NTTドコモは、災害時などで携帯電話ネットワークが使えなくなった場合に、Bluetooth Low Energyを用いて、AndroidスマートフォンとiPhone間で情報伝達を可能にする技術を開発した。これまでも、同じOSのスマートフォン同士で、Bluetooth Low Energyなどによって、データ交換の手段として近距離通信が利用されてきたが、今回はAndroid OS、iOS間での異なるOSでも情報伝達ができるのが特徴。新技術の利用で、携帯電話ネットワークが使えない場合でも、自分の安否情報を近くのスマートフォンを経由して、携帯電話ネットワークがつながる場所のスマートフォンまで伝達し、災害用伝言板に登録することなどが可能となる。対応OSはiOS 7.1以上、Android 5.0以上となる。同社では今後、同技術のソフトウェア開発キットを公開するとともに、新たな安否情報登録サービスについても実用化に向けて検討を進めていくという。なお、この取り組みについては、14日から18日にかけて仙台で開催される第3回国連防災世界会議の関連事業「防災産業展in仙台」においてワークショップでの講演、およびデモンストレーションが予定されている。
2015年03月11日ドコモ、BLEを活用した携帯電話エリア外でも情報伝達ができる新技術を開発NTTドコモは3月10日、近距離にあるiPhoneとAndroidスマホが相互に情報伝達する技術を開発したと発表した。開発した技術は、多くのスマートフォンに搭載されているBluetoothの「Bluetooth Low Energy(BLE)」を活用する。音声やパケット通信などの携帯電話ネットワークを介さず、近距離内のiPhoneとAndoidスマホがBLEを介して相互に接続し、情報を伝達する。対応するOSはiOSが7.1以降、Androidが5.0以降。利用シーンは、災害時に停電などで携帯電話ネットワークが使えない場合を想定している。例えば、携帯電話ネットワークに接続できない端末が災害用伝言板に登録することが可能となる。ドコモは、技術を収録したソフトウェア開発キットを「docomo Developer support」を3月中に無料公開する方針だ。また、新たな安否情報登録サービスについても実用化に向けて検討を進めていくとしている。また、今回の取り組みは、3月14日~18日に仙台で開催される第3回国連防災世界会議の関連事業「防災産業展in仙台」におけるワークショップで講演・デモンストレーションを行う。
2015年03月11日NTT都市開発とNTTレゾナント、日本電信電話は3月9日、複合オフィスビル「グランパーク」において、新たにオフィスビルにおけるO2Oフィールド・トライアルを共同で開始した。同トライアルは、オフィスワーカーや店舗利用者に対し、混雑状況などタイムリーな情報を提供するO2Oアプリケーションの効果検証を行うもの。大規模オフィスビルでの試みとして、スマートフォンアプリ「田町グランパークアプリ」を開発・提供し、NTTグループが持つ位置情報連動型レコメンド配信サービスなども活用する。同アプリにより利用者は、ビルの情報や店舗周辺の混雑状況などを知ることで、ストレスなく店舗を利用できるほか、アンケート機能や来店によるポイントの取得にてお得なサービスを受けることが可能だ。
2015年03月10日NTTドコモは、同社のTwitter公式アカウント「ドコモ公式サポート」で、スマートフォンの持ち方によって指が変形してしまう「テキストサム損傷」への注意を促すツイートをしている。「テキストサム損傷」は、スマートフォンなどの持ち方によって、特定の指に負担がかかり、指が変形してしまう症状。Twitter上では、「自分がまさにこれ」、「すでになってしまってる……」、「小指を置くと安定するからついついやってしまう」などのツイートが散見される。ドコモ公式サポートでは、特定の指に負担をかけ過ぎると指の形が歪んでしまう恐れがあるとし、ときどき持ち方を変えたり、長時間の使用の際は休憩を取るようも、ツイートで注意を呼びかけている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月09日NTTドコモは3月6日、基地局が利用する電力の「ダブルパワー制御」技術の実証実験に国内の通信事業者として初めて成功したと発表した。この技術は、昼間の太陽光発電の余剰電力と夜間電力の2つの環境負荷が少ない電力をリチウムイオン電池の蓄電池に貯め、太陽光発電が停止する夕方から夜間電力が始まる午後11時までの間、蓄電池の電力を優先して使うように制御する。環境負荷が少ない電力の利用率を高めることで、午前7時から午後11時までの昼間電力の利用を従来のグリーン基地局と比較して90%程度抑えることができ、基地局の運用に必要な電力の95%を環境負荷が少ない電力で賄うことが可能となる。同社は今後、フィールド試験用に設置しているグリーン基地局10局の内3局に技術を順次導入し、商用設備としての品質検証や地域別の特性評価を実施ししたうえで、早期の商用化を目指す。また、フィールド試験用に10局を設置し、検証を行ってきたグリーン基地局については、商用化が可能と判断したことをうけて、2015年3月末までに商用基地局を北海道から九州まで11局設置し、2015年4月より、全ての局で運用を開始する。なお、2015年3月14日(土曜)から開催される国連防災世界会議のスタディツアーにおいて、災害時にソーラーパネルの太陽光発電により単独稼動が可能なグリーン基地局の視察が行われる予定だという。
2015年03月08日NTTドコモとKDDIは3月6日、大規模災害の発生時における早期通信復旧を目的に、海上保安庁と「災害時における通信の確保のための相互協力に関する協定」を締結したと発表した。大手携帯3社の一角であるソフトバンクモバイルは、2014年12月に先行して同協定を結んでおり、2社が後を追う形となった。協定により、ドコモやKDDIは、災害が発生し携帯電話が不通になった際、現地に人材を派遣して復旧活動に取り組む。また、海上保安庁の災害時における人命救助活動などに必要な通信手段として、衛星携帯電話や携帯電話などの通信機器を提供する一方の海上保安庁は物資や人員の輸送などで協力する。今後は、災害時にスムーズな連携を図るために情報共有や定期的な訓練を行い、災害対策の強化に取り組むとしている。
2015年03月08日NTTドコモは、基地局が利用する電力の「ダブルパワー制御」技術の実証実験に成功したと発表した。これにより、 基地局の運用に必要な電力の95%以上を環境負荷の少ない電力で賄うことが可能になるという。「ダブルパワー制御」技術は、環境負荷の高い電力を使用する時間帯に、蓄電池の電力を優先して使うように制御する技術。蓄電池には、昼間の太陽光発電の余剰電力、夜間電力の2つを貯める。蓄電池に貯めた電力は、太陽光発電が停止する夕方から夜間電力が始まる23時までの間に優先して使う。これにより、基地局の運用に必要な電力の95%以上を環境負荷の少ない電力で賄えるという。同社では、フィールド試験用に設置しているグリーン基地局10局の内、3局に同技術を順次導入し、商用設備としての品質検証や地域別の特性評価を実施したうえで、早期の商用化を目指す。
