NTTドコモは16日、新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の基本プランに、新たに「カケホーダイライトプラン」を追加すると発表した。月額1,700円で5分以内の国内音声通話を回数無制限で利用できるプランとなる。9月25日より提供する。ドコモでは現在、通話定額プランとして月額2,700円の「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」を提供している。今回発表した「カケホーダイライトプラン」は、5分以内であれば定額料金の支払いで済み、通話の回数制限はないというもので、従来よりも1,000円安い月額1,700円で利用できる。同プランが利用できるのは、一部を除く「パケットパック」を契約したドコモユーザー。対象となるパケットパックはデータ量が5GB以上となり、「データM/Lパック」は同プランが利用できる。このため、2GBの「データSパック」は利用不可となる。また、「シェアパック15/20/30」も対象となり、シェアグループ内の子回線も含まれる。このほか、法人向けの「ビジネスシェアパック15~3000」も対象となる。なお、通話時間が5分を超過した場合、30秒ごとに20円の通話がかかる。ただし、「ファミリー割引」に加入している場合、家族間通話は通話時間が5分を超過しても無料。また、0180/0570等から始まる、他社が料金設定する電話番号への通話など、一部については定額通話の対象外。低廉な通話定額プランについては、KDDI、ソフトバンクが今月11日に発表、ドコモも続く2社に続く形で料金プランを揃えた。月額利用料金は3社ともに、月額1,700円と同額で、概要もほぼ同一。新プランの提供を機に、キャンペーン合戦に発展する可能性もありそうだ。
2015年09月16日●新iPhoneは下り最大262.5MbpsにNTTドコモは15日、iPhone 6s/6s Plusの発売に合わせて、現在提供中のLTEネットワーク「PREMIUM 4G」を国内最速の下り最大262.5Mbpsに引き上げると発表した。今秋から、都市部を中心に集中展開する予定。本稿では、都内で開催された記者説明会の模様をお伝えする。○都市部で下り262.5Mbpsに記者説明会には、NTTドコモの大松澤清博専務が登壇して概要を説明した。同社では2015年3月にLTE-Advancedを導入、キャリアアグリゲーションによる高速化を実現したPREMIUM 4Gを提供してきた。iPhone 6s/6s Plusが発売される9月25日からは、従来の通信速度を大幅に向上させたPREMIUM 4Gを東京都、愛知県、大阪府、京都府などの大都市を中心に展開する。対応エリアでは、下りの最大速度が従来の225Mbpsから262.5Mbpsへ引き上げられるという。ドコモでは4つの周波数(2GHz、1.7GHz、1.5GHz、800MHz)から最適な2波を組み合わせる、4通りのキャリアアグリゲーションを提供。利用者の端末1つ1つの能力とその時々の電波状況に合わせて、基地局(高度化C-RAN)が最適なキャリアアグリゲーションをセレクトするという技術により、利用者にとっては快適さが向上した、ドコモにとっては電波効率が向上したネットワークを構築する。ちなみに前述の下り最大262.5Mbpsのネットワークは、2GHzと1.7GHzの組み合わせで実現させる。大松澤専務は「単純に電波を切り替える制御とは異なり、直近の電波状況に即したベストセレクトが行われる。端末と基地局の間で情報をやりとりし、いわば”申し合わせて”電波を切り替える。これにより、いつでも快適な通信環境をお客様に提供できる。また、複数の周波数を束ねることでデータを隙間なく送れるため、電波効率が向上する」と説明した。●年度末にはさらなる高速化対応エリアは9月末の時点で全都道府県の640都市。2015年度 第4四半期には900都市以上に拡大させる。また、PREMIUM 4Gに対応した基地局も18,000局に拡大させる予定だ。大松澤専務によれば、利用者はPREMIUM 4Gにより、最繋時の実効速度が大きく向上したことを体感できるという。ドコモでは、山手線の主要6駅でPREMIUM 4Gの実効速度を計測。その結果、平均して約4倍の速度向上が見込めたとしている。同社では最繋時の平均速度について、都市部では20%向上し、全国では10%向上すると見ている。○11月には下り300Mbpsに!今後、ドコモでは4K、8Kといった高画質な動画配信サービスにも対応できるよう、ネットワークのさらなる品質向上に努めていく。その足掛かりとして、2015年11月には3つの周波数(2GHz、1.5GHz、800MHz)を束ねたキャリアアグリゲーション(3CC)による、受信時最大300Mbpsを実現させる。その後、2016年度には3.5GHz帯(TDD)を利用した同370Mbps、2017年度以降にはMIMO(複数のアンテナから異なる信号を同時に送受信する技術)の高度化による同1Gbpsを実現させる方針。大松澤専務は「最高の快適さを目指す」と言葉に力を込めた。ドコモでは、技術革新を先導する先進のネットワーク、サービスを進化させる効率的なネットワーク、バランスのよいシンプルなネットワークを実現させると説明。大松澤専務は「これからもドコモのネットワークの進化を期待していただきたい。新しいiPhoneで、最高の快適さをご体験いただければ」と言葉に力を込めた。○周波数700MHz帯も準備中記者説明会の最後に、質疑応答の時間がもうけられた。2015年11月から提供予定の、3つの周波数を束ねた3CCで下り最大300Mbpsを実現させるという技術について、新型iPhoneは対応するのか、という質問に大松澤専務は「新型のiPhoneは3CCには対応しない。また、既存のスマートフォン、ルータも対応しない」と回答。今冬モデル以降の端末が、3CCに対応するものと予想される。新たに取得した周波数700MHz帯の提供開始時期について質問がおよぶと、大松澤専務は「現在、まだ使用している方がいらっしゃる周波数帯なので」と明言を避けた。整備を進めてはいるものの、提供開始時期は依然として不明なようだ。
