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歌手の工藤静香が、2021年3月10日に中島みゆきのカバーアルバム第2弾をリリースすることが明らかになった。2008年8月に発売したカバーアルバム『MY PRECIOUS -Shizuka sings of Miyuki-』から12年、第2弾としてリリースされる同作。工藤自身も大ファンであり尊敬して止まない中島みゆきの名曲たちを、想いを込めて歌った。同作には「地上の星」「時代」「化粧」「ヘッドライト・テールライト」「ホームにて」「アザミ嬢のララバイ」「ファイト」「世情」「旅人のうた」「あした」「誕生」「糸」「眠らないで」といった全13曲を収録。2日放送のフジテレビ系『2020FNS歌謡祭 第1夜』(18:30~23:28)にて「地上の星」を初披露することも発表されている。また、ポニーキャニオンショッピングクラブ限定販売となる全受注生産盤は、2021年4月始まりのカレンダーやオリジナルトートバッグが付属するBOX仕様の豪華版となっている。通常版の予約購入特典は「工藤静香オリジナルクリアファイル」(A4サイズ)。
2020年12月02日メイクを組む際は、いきなり肌にのせるのではなく画用紙の上に事前に準備したコスメを塗って色合いを見ることから始めます(連載名の由来)。紙で何パターンか組んで気に入ったコーディネートでメイクするのですが、今回はたった一度で「これだ!」と思う組み合わせを見つけました。適当に塗ったのにKIRIMIちゃん.に見えませんか?■『KIRIMIちゃん.』とは?切り身にされた瞬間、美味しく食べてもらいたい…という想いで産まれてきたKIRIMIちゃん.。沢山の仲間たちと共に今日も食卓に寄り添うパートナーとして美味しく食べてもらうのを待っている。お友達のかまぼこちゃんとはとっても仲良し。誕生日:8月31日(初めて切り身になった日 [野菜の日なのに…])ーーKIRIMIちゃん.プロフィールより(私が一番好きなKIRIMIちゃん.の呟き)サンリオのキャラクターといえば、猫やウサギなどの動物を想像される方も多いかと思いますが、食べキャラと呼ばれる食べ物をモチーフにしたキャラクターも存在します。「ぐでたま」や「KIRIMIちゃん.」は、サンリオキャラクター大賞の総合順位においても上位に入賞するほどの人気です。鮭の切り身は一年中食べられる食材ではありますが、私のイメージは秋。KIRIMIちゃん.は美味しく食べてもらうのを待っているので、ムニエルやキノコを入れたホイル焼きにして食べてしまいたい……という気持ちをメイクにこめることにしました。今回は、KIRIMIちゃん.をモチーフにした秋メイクをご紹介します。■KIRIMIちゃん.メイクの完成形筆者が普段はほとんど使わないクリームタイプのフェイスカラーに挑戦しました。使わない理由は、パウダーよりも濃淡がつけにくい(メイクがワンパターンになる)のと指が汚れるから。今回なぜ使ったかと言うとパウダーには出せないクリーミーなツヤを簡単に出すため。パサついた鮭より生きのいい鮭を目指します。しっとりとしたテクスチャーが密着したときの艶やかさと奥行き、指塗りすることで作り出されるムラと影はパウダーには出せない魅力ですね。手は洗えばいいのです。アイメイク照りのある鮭色の上まぶたと、こっくりピンクのハーフマットな下まぶたが私流の秋メイク。リップメイク唇のヤマを平らにして口角を尖らせることでシャープに仕上げました。セルフネイル焼きリンゴ感と木のぬくもりを表現するためこの2色を選びました。アイメイクを明るめの色で抜いているのでリップやネイルは深みカラーで引き締めるとバランスが良いです。■カラーコンタクトレンズの紹介レンズの有無はご自身の生活環境に合わせてお決めください。無しでも構いません。何年も前から家にあったのに今年に入ってからそのかわいさに気づいたレンズ。装着するとブラウンのチュールドレスのような細かい透け感とガーリーな印象を受けます。■アイメイクのやり方STEP1〜4の使用アイテム(A)「セルヴォーク」 インフィニトリー カラー 17 コーラルシェル(B)「ヴィセアヴァン」リップ&アイカラーペンシル 016 METAL GRAY(C)「フロレット」フルーツサラダシリーズ カラーリキッドアイライナー 11 ピーチ(D)「ローラメルシエ 」キャビアスティック アイカラー 25 CASHMERESTEP1:上まぶたにフェイスカラーを塗るPOINT:指に取るのは一度だけ「セルヴォ―ク」のインフィニトリー カラー(A)は、まぶた以外の頬やフェイスラインなどにもマルチに使えるアイテム。