バンド結成10周年を迎えたLucky Kilimanjaroが4月21日、日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブ「Lucky Kilimanjaro YAON DANCERS 2024 supported by ジャックダニエル」を開催した。野音でのライブは3年ぶり。前回はコロナ禍ということもありキャパが半分での開催となったが、今回はフルキャパの満員御礼でたくさんの人がお祝いに駆けつけた。3年前の野音に続いて、今回もまた開演直前に雨が降り出すあいにくの天気となったが、集まった観客、YAON DANCERSに雨など関係なし。(アンコール含め)30曲超えのダンスミュージックがノンストップで繰り出されるライブに、雨を弾き返す軽やかなステップを踏んだ。Lucky Kilimanjaroにとって最初の作品となった2015年の1stミニ・アルバム『FULLCOLOR』の1曲目「Super Star」で幕を開けた「Lucky Kilimanjaro YAON DANCERS 2024 supported by ジャックダニエル」。熊木幸丸(Vo)が気持ちよく体を揺らしながら、「お越しいただきありがとうございます。ダンスは自由です!」というと、アンサンブルは一段とボリュームを増して観客を踊らせる。MCや曲間もインタールードで繋ぎ、バンドの音やグルーヴを止めずに進んでいくこのライブ。都会の真ん中でありながら木々に囲まれた野音という場所と相まって、この空間だけが日常から切り離された、カラフルな音楽に溢れた小宇宙のように感じられる。左から)熊木幸丸(Vo)、松崎浩二(Gt)「『Super Star』から応援してくれている人も初めての人も、それぞれ自分のスタイルでいいんです。みなさんの自由なダンス楽しみにしています」という熊木の言葉で、陽性度を増して「350ml Galaxy」へと突入。観客も待ってましたとばかりにそれぞれの飲み物を手に、ラストの「乾杯!」の合図で杯を掲げる。この日は10周年の祝杯だ。柴田昌輝のドラムとラミのパーカッションによるセッションで盛り上げ「楽園」へとひとっ飛びすると、心地よくチルなムードに酔いしれ、また大瀧真央のシンセサイザーがきらめく「Sweet Supermarket」に体を揺らし、「またね」では観客の手拍子やジャンプで会場が熱気を帯びていく。柴田昌輝(Ds)ラミ(Per)松崎浩二(Gt)が楽しそうにダンスする姿に、観客もつられるように手拍子を大きくし、笑顔が広がる。序盤から新旧の曲が混じり合い、まさに10周年にふさわしいセットリストだ。松崎浩二(Gt)山浦聖司のスラップベースに歓声が上がった中盤の「Burning Friday Night」あたりからは照明も映えるような時間となって、会場のボルテージもぐんと高まる。頭からノンストップだが観客は疲れ知らずだ。それもLucky Kilimanjaroの紡ぐグルーヴやフレンドリーなサウンドゆえだろう。熊木は今日は長いけど、とMCで言っていたが、途切れることのない心地よいビートや、体温をグッとあげたり、またはなだらかにクールダウンもしてくれる絶妙な匙加減が効いたバンドアンサンブルは、言葉以上に饒舌に10年という時間の濃さを伝える。人力で、人肌のあたたかさのある彼らのダンスミュージックはエモーショナルで、体も心も揺らしてくれる。山浦聖司(Ba)「エモめの夏」などシンガロングチューンや、熊木がDISH//への提供曲の幻影的なセルフカバー「SAUNA SONG」、またフォーキーな「咲まう」を熊木はステージに腰掛け歌い、美しい「MOONLIGHT」へと、中盤はゆったりとした曲も交えて夜の野音を味わった。昨年リリースした4thアルバム『Kimochy Season』の「Kimochy」から再び多幸感、恍惚感の真っ只中へと連れ立っていく曲が並んだ後半は、「果てることないダンス」や、パーカッションの紡ぐラテンビートと熊木の紡ぐ詩的でユーモラスな和の言葉との異文化ミックスに観客がコブシをあげシンガロングする「踊りの合図」、さらに異空間の妖しいムード漂う「でんでん」でと、まさに定型なしのフリーダムなダンスを踊らせる曲を連投。大瀧真央(Syn)さらに、このライブの数日後にリリースとなった新曲「実感」がそこに続いた。“今”を生きている実感を大事にしたいというメッセージが込められたこの曲は、強靭なビートに哀愁混じりのメロウな歌が載る。どこか儚い美しさが冴える曲だ。その美しさに続いた「無限さ」もまたグッと胸に迫る。今この時を爆発させるようにアンサンブルが晴れやかに高鳴り、また観客も一層高いジャンプで応え、続く「HOUSE」では共にその歌を口ずさみながら踊る。「今日は踊ってくれてありがとう。これまで10年、一緒に踊ってくれてありがとう。これからの10年も一緒に踊ってくれますか」という熊木の言葉ではじまったラストナンバーは「ひとりの夜を抜け」。信じて踊り続けてきた道の先に広がったのは、満員の会場で、たくさんの人が笑顔で踊り歌う、美しい野音の光景。きっとこの先、目の前の光景はどんどん大きく広がっていくのかもしれない。それでも原点にあるのは、時に迷い、涙を流しながらも自分の思いを諦めることなかったあの日の思いだ。「ひとりの夜を抜けて」に込められたソウルは時を重ね、ますます熱く、濃く輝いている。熊木幸丸(Vo)アンコールでは、6月から大阪城音楽堂を皮切りにスタートする全国ツアー「Lucky Kilimanjaro presents.自由“10”に踊ろうTOUR」に続き、来年2月には結成10周年を締めくくるバンド史上最大規模となる幕張メッセでのワンマンライブ「Lucky Kilimanjaro presents.TOUR“YAMAODORI 2024 to 2025”」が開催されることが発表された。野音に歓声が響きわたるなか、せっかくの10周年ということでメンバーひとりひとりが挨拶。また、やっぱり雨だよねと熊木は苦笑いして、この日にぴったりの「雨が降るなら踊ればいいじゃない」等を披露し、「明日からも踊ろう、これからの10年もよろしく」とアニバーサリーイヤーの幕開けとなる「Lucky Kilimanjaro YAON DANCERS 2024 supported by ジャックダニエル」の幕を閉じた。Text:吉羽さおりPhoto:田中聖太郎<配信情報>Lucky Kilimanjaro デジタルシングル『実感』配信中Lucky Kilimanjaro『実感』ジャケット【収録曲】1. 実感2. 次の朝配信リンク: Kilimanjaro「実感」MV<ツアー情報>『Lucky Kilimanjaro presents.自由“10”に踊ろう TOUR』6月8日(土) 大阪・大阪城音楽堂6月14日(金) 北海道・Zepp Sapporo6月16日(日) 宮城・SENDAI PIT6月22日(土) 石川・EIGHT HALL7月6日(土) 広島・CLUB QUATTRO7月7日(日) 福岡・Zepp Fukuoka7月12日(金) 愛知・Zepp Nagoya7月15日(月・祝) 新潟・NIIGATA LOTS7月20日(土) 東京・Zepp DiverCityチケット情報:()『Lucky Kilimanjaro presents. TOUR “YAMAODORI 2024 to 2025”』2025年2月16日(日) 幕張メッセ国際展示場 4・5ホールチケット情報:オフィシャルサイト:
2024年05月01日Lucky Kilimanjaroが本日4月24日(水) に配信リリースしたデジタルシングルより「実感」のMusic Videoが公開された。“踊れない夜は 100年の春を浮かべて”という歌詞から始まる「実感」は、「莫大な時間の流れの中にある“今”を生きているという“実感”を大事にしたい」というメッセージを、哀愁感が漂いながらもダンサブルなトラックに落とし込んだ楽曲。公開されたMVは、メンバーそれぞれが演奏に没頭する中、周りを多数のオーディエンスが囲み楽しげに踊っているシーンをテーマとしながら、トラックの緩急に合わせて映像のスピードが目まぐるしく切り替わる。ダンスフロアを彷彿させる空間で、瞬間的に過ぎ去っていく時間を追体験できるという楽曲の世界観を、映像で再現した内容となっている。Lucky Kilimanjaro「実感」MV<配信情報>Lucky Kilimanjaro デジタルシングル『実感』配信中Lucky Kilimanjaro『実感』ジャケット【収録曲】1. 実感2. 次の朝配信リンク:<ツアー情報>『Lucky Kilimanjaro presents.自由“10”に踊ろう TOUR』6月8日(土) 大阪・大阪城音楽堂6月14日(金) 北海道・Zepp Sapporo6月16日(日) 宮城・SENDAI PIT6月22日(土) 石川・EIGHT HALL7月6日(土) 広島・CLUB QUATTRO7月7日(日) 福岡・Zepp Fukuoka7月12日(金) 愛知・Zepp Nagoya7月15日(月・祝) 新潟・NIIGATA LOTS7月20日(土) 東京・Zepp DiverCityチケット情報:()『Lucky Kilimanjaro presents. TOUR “YAMAODORI 2024 to 2025”』2025年2月16日(日) 幕張メッセ国際展示場 4・5ホールチケット情報:オフィシャルサイト:
2024年04月24日「世界中の毎日をおどらせる」というテーマを掲げて活動を続けているLucky Kilimanjaro (ラッキーキリマンジャロ)。4月24日リリースのデジタルシングル「実感」(C/W「次の朝」)は活動10年目を迎えたラッキリの“今”と“これから”がリアルに刻まれた作品に仕上がっている。4月21日に東京・日比谷野外大音楽堂でワンマンライブ「Lucky Kilimanjaro YAON DANCERS 2024 supported by ジャックダニエル」、6月から7月にかけて全国ツアー「Lucky Kilimanjaro presents. 自由 “10” に踊ろう TOUR」を開催。新作、ツアーを軸に、ラッキリの現状について熊木幸丸(Vo)に話を聞いた。――4月8日に熊木さんがX(Twitter)にポストした言葉 (俺が歌詞で言ってること大体これ ・いいからやってみよう ・不完全を愛そう ・やり続けよう ・酒が好き ・踊るのはどうですか? ・踊れば良い ・踊ろう ・踊れ ・踊らにゃ損)() がちょっと話題になってましたね。そうですね(笑)。みんなわかってることだと思ってましたけど、意外と反応があって。――「いいからやってみよう」「不完全を愛そう」「やり続けよう」というのは、そのままLucky Kilimanjaroにも当てはまるような気がします。バンドだけじゃなくて、僕の物事に対する普遍的な考え方かもしれないですね。頭で考える範囲でできることって意外とないと思うんです。自分の体感が得られないとその先に行けないですし、まずは動いてみるというのが癖になっているのかもしれません。バンドもいろいろな相互作用のなかで動いていますし、そのなかでいろいろな作品や表現が出来ていく。実際にやってみないとアイデアも生まれないですからね。――ライブも同じですか?そうですね。いい意味で計画通りにはいかないですし、「こうなるだろう」と思っても実際にはまったく違うことが起きたりするので。そのなかで自分の知識や考え方が再編成されて、また次のライブをやって。そうやって少しずつ生物として変化しているような感覚もあります。――なるほど。4月24日にはデジタルシングル「実感」をリリース。春から夏にかけてのツアーに向けた新曲という立ち位置ですか?というより「10周年だね」という話からですね。10周年のスタートとしてどういう曲を出そうか?Lucky Kilimanjaroがこの先10年、さらにみんなと踊るためにどういう態度でいようか?ということを考えて。10周年といっても“ペーペー”だと思ってるんですよ。料理人だったら「これからようやく自分なりのものを生みだしていこう」という時期だと思いますし、バンドを10年やってようやくチュートリアルだなと。――一通りの技術や知識を身に着けた段階だと。はい。バンドとしてこれまでいろいろやってきて、これから何をしていくのか、社会、世間、お客さん、自分に向けてどういう音楽をやっていくのか。そういう領域に入っていくんだと思っています。何て言うか、自分たちの居場所みたいなものは少しずつ作れている感覚があるんです。音楽的な立ち位置、お客さんとのコミュニケーションを含めて、ようやく場所が出来つつあって。そこでさらに楽しむためにはどうするか?より多くの人と続けていくためには?ということも考えていますし、そのなかで僕はどういう音楽を作るんだろう?という。――すごく大きいテーマですね。自分としては割と自然ですし、そこまで気負ってるわけではないんですけどね(笑)。――「実感」には「バンド活動10年目。喜ばしい継続の中でいつまでこの情熱に身を任せられるか、ということを考える」という想いが込められているとのことですが、これも今の熊木さんのテーマなんですか?そうですね。それはバンドのことだけではなくて、「今日、何を食べたいかな」みたいなこともあって。人間って不安定ですし、ずっと同じ状態ではいないじゃないですか。僕がやりたいこと、表現したい音も変わり続けるでしょううし。“踊らせたい”という根本は変わらないにしても、その方法、手段っていうのはずっと変化していますし、今やりたいことはすぐにやらないと。そういうことを書いた曲でもありますね、「実感」は。今の情熱をまるで焦るように入れることと、それを長期的に続けることをどう存在させるか?という。――「実感」はグルーヴ感も歌詞の響きもこれまでのラッキリとは違うという印象がありました。確かにこれまでのLucky Kilimanjaroにはなかった曲だなと思いますね。「今やれるカッコいいことを入れる」という衝動的、刹那的な感覚と「長い時間軸で捉える」ということの両方をサウンドと展開でいかに表現するかを考えながら構成して。そういう音作りは初めてだったんですよ。今をめっちゃ楽しむこと、それを未来までずっと続けること。それが今の僕の音楽的な態度なんだと思います。――なるほど。ライブのことも意識していたんですか?音源のアレンジはほぼ全部僕がやっているので、ライブに向けてどう再構築してくかはこれからですね。制作のときにライブをイメージする瞬間もありますけど、それが縛りになるのはよくないと思っていて。作品は作品、ライブはライブという発想ですね、基本的には。完全に別の曲みたいになるのはアレですけど(笑)、ライブならではの良さを作っていけたらなと。――バンドで演奏することで思ってもみなかった変化が生まれることも?それを含めておもしろいのかなと。そもそも曲を作ってるときも、設計図通りに進めているわけではなくて。リズムの質感やスピード感は頭のなかにありますけど、最終的には違うものになりますし、イメージ通りのものだと楽しくないんですよ(笑)。「自分のなかにあるものだけでできちゃったな」という感じがしますし、それをやっても飽きてしまう気がして。「プラスアルファの何かが自分から生まれた」という喜びがモチベーションのひとつになっているし、それを追い求めることが大事なんだと思います。「実感」もそう。シンセの使い方や置き方も今までとは全然違うし、歌い方、サウンドデザインを含めて、これまでとは違うものができたので。――それを続けることでバンドのイメージも変わっていく、と。そうですね。バンドも人間も生ものですし、変化を味わいながら、それをどう拡張して再編成していくか。そういうところが楽しくてやっているんだと思います。――カップリング曲の「次の朝」についても聞かせてください。“いろんなことがあるけど、必ず次の朝は来る。踊り続けよう”というメッセージは、まさにラッキリの本質だなと。「実感」と同じ時期に書いてるのでテーマはある程度つながっていて。いかに踊り続けるか、「特に理由もなく踊るんでしょ?」という歌詞なんですけど、わざわざ説明することもないのかなって(笑)。――確かに(笑)。次の朝も踊るし、また日々が続く。それ以上のことは特にないんですよ(笑)。最初に話したX(旧Twitter)のポストもそうですけど、(歌詞を通して)そんなにたくさんのことは言ってなくて。要は「踊ろうね」ということをいろいろな角度から歌ってるだけなんです。「次の朝」はその極地というか、「僕らの音楽、こういうことだから」という曲かもしれないですね。――この後はライブが続きます。まずは4月21日に東京・日比谷野外大音楽堂でワンマンライブ「Lucky Kilimanjaro YAON DANCERS 2024 supported by ジャックダニエル」を開催。2021年の4月に日比谷野音でワンマンライブをやらせていただいて。そのときの感覚がすごく残ってるんですよね。コロナ禍だったんですけど、日比谷に集まって、森のなかでみんなで踊った経験がバンドの糧になってる気がして。またあの場所でやりたいとずっと思ってたんです。まさに都会のオアシス的な場所ですし、踊るということがさらにはっきり浮かび上がるというか。――10周年のアニバーサリー的な意味もある?応援してくれてる人たちへの感謝もありつつですけど、さっき言ったように10周年なんてまだまだ新人ですし、野音は「ここから10年、こんなふうにやっていきます」という提案の場でもあると思っていて。6月からのツアー(全国ツアー「Lucky Kilimanjaro presents. 自由 “10” に踊ろう TOUR」)もそうですけど、これまでの総括というより挑戦の方が強いです。今回から導入する機材でたくさんあるんですよ。――メンバーのみなさんとも「サウンドを変えていこう」という話をしてるんですか?そこに関しては常に話をしていて。「もっとこうしたほうがいいよね」という会話はいつもしていますし、自然の流れのなかで変わっていくという感じですね。次のツアーのなかでも変化していくんじゃないかなと。――ステージに立って演奏することに対する意識も時期によって変化している?そうですね。以前はいかに自分たちを見せるかというところが強かったんですけど、だんだんお客さんとの相乗効果が生まれていて。皆さんから受け取るものもたくさんありますし、そういう相互作用のなかでその日の空気を作っていくというか。インタラクティブな楽しさがあると思います、今は。――オーディエンスの“踊りたい”という気持ちも強まってるのかも。それは前提というか、「踊りたくて来てくれてるんでしょ?」という信頼があるんですよね。もちろん「踊ったことがない」「ダンスミュージックをあまり聴いたことがない」という人もいるし、そういう人に向けてどういう音楽を届けるか?ということもずっと考えているんですけど、ライブではみんな自由に踊ってくれているし、それが新しいお客さんにも伝播して。そういう景色を見ることで僕らの演奏も変わってきますからね。――ツアーもめちゃくちゃ楽しみです。この後の10年のビジョン、成し遂げたいことは?正直、ビジョンみたいなものは全然ないんですよね。「こういう音で踊らせたい」「こんな空気を作りたい」というのありますし、そういう意味でやりたいことはたくさんあるんですけど。