2015年09月15日NTTドコモは15日、「iPad mini 4 Wi-Fi+Cellular」モデルを9月20日に発売すると発表した。一括販売価格は16GBが税込み62,856円、64GBが同75,600円、128GBが同87480円。iPadの取扱いがあるドコモ販売店、ドコモのオンラインショップを通じて販売する。「iPad mini 4」は、7.9インチの小型iPad。前モデルのiPad mini 3からパワーアップし、CPUがA7からA8になったほか、メインカメラが5メガピクセルから8メガピクセルになり、バーストモード、スローモーションビデオなどの機能が加わっている。Wi-Fiも最新規格の11acに対応し、Bluetoothも4.2に対応する。また、iPad mini 3以前のiPad miniでは使用できないiOS 9のマルチタスク機能「Sprit View」も利用できる。なお、NTTドコモでは、Wi-Fiモデルの取り扱いはないという。
2015年09月15日NTTドコモは、iPhone 6s/6s Plusの販売開始に伴い、iPhone向けのキャンペーン「ドコモにチェンジ割」と「ゼロから機種変キャンペーン」を新設した。併せて「下取りプログラム」「家族まとめて割」「のりかえボーナス」も改定した。○ドコモにチェンジ割「ドコモにチェンジ割」はMNP利用者向けのキャンペーン。他社からの乗り換えでドコモのiPhoneを購入し、対象プランに加入すると、新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の基本使用料が最大1年間半額となり、月額税込み1,458円割り引かれる。適用条件は、新料金プランの基本料金部分となる「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」を「2年定期契約」もしくは「契約期間なし+ハーティ割引」で契約すること、データ料金部分の「パケットパック(「らくらくパック」を除く)」もしくは、シェアオプションに契約することなどがある。購入対象機種はiPhone 5s/5c/6/6 Plus/6s/6s Plus。実施期間は9月18日から2016年1月11日まで。○ゼロから機種変キャンペーン「ゼロから機種変キャンペーン」は、ドコモのiPhone 5s/5c利用者向けのキャンペーン。キャンペーン対象者が新たなiPhoneに機種変更し、利用中の端末を下取りに出すことで、月々サポートの適用額が増額される。iPhone 5s利用者の場合、下取りにより9,720円の割引があり、さらに月々サポート適用額が最大16,200円(月額675円)増額される。iPhone 5c利用者の場合、下取りにより5,400円の割引があり、さらに月々サポート適用額が最大20,520円(月額855円)増額される。対象購入機種は、iPhone 6/6 Plus/6s/6s Plus。実施期間は9月25日から11月3日まで。なお、下取りにあたっては、故障、水濡れ、破損などがなく正常に動作することなどの条件がある。実施期間は9月25日から11月3日まで。○下取りプログラム「下取りプログラム」は、利用中の機種をドコモが下取りすることで、新たな機種購入時の購入代金を割引キャンペーン。同キャンペーンには、下取り対象機種として、新たにiPhone 6/6 Plusが加わる。下取りは店頭もしくは郵送による2つの方法がある。下取り額は、ストレージ容量の大きいほど多くなり、また、店頭での下取りのほうが有利となる。iPhone 6 Plusの下取り最大額は税込み37,800円、iPhone 6は同34,560円。なお、下取りにあたっては、ゼロから機種変キャンペーン同様に、故障、水濡れ、破損などがなく正常に動作することなどの条件がある。9月25日より開始。○家族まとめて割「家族まとめて割」は、対象機種を家族で2台以上購入し、データ通信を分け合える「シェアパック」のグループに加入する人を対象に、機種の購入代金を税込み最大10,800円割り引くキャンペーン。対象機種にiPhone 6s/6s Plusが加わる。実施期間は9月25日から11月3日まで。○のりかえボーナス「のりかえボーナス」は、他社からの乗りかえで、対象機種の購入者を対象に、機種購入代金を税込み最大10,800円割り引くキャンペーン。対象機種にiPhone 6s/6s Plusが加わる。実施期間は9月25日から11月3日まで。
2015年09月14日NTTドコモは、ドコモユーザーが最新機種への乗り換えをサポートするための「機種変更応援プログラム」を25日より提供する。同プログラムに加入することで、最大27000円分のポイントが付与される。月額利用料は300円(非課税)。「機種変更応援プログラム」の加入者は、対象機種を購入することで、購入日から19カ月目以降、25カ月目までに新たな機種を購入する場合に、機種代金に充当可能なポイントが付与されるというもの。対象機種は、iPhone 6sとiPhone 6s Plusの2機種。このほかの機種は今後、順次追加される。ポイントの付与は、ストレージ容量が大きいほど多くなる。また、機種変更の時期が19カ月目が最大となり、25カ月目に近づくほど減っていく仕組み。ただし、9月25日から12月31日までの期間限定で、iPhone 6s/6s Plusを購入したプログラムの加入者は、購入日から13カ月目以降、18カ月目までに新機種を購入すると、最大27000円分のポイントが付与される。また、2016年1月1日から同年3月31日までにiPhone 6s/6s Plusを購入したプログラムの加入者は、2000円(非課税)の追加料金を払うことで、同様の措置が受けられる。また、加入者が上記の条件外で機種変更等を行った場合に、前月までに支払った月額利用料をポイントとして返還する措置も用意されている。具体的には、18カ月目まで、もしくは26ヶ月目以降に対象機種に機種変更をし、プログラムを継続した場合が該当する。また、プログラム期間中でも特典を利用せずに、同プログラムの継続利用をした場合も該当する。
