豊富にそろっている。
2014年09月30日九州出身の友人から「九州パンケーキ」なるものをいただきました。九州パンケーキとは九州産(全県から厳選)の小麦・雑穀100%と、沖縄県・鹿児島県産のサトウキビの砂糖を使用したパンケーキミックスのことだそうです。……この説明だけだとどんな味なのかよくわかりませんね(笑)。ということで、早速作ってみました。○九州パンケーキカフェも展開中!九州パンケーキはいま大変話題で、都内の「自由が丘スイーツフォレスト」に期間限定で「九州パンケーキカフェ」が展開されているほど。お土産でいただいた九州パンケーキミックスがこちらです。実際につくってみます。■材料九州パンケーキミックス 200g / 牛乳 200ml / 卵 1個九州パンケーキミックスをボウルに入れ、溶き卵を加え、牛乳を少しずつ入れながら混ぜます。さっくりと混ぜたらタネの完成です。○フライパンで焼く!!フライパンでバターを温めて、タネをいれて焼きます。……ちょっと焦げました。でもすごくいい匂いがします。甘くて香ばしい最高の香りです。○レモンはちみつでいただく!!こんがりと焼いたベーコンや目玉焼きと一緒に食べる方もいらっしゃるようですが、今回我が家ではレモンはちみつでいただくことにしました。先日軽井沢を観光した時に自分用に買ったお土産です。楽しみ。たっぷりと、はちみつをかけていきます。うちの猫が寄ってきました。興味しんしんですね。……匂いで自分用の食べ物ではないと判断したようです。○食べてみた!!瓶半分の量のはちみつをたっぷりとかけていただきます。穏やかな休日の午後3時。小腹がすいたのでつくったパンケーキ。リプトンの冷たいストレートティーを添えて、旦那と一緒にいただきました。一袋丸ごと使ったのですが、合計4枚とボリュームは満点! 生地自体に自然な甘みがあり、これがまたはちみつの爽やかな甘さとマッチしていました。はちみつをしっかりと吸ってくれるタイプの生地で、一口食べると生地の中からジュワーっとレモンはちみつがあふれでてきます。本当に最高のオヤツでした。生地自体は結構しっかりとしたつくりで、これならばベーコンなどのしょっぱいものと一緒にいただいても美味であることが想像できます。朝食代わりに食べる方も多いのだとか。なお、こちらの九州パンケーキは、オンラインストアで購入できますよ。パンケーキ好きの方、是非一度試してみてはいかがでしょうか。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年09月29日JR九州はこのほど、「おんせん県おおいたデスティネーションキャンペーン」(2015年7~9月)に先駆け、久大本線日田駅のリニューアル工事に着手すると発表した。駅舎デザインは、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」をはじめ、JR九州の列車や駅舎の数々を手がけている水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所代表)が担当。大分県産の日田杉をふんだんに使用し、木の暖かさで駅舎を包み込むように表現するほか、歴史的な町並みや伝統文化との調和を図り、地元利用者にも観光客にも愛される駅をめざす。駅舎外装は落ち着きのあるダークグレーとなり、1・2階の窓には日田杉を使用した格子を設置。駅舎内部には日田杉のフローリングを敷き、天井部にも日田杉を使用したルーバーを設置することで、杉の香り漂う駅舎内になるという。今年11月頃に着工し、2015年3月の完成を予定している。
2014年09月19日過去に本誌記事で、「意外に遠い同名の駅」としてJR京葉線東京駅を紹介した際、「JR有楽町駅(京橋口)から京葉線東京駅へ乗り継げる特例もある」と書いた。実を言うと、筆者も最近までそのことを知らなかった。京葉線の東京駅は他路線のホームより南側に離れた地下にあり、地図で見ると有楽町駅のほうが近い。有楽町駅から乗り換えられるということは、山手線・京浜東北線から京葉線への乗換えが便利になるかもしれない。そこで実際に乗り換えてみることにした。○有楽町駅・京葉線東京駅ともに現在はポスターで案内されている浜松町駅で潮見駅までのきっぷ(運賃170円)を購入。山手線の電車に乗り、有楽町駅で下車してホーム北側の階段から京橋口へ向かった。途中、「本当に乗り換えられるんだろうか?」と不安な気持ちもあったが、「当駅から京葉線へお乗換えのお客さまへ」と案内するポスターが京橋口の改札付近にあり、ようやく安心した。そのポスターによれば、新橋・品川方面から有楽町駅で下車し、京橋口改札係員に申し出て案内書を受け取ることで、京葉線東京駅へ歩いて乗り換えられるそうだ。そのルートとして、JR線の高架下(有楽町ガード下)を進むルートと、東京国際フォーラムを進むルート(利用可能時間7:00~23:30)も紹介されてあった。