アニメーション映画『ハロー・ワールド(HELLO WORLD)』が、2019年9月20日(金)に公開される。SAOシリーズの伊藤智彦による初のオリジナル劇場アニメーション監督を務めるのは、全世界発行部数が2,000万部を超える人気小説「ソードアート・オンライン(以下SAO)」のアニメーション版を手がけた伊藤智彦。細田守監督作品『時をかける少女』(2006年公開)、『サマーウォーズ』(2009年公開)で助監督を務めたのち、『世紀末オカルト学院』(2010年放送)で監督デビュー、その後アニメファンなら誰もが知る「SAO」ムーブメントを巻き起こした伊藤智彦が、オリジナル劇場アニメーションに挑戦する。〈僕〉と〈俺〉と〈彼女〉の物語物語の舞台は、2027年の京都。伏見稲荷大社、上賀茂神社、出町柳の鴨川デルタなど、京都の史跡や名所が鮮麗な色彩で描かれている。登場人物は、主人公の高校生・堅書直実(かたがきなおみ)と10年後の未来からやってきた・カタガキナオミ、そしてヒロインの一行瑠璃(いちぎょうるり)。交錯する未来と現在の世界で〈僕〉と〈俺〉と〈彼女〉と3人のキャラクターのストーリーを描き出す。北村匠海×松坂桃李×浜辺美波主人公・堅書直実役は、『君の膵臓をたべたい』で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した北村匠海。キャリア初となる声優に挑む。また、10年後の未来からやってきた・カタガキナオミには『パディントン』で主人公の吹きかえを担当した松坂桃李。伊藤監督からの熱いオファーにより出演が決まった。ヒロイン一行瑠璃には、『映画 妖怪ウォッチ空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』『ONE PIECE FILM GOLD』などで声優経験のある浜辺美波が選ばれている。そんな伊藤監督の初陣を支えるスタッフ陣にも豪華メンバーが集結。2017年4月に放送されたアニメ『正解するカド』で脚本を務めた野﨑まどが脚本を、『らき☆すた』や『けいおん!』シリーズで知られる堀口悠紀子がキャラクターデザインを、『ガールズ&パンツァー 劇場版』や『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』などで主要CGパートを制作したグラフィニカがアニメーション制作をそれぞれ担当する。音楽に、ヒゲダンやOKAMOTO’Sらが集結した“2027Sound”音楽を担当するのは、本作の為だけに結成された特別プロジェックト「2027Sound」。メンバーには、OKAMOTO’Sをハブとして、この企画に賛同したOfficial髭男dism、Nulbarich、OBKR、Yaffle、STUTS、BRIAN SHINSEKAIといった同世代の人気ミュージシャンが集結している。映画のシーンに合わせて書き下ろされた3曲の主題歌は、OKAMOTO’S、Official髭男dism、Nulbarichが担当。また劇中で流れる43曲にも及ぶ劇伴も「2027Sound」によって手掛けられている。なおオープニング曲には、ヴォーカルとしてシンガー・AAAMYYYが参加している。作品情報オリジナルアニメーション映画『ハロー・ワールド(HELLO WORLD)』公開日:2019年9月20日(金)監督:伊藤智彦脚本:野﨑まどキャラクターデザイン:堀口悠紀子アニメーション制作:グラフィニカ声優:北村匠海、松坂桃李、浜辺美波
2018年12月14日『映画 ひつじのショーン』シリーズ第2弾となる『映画 ひつじのショーンUFOフィーバー!』が、2019年12月13日(金)より全国の劇場で公開される。『映画 ひつじのショーン』長編映画シリーズ第2弾人気クレイ・アニメーション「ひつじのショーン」は、アカデミー賞を多数受賞している英国アードマン・アニメーションズの『ウォレスとグルミット』シリーズの第3作目『ウォレストとグルミット、危機一髪!』に登場するショーンを主人公にしたスピンオフ作品だ。2007年に英国BBCで1話7分のショートアニメがシリーズ化し、2015年にシリーズ初の長編映画『映画ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』が公開。全世界で1億600万ドルもの興行収入を記録したほか、第88回アカデミー賞長編アニメ賞にもノミネートされるなど、大きな話題を呼んだ。ショーンの新たな冒険の舞台は、壮大なSF世界そんな「ひつじのショーン」の長編映画シリーズ第2弾となる本作『映画 ひつじのショーンUFOフィーバー!』は、アードマン・アニメーションズにとって初のSF劇場作品。前作で新たな映画スターに仲間入りしたショーンが、スティーブン・スピルバーグ監督の『E.T.』をはじめとする様々なSF作品へのオマージュが散りばめられた、壮大で無謀な冒険にチャレンジする。あらすじイギリスの片田舎、ショーンと仲間たちがのんびり暮らす牧場に突如UFOがやってきた。街はたちまちUFOフィーバーに沸き、牧場主も宇宙をテーマにしたアミューズメントパーク“FARMAGEDDON”を作り一儲けをたくらんでいた。UFOに乗っていた宇宙人は、物を浮遊させる超能力を持つ、いたずら好きなルーラという名前の女の子。ひょんなことからショーンの牧場に迷い込んだルーラはショーンと出会いすぐに仲良しになるが、彼女を家に帰してあげようと奮闘するショーンたちに、思いもよらぬハプニングが次々と起こっていく…。作品情報映画『映画 ひつじのショーンUFOフィーバー!』公開時期:2019年12月13日(金)監督:リチャード・フェラン、ウィル・ベッカー脚本:ジョン・ブラウン、マーク・バートン(『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』、『マダガスカル』)プロデューサー:ポール・キューリー製作総指揮:マーク・バートン、リチャード・スターザック、ピーター・ロード、ニック・パーク、デヴィッド・スプロクストン製作:アードマン・アニメーションズ(イギリス)、スタジオ・カナル(フランス)原題:A Shaun the Sheep MOVIE: FARMAGEDDON©2019 Aardman Animations Ltd and Studiocanal SAS. All Rights Reserved.
2018年12月14日マウジー(MOUSSY)が展開するライン「マウジースタジオウェア(MOUSSY STUDIOWEAR)」とアメリカのSF映画『E.T.』が再びコラボレーション。ボンバージャケットが2018年10月26日(金)より、ザ・シェルター トーキョー、マウジー ルミネエスト新宿店、シェルター ウェブストアで限定発売される。マウジースタジオウェア×E.T.のボンバージャケット「マウジースタジオウェア」と『E.T.』とのコラボレーションは、2018年4月に次ぐ2度目。今回用意されたボンバージャケットは、袖口をファスナーで着脱できる上、リバーシブル仕様となっており、いくつもの着こなしを楽しむことができる。光沢感のある表側には、左胸と後ろ身頃上部にロゴを配し、左袖に手書き風の『E.T.』をプリント。キルティング仕様になっている裏側のバックスタイルには、人差し指を合わせるあの名シーンが、転写プリントで施されている。スウェットやiPhoneケースが限定ストアでまた、東京・新宿ルミネエストで10月18日(木)から10月30日(火)まで、大阪・梅田HEP FIVEで11月2日(金)から11月14日(水)までオープンする期間限定ストアでも、『E.T.』とコラボレーションした限定アイテムをラインナップ。マウジーのパーカーを身に着けた『E.T.』が描かれているフーディ―や、iPhoneケースなどが用意される。18年冬コレクションも発売なお、10月26日(金)より発売されるマウジースタジオウェア(MOUSSY STUDIOWEAR)の2018年冬コレクションでは、チェック柄やフラワープリントのセットアップ、グラフィカルなスウェットなども展開。その他、軽量で保温性も備えた、オーバーサイズのスタンドカラーブルゾンも取り揃える。【詳細】MOUSSY STUDIOWEAR×E.T. ボンバージャケット 18,800円+税発売日:2018年10月26日(金)販売店舗:ザ・シェルター トーキョー、マウジー ルミネエスト新宿店、シェルター ウェブストアカラー:ブラック、カーキ、ピンク■マウジー スタジオウェア期間限定ストア・新宿ルミネエスト期間:10月18日(木)~10月30日(火)住所:東京都新宿区新宿3-38-1新宿ルミネエストB1F券売機横POP UPスペース・梅田HEP FIVE期間:11月2日(金)~11月14日(水)住所:大阪府大阪市北区角田町5-15 梅田HEP FIVE1FアトリウムPOP UPスペース■マウジー スタジオウェア 2018年冬コレクション発売日:2018年10月26日(金)