2015年03月07日ニフティは3月3日、レシートを活用して企業のマーケティング活動を支援する「レシートリワード」の提供を開始し、ドコモプレミアクラブ会員向けに提供する「シュフモ for ドコモプレミアクラブ」にて展開すると発表した。「レシートリワード」は、指定の商品を購入した際に発行されたレシートをスマートフォンなどで撮影し、その画像でキャンペーンなどに参加できる仕組みをもつ販促ツール。購買商品をきっかけにしたキャンペーンを実施することができ、メーカー企業が主体となった販促活動が可能なほか、併せてアンケートの実施やレシートデータを利用することで、企業のマーケティングデータとしても活用できる。「シュフモ for ドコモプレミアクラブ」は、ニフティが提供する主婦向け無料サービス「シュフモ」をベースにしたドコモプレミアクラブ会員向けのサービス。全国約1万500店舗のスーパー特売情報と、特売品を使って作れるレシピや特売品に関連した詳細情報など、お買いものに特化した情報を提供する。レシートリワードを用いたキャンペーンコーナーの展開により、ユーザーは該当商品の購入後、レシートを撮影して送信しアンケートに答えると、後日ドコモポイントを受け取ることが可能だ。なお、同社は、「シュフモ for ドコモプレミアクラブ」での展開をはじめとし、同社のMVNOサービス「NifMo」などを活用した展開を視野に入れ、利用者との接点を増やしながら、より企業のマーケティング活動を支援するツールを目指していく。
2015年03月04日NTTコムウェアは、クラウド環境におけるSDN化加速に向け、「SmartSDNController」を機能強化すると発表した。今回、「SmartSDN Controller」にCLI対応機能をサポートすることで、クラウド環境でのネットワーク機器(Cisco社製スイッチNexusシリーズ等)を制御可能とする。これにより、クラウド環境の既設ネットワークの機器を入れ替えることなく、SDN技術を活用したネットワークの構築が可能となり、従来と比較して最大50%以上の運用費用の削減が期待できるという。さらにマルチベンダに対応、スイッチ、ルータ、ファイアーウォール、ロードバランサーを制御できる。また、クラウドオーケストレータと連携するためのAPIを提供。クラウドマネージャと連携して「SmartSDN Controller」から仮想スイッチを制御することで、仮想化されたサーバ群とネットワークをオーケストレートする。これにより、クラウド環境で仮想マシン(VM)の構築や追加をした場合に、「SmartSDNController」が連動してネットワークの設定変更を行うことで、運用管理の効率化とリードタイムの短縮を可能とする。また、同社は3月3日、2015年度の事業方針説明を行った。取締役 経営企画部長の斉藤謙二郎氏は、「弊社はNTTの交換機、通信ネットワークシステム部門、ビジネス系システム(人事、給与、給与)部門が1997に独立して設立した企業で、NTTグループのCIO補佐の役割を果たしている。今後はNTTグループで培ったノウハウをNTTグループ以外にも提供し、収益基盤を確立する」と述べ、現在NTTグループ向けが8割超で、一般企業向け2割未満という売り上げ比率を、得意分野であるクラウド、データセンターや基盤ビジネスを中心に、今後はバランスが取れる程度まで、一般企業向け比率を上げていくという。また、代表取締役 社長の海野忍氏は、「弊社の記事件数は、NTT東西の1/10、NTTドコモと比べると1/30、NTTファシリティに比べても1/9で、それなりの通信インフラを支えているが知名度が低い」と、今後、広報活動を積極的に展開する意向を示した。
2015年03月03日NTTドコモは3月2日、エリクソン、富士通、NECの3社と協力し、通信混雑時における通信のつながりやすさを向上させるネットワーク仮想化技術の2016年3月の商用化に向けた開発に着手したと発表した。ネットワーク仮想化技術の導入により、災害などを原因とした通信混雑時における通信のつながりやすさの向上、通信設備故障時における通信サービスの継続提供が可能になる。また、新たな通信サービスを迅速に提供できるほか、設備投資の効率化も見込める。今回の商用化に向けた開発では、エリクソンが仮想的なハードウェアを制御するシステムを構成し、富士通とNECがそれぞれネットワーク仮想化技術を適用したEPCのソフトウェアを構成することにより、異なるベンダーのソフトウェアと仮想的なハードウェアを組み合わせてシステムを構築する。ドコモは2016年3月にネットワーク仮想化技術を商用化するとともに、将来的にはネットワーク全体の仮想化を進めていくとしている。
2015年03月03日NTTドコモは3月2日、スマートフォンに挿入されたSIMカードに記録されている電話番号などを、機器同士のタッチでSIMを搭載しないタブレットやIoT機器に切り替えるソフトウェアを開発したと発表した。これにより、SIMの抜き差しによる番号切り替えの手間を省くことが可能になる。同ソフトは、電話番号を持つ親機と切り替え先となる子機との接続や、電話番号などのSIM情報の送信を行うAndroid向けアプリ(以下、ポータブルSIMアプリ)。ドコモの協力の下、Qualcomm Technologiesが新たに開発した、ポータブルSIMアプリと連携してSIMを制御するソフトウェアと組み合わせることにより、電話番号などの切り替えが実現する。ポータブルSIMアプリは、「親機」と「子機」の接続にあたり、接続相手を特定するためにNFCで通信する機能、電話番号などの情報を親機から子機へ渡すためのBluetoothの接続機能、ユーザーインタフェース機能を備えている。クアルコムが開発した携帯機器・小型通信機器向けチップセットのソフトウェア機能は、「親機」において電話番号などの情報をSIMから読み出す機能、「子機」において「親機」から受け取った電話番号等の情報を利用する機能を備えている。クアルコムが開発したソフトウェアは、ドコモが2015年夏に提供する携帯機器・小型通信機器向けのチップセットに搭載される予定。
2015年03月03日NTTドコモは2日、神奈川県横須賀市において2月17日に実施した第5世代移動通信方式(5G)の屋外実験で、受信時4.5Gbps以上の高速データ通信に成功したと発表した。エリクソンと共同で行われた同実験は、5Gが目指す性能を実現するための第一段階と位置づけられており、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックまでにサービスの提供開始を目指す。実験は、神奈川県横須賀市のドコモR&Dセンタで行われ、局所的なエリアをカバーするスモールセル環境での通信を想定し、屋外に設置された基地局(光張り出し構成)と測定用車両に搭載した移動局装置(携帯電話機に相当)を用いて実施された。周波数は15GHz帯、400MHz帯域幅、MIMOは最大4ストリーム、移動速度は時速約10kmという環境下で、最大受信速度は4.58Gbps、半径100m以内では平均2Gbps以上を記録した。6GHz以上の高周波数帯の電波は、減衰が大きく遠くまで届きにくい性質を持ち、移動通信サービスでの利用が難しいとされてきた。5Gが実現するにはより多くの周波数帯域幅が必要となるため、ドコモではこうした技術検証実験を行っているという。その1つとして、さらに高い周波数帯であるミリ波を活用し、5Gの移動通信を実現する「ビーム追従機能」の検証実験をノキアネットワークスと共同で2014年12月に実施した。屋内で行われた同実験では、70GHz帯、1000MHz帯域幅を用いて最大受信速度2.057Gbpsを達成している。ドコモは、2014年5月にAlcatel-Lucent、エリクソン、富士通、NEC、ノキアネットワークス、Samsung Electronicsの6社と5Gに関する実験協力の合意をしている。加えて、ミリ波帯での通信性能の改善、6GHz未満の周波数帯の活用の検証を進めるため、2014年12月に三菱電機、2015年2月にファーウェイとも協力について合意しており、計8社と5Gの実験を推進している。今後ドコモでは、2020年7月に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックまでに5Gサービスを提供開始することを目指し、研究開発に取り組むとしている。