この乗換え条件に合う定期券を持つ利用者は、京橋口以外の改札口も利用可能で、「混雑時は比較的空いている中央口・銀座口もご利用下さい」とのこと。その一方で、神田・秋葉原方面から有楽町駅経由で京葉線東京駅への乗換えは不可で、「Suica」などICカード利用で乗り換える場合は乗車駅を確認すると書かれてあった。しばらくポスターを見た後、京橋口の有人改札へ。「京葉線へ乗り換えたい」と伝えると、すぐに案内書を渡され、改札外へ通された。案内書はきっぷより少し大きいサイズの紙1枚だが、これなしで改札外へ出ると一度精算されるため、運賃がさらに高くなってしまう。紙1枚とはいえ、無くさないように大事にしなければ……と思うのであった。筆者は今回、高架下を歩いて乗り換えたが、「有楽町ガード下の独特な雰囲気の中を歩くのも良いけど、普段の乗換えで使うなら国際フォーラム経由のほうが良さそうだな」という印象だった。東京国際フォーラムには地下コンコースもあるので、雨の日もずぶ濡れにならず乗り換えられるはず。逆方向(京葉線東京駅から有楽町駅へ)の乗換えも、エスカレーターのある東京国際フォーラム経由のほうが便利だろう。ゆっくり歩いての乗換えだったものの、それでも有楽町駅から10分程度で京葉線東京駅に到着。京葉地下丸の内口できっぷと案内書を提示すると、案内書のみ回収され、改札内へ入ることができた。ここにも「京葉線東京駅から新橋・品川方面へお乗換えのお客さまへ」のポスターがあり、有楽町駅のポスターとほぼ同じ内容が書かれてあった。この特例を知っておくと、たとえば新橋駅・浜松町駅・田町駅・品川駅から京葉線へ乗り換える場合、乗換え1回で済むし、同じJR線内なので運賃の割高感もなく便利だろう。大崎駅・大井町駅から京葉線方面はりんかい線で新木場駅乗換えのほうが便利と思われるが、運賃を安くしたいなら有楽町駅乗換えを考えても良さそう。大森駅・蒲田駅から乗る場合も、京浜東北線で有楽町駅乗換えのほうが安く便利かもしれない。ただし、有楽町駅では定期券利用者を除き、京橋口の有人改札のみの取扱いなので、場合によっては混雑の原因となる可能性も。旅行者が京葉線を利用するならやはり東京駅乗換えのほうが望ましく、有楽町駅からの乗換えは仕事中の移動やちょっとした外出などで役立てる程度にしておくのが良さそうだ。
2014年09月16日九州各地には「器」などのクラフト文化が根付いているが、福岡タウンの雑貨店には伝統ある品々から新進気鋭の作家ものまで集まっており、わざわざ訪れる価値あり。店主の審美眼で選ばれた九州の「手しごと」に出会えるショップ巡りにご案内。福岡タウン&九州への旅のついでにぜひ立ち寄ってみよう。■感度の高いセレクトで一躍人気ショップに 『LIFE IN THE GOODS.』は、オーナーの羽田さんが「自分が見たり、使ったりしたモノのなかでしっくりくるモノ」を九州内外からセレクト。器やウエア、ステーショナリーまで、“今”のライフスタイルや気分にフィットするアイテムが揃う。一つひとつ手にとって選んでみて。自然光が注ぎ、居心地グッドな店内で器選びを楽しんでほしい。ウェブサイトでは、糸島<醇窯>高須健太郎氏や有田の照井壮氏など、扱っている作家について事前にチェックできる。■暮らしにフィットする日本のイイモノが揃う福岡を代表する雑貨店「B・B・B・POTTERS」の系列店、『tokineri』。特に“日本”を意識したラインナップで、博多駅という場所柄、国内外のゲストに時代を超えた美しさを備えた九州や日本のすぐれた生活用品を提案している。店内には、民陶の町として知られる長崎県・波佐見町から発信するブランド「HASAMI」の機能的なマグ<各1500円(税抜)>など、今の生活に取り入れやすいアイテムが並ぶ。■現代の生活に溶け込む久留米絣を提案「くくる」「染める」「織る」・・・・・・。30以上もの行程を経て、人の手によって完成する久留米絣(くるめがすり)。『gi』は200年以上の歴史をもつ絣に新たな息吹を吹き込んでいる。おみやげに最適なハンカチ<各1000円(税抜)>は肌ざわりが心地よく、色も柄も豊富。とことん使っていくうちに布の質感が柔らかく変化していく。・LIFE IN THE GOODS. 公式サイト ・tokineri 公式サイト ・gi 公式サイト 「旅で元気になる」をコンセプトにしたガイドブックシリーズ、 『地球の歩き方Cheers!』 。 『地球の歩き方Cheers! 福岡タウンと九州ベストルート2015』 では、福岡タウンの最旬の遊び方を紹介するとともに、福岡タウンから日帰り、一泊二日での九州への旅をモデルプラン仕立てで提案しています。詳しい情報は『地球の歩き方Cheers! 福岡タウンと九州ベストルート2015』をチェック!
