クロエ・グレース・モレッツが主演を務める近未来SF『フィフス・ウェイブ』が来月公開になる。本作は、人類を滅ぼそうとする謎の知的生命体と人類の攻防を描いた作品だが、劇中に登場する地球外生命体“アザーズ”は、これまでのSF映画とは異なる方法で攻撃を仕掛けてくる。その他の画像本作は、地球外生命体“アザーズ”の攻撃を受け壊滅状態となった地球を舞台に、アザーズが仕掛ける“第5の波”を阻止するべく立ち向かう人類の姿を描いた作品。クロエ演じる女子高生キャシーが、離れ離れになってしまった弟を救うため、人間同士も互いに不信感を抱く末期的な状況の中で生き抜いていく姿を描く。これまで多くのSF映画に登場した侵略者は、『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』などの例外もあるが、“力まかせにあらゆるものを破壊する”ことが多く、巨大な宇宙船を操り、人間が抵抗できないほどの科学力を有しているにも関わらず、ビルも人間も端っこから一律に破壊する単純さを見せていた。仮に地球を侵略できても、その後の片付けが大変そうだ。しかし、本作のプロデューサーを務める俳優のトビー・マグワイアは「これまでのSF映画では見たことがない。現実に起こりそうな地球侵略を描くことに成功している」という。アザーズはまず、電磁パルスを使って人間のライフライン(水道、電気、通信)を使用不可能にして(第1の波)、巨大な地震と津波で街を更地にし(第2の波)、動物を媒介にしたウィルスを仕掛けて人類を死滅させる(第3の波)。ここまで彼らは大砲の1発も撃たず、宇宙船から降りてもいない。マグワイアは「いくつもの波によって文明を崩壊させるという侵略はユニークで、世界中の人々が理解できるものだと思う。停電、地震、津波、疫病。どれも現代生活の一部だ。その点だけでも、多くのSFファンタジーとは異なる作品なんだ」と語る。この段階で地球の建物の多くは姿を消しており、人類の99パーセントは死滅している。そこで初めてアザーズは“人間の姿”で地球に降り立つ。これが“第4の波”だ。結果として人間たちは疑心暗鬼になり、アザーズが何もしなくても、不安と恐怖にかられた人間たちはお互いに銃を向け合う。これまでに登場した地球外の侵略者よりも知的で、残酷なアザーズは相当に手ごわい相手だ。彼らが仕掛ける“第5の波=フィフス・ウェイブ”とは一体、どんな内容なのか? 上記の手段を上回る攻撃内容を予想して、映画を観るとさらに楽しめそうだ。『フィフス・ウェイブ』4月23日(土)全国ロードショー
2016年03月31日『シェル・コレクター』で15年ぶりの映画主演を果たしたリリー・フランキーが、『紙の月』の吉田大八監督のもと、三島由紀夫の異色SF小説「美しい星」の映画化に主演。亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子と“宇宙人”家族を演じることが分かった。本作は、“ミシマ文学”の中でも異色作とされている1962年発表のSF小説。核戦争勃発の恐怖に脅える冷戦下を背景に、「自分たちは地球人ではない。宇宙人だ」と突然目覚めたとある家族が、「我々の手で人類を救わねば!」と使命に燃えて奮闘するさまを風刺たっぷりに描いた。戦争や大規模災害など、世界に終末の匂いが色濃く漂う度に版を重ね、2011年の東日本大震災以降も部数を伸ばし、現在54刷45万部のロングセラーとなっている。今回、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『クヒオ大佐』から『紙の月』まで、少々思い込みの激しい人々の誠実さと可笑しみを描きつづけてきた吉田監督が、自ら脚本も担当。学生時代に読んで以来、映画化を切望してきた原作の舞台を現代に移して大胆に脚色し、突如、宇宙人に覚醒したある家族が地球を守ろうと奮闘する話を作り上げた。そんな本作で、リリーさんが演じるのは、一家の父である“火星人”大杉重一郎。原作では「ごく短期間教鞭をとった以外は、大学卒業以来働いたことのない資産家で高等遊民」という設定だった中年男は、“当たらない”ことで有名なテレビのお天気キャスターに。家族にそれほど大きな問題もなく、若くて可愛い愛人もいて、ヘラヘラといい加減に生きてきたが、突如、情熱と使命感に燃える火星人に覚醒する。また、現在ドラマ「怪盗 山猫」で主演を務めている亀梨さんが演じるのは、長男・一雄。「モラトリアムを生きるシニカルな学生」という設定から、本作では大学卒業後も定職につかず、暗い野心をたぎらせるフリーターとなり、知性を司る水星人に覚醒。さらに、『シェル・コレクター』でリリーさんと共演している橋本さんは、「純潔に固執する潔癖症の女学生」という設定だった長女・暁子に。自分の美しさが最大のコンプレックスという圧倒的な正統派美人の女子大生に扮し、美を象徴する金星人に覚醒する。そして、山田洋次監督『家族はつらいよ』が控える中嶋さんが演じるのは、「大人しい献身的な専業主婦で木星人」という設定だった母・伊余子。なぜか彼女だけ覚醒せず地球人のままで、退屈と倦怠をもてあまし、怪しい“魔法の水”ビジネスにはまり込んでいくイマドキの主婦となる。地球という“美しい星”を舞台に繰り広げられる、大真面目に世界救済を模索する勘違い家族の珍道中。愛すべき彼らの大奮闘を期待して待っていて。<以下、キャスト&監督コメント>■吉田大八監督原作の精神を尊重しつつ、人類生き残りに有り金まるごと賭けて悔いなし、そんな宇宙レベルのエンターティンメントを目指します。物語の中心、大杉家のメンバーとして最高の4人が集まってくれたので、これからいったいどんな反応が起きて何が生まれるのか、想像するだけで恐怖のあまりワクワクします。公開までそのワクワクを時々思い出していただければ幸いです。あと、空で待ってる“スターマン”にちょっとだけ捧げます。■リリー・フランキー吉田監督作品は全部見ていて、大好きでした。そんな監督に主役のオファーをいただいて、嬉しさと驚きと、爽やかな印象のある気象予報士役が自分で良いのかな?と不安もあります。とはいえ「予報が外れてもアリなキャラクター」なら何とかなるかもしれません。そして何より、吉田監督がどのように映画を撮られるのか、その現場を見ることができるのが最大の楽しみです。学生のころから三島由紀夫のファンでしたが、脚本を読んでみたら原作とは異なる面白さが加わっていて、ワクワクしました。重一郎という役と自分は、思い込みの激しさが似ていると思います。UFOについて真剣に考えたことはありませんが、何かのきっかけで思い込んでしまうような存在な気はします。当然、宇宙人を演じるのは初めてですが、演技をするうちに、宇宙人を信じてしまいそうで怖いです(笑)。■亀梨和也脚本を読んで、いまの時代の問題意識が描かれており、僕自身もまさに実感しているものでした。役柄に関しては、年齢を重ねていく中で生まれていく責任感や何かを背負わないといけないという一雄の葛藤や焦りなどに共感しました。きっと僕だけではなく同世代の共通点なのかもしれません。無限の可能性を感じていた10代から年を重ねていく中で、自分の限界を広げてくれるものは自分の中だけではなく、仕事など巡りあわせによってどこにでもあるものだと感じています。今回は一雄という役に巡り合い、役を通して自分の可能性を広げていくことができたらと思います。そんな等身大(同世代)の役を演じることになりましたが同時に水星人でもありますので、しっかりとした水星人になれるように、もっともっと水星について勉強してみたいと思います(笑)!!■橋本愛吉田監督とは以前ご一緒させていただきましたが、今回は初めましての気持ちで臨みたいと思います。