2015年09月14日NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク3社のiPhone 6s/6s Plusの販売価格が出揃った。iPhone 6sの販売価格は、NTTドコモが93,312円から、KDDIが84,240円から、ソフトバンクが93,600円からとなる。しかし、実質負担額となると話は別。新規・MNP、機種変更で、最も負担の少ないキャリアが入れ替わる。○iPhone 6s/6s Plusの販売価格iPhone 6s/6s Plusの最安販売価格は、いずれもKDDIとなる。また、販売価格で特徴的なのはドコモの販売価格だ。iPhone 6s Plusは容量を問わずに、販売価格は同一の99792円。iPhone 6sでも64GBと128GBの販売価格も同一だ。ただし、月々サポートにより、24カ月後の実質負担額は、ストレージが多いほどに負担が大きくなる仕組みになっている。○新規契約時のiPhone 6s/6s Plusの実質負担額(24カ月後)新規契約の場合、最も実質負担額が安いのは、ソフトバンク。iPhone 6s/6s Plusの全モデルにおいて、最も実質負担が少ないキャリアとなる。○機種変更時のiPhone 6s/6s Plusの実質負担額(24カ月後)機種変更の場合、最も実質負担額が安いのも、総じてソフトバンクとなる。細かく見れば、そうなるが、3キャリアの間ではそれほど大きな実質負担額の差は生じない。各キャリアでは、機種変更よりも、MNPもしくは新規のユーザーを獲得したいとの思惑があり、大きな違いは見えない。○MNP利用時のiPhone 6s/6s Plusの実質負担額(24カ月後)MNPの場合、最も実質負担額が少ないのはNTTドコモ。全モデルにおいて、約5000円ほど他のキャリアよりも安い。一時期、MNPの転出超過に苦しんでいたドコモにとっては、iPhone 6s/6s Plusを呼び水に、契約者数を増やしたいというところなのだろう。
2015年09月13日NTTドコモは10日、iPhone 6s/6s Plusの予約受付開始に先立ち、実質的な予約となる「事前登録」を同日午後より開始するとしていたが、中止すると発表した。これにより、KDDIやソフトバンクと同様に予約受付開始は12日16時1分からとなる。ドコモは当初、12日からのiPhone 6s/6s Plusの予約受付開始に先立ち、予約の「事前登録」を行うとしていた。同社によると、「事前登録」は、通常の予約と同様の効果があるもので、実質的な先行予約とする予定だったという。「事前登録」を中止した理由について同社は、システム調整や準備が間に合わなかったためと説明している。
2015年09月10日NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI、沖縄セルラーは、10日に発表されたiPhone 6s/6s Plusの予約受付を12日午後4時1分より開始する。発売日は25日で、価格などはアナウンスされていない。予約は、ドコモショップ、ドコモホームページ、auショップ、auオンラインショップ、ソフトバンクショップ、ソフトバンクのオンラインショップで受け付ける。各社とも、端末の価格やキャンペーンなどの詳細は、別途Webサイトなどで案内するとしている。またソフトバンクでは、発売日である25日に、東京のソフトバンク銀座で発売セレモニーを行う予定だという。
2015年09月10日NTTドコモは10日、「PREMIUM 4G」として展開している通信サービスについて、国内最速となる受信時最大262.5Mbpsへ高速化し、25日より提供すると発表した。対応する端末は「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」の2機種。「PREMIUM 4G」では、複数の周波数帯を束ね帯域幅を拡大する、LTE-Advancedの技術であるキャリアアグリゲーションを採用し、225Mbpsの通信を提供してきた。新たに、2GHzと1.7GHzの周波数帯を束ねることで、受信時最大262.5Mbps/送信時最大50Mbpsの高速通信を実現。25日より提供開始する。対象となる地域は、東京都、大阪府、京都府、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県、静岡県、山梨県、愛知県、岐阜県、三重県、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県の1都2府15県。対象地域以外では受信時最大187.5Mbpsとなる。10日時点での対応機種は、25日に発売される「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」の2機種のみとなっている。
2015年09月10日NTTドコモは9日、「Xperia Z4 SO-03G」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)向けに最新ソフトウェアの提供を開始した。6月の発売後4回目のソフト更新となる今回は、カメラ起動中、まれにエラーメッセージが表示されカメラ機能が停止する不具合を修正する。新しいソフトウェアには、ホーム画面から「アプリボタン」、「設定」、「端末情報」、「ソフトウェアアップデート」の順にタップし、案内にしたがって操作することで更新できる。更新時間は、FOMA/Xi/Wi-Fi接続時で約5分。更新後のビルド番号は「28.0.B.0.488」。ホーム画面から「アプリボタン」、「設定」、「端末情報」、「ビルド番号」とタップすることで確認できる。