単純に「今、これおもしろい」ということを続けていれば10年経ってると思ってますね。Text:森朋之Photo:石原敦志ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★サイン入り色紙を3名様にプレゼント【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<配信情報>Lucky Kilimanjaro デジタルシングル『実感』4月24日(水) 配信リリース【収録曲】1. 実感2. 次の朝<ツアー情報>『Lucky Kilimanjaro presents.自由“10”に踊ろう TOUR』6月8日(土) 大阪・大阪城音楽堂6月14日(金) 北海道・Zepp Sapporo6月16日(日) 宮城・SENDAI PIT6月22日(土) 石川・EIGHT HALL7月6日(土) 広島・CLUB QUATTRO7月7日(日) 福岡・Zepp Fukuoka7月12日(金) 愛知・Zepp Nagoya7月15日(月・祝) 新潟・NIIGATA LOTS7月20日(土) 東京・Zepp DiverCityチケット料金:5,600円『Lucky Kilimanjaro presents. TOUR “YAMAODORI 2024 to 2025”』2025年2月16日(日) 幕張メッセ国際展示場 4・5ホールFC先行受付中チケット料金:7,800円(LKDC先行特別価格[継続割]:7,200円)オフィシャルサイト:
2024年04月22日2024年3月1日金曜日の夜、Instagram音楽メディア・PLAYLISTが贈る新世代イベント『PLAYLIST presents“ヘッドフォンを外して vol.7”』が豊洲PITにて開催された。このイベントは、なにげない日常に寄り添ったプレイリストを提案するInstagram音楽メディア「PLAYLIST」が企画し、SNSが発達した今こそライブハウスで生の音楽を楽しんでほしいという思いで実現したもの。過去最大キャパでの開催となるvol.7では、Lucky Kilimanjaro、PEOPLE 1、Tele、O.A COCOと、楽曲を聴いていると自然に体が揺れ踊りたくなるようなアーティスト4組が揃った。今回のO.Aは、作詞&作曲&編曲を自身で行い、ロック・テクノ・ポップスなどジャンルの枠を飛び越えた自由なサウンドを歌うユニット“COCO”。時代の変化に対する等身大の感情、未来への希望をポップに歌う「みらいちゃん」、世界各国の言葉を混ぜ合わせた中毒性の高い最新曲「こにゃにゃちは WORLD」のわずか2曲ではあるものの、思わず体が動くハッピーダンスチューンで、観客もCOCOの世界に釘付け。MCではステージ裏でのLucky Kilimanjaroとの交流について話すなどお茶目な一面も。可愛さとかっこよさ、COCOにしかできない楽しいステージで会場をあたためる姿に、ネクストバズへの期待が感じられた。COCOメインアクトのトップバッターを飾るのは、誰もが口ずさみたくなるメロディラインとダンスミュージックの融合でリスナーからの注目を集めている“Lucky Kilimanjaro”。「色々な人生があります、自由に踊れますか?豊洲PIT!」Vo熊木幸丸がそう呼びかけ、1曲目「ひとりの夜を抜け」から一気に盛り上がる。その盛り上がりを保ったまま、昨年TikTokでダンス動画が流行するなど話題となった「Burning Friday Night」へ。Synthesizer大瀧真央が「豊洲PIT、踊れてる?」と可愛く呼びかけると会場は歓声に包まれる。サビでは大合唱が起き、Gt松崎浩二のソロも輝きを放ち、会場の一体感が高まっていく。Lucky Kilimanjaro勢いそのままに、3曲目「エモめの夏」へ。「春飛び越えて、皆さんの熱気で豊洲PIT夏にできますか?」と熊木が呼びかければ約2,500人が一気にジャンプ。3曲目とは思えない、まるで夏フェスに来たかと錯覚するほどの熱気で会場を包んだ。夕日のような真っ赤なライトに包まれ、「Hey, catch me」のおなじみのフレーズが流れて4曲目は「KIDS」。「もう子供じゃいられないけど 取り戻せ少年を 取り戻す衝動を」この歌詞の通り、日常から飛び出し会場に集まった大人たちは、子どもの頃を取り戻したかのようにLucky Kilimanjaroが作るステージに目を輝かせた。一転して真っ白なライトがパッと光り「踊りの合図」、そして「でんでん」と続く。会場の熱気も、ライトも、全てを味方につけ更に豊洲の夜を盛り上げていく。Percussionラミ・Drum柴田昌輝の力強い音も会場の最後列までしっかり届き、共鳴していく。大瀧の音も重なり心地いい音楽が完成されていく。「このあとも良いアーティスト沢山残ってんだぞ踊れんのか!」そう熊木が呼びかけ「HOUSE」で全員が踊りまくる。カラフルなライトとの相性も120点、全員が音楽で遊びながら、最後は「Kimochy」でお別れ。Lucky Kilimanjaroとしてダンスミュージックの真骨頂を見せつけた、全8曲、30分だった。続いて登場するのは、突如音楽シーンに現れ、2023年「RADAR:Early Noise 2023」に選出され、さらなる飛躍が期待されている令和のトリックスター“Tele”。「ねぇ今日どうしようか?君の今日の夜をどうしようか?少なくとも僕は、この荒れ狂うBurning Friday Nightに、あんたらの一生の常夜燈にするために来ました。全力でかかってこい豊洲PIT!」と他の2バンドの曲名にちなんだ表現で熱い想いを届け、1曲目「ロックスター」へ。縦横無尽にステージを歩き、観客に呼びかけるように歌う。Tele一転して朝の空を彷彿とさせるような水色のライトが光り、「私小説」へ。ギターを掻き鳴らし、歌を届けていく。「全員で飛ぼうぜ」そう呼びかけると約2,500人が一斉にジャンプ。全身でTeleのステージを楽しむ観客の姿が印象的だった。3曲目「金星」に続き、勢いを止めずに会場を盛り上げていく。「踊ろうぜ豊洲」そう観客に呼びかけ、お馴染みのイントロが流れ4曲目「Véranda」へ。サビでは約2,500人の観客が一体になり、左右に大きく腕を振る姿が印象的だった。「愛はここにあって」の歌詞の通り、まさに愛にあふれた、かけがえのない空間だ。赤とピンクのライトに包まれ、一気に雰囲気を変え「バースデイ」へ。挑戦的なサウンドと力強い歌声。「まだ!まだ!」と鼓舞しながらステージを共に作り上げるバンドメンバーを紹介し、バンドメンバーもその期待に応えるようソロプレイ。会場もその熱量に圧倒された。「サポメンが僕のわがままに付き合った後は、みなさんが僕のわがままに付き合ってください」そんな一言とともに、「花瓶」がスタート。ジャケット写真を彷彿とさせるような黄色のライトに会場が包まれる。誰の声も聞き落とさないよう、大事にこの曲を歌うTeleの姿が印象的だった。「この光景を作ってくれた全ての人に、ありがとう。」そんな感謝を伝え、最後は「鯨の子」でお別れ。どこか儚く、どこか力強いそんな歌声に惹き込まれた。豊洲PITの夜を見事に自分のものにし、これでもかというくらいのTeleの世界観を届け、2,500人を惹き込んだ。最後を飾るのは、「中毒性がある / エモい / オシャレでどこか懐かしい」と活動初期からインターネット上で話題を集めている“PEOPLE 1”。ムービングライトがこれでもかという勢いで光り、一気に空間を切り裂き、「迎えに来たぜ!」という一言とともに始まったのは「鈴々」。Vo.Gt.のItoとVoに加えて様々なパートを担当するDeuの掛け合いが気持ちよく、会場も一気に盛り上がる。サイレンのような赤いライトに染まった会場で勢いのまま響くのは「DOGLAND」。「こんなもんですか豊洲PIT、まだまだいけるよな!」とDeuが呼びかければ一気に大合唱が起こる。そして冒頭にDs.Takeuchiのソロが観客の熱気を高めた「銃の部品」へ。集まった約2,500人全員、もれなくPEOPLE 1の世界の虜になっていく。PEOPLE 1「やりたくないことはやりたくないし、やりたいことだってやりたくない時もあるよな、うるせぇ奴らを黙らせに来ました」Deuのそんな強い言葉が、PEOPLE 1の届ける楽曲たちが、序盤からどんどんオーディエンスの心を掴む。MCでは、「こんなにパンパンになるんだね、後ろまで。ありがとうございます」と感謝を述べつつ、ラフに会話していく姿に、観客から笑みがこぼれる場面も。ステージとのギャップが垣間見えた。「冬に生まれたので夏を毛嫌いしてるけど、冬に思い出す夏は好き」「しましょうか、常夏にね」そんな一言の後、演奏したのは「夏は巡る」。続く「フロップニク」では一気に観客が踊りながら楽しみ、メンバー全員が思い思いに楽器をかき鳴らして盛り上げる。中毒性たっぷり、PEOPLE 1にしか作れない空間が出来上がっていく。「豊洲PIT、まだまだ踊れますか?安っぽくないラブソングを一生懸命歌います」そんな一言で始まったのは「新訳:ラヴ・ソング」。Itoの、力強くも優しい歌声がこの楽曲の良さをさらに引き立て、届けていく。ヘッドフォンを外して会場に来たからこそ、味わえたものだった。「Lucky KilimanjaroもTeleも、死に物狂いで、向き合って曲を作ってる。音楽が嫌いになる瞬間もいっぱいあるけど、今日のライブがマジで全員よくて、まだ音楽を好きでいたいし感動していたいと思った」そんな音楽に対する、切実な思いを言葉にし、最後に届けたのは「ハートブレイク・ダンスミュージック」。「縦に飛ぶだけです、いけますか!」そんな一言とともにラストスパートをかけ、勢いが落ちることなく盛り上がり、観客とお別れした。そう思いきや、鳴り止まぬアンコールに応えるべく、ステージに戻ってきたPEOPLE 1。COCO、Lucky Kilimanjaro、Teleへの感謝も伝え、本当の最後は「エッジワース・カイパーベルト」。楽しい空間が終わる寂しさなんて忘れさせるくらい、タオルを回して、ずっとずっと楽しい空間を届けてくれた。こうして幕を閉じた『PLAYLIST presents“ヘッドフォンを外して vol.7”』。生の音楽を楽しみ、自由に踊るフロアは、「SNSが発達した今だからこそヘッドフォンを外してライブハウスで生の音楽を楽しんでほしい」という思いが込められて企画された「ヘッドフォンを外して」というイベント名にぴったりな夜だった。今後どんなアーティストの素晴らしいパフォーマンスをこのイベントで目にできるのか楽しみである。関連リンク公式サイト::