宇宙とか宇宙人とか非現実的なモチーフはあれど、そこからはあまりに現実的な人間臭さを感じました。頭の良い脚本と大胆で鋭利なテーマにくらっときていますが、美の昇華を一心に目指したいと思います。■中嶋朋子監督の『パーマネント野ばら』が好き過ぎます。いつか会えたら、話せたら!と思いつつ、その機会を得たらロクに話も出来なかったーー完全なるファンです。さらには、三島作品の「美しい星」!!!ですよ。まさか、この作品と関わりを持てる人生になろうとは!なんでしょう、大興奮です。あ、でも、私の役目は、地球人だからなぁ、地に足つけないとですね、かなり浮き足立ってますけど、私。“宇宙人”として考えると、合点がいくことって、世の中には結構ある。ちょっと「通じなそう」ってくらい、飄々としてる人。なにをされても、どうしてだか許せちゃう人。逆に、なにをされても腹が立つ人。いやがおうなく、目を奪われる人etc…。そっか、私の周りにいるあの人たちは“宇宙人”だったのだーーって。なんかほっとする。わかり合えないことが前提になると、なぜだか、俄然わかり合える気がしてくる、不思議だけど。ていうか、このキャストの方々は、“宇宙人”ですね。合点がいきます。私は地球人なので、その辺よーくわかります。『美しい星』は2017年5月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2016年03月01日クロエ・グレース・モレッツが主演を務める近未来SF『フィフス・ウェイブ』の本編映像が公開になった。人類を滅ぼそうとする謎の知的生命体による最初の攻撃“第1の波”の正体が明かされる衝撃の映像だ。『フィフス・ウェイブ』本編映像本作は、地球外生命体“アザーズ”の攻撃を受け壊滅状態となった地球を舞台に、人類滅亡を意味する“弟5の波”を阻止するべく立ち向かう人類の姿を描いた作品。クロエ演じる女子高生キャシーが、離れ離れになってしまった弟を救うため、人間同士も互いに不信感を抱く末期的な状況の中で生き抜いていく姿を描く。このほど公開された映像では、アザーズの最初の攻撃“第1の波=暗黒”の正体が、キャシーによって明かされる。授業中、キャシーがメールをしていると突然、携帯電話の電源が落ち、教室が真っ暗になる。教師は“停電”だと言うが停電で携帯が落ちるはずはない。すると外からのすさまじい衝撃音。窓から外をのぞいたキャシーたちの前で、車同士が次々と衝突し、飛行機が墜落していく。燃え上がる炎を前に、何が起きているのか戸惑うキャシーが映し出される。やがてキャシーの言葉で、この出来事が、電磁パルスで電子機器を破壊したアザーズの仕業であることが語られ、それによって大勢が死滅したことも明かされる。映像の最後には、湖の水をペットボトルに入れているキャシーの姿が描かれ、携帯電話などの電子機器はもちろん、水も電気も止まった世界で、過酷なサバイバルを繰り広げる人類の様子がうかがえる。衝撃が大きかった第1の波に加え、崩壊、感染、侵略と4度に渡る攻撃を受けた人類はどうなってしまうのか?平凡な女子高生キャシーはそんな絶望的な状況でどのようにして生き残るのか?スリリングな展開が予想される映像になっている。『フィフス・ウェイブ』4月23日(土)全国ロードショー
2016年02月05日クロエ・グレース・モレッツが主演を務めるSFミステリー『フィフス・ウェイブ』が4月に公開される。謎の知的生命体の攻撃によって壊滅的なダメージを受けた地球が舞台だが、監督のJ・ブレイクソンは先ごろ行われた会見で「この映画の登場人物は、ごく平凡な人間たちだ。これは選ばれし者の物語なんかじゃない」と強調する。その他の画像地球に“アザーズ”と呼ばれる謎の生命体が襲来。暗黒、崩壊、感染、侵略という4つの波によって壊滅状態に陥った人類は、人類滅亡をまねく“第5の波”を阻止するべく立ち向かう。ブレイクソン監督は「クロエやニック(・ロビンソン)が演じているキャラクターたちは、それぞれの人生を歩んでいる普通の人間だ。夢や希望を持って生きていた彼らが、突然、悲惨な目に遭う。そういうことが起きると、人間は必ず、自分にとって何が大切なのか、自分は何を守るために戦いたいのか、ということに気づくものだ」と言い、モレッツは「生きてゆく中で、何度も“ノー”と言われ、反対され、押し返されることもある。でもそれに立ち向かってゆく強い意志があれば、決してあきらめることも、引き下がることもない。それは、この映画で私が演じているキャラクターにも、私自身にも備わっているものだと思う」と語る。また、侵略生命体もこれまでにない設定のようで監督は「この映画では、エイリアンは地球を使って人類を攻撃しているんだ。ただ単に空からレーザー光線を当てて爆破するんじゃなくて、いってみれば人間の弱点を利用している」と説明する。「エイリアンが来なくても世界でもともと起きている災害、僕らが既によく知っている災害。それらを巨大化して、人類を攻撃してくるんだ。そういう映画は今まで見たことがないよ。だからエイリアンは、地球に侵略してくるだけじゃなくて、キャラクターのストーリーの中にも侵略してくる。というわけで、他のエイリアン映画に比べて、よりパーソナルな視点に立っている作品だと思う」そんな危機的状況の中で、モレッツ演じる平凡な女性キャシーは必死に生き延び、戦い、世界を救おうとする。「こういう映画がようやく作られるようになったのは、この業界で女性がようやく自分たちの声をあげることができるようになったからだと思う」と語るモレッツは「私には4人の兄がいて、いつだって家族の中の“女の子”だった。だから子どもの頃から、“女の子”というステレオタイプと闘ってきたの。今ようやく、女性たちがそういう面を見せられるようになってきたんだと思うわ」と述べた。『フィフス・ウェイブ』2016年4月23日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2016年01月04日人気SFコメディアニメ『スペース☆ダンディ』のBlu-ray BOXが2016年1月29日にバンダイビジュアルより発売される。価格は18,000円(税別)。『スペース☆ダンディ』は、未知なる宇宙人との出会いを求めて、銀河を駆けめぐる宇宙人ハンター・ダンディが仲間たちとともに繰り広げる冒険を描く。脚本にうえのきみこ氏、佐藤大氏、信本敬子氏、円城塔氏、森ハヤシ氏、大河内一楼氏ほか豪華執筆陣を多数迎え、コミカルかつ前衛的なストーリーが展開される。渡辺信一郎監督をはじめ、1998年放送ながら現在でも高い人気を誇るアニメ『カウボーイビバップ』の制作陣が集結して作られたことも話題を呼んだ。「スペース☆ダンディ Blu-ray BOX」は、アニメの全26話を収録したもの。特典などは付属しないものの、手に取りやすい価格に抑えたスペシャルプライスのアイテムとなっている。また、2016年1月23日には大阪ロフトプラスワンウエストにてトークイベント「スペース☆ダンディ『ロフトプラスワンウエストでトークじゃんよ!』」を開催。渡辺信一郎総監督とボンズの南雅彦プロデューサーが登壇する。(C)2014 BONES/Project SPACE DANDY