2015年09月09日GitHubは9月8日、兵庫県神戸市がNTTドコモと共同で開催するオープンデータを活用したアプリ開発コンテスト「『data.KOBE』×NTTドコモ」において、アイデアを公開する場としてGitHubが利用されることを発表した。同コンテストのテーマは「観光」で、神戸市のオープンデータを活用し、観光における課題解決の一助になるようなアイデアとアプリを募集する。募集期間は9月7日~10月23日17時まで。今回、開発ツールとして、NTTドコモの協力により、「モバイル空間統計R」のデータを利用できるAPI「神戸市モバイル空間統計API」など、観光サービス向けのAPIが複数提供される。これらのAPIにより、観光客の動向分析や誘客対策が行える。神戸市のオープンデータは、神戸市ホームページに掲載するほか、GitHubとArc GIS Open Dataで提供される。公開されているオープンデータは、「まちかど救急ステーション(AED設置)登録施設一覧」「ロケ地情報一覧(作品別)」「夜景スポット一覧」など。
2015年09月08日NTTドコモは9月7日、神戸市が同日から開催する「data.KOBE×NTTドコモ アプリコンテスト」に対し、神戸市の人口統計情報をサービス開発者が活用できる「神戸市モバイル空間統計API」を提供すると発表した。9月7日~10月23日に開催される「data.KOBE × NTTドコモ アプリコンテスト」は、神戸市の街づくりや観光振興などで新たなサービスを生み出し、地域経済の活性化に寄与することを目的としている。「観光」をテーマにオープンデータを活用したアプリおよびアイデアを、アプリケーション部門(優勝作品:賞状と副賞30万円)とアイデア部門(優勝作品:賞状と副賞5万円)の2部門で募集する。ドコモの定める審査を受けたサービス開発者を対象に提供される「神戸市モバイル空間統計API」では、携帯電話ネットワークの仕組みを利用して人口統計情報を提供する、同社の「モバイル空間統計」から、神戸市の特定エリアの性別、年代別及び時間帯別の人口分布情報をスマートフォンのサービス開発に活用できるようにAPIとして提供される。コンテストにおいては、このほかにも、神戸市が保有する観光施設や映画のロケ地の情報、避難所情報などの市政情報を、スマートフォンのサービス開発に活用できるようにAPIとして提供する。なお、このモバイル空間統計は集団の人数のみをあらわす人口統計情報であり、個人の特定はできない。
2015年09月08日NTTドコモは28日、「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」(Samsung製)のAndroid 5.0へのOSバージョンアップを開始した。OSアップデートにより、画面デザインが刷新されるほか、ロック画面に任意のアプリの通知が表示されるようになる。アップデート後は、OSのバージョンがAndroid 4.4から5.0となる。画面がカラフルなデザインに刷新され、任意のアプリの最新の通知をロック画面に表示できるようになる。通知は、表示する優先順位の設定も可能。そのほか、連絡先アプリで別人の「よみがな」が表示される、緊急長持ちモード設定時にdocomo IDを設定しようとするエラーが表示される場合がある不具合も修正される。OSアップデートは、「設定」から「端末情報」、「ソフトウェア更新」とタップし、画面の案内に従って操作することで可能。更新時間は、Wi-Fi/Xi/FOMA接続時で約48分。更新後のビルド番号は「LRX22G.SC03GOMU1BOH7」。「設定」、「端末情報」、「ビルド番号」と進むことで確認できる。
2015年09月07日NTTドコモは9月7日、フジテレビジョンが毎週月曜夜9時(21:00)から放送するドラマ「恋仲」内のCM枠にて、「3秒クッキング爆速エビフライ」篇(TVCMバージョン)を放映する。「3秒クッキング爆速エビフライ」篇は、同社のLTEネットワークの速さを話題化させるプロモーションとして、ネットワークの速さを理解してもらうことに加え、従来の同社のイメージとは違うクリエイティブでブランドのファンを増やすことを目的に制作されたWeb動画。「3秒クッキング」という番組をモチーフに、3秒で調理が完了する爆速調理装置を開発し、その調理方法を動画化することで「ネットワークの速さ」の表現を図った。同社によると、装置の仕掛けはすべて、独自プログラムによりボタン1つで発動し、射出のタイミングに合わせコンマ1秒単位で小麦粉、卵、パン粉、炎が発動するように設計。エビの発射レーンでは、タンクに10倍圧縮の空気を充填させ電気開閉弁を開けることで空気を噴出し、小麦粉とパン粉は空気圧で、溶き卵は電動シリンダーで動作する仕組みだ。また、CGではなく実写撮影にこだわり、撮影では数十回のNGカットを重ねながら完成したという。同動画は2014年11月、YouTubeのドコモ公式チャンネルにて公開され、再生回数は1,500万回(2015年8月末時点)を突破。弊誌でも当時、同プロモーションの狙いなどを取材したほか、TVを中心に各メディアに取り上げられるなど話題をよんだ。今回のTVCM化は、6月にフランスで開催された世界最高峰の広告祭「第62回カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」にて、同動画がブランデッドコンテンツ&エンターテインメント部門とフィルムクラフト部門においてゴールド、フィルム部門においてシルバーを受賞したことを記念したもの。訴求する商材を最新のネットワークサービス「PREMIUM 4G 」へ変更し、併せてキャッチコピーやナレーションも一部修正したTVCMバージョン(60秒)として放映する。
2015年09月07日アイレットが運営するcloudpackは9月3日、NTTドコモが統合分析基盤にAWS(アマゾン ウェブ サービス)のAmazon Redshift(クラウドデータウェアハウス)を活用した導入事例を公開した。NTTドコモは、データウェアハウス更改のタイミングでAWSのAmazon Redshiftをデータウェアハウスの候補のひとつとして検討し、データ伝送やパフォーマンス評価、アクセス制限などのセキュリティを確認、Amazon Redshiftの導入を実現した。導入にあたり、NTTドコモのセキュリティ基準を満たすために、オンプレミスとAWSの連結部分等で必要に応じた機能開発を行った。また、同社における将来的なクラウド環境の構築リファレンスとなりえるものを作るという方針が掲げられており、堅牢かつ拡張性の高い環境を構築したという。cloudpack側は、同社の要件を達成し、既存環境と同水準またはそれ以上のセキュリティを確保するために、AWS外からのインターネットアクセスは指定場所のみとした。ほかにも、AWSの機能を利用してAmazon S3を用いたファイル単位の暗号化、CloudTrailを利用した証跡の取得などを行うためのコンサルティングから、AWSに適用した設計ならびに構築、システム開発をサポートした。