2014年07月11日JR九州とTCエンタテイメントは、JR九州公式ブルーレイ&DVD『誰も知らないななつ星 ~密着500日「奇跡の旅」の物語~』の発売を決定し、このほどDVD取扱店にて予約受付を開始した。8月29日の発売を予定している。このブルーレイ&DVDは、今年1月12日にBSフジで放映された番組を再編集したもの。同番組では、運行開始の約1年半前、まだ「ななつ星 in 九州」の名前すら決まっていなかった時期から運行に至るまで密着取材を敢行した。「奇跡の旅」を誕生させるため、いっさいの妥協を許さない姿勢を見せたJR九州代表取締役社長の唐池恒二氏と、同列車のデザインを手がけたデザイナーの水戸岡鋭治氏もカメラは追っている。JR九州の代表的な特急列車のデザインのほとんどを手がけてきた水戸岡氏も、30億円を投じる列車のデザインにはかなり頭を悩ませ、完成したときには思わず男泣きしたという。今回のブルーレイ&DVDには、これらの光景をはじめ、人々の汗と涙が結集した夢の超豪華寝台列車「ななつ星 in 九州」の背景が余すところなく収録されている。ブルーレイ1枚、DVD1枚の2枚組で、どちらにも本編と特典映像を収録。価格は4,600円(税別)。発売日以降、「ななつ星 in 九州」車内でも車内限定版を販売予定だ。
2014年05月30日JR東日本はこのほど、「JR神田万世橋ビル」が環境指標「LEED-CS」のGOLD認証を取得し、同ビル3~4階の貸会議室「ステーションコンファレンス万世橋」も、「LEED-CI」のGOLD認証を取得したと発表した。「LEED」は、米国グリーンビルディング協会によって開発・運用されている建築物の環境配慮基準の認証制度。「LEED-CS」はテナントビルの躯体・外装・共用部を、「LEED-CI」はテナント専用部の内装を認証の対象としている。「JR神田万世橋ビル」は昨年12月、「ステーションコンファレンス万世橋」は今年3月にそれぞれ各部門の「GOLD」認証を取得した。どちらもJR東日本グループの施設としては初の「LEED」認証取得だという。JR東日本では、JR神田万世橋ビルを「地球環境、地域、景観、歴史との共生をコンセプトにした、次世代の環境配慮型ビル」と位置づけている。具体的には、直射日光を受ける南西面にエレベータや階段などの窓面が少ない設備を配置し、貸室空間は北東面に配置することで建物の熱負荷を抑制。屋上には太陽光パネルをを設置し、建物の照明などに利用している。節水型衛生器具の採用などによる水利用の高効率化や高効率給湯機器の設置、LED照明の採用などにも取り組んでいる。ビル利用者の自転車通勤を促進するため、施設内に駐輪場やシャワールームを設置。電気自動車専用の充電設備も備えているという。同ビルは地上20階・地下2階で、延床面積は約2万8,500平方メートル。低層階には貸会議室や子育て支援施設などが入り、5~20階はオフィスとなっている。
2014年03月18日JR東日本グループのホテルチェーン、JR東日本ホテルズは、北陸新幹線用新型車両E7系のデビューを記念し、宿泊者を対象としたプレゼントキャンペーン「新幹線×JR東日本ホテルズ 乗って泊まってGet!キャンペーン」を実施する。同キャンペーンでは、往復の新幹線と宿泊クーポンがセットになった「びゅう旅行商品」を購入し、3月15~31日の期間中に対象ホテルへ宿泊すると、新幹線の色合いを再現したオリジナルデザインの箸置きがもらえる。箸置きは全6種類で、もらえるのはそのうちいずれか2個。種類は選べない。プレゼントはなくなり次第終了となる。キャンペーン対象ホテルは、東北6県と栃木・群馬・新潟・長野各県の「ホテルメッツ」「フォルクローロ」「ホテルメトロポリタン」など計20施設。
2014年02月27日JR東海はこのほど、名古屋駅に隣接する旧名古屋ターミナルビルの跡地に建設中の名古屋駅新ビルについて、名称を「JRゲートタワー」に決定したことを発表した。同時に、工事の遅れから開業時期が約1年延びる見込みであることも明らかにされた。名古屋駅新ビル「JRゲートタワー」は地上46階地下6階建てで、高さ約220m。駅施設のほか、オフィス、商業施設、ホテルなどが入居する超高層複合ビルとなる。1階にはバスターミナルを集約配置し、2階に名古屋駅と駅北側エリアを結ぶ歩行者通路を設け、交通拠点としての機能も強化する。隣接するJRセントラルタワーズと15階までの全フロアを接続し、タワーズと一体性を持たせたビルとする計画だ。従来のスケジュールでは、新ビルの竣工とオフィスの入居開始は2015年末、「タカシマヤ」とホテルの開業は2016年春としていたが、基礎工事が難航しているために行程の見直しを実施。オフィス入居開始は2016年11月、「タカシマヤ」とホテルの開業は2017年4月にそれぞれずれ込む見込みだという。