2015年12月28日映画『マトリックス』や『インセプション』などに先駆けてヴァーチャルリアリティによる多層世界を描いたSF映画『あやつり糸の世界』が、16年3月に東京・渋谷のユーロスペースにて公開される。1973年に製作された同作の監督を務めたのは、ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー。鏡を多用した画面設計や電子音とグッド・ミュージックで、“模造の世界”を鮮烈に描き出した。鋭敏な時代感覚と普遍的な主題で社会を挑発し続けたファスビンダーの“幻の作品”であり、68年公開『2001年 宇宙の旅』や、72年公開『惑星ソラリス』、82年公開『ブレードランナー』などの映画史に輝くSF映画の傑作に連なる先鋭的なSF映画作品となっている。また、同作にはゴダールの異色SF作品『アルファヴィル』で主役を務めたエディ・コンスタンティーヌも特別出演した。舞台は、未来を厳密に予測できる「シミュラクロン」の開発を行う未来研究所。主人公であるシュティラー博士は、そこで奇妙な事態に遭遇する。保安課長のラウゼが忽然と姿を消すと、エーデルケルンという別の人物が保安課長として存在しているのだ。やがてシュティラーは自らシミュラクロンによって仮想世界に入り込むが、仮装世界には消えたはずのラウゼの姿があって……。
2015年12月12日オールアバウトとインテルは、20代~50代の映画好きの男性2,000名に対し、SF映画に出てくる未来の技術に対する実現意向調査を共同で実施し、結果を発表した。それによると、1位は公開30周年を迎え再び注目される「バック・トゥー・ザ・フューチャー」などに登場する「空中走行型の乗り物」だった。1位の空中走行型の乗り物を挙げた回答者は56.2%に上り、唯一の過半数。以下、2015年に続編が公開となる「スター・ウォーズ」で人気の「多言語翻訳機能付きロボット」(40.6%)、「アイアンマン」や「マイノリティ・リポート」などに登場する「空中に映像・写真を投影するプロジェクター」(39.5%)が続く。その使い道を問うと、いずれも「仕事で使いたい」「時間を節約したい」「日常をより快適にしたい」など、SF映画で見た技術を使って仕事や日常の効率を上げたいとの回答が目立ったという。では、これらの中で実現が可能なものはあるのか?これについて、インテル広報室の荒木義満室長は、以下のようのコメントしている。「最も私たちの生活に浸透しつつある技術は第4位の『ディスプレイに触れずにデバイスを操作する技術』です。最新のCPU、第6世代インテル Coreプロセッサーを搭載したPCなどに採用されている3Dカメラ技術「インテル RealSense テクノロジー」(以下「Real Sense」)は、フルHD解像度に対応したカメラと、非常に高精度の深度センサーを組み合わせており、PCのフロントカメラに顔を向けるだけで、瞬時にPCへのサインインを可能にする顔認証機能に対応しています。またフロントカメラに映した対象物の奥行きを推測するほか、人の動作を追跡するため、マウスやスクリーンに触れずに、ジェスチャーや顔の表情でPC画面内のアプリケーションを操作することが可能になっています」「第2位の『多言語翻訳機能付きロボット』の鍵となるのは音声認識技術になります。今日開発されている音声認識技術は非常に高精度で、すでに携帯をはじめ様々な端末に搭載されており、その技術を活用した翻訳サービスも多く存在します。しかし口語への対応や、認識するスピード、周辺ノイズと多人数の同時会話の聞き取りなど課題も多く、実用化するにはもう少し時間がかかると考えられます」「第3位の『空中に映像・写真を投影する技術』は、AI(エアリアルイメージング)と呼ばれる空中に映像を表示するプレートが開発され、昨年「CEATEC JAPAN 2014」で展示され話題になりました。これに近いもので、透過型の液晶ディスプレイやスクリーンを用いて投影する技術はコンサートなどの舞台演出として実用化されています。この技術を応用した3D映像での人物再現技術はこの技術を応用したもので、コンサート他、ディスプレイ広告など様々なシーンで取り入れられています。また、透過した対物レンズへの投影技術は、個人レベルの研究も注目されており、今後に大きな期待が寄せられています」「他にも、第8位に挙がった『ミッション:インポッシブル』などのスパイ映画でよく出てくる『人の顔を完全に再現したマスクを作る3Dスキャナー』は、個人でも近い体験ができます。たとえば、「Real Sense」により、対応アプリケーションを使えば、高度処理360度のフェイススキャンが可能です。これにより、近い将来、頭から足まで完全に他人を再現するボディースーツを作るマシーンが登場することも夢ではありません」
2015年11月29日アメリカを始め全世界で大ベストセラーとなったSFミステリー小説「The 5th Wave」の映画化『フィフス・ウェーブ』が、いま世界で最も注目される18歳のクロエ・グレース・モレッツを主演に迎え、日本で公開することが決定した。これに併せて、本作の予告編とポスターも解禁された。ある日突然、圧倒的知能を持つ生命体<アザーズ>により4度にわたる攻撃を受け、人類の99%が死滅。ほぼ壊滅状態となった現代の地球で、生き残った女子高生のキャシー(クロエ)は、離ればなれになってしまった弟を救うため、たった一人、子どもたちが拉致された基地へと向かう。いつまた来るかわからない襲撃の恐怖と、人間に紛れ込んだアザーズにより、誰が敵なのか味方なのか分からない末期的な状況の中、旅の途中でキャシーはある男性に命を助けられる。キャシーは彼に惹かれながらも、心から信頼できないまま、ともに基地へ向かう。彼女は致命的となる第5の波“フィフス・ウェイブ”を止めることができるのか。そして<アザーズ>を見抜くことができるのか――。原作は、「アルフレッド・クロップの奇妙な冒険」などを書いたリック・ヤンシーの「The 5th Wave」。21週間ニューヨークタイムズのベストセラーとなり、ハードカバーは約300,000部、電子書籍としては80,000部を販売。さらに、イギリスでは2014年のレッドハウス・チルドレンズ・ブック賞を受賞するなど、かなりの勢いをみせている。本作で主演を演じるのは、米タイム誌が選ぶ“2014年最も影響力のあるティーン25人”の一人にも選ばれ、いま世界で最も注目されるクロエ。彼女は今回、地球外の知的生命体<アザーズ>から攻撃を受け、恐怖に慄き翻弄される孤独なヒロイン、高校生のキャシーを演じる。『キック・アス』のヒット・ガール役で爆発的な人気を博し、続く『イコライザー』や『イフ・アイ・ステイ愛が還る場所』への出演でも話題となり、日本でも人気と知名度ともに急上昇している。また共演者には、キャシーが憧れを抱く青年・ベン役に『ジュラシック・ワールド』のニック・ロビンソン、旅先で知り合う謎の若い男性・エヴァン役にイギリス人俳優アレックス・ロウ、そして軍の指揮官・ヴォーシュ役に『ソルト』のリーヴ・シュレイバーが出演。そして本作の監督は、『アリス・クリードの失踪』で注目されたJ・ブレイクソン、脚本は『エリン・ブロコビッチ』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたスザンナ・グラント、プロデューサーには『スパイダーマン』シリーズのトビー・マグワイアなど豪華なスタッフが名を連ねている。今回解禁された映像は、正体不明の物体が突然空を覆いつくし、上空を見つめる人々。突然の停電、落下して爆発する飛行機、崩れ落ちるロンドン・ブリッジ。そして瞬く間に広がる、伝染病。人類の99%が死滅した中、生き残った少女キャシーは離れ離れになった弟を探すために一人生き抜こうとする。おびえながらも銃を構える彼女の瞳が見つめる先には――。思わず息を呑むような衝撃の予告編だ。そして同時に解禁されたポスターは、キャシーの緊張感ある背後と、倒壊するビルに燃える街が写された一枚。上部には、「第1の波(暗黒)、第2の波(崩壊)、第3の波(感染)、第4の波(侵略)、人類を滅亡に導く最後のWAVEとは――」と書かれている。