2015年09月04日NTTぷららとNTTドコモは、スマートTVサービス「ひかりTV」対応チューナー「ST-3200」において、ドコモの定額制動画配信サービス「dTV」を3日より利用可能にする。これによりどちらのサービスも1台のチューナー機器で視聴できるようになる。「ST-3200」の「dTV」対応は、全国のドコモショップ、量販店などのドコモ取り扱い店舗、ドコモのインフォメーションセンターで「ひかりTV」を契約したユーザー限定となる。すでに、「ST-3200」を利用しているユーザーは、3日17時以降に端末をソフト更新することで利用できるようになる。「ひかりTV」は、NTTぷららが提供する月額定額制のコンテンツ配信サービス。ネットを通じて自宅のテレビやPC、スマートフォン、タブレット端末などで、ドラマや映画、クラウドゲーム、音楽などを楽しめる。利用料金は月額税別1,000円からの4コースが用意されている。「dTV」は、月額税別500円でドコモが提供する月額定額制の動画配信サービス。国内外の映画やドラマなど約12万作品をテレビ、PC、スマートフォン、タブレット端末で視聴できる。ドコモユーザー以外でも利用可能となっている。
2015年09月01日NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は9月1日、ERPパッケージ「Microsoft Dynamics AX」を企業向けクラウドサービス「Enterprise Cloud」上で構築し提供するクラウド型ERPソリューション「Microsoft Dynamics AX on Enterprise Cloud」について、10月1日より大幅に機能を拡充すると発表した。今回、同ソリューションにおいて、自動車部品製造業、ハイテク製造業、プロセス製造業、個別受注生産型製造業、APACエリアにおけるグローバル会計という5つの業種/業態別テンプレートを追加。これにより、カスタマイズ作業などの負担を軽減し、顧客の業務に最適なERP導入を短期間で実現する。また、アジア太平洋圏における実績とDynamics AXの認定技術者を生かし、シンガポール・タイ・ベトナムなど、12カ国/地域の拠点で、現地のビジネスプロセスに関する簡易調査、Dynamics AX適合性評価の実施や、現地の各種システムやネットワークに関する相談など、グローバルICT構築・運用をトータルに支援するサービスを開始する。そのほか、企業向けの閉域ネットワークサービス「Arcstar Universal One」のオプション機能「Multi-Cloud Connect」により、従来の「Enterprise Cloud」に加えて、「Microsoft Azure」へ直接接続を可能にする。運用管理については、NTT Comが提供するグローバル運用管理サービス「Global Management One」にて対応する。これにより、日本語、英語をはじめとする多言語によるヘルプデスク対応、ネットワークからハイブリッドクラウド環境、Dynamics AXなどのアプリケーションまで含めて、グローバルで一元的な運用管理を実現する。
2015年09月01日キノコをモチーフにしたNTTドコモのキャラクター「ドコモダケ」がカプコンの狩猟ゲームアプリ「モンスターハンターエクスプロア」の武器になって登場する。果たしてどんな武器なのか。モンスターハンターには、大剣、ハンマーなど様々な武器の種類があるが、今回登場するドコモダケの名称は「とんがりドコモダケ」。モンスターハンターに馴染みのある人であれば、すぐに武器の種別が特定できるかもしれない。"とんがり"だけに槍のランスである。この武器を装備したキャラクターを見ると、右手にドコモダケを丸ごと配した盾、左手にドコモダケ頭部のカラフルな縞模様が配色されたランスに。遠距離のモンスターに攻撃すると「突進」を発動した際に"傘"が開閉するという。キノコがモチーフのドコモダケの特徴を活かした武器と言えそうだ。なお、とんがりドコモダケは、9月3日に配信が決定したAndroid版「モンスターハンターエクスプロア」に登場する武器。ドコモとGoogle Playとのコラボキャンペーンにより実現したもので、ドコモ契約者であれば入手可能。また、9月4日から30日まで、全国のドコモショップでGoogle Play対応のAndroidスマートフォン、タブレットを購入すると、この武器が入手できるシリアルコード記載のリーフレットがプレゼントされるという。
2015年08月28日日本マイクロソフトは8月28日、NTTドコモによる「Microsoft SQL Server 2014」の新規導入事例を公開した。NTTドコモは、回線利用者の課金および決済を担う料金システム「MoBills(モービルス)」のバックエンドにあり、全契約回線の利用情報を集約する「トラヒック データ ウェアハウス(トラヒックDWH)」の更改に、Microsoft SQL Server 2014を採用した。これにより、6600万件を超える契約回線の課金データの迅速な分析と活用、大幅なコスト改善などを実現した。導入の背景には、以前に運用していたドラヒックDWHの運用にさまざまな問題があったためだ。ユーザー部門からは、検索やダウンロードが遅いといった利便性での指摘が挙がっていた。システムの遅さが直接的な原因であったという。その後、2014年の初頭にコスト改善と、ユーザーの利便性を向上させるために、新たなトラヒックDWHの更改に向けたプロジェクトが動き出したという。SQL Server 2014の採用を決定したのは2014年4月。採用の決定打になった点として、NTTドコモはSQL Server 2014の強力な検索機能を挙げている。