2014年02月15日JR九州は3月8日、九州新幹線開業10周年を記念し、787系「リレーつばめ」を1日限り復活させ、開業時の運行を再現する。787系特急「リレーつばめ」は、九州新幹線の全線開業により、2011年3月で運行を終えた特急列車。当初は特急「つばめ」の愛称で博多~西鹿児島間を結んでいたが、2004年3月の九州新幹線新八代~鹿児島中央間開業にともない、新八代駅にて同一ホームで新幹線に接続するリレー特急へ。愛称も、「リレーつばめ」に変更された。今回の限定復活では、臨時特急「リレーつばめ15号」として博多~新八代間を運行。博多駅を11時41分に出発し、新八代駅に13時50分に到着する。6両編成で、1号車がグリーン席、2・3号車が指定席、4~6号車は団体専用となる。当日は、新八代駅から同列車に接続する臨時新幹線「つばめ315号」(新八代駅14時09分発・鹿児島中央駅14時54分着)も運行される。「つばめ315号」は6両編成で、1~3号車が指定席、4~6号車は団体専用となっている。「リレーつばめ15号」から「つばめ315号」に乗り換えることで、九州新幹線開業時の運行を擬似体験できるが、当時とは異なり、同一ホームでの対面乗換えとはならない。「リレーつばめ15号」のきっぷは、2月8日10時から全国のJR駅の「みどりの窓口」と旅行会社窓口にて発売する。なお、「リレーつばめ15号」と九州新幹線「つばめ」への乗車を含む1泊2日のツアー「復活787系『リレーつばめ』と急行『肥薩線縦断』号で行く南九州の旅」も発売中。JR九州旅行各支店と各駅旅行センターなどにて申込みを受け付けている。
2014年02月06日JR九州は3月15日から、特急「ソニック」の自由席を増席する。「ソニック102号」を除く博多行「ソニック」の全列車が対象。大分~小倉間で指定席としている3号車について、小倉~博多間に限り自由席とする。「ソニック2・4・6号」は土休日のみの実施となる。特急「ソニック」は883系を使用する7両編成と885系を使用する6両編成があり、ともに現在は1号車がグリーン車指定席と普通車指定席、2・3号車が普通車指定席、4号車より後ろが普通車自由席となっている。なお、博多行の特急「ソニック」「にちりんシーガイア」の小倉~博多間(下り)において、現在、小倉駅発車後に普通車指定席の車内に空席がある場合に限り、自由席特急券などで指定席への乗車を認めていたが、3月15日以降、この扱いは廃止となる。
2014年02月04日JR九州と福岡市交通局は31日、JR筑肥線と地下鉄空港線・箱崎線で3月15日に行うダイヤ改正について発表した。JR九州は新型車両を投入することも明らかにした。地下鉄空港線(福岡空港~姪浜間)とJR筑肥線(姪浜駅以西)は相互直通運転を実施しており、福岡市交通局の1000系・2000系、JR九州の303系・103系1500番台が使用される。両路線では近年、JR車両の不具合がたびたび発生しており、列車の運休や大幅なダイヤの乱れの原因となっていた。JR九州は今回、筑肥線のダイヤ改正とともに、地下鉄空港線への直通運転に使用する新型車両についても発表。2015年2月から計6編成(36両)を順次投入する予定で、「詳細については、決まり次第別途お知らせいたします」としている。JR筑肥線と地下鉄空港線・箱崎線の今春のダイヤ改正は、他のJR線と同じ3月15日に実施。筑肥線では平日朝の時間帯に列車を増発する。朝7時台に福岡空港駅を発車する姪浜行の列車のうち、1本を筑前前原駅まで延長することで、姪浜~筑前前原間の運行間隔を短縮し、九大学研都市方面への利便性向上を図る。その他、西唐津駅を5時58分に発車する福岡空港行の快速列車と、筑前前原駅を8時2分に発車する唐津行の快速列車が増発される。地下鉄箱崎線はダイヤ改正にともない、平日22時台に貝塚駅を発車する中洲川端・姪浜方面の列車を1本増便。運行間隔を短縮するとともに、西鉄貝塚線からの乗換え時間も現行の最大17分から最大9分に短縮する。なお、地下鉄空港線・箱崎線では土休日も一部列車で運転時刻の見直しを行うが、「地下鉄七隈線のダイヤ改正は行いません」とのこと。
2014年02月01日JR九州は、観光列車「ゆふいんの森」が今年3月で25周年を迎えるのを記念し、結婚25周年の夫婦に向けた日帰り旅行企画「ゆふいんの森 銀婚式の旅」を発売した。昨年4月1日から今年3月31日までに結婚25周年(銀婚式)を迎える夫婦15組が対象。博多駅発着で、往路は特急「ゆふいんの森」1号車を貸切で利用する。車内では軽食やドリンクなどのサービスを行うほか、夫・妻に向けたメッセージや子供たちから両親へのメッセージ代読を行う(希望者のみ)。由布院駅到着後、聖ロバート教会にて牧師からのメッセージ、誓いの言葉、キャンドルリレーなどからなる「銀婚式セレモニー」と記念撮影を実施。希望者には衣装の貸出しも行う。セレモニー後は、通常は昼食営業を行っていない「由布院 玉の湯」にて昼食を取る。出発日は3月8日。旅行代金は夫婦1組2万5,000円で、付添いが必要な場合は別途1人1万5,000円が必要。申込みは、「ゆふいんの森 銀婚式の旅」専用ページにて受け付ける。申込み期限は2月28日までだが、定員に達し次第締め切る。
2014年01月25日JR九州はこのほど、鹿児島中央駅に隣接して建設を進めている「アミュプラザ鹿児島別館(仮称)」の正式名称や外観デザインなどを発表した。名称は「アミュプラザ鹿児島 プレミアム館」。黒と赤を基調とした外観で、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」などを手がけた水戸岡鋭治氏がデザインを担当する。地上8階建てで、延床面積は約8,700平方メートル、店舗面積は約5,000平方メートル(1~7階)。県内初出店の東急ハンズを含む約20店舗が出店の予定だ。「アミュプラザ鹿児島」が10周年を迎える今年秋の開業を予定しており、オープン後は鹿児島ターミナルビルが運営にあたる。