“フィフス・ウェイブ”とは一体何なのか、原作ファンも多い本作、一体どんな結末を迎えるのか楽しみに待ちたい。『フィフス・ウェイブ』は2016年4月25日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年11月27日クロエ・グレース・モレッツが主演を務めるSFミステリー『フィフス・ウェイブ』が来年4月に公開されることが決定し、予告編映像が公開になった。謎の知的生命体の攻撃によって壊滅的なダメージを受けた人類が、人類滅亡をまねく“第5の波”を阻止するべく立ち向かう姿を描いた作品だ。『フィフス・ウェイブ』予告編映像このほど公開された映像は、モレッツ演じる平凡な女性キャシーが家族とニュースを見ている場面から始まる。ある日、地球に謎の知的生命体が襲来。“アザーズ”と呼ばれる生命体は、暗黒、崩壊、感染、侵略という4つの波を人類にもたらす。映像では緊迫感のあるシーンを積み重ねて人類が4つの波を受けて壊滅していく過程が描かれる。そして人類はいよいよ“第5の波(フィフス・ウェイブ)”を受ける手前に差し掛かる。これまでの波を何とか生き延びたキャシーは、はなればなれになってしまった弟に再会するために、崩壊し、混乱した街を行く。銃をかまえ、鋭い視線を投げかけるモレッツが印象的なシーンが次々に登場。“第5の波”とは何を意味するのか? “アザーズ”とは何者なのか? 謎が深まる映像になっている。映画の原作は、2013年に出版されたリュック・ヤンシーの小説でベストセラーを記録。『エリン・ブロコビッチ』のスザンナ・グラントが脚色を担当し、『アリス・クリードの失踪』で注目を集めたJ・ブレイクソンが監督を務める。『フィフス・ウェイブ』2016年4月23日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2015年11月27日ブラッド・ピットとワーナー・ブラザースが、最近出版された小説『Illuminare』を映画化することになった。2575年を舞台にしたSF小説で、主人公は女性のハッカーと、彼女の元恋人。ふたつの大企業が争う中、大きな危険が及び、主人公たちは、惑星から脱出しようとする。物語はハッキングされたメールや書類、カルテなどを通じて語られる。小説は3部作の1冊目にあたる。ピットが出演もするのかどうかはわかっていない。その他の情報ピットの最新作は、妻アンジェリーナ・ジョリー・ピットが監督、共演する『By the Sea』。来月はピットがプロデュースし、助演俳優として出演もする『The Big Short』が北米公開される。共演はクリスチャン・ベール、スティーヴ・カレル、ライアン・ゴズリング。現在はコメディ『War Machine』を撮影中。文:猿渡由紀
2015年11月24日モデル、女優として活躍する光宗薫が10月3日、話題のSF映画『チャッピー』のブルーレイ&DVD発売を記念し、ニコニコ生放送でオンエアされたスペシャル番組「オレたちのロボット映画ベスト10」に出演。収録を前に、同作の魅力やロボット映画への愛を語った。『第9地区』『エリジウム』のニール・ブロムカンプ監督が、犯罪都市となった2016年の南アフリカ・ヨハネスブルグを舞台に、治安維持のために製造された兵器用のAI搭載ロボット“チャッピー”が、自分を誘拐したギャングに育てられる過程で、自我と感情に目覚め、葛藤する姿を描くSFアクション。そんな同作について、「シリアスな『第9地区』に比べて、笑えるシーンもあって、女性でも入りやすい。ここまでロボットが生活に密着し、人間の教えや感情を吸収しながら、同化していく設定がとても新鮮」と光宗さん。メタリックな見た目に反して、感情豊かなキャラクター造形に「表情の動きはわずかなのに、感情描写がすごい。ちょっとした動きで、泣けちゃうんです」と目を細めていた。お気に入りのロボット映画は、ロビン・ウィリアムズさんが主演した『アンドリューNDR114』、スティーブン・スピルバーグ監督の『A.I.』だといい、「ロボット映画なら、ヒューマンドラマに寄った作品が好きですね」と“ロボット愛”を語った。取材には『アップルシード アルファ』『キャプテンハーロック』などを手がけた映像作家の荒牧伸志、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』で演出を手がけた辻本貴則が同席し、「80年代の日本のアニメを実写化したような作品で、悔しさとともに『見せてくれてありがとう』という気持ちがある」(荒牧氏)、「ロボット映画における発想の転換と進化を感じる」(辻本氏)と『チャッピー』の魅力を分析していた。『チャッピー』ブルーレイ&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャッピー 2015年5月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) Chappie - Photos By STEPHANIE BLOMKAMP
2015年10月04日モデルで女優の光宗薫、アニメ監督の荒牧伸志、映画監督の辻本貴則が3日、都内で行われた、ニコニコ生放送のスペシャル番組『オレたちのロボット映画ベスト10』の出演した。同番組は、ニール・ブロムカンプ監督が手掛けたSFロボット映画『チャッピー』のブルーレイ&DVD発売を記念したもの。応援ゲストとして登場した光宗は、「『アンドリューNDR114』や『A.I.』など、ヒューマンよりの作品が好き。『チャッピー』は、生活に密着してる設定が新鮮で面白い」と作品の感想を語り、「ロボット映画は敷居が高いと思っている人にとって、見やすい作品だと思う。笑いもあるし、チャッピーの表情の変化だけで泣けます」と笑顔でアピールした。また、映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー』などを手掛ける辻本監督は、「チャッピーはロボコップと違い、人間みたいな動きをする。考え方が進化したんだなと思いました」とロボット映画の変化を感じた様子。一方、CGアニメーション映画『アップルシード』、『キャプテンハーロック』などを手掛けた荒牧監督は、「80年代アニメを実写で見せてくれてうれしいと同時に、面白いことをやられて悔しい気持ちもある。チャッピーが悪いヤツに育てられるというのが新しいですよね」と正直な気持ちを明かしていた。
2015年10月04日『オール・ユー・ニード・イズ・キル』でコンビを組んだトム・クルーズとダグ・リーマンが、新たなSF映画で再びコラボレーションをすることになりそうだ。クルーズはプロデューサーを務め、主演も視野に入れているらしい。その他の情報タイトルは『Luna Park』で、リーマンが長年実現を願ってきた作品。2011年に製作準備に入り、クリス・エヴァンスやアンドリュー・ガーフィールドが出演を検討していたが、予算が大きすぎることが理由で打ち止めになっていた。クルーズはまもなく『アウトロー2』の撮影に入る予定。監督は、クルーズが『ラスト・サムライ』で組んだエドワード・ズウィック。その後には『ミッション:インポッシブル』6作目が予定されており、『Luna Park』に取りかかれるのは、少し先になりそうだ。文:猿渡由紀