2018年10月22日とある大学の部室に突如現れたタイムマシンを巡って起こる、学生たちのしょーもないSFな日々を描いたコメディ『サマータイムマシン・ブルース』。作・演出の上田 誠さんにお話を伺いました。劇団の初期の代表作、青春SFコメディ再び。撮影:原田直樹本広克行監督で映画化もされたヨーロッパ企画の代表作のひとつであるこの作品が、劇団結成20周年の今年、再演される。「ここ10年くらい新作が続いたんですけれど、久々に再演に手を出してみたら…楽しいですね。過去に書いた作品も、折に触れて自分の頭の中で転がしていたりするんですが、実際に手を入れることでクオリティを上げられるし、一番しんどい部分は終わっているし、禁断の果実に手を出してしまった気分です(笑)」しかも今回は、15年後を描いた続編で新作の『サマータイムマシン・ワンスモア』との交互上演に。「以前から、本広監督に冗談で『書いてよ』と言われていたんです。ただ、ファンの多い作品だけに、下手に続編を作って、当時せっかく頑張って作った代表作に傷をつけてしまうのを恐れていたんです。でも、いまはもう、どんなものを作っても、当時の自分に変な影響をもたらすことはないだろうって思える。ワンスモアのほうに15年前のシーンは出てきますけれど、並べて観ていただけたらいいかなって思います」演劇という場で、「面白いことをやりたい」と言う上田さん。「僕の場合、世の中に訴えたいこととか、伝えたいメッセージとかがあるわけじゃないんです。たとえば、だまし絵のコメディをやろうと思いついて、1930年代のパリを舞台にしようとひらめいたら、あとは徹底して、面白いことを整えて見せるための構成を考える。アーティストというより、作り方はデザイナーに近いと思います。役者も、漫才の立ち位置じゃないけれど、できるだけ収まりのいいレイアウトや組み合わせで配置してるんですよ」そんなヨーロッパ企画の舞台には、変わった形のパズルが少しずつはまっていく時の心地よい楽しさがある。「演劇は生ものですから、同じ作品でも、その日の客席や役者の体調で揺らぎが出る。その空気も全部閉じ込めた作品をやりたいんです」SF研究会の部員たちがたむろしている部室に、ある日、タイムマシンが置き去りにされていた。相談の結果、昨日に戻って壊れる前のクーラーのリモコンを持ち帰ることに(『サマータイムマシン・ブルース』)。あれから15年後、SF研究会の元メンバーたちが、再びあの部室を訪れる(『サマータイムマシン・ワンスモア』)。8月17日(金)~9月9日(日)下北沢・本多劇場作・演出・上田誠前売り4500円当日5000円(共に税込み)ほかサンライズプロモーションTEL:0570・00・3337(10:00~18:00)8月9日~12日に京都公演あり。また9月以降には地方公演も。上演スケジュールの詳細はHPにて。うえだ・まこと1979年生まれ。全劇団公演の作・演出のほか、アニメ『四畳半神話大系』のシリーズ脚本なども担当。昨年、『来てけつかるべき新世界』で岸田國士戯曲賞受賞。※『anan』2018年8月8日号より。写真・土佐麻理子文・北條尚子(by anan編集部)
2018年08月08日SFアクション映画『プレデター』シリーズ最新作となる『ザ・プレデター』が、2018年9月14日(金)に全国公開される。映画『プレデター』アーノルド・シュワルツェネッガーを主演に迎え、1987年に公開されたSFアクション映画『プレデター』。シュワルツェネッガー演じる“ダッチ”ことアラン・ダッチ・シェイファー率いる特殊部隊と、正体不明の地球外生命体・プレデターの死闘を描いた作品だ。他者から見た自身の姿を、視覚的に透明にする光学迷彩をはじめとした高度な文明と、驚異の身体能力を有するプレデターに、ゲリラ的戦法を繰り広げることで対峙するダッチ。宇宙生命体対人間というSF映画の構図において新たなジャンルを作り出したとも言える本作は、公開当時から時間をかけて徐々に評価を得ていった作品でもある。第1作目以降も、『プレデター2』(1990年)と『プレデターズ』(2010年)の2つの続編に、クロスオーバー作品の『エイリアンVSプレデター』(2004年)と『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(2007年)を加えた全5作品が制作されている。シリーズの正統な続編、異種交配で進化したプレデター『ザ・プレデター』は、その『プレデター』シリーズの正統な続編。一人の少年が家に届いた箱を開け、謎の装置を起動してしまったことにより、宇宙で最も危険なハンターを呼び寄せてしまうというストーリーだ。本作には、従来のプレデターに加え、異種交配することにより、遺伝子レベルでより強く、賢く進化した“究極のプレデター”も登場。傭兵たちとの緊迫感溢れる激しい死闘を繰り広げる。『アイアンマン 3』のシェーン・ブラックが監督メガホンをとったのは、『アイアンマン 3』(2013)で監督・脚本を務めたシェーン・ブラック。ちなみにブラック監督は、31年前に公開されたシリーズ1作目『プレデター』において、ダッチ率いる特殊部隊の隊員であるホーキンスとして出演している。また、キャスト陣には、『LOGAN/ローガン』(2017)で悪役に扮した実力派俳優のボイド・ホルブルック、『X-MEN:アポカリプス』(2016)サイロック役のオリヴィア・マン、『ルーム』(2015)で世界の注目を集めた“天才子役”ジェイコブ・トレンブレイら実力派キャストが集結している。作品情報映画『ザ・プレデター』公開日:2018年9月14日(金)監督・脚本:シェーン・ブラック出演:ボイド・ホルブルック、トレヴァンテ・ローズ、オリヴィア・マン、トーマス・ジェーン、キーガン=マイケル・キー、ジェイコブ・トレンブレイ脚本:フレッド・デッカー原題:The Predetor© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
2018年06月09日映画『フューチャーワールド』が、2018年6月23日(土)より、新宿バルト9他で全国ロードショーとなる。荒廃した未来世界を舞台にしたSFアクション『フューチャーワールド』とは?第三次世界大戦後の荒廃した未来世界を舞台に、本能を剥き出しにした人間たちの生き残りをかけた戦いを描くSFアクションだ。『マッドマックス』シリーズや北斗の拳の世界観を連想させる。水もガソリンも秩序も失った、第三次世界大戦後の荒廃した未来。平和主義の人々が暮らす避難所オアシスを統治するクイーンは難病に倒れ、その特効薬が遥か遠方の地“命の寺”にあることを知った息子のプリンスは、一丁の銃を手に旅立つことを決意する。だがその道中、残された土地と資源を支配している傍若無人な侵略者ウォーロードと、美しくも破壊的なロボットのアッシュに出会ってしまい、荒れ果てた土地を進む、命知らずの旅へと巻き込まれていく─。主演・監督はジェームズ・フランコ主演・監督を務めるのは、実力派俳優ジェームズ・フランコ。これまでも、シリアスな役からコメディ作品まで幅広い役柄を演じてきた彼が、灼熱の砂漠を舞台に、残された資源や土地を暴力で支配する傍若無人な侵略者、ウォーロードを演じる。ミラ・ジョヴォヴィッチをはじめとする豪華キャストさらに、ハリウッドを代表する豪華キャストの共演にも注目。薬物が蔓延したドラッグ・タウンを統治する女王ドラッグロード役を、『バイオハザード』シリーズでおなじみのミラ・ジョヴォヴィッチ、平和主義の人々が集う避難所オアシスのリーダー、クイーン役を、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズや『キル・ビル』シリーズのルーシー・リューがそれぞれ演じる。また、映画祭ノミネートなど経験豊かなチームが造形を手がけた、美しきアンドロイド、アッシュ役をモデルのスーキー・ウォーターハウスが熱演する。『フューチャーワールド』あらすじ水もガソリンはもちろん、秩序も失った、第三次世界大戦後の荒廃した未来が舞台。傍若無人な権力者・ウォーロード/戦いの王(ジェームズ・フランコ)とタトゥー・フェイス(メソッド・マン)ら、レイダース(侵略者)は、主人に従順な美しきアンドロイド・アッシュ(スーキー・ウォーターハウス)を手中におさめる。一方、平和主義の人々は、わずかに残った肥沃な土地が隠れ場所。その一つにクイーン(ルーシー・リュー)が統治する避難所「オアシス」があった。ただし、彼女は難病である赤熱病。息子のプリンス(ジェフリー・ウォールバーグ)は、その特効薬が遥か遠方の地“命の寺"にあることを知り、それを求めて一丁の銃を手に、旅立つ。数日後、女たちを奴隷にしているラブロード/愛の王(スヌープ・ドッグ)が経営する酒場「ラブ・タウン」でアッシュに出会う。彼女の美しさに一瞬にして魅了されるものの、それは「オアシス」の場所を知りたいウォーロードの罠だった。レイダースに囚われ、「オアシス」までの道案内をすることになったプリンスだったが、その道中でアッシュが覚醒。隠された正義に目覚めた彼女は、突然主人であるウォーロードを裏切り、プリンスを連れて、逃亡を図るる。執拗なまでのウォーロードたちの追跡をかわした二人は、たまたま伝説と言われていた海辺の前にたどり着き、新たな人種に出会う。彼らを率いる「ドラッグタウン」を統治するドラッグロード/薬物の王(ミラ・ジョヴォヴィッチ)に、特効薬を懇願するプリンスだったが、その条件と交換に彼女はドラッグを注射。この地の習わしである、相手が死ぬまで戦い続けるデスマッチの参戦をプリンスに求める。そして、大男との壮絶な戦いが繰り広げられる…作品詳細映画『フューチャーワールド』公開日:2018年6月23日(土) 新宿バルト9ほか全国公開監督:ジェームズ・フランコ、ブルース・ティエリー・チャン出演:ジェームズ・フランコ、スーキー・ウォーターハウス、ジェフリー・ウォールバーグ、ルーシー・リュー、ミラ・ジョヴォヴィッチ 他配給:プレシディオ