2014年01月22日JR九州はこのほど、人気の観光特急列車で行く日帰り旅行商品2種類を発売した。ツアー名称は「特急『ゆふいんの森』で行く、駅長おすすめの日田ひなまつりの旅」「特急『A列車で行こう』で行く、駅長おすすめの天草の旅」。「日田ひなまつりの旅」は、木のぬくもりあふれるモダンなインテリアが人気の特急「ゆふいんの森」を使用し、D&S列車(デザイン&ストーリー列車)ならではのリゾート気分を満喫しながら現地へ。日田では365日がひなまつりの宿「ひなの里 山陽館」での食事やひな人形、女将が描いたおひなさまの筆絵、三隈川を眺めながらの日田温泉を楽しむ。日田の豆田町では、昔ながらの街並みに映える絢爛豪華なひな人形を眺めながらの散策タイムも。同旅行商品は2月22日出発で、旅行代金は新鳥栖駅発7,060円、佐賀駅発8,000円、肥前山口駅発9,140円、肥前鹿島駅発1万280円。定員40名。「天草の旅」では、移動に九州新幹線と特急「A列車で行こう」を使用。「A列車で行こう」では、ベンチやソファを配した1号車「A-TRAIN BAR」でドリンクを片手にゆったりと過ごしながら、天草の海の絶景を車窓から楽しめる。現地到着後、松島観光ホテル「岬亭」で天草ならではの海鮮料理やまろやかな泉質の庭園露天風呂を堪能する。1月25日出発で、旅行代金は新鳥栖駅発1万2,300円、佐賀駅発1万3,800円、肥前山口駅発1万5,000円、肥前鹿島駅発1万6,000円。定員50名。「特急『ゆふいんの森』で行く、駅長おすすめの日田ひなまつりの旅」「特急『A列車で行こう』で行く、駅長おすすめの天草の旅」ともに、申込みは佐賀駅およびJR九州旅行佐賀支店、新鳥栖駅、肥前鹿島駅、肥前山口駅にて受け付ける。
2013年12月09日JR東日本グループはこの冬のスノーレジャーを盛り上げるべく、「JR SKISKI」キャンペーンを開始した。平日の新幹線自由席で行くお得なびゅう旅行商品を東北・上越・信州の各方面に設定するほか、上越方面のスキー場へのアクセスに便利な東京発の直通臨時列車を多数運転する。同キャンペーンのPRには女優・川口春奈さんを起用。テレビCMやポスター掲出などメディアミックスによる宣伝展開を行う。テレビCMでは、4人組バンド「SEKAI NO OWARI」の書き下ろし楽曲「スノーマジックファンタジー」を使用し、キャンペーンのターゲットとして想定する若年層への浸透を図る。1月中旬以降、川口春奈さんと「SEKAI NO OWARI」も出演しているTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」とタイアップし、「恋」をテーマにした特別番組を放送するとのこと。同キャンペーンの企画によるびゅう旅行商品はインターネット限定発売。一例として、往復新幹線(自由席)とリフト&ゴンドラ1日券がセットになった東京駅発着のGALA湯沢スキー場日帰り商品を大人1名7,200円で発売。他にも、レンタルスキー付き商品などお得な旅行商品が多数発売となる。東京駅発上越方面行の臨時列車「たにがわ」「Maxたにがわ」については、今シーズン、東京駅を6時台に発車する列車をさらに増発。現地でより長い時間スノーレジャーを楽しめるようになる。JR SKISKI特設Facebookページでもプロモーションを行うほか、1月上旬からは春スキー用キャンペーンポスターの投票を同Facebookページ上で実施。ネット投票によって選ばれた川口春奈さんのポスターを、実際に駅構内に掲出するという。
2013年12月06日東京都目黒区下目黒の目黒雅叙園で、九州全県から時代雛が集まる「百段雛まつり~九州ひな紀行~」が開催される。開催日は2014年1月24日~3月3日、10時~18時(最終入館17時30分)。入場料は1,500円(前売券1,200円、学生800円、小学生以下無料)。○松平定信の娘、蓁(しん)姫の古今雛も展示同イベントは、日本各地の時代雛が目黒の地に集結する企画で今回で5回目。文化財「百段階段」を舞台に、九州全県(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島)に息づく雛文化が一堂に会する。展示される雛人形は、九州の諸大名・天皇家ゆかりの名品をはじめ、庶民に愛された信仰雛など、約1,000点におよぶ。平戸藩主松浦家に嫁いだ、松平定信の娘、蓁(しん)姫の古今雛や、熊本八代城主・松井家ゆかりの雛と雛道具、明治天皇の后(のちの昭憲皇太后)ゆかりの檜扇(ひおうぎ)や、孝明天皇から下賜された十二支の御所人形など、天皇家ゆかりの品々も登場。さらに、庶民が育んだ郷土玩具のお雛さまや、伝統工芸品の博多人形、有田焼で作られたお雛さまなど、九州の歴史・文化の厚みを物語る貴重な品々も展示される。
2013年11月25日松屋銀座は10日~15日、「GINZAの北海道 九州展」を開催する。同イベントは、北と南の味覚を代表する、北海道と九州の物産展。会期中は、それぞれの地域の特産物を使用した弁当・総菜や、スイーツなどが多数そろう。また、北海道vs九州のグルメ対決や、両地域のコラボによるオリジナルメニューも登場する。グルメ対決は、札幌・North continentの「山と海のクラブハウスサンド」(1,365円、各日150個限定)と佐賀・佐が家の「佐賀牛サーロインステーキ・焼肉弁当」(2,100円)や、札幌・東京ドームホテル札幌「北の宝箱弁当」(3,045円)と大分・割烹 平家「大分棒すし三昧」(2,625円)などが実演も交え、しのぎを削る。また、イートインでは「北と南のハーフラーメンセット」(1,260円、各日200セット限定)として、増毛・麺屋田中商店のみそラーメンと、福岡・太宰府八っちゃんラーメンのとんこつラーメンを、ハーフサイズずつセットで味わえる。