そのためフェイスカラーと書きました。この後紹介するパウダーチークの代わりに頬骨に塗ってもかわいいと思います。コーラルシェル(A)を指に取り上まぶたに素早く広げましょう。インフィニトリー カラーに限らず、クリームタイプのコスメは少量を何度も重ねるのではなく、1回量を一度で塗るのが最も綺麗に仕上げるコツです。“パウダーは少量ずつ重ねる、クリームは適量を一度塗りする”と覚えてください。指に残った分はティッシュで拭えばいいのでクリームは少し多めに指に取るといいでしょう。細かく伸ばしてもムラになりにくいと感じましたが、もしムラになったとしてもKIRIMIちゃん.は均一なオレンジではないので気にしなくて大丈夫。STEP2:上まつげのキワにアイラインを引くPOINT:グレーのアイライナーを使う黒や茶色のアイライナーではなく、グレーを使うことでKIRIMIちゃん.の皮に近づけます(一時期グレーのリキッドアイライナーが流行った記憶があるのですが、最近あまり聞かなくなりました)。愛用されている人はそちらを使って頂き、お持ちでない人はヴィセアヴァン(B)のペンシルをチェックしてみてください。黒も茶色も合いそうにない状況になったときグレーがあると便利です。花火メイクの上まぶたの目尻はグレー(B)で描いています。これが黒や茶色だったら浮いてしまって世界観が崩れると思いませんか? パステルカラーのアイシャドウがお好きな人にもおすすめです。STEP3:黒目の下にアイラインを引くPOINT:筆を少し寝かせて描くここで使用している「フロレット」のカラーリキッドアイライナー(C)は、ボディアートにも使える高発色でヨレにくいアイライナー。その特性を活かすためにはできるだけ地肌に近い(メイクが薄い)状態の肌にアイライナーを滑らせることが大切。アイライナーの色素を肌に密着させるためアイカラー(D)より先に塗りました。筆を少し寝かせることで筆先が安定してまっすぐな線が引けます。無理に筆を立たせて細い線を引こうとして歪むより、多少太くなったとしても筆のコシを使って自然に流す方がうまくいくと思います。STEP4:下まぶたにアイカラーを塗るPOINT:カラーライナーと同色を選び立体感を生む今回の主役はあくまでも上まぶたの鮭部分なのでKIRIMIちゃん.の胴体であるピンクは上まぶたとのバランスを見ながら控えめに塗っていきます。先ほど塗ったピンクのカラーライナー(C)と同色のアイカラー(D)を一度だけ滑らせ、肌との境い目が気になる箇所だけ指でボカします。わざわざ2種類のピンクを段階分けして塗った理由は質感違いのアイテムを組み合わせることで奥行きを出したかったから。カシミア(D)はハーフマットなピンクなので上まぶたの秋色にも寄り添ってくれます。STEP5の使用アイテム(E)「マジョリカマジョルカ」ラッシュエキスパンダー ロングロングロング(F)「ダイソー」ピンセットSTEP5:まつげにマスカラを塗るPOINT:上まつげはピンセットでつまんで束にする最近、束まつげ作りにハマっています。まつげを3本ずつくらいくっつけて太く見せるメイク法。この頃よりだいぶ上達しました。練習する内にわかったことは、ボリュームマスカラを使うといわゆる「ひじきまつげ」になりやすいのでロングマスカラが適していること。そして、ブラシがコームタイプのマスカラを選ぶと、マスカラを塗りながらある程度まつげを束に誘導しやすくなることが判明しました。まつげの上下どちらも束まつげにするとくどいので、下まつげはいつも通りセパレートにしています。■チークのやり方使用アイテム「SHISEIDO」インナーグロウ チークパウダー 06 Alpen Glow「SHISEIDO」DAIYA FUDE フェイス デュオSTEP:チークを塗るPOINT:何色でもOK! 自分が今ハマっている色を使うアイメイクの色合いがオレンジ&ピンクとナチュラルなので基本的にチークはお好きなもので構いません。赤や葡萄色のチークでも可愛かったかなと思いました。秋メイクだとくすみ色のチークを手に取りがちですが、筆者の場合はリップをこっくり濃厚クリーミーなシズカレッドにしたかったのでクリアなオレンジチークにしてみました。