猫好きの、猫好きによる、猫好きのための人気コミックを風間俊介主演で映画化する『猫なんかよんでもこない。』の主題歌が、ガールズバンド・SCANDALの書き下ろし楽曲『Morning sun』に決定。「エモーショナルで優しい曲ができました」とメンバーがコメントを寄せた。その他の情報原作は、実話を基に猫2匹とダメボクサーの交流を描いた杉作の人気コミック。映画は、風間がボクシングに人生を捧げる三十路寸前の男・ミツオを演じ、兄が突然ひろってきた子猫の兄弟“超やんちゃなチン”と“超気ままなクロ”と生活することになった“猫初心者”ミツオのかけがえのない日々が描かれる。SCANDALのメンバーは楽曲について「主題歌のお話を頂いて、何度も映画を見返しながら、朝の日差しのように柔らかい作品だなと感じ『Morning sun』という曲を書き上げました」と説明。「不器用なミツオと自由奔放なチンとクロ。大切なパートナーの影響で苦手なものを愛せたり、知らなかった世界に興味が持てたり、自分のこころが変わってゆくのってとても素敵です。そして、案外自分自身もパートナーのこころを変えているものかもしれません」と話し、「相手を想う気持ちがある限り、どんなに遠く離れてもきっと永遠に繋がっていられるはず。エモーショナルで優しい曲ができました。エンドロールが終わったあと清々しい気持ちになってもらえたら嬉しいです」と語っている。『猫なんかよんでもこない。』2016年1月全国公開
2015年10月02日11月末より開催する“ネスレカップ 国際女子サッカークラブ選手権 2014”の公式応援ソングが、4人組ガールズバンド・SCANDALの『Image』に決定し、発表記者会見にSCANDALの4人が登壇した。ボーカル&ギターのHARUNAは、「私たちの楽曲で、国際女子サッカークラブ選手権をさらに盛り上げていけたら」と意気込みを語った。本大会は、2012年に誕生した世界の女子サッカークラブチームの頂点を決める国際大会。3回目を迎える今年は、欧州、南米、豪州、アジアを代表する4チームと、日本から2チームの過去最高の6チームが参戦する。2015年に行われる“FIFA 女子ワールドカップ”の前哨戦として注目を集めている。現在出場が決定しているのは、「プレナスなでしこリーグ2014 レギュラーシリーズ優勝」の岡山湯郷Belle(日本)、「Wリーグ2013-2014 グランドファイナル優勝」のメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)、「コパ・リベルタドーレス・フェミニーナ2013 優勝」のサン・ジョゼFC(ブラジル)、「イングランドFA女子カップ2013-14 優勝」のアーセナル・レディース(イングランド)の4チーム。2011年のFIFA 女子ワールドカップで女子サッカーを観るようになったというHARUNAは、「注目している選手は、近賀(ゆかり)選手(DF)と大野(忍)選手(FW)です。アーセナル・レディースに所属されていて、外国のチームの中でどんなプレイをするのか楽しみです」と大会への期待を語った。公式応援ソングの『Image』については、「とても前向きな曲ですので、選手のみなさんにもアップのときに聴いてもらってテンションをあげてもらいたい」と願いを明かした。作詞作曲を担当したギターのMAMIは、「サビの<目を開ければ新しい僕がいる>という一節のように、選手のみなさんも日々新しい課題にチャレンジして、よりよい明日を目指していると思います。聴いてくださる方や選手の方の、日々の糧になってもらえたら嬉しい」と語った。なお、日本から出場するもう1チームは、現在開催中の「プレナスなでしこリーグ2014 エキサイティングシリーズ」の優勝チームから選ばれ、アジア代表は「AWCC2014」の優勝クラブで11月27日(木)に決定する予定。“ネスレカップ 国際女子サッカークラブ選手権 2014”は、11月30日(日)岡山県美作ラグビー・サッカー場(岡山県)で開幕。12月3日(水)に会場を味の素フィールド西が丘(東京都)に移し、12月6日(土)の味の素フィールド西が丘(東京都)で決勝戦と3位決定戦が行われる。チケット発売中。
2014年11月05日大阪出身の現役女子高生4人組バンド、SCANDALが8月28日(土)、東京・新宿バルト9でアフレコ、アニメ出演、楽曲3曲提供の3役を務めたアニメ映画『ルー=ガルー』の初日舞台挨拶を行った。人気作家・京極夏彦氏の同名異色小説の初アニメ化で、生活の全てを完全管理された社会システムが敷かれた近未来を舞台に、4人の少女たちがリアルコンタクト(直接出会うこと)を求めて動き出す物語。SCANDALの4人は、主題歌、挿入歌、エンディグテーマの3曲を提供したほか、劇中の主人公の少女たちが憧れるバンドとして本人役でCG出演。演奏シーンのモーションキャプチャーとアフレコに初挑戦と大奮闘した。だが藤咲淳一監督から、制作時「苦労した点?この4人のアフレコですかねぇ」とダメ出しされ、ションボリ。ドラムのRINAが「普通の声優さんは台詞を覚えてやるんですか?それとも台本を見ながら?台詞、覚えていなかったので、(台本とモニターの)どっちを見ていいか分からなかった」と尋ねると、藤咲監督は「普通は(両方)チラチラ見ながらやるんですけど、言わなくてごめんね」と説明を欠いたことを謝罪した。それでも4人は納得がいかない様子。ギターのMAMIが「アフレコやってみたいと思っていたので、上手くできなくて悔しかった。またやりたいです」と“リベンジ”を口にすると、4人揃って「監督、よろしくお願いします」と再チャンスをおねだり。藤咲監督は「覚えておきますね」と笑顔で応じていた。また、同作のために作ったというエンディングテーマ「さよならMy Friend」を、ファンから募って実際にレコーディングにも参加したという女子高生のコーラス隊とともに生披露。ボーカルのHARUNAは、同曲に込めたメッセージとリンクするという本作について「毎日のすごく些細なこと、体験することを忘れたくないって思うよね?そういう気持ちを思い出させてくれる映画です」と呼びかけていた。『ルー=ガルー』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ルー=ガルー 2010年8月28日より全国にて公開© 京極夏彦/ルー=ガルー製作委員会■関連記事:SCANDAL京極夏彦原作映画で全身タイツ初体験「スッポンポンみたい」
2010年08月28日