2015年03月03日NTTドコモ(ドコモ)は3月2日、2月にエリクソンと行った第5世代移動通信方式(5G)の屋外実験で、15GHz帯の高周波数帯を用い4.5Gbpsのデータ通信に成功したと発表した。同実験は神奈川県横須賀市のドコモR&Dセンターで実施され、局所的なエリアをカバーするスモールセル環境での通信を想定し、屋外に設置された基地局と測定用車両に搭載した移動局装置(携帯電話に相当)が用いられ、半径100m位内で平均2Gbps以上、最大受信速度4.58Gpsを記録した。使用した実験装置はリアルタイム処理によるパケット通信のスループット検証が可能となっており、今後は無線伝送特性の詳細な解析に加え、インターネットを介した4K動画配信の品質評価といった試験も行っていく。また、ミリ波を活用した5Gの移動通信を実現する「ビーム追従機能」の検証のため、ノキアと実施した屋内実験で、70GHz帯を用いて最大受信速度2.057Gbpsを達成したことも明かされた。ドコモは2014年5月にAlcatel-Lucent、エリクソン、富士通、日本電気(NEC)、ノキアネットワークス、Samsung Electronicsと合意しており、2014年12月に三菱電機、2015年2月にはファーウェイと新たな協力について合意した。
2015年03月02日NTTドコモは、24日よりdocomo IDのログイン画面のデザインを変更する。ユーザーがより快適に、docomo IDを利用できることを目的としている。docomo IDは、ドコモユーザーがメールやサービスの設定変更をする際に必要になるID。24日より、スマートフォン向け、タブレット向け、PC向け全てのログイン画面のデザインが変更される。変更する理由について同社広報部に問い合わせると、「docomo IDを快適に利用できるようにするため。また、デザインを変更することによって、docomo IDに対する視認性や、わかりやすさを高める狙いがある」と回答した。なお、デザイン変更後も利用方法や機能自体は変更されない。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月02日●契約したいと思う理由は?3月1日よりNTTドコモ、ソフトバンクは光回線と携帯電話回線をセットで契約すると割安になる光セット割(ドコモは「ドコモ光パック」、ソフトバンクは「スマート値引き」)を提供開始する。これによりすでに「auスマートバリュー」を提供しているKDDIと合わせ大手3キャリアから光セット割が出揃った。そんな光セット割はユーザーの目にどう映っているのだろうか。マイナビニュース会員500人を対象に、光セット割を契約したいと思うかアンケート調査を行った。○約4割の人が「契約したい」と回答まず、光セット割を契約したいと思うか質問した。結果は、「はい」(契約したい)と回答した人が500人中42.0%となる210人、「いいえ」(契約したくない」と回答した人が58.0%となる290人だった。なお、すでに光セット割を契約している人も「はい」に含まれている。「いいえ」と回答した人の方が多かったものの、約4割の人が「契約したい」と回答した。○一番人気は「ドコモ光パック」次に「契約したい」と回答した人にどのサービスを契約したいか聞いてみた。結果は、210人中45.2%となる95人が回答したドコモの「ドコモ光パック」が最も多く、2番目は39.0%となる82人が回答したKDDIの「auスマートバリュー」、続いて15.7%となる33人が回答したソフトバンクの「スマート値引き」だった。そのサービスを選択した理由を聞くと、「ドコモ光パック」を回答した人の意見では、「ドコモユーザーだから」、「ずっとドコモを使っているから」、「家族がみんなドコモ使っているから」など、現在利用しているキャリアから「ドコモ光パック」を選択した人が多いようだった。そのほか、「回線が安定してそう」、「現在はソフトバンクを利用しているけれど、価格と性能がドコモの方が良さそう」など、ドコモのブランド力に魅力を感じる意見も散見された。「auスマートバリュー」を選択した人の意見では、「すでに契約している」という人を除くと「携帯がauだから」という意見のほか、「一番始めに提供を開始したのはauだし、信頼感がある」、「CMが好き」、といった意見が見られた。「スマート値引き」については、他2キャリア同様「現在使っている携帯がソフトバンクだから」という意見が最も多かった。他の意見としては「ソフトバンクが好き」、「人気があるから」、「利用しやすそう」といった意見があった。どのサービスも共通して、現在契約しているキャリアからサービスを利用しようと思っている人が多いようだった。●契約したくない人たちの理由は?○認知度はまだ低い光セット割一方、「いいえ」(契約したくない)と回答した人は、なぜそのように思っているのだろうか。理由を聞いてみた。最も多かったのは、「まだよくわからない」、「メリットが理解できていない」、「どの程度安くなるのかわからない」、「本当に得なのかわからない」など、光セット割自体をよくわかっていないという意見だった。また「めんどくさそう」、「勧誘が激しそう」、「手続きに手間がかかりそう」、「家族に説明するのが手間」という意見も多かった。加えて、「固定回線を引く必要がない」、「マンションで決められたプロバイダしか契約できない」、「パソコンを持っていない」といった光回線自体が必要ないという意見や、「電話番号が変わるとしたら嫌だ」、「まだ様子をみていたい」、「プランが複雑でわかりにくい」などサービスに不安を感じる意見も散見された。そのほか、「ドコモの携帯を長い間利用しているが、新規ユーザー向けのプランが多く、既存客に対するお得感が全く感じられない。光セットの前に月額の携帯料金を割り引いて欲しい」、「外出先で利用することを考えたら、固定回線ではなくモバイルルーターの方が便利」、「スマホがそもそも高いからセット割と言われてもお得感がない」などの意見も見られた。ドコモの加藤薫社長は、光セット割についてモバイルから固定回線まで、問い合わせやアフターケアをワンストップで提供できるため、安心して利用できるようになるとアピールしているが、サービスの認知度などを考えると、光セット割が普及するにはもう少し時間がかかるかもしれない。調査時期:2015年2月10日~2015年2月12日調査対象:マイナビニュース会員調査数:500件調査方法:インターネットログイン式アンケート(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月01日ソフトバンクモバイルは25日、直近3日間で1GBの高速通信を利用した際の通信制限を一部撤廃した。NTTドコモ、KDDI(au)はすでに、撤廃や緩和を発表していることから、3キャリアが3日間1GBの通信制限を変更したことになる。本稿では、各キャリアの状況についてまとめて紹介する。○NTTドコモドコモは、「Xi」の契約者に対し、2014年12月22日をもって撤廃している。なお、FOMA契約者については従来通り、直近3日間で300万パケットを利用すると通信が低速化する通信制限が設けられている。撤廃について同社広報部は「Xiエリアの拡充が進み、ユーザーが快適に利用できる環境整備が整ったため」と説明している。