2024年03月08日バンド結成10周年の節目を迎えたLucky Kilimanjaroが、今年初のデジタルシングル『実感』を4月24日(水) にリリースすることを発表した。タイトル曲「実感」は、ボーカルの熊木幸丸の柔らかな歌声が印象的なダンスチューン。「限られた時間の中で見つけた、没頭出来る“何か”に、熱中出来る”瞬間"を大切にしたい」という思いが込められている。カップリングには、「不安と共に迎える日々をこのトラックで踊りこなして」と言わんばかりの、独特の浮遊感がたまらない楽曲『次の朝』が収録される。また、6月8日(土) の大阪城音楽堂公演を皮切りとして全国9都市をまわる『Lucky Kilimanjaro presents. 自由“10”に踊ろう TOUR』の開催もアナウンスされた。本日18時より全公演を対象としたFC最速先行販売がスタートした。<配信情報>デジタルシングル『実感』4月24日(水) 配信リリース【収録曲】1. 実感2. 次の朝<ツアー情報>『Lucky Kilimanjaro presents.自由“10”に踊ろう TOUR』6月8日(土) 大阪・大阪城音楽堂6月14日(金) 北海道・Zepp Sapporo6月16日(日) 宮城・SENDAI PIT6月22日(土) 石川・EIGHT HALL7月6日(土) 広島・CLUB QUATTRO7月7日(日) 福岡・Zepp Fukuoka7月12日(金) 愛知・Zepp Nagoya7月15日(月・祝) 新潟・NIIGATA LOTS7月20日(土) 東京・Zepp DiverCityOPEN 17:00 / START 18:00※札幌公演、名古屋公演のみ OPEN 18:00 / START 19:00【チケット料金】価格:5,600円■Official Fan Club「LKDC」先行受付期間:3月18日(月) 23:59までオフィシャルサイト:
2024年03月08日Lucky Kilimanjaroの全国ツアー『Lucky Kilimanjaro presents.TOUR“YAMAODORI 2023”』の最終公演が、1月8日(月・祝) に東京国際フォーラム ホールAで開催された。昨年、「Burning Friday Night」がTikTok再生数10億回を突破するバイラルヒットを記録。夏フェスでは『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023』や『SWEET LOVE SHOWER 2023』をはじめとした多くの大型フェスに出演し、10月にはエモーショナルな部分を前面に出した新曲「無限さ」をリリースするなど、大きく飛躍した1年となったLucky Kilimanjaro。ツアーファイナルを迎えた東京国際フォーラム ホールAは、バンド史上最大動員数を記録し、開演前からファンの期待と興奮を感じる空気感が強く漂っていた。メンバーが登場しSEが流れる中、熊木幸丸(Vo.)の「ツアーYAMAODORIファイナル始めるよー!」という掛け声に呼応したファンの大きな歓声に合わせて「Drawing!」を歌唱しライブが幕を開けた。続いて恒例の“乾杯曲”である「350ml Galaxy」や、各地の夏フェスを彩った楽曲「後光」、そしてライブでは定番となっている「ひとりの夜を抜け」を演奏し、序盤からエンジン全開で踊らせにかかる。春の別れを歌った「またね」で感傷的な気分に浸った後、バンドの代表曲でもある「Burning Friday Night」のイントロが流れ始めると会場が大きく沸き、曲中では全員の合唱が巻き起こった。そのまま息を吐く暇も無く「エモめの夏」へと続き、「新しい靴」「ファジーサマー」と新旧のラッキリを絶妙なインタールードで踊りを止める事なくスムーズに紡いでいく。後半戦に突入し「まだまだ踊れますよね?」と熊木が問いかけ「I’m not Dead」「踊りの合図」「でんでん」などのキラーチューンを連発しオーディエンスのテンションは最高潮となり、会場が揺れるほどの盛り上がりをみせる。ライブも終盤に差し掛かり2023年10月にリリースされた最新曲「無限さ」とYAMAODORIを締めくくるダンスミュージック「Kimochy」を披露し、ツアーファイナルに相応しいライブ本編の幕を閉じた。アンコールでは、バンド結成10周年を記念したワンマン『Lucky Kilimanjaro YAON DANCERS 2024 supported by ジャックダニエル』の開催決定を告知し、割れんばかりの歓声が湧き上がった。熊木は「僕らの大好きな野音で、もう一度みなさんと最高のステージを作りたいと思います。今年はこれだけじゃなくて、たくさんみなさんと一緒に踊り続けていきたいと思いますので、Lucky Kilimanjaroに付いてきてください!」と約3年ぶりの開催となる日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブに向け熱い想いを馳せ、最後には「君が踊り出すのを待ってる」でオーディエンスとLucky Kilimanjaroが一体となって踊り公演を終えた。撮影:石阪大輔<公演情報>Lucky Kilimanjaro presents.TOUR“YAMAODORI 2023”1月8日(月・祝) 東京国際フォーラム ホールAセットリストM1. Drawing!M2. 350ml GalaxyM3. 後光M4. ひとりの夜を抜けM5. またねM6. Burning Friday NightM7. エモめの夏M8. 新しい靴M9. 千鳥足でゆけM10. KIDSM11. 太陽M12. ファジーサマーM13. 山粧うM14. 初恋M15. 靄晴らすM16. MOONLIGHTM17. I’m NOT DeadM18. 踊りの合図M19. でんでんM20. 果てることないダンスM21. HeatM22. 一筋差すM23. HOUSEM24. 無限さM25. KimochyEn1. ペペロンチーノEn2. 君が踊り出すのを待ってる<ライブ情報>Lucky Kilimanjaro YAON DANCERS 2024 supported by ジャックダニエル4月21日(日) 日比谷野外大音楽堂OPEN17:00 / START18:00【FC先行チケット申し込み受付】LKDC先行「早割」(全席指定):5,000円受付期間:1月22日(月) 23:59までオフィシャルサイト:
2024年01月09日Lucky Kilimanjaro(ラッキーキリマンジャロ)の新曲「無限さ」が、2023年10月18日(水)に配信リリース。Lucky Kilimanjaroの新曲「無限さ」7月26日には夏のシングル「後光」をリリースしたのち、全国各地の大型音楽フェスに多数出演、2023年も全国の音楽ファンの夏を鮮やかに彩ってきたLucky Kilimanjaro。今回リリースされる「無限さ」は、全国ツアーの開催を間近に控える彼らがサプライズ的に発表した新曲だ。「悲しい気分を救ってくれるのは、複雑な感情のそばで伴走してくれる存在で、そんな憂き目と伴走できるダンスミュージックを作りたかった。」とVo.熊木が語るように、Lucky Kilimanjaroのエモーショナルな部分が前面に押し出されたサウンドの一曲となっている。カップリング曲に「靄晴らす」を収録また、カップリング曲として「靄晴らす」を収録。こちらは“他者と交わる中で生じるモヤモヤした感情に対して音楽でモヤを晴らす”という思いが込められた、タイトなダンスミュージックとなっている。作品情報Lucky Kilimanjaro デジタルシングル「無限さ」配信リリース日:2023年10月18日(水)収録曲:01.無限さ02.靄晴らす