2018年05月24日人気SF漫画「銃夢」を巨匠ジェームズ・キャメロンの製作・脚本で実写化した映画『アリータ:バトル・エンジェル』が、2019年2月22日(金)に全国で公開される。原作はSF漫画「銃夢」原作は、木城ゆきとの漫画「銃夢」。SF漫画の最高峰として語り継がれ、その人気は日本にとどまることなく、世界8の国と地域で翻訳され多くのファンを魅了している。サイボーグの少女が主人公数百年先の未来、山の中で奇跡的に脳だけが無傷の状態で発見されたサイボーグの少女アリータ。彼女はサイバー医師のイド博士によって、新たなサイボーグの体を与えられる。目を覚ましたアリータだが自分の過去も、自分がいる世界についての記憶も一切ない。アリータがイド博士に「私に何か隠してるでしょ?」と問い詰めると「思い出さない方がいいこともある」と真相を隠されてしまう。しかし、謎の男ベクターは「彼女は唯一の生き残りだ。300年前に失われたはずの“最終兵器”。彼女は世界の秩序を脅かす」とその驚異を明かす。“兵器”として作られた、壮絶な過去を持つアリータを破壊しようと凶悪な殺人サイボーグたちが次々と襲い掛かるが、あどけない外見とは裏腹にアリータは驚異的な格闘スキルを見せる。最強の身体“バーサーカーボ ディ”を纏い、アリータは大切な人たちを守るために不安や苦悩を乗り越えて戦いに身を投じていく。 手に汗握る、スピード感満載のアクションシーンが展開される。巨匠ジェームズ・キャメロンが実写化実写化の製作・脚本を務めたのは『タイタニック』や『アバター』など、歴史に残る名作を世に送り出してきた巨匠ジェームズ・キャメロン。原作に惚れ込み、長年に渡り映画化を切望したという今回の作品は、構想に15年以上もの時を費やした大作だ。キャメロンは原作について、「斬新で創造的で最先端、 美しく、恐ろしく、驚異的だ」と語っている。メガホンを取ったのは、『シン・シティ』『スパイ・キッズ』なども手掛け、アクション映画を得意とするロバート・ロドリゲス監督。「ジェームズと一緒に仕事をする機会をずっと待っていたんだ。彼は『アバター』の続編で忙しく、この作品を僕に任せてくれた」と制作秘話を明かした。一方キャメロンは「彼は楽しんで監督していたね。僕の脚本を生かしつつ彼自身の作品にした」と太鼓判を押している。さらにプロデューサーは、キャメロンの製作パートナーとして『タイタニック』や『アバター』など大ヒット作を手掛けてきたジョン・ランドーが務める。キャスト主人公であるサイボーグの少女アリータは、ローサ・サラザールが演じる。アリータの姿は全てモーションキャプチャーによるCGにより描かれ、原作に忠実に再現された。迫力のある戦闘シーンや、アリータが様々な人と出会う中で少女としての心が芽生えていく様子にも注目だ。サイバー・ドクターのイド役には『イングロリアス・バスターズ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し『ジャンゴ 繋がれざる者』、『007 スペクター』、『ダウンサイズ』に出演するクリストフ・ヴァルツ。その他にも『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞助演女優賞を獲得したジェニファー・コネリー、『ムーンライト』でアカデミー賞助演男優賞を射止めたマハーシャラ・アリなど実力派の俳優陣が脇を固める。ストーリー舞台は、“支配する者”と“支配される者”の2つの世界に分断された、謎めいた遠い未来。サイバー医師のイドは、瓦礫の中から少女の人形の頭部を 拾い上げる。彼女は300年前のサイボーグであり、なんと脳は生身のまま生きていた。イドは、過去の記憶を失っていた少女に新たな機械の身体を与え、アリータと名付けて成長を見守る。ある日、自分の中に並外れた戦闘能力が眠っていることに気づいたアリータは、自分が300年前に失われたテクノロジーで創られた“最強兵器”だということを知る。逃れられない運命に直面した少女は、与えられた自分の命の意味を見つけるために、二つの世界の秩序を揺るがす壮大な旅に出る。詳細『アリータ:バトル・エンジェル』公開時期:2019年2月22日(金) 全国ロードショー脚本・製作:ジェームズ・キャメロン監督:ロバート・ロドリゲス出演:ローサ・サラザール、クリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリほか配給:20世紀フォックス映画
2018年01月12日東京国立近代美術館フィルムセンターにて、シリーズで企画された展覧会「ポスターでみる映画史」の第3回目となる「SF・怪獣映画の世界」が、2018年1月4日より開催される。第1回の「西部劇の世界」、第2回の「ミュージカル映画の世界」に続き、第3回目の開催となる今回はフィルムセンター所蔵の日本版ポスターを中心に、SF・怪獣映画の系譜をたどる。宇宙への旅、時間の超越、地球の破滅、信じられない未来など、尽きることのない人間の想像力が、映画においてもっとも自在に発揮されてきた、サイエンス・フィクション(SF)という分野。私たちの現実をはるかに凌駕する、そのストーリーや映像表現は、今も世界の観客に圧倒的なインパクトを与え続けている。『スター・ウォーズ(スター・ウォーズ エピソード 4 新たなる希望)』(1977 年、日本公開 1978 年、ジョージ・ルーカス監督)フィルムセンターのコレクションを中心に、傍流からやがてメインストリームの地位を得た壮大なジャンルを取り上げる。『メトロポリス』や『キング・コング』といった古典作品から、1954年の『ゴジラ』の第一作以来、特撮技術の粋をつぎ込み、海外にも熱狂的なファンを生んだ日本の怪獣映画たち。そして、1960年代以降のスタンリー・キューブリック監督ら新世代の台頭、全世界を席巻した『スター・ウォーズ』シリーズ以降のSF映画の黄金期など、このジャンルの豊かな系譜をたどることができる。また、会期中には3回にわたりトークイベントも開催。1月13日はSF評論家の高橋良平を招いた「SF文学からみたSF映画の風景」、2月10日は評論家の切通理作による「日本の怪獣映画 ― 本多猪四郎から現代・未来へ」、3月24日には映画美術監督の三池敏夫を講師に「特撮映画の美術 ― 井上泰幸の時代」を行う。なお、詳細は後日ウェブサイト()にて発表。壮大なポスター・デザインに込められた、イマジネーションの飛躍を童心に返って楽しんでみては。【イベント情報】ポスターでみる映画史 Part 3 SF・怪獣映画の世界会期:2018年1月4日〜3月25日会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(7階)時間:11:00〜18:30(入室は18:00まで)料金:一般250円、大学生130円(シニア・高校生以下及び18歳未満、障害者、MOMATパスポート所持、キャンパスメンバーズは無料)休室日:月曜日
2017年12月20日東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターにて、展覧会「ポスターで見る映画史Part3 SF・怪獣映画の世界」が2018年1月4日(木)から3月25日(日)まで開催される。「SF・怪獣映画の世界」は、シリーズ企画「ポスターでみる映画史」の第3弾。フィルムセンター所蔵の日本版ポスターを中心に、SFや怪獣映画のイマジネーションの系譜をたどっていく。『2001年宇宙の旅』や『時計じかけのオレンジ』など現代SF映画の開拓者 スタンリー・キューブリック監督作品から、SF映画の金字塔「スター・ウォーズ」シリーズ、『ターミネーター』、『マトリックス』まで、ポスターデザインから海外SF映画のイマジネーションの進化を体系的に見ることができる。見どころのひとつ、最新作の公開も控える「スター・ウォーズ」シリーズ関連の展示では、1977年の第1作以来、エピソード6までのポスターを一挙公開。さらに、1978年に来日したルーカス監督や主演者のサイン入りポスターなど貴重な品も展示する。怪獣映画においては、新作『GODZILLA 怪獣惑星』で30作目となる「ゴジラ」シリーズにフォーカス。シリーズの中から13作のポスターを紹介し、さらに初期『ゴジラ』監督として知られる本多猪四郎の他のSF・怪獣映画作品も取り上げる。中でも注目したいのは、『モスラ』の幅約3メートルの巨大ポスターの展示だ。他にも国産SF映画についてや、SF・怪獣映画の世界に詳しい各界の専門家らのトークイベントも開催される。【詳細】展覧会「ポスターで見る映画史Part3 SF・怪獣映画の世界」会期:2018年1月4日(木)~3月25日(日)休室日:月曜日開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで)会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 7階展示室住所:東京都中央区京橋3-7-6料金:一般 250円(200円) / 大学生 130円(60円)※()内は20名以上の団体料金※シニア(65歳以上)、高校生以下及び18歳未満、障がい者とその付添者1名は証明書持参で無料<トークイベント>■1月13日(土) SF文学からみたSF映画の風景 講師:高橋良平(SF評論家)■2月10日(土) 日本の怪獣映画ー本多猪四郎から現代・未来へ 講師:切通理作(評論家)■3月24日(土) 特撮映画の美術ー井上泰幸の時代 講師:三池敏夫(映画美術監督)【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2017年12月16日第30回東京国際映画祭が11月3日(祝・金)に最終日を迎え、トルコ人のセミフ・カプランオール監督による近未来SF映画『グレイン』が最高賞の東京グランプリを獲得。日本映画『勝手にふるえてろ』が観客賞を受賞した。クロージングセレモニーはまず、今年から新設された、全出品作品を対象に新進の若手俳優に贈られる「東京ジェムストーン賞」からスタート。『勝手にふるえてろ』主演の松岡茉優、『夜空はいつでも最高密度の青空だ』の石橋静河、『マリリンヌ』のアデリーヌ・デルミー、『アケラット-ロヒンギャの祈り』のダフネ・ローの4人が受賞した。