2015年09月10日アン・ハサウェイと夫アダム・シュルマンが、SFコメディ『The Shower』をプロデュースする。ハサウェイは主演も兼任する。その他の情報ベイビー・シャワーで女性たちが集まっていたところへエイリアンが出現し、女性たちは世界を守るために力を合わせるというストーリーのようだ。ハサウェイとシュルマンは、今年初めに公開された「ブルックリンの恋人たち」も共同プロデュースしている。ハサウェイの次回公開作は、ナンシー・マイヤーズ監督の『マイ・インターン』。共演はロバート・デ・ニーロ。来年は『アリス・イン・ワンダーランド』の続編『Alice Through the Looking Glass』が控える。文:猿渡由紀
2015年08月28日ジェニファー・ローレンスとクリス・プラットが『Passengers』で共演することになった。宇宙を舞台にしたSF恋愛映画で、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のモルテン・ティルドゥムが監督する。その他の情報この企画は、長い間いろいろなスタジオを点々としてきており、リース・ウィザースプーン、レイチェル・マクアダムス、キアヌ・リーヴスらが興味を示した。『ジュラシック・ワールド』の記録的ヒットでプラットが大スターの地位を確実なものにしたのを受けて、ソニー・ピクチャーズがついにゴーサインを出した形だ。撮影は今年7月スタートする。プラットの次回作は、アントワーン・フークアが監督するリメイク版『荒野の七人』。ローレンスの次回作は『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』。文:猿渡由紀
2015年06月18日ブライアン・シンガーが、SF古典小説『月は無慈悲な夜の女王』を監督することになった。20世紀フォックスが映画化権を取得し、シンガー監督はプロデューサーも兼任する。映画版のタイトルは『Uprising』になる模様だ。その他の情報ロバート・A・ハインラインが書いた原作小説が出版されたのは、1966年。翌年、ヒューゴー賞を受賞した。ドリームワークスが映画化を企画したこともあったが、実現しないままに終わっている。シンガー監督の最新作は、昨年公開された『X-MEN:フューチャー&パスト』。同作は全世界で7億4800万ドルを売り上げる大ヒットとなった。次回作は『X-Men: Apocalypse(原題)』。北米公開予定は来年5月27日。文:猿渡由紀
2015年03月05日SF、ホラー、ファンタジー、アクションなど、イマジネーションとエンタテインメント性豊かなファンタスティック映画を対象に優れた作品を選定し、新しい才能の発見と育成、映画を通じての文化交流やコミュニケーションの活性化を目指してきた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」。今年で25周年のアニバーサリーイヤーを迎える本映画祭を盛り上げるに相応しいフレッシュな若手俳優たちが、今年もゲストとして登壇することが明らかとなった。本映画祭の魅力の一つとして挙げられるのが、登壇するゲストたちの多くが、ブレイク前の監督や俳優たちということ。これまでも、綾野剛や鈴木亮平、昨年は東出昌大や斎藤工などいった、いまでは日本映画界を牽引していく存在となったイケメン俳優たちが多数登場してきた。今年は、「ニューウェーブアワード」を受賞した中村蒼を筆頭にネクストブレイクが期待される若手俳優たちが続々と登場予定、ここで一挙にご紹介!『クローズEXPLODE』『アオハライド』『寄生獣』に大河ドラマ「花燃ゆ」と、話題作に次々と出演しまさに飛ぶ鳥を落とす勢いの東出さんが昨年受賞した「ニューウェーブアワード」。目覚ましい活躍を見せる映画人に新たな波を期待して贈るこの賞を今年受賞したのが、『トワイライト ささらさや』での好演が記憶に新しい中村さん。ジュノンスーパーボーイグランプリの受賞をきっかけに芸能界デビューを果たした中村さんは、昨年グランプリを獲得した竹葉リサ監督の最新作として本映画祭で上映予定の『春子超常現象研究所』で“感情をもったTV役”という難しい役どころに挑戦し話題に。さらに昨年は『東京難民』や岩井俊二監督のTVドラマ「謎の転校生」で主演を務め、近年、その閑静なルックスでシリアスな役柄からコミカルな役柄まで幅広く演じることができる表現力が多方面から賞賛を受けている。2015年、もっとも目が離せない大注目株俳優といえる。続いて紹介するのは、映画初主演『もうしません!』で売れないラジオMCを演じている中野裕太。2008年に平成仮面ライダーシリーズ「仮面ライダーキバ」で俳優デビューすると、その日本人離れのソース顔イケメン・フェイスと、留学経験もある高学歴でバラエティー番組に進出し、瞬く間に人気を集めた。TVドラマ「謎の転校生」で演じた異世人役ではシリアスな役柄に挑戦し好評価を得た中野さんは、近年では舞台への活躍の場を広げている。今年の5月には園子温監督最新作として話題の『新宿スワン』に出演が控えており、今後もマルチ俳優として幅広い活躍が期待される。ドラマ「GTO」や、いまや若手俳優の登竜門となった戦隊シリーズ「獣電戦隊キョウリュウジャー」に出演に人気急上昇中の草食系イケメン俳優、塩野瑛久。本映画祭で上映される『鼻目玉幸太郎の恋』では初の主演に抜擢され、自分に自信がなく、女性と話すことすらままならないという本来の塩野とは真逆の男役に挑み、俳優としての新境地を開拓している。昨年は「タンブリング FINAL」で初舞台出演を果たし、着実に俳優としてステップアップしている、将来が楽しみな俳優である。自身も女優として活躍する広田レオナ監督の最新作『お江戸のキャンディー』で、美しき男たちの絢爛豪華な恋愛模様を体当たりで演じた真山明大と高橋ひろ無も、忘れてはならないネクストブレイク俳優たちである。男花魁・白鳥太夫役を演じるのは、ジュノンスーパーボーイコンテストを機に俳優としてデビューした真山さん。TVドラマ「メイちゃんの執事」「ショムニ2013」「リーガルハイ」と立て続けに人気作に出演し、映画『私の奴隷になりなさい』では檀蜜の相手役として話題となった。そして大衆人気No.1のキャンディボーイ・フリ松役を、広田監督の前作 『美貌先生~その壱~』に引き続き、2度目の出演を果たしす高橋ひろ無が熱演。本田翼や石原さとみらとのCM共演から徐々に人気に火がついてきた高橋さんだが、これまでNHKでの時代劇や岩松了の舞台などで演技を磨いてきた。ほかのフレッシュ俳優とは一戦を画す本格派として、今後注目されること必至だ。2015年も早1か月半経ち、数々の新作が上映、放送されている。今月には2014年度を彩った作品をふり返る日本アカデミー章の受賞式も開催されるが、来年のアカデミー賞で賞賛を浴びる俳優は出てくるのか?まずはゆうばり国際映画祭を彩る若手俳優たちを要チェックしてみて。(text:cinemacafe.net)
2015年02月14日2014年サンダンス映画祭を沸かせたSFスリラー『THE SIGNAL』の邦題が『シグナル』に決まり、今年5月に日本公開されることがこのほど、明らかになった。本作の主人公、マサチューセッツ工科大学(MIT)に通う大学生ニックを演じるのは、『マレフィセント』でフィリップ王子を演じ、2017年公開予定の『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作にも出演する若手俳優ブレントン・スウェイツ。そして、ニックの彼女ヘイリーは、ホラー映画『Ouija』で主演を務めたオリヴィア・クック、大学生たちを施設に隔離する政府の研究員は、『マトリックス』のローレンス・フィッシュバーンが演じる。MITに通うニックらは、学校のPCにハッキングしてきた謎の人物ノーマッドの正体を追っている時に、何者かに拉致されてしまう。気が付くと、ニックたちは政府の隔離施設に監禁されており、「何か」と接触したため感染が疑われ、隔離されることが告げられる。不審に思ったニックは、仲間を連れて脱出を試みるも、自分の体に異変が起きていることに気づく。そして、追いかけてくる研究員たちによって窮地に立たされたとき、思いもよらない力が発動する。衝撃の展開と度肝をぬく仕掛けに、2014年のサンダンス映画祭で話題を集めた本作。邦題・公開決定とともに、ニックが横転したトラックの前に立ち尽くし、その足が熱を持ち変形した場面写真も公開された。なお、監督は、USAトゥデイにより「デヴィッド・リンチ、スタンリー・キューブリックの再来」と評されるウィリアム・ユーバンクが務める。(C)2014 Signal Film Group LLC All Rights Reserved