2015年08月28日NTTドコモは8月28日、IoTの更なる利用促進を目的に「LTEユビキタスプラン」を9月1日より提供すると発表した。ドコモは、2005年12月より「FOMAユビキタスプラン」を提供。自動販売機の在庫管理やエネルギー機器などの遠隔監視、小型情報端末による業務支援など各種ソリューション向け通信の料金プランとして提供していた。今回の新プランは、顧客の利用状況や容易なコスト管理、定額制の導入などの要望に応えたものとなる。プランは、2016年より販売予定の「LTEユビキタスモジュール」や、各モジュールのメーカーが提供するLTE対応通信モジュールの通信に利用できるため、モジュール導入を検討する法人企業の選択の幅が拡大するとしている。また、低容量・低遅延のプランだけでなく、映像遠隔監視や産業機器および医療機器監視といった、高速・大容量の通信を必要とされる顧客向けにオプションプランも提供する。
2015年08月28日NTTドコモは8月27日、IoTの利用促進に向けた料金プラン「LTEユビキタスプラン」を2015年9月1日より提供すると発表した。同プランは、2016年に同社から販売される予定の「LTEユビキタスモジュール」および、各モジュールメーカーが提供するLTE対応通信モジュールでの通信に適用が可能なもので、映像遠隔監視や産業機器、医療機器監視など、高速・大容量の通信を必要とされる場合のオプションプランも用意されている。具体的には、2段階定額型の「LTEユビキタスプランS」、「LTEユビキタスプランM」、フラット型の「LTEユビキタスフラット」を用意。「LTEユビキタスプランS」と「LTEユビキタスプランM」にはLTEによる高速通信オプション版がそれぞれ用意される。通信速度は基本128kbps(LTEの高速通信の場合、通信容量2GBを超えた場合は128kbps)。2段階定額プランには無料通信分が200KB(プランS)もしくは2000KB(プランM)提供される。なお販売および受付窓口は、全国の同社法人営業部門ならびに同社のパートナー企業としている。
2015年08月27日NTTドコモ(ドコモ)は8月25日、東京大学と共同でWebRTC技術を活用し遠隔地の参加者をオンラインでつないだグループワーク「gaccatz(ガッカツ)」を、大規模公開オンライン講座(以下、MOOC)サービス「gacco」の受講者を対象に10月24日よりトライアルすると発表した。トライアル実施に先立ち、8月25日~10月5日まで、トライアル参加者300人の募集を開始した。「gaccatz」は、会場や講師の確保、受講者の移動時間確保などの課題がある大規模な集合研修をオンラインで開催できる仕組みで、インターネットにつながるパソコンがあれば、場所にとらわれることなk最大千人規模の受講者を対象とした講義やグループワークが可能となる。受講者はグループに分かれ、音声やテキストチャットでコミュニケーションを図りながら講師が出す課題にグループで取り組む。また、講師は個別グループとコミュニケーションをとったり、任意のグループのコミュニケーション内容を受講者全員に配信したりすることができる。このトライアルは、ドコモと東京大学が2013年から3年間にわたり取り組んでいる、「MOOCを活用した反転学習に関する共同研究(FLIT)」の取り組みの一つ。gacco講座「日本中世の自由と平等」(東京大学)受講者を対象に、WebRTC技術を活用し、遠隔地にいる参加者同士がオンライン上でリアルタイムにグループワークなどの応用課題に取り組むという、新しい学習スタイルを検証する。今後も、ドコモと東京大学は、MOOCを活用した反転学習に関する共同研究を通し、場所や時間の制約から解放された新しい学び文化の創造を目指す。
2015年08月27日NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は8月26日、VPN「Arcstar Universal One」において、さまざまなクラウドサービスとあらかじめ接続することでマルチクラウド環境を構築できるオプション「Multi-Cloud Connect」の提供を開始した。これまで、Arcstar Universal Oneは同社のクラウドサービス「Enterprise Cloud」、「Cloudn」、世界130拠点以上で提供するデータセンター「Nexcenter」をセキュアに接続したうえで提供してきた。今回、「Salesforce」、「Box(2015年内提供開始予定)」に加えて、「Microsoft Azur」「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」といったIaaS/PaaSとの閉域網接続を実現。これにより、Arcstar Universal Oneにおいて、セキュアなVPNで接続されたマルチクラウド環境を実現する。Microsoft Azureと接続する「Multi-Cloud Connect for Microsoft Azure」(ギャランティタイプ)は月額6万4000円から、AWSと接続する「Multi-Cloud Connect for Amazon Web Services」(ギャランティタイプとベストエフォートタイプ)は月額6万円からとなっている。
2015年08月27日NTTドコモは26日、Androidスマートフォン「Galaxy S6 SC-05G」(サムスン製)向けに最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新することで、伝言メモが正常に再生されない不具合が改善する。新しいソフトウェアには、「設定」、「端末情報」、「システムアップデート」、「ソフトウェア更新」の順にタップし、案内にしたがって操作することで更新できる。更新時間は、FOMA/Xi/Wi-Fi接続時で約6分。更新後のビルド番号は「LRX22G.SC05GOMU1AOH3」。「設定」、「端末情報」、「ビルド番号」とタップすることで確認できる。