○auKDDIは、4G/LTE、WiMAX 2+、3G通信の契約者に対し、2015年2月1日を持って直近3日間で「1GB以上」の利用から「3GB以上」の利用に緩和している。通信制限を緩和したことについて同社広報部は、「お客さまの通信の利用状況を踏まえ、平等に通信を利用していただくために緩和した」と回答している。○ソフトバンクモバイルソフトバンクは、新料金プラン「スマ放題」の契約者に対し2015年2月25日をもって撤廃している。対象となるのは、「スマ放題」の「データ定額パック」契約者のみであり、旧料金プランである「ホワイトプラン」の「パケットし放題フラット for 4G LTE」などの契約者に対しては、従来通り直近3日間で1GBの通信制限がかかる。通信制限を一部撤廃した理由について同社広報部は、「ネットワークの状況を見つつ、一部撤廃しても大丈夫だろうという結論に至った」と説明し、旧料金プランの通信制限についても、「今後もネットワークの状況を見つつ検討してきたい」としている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月01日NTTドコモは25日、東京・丸の内にあるドコモラウンジ(千代田区有楽町)にて、LTE-Advanced技術を利用した次世代通信「PREMIUM 4G」に関する記者説明会を開催した。PREMIUM 4Gにより、ドコモユーザーは国内最速となる下り最大225Mbpsの超高速通信が利用できるようになる。同サービスの提供開始は3月27日を予定している。○PREMIUM 4Gによるメリットとは?記者説明会には、NTTドコモ 取締役常務執行役員の大松澤清博氏が登壇した。PREMIUM 4Gには、LTE-Advancedの技術のひとつであるCA(キャリアアグリゲーション)を利用。2GHz帯と1.5GHz帯、または800MHz帯と1.7GHz帯という異なる2つの周波数帯域をこのCAで束ね、下り最大225Mbps/ 上り最大50Mbpsの超高速通信を実現する。PREMIUM 4Gによって、一般ユーザーはどのようなメリットが得られるのだろうか。例えば、ファイル容量400MBの動画を視聴する場合。従来のdocomo LTE(下り最大112.5Mbps)ではダウンロードの完了まで約34秒かかっていたが、PREMIUM 4Gなら約20秒で完了する。このため、高画質なストリーミング動画もストレスなく視聴できるようになる。また、トラフィックが集中している場所でも効果を発揮する。大松澤常務によれば、従来のdocomo LTEと実効速度を比べた場合、PREMIUM 4Gなら約70%の通信速度の向上が見込めるという。3月27日のサービス開始時にPREMIUM 4Gを利用できるエリアは、全国22都道府県38都市。例えば東京の山手線沿線では、新宿、池袋、品川など9駅で利用できる。6月には有楽町、上野などの7駅が追加、7月以降には山手線全駅がPREMIUM 4Gに対応する予定だ。なおサービスエリア一覧は、NTTドコモのWebサイトで確認できるようになっている。原稿執筆現在、PREMIUM 4Gに対応する端末はモバイルルータ「Wi-Fi STATION HW-02G」(ファーウェイ製、発売中)と「Wi-Fi STATION L-01G」(LGエレクトロニクス製、3月発売予定)の2機種。大松澤常務によれば、2015年度の早い段階で対応スマートフォンを投入していきたい考えだという。なおPREMIUM 4Gの提供開始に先立ち、東京・丸の内のドコモラウンジ、名古屋・栄のスマートフォンラウンジ、大阪・梅田のドコモショップ グランフロント大阪の3カ所には超高速262.5Mbpsを体験できるスペースを用意する。ちなみに記者説明会の終了後、丸の内のドコモラウンジでは4K動画のストリーミングをデモ体験することができた。ドコモでは、2015年度内に下り最大300Mbpsのさらなる高速化を予定している。そして東京オリンピックが開催される2020年頃には、次世代通信「5G」の提供も見据えている。大松澤常務は「LTE-Advancedで用いられる様々な技術は、将来の5Gにつながっている。特に、異なる周波数帯の電波を束ねるCA技術の延長線上には5Gがある」と説明。ドコモでは、今後とも利用者のニーズに合わせてネットワークを増強していく方針だという。○高速化には2つの側面がある記者説明会の最後に行われた質疑応答および囲み取材にも、引き続き大松澤常務が対応した。説明会の冒頭には「225Mbpsにちなんで2月25日に発表した」と冗談を言っていた大松澤常務だが、記者団から改めてこのタイミングでPREMIUM 4Gを発表した理由について聞かれると、「従来のdocomo LTEでも150Mbpsの速度が出る。でもPREMIUM 4Gでは、さらに進化したネットワークで快適にご利用いただける。サービスの提供開始を1か月後に控え、超高速通信を体験いただけるスペースの用意も整った。そのため、このタイミングになった」と説明した。下り最大225Mbpsの超高速通信は、スマートフォンではもてあましてしまうのでは、という質問には「高速化には2つの側面がある」と説明。消費者に分かりやすいように、シンボリックに「通信速度が向上する」と発表しているが、それにともないネットワークのキャパシティも上がっており、そこにメリットがあると説明した。要約すると、通信速度を向上させる技術を革新させることでネットワークにまつわる様々な技術が向上する。具体的には、先に記述したCAのほか、電波の利用効率を上げるMIMO(マイモ)、トラフィックの混み具合に合わせてセル間の干渉を制御する技術などが向上する。これにより、ネットワーク全体のキャパシティを上げている、とのことだった。「ドコモでは、お客様の様々な要望に対応できる”体力のある”ネットワークを構築していく。皆様の生活のお役に立てるサービスを提供できるよう、基盤となるモバイルネットワークの能力を上げていく。今後とも、お客様の暮らしがより便利になるように、引き続いてネットワークの増強に関して努力していきたい」と話した。PREMIUM 4Gに対応する基地局の数については「トラフィックは生き物」として明言を避けた。トラフィックが集中する都市部を中心に打っていく方針で、今後は混雑状況を見ながら展開していくと説明している。
2015年02月25日NTTドコモは25日、「LTE-Advanced」を使った通信サービスを3月27日より提供すると発表した。同日より、下り最大225Mbps、上り最大50Mbpsの高速通信の利用が可能になる予定。ただし、サービス開始当初はWi-Fiルーター2機種のみ対応する。対応スマートフォンは2015年度早期に販売する。「LTE-Advanced」は、LTEを高速化・大容量化する通信方式。同社では「LTE-Advanced」の主要技術の1つである「キャリアアグリゲーション」により、サービス開始時に下り最大225Mbpsの通信サービスを提供し、2015年度内に300Mbpsまで通信速度を引き上げる。サービス開始時の対応エリアは全国22都道府県の一部都市に限定。2015年度に全国主要として順次サービスを提供していく。また、より多くの人が同時に高速通信可能な環境の実現に向けて、通信容量の拡大を実現する新技術「高度化C-RAN」を導入する。これにより、通信トラフィックが集中するエリアでも、安定した高速通信が利用可能になるという。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月25日NTTドコモは、同社が販売するリストバンド型活動量計「ムーヴバンド2」に新色としてピンクを追加し、3月13日より発売する。