■リップの塗り方使用アイテム(G)「SHISEIDO」ヴィジョナリー ジェルリップスティック 223 Shizuka Red(H)「SHISEIDO」シマージェルグロス 06 Daidai OrangeSTEP1:口紅を塗るPOINT:唇のヤマを平らにして口角を尖らせるKIRIMIちゃん.は見た目のゆるさとは裏腹にキレのあるキャラクターなのでぷっくりとした可愛い唇よりは綺麗系でひねりのある唇にしたいと考えました。唇のヤマの左右の頂点を結ぶように口紅(G)を塗ることでヤマを平らに見せることができます。そして、赤リップの口角をキュッと上向きに尖らせることでクールな印象になります。STEP2:グロスを塗るPOINT:下唇にだけ塗る結局光が当たるのは下唇なのですよね。上唇は縦幅が狭くなるようにメイクしたのでグロスは塗りません(厚みが出るため)。下唇だけ少しボリュームを出すことでより一層上唇の薄さが際立つはずです。メリハリ大事。■セルフネイルのやり方使用アイテム(I)「サナ エクセル」ネイルポリッシュ N NL13 ホットサングリア(J)「ネイルズインク」ファッション フィックス ジャスト ドロップドSTEP:ポリッシュを塗るPOINT:交互に色を変えるホットサングリア(I)は一度塗りだと透けます。透け感を出したい人は一度塗りで止めてトップコートを塗ってもいいですよ。二度塗りしました。完全にボトルの色になりましたね。ジャスト ドロップド(J)はあまり変わりません。指先が秋っぽい色になるだけで秋服が恋しくなりました。■おわりに前回のポムポムプリンに引き続きウォームトーンのコスメを沢山使いました。秋は温かみのある色合いが気になりますよね。今回はKIRIMIちゃん.ということで秋鮭を思いつつ、KIRIMIちゃん.のTwitterを見返しながら楽しくメイクしました。上まぶたに使用したコーラルシェル(A)はデイリー使いしやすい色なのでぜひチェックしてみてください。公式サイトを見ているときは何とも思わなかったのですが、店員さんの手の甲に出してもらったらとても可愛くていつのまにかお会計していました。KIRIMIちゃん.メイクは秋のショッピングにおすすめのメイクです。
2020年09月13日Shizuka Nakatani(shizukanakatani)さんは、筆記具メーカー『ゼブラ』のボールペンが気に入って購入したのですが、なぜかすぐ書けなくなってしまったといいます。メーカーに直接問い合わせたところ、後日届いたものとは…。Instagramに投稿されたこちらの写真をご覧ください。不具合を詫びる手紙とともに同封されていたのは、購入した商品と同じ種類の新品のボールペン!手紙には次のようなことが書かれていたそうです。せっかくゼブラの製品を選んで買っていただいたのにも関わらず、期待と信頼を裏切ってしまい、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。そして心苦しいですが、不具合品を同封の返信用封筒にいれて、手隙の際に返送していただければと思います。今回のことを重く受け止め、安心してお使いいただける製品づくりに励んでまいります。ありがとうございました。丁寧なメーカーの対応に、投稿者さんはとても驚いたそうで「好感度がめちゃめちゃアップしました!」と語っています。ゼブラが長年筆記具メーカーとして愛され続けている背景には、こうした真摯な姿勢があるのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月22日LDHに所属するアーティストや俳優、モデルなど総勢34人が出演する朗読劇『BOOK ACT』が、来年2月5日から東京・日本青年館ホール、2月18日から兵庫・兵庫県立芸術文化センターで開催されることが9日、分かった。同公演はオリジナルストーリーの『ヒーローよ安らかに眠れ』『もう一度君と踊りたい』、鈴木おさむの小説が原作の『芸人交換日記』の3つの作品を期間ごとに上演。日替わりでキャストを組み替えながら、全17公演を予定している。今回発表されたキャストには、EXILEをはじめ、GENERATIONSやTHE RAMPAGE、FANTASTICSといったJr.EXILE世代のメンバー、さらにはE-girlsや劇団EXILEなど、グループやジャンルの垣根を超えた豪華な面々が集結。