日本映画を対象にした「日本映画スプラッシュ部門」の作品賞には、同部門で唯一のドキュメンタリー作品であり、大阪の下町で弁護士事務所を営むゲイカップル、彼らの元に社会での生きづらさを感じてやってくる依頼者たちの姿を描いた『Of Love & Law』(戸田ひかる監督)が受賞した。アジア映画を対象にした「アジアの未来」部門では、まるでドキュメンタリー映画のようなリアルなタッチで祖国を離れて日本で暮らすミャンマー人一家の姿を描いた『僕の帰る場所』(藤元明緒監督)が国際交流基金アジアセンター特別賞」と作品賞を受賞。同作と共に高い評価を得た中国映画で、内モンゴルを舞台にした家族映画『老いた野獣』にスペシャルメンション(審査員特別賞)が贈られた。俳優部門では、東京ジェムストーン賞に輝いたアデリーヌ・デルミーが最優秀女優賞との2冠を獲得! 本人はパリで舞台に出演中で来日はかなわなかったが、喜びのビデオメッセージが寄せられた。最優秀男優賞には中国映画『迫り来る嵐』のドアン・イーホンが輝いた。『迫り来る嵐』は芸術貢献賞も受賞しており、こちらも2冠を達成!最優秀監督賞は、『アケラット-ロヒンギャの祈り』のエドモンド・ヨウ監督が受賞。ヨウ監督は壇上で涙ながらに関係者、俳優陣への感謝の言葉を述べると共に、映画でも描いており、国際的な人権問題となっているミャンマーの少数民族であるロヒンギャ族への虐殺に触れ「彼らは過酷な運命を送っています。正解はありませんが、私も大きな疑問を抱えています。映画を通じて感じていただければと思いますし、世界は平和であらねばと思っております」と呼びかけた。そして最優秀作品賞にあたる「東京グランプリ東京都知事賞」に輝いたのは、トルコ、独、仏、スウェーデン、カタールの合作による近未来SF『グレイン』。現代社会が抱える移民問題や食糧危機をモチーフに、白黒の映像で描き出す。審査委委員長を務めたトミー・リー・ジョーンズは、本作について「美しい撮影、神話を現実としたような部分に感銘を受けました」と称賛し、全会一致でグランプリ受賞が決まったと明かす。カプランオール監督は「ドウモアリガトウ」と日本語で喜びを口にし、5年の歳月をかけて本作が完成したと明かし「これが世界へと羽ばたく出発点になることと信じています」と語る。そして、映画のテーマに触れ過剰な消費や資本主義社会への警鐘を口にし「私はこの映画を種子、大地、創造への敬意を持って作りました。我々は自分たちがどこから来て、どこに向かうのか把握し、理解しなくてはいけません」と呼びかけた。授賞式後にはクロージング作品として、10年前に世界的な話題を呼んだ環境映画『不都合な真実』の続編となる『不都合な真実2 放置された地球』が上映。映画に出演している、アル・ゴア元アメリカ副大統領が来場した。ちなみにゴア氏とトミー・リー・ジョーンズは50年来の友人であり、壇上でガッチリと抱擁を交わした。また、セレモニーと舞台挨拶には、かつて環境大臣を務め、日本におけるクールビズの仕掛け人としても知られる小池百合子東京都知事も来場。2020年の東京五輪に向け、環境問題に関しても積極的に取り込んでいく所存であると語った。<第30回東京国際映画祭受賞一覧>【コンペティション部門】東京グランプリ/東京都知事賞:『グレイン』審査員特別賞:『ナポリ、輝きの陰で』最優秀監督賞:エドモンド・ヨウ(『アケラット―ロヒンギャの祈り』)最優秀女優賞:アデリーヌ・デルミー(『マリリンヌ』)最優秀男優賞:ドアン・イーホン(『迫り来る嵐』)最優秀芸術貢献賞:『迫り来る嵐』最優秀脚本賞 Presented by WOWOW:『ペット安楽死請負人』観客賞:『勝手にふるえてろ』【アジアの未来部門】作品賞:『僕の帰る場所』スペシャル・メンション:『老いた野獣』国際交流基金アジアセンター特別賞:藤元明緒監督(『僕の帰る場所』)【日本映画スプラッシュ部門】作品賞:『Of Love & Law』SAMURAI賞:坂本龍一東京ジェムストーン賞:石橋静河、松岡茉優、アデリーヌ・デルミー、ダフネ・ロー劇場動員数:63,679人/上映作品数:231本(text:cinemacafe.net)
2017年11月03日どこをとっても、唯一無二の面白さ!壮大な世界観をもつSF映画の魅力とは?SFを題材にした作品が大好物という野崎萌香さんに、その魅力と楽しみ方を伝授してもらいました。アンアン読者におすすめの入門作品も、SF的な見どころと一緒に教えてくれます。ぜひ、チェックを!SF映画の世界は広くて深い。余韻まで楽しんで。映画好きで、特にSF作品をよく観ているという野崎萌香さん。「ひとくちにSFといっても、作品によって描かれているものは、まったく違いますよね。エイリアンが出てくるようなものもあれば、恋愛ストーリーをメインにしていたり、“こういう世界になるのかもしれない”と思わせる、現実と繋がっている世界を見せてくれる作品までとさまざま。SFレベルも、宇宙空間を舞台にしている作品と、現実の世界にエッセンスを少しだけ入れたものとでは全然違います。実は、すごく広くて、深い世界なんですよ」楽しみ方や、作品を通じて感じとるものも、たくさんある。「非現実的で美しい映像に感動することもあれば、考えさせられる作品に出合い、“宇宙における人間ってなんだろう”“未来はどうなるの?”と、自問自答を繰り返してしまうことも。観ている最中はもちろん、余韻まで味わえるところも、魅力のひとつですよね」SFビギナーにもおすすめの1本をご紹介します。何度も観たくなっちゃう、良質な逆回転ラブストーリー!『エターナル・サンシャイン』「大好きなミシェル・ゴンドリー監督の、ユニークなアイデアがあふれた、手作り感あるSFの世界が素敵。ジョエルが記憶に逃げ込み、子どもの大きさになる場面では、遠近法が逆になったセットを組み、時間軸が移ったことを表現していて面白いです。色のセンスが抜群で、観るうちに、彼の頭の中にトリップしている感じが味わえる。物語は逆回転で進みますが、気持ちよくなる終わり方で、何度も観たくなる良質なラブストーリーです」主人公のジョエルとクレメンタインのカップルはケンカをして、クレメンタインは怒りのあまり、衝動的に彼の記憶を除去する手術を受ける。それにショックを受けたジョエルは、自分も彼女の記憶を消そうとするが…。監督/ミシェル・ゴンドリー出演/ジム・キャリーDVD¥1,143発売・販売元:ギャガ(C)2004 FOCUS FEATURES,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.のざき・もえかモデル、女優。女性ファッション誌を中心に、幅広く活躍中。近年では、ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』に出演し話題に。公式Twitterは@moeka_nozaki※『anan』2017年8月9日号より。イラスト・神保賢志取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2017年08月08日作家の中村文則さんや映画監督の山戸結希さんが絶賛し、いま注目されているSFコミック(通称・果てカノ)。愛される理由を探るべく、ファンを公言しているモデル・玉城ティナさんを直撃。愛読者である玉城ティナが心惹かれる理由を語ります。『あげくの果てのカノン』を知ったのは、ツイッターだったと言う玉城ティナさん。「タイトルや絵のタッチが好きで読んでみたらSF要素があり驚きました。謎のエイリアン“ゼリー”がいる世界の話ですが、その描写はさりげなく、“こういう未来もあるだろうな”と思えるもの。むしろ、そこで生きる人たちが能動的に恋愛をする姿が、際立った作品だと感じます。作者の方が、わざとそう描いているのかと思いました。ちなみに、ゼリーは、現代人が抱える不安の塊を象徴したものかな、と考えていますが、どうでしょう?」主人公のかのんと、かのんが憧れる境先輩、そして、先輩の妻の3人の関係にも興味津々。「かのんのように、好きな相手を神格化してしまうというのは、中高生の頃に誰もが経験していることだと思うんですね。でも、それを23歳になった今でも一途に思い続けるというのは、先輩が本当は神ではないことに、わざと気付かないようにしているのかなって。境先輩も、すごく自分勝手で、“変わらないかのんが好き”と言うけれど、怪しい。きっと、“ゼリー”の攻撃を受けたときに体を再生する“修繕”という作業を経て、自分が変わってしまうことへの不安を和らげる存在として、好きなんだと思います。そんな“修繕”により変容する先輩を、“先輩は変わらない”と愛するかのんと、淋しさを感じる先輩の妻。そう、彼らの恋愛は、“ゼリー”という存在によって、過熱しているんです。SF要素があるからこそ、恋のストーリーが色鮮やかに、複雑になっていく。この絶妙なバランスが魅力なんだと思います」『あげくの果てのカノン』ゼリーと呼ばれるエイリアンの襲来により、都市機能を失った東京が舞台。主人公・高月かのんは、高校時代から境先輩に片想いをし、その気持ちは崇拝の域に達している。『月刊!スピリッツ』にて連載中。1~3巻各¥552小学館(C)米代恭/小学館月刊!スピリッツにて連載中たましろ・てぃなモデル、女優。雑誌やCM 、映画に出演するなど、幅広く活躍中。『シャキーン!』(NHKEテレ)にレギュラー出演中。公式Twitterは@tina_tamashiro※『anan』2017年8月9日号より。イラスト・神保賢志取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2017年08月07日いつの時代もSF談議の熱さは不変なもの。