価格は税込み6912円。「ムーヴバンド2」は、は手首に装着することで、歩数、移動距離、消費カロリー、睡眠時間を計測できるリストバンド型の活動量計。計測したデータは無料の専用アプリ「WM(わたしムーヴ)アプリ」と連携させることでスマートフォンなどの端末に転送することができる。これまでカラーバリエーションは、ターコイズ、ブラウン、ブラックの3色のみだったが、新たにピンクが追加された。「ムーヴバンド2」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、幅約20mm(バックル部約16mm)×厚さ約11mm/約17g。内蔵電池はLi-ion充電池で、充電方式は専用アダプタによるUSB充電、連続作動時間は約7日間となっている。IPX5に準拠した防水性能を備える。通信面では、NFC、Bluetooth 4.0に対応。連携できる端末の対応OSは、Android 4.1以降、iOS 7.0以降。なお、一部端末には対応していない。詳細な対応機種はコチラ。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月24日NTTドコモは、LTEに対応した8インチAndroidタブレット「dtab d-01G」(ファーウェイ製)を26日より発売する。端末価格は税込み32,400円。「dtab d-01G」は、同社が提供する定額制動画配信サービス「dビデオ powered by BeeTV」などのコンテンツを手軽に楽しむというコンセプトのもと開発された8インチAndroidタブレット。持ちやすさに配慮し、ベゼル幅5.7mmという狭額縁設計を採用した。また、前面には2つのスピーカーを内蔵しており、ヘッドホンなしでも迫力のあるサウンドを楽しめるという。そのほか、端末のトラブルを補償する「ケータイ補償サービス」、電話で操作方法を案内する「あんしん遠隔サポート」、ウイルスチェックが可能な「あんしんネットセキュリティ」がセットになった、月額600円の「あんしんパック」にも対応している。「dtab d-01G」の主な仕様は次の通り。ディスプレイはTFT液晶ディスプレイ。解像度は800×1,280ピクセル。OSはAndroid 4.4。CPUは、Hisilicon Kirin 910(クアッドコア、1.6GHz)。内蔵メモリは1GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicroSDHC(32GB)。バッテリー容量は4,650mAh。最大連続待受時間は、LTE接続時が約710時間、3G接続時が約980時間、GSM接続時が約480時間。背面には500万画素、前面には100万画素のCMOSカメラを内蔵。カラーバリエーションはSilverのみ。通信面では、下り最大150MbpsのLTE(2GHz/1.7GHz/800MHz)、下り最大14Mbpsの3G、GSMをサポート。VoLTEには対応していない。そのほか、IEEE802.11a/b/g/nに準拠した無線LAN、Bluetooth 4.0に対応している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月23日NTTドコモは、ジャパンベストレスキューシステムと提携し、日常生活におけるトラブルサポートや、家事代行サービスが利用できる「家のあんしんパートナー」を3月1日より提供する。利用料金は月額税別450円。利用するサービスによって別途料金が発生する。「家のあんしんパートナー」は、ジャパンベストレスキューシステムが提供する「生活トラブルサポート」と「家事サービスサポート」のメニュー約40種類を割安な価格で利用できるサービス。「生活トラブルサポート」では、水回りや鍵、ガラスなど、日常生活でのトラブルに対し専門のスタッフが駆けつけ対応する。1回当たりの作業時間が60分以内であれば、作業費・出張費無料で、24時間365日利用できる。なお、部品交換や特殊対応が必要な場合は、別途料金が必要となる。「家事サービスサポート」では、家事代行やハウスクリーニングなどのサービスを通常よりも割安な価格で利用できる。申込みは、ドコモショップ店頭、My docomo、電話にて可能。利用するには、ドコモへの申込み手続き後、ジャパンベストレスキューシステムへの利用者登録をユーザー自身で行う必要がある。サービス内容の一例は以下の通り。生活トラブルサポートトイレの水漏れ修理水道修理鍵の解錠や交換ガラスの交換や修理家事サービスサポート家事代行サービス(洗濯や調理後の片付け等)ハウスクリーニング(キッチンやエアコン、洗濯機のクリーニング等)宅配クリーニング(衣類の集配やクリーニング及び保管等)
2015年02月23日NTTドコモは20日より、MNPによる新規契約で対象機種を購入した場合、6カ月の利用を条件として、指定の料金プランに加入すると端末代金を割引く「端末購入サポート」を実施している。対象となる機種は「Xperia Z3 SO-01G」、「Xperia Z3 Compact SO-02G」(どちらもソニーモバイルコミュニケーションズ製)。割引額は、「Xperia Z3 SO-01G」が税込み(以下同)67,392円、「Xperia Z3 Compact SO-02G」が59,616円。受付期間は3月31日まで。「端末購入サポート」が適用される条件となるプランは、「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」と、ドコモ指定のパケットパック「らくらくパック」「データSパック(小容量)」「データMパック(標準)」「データLパック(大容量)」「シェアパック10~30」「ビジネスシェアパック10~3000」「シェアオプション(2台目プラス含む)」のいずれか。割引きが適用される期間は、開通日の翌月1日から6カ月間で、「Xperia Z3 SO-01G」は67,392円、「Xperia Z3 Compact SO-02G」が59,616円割引かれる。これにより、MNPでの端末価格は「Xperia Z3 SO-01G」が19,440円、「Xperia Z3 Compact SO-02G」が9,072円となる。これに月々サポートが加わると、24カ月後の実質負担額は両機種とも0円になる。ただし、新規契約から6カ月以内に機種変更、FOMAへの契約変更、回線の解約、電話番号保管、指定のパケットパック以外への変更を行うと、「Xperia Z3 SO-01G」では33,696円、「Xperia Z3 Compact SO-02G」では29,808円が解除料としてかかる。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月23日NTTドコモとゼンリンデータコムは2月19日、GPSやWi-Fi、Bluetoothを利用しない新たな屋内ナビゲーション技術を開発したと発表した。今回のナビゲーション技術は、スマートフォンのモーションセンサーが検知した歩行者の動きを自律航法技術(自律航法)で解析し、GPSなどと同様に目的地までの最適なルートを導き出すというもの。精度面では、データを独自開発の解析プログラムで処理することで、利用者が直進している、角を曲がっている、階段を昇っている(降りている)などの歩行状態を検知できる。また、スマートフォンの保持状態を適切に管理し、画面を見ている状態のみでなく、スマートフォンを手に持って歩いた状態、ポケットや鞄に入れても正確に検知できるという。また、気圧センサーを活用し、階段やエスカレーター、エレベーターによる昇降を検知し、フロアマップを階数に応じて自動的に切替え、屋内外やフロア間のシームレスなナビゲーションができる。