まさにLDHのオールスターキャストによる公演となる。4人の男と1人の女の人間模様を描いた『ヒーローよ安らかに眠れ』には、EXILEの黒木啓司、NAOTO、白濱亜嵐、関口メンディーに加え、モデルの佐田真由美や俳優の天野浩成、勝矢が出演。また本作の劇中歌には、EXILEのATSUSHIが今回のために書き下ろしたオリジナルソングが起用される。『もう一度君と踊りたい』には、GENERATIONSの佐野玲於のほか、THE RAMAPGEやFANTASTICSのメンバーが出演。トップダンサーを目指す若者たちの葛藤や絆、友情を描いた感動ストーリー。GENERATIONSの数原龍友が劇中歌を務める。GENERATIONSの小森隼と中務裕太が出演する『芸人交換日記』では、E-girls、劇団EXILEのメンバーやDream Shizukaが共演。2013年に内村光良監督により映画化もされた名作を、LDHアーティストと俳優陣が入り乱れ演じる。これまでも総合エンタテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」シリーズや「PRINCE OF LEGEND」シリーズで、多数のLDHアーティストや俳優らがドラマや映画に出演。絶大なインパクトで話題を集めた。来年はLDHの6年に一度の総合エンタテインメントの祭典「LDH PERFECT YEAR 2020」も開催。舞台を朗読劇に代え、”LDH流エンタテインメント”で新たな形の朗読劇を仕掛ける。チケット販売は、12月13日からオフィシャルファンクラブ「EXILE TRIBE FAMILY」「E.G.F.C.」「We are D.I」で先行販売がスタート。一般販売は2020年1月18日より開始される。■出演者一覧『もう一度君と踊りたい』(脚本・演出/鈴乃音)佐野玲於、関口メンディー、陣、RIKU、与那嶺瑠唯、山本彰吾、岩谷翔吾、浦川翔平、藤原樹、長谷川慎、鈴木昂秀、佐藤大樹、澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人『芸人交換日記』(脚本・演出/鈴木おさむ)小森隼、中務裕太、青柳翔、鈴木伸之、町田啓太、SWAY、佐藤寛太、佐藤晴美、坂東希、石井杏奈、山口乃々華、Dream Shizuka『ヒーローよ安らかに眠れ』(脚本・演出/鈴木おさむ)黒木啓司、NAOTO、白濱亜嵐、関口メンディー、天野浩成、勝矢、佐田真由美■脚本・演出の鈴木おさむ氏コメントただの朗読劇ではなく、読み手が必ず心を震わせながら読みすすめる、BOOK ACT。普段はなかなか見ること出来ない、LDHの人たちが様々な組み合わせでチームを作る。全ての作品を通して新たなエンターテイメントをお見せ出来ると思います。このために書き下ろす『ヒーローよ安らかに眠れ』は、みなさんと“考える”大人な物語。なにが正解か? この選択は間違っているのか? ヒーローたちの選択に、きっと、熱い涙を流していただけるはずです。そして、『芸人交換日記』は、1月に小森隼×芸人さんで上演しますが、ここでは、LDHの所属メンバー同士で、やることにより、新たな熱量と爆発が起きると思っています!■EXILE NAOTOコメントこの度LDH PERFECT YEAR2020の中の演目のひとつでもあるBOOK ACTに出演させて頂く事となりました。EXILE TRIBEの面々やLDH所属の役者、アーティストが織りなす様々なドラマを是非直接感じに来て頂けたら嬉しいです。個人的にも久しぶりの朗読劇でもありEXILE TRIBEメンバーと同じ舞台に立つのは中々ないチャンスですので楽しみにしております!■小森隼(GENERATIONS)コメント今回のBOOK ACTは、LDHキャストオンリーで繰り広げられるのですが、今までになかったような組み合わせでの朗読劇が観れるのが、何よりの見どころだと思います。そして同じ演目でも配役が変わる事によって、舞台の色が変わっていくと思います。自分の演目でさえ客席から観たいくらい、全部の組み合わせが楽しみです。毎公演、新しい形でチャレンジし続けているLDHの朗読劇ですが、今回のBOOK ACTは今までにない公演数、そしてキャストで繰り広げられます。僕自身も未知の部分への挑戦もあり、凄くワクワクしています!