2015年08月26日NTTドコモは、手元を見ずに操作できるiPhone向けの文字入力アプリ「Move&Flick」を26日より提供する。App Storeよりダウンロードでき価格は無料。ドコモユーザーでなくても利用できる。「Move&Flick」は、手元を見ずに文字入力操作が可能となるアプリ。これまで、スマートフォンなどで文字入力する際には、あらかじめ画面に配置された「文字入力キー」の位置を正確に把握し、タッチする必要があった。「Move&Flick」では、画面の下段中央部分に「文字入力エリア」が大きく表示される。エリア内をタッチすると、文字入力キーが表示され、続けて指を8方向のいずれかに2回スライドさせることでひらがなが入力できる。同アプリを利用することで、手元を見ずに文字入力ができるため、ドコモは視覚障がいのあるユーザーでも使いやすいとしている。また、文字入力エリアの両サイドには、入力した文字を漢字変換する機能や、文章読み上げ機能が配置されている。対応OSはiOS 8.1以降。対応機種は、iPhone 5c/5s/6/6 Plus。なおiPadなどでもダウンロードは可能だが、動作保証はしていない。
2015年08月25日●日本初のマルチキャリアサービスにケイ・オプティコムは18日、携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」で提供されるNTTドコモの回線を利用した「ドコモプラン(Dプラン)」のサービス詳細を発表した。提供開始は9月1日からを予定。本稿では、都内で開催された記者説明会の模様をお伝えする。○日本初の個人向けマルチキャリアサービスケイ・オプティコムでは現在、KDDIの回線を利用したauプラン(Aプラン)を提供している。NTTドコモの回線を利用したドコモプラン(Dプラン)の提供が開始されれば、mineoの利用者は2つの回線を自由に選択できるようになる。同社では「日本初の個人向けマルチキャリアサービス対応」として訴求していく考えだ。ちなみに対応端末の数は、ドコモプランが約200端末、auプランが約50端末となっている。シングルタイプ(データ通信のみ)は、両プランとも500MB/月が月額税別(以下同)700円、1GB/月が月額800円、3GB/月が月額900円、5GB/月が月額1,580円で提供される。デュアルタイプ(データ通信+090音声通話)は、ドコモプランでは500MB/月を月額1,400円から、auプランでは月額1,310円から提供する。ドコモプランではauプラン同様、ユーザー自身でMNPの即時開通が可能。コールセンターに電話をかけるだけで、1時間程度で開通できる。また、mineo内でのMNPにも対応。auプラン、ドコモプラン間のMNP切り替えは2,000円で行える。SIM交換手数料は、従来の3,000円から2,000円に引き下げる。●割引サービスも用意○「パケットシェア/ギフト」も用意そのほか、パケットのシェアプランも用意されている。auプラン、ドコモプラン間でキャリアの枠を越えて「パケットシェア」できるほか、9月から提供される「パケットギフト」では家族の枠も越えて、誰とでもパケット容量を分け合える。このほか「複数回線割」「家族割」といった割引サービスも提供する。ケイ・オプティコムでは「mineo史上最大のキャンペーン」として、月額基本使用料が最大2年半無料になるキャンペーンを実施。また、海外渡航者向けサービス「mineo 海外プリペイドSIM」を9月から、訪日外国人向けサービス「Prepaid SIM for Japan Travel」を10月からスタートさせる。記者説明会に登壇した同社 モバイル事業戦略グループ グループマネージャーの津田和佳氏は、マルチキャリアサービスについて「好きなタイミングでキャリアを切り替えられる。キャリアの違うあの端末が使いたい、あるいは引っ越した先で強いネットワークを使いたい、といった要望に応えられる」とアピール。そして「今後とも利用者の皆様に、もっと自由に快適に無駄なく使っていただけるサービスを提供していきたい。今後の展開にご期待してほしい」と話した。●VoLTEへの対応は?○セットプランはある?説明会の最後に質疑応答の時間が設けられた。記者から料金設定が他社と横並びであることを指摘されると「マルチキャリアサービスに対応したほか、複数回線割、家族割などを用意する。こうしたことで、充分に戦っていけると判断した」と回答。ちなみにシングルプランではauプランとドコモプランの値段を揃えることで、利用者にわかりやすくしたという。従来のauプランでは、スマートフォンとのセットも提供してきた。今後のセットプランの提供予定について問われると「本日の発表会には間に合わなかったが、今後もセットプランを提供していきたい」と回答。メーカーと共同で開発するため時期の確約はできないとしつつ「年内には何らかのセットプランを公表できるのではないか」との見方を示した。○VoLTE対応は11月頃か記者説明会の終了後、津田氏は囲み取材にも応じた。この料金設定で元がとれるのか、という記者の質問に津田氏は「キャンペーンに相当なコストを使う。競合さんがいるので、あれくらいやらないと厳しい」と回答。料金設定については「ずっと最安値をアピールしている会社さんもあるが、弊社はそこは目指していない。皆さんに充分に納得していただける料金でやっていく。お客様からも、品質の充実を求める声をたくさんいただいている。そこを意識して進めている」とした。ドコモプランとauプランの棲み分けについて聞かれると「現時点で、個人的に使っていて実感するのは、auのネットワークはカバー範囲が広いということ。もう3G回線には戻れない、広いエリアでLTEが使えるサービスが良い、というお客様にはauプランがお薦め。一方で山間部、田舎で3Gになっても必ずインターネットに繋がるサービスが良い、というお客様にはドコモプランをお薦めする。迷われているお客様には、現時点では、そうお話していきたい」と説明した。今日現在、auのVoLTE対応機種および2015年7月以降のauのタブレットは、mineoサービスに対応していない。これについて津田氏は「調整しているところで、11月には対応できそう。KDDIとスケジュール、契約などを詰めている段階で、見込みが立った。よく“やる気はあるのか”と言われるが、すごくある」と笑顔で回答。なおVoLTEを利用するにはSIMの差し替えが必要で、auの端末を使う場合はSIMロックの解除が必須になるという。ちなみにSIMロックの解除が申し込めるのは、端末の購入から180日後と決まっている。これについて「5月に発売された端末なら、11月に解除できる。11月にスタートさせれば、ちょうど間に合う」と説明している。