それにしたって昨今のSF業界は、ことさら盛り上がりを見せているみたい。マニアだけがこのホットな賑わいを楽しめるなんてもったいない!まずは事始めにSFのトレンドをチェック。TREND_01『君の名は。』『orange』…“すこしフシギ”で中毒者多数。映画やコミックといったジャンルに縛られずSFの要素を持つ作品が、より多くの人に楽しまれている模様。例えば、2016年度映画興行収入ランキングTOP3に入った『君の名は。』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『シン・ゴジラ』…これら3つには全てSF要素が入っている。空想世界だからこそ、人間ドラマをよりダイナミックに描くことができ、多くの人がその追体験を求めているのかも。『君の名は。』DVD¥3,800Blu-ray¥4,800発売・販売元:東宝(C)2016「君の名は。」製作委員会TREND_02想像を上回る技術発達で、リアルとSFがますます緊密に…。VRを用いたフィットネスジムやプレイステーションが一般普及し、近未来や宇宙空間をより気軽に体験できるように。そのリアリティはSFアクション映画『トータル・リコール』でテーマとなった“現実と虚構の曖昧な線引き”を連想させる。かつて空想世界にあったものが、いま現実で形となり、我々の横に鎮座している。女子高生AIりんな2016年10月、テレビドラマで女優デビュー。同年11月にはAI史上初のファンブックも出版された。TREND_03話題のSFエンタメが、続々と公開される!2017年はSFの当たり年。今期のドラマ『脳にスマホが埋められた!』の人気もさることながら、10月には映画『ブレードランナー 2049 』『猿の惑星:聖戦記』の公開が待ち受けている。2018年には伝説のSFファンタジーマンガ『ポーの一族』が宝塚歌劇によって舞台化され、今後も多種多様なSFエンタメが楽しめる予感。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』12月15日(金)全国公開(C)2017 Lucasfilm Ltd. & TM.All Rights Reserved.※『anan』2017年8月9日号より。イラスト・神保賢志(by anan編集部)
2017年08月07日映画『セブン・シスターズ』が2017年10月21日(土)より公開される。舞台は近未来<2073年>『セブン・シスターズ』は、近未来の2073年を舞台にしたSFアクションスリラー。世界的な人口過多と飢饉による食糧不足から、厳格な「一人っ子政策」が敷かれ、2人目以降の子供は児童分配局によって親から引き離され、枯渇した地球の資源が回復する日まで冷凍保存される。そんな中セットマン家の七つ子姉妹は、唯一の身寄りである祖父によって、それぞれ月曜日から日曜日まで振り分けられ、7人で1人の人格をシェアすることで、政府の目を欺きながら生き延びてきた。しかしある夜、マンデー(月曜)が帰宅しなかったことで、姉妹の日常は狂い始める。ノオミ・ラパスが1人7役を演じる1人7役を演じる主演は、ノオミ・ラパス。彼女は『ドラゴン・タトゥーの女』など、スウェーデン映画『ミレニアム』シリーズに出演し、世界の注目を浴びた女優だ。『セブン・シスターズ』では真面目な優等生・自由奔放なヒッピー・血気盛んな武闘派・反逆者・天才エンジニア・パーティーガール・慈愛に満ちた皆の仲裁役と、本来の個性はバラバラでありながら、自宅アパートの外では、やり手の銀行員カレン・セットマンとして生きる七姉妹を自由自在に演じ分けている。一人っ子政策を強行する長官役にグレン・クローズ過激な思想で世界の秩序を保とうとする政治家ニコレット・ケイマンを演じるのは、『アルバート氏の人生』『危険な情事』のグレン・クローズ。“1家族につき1子まで、2人目以降は冷凍保存する”という厳格な一人っ子政策を行っている。7つ子の存在に目を光らせる強敵だ。それでも彼女にも辛い時期があり、飢餓で兄弟姉妹が死んでいくのをなす術もなく見守っていたという暗い過去を持つ女性でもある。『スパイダーマン』グリーン・ゴブリンのウィレム・デフォーも出演そして姉妹にサバイバル能力を授ける祖父には、『スパイダーマン』シリーズ1作目でグリーン・ゴブリンを快演したウィレム・デフォー。メガホンを握るのはトミー・ウィルコラだ。【作品詳細】映画『セブン・シスターズ』公開日:2017年10月21日(土)監督:トミー・ウィルコラ出演:ノオミ・ラパス、グレン・クローズ、ウィレム・デフォー脚本:マックス・ボトキン、ケリー・ウィリアムソン製作総指揮:ティエリー・デミシェル、ガイ・ストーデル原題:What Happened to Monday?©SEVEN SIBLINGS LIMITED AND SND 2016
2017年07月27日劇団ゴジゲン初の番外公演『なんかすごいSF的なやつ』が7月6日より上演される。主宰の松居大悟が不在のなか、本作で初の演出を務める劇団員の目次立樹と、脚本の堀善雄、出演の奥村徹也に話を聞いた。ゴジゲン番外編「なんかすごいSF的なやつ」チケット情報ゴジゲンの前作『劇をしている』から次の本公演まで期間が空いてしまうため「番外公演をやろう!」と昨年の夏に劇場をおさえたところから始まり、劇団内で企画会議が行われ、堀が脚本を、そして目次が初演出を担うことになった。客演陣は、その会議で全員名前が上がったメンバーだそう。「大村(まなる)は稽古序盤からいきなりトップギア!すごいです!8年前に初めてゴジゲンの『ハッピーエンドクラッシャー』に出てもらって以降、劇団プレステージや他の現場でたくさん経験を積んできたんだなと。藤尾(勘太郎)は配役を決めるまで色んな役を試してもらったんですけど、どの役をやらせても面白いし、しっくりくる。とても器用な役者さんです。」(目次)「確かに勘太郎さんは劇団「犬と串」で看板俳優をやってきただけあって物語を背負って舞台に立てる俳優。土田(祐太)さんは最年長だけど一番泥臭くてとてもアツいです。劇団献身のメンバーでもある木村(圭介)はずっとゴジゲンに憧れがあったから、一番ワクワクして目がキラキラしている。」(奥村)と、個性豊かなメンバーが集まって作品作りに取り組んでいる様子。タイトルにもある通り“SF的な”作品になるという本作に関して脚本の堀は、「なるべく広げて書こうとして、自分でも把握できないくらい色んな要素が入りました。だから稽古でディスカッションをすると「ああそういうことなんだな」と気づかされることも多くて楽しい。僕が書いた脚本に、演出や出演者の皆さんが持ってきてくれるものを足して、最終的には宇宙みたいなものが出来上がるといいなと思っています。」と語る。「ゴジゲンをいつも観に来てくれる人は今回の作品も好きなはず!ゴジゲンを観たことない人はこの作品を観たらきっとゴジゲンが好きになるはず!そのぐらい誰もがほっこり楽しいやつなので、ぜひお友達を誘って観に来てほしいです。」(目次)「今までのゴジゲンは最終的なところは松居さんに委ねていたのですが、今回は誰に委ねるでもなく、一人一人が自発的に責任をもって作っているっていう感じがあります。奇跡的に集まったこの個性豊かなメンバー7人で舞台をやれるのも1回きり。7月の7ステージ限りの衝動をぜひ見届けてほしいです。」(奥村)7月6日(木)より下北沢・小劇場B1にて上演。アフターイベントも決定し、主宰の松居大悟も登壇する。
2017年06月27日6月3日(土)今夜放送されるフジテレビ系「土曜プレミアム」で、トム・クルーズ主演、スティーヴン・スピルバーグ監督でフィリップ・K・ディックのSF短編を映画化した『マイノリティ・リポート』がオンエアされる。原作者であるフィリップ・K・ディックの小説は本作のほかにも『トータル・リコール』や『アジャストメント』『ペイチェック 消された記憶』など数多く映画化されており、ディックが1968年に発表した「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」をハリソン・フォード主演、リドリー・スコット監督で映画化した『ブレードランナー』はSF映画の金字塔的作品としていまなお高い評価を受け、今年10月には続編『ブレードランナー 2049』の公開も控えている。本作の舞台は西暦2054年の首都ワシントンD.C.。政府が度重なる凶悪犯罪を防ぐべく6年前に設置した犯罪予防局(プリ・クライム)は、殺人事件ゼロ、犯罪そのものも90%減少という成果を出しているが、それもこれも、未来を透視できる“プリコグ”と呼ばれる3人の予知能力者がキャッチした未来殺人の光景を犯罪予防局が分析・判定し、事件が起きる前に犯人を逮捕し、殺人を未然に防いでいたおかげだった。主人公のジョン・アンダートン(トム・クルーズ)は犯罪予防局のチーフとして活躍していたが、ある日、ジョンは自分が36時間以内に見ず知らずの他人を殺害すると予知されたことを知る。一転して追われる立場になったジョンは予告された未来“自分の運命”を変えることができるのか…という物語。トム・クルーズといえばアクションやサスペンスのイメージが強いが、本作以降、スティーヴン・スピルバーグ監督と再びタッグを組んだ『宇宙戦争』をはじめ、『オブリビオン』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などSF大作に数多く出演。また現代に蘇った王女ミイラと壮絶な闘いを繰り広げるアクション・アドベンチャー『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の公開も7月28日(金)に控えるなか、先日オーストラリアのテレビ番組「Sunrise」では自身の出世作でもある『トップガン』の続編製作に言及。こちらの進展にも注目したい。54歳にしていまだ挑戦し続ける世界を代表するスーパースターと数多くの名作を生み出してきた巨匠による近未来SF大作『マイノリティ・リポート』はフジテレビ系「土曜プレミアム」枠で6月3日(土)21時~放送。(笠緒)