2015年02月20日NTTドコモは、北海道・札幌市にあるスマートフォンの最新機種やアプリなどを体験・体感できるショールーム「ドコモスマートフォンラウンジ札幌」を3月31日をもって閉鎖すると発表した。なお、併設のドコモショップ札幌店は営業を継続する。「ドコモスマートフォンラウンジ札幌」の閉鎖の理由について、同社広報部に問い合わせると「スマートフォンの市場が拡大し、通常のショップでも展示や体験ができるようになった。それに伴い、スマートフォンの知識をもったスタッフも増え、ラウンジではなくショップでも同様の対応が可能となったため」とのことだった。2011年のオープンから約4年での閉鎖となった。「ドコモスマートフォンラウンジ」は、ドコモ直営のスマートフォン専門ショールーム。専門のスタッフによるスマートフォンに関するサポートや、セミナー、最新機種の体験などが行える。札幌店の閉鎖により、「ドコモスマートフォンラウンジ」は愛知県名古屋市の「ドコモスマートフォンラウンジ名古屋」のみとなる。なお、東京都丸の内の「ドコモスマートフォンラウンジ東京」は、2014年6月に、、“映画、音楽、本、雑貨、ファッション等、あなたの好きなモノが、きっと見つかる。”をコンセプトに「docomo LOUNGE」としてリニューアルしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月19日NTTドコモは2月19日から、Amazon Web Services(AWS)などのパブリッククラウドの導入を検討する企業が安全なクラウド環境を短期間で導入できる「ドコモ・クラウドパッケージ」を提供開始する。利用料金は初年度が年額19万円、2年目以降が同10万円(いずれも税別)。新サービスは、ドコモがエージェントサービス「しゃべってコンシェル」などのクラウドサービスにより蓄積したノウハウを提供することで、ユーザー企業がAWSなどのパブリッククラウドを短期間で導入し、安全に利用できるサービス。クラウド利用に必要なセキュリティ関連ツールなどのノウハウ提供に加え、クラウド利用に関するコンサルティングの実施により、クラウド導入における事前検討からシステム設計・構築までの時間を短縮できるという。さらに、ドコモが蓄積したノウハウをパッケージ提供するため、従来と比べて安価にクラウド環境を導入できるとしている。併せて、経済産業省が定める「クラウドサービス利用のための情報セキュリティマネジメントガイドライン2013年度版」に準拠するクラウド利用が可能となり、より安全にクラウド環境を利用できるとのことだ。なお、利用可能なパブリッククラウドサービスは、当面AWSのみの予定。
2015年02月19日NTTは2月17日、光のパターンを投影することで、止まった画像にリアルな動きの印象を与えることが可能な光投影技術「変幻灯」を開発したと発表した。今回、NTTコミュニケーション科学基礎研究所は、人間の感覚情報処理の研究に基づき、人間が自然な動きを知覚する際に働く視覚メカニズムの科学的知見を応用して、印刷物などの止まった対象にさまざまな動きの印象を与えることができる同技術を開発した。同技術は、炎のゆらめきや、風の印象、人物が生きているような動きなどを絵画や写真に加えることができ、止まっているはずのものが動いて見えるという、視覚体験を生み出す。同技術は動画によって確認することができる。普通の映像を見る時、脳は映像中の色、形、動きを個別に処理し、後でそれらを統合して1つの世界を見ているという。これに対し、変幻灯を体験する時は、色や形は止まった対象から取得され、動きは投影されたモノクロの映像から取得される。色や形は止まっているので、動きと空間的に「ずれ」が生じるが、つじつまが合ったようにものを見ようとする脳は動き、色、形を統合する際に、その「ずれ」を補正する。そのため、変幻灯を体験する際、動き、形、色のずれに気づかずに、あたかも止まった対象の色や形が動いているように感じるという。
2015年02月18日NTTドコモでは3月1日より、携帯電話の回線と固定回線をセットで契約すると割安になる「ドコモ光パック」を開始する。ニュースで目にはしたけれど、いまいち「どんな人に」「どのように」お得なサービスなのか分からない、という人も多いことだろう。そこで本稿では、実際に契約した場合を想定して、料金をシミュレーションしてみたい。○「ドコモ光パック」のおさらい前稿では「ドコモ光パック」のサービス概要を紹介した。あらためて、内容を簡単におさらいしてみよう。現在、利用者は家のインターネット使用料はフレッツ光に、携帯電話の使用料はそれぞれの通信会社にバラバラに支払っている。この窓口を「NTTドコモ」に一本化することで、利便性が増すだけでなく、月の利用料金も安くなる。また、ドコモの選任スタッフや専門のオペレーターによるサポート体制も充実している。ドコモ光パックはそんなサービスだ。○実際の利用料金は? 試算してみたでは具体的には、どのくらいの料金で利用できるのだろうか? ここで、ざっくりとした料金シミュレーションをしてみたい。例えば、マンション住まいの家族4人でスマホ4台を使用している場合。月の通信費は「スマホの維持費(4人分)」+「固定回線の維持費」となる。ちなみに固定回線の維持費の内訳は、光回線の使用料+プロバイダ料金である。父母と長女の3人はドコモのスマホ、長男はauのスマホを利用中で、家では月額972円(税込み、以下同)のプロバイダと契約、父親はドコモとの契約年数が10年以上に達していると仮定。算出した利用料金は、以下のようになる。■ ドコモ光 契約前(カケホーダイプラン 2,916円+spモード 324円)×3人分+auスマートフォンの維持費 8,640円+シェアプラン 540円×2人分+シェアパック15 13,500円-ずっとドコモ割 864円+フレッツ光 4,050円+プロバイダ料金 972円=37,248円一方、長男がドコモにMNPし、家族でドコモ光を契約した場合は以下のような月額料金になる。ここで注目したいのは、支払いがドコモに1本化されたことで月額料金が把握しやすくなったことと、ネットとモバイル、そして家族でキャリアをまとめることで支払い総額が安くなったこと。これが「ドコモ光」のメリットだ。■ドコモ光 契約後(カケホーダイプラン 2,916円+spモード 324円)×4人分+シェアオプション 540円×3人分+光シェアパック20 19,008円-ずっとドコモ割 1080円-光スマホ割 1,458円(最大12か月)=31,050円上記のケースでは毎月6,198円安くなっていることが、おわかり頂けるだろう。次に、マンションにひとり暮らしをしている場合を考えてみた。ドコモのスマホを利用中でプロバイダとは契約していなかった利用者が、新規でフレッツ光を引くと月額の利用料金はどう変化するだろうか。そんな仮定で計算すると、以下のようになった。■ドコモ光 契約前カケホーダイプラン 2,916円+spモード 324円+データLパック(8GB) 7,236円=10,476円一方、ドコモ光を契約した後の月額料金は以下のようになる。従来は、家でもスマートフォンのテザリングを利用していたため、データLパックの契約が必須だった。しかし家にフレッツ光を引いた後はWi-Fiが利用できるようになり、このためスマートフォンのパケットパックは「データSパック」(2GB)で足りるようになった。こんな仮定で算出している。