2023年10月21日Lucky Kilimanjaroが、本日10月18日(水) に配信リリースしたデジタルシングルの表題曲「無限さ」のMusic Videoを公開した。「無限さ」は、悲しさや孤独さといった複雑な感情にそっと寄り添った、秋らしくも切なさを感じるダンスミュージック。カップリングには、日常の中で感じるモヤモヤした感情に逃げずに踊りこなすというメッセージが詰まったタイトなダンスミュージック「靄晴らす」が収録される。公開されたMVにはおよそ半年ぶりにメンバー全員が出演。清掃員やバスケットボールプレイヤー、チアリーダーなど個性豊かなキャストがそれぞれ音楽とマッチした動きを表現する中、演奏しているメンバー含め登場人物が急激な増減を繰り返すなど、随所に“無限”を感じることができる内容となっている。さらに、MV後半のハイライトでは生成AIという最新技術を駆使したCG編集も施されている。Lucky Kilimanjaroは、10月から2024年1月にかけて全国ツアー『Lucky Kilimanjaro presents. TOUR "YAMAODORI 2023"』を開催する。東京公演以外のチケットは現在一般発売中で、東京公演は10月25日(水) までオフィシャルHP先行を受付中だ。Lucky Kilimanjaro「無限さ」MV『Lucky Kilimanjaro presents. TOUR "YAMAODORI 2023"』チケット情報はこちら!()<リリース情報>Lucky Kilimanjaro デジタルシングル『無限さ』配信中【収録内容】01. 無限さ02. 靄晴らす配信リンク:<ツアー情報>Lucky Kilimanjaro presents.TOUR“YAMAODORI 2023”10月29日(日) 石川・金沢EIGHT HALL11月5日(日) 大阪・Zepp Namba11月12日(日) 広島・広島CLUB QUATTRO11月19日(日) 宮城・仙台PIT11月23日(木・祝) 愛知・Zepp Nagoya11月26日(日) 福岡・Zepp Fukuoka12月9日(土) 北海道・Zepp Sapporo12月24日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama2024年1月8日(月・祝) 東京・東京国際フォーラム ホールAチケット情報:()オフィシャルサイト:
2023年10月18日Lucky Kilimanjaroが、デジタルシングル『無限さ』を10月18日(水) に配信リリースすることが決定した。表題曲「無限さ」は、悲しさや孤独さといった複雑な感情にそっと寄り添った、秋らしくも切なさを感じるダンスミュージック。カップリングには、日常の中で感じるモヤモヤした感情に逃げずに踊りこなすというメッセージが詰まった「靄晴らす」が収録される。また、Lucky Kilimanjaroの新たなアーティスト写真が公開された。大学時代の友人で結成されたバンドならではの仲睦まじさが伝わる楽しげでユニークな1枚となっている。なお、10月から2024年1月にかけて全国ツアー『Lucky Kilimanjaro presents. TOUR "YAMAODORI 2023"』が開催される。東京公演以外のチケットは現在一般発売中で、東京公演は10月11日(水) までチケット先行受付を実施中だ。『Lucky Kilimanjaro presents. TOUR "YAMAODORI 2023"』チケット情報はこちら!()<リリース情報>Lucky Kilimanjaro デジタルシングル『無限さ』10月18日(水) 配信リリース【収録内容】01. 無限さ02. 靄晴らす<ツアー情報>Lucky Kilimanjaro presents.TOUR“YAMAODORI 2023”10月29日(日) 石川・金沢EIGHT HALL11月5日(日) 大阪・Zepp Namba11月12日(日) 広島・広島CLUB QUATTRO11月19日(日) 宮城・仙台PIT11月23日(木・祝) 愛知・Zepp Nagoya11月26日(日) 福岡・Zepp Fukuoka12月9日(土) 北海道・Zepp Sapporo12月24日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama2024年1月8日(月・祝) 東京・東京国際フォーラム ホールAチケット情報:()オフィシャルサイト:
2023年10月04日Lucky Kilimanjaroが、新曲「後光」のミュージックビデオを公開した。「後光」は、本日7月26日(水) に配信リリースされたデジタルシングルの表題曲。“速い夏のど真ん中心勿体ぶってばっか踏み出せよ 踊るなら踊るならこの音楽は後光さ!”という歌詞に表現されている通り“この夏一歩踏み出して一緒に踊っていこう”という思いが込められており、また、Vo.熊木幸丸の透き通った裏声が際立った暑い夏とマッチした踊れる爽やかなダンスミュージックとなっている。シングルには、ライヴで盛り上がり必至なアッパーチューン「でんでん」も収録されている。公開されたMVは、リゾートホテルの支配人に扮した熊木が清掃を指示するも、後光が差した途端スーツを脱ぎ捨て、夏の太陽と青空の下みんなで踊り出すといった、今までの彼らにはない雰囲気の楽曲の世界観をユーモアに表現。観るだけで様々なしがらみを放り出し、つい踊り出したくなるような内容となっている。Lucky Kilimanjaro「後光」MV<リリース情報>Lucky Kilimanjaro デジタルシングル『後光』配信中【収録曲】1. 後光2. でんでん配信リンク:<ツアー情報>Lucky Kilimanjaro presents.TOUR“YAMAODORI 2023”10月29日(日) 石川・金沢EIGHT HALL11月5日(日) 大阪・Zepp Namba11月12日(日) 広島・広島CLUB QUATTRO11月19日(日) 宮城・SENDAI PIT11月23日(木・祝) 愛知・Zepp Nagoya11月26日(日) 福岡・Zepp Fukuoka12月9日(土) 北海道・Zepp Sapporo12月24日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama2024年1月8日(月・祝) 東京・東京国際フォーラム ホールA■第一次Official HP先行受付:8月7日(月) 23:59までオフィシャルサイト:
2023年07月26日Lucky Kilimanjaroが、7月1日・2日に『Lucky Kilimanjaro presents. TOUR“Kimochy Season”』のファイナル公演を豊洲PITにて開催(両公演ともソールドアウト)。ライブのなかで、デジタルシングル「後光」をリリースすること、秋にツアー『Lucky Kilimanjaro presents.TOUR“YAMAODORI 2023”』を開催することを発表した。ファイナルの2日目、7月2日の豊洲PITの会場内は、満員のファンの熱気に包まれていた。開演を知らせるSEが流れ始め、メンバーがステージに登場。会場からは大きな拍手が沸き起こり、オープニングナンバー「光はわたしのなか」を歌唱。冒頭から「果てることないダンス」や「Heat」「ひとりの夜を抜け」などキラーチューンを畳みかけ、会場中のボルテージが一気に上がり盛り上がりを見せる。「越冬」「MOONLIGHT」「咲まう」といったミドルテンポのナンバーを語るように歌い上げる熊木幸丸。SNSで人気沸騰中の「Burning Friday Night」では会場中の大合唱が巻き起こる。ライブ中盤では、「週休8日」「エモめの夏」といったアッパーなトラックに会場中が縦揺れし、最新アルバム『Kimochy Season』収録の「千鳥足でゆけ」では日本酒のボトルを手に酔いどれのパフォーマンス。フロントマン熊木も会場との一体感を左右移動しながら、MCを挟まず休む事なく歌い上げていく。終盤に向け熱気が高まっていき「太陽」「ファジーサマー」「HOUSE」を立て続けに披露すると会場の興奮は最高潮に達する。そのまま「まだ踊れますよね?」と問いかける熊木に会場からは大きなレスポンスが。そのままダンスナンバー「踊りの合図」「一筋差す」を披露、最新アルバム収録の「山粧う」を最後に披露し、ライブ本編は万感の拍手と共に幕を閉じた。アンコールのMCでは7月26日に新曲「後光」をデジタルリリースすること、そして東京国際フォーラムホールAがファイナルの秋冬の全国ツアーを開催することが告知され、万感の拍手が巻き起こった。熊木は「こうやってみなさんと歌って踊れる事が本当に嬉しいです。今日は来てくれて有難うございました。今回のツアーマジで最高でバンドやってきて良かったです。次のツアーは、Lucky Kilimanjaroの今までの曲で一番踊れるやつにするので、踊り足りない人はぜひこのツアー遊び来てください」と語り、「君が踊り出すのを待ってる」でオーディエンス一人ひとりに語り掛け、再開を約束し合って公演は幕を閉じた。<ツアー情報>『Lucky Kilimanjaro presents.TOUR“YAMAODORI 2023”』10月29日(日) 石川・金沢EIGHT HALL11月5日(日) 大阪・Zepp Namba11月12日(日) 広島・CLUB QUATTRO11月19日(日) 仙台・SENDAI PIT11月23日(木・祝) 愛知・Zepp Nagoya11月26日(日) 福岡・Zepp Fukuoka12月9日(土) 北海道・Zepp Sapporo12月24日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama2024年1月8日(月・祝) 東京・東京国際フォーラム ホールA■オフィシャルFC先行受付期間:7月2日(日) 20:00〜7月17日(月) 23:59<配信情報>デジタルシングル「後光」c/w 「でんでん」7月26日(水) 配信リリース「後光」配信ジャケット<リリース情報>4thフルアルバム『Kimochy Season』発売中【収録曲】01. 一筋差す02. Kimochy03. Heat04. 越冬05. 掃除の機運06. またね07. 咲まう08. 千鳥足でゆけ09. ファジーサマー10. 地獄の踊り場11. 闇明かし12. 辻13. 山粧う14. Kimochy (outro)配信リンク:<イベント情報>『LuckyFes ’23』7月15日(土)・16日(日)・17日(月)会場:茨城・国営ひたち海浜公園出演日:7月15日(土)『NUMBER SHOT』7月22日(土)・23日(日)会場:福岡・Zepp Fukuoka出演日:7月23日(日)『SHIBUYA CLUB QUATTRO 35TH ANNIV.