2019年12月09日イベント「エクストラ プレビュー マーケット(EXTRA PREVIEW MARKET)」が、2019年7月20日(土)に東京・品川のB&C ホールにて開催される。「エクストラ プレビュー マーケット」は、バイヤーやプレスを対象とした様々なデザインプロダクトが集まる合同展示会「エクストラ プレビュー(EXTRA PREVIEW)」を、一般向けのマーケットとして開催するイベント。会場では、生活雑貨、インテリア、クラフト、アパレルなど約60組のブランドや作家が出展。出品者から直接アイテムを購入することが出来る。また、アイテムだけでなく、フードやライブも充実。「消しゴムハンコ ワークショップ」や「デザインを選びシルクスクリーンでTシャツ制作」といった体験型のコンテンツも用意されるので、ファミリーでの参加もおすすめだ。【詳細】エクストラ プレビュー マーケット開催日:2019年7月20日(土)開催時間:11:00~18:00会場:B&C ホール住所:東京都品川区東品川2-1-3入場料:300円 缶バッジ付き<出展ブランド&作家>Green thanks supply、Aquvii、ONE&SLOW、MAGGIE FARM/FAB.IT/SUZE、Joha、chocolatesoup、FOOD TEXTILE、hirali、SOCKS FACTORY SOUKI、FULLCLIP、SOPO、RAWROW/Eone、essence of life/The Porcelains、Lagimusim、morrison、iwakagu、UNCLE GOOSE、IZOLA、LANDER、ZERO PER ZERO/Playforever、RUNWELL、GLOCAL STANDARD PRODUCTS、WEEKEND(ER)&Co. 、unplugged、CHIPS、DETAIL INC、CANDY DESIGN & WORKS、amabro、CRUSH CRASH PROJECT、Cookman、十布/somemore/aptp、Shizuka Tatsuno Studio、karin、うちの茶舗、HIGHTIDE.、PAPEL、ユーロジャパンエレガンス、La Corvette/Mythos/ARGOL etc.、KITCHIBE、Pisceans/Asteriscus、プリコ、mAru mAreu、TBD、HARIO Lanpwork Facry、OTTO OTTO、ma-products、平和スリッパ/MATSUNO GLASS BEADS、Design Pin、Fresh Taiwan、100percent、TAKEDA DESIGN PROJECT、BREDA/JACK MASON/United By Blue、SUMAR WORKS LAB.、2nd PALLETTE,Micro Works,96(KURO)、nekkah jewelry、ennhut、Hitomi Hashimoto metal works、Almond Studio、DAISUKE SAITO SERAMIC ART、Mikke Remikke、matsuo ikuko、TAGAKU、Rheadrum
2019年06月20日仕事やプライベートで、スニーカーよりもきちんと感があり、気軽に履けるシューズが欲しい。そう考えたときに、上品なデザインで、ローヒールで疲れにくいバレーシューズは一足あると使えるシーンが多くて重宝すると思います。『A.P.C. (アー・ペー・セー)』のシグネチャーアイテムのひとつであるバレーシューズは、イタリアのシューズメーカーポルセリとのコラボレーションで作られており、長く愛されています。 普遍的で品良く、長く愛用できるバレーシューズ¥27,000/A.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス) イタリア・ミラノ発祥のポルセリは、バレーシューズを中心にオールハンドメイドの老舗ブランド。デイリーに使えるシューズ用に、トウの深さが他のバレーシューズと比較して長い仕様になっており、履き心地がとても良い仕上がりになっています。足に馴染みやすい、軟らかなゴートスキンなので締めつけがなく、一日中ストレスフリーに履くことが出来ます。バレーシューズはいまや普遍的なデザインであり、品良く装えるのでオケージョン問わずに活躍してくれます。 足元を遊んでこそ、おしゃれ上級者 ロールアップデニムと合わせて、マニッシュにしても良いですし、フレアスカートと合わせてフェミニンにも。定番のミディアム丈の白靴下と合わせるのも良いですが、ブラックとコーディネートするならば、カラーで遊んで見ても表情が変化するのを楽しめると思います。艶のあるカラーリングなので、大切にしたいハレの日にも履いて欲しいシューズです。ちなみにカラーは他にもシルバー、イエロー、レンガ色など。シーズンにより色展開も異なるので、コレクションしてスタイルに合わせてコーディネートしても。『A.P.C. (アー・ペー・セー)』のもうひとつのシグネチャーアイテムと言えば、デニム。それと同様にポルセリとのコラボレーションは、10年以上続いています。長く愛される由縁はやはり、いろんなオケージョンで活躍してくれる汎用性の高さからだと思います。一足あるとコーディネートをまとめるのに役立つこと間違いなしのバレーシューズは、日々の定番としてクローゼットに仲間入りさせたいです。 アー・ペー・セー カスタマーサービス03-3710-7033:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext : Shizuka Takehara