2017年06月03日M.R.ケアリーによるSF小説を原作とした、荒廃したロンドンが舞台のSFスリラー『ディストピア パンドラの少女』が、7月1日(土)より日本公開されることが決定。併せて本作のポスタービジュアルと特報映像も公開された。真菌のパンデミックにより、ほとんどの人類が“ハングリーズ”(=飢えた奴ら)と化し、残った少ない人々は安全な壁に囲まれた基地で生活している近未来。イングランドの田舎町では、ウィルスと共生する“2番目の子どもたち”(セカンドチルドレン)への研究が行われていた。彼らはウィルスに感染しながらも思考能力を持ち続け、見た目は全く普通の子ども。研究所ではその子どもたちから“ワクチン”を作り出そうと模索していた。ある日、その子どもたちの中に、知能を持った奇跡の少女メラニーが現れる…。M.R.ケアリーによる小説「パンドラの少女」を基にした本作は、M.R.ケアリー自身が脚本も手掛け、大ヒットドラマ「SHERLOCK/シャーロック」シリーズのシーズン3エピソード2「三の兆候」も手掛けたコルム・マッカーシーが監督を務める。主人公・メラニーを演じたのは、500人を超えるオーディションで選ばれた奇跡の新人、セニア・ナニュア。本作で「シッチェス映画祭」女優賞を獲得したほか、「英国インディペンデント映画賞」、「ロンドン批評家協会賞」、「エンパイア賞」などで新人賞にノミネートされたスーパールーキーだ。そのほかにも、『007/慰めの報酬』『タイタンの戦い』のジェマ・アータートン、『101』『アルバート氏の人生』のグレン・クローズらが脇を固めている。このほど解禁された特報映像では、朝を知らせる号令と共に監獄の様な室内にいる少女メラニーが起き上がり、慣れた手つきで車いすを用意しなんと自ら、頭と足を拘束される準備を整えるという異様なシーンからスタート。そして、軍服を着た大人たちが連れていった先には、同じ様に車いす上で身体を固定された子どもたちが集まっていた。一体なぜ、子どもたちは身体を拘束されているのか?その教室で何が行われているのか?そんな中、追い打ちをかける様に衝撃の映像が続く。屋外に連れ出された少女の目の前には“世界の終り”とも言える光景が描かれてる。さらに、同時に公開されたポスタービジュアルでは、顔面マスクを着用したメラニーの横顔と、“共生”や“真菌”の文字と共に“ハングリーズ”や“セカンドチルドレン”という聞き慣れない文字が背景に浮かび上がっている。「彼女は人類の希望か。絶望か。」のコピーからは、少女が世界を救うキーパーソンであることが予測されるようだ。『ディストピア パンドラの少女』は7月1日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月19日フランク・ハーバートのSF小説『デューン/砂の惑星』の映画/テレビ化権利を、レジェンダリー・エンタテインメントが取得した。原作に忠実な映画にするべく、映画は1作ではなく、何本かに及ぶシリーズとして製作されることになりそうだ。その他の情報『砂の惑星』は、1984年にデビッド・リンチ監督、カイル・マクラクラン主演で映画化されたが、スタジオのやり方とリンチのスタイルがそぐわず、リンチ本人はこれを「失敗作」と呼んでいる。また、2000年にはウィリアム・ハート主演でテレビ化もされた。リドリー・スコットも、再映画化を考えたことがある。レジェンダリーは、『GODZILLA ゴジラ』『パシフィック・リム』『ウォークラフト』などを製作したプロダクション会社。今年1月に、中国の大連万達グループに買収されている。文:猿渡由紀
2016年11月22日リュック・ベッソン(Luc Besson)監督の最新作、映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』が、2018年3月30日(金)より全国ロードショー。原作は、SFコミックの金字塔『ヴァレリアンとローレリーヌ』『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』は、「スター・ウォーズ」シリーズにも多大な影響を与えた、SFコミックの金字塔『ヴァレリアンとローレリーヌ(Valerian and Laureline)』を実写化した作品だ。舞台は28世紀の宇宙。ストーリーは、2人の政府の特別工作員が、宇宙の平和を維持するため銀河間都市アルファを調査しに行くシーンで幕を開ける。見どころは、人智を超えた複雑なストーリーと、圧倒的な映像美だろう。700年後の宇宙空間やそこに棲む不思議な生き物たちが織り成す幻想的な世界は、リアルに再現されていながらも、現実を超えるほどの美しい光や色で、観るもの引き込む。巨匠リュック・ベッソンのSF大作監督を務めるリュック・ベッソンは、『グラン・ブルー』『ニキータ』『レオン』などの映画史に残る名作から、近年では『ルーシー』など、数々のヒット作を手掛けてきた。得意とするSF作品をどのように描くかに注目が集まる。公開された特別映像では、リュック・ベッソンが10歳の頃に原作「ヴァレリアン」と出会った時の衝撃を「一番の驚きはストーリーだった」と振り返っている。主人公のヴァレリアンと、ヒロインのローレリーヌはごく普通のカップルだが、舞台は28世紀という遠い未来の宇宙。当時まだ、『スター・ウォーズ』が世界中で爆発的なブームを巻き起こす前であったにもかかわらず、宇宙海賊のアイゴン・サイラスやカギを握るパール人をはじめ様々なエイリアンたちが登場する物語は、少年時代のベッソンは胸を躍らせたのだった。そして50年間憧れ続けてきた作品を遂に映画化した今回。彼は「僕の長年の夢がついに現実になった。全力で映画化に取り組んだよ。心ゆくまで楽しんでほしい」と語っている。主演はデイン・デハーン、ヒロインはカーラ・デルヴィーニュ主人公で特別工作員の青年ヴァレリアンを務めるのは、『アメイジング・スパイダーマン2』でヴィラン・グリーンゴブリン(ハリー・オズボーン)を演じたデイン・デハーン。もう1人の工作員ロールリンヌは、トップモデルとして活躍し、最近では『スーサイド・スクワッド』での活躍が記憶に新しいカーラ・デルヴィーニュが演じる。劇中にはクライヴ・オーウェンやイーサン・ホーク、そして歌姫・リアーナやジャズの巨匠、ハービー・ハンコックも登場する。ゆりやんレトリィバァがリアーナ演じる宇宙人・バブルの吹き替えリアーナが演じる宇宙人・バブル役の吹き替えを、ゆりやんレトリィバァが担当。『ヴァレリアン』が吹き替え初挑戦となる。また、ヴァレリアン役の吹き替えは、アニメ「バクマン。」の高木秋人役や映画『ハリー・ポッター』シリーズのセドリック・ ディゴリー役などを演じる声優・日野聡、ヴァレリアンのパートナーであるローレリーヌは、アニメ「ルパン三世」の峰不二子役3代目や映画『スーサイドスクワッド』など多数のヒロインを演じてきた声優の沢城みゆきが務める。宇宙船「SKYJET」は、レクサス(LEXUS)がデザインさらに、劇中で主役の2人が乗っている宇宙船「SKYJET」は、レクサス(LEXUS)がデザインを担当した。飛行機と車を組み合わせたような船体には、レクサスのデザインアイコンである「スピンドルグリル」とブランドのロゴを配した。近未来的かつスポーティなデザインで、映画の世界観をさらにリアルで高次元なものへとアップグレードする。ストーリー西暦2740年。連邦捜査官のヴァレリアン(デイン・デハーン)とローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)は宇宙の平和を守る任務に就き、銀河をパトロールして回っている。ふたりは“アルファ宇宙ステーション”へと向かう。そこは長い年月を経て拡張を続け、あらゆる種族が共存する“千の惑星の都市”として銀河にその名を知られていた。しかし、その深部には邪悪な陰謀と、宇宙の歴史から抹殺されようとしていた“秘密”があった……。果たしてヴァレリアンとローレリーヌは“千の惑星の都市”と銀河の危機を救うことができるのか―!?作品詳細『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』公開日:2018年3月30日(金)監督・脚本:リュック・ベッソン原作:ピエール・クリスタンジャン=クロード・メジエールキャスト:デイン・デハーン、カーラ・デルヴィーニュ、クライヴ・オーウェン、イーサン・ホーク、リアーナ、クリス・ウー、ジョン・グッドマン、ハービー・ハンコック、ルトガー・ハウアー原題:Valerian and the City of a Thousand Planets2017年|フランス|英語|カラー|スコープサイズ|137分|製作:ヨーロッパコープ配給:キノフィルムズ/木下グループ© 2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION
2016年11月15日ロバート・パティンソンが、SFスリラー『High Life』に主演することになった。監督は『パリ、18区、夜。』のフランス人監督クレール・ドゥニ。今作で、初めて英語の映画に挑戦する。共演には、パトリシア・アークエット、ミア・ゴスが決まっている。その他の情報刑務所に収監されている犯罪人たちが、刑期を短くしてもらうのと引き換えに、ブラックホールに向かうという危険な使命に挑むという物語らしい。撮影は来年春に始まる。パティンソンの次回作は、来年1月日本公開予定の『アラビアの女王 愛と宿命の日々』。監督はヴェルナー・ヘルツォーク、共演はニコール・キッドマン、ジェームズ・フランコ。その後にはブラッド・ピットがプロデュースする『The Lost City of Z』が控える。共演はチャーリー・ハナム、シエナ・ミラー。北米公開は来年春。文:猿渡由紀