「NEW VIEW」』8月4日(金)会場:東京・渋谷CLUB QUATTRO『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023』8月5日(土)・6日(日)、11日(金・祝)・12日(土)・13日(日)会場:千葉・蘇我スポーツ公園出演日:8月6日(日)『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2023 in EZO』8月11日(金・祝)・12日(土)会場:北海道・石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ出演日:8月12日(土)『SWEET LOVE SHOWER 2023』8月25日(金)・26日(土)・27日(日)会場:山梨・山中湖交流プラザ きらら出演日:8月25日(金)『Local Green Festival‘23』9月9日(土)・10日(日)会場:神奈川・横浜赤レンガ地区野外特設会場出演日:9月9日(土)『PIA MUSIC COMPLEX 2023』9月30日(土)・10月1日(日)会場:東京・新木場若洲公園出演日:10月1日(日)『UNI9UE PARK’23』10月7日(土)・8日(日)会場:東京・台場 潮風公園/太陽の広場 野外特設会場出演日:10月8日(日)関連リンクオフィシャルサイト: Kilimanjaro Official Fanclub「LKDC」:
2023年07月03日【音楽通信】第135回目に登場するのは“世界中の毎日をおどらせる”をテーマに、心地よい音楽を放ち続ける6人組バンド「Lucky Kilimanjaro(ラッキーキリマンジャロ)」のボーカル、熊木幸丸(くまきゆきまる)さん!大学のサークルで出会った6人で結成Lucky Kilimanjaroのフロントマン・熊木幸丸(Vo.)。【音楽通信】vol.1352014年に結成された6人組バンド、通称「ラッキリ」こと「Lucky Kilimanjaro」。2018年にEP『HUG』でメジャーデビューし、コンスタントにリリースやライブ活動を繰り広げて、2022年にはバンド史上最大動員の全国ツアーのファイナルをパシフィコ横浜にて開催し、大成功を収めました。バンドの要となっているのは、プロデューサーとしての目線でもメンバーを導いている、ボーカルの熊木幸丸さん。そんなラッキリが2023年4月5日に4thアルバム『Kimochy Season(キモチイシーズン)』をリリースされるということで、バンドを代表して、熊木さんにお話をうかがいました。――熊木さんが音楽に出会ったきっかけから教えてください。もともと両親ともに音楽が好きな家庭に育ちました。父は趣味でドラムやギターをやっていましたし、家族でキャンプに行くときも常に音楽が流れていて。僕自身は中学1年生ぐらいから「音楽を聴く趣味ってカッコいいな」という漠然とした思いから、CDショップでCDを借りるようになりました。ちょうどポルノグラフィティさんが発売されたベスト盤を聴いて「僕が好きな音楽ってこれかも」とビビッときて(笑)。そこからは自ら音楽を選んで、どんどん聴くようになったことが音楽人生のスタートですね。――日本のアーティストから聴き始めたと?そうですね。中学生では、ポルノグラフィティさん、Mr.Childrenさん、スピッツさん、BUMP OF CHICKENさんをよく聴いていました。自然とバンド形態の音楽に惹かれていって、ひたすらCDショップでレンタルしていました。――男性グループの曲をよく聴いていたんですね。確かに。中学生のときにカラオケによく行くようになって、自分で歌うことも好きになったので、カラオケで歌える曲を探して男性ボーカルの曲を聴くことが多かったのかもしれません。女性ボーカルだと、YUKIさんを聴くこともありましたね。――歌うことが好きで音楽の道を目指し始めたのでしょうか。当時は、ただ歌うことが好きなだけでした。中学3年でギターを始めてからは「ボーカルじゃなくてギターだ」と、自分の中のアイデンティティみたいなものが芽生えてきて。大学に入ってからはシンセサイザーも始めて、いろいろな音楽の広がりはあったんですが、就職活動をする頃になって「オリジナルのバンドをやりたいな」と思って始めたのが、Lucky Kilimanjaroなんです。だから、半ば趣味で始めたバンドといいますか。メジャーデビューするぞ、このバンドでやってやるぞという感じではまったくなくて。ちゃんと生活を考えたのはメジャーデビューしてからですね。――中学生のときにギターを始めたのは、何か曲を作ろうと?中学3年生は高校受験がありますよね。でも、僕は推薦で進学することが決まっていて、ほかの人より早く受験が終わって時間があったんです。友達はまだ受験勉強中だから遊んでくれないので、家にある父のギターを弾いたらモテるんじゃないかな、と思うようになって(笑)。熱中できるものが欲しいという気持ちもあって、ギターを始めてみました。――その後、大学のサークルで出会われた6人でラッキリを結成しています。いつから「世界中の毎日をおどらせる」というテーマを持つようになったんですか。もともとシンセを使って気持ちいいバンドをやりたいというのが、ラッキリのスタート時のテーマでしたが、「世界中の毎日をおどらせる」というコンセプトに至ったのは、メジャーデビューの時ですね。自分たちがどういうふうに楽曲を聴いてくれる人たちと向き合うのかを考えると「やっぱり踊らせたいよね」という意見が最初に合致して。バンドを通じてみんなが踊ってくれる、そういう社会を目指そうというところで、このコンセプトを立ち上げました。――熊木さんは、バンド活動と並行されてHey! Say! JUMPやDISH//などにも楽曲提供されています。そのソングライティング力の高さが周知されていてのオファーということですよね。オファーをみなさんからいただくときは、「ラッキリが好き」「聴いていて一緒にやってみたいと思った」と言ってくださることが多いです。そのなかで一緒にお話しさせていただいて、「この人のどういう面をブラッシュアップしたら面白いかな?」と僕なりに考えながら、制作をまとめていく感じですね。新作で「気持ちよく変化を伝えていく」――2023年4月5日、4枚目のアルバム『Kimochy Season』をリリースされます。これまで1年ごとにコンスタントにアルバムをリリースされていますが、今作に込められた思いをお聞かせください。たとえば、昨年はロシアとウクライナの戦争が始まったり、自分自身は結婚したり、非常に変化を感じることが多い時期を過ごしていました。それこそコロナ禍の状況もいろいろと変わっていくなかで、心がざわざわする年を過ごしながら、「こういう変化というものが実は人生には当たり前にあって、むしろ同じところに居続ける状態がもしかしたら普通ではないんだろうな」と思うようになって。そうなると、この変化をいかに乗りこなすかが、自分にとっても、僕らの音楽を聴いてくれる人にとっても、心を豊かにするひとつの方法になるんじゃないかと思って、「変化について歌おう」と思ったのが今回のアルバムにつながる思いの最初ですね。それを昨夏にシングル「ファジーサマー」として発表して。今作にも収録されているんですが、そこで思いを表現して、気持ちよく変化を伝えていこうというのが、今作のコンセプトになりました。――「ファジーサマー」がアルバムの発端、軸になっていたんですね。2曲目に「Kimochy」というアルバムタイトルにもかかるワードの楽曲があるので、この曲もアルバムの軸になったのかなと思いきや。むしろ「Kimochy」は補完的といいますか。変化を味わってねと言うと、かたい表現になってしまう気がして脱出方法を探していたときに、この「気持ちいい」という単語を英単語で書くことを思いついて。「やっぱり大事なのは結局、気持ちよさだよな」と。変化を楽しんで、気持ちよく思えるようにと、「Kimochy」という曲を書きました。アルバムは、季節の変化を聴いてくれる方にも感じやすいように、季節にまつわるサウンドや歌詞も書いています。――3曲目「Heat」は、どんなふうに生まれた曲ですか。僕、冬がすごく苦手なんです。寒さもあって100パーセントは能動的に動けなくなって、それはまるで人生を変化させてはいけないような感覚になるので(笑)、そこに熱を入れることで自分の人生を能動的にして、変化を生み出していこうという楽曲です。クールなサウンドがありつつ、ダイナミックに動くことは大切に組み上げていきました。アルバム全体でいうと、冬から始まって、最後は秋の曲で終わるという構成です。ワンシーズンがきれいに一周するようなイメージでまとめました。――6曲目「またね」は春の歌ですね。はい。春といえば、一番辛い変化は喪失だと思っていて。たとえば学校を卒業したり、仕事で転職したり、そういう瞬間は不安になることもありますよね。でも別れやさよならが未来への期待に変わるように、ダンスミュージックとして描いた曲ですね。喪失から何かが始まるといつも思っているから。自分の中で新しい道が見えているからこそ、何か前に進み出せるような力が持てるんだと思っていて、そういう気持ちを肯定して、より動かせるようにしたい気持ちを込めています。――どの曲も言葉選びにセンスや遊び心を感じさせます。熊木さんはバンドのフロントマンでもあり、全曲の作詞作曲を手がけていますが、いつもどのように歌詞が浮かび、曲を作っていかれるのでしょうか。