通常の1人前用も、各840円で用意される。スイーツでは、千歳・六花亭×スカイショップ小笠原「サクサクパイ新千歳発」(1個151円/5個751円)や、今回初出店となる<福岡・福岡空港 SORA Shop「如水庵 小さなトマト大福」(4個入721円)などが登場する。4月10日には、北と南の人気キャラクターがサプライズで登場。北海道の夕張市からは、フルーツアニマルのメロン熊。九州の熊本からは、熊本県の営業部長を務めるくまモンが銀座にやってくる。くまモンは、屋上の特設ステージにて、くまモン体操を披露する。13時からと15時からで、各回約30分。雨天中止となる。開催日時は、4月10日~15日 10時~20時、最終日は17時30分閉場。会場は、松屋銀座 8階イベントスクエア(東京都中央区銀座3-6-1)。その他、詳細は同社Webページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月10日京王百貨店新宿店は14日より20日まで、「大九州展」を開催する。同展は、九州全7県(福岡・鹿児島・熊本・長崎・佐賀・大分・宮崎)から老舗や人気の味、名産の焼酎などが一堂に会する物産展。今回は、博多ラーメン店3店が出店するイートイン、観光名所として最近再び注目を集める「ハウステンボス特集」、入手困難な焼酎などを用意。バレンタインデーにちなみ、スイーツ店では限定販売のチョコレート菓子も多数登場する。また、ご当地キャラとして全国屈指の人気を誇る「熊本県営業本部長 くまモン」の「くまモングッズ」を販売する。イートインでは、福岡県の老舗「元祖博多だるま」が出店し、派生する3店舗の味が食べ比べられる。昭和38年創業の博多の老舗「元祖博多だるま」の「濃厚豚骨ラーメン」(840円)、だるまラーメン2代目が立ち上げた「秀ちゃんラーメン」の「黒マー油」(735円)、博多だるまのスープを基本に、辛みのあるスープのみを扱う期間限定店舗「辛だるま」の「赤だるま」(945円)などを提供する。「ハウステンボス特集」では、長崎のハウステンボスでしか販売されていない商品などがそろう。ハウステンボス内の「ディック・ブルーナショップ ナインチェ」からは「オリジナルミッフィー」グッズが登場。黄色い木靴を履いているのが、ハウステンボスオリジナルミッフィーの特徴となっている。そのほかにもハウステンボスの人気者「ちゅーりー」グッズなど取りそろえる。期間中、「熊本県営業本部長 くまモン」が体操を披露。2月18日11時~、13時~、15時~、各回約30分。「ミッフィーとはいポーズ」では、黄色い木靴を履いたハウステンボスオリジナルミッフィーが遊びにやってくる。2月16日と17日の各日11時~、13時~、15時~、各回約30分。両イベントとも、手持ちのカメラで写真撮影が可能(整理券配布予定)。開催日時は、2月14日~20日 10時~20時(最終日は15時閉場)。イートインの営業時間は11時~、ラストオーダーは閉店1時間前まで。開催場所は、京王百貨店新宿店7F大催場(東京都新宿区西新宿1-1-4)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月13日九州旅客鉄道(JR九州)は、12月22日から2013年1月6日までの期間、臨時列車「快速人吉」号を運行する。運転区間は、熊本駅から人吉(ひとよし)駅。期間中は毎日運転し、熊本発が9時44分(12時13分人吉着)、人吉発が14時38分(17時13分熊本着)となる。停車駅は、新八代駅、八代駅、坂本駅、白石駅、一勝地(いっしょうち)駅、渡駅。乗車券は、利用日の1カ月前(前月の同じ日)の午前10時から、全国の「みどりの窓口」や旅行会社の窓口で発売する。なお、「快速人吉」は全車指定席のため、座席指定券(大人500円・小児250円)が必要とのこと。詳細は、同社公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日JR九州は2013年1月3日・4日に福岡Yahoo!JAPANドームで行われるコンサートに伴い、臨時特急列車を運転することを発表した。臨時特急列車は、小倉・大分方面の「ソニック」、佐賀・長崎方面の「かもめ」で実施。いずれもコンサートの終演時間に合わせて運行するという。1月3日の博多発大分行き臨時列車「ソニック97号」は博多を22時17分に出発し、大分に0時53分に到着する。博多発長崎行き臨時列車「かもめ97号」は、博多を22時13分に出発し、長崎に0時13分到着。1月4日の博多発大分行き臨時列車「ソニック99号」は、博多を23時22分に出発し、大分に1時43分に到着する。博多発長崎行きの臨時列車「かもめ99号」は、博多を23時に出発し、長崎に1時3分到着。全国のJR駅みどりの窓口・旅行センター、指定席券売機および主な旅行会社にて発券を行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日九州旅客鉄道とJR博多シティ、ドーンデザイン研究所は12月2日より、「水戸岡鋭治の幸福(しあわせ)な鉄道展」を開催する。同展は、JR九州の車両を始めとする公共交通デザインなどを25年間続けてきた水戸岡鋭治氏の活動を、アイディアスケッチ、ポスター、椅子やテーブル、車両模型などから360度俯瞰(ふかん)するパノラミック展示会。