2018年12月31日「一期一会」の考えから、一つ一つの出逢いを大切にする『Aeta (アエタ)』。様々な国や地域に赴き、その地で出逢ったモノコトからインスピレーションを得て、それを形にしています。ちなみにブランド名の語源は日本語の「逢えた」に由来しているそう。ブランドのシグネチャーでもある長財布をご紹介します。 女性が持ってもしっくりとくるサイズ感カウレザーウォレット¥37,000/Aeta(アルファ PR) 小型バッグのブームも相まって、財布も小さい派が増加中。とは言っても、日常生活でやはり大きめの財布は重宝します。まして艶感のあるレザーが上品な『Aeta (アエタ)』の長財布ならば、財布に合わせてバッグを選ぶ。という選択肢もしたくなります。フラップは一枚革の切りっ放しになっており、コバが綺麗に処理されています。このさり気ない部分にも日本の職人技があってこそ実現すること。レザーですが重さは軽く、女性が片手で持ってもしっくりとくる大きさは他にはない心地よさを感じます。 すべてを一つにまとめて、中身をクリアに。 中を開くと無塗装の丁寧になめしたヌメ革がお目見え。繊維が詰まったヌメ皮は頑丈で使うほどに徐々に色が変化して、手に馴染んでくるので財布と共に育める楽しさがあります。カードもたくさん収納できて、クレジット、キャッシュカード、ポイントカードなど日常で使用頻度が高いものをひとつにまとめたい人にお勧めです。ナチュラルとブラックのコントラストがモダンで、財布を開くたびに気分も高まりそう。余計な装飾が削ぎ落とされたスマートなデザインのため、ユニセックスで使うこともでき、ギフト候補としても◎。肌馴染みの良い質感、オールレザーとは思えないクッション性のある軽さ、直角に綺麗に処理されたコバ。そのすべてに細部までこだわった丁寧なもの作りを感じ取ることができ、デザイナーや関わった職人たちの愛情が伝わってくるかのようです。だからこそ、手にした人は大切に育てていこうと思え、それこそロングセラーである由縁。心地よい質感をぜひ体感してください。 Aeta(アルファ PR)03-5413-3546:kimyongduckstyling:Mari Nagasakahair&make:Daisuke Yamada(Cake)model:Rio Kajiyamatext : Shizuka Takehara
2018年12月30日ファッション小物は日頃からコーディネートに取り入れて、鍛練している人でないと難易度が高いことだと思います。着飾りすぎないシンプルなスタイルが好みの人ほど、アイテムの足し引きのさじ加減が重要ですが、他の人と差をつけるなら小物にもこだわるべき。『A.P.C. (アー・ペー・セー)』のスタッズベルトは、いつものトラッドスタイルにアクセントを加えてくれ、着こなし全体をブラッシュアップしてくれます。 柔らかな佇まいのスタッズベルトベルト¥28,000/A.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス) チェックシャツにチノパンツ、足元はレースアップシューズ。完璧なトラッドスタイルだけれども、ここにあえて加えたいのはスタッズベルト。エッジが効いたイメージが強いスタッズベルトですが、『A.P.C. (アー・ペー・セー)』が提案するのは幅が短く小ぶりなデザインです。そして丸みのあるバックルによって、フェミニンな印象。ブラックレザーにスタッズを散りばめてあり、程よい存在感があります。 あえてシャツはタッグインして際立たせて 散りばめられたスタッズをより楽しむには、パンツスタイルにタッグインがお勧めです。後ろ姿がぐっと華やかになり、マンネリ化したいつものスタイルを脱却するのに役立ちます。また巻くだけで気軽に表情が変化してくれるので、ベルト使いに慣れていない人にも、取り入れて欲しいアイテムでもあります。ほかにも暗めのワントーンシルエットのウェアに合わせると、アクセントとなり着こなしの幅を広げてくれます。 デザイナーのジャン・トゥイトゥは、ワードローブの基本となるもの。ということを理念に毎シーズンコレクションを展開しています。見た目にわかりやすい過度なデザインではなく、シンプルながら一本筋が通った美意識は時を経ても愛される理由でもあります。このスタッズベルトも同じことが言え、派手に散りばめられたスタッズではなく、大人な程よい華やかさはワンシーズンだけでなく、新たなメインアイテムに昇格すること間違いなしです。 アー・ペー・セー カスタマーサービス03-3710-7033:kimyongduckstyling:Mari Nagasakahair&make:Daisuke Yamada(Cake)model:Rio Kajiyamatext : Shizuka Takehara