2016年11月07日映画『メッセージ』が、2017年5月19日(金)より、TOHOシネマズ新宿ほか全国でロードショー。未知なる飛行物体が伝える、人類に向けた美しくも切ない“メッセージ”優れたSF作品に贈られるネビュラ賞を受賞したアメリカ人作家テッド・チャンによる小説「あなたの人生の物語」が原作となる『メッセージ』。ポスタービジュアルに描かれているのは、あたりに何もない野原に突如降り立ち、空中にとどまっている黒い物体。それが何を意味し何がその中にいるのか、謎ばかりだ。突如現れた未知なる飛行物体“彼ら”が人類に何を伝えようとしているのかを解読しようとする人間たち。言語学者のルイーズはヘプタポッドと呼ばれる知的生命体が、人類にとって平和の使者なのか脅威なのかを判断するために、彼らと接触し言葉を理解してほしいと軍から依頼を受ける。物理学者のイアンとチームを組み、人間のものとは全く異なる、まるで動く絵画のような異質な言語解読に没頭するうちに、ルイーズは時間が逆行するような奇妙な錯覚に陥っていく――。そして言語の謎が解けたとき、彼らが地球にやってきた驚くべき真相と、人類に向けた美しくもせつないラストメッセージが明らかに。主演はエイミー・アダムス、監督は『ブレードランナー』の続編を手掛けるドゥニ・ヴィルヌーヴ主人公の言語学者・ルイーズ役を演じるのは『アメリカン・ハッスル』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』のエイミー・アダムス。彼女とチームを組む物理学者イアン役には『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナー。『大統領の執事の涙』のフォレスト・ウィテカーらが出演。また、『プリズナーズ』『ボーダーライン』などで独特の映像美と世界観が高く評価されているドゥニ・ヴィルヌーヴが本作でメガホンを取る。SF映画の金字塔と言われるリドリー・スコット監督作『ブレードランナー』の続編でも監督を務める、注目のカナダ人監督だ。アカデミー賞では「音響編集賞」受賞第74回ゴールデン・グローブ賞では、『メッセージ』は主演女優賞(ドラマ部門)、作曲賞の2部門でノミネート。英国アカデミー賞では9部門ノミネートを果たし、各ギルド賞でも軒並みノミネートされている。第89回アカデミー賞では、作品賞・監督賞・脚色賞、撮影賞、編集賞、美術賞など8部門でノミネート。「音響編集賞」を受賞している。さらに、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは、エイミー・アダムスが主演女優賞を受賞。ハリウッドの殿堂入りを果たし、『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と共演のジェレミー・レナーらとウォーク・オブ・フェイムの星形プレートを前に喜びを分かち合った。【詳細】『メッセージ』原題:Arrival公開時期:2017年5月19日(金) 全国ロードショー監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ脚本:エリック・ハイセラー原作:テッド・チャンキャスト:エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2016年09月29日エイミー・アダムス主演、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『メッセージ』(原題:Arrival)が、トロント映画祭で上映され、現地時間12日に記者会見が行われた。モントリオール出身のヴィルヌーヴは近年、トロント映画祭の常連だが、現在『ブレードランナー』をヨーロッパで撮影中のため、会見は欠席している。『メッセージ』/その他の情報『プリズナーズ』『ボーダーライン』のヴィルヌーヴにとって、本作は初めてのSF映画。エイリアンが地球のあらゆる場所に到来した時、米軍は、言語学者ルイーズ(アダムス)に、彼らの言葉を分析してくれないかと依頼する。彼女の仲間としてその困難なミッションに挑むのが、ジェレミー・レナー演じるイアン。ふたりは少しずつながらエイリアンとコミュニケーションをとれるようになるが、世界は彼女らの成功を待つほど辛抱強くなかった。物語の最後には驚くべきどんでん返しが待ち構えている。脚本を初めて読んだ時、アダムスはそんな展開をまったく想像していなかったと告白した。「まさかああいうことだとは思いもしなかったわ。それがわかるシーンを読んだ時、すごいショックを受けた。そして、わかった上で、また最初から読み直したのよ」(アダムス)。重大な使命を任されるものの、ルイーズはあくまで一般人。「軍隊や危機管理についてのリサーチはしましたかと取材で聞かれたりするけれど、必要なかったの」とアダムスは語る。「ドゥニと初めてミーティングを持った時、私たちはルイーズのキャラクターという一番大事な部分において、まったく同じ視点を持っていることが分かった。彼女はごく普通の人。エイリアンに会うなんて想像もしたことがないし、あんな服(一見、宇宙服のような体を守るスーツ)を着たこともない。すべてはそこをベースに築かれていくのよ」(アダムス)。アダムスとレナーは『アメリカン・ハッスル』でも共演した仲。今作では助演に徹するが、「ルイーズが経験することが本当に興味深いので、僕もこの物語を語る手助けをしたいと思ったのさ」と、レナーは出演を決めた理由を述べた。アダムスは、やはりこの映画祭で上映された『Nocturnal Animals』でも絶賛されている。オスカーキャンペーンはどちらに絞るのかと聞かれると「今、私にとって大事なキャンペーンは米大統領戦だけよ」と答え、場内を笑わせた。『メッセージ』2017年公開取材・文・写真:猿渡由紀
2016年09月13日『複製された男』『プリズナーズ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF大作『メッセージ』が2017年に公開されることが決定した。エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカーらが出演する作品で、突如、宇宙から地球にやってきた謎の巨大宇宙船を前に、人類が彼らの“メッセージ”を受け取ろうと奔走する姿を描く。その他の情報本作は、テッド・チャンの『あなたの人生の物語』(ハヤカワ文庫)に収録されている短編小説を映画化したもので、突然、地球に降り立った巨大な球体型宇宙船を前に、軍に雇われた言語学者のルイーズらが、彼らの伝えようとしているものを探っていく物語だ。監督のヴィルヌーヴは、『ブレードランナー』の続編も手がける気鋭の映画作家で、本作も開催中のヴェネチア映画祭のコンペティション部門に出品され、すでに高評価を集めている。『メッセージ』2017年 TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー
2016年09月09日ワイスリー(Y-3)が6月26日、17SSコレクションショーをパリで開催した。今シーズンは、“未来完成形”、“3次元”、“反逆者”、“シュールレアリスム”という4つの大きなテーマを設け、SF映画に描かれた未来や、技術の進歩がもたらす想像上の世界、社会環境の変動に影響を受けたコレクションを披露。カラーは白と黒がメイン。ベルトやテーピングなど機能的なディテールを施したスポーツウエアやフォーマルウエアはテクニカルな素材で仕立てられている。空気をパンパンに含んだドレスやジャンプスーツ、四角いヘアスタイルなど、今すぐにでも宇宙へ旅立てそうな未来的なムードをまとっている。新作スニーカー「NOCI」も注目された。宇宙でのトレッキングという仮想から着想を得たモデルはローカットとハイカットの2タイプで、脱構築的なシルエットと、テクノロジー素材や機能が特徴的。リミテッドエディションである「NOCI 0003」も同時に発表され、ランウェイショー直後に世界3,000足限定発売も行われた。本コレクションは17年1月から、国内直営店を始めとする店舗、Y-3 ZOZOTOWN、 www.Y-3.comで発売が予定されている。