僕が全部の曲のプロデュース、サウンドデザインをしていますが、曲によってスタートは違いますね。ギターを弾き語って言葉を思い浮かべながら歌っていって作ることもあれば、「これいいな」と直感で楽曲が生まれてきたり。でもどんな曲も、「こういうことを歌いたいな」というものが最初にありますね。あとは、あまり作品にする気はなくて、自分の練習として家の中でセッションをやっていて、「これいいかも」となったものをふくらませていくことも。けっこうランダムですね。――それはどういうときにひらめくんですか?いつでもありますね。たとえばこうやってインタビューさせていただくなかで、答えている僕の言葉って、ほぼ反射的に出ているもので。話しながら、「こういうことだと思うなあ」というようなところから、アイデアが出たりするんですよね。お風呂に入っているときも、本を読んでいるときも、Twitterを見ていて「これ面白いかもな」というところからも。――では日常的にいろいろなものに刺激を受けるといいますか。そうですね、やっぱり自分のビビッとくるところって、事前に準備ができないんですよね。それゆえにそこは系統立てないようにしようと思っています。だから、無駄なこともいっぱいやりますし、なんか面白くなさそうだけどとりあえずやってみるか、ということもいっぱいあります。――そういったこともおひとりで全部できてしまうわけですが、バンドで表現していく、ということが重要なところなんですよね?そうです。制作においてメンバーはむしろ、僕にアドバイスをくれる人たち。僕がワガママで出しているものに対して、「こっちのほうががいいんじゃない?」と提案してくれるアドバイザーのような存在です。ライブは、僕が作ったものを最終的にパッケージとして、どうやってお客さんとのコミュニケーションに落とし込むかという作業だと思っていて、そこはメンバーの力をふんだんに借りています。アレンジを組み替え直したりするような面でも、バンドの面白さが、Lucky Kilimanjaroらしく表現できているのかなと思っています。――Lucky Kilimanjaroらしい、というのはどういうことだと思われますか?それはメンバーに関わらずスタッフも含めて、Lucky Kilimanjaroという概念が成すお客さんとのコミュニケーションにおいて、チームで「世界中の毎日をおどらせる」ことに対して、それぞれが持つ引き出しの中からどういうアプローチができるかを考え続けられるのが、Lucky Kilimanjaroらしさなのかなと。――では一番聴き手の反応が見えるのがライブかと思いますが、5月から7月まで「Lucky Kilimanjaro presents. TOUR “Kimochy Season”」と題した全国ツアーを開催されますね。2022年は自分たちのワンマンだけではなく、フェスにもたくさん出させていただきました。そのなかで、お客さんが自由に、自分の気持ちを整理せずにそのままアウトプットできる場として、ライブをもっと続けたい気持ちが強くなって、より自由に踊ってもらうためにはどうしたらいいかを研究し続けた1年だったんです。そこから2023年になって、今回のアルバムは僕が好きなダンスミュージックをふんだんに取り込んでいて、よりみんなが心で踊れるライブができるんじゃないかなと思っていて。昨年の経験とこのアルバムがあれば、みんなが自由にとても楽しく気持ちよく踊れる空間を作れるはずだと、気合が入っています。ひたすら「いま面白いことをやりたい!」――お話は変わりますが、おやすみの日はどうお過ごしですか。音楽以外の時間だと、ご飯を食べたり、お酒を飲んだりすることが好きです。アルバムにも、お酒の曲がありますが、お酒を飲む時間がたまらなく好きで(笑)。本を読むのも好きですし、そうやって違う世界に連れて行ってくれる時間が大事ですね。あとはゲームがすごい好きなんですよ。小さいときはゲームデザイナーになりたいときもありましたね。――デザインをする側にご興味を持たれていたんですよね。ずっと物作りが好きなんです。両親が広告のデザインの仕事をやっていこともあって、当たり前に物作りの環境が家の中にありました。――クリエイティブな環境でずっと育っていらっしゃるんですね。小さい時からパソコンに触らせてもらって、描いたイラストを額縁に飾るような家庭だったので、クリエイティブに対して非常に伸ばしてくれるといいますか、認めてくれる家でしたね。そこから物作りが楽しくて、刺激的なことなんだと、自分の中の土台になっている感じがあります。――スタイリッシュな印象がありますが、ファッションで意識されていることは?楽な服装が一番好きです。外出着よりも、部屋着をいろいろと持っていますね。音楽を制作するなかでの楽さを重視して、サイズ感とかデザイン感で服を選んで、着て気持ちよくなる服が自分のなかのモードです。――今回のアルバムは変化がテーマというお話をされていましたが、生活の変化という面では、ご結婚されたというお話もされていましたね。メンバーでシンセサイザーを担当している大瀧真央と結婚しました。もともと一緒に暮らしていて、猫も飼っていた生活のままなので、あまり変わった実感はないんです。でも、やっぱり心持ちは、ちょっと違いますね。入籍してから1年ぐらいになりますが、心持ちのちょっとした変化は、作品にも入っているのかなとは思っています。ただ、より変化を感じるのは、これからなのかも。ふたりの生活が深まっていく時に、また新しい変化が生まれて、それを楽しめるといいなと。――ご両親がクリエイティブな環境を用意してくれたというお話もされていましたが、熊木さんのご家庭も未来の環境を整えようと考えることも?少なくとも自分の家族や自分がいる空間は、何かに挑戦できたり、ちょっと面白くなれたり、そういう気持ちよさがあるといいなと。この間も、リビングにDJミキサーを置こうかと考えて話すと、「邪魔だろ」と言われたり、でも「面白いかも」と言われたり(笑)。そういうふうに、自分のスタイルを決めこまず、心持ちも家庭の環境もどんどん変化を楽しんでいきたいです。――いろいろなお話をありがとうございました! では最後に、今後の抱負をお聞かせください。個人的には、まだダンスミュージックや音楽で能動的に気持ちよく踊る体験に対して、すごくマイノリティだと考えていて。もっとみんなが自分の気持ちを自然に発露できるものとして、ダンスミュージックをちゃんと広めたいと思っています。まずはそこを突き詰めるのが当面の目標ですね。自分自身のことでいえば、音楽以外のことには飽きっぽいので、飽きないように楽しく何かをやり続けたいかな。あまり大きな目標もなく、ひたすら「いま面白いことをやりたい!」という感覚でいます(笑)。その積み重ねでいつの間にか知らないところにいると思うので、楽しみながら、活動していこうと思います。取材後記心地いい音楽でわたしたちを踊らせてくれる6人組バンド、Lucky Kilimanjaro。ananwebでは今回、バンドのフロントマンの熊木幸丸さんにご登場いただきました。インタビュー中に、メモを取る熊木さん。取材を受ける側の方がメモする姿が「珍しい」とお話しすると、「よく言われます」と笑顔。あふれでる発想力で、今後も素敵なダンスミュージックを届けてくれるはずです。そんな熊木さんのいるラッキリのニューアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・幸喜ひかり取材、文・かわむらあみりLucky KilimanjaroPROFILE2014年、同じ大学の軽音サークルで出会った6人でバンド結成。2018年、EP『HUG』でメジャーデビュー。以降、コンスタントに配信リリースやライブ活動を展開。2020年にはメジャー初のアルバム『!magination』、2021年には2ndアルバム『DAILY BOP』、2022年には3thアルバム『TOUGH PLAY』をリリース。アルバムを携えたバンド史上最大動員の全国ツアーのファイナルをパシフィコ横浜で開催した。2023年4月5日には4thアルバム『Kimochy SEASON』をリリース。5月から7月は全国ツアー「Lucky Kilimanjaro presents. TOUR “Kimochy Season」を行う。InformationNew Release『Kimochy SEASON』(収録曲)01. 一筋差す02. Kimochy03. Heat04. 越冬05. 掃除の機運06. またね07. 咲まう08. 千鳥足でゆけ09. ファジーサマー10. 地獄の踊り場11. 闇明かし12. 辻13. 山粧う14. Kimochy(outro)2023年4月5日発売(通常盤)MUCD-1513(CD)¥2,970(税込)写真・幸喜ひかり 取材、文・かわむらあみり