2018年12月29日仕事用のバッグを探すときに、女性がドキュメントバッグを選ぶことは少ないように思えます。理由として、メンズ仕様の厳ついデザインやフォルムが多いので敬遠してしまうため。しかしミニマルなデザインで、スマートに持ち歩けるドキュメントバッグがあればどうでしょう。『i ro se (イロセ)』の中でも人気のシリーズから、女子でも持ちたくなるドキュメントバッグが登場しました。 機能美に惚れぼれしてしまう秀逸なポケット カットしたパーツを縫製せずに織り込んで組み立てる、シームレスシリーズ。はめ込み式のフラップを開けてまず驚くのは、綺麗に整理された収納ポケットの機能美。メインの広いポケットには、A4サイズの書類や13インチのノートパソコンも入れることができ、名刺ケースや手帳、ノートは手前のハーフサイズに収まります。バッグの中身がいつも荒れてしまう整理が苦手な人もこれを持てば、自ずと中身がクリアに。打合せや商談など人前に出るときも、スマートに書類を取り出す姿は注目の的になるはずです。 新素材で天然のレザーよりも扱いやすく マットでフラットなボディは天然皮革の構造や質感を模したフェイクレザーを使用。ランドセルにも応用される、軽量で耐久性を兼ね備えた新素材です。厚さ2mmほどのフェルトのような弾力があるので、ハードウェアを入れても安心。また少しの雨なら撥水性もあるので、天然のレザーのようにシミを気にせずに扱いやすいのも嬉しい点です。 新年を迎えるにあたり、気持ち新たに仕事用のバッグをお探しなら候補のひとつに。クールな印象のメルトンのチェスターコートに、足元はレースアップシューズ、そして手には『i ro se (イロセ)』のドキュメントバッグ。マニッシュかつ女性らしいコーディネートと合わせて、できる女を演出しましょう。 i ro se:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext : Shizuka Takehara
2018年12月24日コーディネートでもメンズライクなオーバーサイズが主流の昨今。バッグも大きくすることで、全体のバランスが◎。アクティヴでコンフォータブルなライフスタイルを提案する、『ALWEL(オルウェル)』は、目の肥えたファッションアディクトに2016年のデビュー以来、愛されているブランドです。上質な素材を用いて、スポーティな軽快さもありながら、カジュアルすぎないモードな匂いが香りたつデザインはオケージョン問わず毎日着たくなる魅力があります。 あえてフェイクレザーという選択ラウンドキャリーバッグ¥28,000/ALWEL(グラストンベリーショールーム) アイコニックなブランドロゴが目を引く、今季新作のキャリーバッグ。一見するとレザーのように見えるマットな艶がある素材は、綿100%の裏起毛スウェットに特殊な樹脂コーティングをしたもの。レザーよりも軽く、柔らかな質感なのでトップをドローコードで絞っても、大きさを自在に変化できます。大容量で汚れにも強いので、旅行やスポーツジムに行くときなど、アクティヴなスケジュールのときにも重宝してくれそうです。 カジュアルすぎない、タウン仕様のバッグ 裏起毛スウェットをベースにした生地ですが、樹脂コーティングによって、スポーティでありながらレザーのようなラグジュアリーな仕上がりになったキャリーバッグ。タウンユースとしても、カジュアルになりすぎないのが嬉しい点です。軽やかな佇まいのバッグなので、マニッシュなオーバーサイズのトレンチコートと合わせると、大人の抜け感があるスタイルに。ちなみにブランド名の「オルウェル」はAll is well...(きっとうまくいく)の造語。そんなメッセージが込められたバッグは、持つだけで強い味方になってくれそう。 ALWEL(グラストンベリーショールーム)03-6231-0213:kimyongduckstyling:Mari Nagasakahair&make:Daisuke Yamada(Cake)model:Rio Kajiyamatext : Shizuka Takehara
2018年12月22日一枚革で作られたseamlessシリーズのウォレットが、ミニマルなデザインで人気の『i ro se (イロセ)』。ブランド名はわからなくとも、金具を使わないスマートなフォルムを一度は目にしたことがあると思います。もの作りが好きな兄弟が立ち上げた同ブランドは、頭で考えてデザインすると言うよりも、手を動かして試作を重ねて生み出される事が多いそう。なるべくロスがないようにパターンを引くなど、自らの手を動かして創造性を広げていく、職人気質なデザイナーならではの素材に対する敬意を感じます。 封筒を開ける時のようなワクワク感がある留め具SACK RUCKSACK¥43,000/i ro se 書類封筒のような留め具が可愛らしいサックは、工業用の紙袋からインスパイアしたそう。フラップに、くるくると紐を結んで止める玉紐式の留め具と、カチッと固定してくれるマグネット式の留め具がついており、形を崩さずに背負うことができます。また牛革を起用しているので、使い込むほどに深みのある色や光沢が生まれて、経年変化を楽しみながらバッグを育てることも。 荷物によって、変化するフォルム PCや書類を入れるとあっという間に荷物がいっぱいになってしまいますが、時には荷物が少ないことも。そのような場合でも、10cmほどあるマチにドットボタンがあるので、フラットにも、ワイドにも調整する事が可能です。コンパクトな見た目ですが、A4サイズの書類がきちんと入るので、仕事現場でも重宝してくれます。 飾り気のないシンプルなデザインは要素が少ない分、オリジナリティを表現するのが難しい事だと思います。しかし『i ro se (イロセ)』のアイテムを見ていると、ミニマルなデザインの中に、留め具やマチを調整するドットボタンなどわくわくした気分になるギミックが潜んでいます。それはデザイナー自身が手を動かすことで発見したひらめきと、創作することを楽しむ過程で生まれた遊びが、作られるモノに投影されているからだと思います。毎日、持ち歩きたい。そう思わせてくれる魅力がこのリュックサックにはあります。 i ro se:kimyongduckstyling:Mari Nagasakahair&make:Daisuke Yamada(Cake)model:Rio Kajiyamatext : Shizuka Takehara