2016年08月13日SF映画の金字塔と言われる映画『ブレードランナー』の続編の映画化が、34年の歳月を経て遂に実現。日本では、『ブレードランナー 2049 (Blade Runner 2049)』として、2017年10月27日(金)に公開される。続編の舞台は、1982年公開のオリジナル作品から30年後、2049年の荒廃した世界。時が経っても埋まらない”人間”と”レプリカント”の間の深い溝。世界に新たな危機が迫るなか、30年間行方不明で「何かを知る」デッカードを”K”が探す所から物語はスタートする。レストランのような場所で2人のブレードランナーが向き合うシーンでは、デッカードが殴りかかりそうな殺気をだしている。主人公の新人ブレードランナー“K”主人公の新人ブレードランナー“K”を演じるのはライアン・ゴズリング。ゴズリングは最近彼の出演作『ラ・ラ・ランド』『ドライヴ』がヒットして注目を集めている。リック・デッカード役にハリソン・フォード人間とは見分けのつかない“レプリカント”の暴挙を阻止する捜査官”リック・デッカード”この前作の主人公となったデッカード役をハリソン・フォードが再び演じる。「デッカードの30年後を演じるのは凄く面白かったし、昔の服がピッタリだったのも嬉しかった。時を経て、キャラクターを作り上げていく事はとてもやりがいがあります。」とコメントしている。そのほか、謎の男としてジャレット・レトーや、ロビン・ライトが出演する。リドリー・スコット製作総指揮前作『ブレードランナー』で監督を務めたリドリー・スコットは「2049」では製作総指揮を執る。監督は『プリズナーズ』『ボーダーライン』などで独特の映像美と世界観が高く評価されているドゥニ・ヴィルヌーヴが務める。2016年公開の『メッセージ』では、賞レースでも続々とノミネートを果たして注目度はさらに高まった。脚本はハンプトン・ファンチャーとマイケル・グリーンで、前作の脚色を手掛けたコンビ。フィリップ・K・ディックの原作小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のストーリーを継承しているようだ。当時の『ブレードランナー』を彷彿とさせる、もしくはそれ以上の新しい世界観に驚きと更なる期待感を煽られるに違いない。作品情報映画『ブレードランナー 2049』原題:Blade Runner 2049日本公開:2017年10月27日(金)製作総指揮:リドリー・スコット監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ出演:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、ロビン・ライト、ジャレッド・レトー、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、カーラ・ジュリ、マッケンジー・デイヴィス、バーカッド・アブディ、デイヴ・バウティスタ配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2016年08月01日ローランド・エメリッヒ監督の次回作が、SF映画『Moonfall』であることがわかった。ユニバーサル・ピクチャーズが製作配給する。脚本はエメリッヒが、スペンサー・コーエン、長年の執筆パートナーであるハラルド・クローサーらと共同執筆した。物語は、月が軌道から外れた時、地球を救うために立ち上がる人々を描くものらしい。その他の情報エメリッヒの最新作は先週末、北米をはじめ世界各国で公開された『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』。オリジナルの『インデペンデンス・デイ』からちょうど20年を経て公開される続編だ。オリジナルは世界で8億ドルを売り上げ、ウィル・スミスを大スターに成長させている。『~リサージェンス』にはスミスは出演しないが、ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマンらは再び戻ってくる。ほかに、リアム・ヘムズワース、マイカ・モンローら若手が新しく出演する。文:猿渡由紀
2016年06月27日木城ゆきとのSF漫画『銃夢』のハリウッド映画版『Alita: Battle Angel』の主演女優が、ロサ・サラザールに決まった。サラザールは、アメリカ、メリーランド州出身の30歳。これまでに『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』『ダイバージェントNEO』などに出演してきている。その他の情報プロデュースはジェームズ・キャメロンとジョン・ランドー。監督はロバート・ロドリゲス。20世紀フォックスが製作配給する。製作予算は1億7500万ドルあたりになるそうで、超大作レベルだ。物語の舞台は26世紀。スクラップを再利用して生きる町で、サイボーグの専門医が、半分壊れた状態のサイボーグ少女を発見する。そのサイボーグは、再構築される前の記憶をもたないが、優れた戦いのスキルだけは忘れていなかった。主人公アリタ以外のキャスティングは、これから決まる。北米公開予定は2018年7月。文:猿渡由紀
2016年05月30日映画『スター・トレック BEYOND』が2016年2016年10月21日(金)に全国で公開。エンタープライズ号のクルーが宇宙の最果にある未知の領域を探索し、そこで彼らや惑星連邦の存在意義の真価を問う、新たな謎の敵と遭遇するというストーリーが繰り広げられる。J.J.エイブラムスが監督による『スター・トレック』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は全世界で8億5,300万ドルを記録。シリーズ最新作となる『スター・トレック BEYOND』では、エイブラムスよりバトンを受け『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リンが監督を務める。脚本は前作に引き続き、エンタープライズ号のムードメーカー・スコッティ役として劇中にも登場するサイモン・ペグが担当する。メインキャストにはおなじみの顔が揃った。クリス・パイン(カーク)、ザカリー・クイント(スポック)、ゾーイ・サルダナ(ウフーラ)、アントン・イェルチン(チェコフ)ら、主要メンバーが続投。その一方で、新キャストとして、『007』の次期ジェームズ・ボンドとして呼び声も高いイドリス・エルバ、『キングスマン』で義足の殺し屋ガゼルを演じたソフィア・ブテラらの出演も注目だ。リアーナが楽曲を提供、新作となる「スレッジハンマー(Sledgehammer)」が映画の世界観をより高めてくれそうだ。【公開情報】『スター・トレック BEYOND』公開日:2016年2016年10月21日(金)原題:STAR TREK BEYOND製作: J.J.エイブラムス監督: ジャスティン・リン脚本: サイモン・ペグ出演: クリス・パイン(カーク)、ザカリー・クイント(スポック)、ゾーイ・サルダナ(ウフーラ)、サイモン・ペグ(スコッティ)、カール・アーバン(ボーンズ)、アントン・イェルチン(チェコフ)、ジョン・チョー(スールー)、イドリス・エルバ、ソフィア・ブテラ、ジョー・タスリム(C)2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年05月29日おバカタレントの藤田ニコルが4月19日(火)、都内で行われた米SF映画『フィフス・ウェイブ』のPRイベントに出席。見どころを聞かれると「まだ観ていない」と正直に認め、同席した外国人女装パフォーマーのレディビアードは「なんで?」と呆れ顔だった。人類が地球侵略をたくらむ謎の知的生命体“アザーズ”との戦いを繰り広げるSFミステリー。“アザーズ”が人間の姿で地球に紛れ込んでいるという設定にちなみ、この日は目隠ししたニコルさんが、ビアちゃんことレディビアード&女性2人の計3人のうち、本物の女子高生を見つけ出すゲームに挑戦した。目隠し状態のニコルさんは、ビアちゃんの匂いを嗅ぎながら「甘い香りがする。絶対女の子だと思う」とすっかり騙された様子。さらに別の2人も見た目は女子高生ながら、実際には12歳、27歳というオチで、ニコルさんは「じゃあ、この中に女子高生はいないんですね。ひどくないですかあ?」とおかんむりだった。ちなみに主演を務めるクロエ・グレース・モレッツと同世代のニコルさんは、この春高校を卒業し、一人暮らしを始めたのだとか。「マジで自炊するし、肉じゃがが得意。意外と家庭的なの。ギャップ萌えを狙っている。ママがいないから、ずっとゲームしてても怒られないし」と充実した新生活を語っていた。『フィフス・ウェイブ』は4月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月19日クロエ・グレース・モレッツが主演を務めるSF大作『フィフス・ウェイブ』が23日(土)から公開になる。本作は、英国出身の新鋭J・ブレイクソンが監督を務めており、“宇宙からの侵略者”という繰り返し扱われてきた題材を新たな視点を交えて描いている。その他の写真ブレイクソン監督は、1977年に英国で生まれ、大学で映画を学び、2009年に『アリス・クリード失踪』で監督デビュー。脚本も手がけた同作は緻密なストーリーテリングが高く評価され、ロンドン批評家協会賞の新人英国人フィルムメーカー賞の候補になるなど注目を集めた。『フィフス・ウェイブ』では、地球外生命体“アザーズ”が様々な策を講じて人類を滅亡させようとする過程と、そんな状況下で離れ離れになってしまった弟に会おうと熾烈な旅に出る平凡な女性のドラマ、人類のために立ち上がる者たちのドラマが描かれる。地球外から来た侵略者を描いた映画はこれまでも数多く登場したが、ブレイクソン監督は「この映画では、エイリアンは地球を使って人類を攻撃しているんだ。ただ単に空からレーザー光線を当てて爆破するんじゃなくて、いってみれば人間の弱点を利用している。エイリアンが来なくても世界でもともと起きている災害、僕らが既によく知っている災害。それらを巨大化して、人類を攻撃してくるんだ」と説明。映画では、ウィルス、電磁波、自然災害など人間がすでに知っている“恐怖”を巧みに使って、地球を侵略する過程が生々しいタッチで描かれる。一方で監督は「僕が大切にしたのは世界がいかに悲惨であるかを描くことではないんだ。世界がいかに美しいか、その美しい世界をどう保ちたいか、ということを描いきたかった」とコメント。壮大なスケールの設定でありながら、個々のキャラクターの内面や行動を丁寧に描いた、これまでにないSF作品になりそうだ。『フィフス・ウェイブ』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月12日