2015年02月13日『マトリックス』の監督のラナ・ウォシャウスキーとアンディ・ウォシャウスキー姉弟が、チャニング・テイタムとミラ・クニス主演で贈るSFアクション大作『ジュピター』。このほど宇宙を舞台に壮大なバトルを繰り広げる、ド迫力の予告編映像が公開された。人類の危機を阻止するため、身分の違う2人が、宇宙最大の王朝を相手に戦いを挑む。地球で冴えない生活をしている普通の女性ジュピター・ジョーンズ(ミラ・クニス)はある日何者かに襲われ、突然現れた強靭な戦士ケイン(チャニング・テイタム)に助けられたジュピターは、自分が宇宙最大の王朝の王族だと知らされるのだが…『マトリックス』から16年ーーウォシャウスキー姉弟監督がオリジナルストーリーで描いた本作。主演を務めるのは、2012年の「People」誌の選ぶ“最もセクシーな男性”第1位のチャニングと、米「Esquire」誌の“最もセクシーな女性”第1位のミラだ。そんな2人は、今回届いた映像でもその魅力を発揮!全編に渡って怒涛のアクションシーンが織り込まれた本作の撮影に臨むため、7か月間毎日ハードなトレーニングを敢行。多くのシーンで2人はスタントマン無しで危険な撮影に臨んだという。チャニングは本作について、「僕はSFが大好きなんだ。『スペース・ボール』から『スター・ウォーズ』まで何でもね。そして、ウォシャウスキー監督の映画は僕の人生の大部分を占めているんだ」と監督作品初出演への喜びもひとしおの様子。またミラも「監督のSF映画に出られるなんてSFオタクにはたまらない経験」と大興奮。「クレーンから80フィート(約24メートル)の高さからジャンプするのは気持ちがいいか?イエス。またやるか?ノー。でも私はやったわ。一日が終わるまでには、青アザだらけで、ボロボロになっていて、自分の肋骨を感じられないほど」と撮影秘話を振り返っている。SF作品でありながら、ウォシャウスキー姉弟監督が徹底してリアルにこだわった壮絶アクションに注目してみて。『ジュピター』は3月28日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月10日エポックメーキングともいえる岩明均の傑作コミックが、ついに映画になった。SFアクション『寄生獣』だ。手掛けるのはVFXの申し子、山崎貴率いる白組と、こちらも期待がかかる。映画版は2部作で公開。前編公開を前に、主人公の新一役の染谷将太とヒロイン里美役の橋本愛がインタビューに応じた。その他の写真謎の寄生生物(パラサイト)が襲来。人間の脳に寄生し、次々と人間を捕食し始めた。高校生の新一を襲ったパラサイトは失敗し、脳ではなく彼の右腕に寄生。ミギーと名乗り新一と共存することになるが、他のパラサイトたちは人間を淘汰しようとしていく。「人が食べられるジャンルとしてゾンビものとかいろいろあると思うんですが、『寄生獣』には根底にしっかりとしたテーマが根付いている。かつ、至って普通の日常の中にパラサイトが混ざり込んでくるところがおもしろい。首から上だけなので、人が人を食べているように見えるビジュアルもテーマに合っていると思うんです。人が人を蝕んでいくというか」と染谷。新一は人間ではあるが、右腕を寄生され、パラサイトのミギーと共存。里美は新一の変化を感じるようになる。「里美は不安を覚えるし、心配になったり悲しみを感じたりします。ちょっと距離が離れる瞬間もある。でも彼を理解したいという気持ち、基盤が里美にはある。心掛けていたのは、ずっと信じ続けること。最後まで彼の理解者でありたいと思い続けました」(橋本)。山崎貴というヒットメーカーによって送り出される本作。これまでにも山崎監督作に出演してきた染谷はその変化についても口にした。「監督が微妙なラインを狙いたいと言っていたんです。誰しもが楽しめる映画で、誰しもが感動できるものにしなくちゃいけないけれど、その中でちょっとした曖昧さや含みも持たせて行きたいと。作品によって狙うところは違いますけど、『三丁目の夕日』シリーズをやらせてもらっていたときにはなかった言葉だと思いました。『寄生獣』はこれまでと全然違うテーマの作品なので、黒い山崎貴も見られると思います(笑)」。『寄生獣』11月29日(土)全国東宝系にてロードショー『寄生獣完結編』2015年4月25日(土)全国東宝系にてロードショー
2014年11月27日キアヌ・リーヴスが、SFスリラー『Replicas(仮題)』に主演することがわかった。リーブスはこの企画に立ち上げの段階からたずさわっており、プロデューサーも兼任する。リーヴスが演じるのは、家族を交通事故で亡くした科学者。愛する家族をよみがえらせるため、彼は政府や警察、科学の限界など、あらゆるものに挑戦する。監督は『ヒステリア』のターニャ・ウェクスラー。『トランスフォーマー』、『RED/レッド』シリーズのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラもプロデューサーに名を連ねる。リーヴスの最新作『John Wick(原題)』は、現在北米公開中。来年は、レネ・ゼルウェガー共演の『The Whole Truth(原題)』や、スリラー『Knock Knock』、ドラマ『Daughter of God』の公開が控えている。文:猿渡由紀
2014年10月29日エディ・レッドメインが、『マトリックス』シリーズで知られるラナ&アンディ・ウォシャウスキー監督姉弟がメガホンをとる新作SF大作『Jupiter Ascending』(原題)に出演することが決定した。『戦火の馬』でお馴染みのエディは、本作で演じる役柄は未定なものの、チャニング・テイタム、ミラ・クニスらと共演することになるという。高度な知性を持った異星人によって管理された地球が舞台の本作で、ミラはロシア移民の清掃員という役柄を演じることになっている。ミラ扮する主人公は不死身の支配者「クイーン・オブ・ザ・ユニバース」と全く同じ遺伝子を持っていることから、支配者の権威を脅かす存在となり、チャニング扮するエイリアンから暗殺の標的にされてしまうというストーリーだ。エディは、日本でも12月21日(金)から公開予定の『レ・ミゼラブル』に出演しており、いま人気急上昇中の若手俳優だ。『Jupiter Ascending』は来年の初めにもクランクイン予定。■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.HICK-ルリ13歳の旅 2012年11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2011 BY HICK PICTURE COMPANY LLC.All Rights Reserved.