2023年04月02日6人組バンド・Lucky Kilimanjaroが、本日11月30日(水) にリリースしたデジタルシングルの表題曲「一筋差す」のMusic Videoを公開した。「一筋差す」は、Lucky Kilimanjaro史上最もアップテンポなハウスミュージック。11月25日(金) に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催された全国ツアー『Lucky Kilimanjaro presents.TOUR“YAMAODORI 2022”』ファイナル公演のアンコールで披露された。MVはこれまでの作品と異なり、顔面にフェイスアートを施した熊木幸丸(Vo)のサイバーなビジュアルに光とダンスの幻想的な演出が加わり、最後までリズムを取りながら見入ってしまう構成だ。「冬だってハウスミュージックで爆音で踊りたい」という熊木の言葉をミュージックビデオでも表現した、心も体もおどり出すような映像作品に仕上がっている。また、シングルのカップリング曲「越冬」は、「一筋差す」とは真逆の熊木の優しい歌声が印象的なLucky Kilimanjaroならではの冬の恋愛ソングとなっている。Lucky Kilimanjaro「一筋差す」MV<リリース情報>Lucky Kilimanjaro デジタルシングル『一筋差す』Now On SaleLucky Kilimanjaro『一筋差す』ジャケット【収録曲】01. 一筋差す02. 越冬<ツアー情報>Lucky Kilimanjaro ONEMAN TOUR 20232023年5月28日(日) 石川・金沢EIGHT HALL2023年6月3日(土) 北海道・SAPPORO FACTORY HALL2023年6月10日(土) 大阪・Zepp Namba2023年6月11日(日) 愛知・Zepp Nagoya2023年6月17日(土) 宮城・仙台PIT2023年6月24日(土) 広島・広島CLUB QUATTRO2023年6月25日(日) 福岡・Zepp Fukuoka2023年7月1日(土) 東京・豊洲PIT2023年7月2日(日) 東京・豊洲PIT■LKDC有料会員限定チケット最速先行受付期間:12月12日(月) 23:59までお問い合わせ:VINTAGE ROCK std.TEL.03-3770-6900(平日12:00-17:00)<ライブ情報>chelmico(ほぼ)平日ツアー12月15日(木) 北海道・Zepp SapporoOPEN18:00 / START19:00出演:chelmico / Lucky KilimanjaroHMV presents『Two of Us』Vol.2 ―SUPER★DRAGON & Lucky Kilimanjaro―12月22日(木) 東京・豊洲PITOPEN18:00 / START19:00出演:SUPER★DRAGON / Lucky KilimanjaroFM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 202212月26日(月) 大阪・インテックス大阪Date fm Fantastic Forty RADIO GIGA 令和0412月29日(木) 宮城・仙台PIT出演:Kroi / 水曜日のカンパネラ / 羊文学 / BREIMEN / Lucky Kilimanjaro関連リンクオフィシャルサイト: Kilimanjaro Official Fanclub「LKDC」:
2022年11月30日7月13日に新曲「ファジーサマー」をデジタルリリースし、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022』や『Local Green Festival’22』に出演、以降も『WILD BUNCH FEST.2022』や『TOKYO ISLAND』、『GREEN ROOM BEACH』などへの出演も決定するなど、現在人気沸騰中のLucky Kilimanjaro(ラッキーキリマンジャロ)。秋の全国ツアー『Lucky Kilimanjaro presents.TOUR “YAMAODORI 2022”』が、9月11日の大阪城野外音楽堂公演を皮切りにスタート。それに合わせ、最新アーティスト写真が公開された。大阪では初めてとなる野外でのワンマンライブ、会場に駆け付けたオーディエンスの期待が膨らむ中、スタートしたライブは緩急織り交ざったセットリストで、メジャーデビュー当時の楽曲から、最新のアルバム『TOUGH PLAY』まで、彼らの定番曲を立て続けに披露、会場のボルテージをあげていく。リリースしたばかりの「ファジーサマー」や、人気曲「HOUSE」など、オーディエンスが聴きたい楽曲が詰まったセットリストが展開され、縦揺れ、横揺れ、ハンズアップ、ジャンプなど、集まったオーディエンスが自由に踊り続け、多幸感に満ちたライブは幕を閉じた。全国ツアーチケットは、ソールドアウトの福岡公演を除き、現在一般発売中。オーディエンス誰もが踊り出す、ノンストップで構成される音源とは異なるバンドとしてのライブパフォーマンスは必見。是非彼らのライブを体感して欲しい。撮影:河上良<ライブ情報>『Lucky Kilimanjaro presents.TOUR “YAMAODORI 2022”』※終了分は割愛9月18日(日) 横浜 KT Zepp Yokohama10月1日(土) 金沢 EIGHT HALL11月3日(木・祝)札幌 PENNY LANE2411月6日(日) 仙台 Rensa11月12日(土) 福岡 DRUM LOGOS【SOLD OUT】11月13日(日) 広島 CLUB QUATTRO11月18日(金) 名古屋 Zepp Nagoya11月25日(金) 東京 LINE CUBE SHIBUYAチケットはこちら:問:VINTAGE ROCK std.TEL:03-3770-6900(平日12:00~17:00)WEB:『WILD BUNCH FEST.2022』9月17日~19日(9月17日出演)『TOKYO ISLAND』9月23日~25日(9月24日出演)『GREEN ROOM BEACH』9月24日~25日(9月25日出演)<リリース情報>デジタルシングル『ファジーサマー』発売中【収録曲】1. ファジーサマー2. 地獄の踊り場オフィシャルサイト:
2022年09月12日LDHのコンテンツが楽しめるデジタルコミュニケーションサービス「CL(読み:シーエル)」において、『CL Presents Girls2/Lucky2 Special Online Live』が期間限定で配信されることになった。「CL」は、LDHファンに向けたエンタテインメントコンテンツと、サイバーエージェントが「ABEMA」などで培ってきた映像配信技術を融合することで生まれたFanTech(ファンテック)サービス。オンラインでもLDHのコンテンツを楽しめる新しいデジタルコミュニケーションサービスとして2020年8月にグランドオープンし、LDH所属アーティストが出演する「CL」オリジナル番組の生放送のほか、放送済みの番組アーカイブ、アーティストによるライブキャストなど、ここでしか見られないコンテンツを取り揃えている。今回のライブは、Girls2/Lucky2の15人が勢揃いし、パフォーマンスを披露。おはガールfrom Girls2/おはガール from Lucky2による番組テーマソングや、アニメ『ガル学。』シリーズのテーマソングを中心に、ボリュームのあるCL限定Special Liveが届けられる。Girls2メンバーコメント―――Girls2/Lucky2の15人が勢揃いでのパフォーマンスについてどんな気持ちですか?今までコラボすることがあまりなかったので、今回ライブというかたちで共演できて、嬉しいです。一緒に頑張りたいと思います!―――今回のライブの見どころ、注目してほしい部分は何ですか?とにかく曲数がたくさんあります。私達こんなに曲をリリースさせてもらってたんだ、、と改めて思いました。中々披露する機会が無かった楽曲もあるので、楽しみにしててほしいです。―――今回のライブの意気込みを教えてください。全ての楽曲にそれぞれの思い出があります。大切な楽曲たちをこうしてまた披露する場があることをすごくありがたく感じています。是非一緒に楽しみましょう(^^)Lucky2メンバーコメント―――Girls2/Lucky2の15人が勢揃い、またLucky2は初パフォーマンスとのことでどんな気持ちですか?これまでに、たくさんの先輩がたがCL配信ライブをやられているのを観ていましたし、Girls2さんと15人で出演させていただけると聞いた時は、すごく嬉しい気持ちが大きかったです!初めてのCL配信ライブなので、精一杯頑張ります!―――今回のライブの見どころ、注目してほしい部分は何ですか?すべての曲が見どころなのですが、まだ皆さんの前でパフォーマンスをしたことがない楽曲があったり、皆さんにきっと喜んでいただけるような演出があるので、是非楽しみにしてていただけたら嬉しいです!私達もすごく楽しみにしています!―――今回のライブの意気込みを教えてください。初めてCL配信ライブに出演させていただくので、すごく緊張しているのですが、ずっと楽しみにしていたので、画面を通して皆さんに私たちの元気なパフォーマンスをお届けできるように全力で頑張ります!■『CL Presents Girls2/Lucky2 Special Online Live』視聴可能期間:4月3日(日)16:00~4月9日(土)23:59チケット価格:3,000円(税込)無料会員を含むCL会員であれば購入可能決済方法クレジットカードデビットカードプリペイドカード(バンドルカードを含む)キャリア決済CLトップページ: Store: Play ストア: アプリストア: 月額料金:1,100円(税込)※「Girls2」「Lucky2」の「2」は2乗が正式表記
2022年03月07日Appleは、同社が例年販売している福袋「Lucky Bag」の販売が2016年はないことを明らかにした。Apple Storeは2日からの営業となる。「Lucky Bag」はAppleが毎年販売している福袋。例年、各店舗に行列ができるほどの人気がある。2016年の販売について、Apple Store 表参道に問い合わせると、「全国の店舗で販売を予定しておりません。理由についてはわからない」とのことだった。なお、2016年の営業は全国共通で2日からとなり、開店時間は、午前10時から午後6時まで。
2015年12月28日