■ドコモ光 契約後カケホーダイプラン 2,916円+spモード 324円+光データSパック(2GB) 7,560円-ドコモ光期間限定割引(最大12か月) 540円=10,260円上記のケースにおいては、フレッツ光を利用した場合の方が月額216円安い。ドコモ光期間限定割引(最大12か月)の分を差し引いても、現行の料金に+324円で光のサービスを運用できる計算になる。これは大変お得である。なお、他社では光のサービスを新規契約した場合、「ひかり電話」への加入が必須となる。しかしドコモ光では不要。カケホーダイを契約しているため「ひかり電話」がいらないユーザーにとってはうれしい選択肢といえる。このあたりも利用者目線で考えられた仕様となっている。○ドコモ光のメリットでは料金シミュレーションの解説を兼ねて、ドコモ光のメリットをあらためてまとめていこう。ドコモ光で契約した場合、プロバイダ料が別でかからなくなるほか、ドコモ光パックのセット割引で毎月540円~最大3,456円が割り引かれる。なお割引期間がもうけられておらず、3年目以降も同じ割引額が適用されるという特長がある。他社サービスでは3年目以降は割引き額が小さくなってしまうので、長期的に見ると大きな差となることだろう。繰り返しになるが、ドコモの契約が長い人ほど割引額が大きくなる「ずっとドコモ割」が適用できるため、毎月648円~最大2,160円の割引も可能。また、スマホを新規に契約した人は「光スマホ割」として毎月1,458円が割り引かれ、25歳以下の人は「U25応援割」により毎月540円の割引と通信容量1GB/月の追加特典が得られるようになっている。他社でも固定回線とのセット割サービスを提供しているが、対象となる固定通信サービスが少ないなどの制約がある。対応プロバイダ数で比較すると、ドコモ光の19に対して、SoftBank光は1。圧倒的な差である。ちなみにドコモ光の場合、新規で光を引きたいユーザーはもちろんだが、NTT東西が提供する全国のフレッツ光サービス契約者(約1900万世帯)はすでに対象となる。これはFTTHアクセスサービス契約世帯の約70%に当たる数字。かなりの数の人がドコモ光の割引対象者となるわけだ。***マイナビニュースでは、前編・後編の2回にわたり「ドコモ光」について紹介してきた。固定回線とモバイル回線をセットにすることで、家族、単身に関わらず総額がお得になる今回のサービス。他社で提供しているものより対象範囲が広いこと、さらには各社の表面的な割引金額に関係なく、まとめることで支払い総額が安くなるため、ほとんどのケースで多くの方が利用できることだろう。特に注目したいのは、ドコモ利用者、およびドコモに乗り換える予定の利用者向けに様々な割引サービスが用意されている点。「月の通信費をできるだけ圧縮したい」「安くて使いやすいサービスを利用したい」と考える人は、これらの特典を活かしたい。提供の開始は3月1日からということで、春からの新生活に間に合うのが嬉しい。前述の通り、ドコモのホームページでは料金シミュレーションが行える。興味を持たれた方はチェックしてみると良いだろう。(署名:大石はるか)
2015年02月17日スマートフォン・携帯電話と光ファイバーなどの固定回線をセットにして料金を割引く"セット割"が話題になっている。NTTドコモは「ドコモ光パック」、ソフトバンクは「スマート値引き」というセット割を3月1日より提供予定であり、対するKDDI(au)は、すでに2012年より「auスマートバリュー」というセット割を提供している。さらに各社では、新生活シーズンへ向けて、2015年の"学割"の提供を開始しているが、セット割と学割は併用可能となっているため、学生がいる家族にとっては、携帯・固定の通信料金を一気に節約するチャンスでもある。そこで本稿では、セット割と学割を併用した場合、どのキャリアの月額料金がもっともお得になるのかを検証してみたい。○ドコモ・KDDI・ソフトバンク各社のセット割の違いは?ドコモ、KDDI、ソフトバンクの各社がそれぞれ提供するセット割では、自社のスマートフォン・携帯電話と、対象の固定通信サービスをセットで契約したときに割引が適用される。ドコモでは、同社が提供する光回線サービスの「ドコモ光」をセット割の対象としており、KDDIでは、光回線サービス「auひかり」に加えて、「J:COM」などのケーブルテレビの通信サービスもセット割の対象にしている。また、ソフトバンクでは、光回線サービスの「SoftBank光」のほか、ADSLの「ホワイトBB」などもセット割の対象だ。なお、各社ともスマートフォン・携帯電話のパケット定額サービスのプランに応じて、割引額が決まるようになっている。各社のセット割の最大の違いは、家族複数人で利用したときの割引の仕組みだ。ドコモのセット割では、パケット定額サービスのデータ通信量を複数人で分け合うことが可能だが、固定回線ごとの割引となるため、家族の人数が増えても割引額は変わらない。一方、KDDIとソフトバンクのセット割では、家族1人ひとりに対して割引が行われるため、人数が増えるほど割引額が多くなるのが特長だ。また、KDDIとソフトバンクのセット割は、昨年提供開始された新料金プランだけでなく、旧料金プランの「LTEプラン」「ホワイトプラン」でも利用できるのがポイント。一方、ドコモの場合、すでに旧料金プランの新規受付を終了しており、既存の契約者向けのセット割は用意されているものの、MNPまたは新規契約が適用条件である学割とは、実質的に併用が不可能となっている。なお、各社が1月より提供開始している2015年の学割では、3社とも学割の対象を"学生"だけでなく、"25歳以下"としている点が特長だ。また、MNPまたは新規契約で加入することで学割が適用され、対象となる25歳以下のユーザーだけでなく、その家族もMNPまたは新規契約であれば割引が適用される。学割の適用期間は、2年間または対象のユーザーが26歳になるまでとなっている。○家族でセット割と学割を併用すると、KDDIの旧料金プランが最安にそれでは、まず家族3人でセット割と学割を併用した場合の月額料金をシミュレーションしてみよう。今回は、25歳以下のユーザー1人を含む家族3人がMNPで乗り換えて、全員に学割が適用されるケースを想定している。また、1人あたり月間5GB程度のデータ通信量を利用することを想定しており、ドコモは家族全員で15GBのシェアパック、KDDIとソフトバンクは、各人が新料金プランの5GBプラン、または旧料金プランを利用した場合の合計月額料金を計算した。なお、固定通信サービスは、戸建て向けの光回線サービスを利用するものとした(以下、金額は税抜)。割引後の月額料金を比較してみると、KDDIの旧料金プランである「LTEプラン」が月額18,870円でもっとも安くなっている。また、次に割安なのが同社の新料金プラン「カケホとデジラ」の月額20,370円で、ドコモとソフトバンクのいずれのプランよりも安い。なお、上記のKDDIの光インターネット料金では、3月1日より提供開始されるauひかりの新プラン「ずっとギガ得プラン」を選択している。同プランは、3年契約により月額料金が段階的に安くなる仕組みで、1年目は5,100円、2年目は5,000円、3年目以降は4,900円の月額料金で利用することができる。これに加えて、auひかりに新規契約し、同プランに加入したユーザーを対象に、開通月から最大12カ月間、月額400円を割り引く「ずっとギガ得プラン」デビュー割も実施される。これにより、新規利用者の場合、1年目は月額4,700円でauひかりを利用でき、上記の合計月額料金よりもさらに安くなる。次に、家族4人でセット割と学割を併用した場合の月額料金をシミュレーションしてみよう。