戦火の馬 2012年3月2日より全国にて公開© Dream Works II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2012年12月20日トム・クルーズ主演のSF大作『オブリビオン』の第一弾予告編とポスター画像がこのほど公開された。“無意識の状態”を意味する“オブリビオン”を冠した本作はどのような物語なのだろうか?予告編映像本作の舞台は、スカヴと呼ばれるエイリアンとの壮絶な戦いによって人類が地球を放棄して他の惑星で暮らしている未来。60年前に戦いに勝利した人類は故郷を去ったが、ジャック・ハーパー(クルーズ)はひとりで残って上空から地球を監視している。しかし、パトロールに出た彼は地球でビーチ(モーガン・フリーマン)と名乗る男に出会う。なぜ誰もいないはずの地球に人間がいるのか? これまで明かされてこなかった秘密とは?本作を手がけたのは『トロン:レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督。このほど公開された予告編もコシンスキー監督らしい繊細なタッチの映像で、地球を監視する主人公ジャックの姿が描かれる。その一方で、何らかの危機を察したジャックが銃を手にした緊迫感のあるカットも多く登場しており、華麗なグラフィックと躍動感のある映像が楽しめる作品に仕上がっているようだ。ちなみに本作のプロデュースを手がけたのは『猿の惑星:創世記』を成功に導いたピーター・チャーニンとディラン・クラーク。これまで繰り返し語られてきた『猿の惑星』の物語に新たな息吹を吹き込んだふたりの新作だけに、『オブリビオン』もこれまでにない斬新さが盛り込まれることが期待される。『オブリビオン』2013年5月TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2012年12月19日ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが共演するSF大作『LOOPER/ルーパー』が来年1月に日本公開される。本作を手がけたのはライアン・ジョンソン監督。本作がアメリカで成功をおさめ、その才能に注目が集まっている彼のインタビュー映像がこのほど公開された。『LOOPER/ルーパー』インタビュー動画本作は、未来からタイムループしてきた標的を抹殺する暗殺者“ルーパー”のジョー(レヴィット)が、ターゲットとして“30年後”の自分(ウィリス)に出会ったことから始まるSFアクション。強烈な個性をもつ主演ふたりの激突や、物語の背後に潜む数々の謎が物語の進行と共に明かされていく巧みな語り口が高い評価を集めている。ジョンソン監督は1973年生まれのアメリカ人。ジョージ・ルーカス、ロバート・ゼメキスらを輩出した南カリフォルニア大学で映像について学び、短編映画を手がけた後、2005年に『BRICK ブリック』で長編デビュー。レヴィットも出演している本作は、インディペンデント・スピリット賞で2部門の候補になるなど高い評価を得た。このほど公開された映像では、ジョンソン監督が本作が生まれたきっかけや、本作が扱う“タイムループ”に関するこだわり、ウィリスらキャストの魅力についてじっくりと語っている。『LOOER/ルーパー』2013年1月12日(土)公開
2012年12月17日ルーニー・マーラ、エミリー・ブラント、レベッカ・ホールらがウォーリー・フィスターの監督デビュー作であるSFスリラー『Transcendence』(原題)の出演候補に挙がってるようだ。本作にはジョニー・デップが、自身の脳をスーパーコンピューターに接続する科学者・ウィル役で出演する予定で、仲間の科学者と共に、世界初の感覚を持ったAIを作り出そうとするストーリーだ。ルーニー、エミリー、レベッカら3人が候補となっているのは、ジョニー扮する主人公の妻・イヴリン。彼女は感覚マシーンの製作に反対する過激派によって殺害された夫・ウィルの脳をスーパーコンピューターにアップロードし、蘇生させようと試みるという役柄なのだとか。プロデューサーには、『ダークナイト ライジング』のクリストファー・ノーラン監督とエマ・トーマス夫妻が担当することも決定している。そんな『Transcendence』は2014年の公開を目指して、来年3月4日にもクランクイン予定だが、出演候補のひとりであるエミリーは現在、トム・クルーズ主演最新作『All You Need Is Kill』(原題)の撮影を敢行中で、来年春まで同作の撮影が延びる可能性があるため、今回『Transcendence』への出演が決定した場合は2本の撮影を掛け持ちすると見られている。
2012年12月17日ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが共演するSFアクション大作『LOOPER/ルーパー』の予告編映像がこのほど公開された。ふたりが演じるのは現在の自分と30年後の自分。映画はそんなふたりが激突する予測不可能なドラマが描かれる。『LOOPER/ルーパー』予告編本作の舞台は近未来。レヴィット演じる主人公のジョーは、未来からタイムループしてきた標的を抹殺する“ルーパー”だ。しかしある日、30年後から送られてきたターゲットは“30年後の自分”だった。なぜ30年後のジョーは過去へと送られたのか? そしてこの仕組みを背後で操る者の正体は? 映画は壮絶なアクション、強烈な個性をもつ主演ふたりの激突、そして数々の謎を描く斬新なSFアクションになるという。このほど公開された予告編では、物語の概略をテンポよく紹介した後にふたりのジョーが30年という時の壁を超えて対面する場面が登場。現在のジョーの手を逃れて逃亡する“30年後のジョー”と、標的を逃したことでピンチに陥るジョー。SF映画らしく映像の随所には興味をひかれるガジェットが次々に登場し、肉弾戦とVFXを駆使したトリッキーなシークエンスが目まぐるしい速さで編集されている。“30年後のジョー”が語る「未来を変えるんだ」というセリフは一体、何を意味するのか? 映画は豪快なアクションとスリリングな謎解きの両方を楽しめるエンターテインメント大作に仕上がっているようだ。『LOOPER/ルーパー』2013年1月12日(土)より丸の内ルーブル他全国ロードショー
2012年10月23日ブルース・ウィリス×ジョセフ・ゴードン=レヴィットの初競演で贈るSFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』が2013年1月12日(土)より日本公開することが決定!さらに、9月28日(現地時間)の全米公開に先駆けて、現地時間の9月6日、映画ファンで賑わうトロント国際映画祭のオープニング作品として本作が華々しくお披露目となり、ブルースとジョセフ、そしてヒロインのエミリー・ブラントが公式会見で顔を揃えた。本作の舞台は、近未来。タイムマシンの使用が禁じられた社会で、犯罪組織は法の目をかいくぐり、消したい標的を30年前に暗躍する<ルーパー>と呼ばれる暗殺者の元に送り、始末させていた。ある日、凄腕ルーパーのジョーの元に、ある男が送られてくるのだが、何とその男は“30年後の自分”だった…。この奇想天外なSF世界で、“現代の自分”ジョーを演じるのが『ダークナイト ライジング』での活躍が記憶に新しいジョセフ。対して、彼が遭遇する“未来の自分”ジョーを演じるのは言わずと知れた大物アクションスター、ブルース・ウィリス。人気・実力共に熱い視線を集める2人が、自分対自分として対決する、未知なる世界観が展開する。息をのむアクションにたたみかけるようなスリル、そして驚きの結末…。全く新しい顔を見せる2人の初共演に期待が集まる。