2015年08月19日NTTドコモは8月17日、NTTの子会社であるNTTナレッジ・スクウェア(ナレッジ・スクウェア)を第三者割当増資引受や株式譲渡により子会社化したと発表した。ナレッジ・スクウェアは現在、日本初の大規模公開オンライン講座(MOOC)サービス「gacco(ガッコ)」をドコモと共同で提供しているが、今回の子会社化により、事業基盤の強化と、さらなる学習サービス事業の推進を図る。またドコモは、8月25日(予定)にナレッジ・スクウェアの会社名を、「ドコモgacco」に変更する。「gacco」は、大学教授陣等による本格的な講義を、学生に限らず誰でもパソコンやスマートフォン、タブレットによりオンラインで無料受講できるサービス。場所や時間にとらわれず受講でき、他の受講生と掲示板を通じたディスカッションなども行える。これまでに著名な教授・講師による44講座を開講しており、登録会員数は約14万人、一人あたりの平均受講数は約2.8講座、受講登録者数は延べ約39万人。ドコモgaccoでは、ドコモと連携し、「gacco」の提供を通じて培ってきた新しい学びの形態を、官公庁・地方自治体や企業をはじめとする、法人の顧客の課題解決の手段として提案していくなど、ドコモグループの一員としてさまざまな新しいビジネスを推進していく。さらに今後、インターネットを介してリアルタイムに遠隔地を繋ぎ、講座に関連したワークショップを展開するなど、より先進的な学習スタイルを提案することで、教育の地域格差の解消や地方創生への貢献も目指すとしている。
2015年08月19日ケイ・オプティコムは18日、MVNOサービス「mineo(マイネオ)」において、9月1日からNTTドコモ回線を利用した料金プランを提供すると発表した。これに伴い、現在提供中のKDDI(au)向け料金プランの値下げも行う。同社が提供するドコモプランは、データ通信が4種あり、プラス700円で090番の音声通話が利用できる仕組み。データ通信部分の種類と利用料は、ひと月あたり500MBのプランが月額税別(以下同)700円、1GBが800円、3GBが900年、5GBが1,580円。料金は競合他社の価格と同水準にしたという。auプランもドコモプランと同一となる。このため、1GBプランは現行の月額850円から800円に、3GBが同980円から同900円に値下げされる。割引や余ったパケットを分け合うサービスも9月1日より提供する。1人で複数回線を契約する場合、家族で契約する場合に、各回線の月額基本料金から50円を割り引く「複数回線割」「家族割」を開始する。また、余ったパケット(データ容量)を誰とでも分け合える「パケットギフト」を同日より提供する。さらに、「mineo史上最大のキャンペーン」を本日より10月31日まで実施する。期間中に申し込むと、1GBの月額基本料金相当額(800円)が6カ月分割り引かれる。ドコモプランの先行予約者はさらに3カ月分、計9カ月分の割り引きとなり、auプランとAQUOUS SERIEのセット購入者は最大30カ月にわたる割引が行われる。800円より安いプランの場合、割引額はそのプランの額が上限となる。
2015年08月18日NTTレゾナントは18日、同社運営のオンラインストア「goo Simseller」で、5インチサイズのSIMフリーAndroidスマートフォン「ZenFone 2 Laser」(ASUS製)の販売受付を開始した。24日以降の出荷を予定している。価格は税別27,800円。goo Simsellerで販売される「ZenFone 2 Laser」は、ストレージが16GBのモデルとなる。パッケージにはNTTコミュニケーションズが提供するSIMカード「OCN モバイル ONE」が付属するが、契約は任意となっている。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.0.2。サイズ/重量は、高さ約143.7mm×幅約71.5mm×厚さ約3.5mm(最厚部約10.5mm)/約145g。CPUは、Qualcomm Snapdragon 410(1.2GHz)。内蔵メモリは2GB。ストレージは16GB。バッテリー容量は2,400mAh。ディスプレイは、5インチIPS液晶ディスプレイ。解像度は1,280×720ピクセル。背面には1,300万画素、前面には500万画素のカメラを内蔵する。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、レッドの3色。
2015年08月18日NTTドコモは17日、日本電信電話の子会社であるNTTナレッジ・スクウェアを子会社化し、25日より「ドコモgacco」に社名変更すると発表した。ナレッジ・スクウェアでは、オンライン学習サービス「gacco」をドコモと共同で提供しているが、子会社化により、さらなる学習サービス事業の推進を図る。ドコモgaccoでは、ドコモと連携し、「gacco」の提供を通じて培ってきた学習の形態を、官公庁・地方自治体や企業をはじめとする、法人の課題解決の手段を提案していくなど、ドコモグループの一員としてさまざまなビジネスを推進していくという。今後は、インターネットを介してリアルタイムに遠隔地を繋ぎ、講座に関連したワークショップを展開するなど、教育の地域格差の解消や地方創生への貢献も目指していくとしている。「gacco」は、大学教授陣などによる講義を、学生に限らず誰でもPCやスマートフォン、タブレットによりオンラインで無料受講できるサービス。場所や時間にとらわれず受講でき、ほかの受講生と掲示板を通じたディスカッションを行うことも可能となっている。これまでに、44講座を開講しており、登録会員数は約14万人、1人あたりの平均受講数は約2.8講座、受講登録者数は延べ約39万人。
2015年08月17日