条件は家族3人のケースと同様で、25歳以下のユーザー2人を含む家族4人がMNPで乗り換えて、全員に学割が適用されるケースを想定している。また、ドコモは家族全員で20GBのシェアパック、KDDIとソフトバンクは、各人が新料金プランの5GBプラン、または旧料金プランを利用した場合の合計月額料金を計算した。家族4人の割引後の月額料金についても、もっとも安いのはKDDIの「LTEプラン」で、月額23,460円となった。また、同社の「カケホとデジラ」は、ドコモの新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」と僅差ながら、月額25,460円で2番目に安かった。なお、ソフトバンクについては、新料金プラン「スマ放題」はセット割が手厚いものの、学割が少なくなり、反対に旧料金プランの「ホワイトプラン」では、学割は手厚いものの、セット割が少なくなっており、合計月額料金は3社でもっとも多くなっている。また、中学や高校への入学を機に、子どもに初めてスマートフォンを持たせようと考えている家庭も多いだろう。そこで、両親がすでに契約しているキャリアに、子どもが新規契約で加入した場合の月額料金をシミュレーションしてみた。このケースでは、子どものみが学割の対象になる。また、固定の光インターネット回線はもともと契約していたセット割対象の固定回線を継続利用することとする。家族3人で、1人あたり月間5GB程度のデータ通信量を利用することを想定しているが、こちらのケースでも、合計月額料金がもっとも安いのはKDDIの「LTEプラン」で月額20,738円だった。また、同社の「カケホとデジラ」が月額23,370円で2番目に安く、ドコモ、ソフトバンクを下回った。このように、家族3人または4人でセット割と学割を併用した場合、いずれのケースでも各社の新旧プランのうちKDDIの「LTEプラン」が最安となった。***ドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社が提供する携帯・固定のセット割と、学割について、家族で併用した場合の月額料金を検証してきた。ドコモのセット割は、パケット定額サービスのデータ通信量を家族でシェアできることが特徴だが、世帯単位の割引となるため、家族1人ひとりの料金が割引されるKDDIやソフトバンクと比べると、メリットが小さいと言える。また、KDDIとソフトバンクでは、旧料金プランでもセット割と学割を併用できることがポイントとなっている。家族3人または4人のケースでシミュレーションした結果、いずれのケースでも月額料金がもっとも安いのは、KDDIの「LTEプラン」となった。旧料金プランであるLTEプランは見落とされがちだが、通話する機会が少ない人にとっては、音声通話定額の新料金プランよりもお得であり、乗り換えなどの際には、ぜひ選択肢に入れて検討してみるとよいだろう。自身や家族の契約や利用の状況、家族の人数などを踏まえて、どのキャリアのセット割や学割がお得になるのかをチェックしてみてはいかがだろうか。
2015年02月16日NTTドコモ、タワーレコード、レコチョクの3社は16日、インディーズおよび新人アーティストの活動を支援する「Eggsプロジェクト」を開始した。同プロジェクトでは、アーティストとファンが集まる「出会い」と「育成」のコミュニティサービスをWeb/アプリ上で5月から提供する。「Eggsプロジェクト」は、インディーズおよび新人アーティストの活動を支援し、音楽市場のさらなる活性化と最大化を図ることを目的としたプロジェクト。アーティストとファンが集まる「出会い」と「育成」のコミュニティサービスをWeb/アプリ上で提供する。同サービスでは、新人アーティストなどが、自身の楽曲を自由に登録でき、ファンも登録された楽曲を自由に聴くことができる。加えて、楽曲に対しレビューや「いいね」など、感想を共有でき、ファン同士、アーティスト同士で交流を持つことが可能だ。インターネット上で出資を募る「クラウドファンディング」のような仕組みを採用しており、ファンはアーティストに対し直接的な支援ができる。人気の高いアーティストは、ドコモが提供する月額定額制の音楽配信サービス「dヒッツ」での音楽配信や、CDリリース、ライブイベントへの出演といった活動が可能になる。同サービスに対し、ドコモは「dヒッツ」での楽曲配信および全国のネットワークを活かしたライブイベントへの協賛、タワーレコードは音楽リテーラーであることを活かし、アーティストの発掘からCDの販売、レコチョクは音楽配信技術のノウハウを活かし、サービスの開発・運営など、3社は各社の特徴を活かした活動支援を行っていく。サービス開始時期は、Web版が5月を予定し、アプリ版が7月を予定している。アーティストの登録受付は3月16日より開始する。基本利用料は無料。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月16日NTTドコモは、LTE-Advancedに対応し受信時最大225Mbpsの通信が可能なモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-02G」(ファーウェイ製)を18日より発売する。端末価格は税込み18,144円。「Wi-Fi STATION HW-02G」は、同社が3月から提供を開始する次世代のLTEサービス、LTE-Advancedに対応したモバイルWi-Fiルーター。複数の周波数帯を束ねるLTE-Advancedの技術、キャリアアグリゲーションによって、受信時最大225Mbpsでの通信が可能だ。なお、端末発売時点での通信速度は受信時最大150Mbpsとなる。端末は、2.4インチのカラータッチパネル液晶を搭載。SSIDやパスワードの変更がしやすいシンプルなユーザーインターフェースが採用されている。そのほか、専用アプリ「Huawei HiLink」をダウンロードすれば、スリープ状態になってもスマートフォンからBluetoothを利用し、遠隔解除が可能なため端末をカバンなどから取り出す必要がない。同梱のクレードルはイーサネットポートも搭載し、LANケーブル経由で通信をすることもできる。クレードルにセットすると自動的に高出力Wi-Fi送信に切り替わる機能も持ち(2.4GHzのみ)、より広範囲でのインターネット利用ができる。「Wi-Fi STATION HW-02G」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、高さ約58mm×高さ約95mm×厚さ約14.3mm/約110g。インターフェースはmicroUSB。バッテリー容量は2,400mAh。最大連続待受時間は、3G/LTE/LTE-Advanced接続時で約970時間。最大連続通信時間は、3G/LTE-Advanced接続時が約8時間。LTE接続時が約9時間。通信面では、下り最大225Mbps/上り最大50MbpsのLTE-Advanced、下り最大14Mbps/上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピードをサポート。Wi-Fiの通信方式はネットワーク側がIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)。端末側がIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)。同時接続台数は10台(クレードル使用時は20台)。カラーバリエーションはWhiteのみ。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月16日