同映画祭でのプレミア上映に先立って行われた公式会見に参加したブルースは、「これはほかのどのSFとも比較できない、いままでにない映画。脚本も練られていて、とても賢い内容だ」と本作を大絶賛。隣のジョセフも「この映画は娯楽を与えつつ、その後に何か考えさせる素晴らしい映画だ」とアピールした。キャスト陣の自信の程が応えるように、初のお披露目となるプレミアでは、上映を待ちわびる映画ファンで会場は満席に。熱気のこもる舞台にライアン・ジョンソン監督と共に立ったジョセフは、「今回、初めて一般の人にこの映画を観てもらう機会なので、興奮が抑えられない!」と高ぶる気持ちを隠せない様子。上映終了後には、割れんばかりのスタンディングオベーションが会場を埋め尽くしていた。『LOOPER/ルーパー』は2013年1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年09月07日いまなおSFホラーの金字塔としてと語り継がれる『遊星からの物体X』の前日譚を描く映画『遊星からの物体X ファーストコンタクト』が今週末より公開となる。この名作SFホラーの主演に抜擢されたのは、アメリカ出身のメアリー・エリザベス・ウィンステッド。いま密かに注目を集めている新進女優である。考古生物学者・ケイトは偶然、氷の中で発見された、太古昔に沈んだと思われる生命体の調査のため、ノルウェー観測隊の基地へと降り立つが、“それ”はまだ生きていた。調査を進めるケイトたちが氷の中から解き放った物体は、自らの生存のために人間同士を争わせようとする宇宙からの生命体。ケイトと観測隊員たちは、氷に閉じ込められた南極基地の中で、“それ”の恐怖と、誰が乗っ取られているのかすら分からない疑心暗鬼に巻き込まれていく――。ジョン・カーペンターがメガホンを握った前作『遊星からの物体X』はカート・ラッセルを筆頭に、男性のみのキャストであったが、本作では打って変わって女性が主人公に。考古学者として極寒の南極に派遣されるケイトこそその人物であり、彼女を演じるのが現在27歳のメアリー。実は彼女、『ダイ・ハード4.0』ではブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーンの娘役を演じており、昨年公開された『スコット・ピルグリム VS.邪悪な元カレ軍団』では髪を紫色に染めた妖艶なヒロインを好演。ネクスト・ブレイク必至のハリウッド女優としていま注目を集めている。そのほかの代表作では、『ファイナル・デッドコースター』や『デス・プルーフ in グラインドハウス』などジャンルムービーにも積極的に参加しているメアリーだが、実は生粋のカーペンター作品ファンとのことで、本作に賭ける思いは人一倍強かったとか。「女性が主役ということで、作品の色も変わるはずよ。ケイトには知性があり、強い意志も持っている。極限の状況の中で女性の強さを描くことができるなんて滅多にないチャンスだわ。男性キャラクターが多い中でも強い意志を示すことができれば、キャラクターの厚みが増し、ケイトという女性を際立たせることができる」と自身の役を冷静にふり返る姿からは、ベテラン女優のような頼もしさすら感じられる。『遊星からの物体X ファーストコンタクト』の次にはティム・バートンが製作を務めるアクション・エンタテイメント超大作『リンカーン/秘密の書』の公開を控える彼女。同作ではベンジャミン・ウォーカー演じる第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの妻メアリー・トッドという重要な役どころに抜擢されている。ラブコメにSFホラーにアクションに…七変化を見せてきた彼女のこれからの活躍に要注目!『遊星からの物体X ファーストコンタクト』は8月4日(土)よりTOHOシネマズ日劇にて公開。■関連作品:リンカーン/秘密の書 2012年11月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて3D/2D同時公開© 2011 Twentieth Century Fox遊星からの物体X ファーストコンタクト 2012年8月4日よりTOHOシネマズ日劇にて公開© 2011 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.
2012年08月01日ティルダ・スウィントンが、ファッションを題材にしたSFショートフィルムに出演することになった。ティルダは、ガリエラ美術館館長オリヴィエ・サイヤールが主催する最新ファッションパフォーマンス「ジ・インポッシブル・ワードローブ」のリハーサル中に、パリを拠点とする写真家・アーティストのカトリーナ・ジェブが手がける短編映画『The Future Will Last a Very Long Time』(原題)に出演するという。「WWD」の報道によれば、同作でティルダは白のグローブとハイヒールに白衣姿で登場するそうで、9月29日から10月1日(現地時間)にかけて開催される「パリ・フォール・フェスティバル」で毎晩上映されるという。劇中でティルダはガリエラ美術館の歴史アーカイブに目を通しながら、アメリカの作家ナタリー・クリフォード・バーネイが以前所有していた「マドレーヌ・ヴィオネ」のドレスなど、ファッション史に残る作品の数々を発見していくという筋書きになっているとのこと。中にはナポレオン・ボナパルトやサラ・ベルナールなど歴史的偉人のイメージをティルダに重ねるという描写もあるようだ。エキセントリックなデザイナー服を好むことで有名なティルダだが、自身をイメージキャラクターに起用してくれるデザイナーたちがいることを「幸運なこと」だと語る。「私にとっては、ドレスの入った箱をカッターで開けるようなことなのよ。古いコーデュロイパンツで登場したような私に、私のためにドレスを贈ってくれるような友達がいて本当に幸運なことだと思っているの。まるでシンデレラのようよ。私自身ではなく、ほかの友達の努力の結晶なのよ」。■関連作品:少年は残酷な弓を射る 2012年6月30日よりTOHOシネマズ シャンテにて公開© UK Film Council / BBC / Independent Film Productions 2010ムーンライズ・キングダム (原題) 2013年公開© Focus Features
2012年08月01日これまでに2度映画化され、多くの熱狂的なファンを生み出したきた傑作SFスリラーの前日譚を描く映画『遊星からの物体X ファーストコンタクト』が8月4日(土)から公開されるのを記念して、劇中に登場する謎の生命体の脅威を体験できるアプリの無料ダウンロードが開始された。その他の写真本作は、巨匠ハワード・ホークスが製作を務めた『遊星よりの物体X』、ジョン・カーペンター監督が再映画化した『遊星からの物体X』で語られることのなかった“はじまり”を、最新の映像技術を駆使して描き出すSF大作。南極大陸の氷の中から偶然に発見された謎の生命体を調査するべく現地を訪れた考古学者のケイトらが、想像を絶する恐怖に直面する様を描く。今回リリースされた“物体X化アプリ”は、あらゆる生物に同化・擬態する未知の生命体の脅威をアプリで体験できるというもの。このアプリから顔写真を撮影すると、劇中に登場する生命体のように顔に恐ろしい亀裂が走り、見るも恐ろしい画像ができあがる。完成した写真のTwitter投稿も行われており、抽選で本作の関連グッズが当たるキャンペーンも実施されている。応募の締め切りは8月25日(土)まで。『遊星からの物体X ファーストコンタクト』8月4日(土)TOHOシネマズ 日劇 モンスターバイトカーニバル第二弾
2012年07月19日