つばめ電車の運行や子ども向け遊戯施設の「木のプール」、JR九州のマスコット「くろちゃん」のコーナーなどを通じて、子どもたちにこれからの公共デザインに興味を持たせる企画が用意されている。会場はJR博多シティ9FのJR九州ホール(福岡県福岡市博多区博多駅中央街1番1号・博多駅直結)。開催日時は12月2日~2013年1月14日。平日11時~19時、 土日祝・年末年始(12月29日~1月3日)10時~19時(入場は18時30分まで)。初日となる12月2日は正午開館で、正午から開会式典を予定している。入場料金は、一般:前売り800円(当日1,000円)、中高生:前売り600円(当日800円)、小学生:前売り100円(当日200円)。未就学児は保護者同伴で無料となる。発売場所は、JR九州の主な駅、JR九州旅行支店、駅旅行センター、チケットぴあ他。その他、詳細は同展公式Webページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月27日福岡県北九州市のJR門司港駅(鹿児島本線)では、12月1~2日の2日間に限り、駅を覆う仮囲いを開放する。JR九州によれば、「仮囲いのない現在の門司港駅をご覧いただけるのはこれが最後のチャンス」とのことだ。国重要文化財にも指定されたレトロな木造駅舎で知られる門司港駅は、今年9月29日より駅舎保存修理工事に入り、駅の周囲は仮囲いで覆われている。テナントなどの撤去整理が終わり、これから本格的な工事が始まるが、その前に仮囲いが移設されるため、2日間限定で現在の駅舎全体を見られることに。駅舎内には入れない。JR九州はこの2日間、「門司港駅新たな旅立ち記念きっぷ ~0哩の軌跡~」を臨時窓口で販売。450セットを用意し、販売時間は各日9:00~17:00。なくなり次第終了となる。門司港駅では12月3日以降、調査を行うために駅前広場も含めて再び仮囲いを設置。来年3月以降、駅舎も素屋根で完全に覆い隠される。建物をいったん解体した後、傷んだ部材を修理・補強して再び組み立てなおすとのことで、工事期間は2018年3月までの予定。その間、門司港駅は仮駅舎での営業となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月24日ゴールデンマジックは、同社が運営する神奈川県横浜市の居酒屋テーマパーク「新横居酒屋アリーナ」をリニューアル!「九州居酒屋横丁」として、11月12日に新たにオープンした。同施設は、九州の名物料理を取りそろえた居酒屋名店街。出店する飲食店は、釜茹・焼蟹「かに地獄」、鉄板ギョーザ「熱中屋」、もつ鍋・しゃぶしゃぶ「博多もつ次郎」、鯖寿司・五島うどん「活金」、にんにく焼き鳥「博多入道」、立ち飲み焼酎「九州屋」の全6店。各店舗では店ごとの名物メニューを楽しめる他、6店舗共通のメニューも用意。「博多めんたいこ」「馬刺し」「チキン南蛮」などの人気の九州料理や、「手作りの薩摩揚げ」「がめ煮」「手作りからしれんこん」などの郷土料理が登場。また、「さつま芋とバニラアイスのパンケーキ」などのデザートも、数多く用意している。メニューは全部で62品。またドリンクは、アルコールの量や組み合わせも自由にできるセルフ式アルコールドリンクバーで、30分313円で飲み放題。ビール、ハイボール、サワー、焼酎をはじめ約70種類のドリンクメニューを用意している。ドリンクは単品のみも用意されており、価格は262円。ソフトドリンクもある。同施設は、ランチ11時30分~14時30分(土・日・祝日除く)。ディナー17時~23時30分(月~木)、17時~24時(金・祝前)、17時~23時(土・日)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日JR北海道の「スーパーカムイ」「すずらん」、JR東海の「しなの」「ひだ」、JR西日本の「しらさぎ」には共通点がある。一方、JR東日本とJR四国、JR九州にはその共通点を持つ列車はない。さて、共通点とはなんだろうか?JR北海道だけで見ると、「スーパーカムイ」「すずらん」は電車特急、それ以外の札幌発着の特急はディーゼルカーと区別できる。だがJR東海の「しなの」は電車、「ひだ」はディーゼルカーだ。「しなの」「ひだ」「しらさぎ」はおもに名古屋駅発着、「スーパーカムイ」「すずらん」はおもに札幌発着だが、名古屋と札幌にどんな共通点があるのだろう?すべて在来線特急だけど、在来線特急は他にもたくさんある。それぞれ運行する路線の花形列車で、本数も多く、自由席や指定席、グリーン車があって……、もちろんそんな列車は他にもたくさんある。ただし、目の付け所としては良いと思う。ひょっとしたら、時刻表を見るまで共通点に気づかない人がいるかもしれない。これらの列車の共通点は「エル特急」だ。時刻表で名古屋付近の東海道本線や中央本線、札幌付近の函館本線や千歳線、室蘭本線のページを見ると、これらの列車名の上にマークがついている。ベルの絵をタテ半分にしたような、あるいは漢字の部首の「しんにょう」のような……。このマークはアルファベットの「L」を図案化したもので、エル特急を示している。エル特急は、「昼間に走る、運行頻度の高い特急列車」のキャッチフレーズとして、1972(昭和47)年に名づけられた。それまで優等列車といえば急行列車が主で、特急列車はその名の通り「特別」な「急行」だった。その頃の国鉄は、特急をもっと売り込んでいこうと考えていたようだ。背景には、電化や複線化工事の進捗によって急行列車を特急へ格上げしたり、新幹線の岡山延伸開業によって新幹線に接続する特急を増発したり、新幹線の走らない路線にも特急を導入したりと、全国に特急のネットワークを広げていたことが挙げられる。そこで昼間の特急列車の統一ブランドとして、エル特急が考案された。しかしすべての特急列車がエル特急に指定されたわけではない。エル特急の条件は厳格ではないけれど、昼間の特急であること、起点駅を1時間に1本程度の運行があること、自由席があり、気軽に乗れることなどがあった。宣伝文句は、「数自慢、カッキリ発車、自由席」だった。「カッキリ」とは毎時0分・30分発というようにきりのいい時刻を指す。エル特急の「エル」には深い意味はなく、「Limited(特別)」「Luxury(ぜいたく)」「Lovely(親しみのある)」「Lucky(幸運)」など、「L」から始まる単語に良い意味が多いからだったといわれている。国鉄といえばお堅い役所的な印象が強かったため、あえて親しみやすいネーミングが必要だったらしい。エル特急ブランドを最初に与えられた列車は「さざなみ」「わかしお」「とき」「ひばり」「あさま」「ひたち」「しおじ」「つばめ」「はと」。その後、急行列車を特急に格上げしたり、特急列車の運行本数を増やしたりして、エル特急の仲間はどんどん増えていく。それまで特急がなかった路線に、最初からエル特急でデビューする列車もあった。こうして全国でエル特急が活躍した。エル特急に指定された列車は累計で60種類以上もあったという。そして1978(昭和53)年10月の国鉄ダイヤ改正をきっかけに、在来線特急のほとんどのヘッドマークがイラスト入りになる。エル特急の場合は、ヘッドマークの片隅にエル特急であることを示すマークも添えられた。エル特急の登場で、国鉄の目論見通りに特急の人気が上がった。東北・上越新幹線が開業すると、それに置き換わる形でエル特急が廃止されたが、、一方で新幹線に接続する新しいエル特急も誕生している。こうして特急列車の増発や新設が続いたが、その反面、急行列車は特急列車に押される形で急速に衰退していった。すると今度は、エル特急とその他の特急の区別が難しくなった。そうした事情もあり、近年はエル特急ブランドも衰退傾向にある。JR東日本は2002年に「エル特急」の呼称をとりやめ、通常の「特急」表示に戻した。同様にJR九州は2009年、JR四国は2011年に、「エル特急」の呼称をとりやめた。JR西日本も、「くろしお」「やくも」「加越」「北近畿」「雷鳥」の「エル特急」表記をとりやめている。現在残っているエル特急は、前述の通り、「スーパーカムイ」「すずらん」「しなの」「ひだ」「しらさぎ」だけ。いまとなっては「エル特急」の意味すら知らない人も多いかもしれない。しかしエル特急は、「気安く乗れる特急列車の旅」を普及させた立役者なのだ。いわば「名誉称号」といえるもので、いつまでも残してあげたいブランドである。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月10日JR九州は、12月2日より開催される「水戸岡鋭治の幸福(しあわせ)な鉄道展」に合わせ、全車指定席の臨時列車「水戸岡鋭治の幸福な臨時列車」を限定運行する。同列車は「SL人吉」に使用される50系客車3両とディーゼル機関車による編成で、鹿児島本線の博多~門司港間を1日1往復運行。陣原~門司間では、通常は貨物列車しか運転しない貨物線を走行するという。運行にあたり、水戸岡鋭治氏がデザインしたヘッドマークを掲出。車内では記念乗車証の配布や九州の観光列車グッズの販売などを行う。運転日は、12月2・8・9・15・16日および2013年1月12~14日。きっぷは乗車日の1カ月前より、全国の駅のみどりの窓口や旅行会社の窓口で発売する。臨時列車は全席指定のため、乗車区間の通常運賃のほかに指定席料金が必要。なお、臨時列車の乗車を行程に含んだ旅行ツアー商品「貨物線(鹿児島本線)を行く! 水戸岡鋭治の幸福しあわせな臨時列車 乗車の旅」も企画しているとのこと。「水戸岡鋭治の幸福(しあわせ)な鉄道展」は、12月2日から2013年1月14日まで、JR博多シティのJR九州ホールにて開催。JR九州のデザイン顧問でもあるデザイナー、水戸岡鋭治氏が手がけた車両や駅の数々を映像やパネル・模型などで展示し、「水戸岡デザイン」の真髄を探る。入場料は大人1,000円、中高生800円、小学生200円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日街コンを主催している表参道×九州コン実行委員会は11月17日、九州の地域性を持たせた街コン「表参道×九州コン」を表参道駅周辺で開催する。同イベントは、地元出身を中心とした参加者の交流から、九州に関心を持つきっかけをつくり、観光、帰郷、消費活動などにつなげようという「東京からできる地域活性化」をコンセプトにしている。また、出身者だけではなく、「九州が好きな人」、「九州に友だちがいる人」、「九州に行ったことがある人」、「取りあえず参加したい人」など、どこの出身者でも気軽に参加できるとのこと。当日は、最初の店舗で同郷同士がなるべく固まるようにセッティング。2件目以降は好きな店舗を選び、話したい異性とゆっくり話すことができる。参加費用は、男性6,000円、女性4,000円。参加条件は20歳以上39歳以下の男女。開催時間は15時から18時まで。詳細は、「表参道×九州コン」公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日