2018年12月19日日本における、帽子メーカーの草分け平田暁夫氏に師事していた、デザイナー木島隆幸。アプローチは平田氏とは異なり、より被る人に寄り添ったデザインは今の時代にフィットしています。職人の手作業で丁寧に生み出され、独自の製法で作られた柔らかな素材は高い品質を誇り、機能性も抜群。ミニマルなデザインの中に、存在感を放つ佇まいがファッション好きから愛されています。 被るだけでスタイルが決まるキャップキャップ¥24,000/KIJIMA TAKAYUKI(ビショップ) アウター、ボトム、シューズまで…コーディネートが完成したつもりなのに、何だか物足りない。そんな時『KIJIMA TAKAYUKI (キジマ タカユキ)』のハットを被ると、自然とスタイルが決まる。そんな全体のバランスを整えてくれる魅力があります。レザーが珍しいジェットキャップは、スポーティでカジュアルな印象が強いキャップを、レザーに落とし込むことでモードな装いに。例えばトレンチコートにデニム、足元はデッキシューズ。そこにレザーキャップをプラスすることで、コーディネートがぐっと引き締まって、大人の品格を醸し出してくれます。 数あるアーカイブから選ばれた名品 アーカイブからビショップ別注で復刻した、ジェットキャップ。一般的なタイプは6枚のパネルを組み合わせて作られますが、ジェットキャップはよりシンプルに5枚で構成されています。浅い被りも特徴で、素材に上質なシボ皮を用いることで、より洗練された印象になります。 後ろのアジャスターベルトを見てみると、レザーと対比するプラスチック素材。銀面に細かなシワが入った重厚感のある佇まいに、ぬけ感を与えてくれます。『KIJIMA TAKAYUKI (キジマ タカユキ)』のハットはデザイナー独自の視点で移り変る時代を読み取り、コーディネートすることで活きる魅力があります。化繊のキャップではカジュアルすぎるけど、レザーならばちょっと背伸びしたくなる。帽子が好きな人は勿論のこと、被ることに抵抗がある人にもトライして欲しいです。 ビショップ03-5775-3266:kimyongduckstyling:Mari Nagasakahair&make:Daisuke Yamada(Cake)model:Rio Kajiyamatext : Shizuka Takehara
2018年12月17日仕事でも活躍するレザーバッグとなると、トート型が手軽で使い勝手が良いですが、それ故に書類などを入れ過ぎてしまう、という難点があります。A4サイズは入り、それなりにきちんと感もある。何よりも見た目がおしゃれで、オフでも持ちたくなるほど可愛い!そんな、ワガママな人も満足するバッグがあります。 ビジネスシーンもおしゃれにショルダーバッグ¥59,000/A.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス) 昨年から展開している「Albane」モデル。シーズンごとにカラーリングを代えており、定番はブラック。今季の新色は真紅のようなレッド。持つだけで、ポイントになりスタイルを明るくしてくれます。リピートして愛されている理由は、ブランドらしいミニマルなデザインと同時に、A4サイズが入る設計にしたこともプラスの要因だと思います。一見、コンパクトなフォルムなので、日々の書類が入るか心配してしまいますが、そこは機能性も優れているのでご安心を。スマートに、おしゃれに持ち歩けます。 自分色に染めるスムースレザー スペインのベジタブルタンニングを施した上質なスムースレザーを使用したショルダーバッグ。クロムタンニングと呼ばれる植物性とは相反する、化学薬品を施したものより、使い込むほどに自然なエイジングを楽しめます。自立するスクエアのシルエットはきちんと感もあり、ビジネスシーンでも活躍してくれます。ジップ式なので中身が見えることもなく、マグネットのストラップも使い勝手が良い作り。内ポケットは一つあり、フロントのポケットは定期や財布を一時的に入れておくのに便利。実用性と、華やかなデザイン性を併せもったショルダーバッグです。 師走で忙しいこの時期。真っ赤なレザーバッグを持つことで、年末を乗り切る気合い注入に、何より今年一年を頑張った、自分に送る最愛のギフトにぜひ。気分も上がって仕事も捗ってしまうかも?ぜひお試しください。 アー・ペー・セー カスタマーサービス03-3710-7033:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext : Shizuka Takehara
2018年12月09日愛着が湧くものは、それに至るまでのエピソードがあることで抱くことが多いと思いますが、作られる過程で関わった人たちの愛が、そのモノに投影されていれば、自然と大切にしたくなるように感じます。そんな真摯な姿勢でもの作りと向き合うブランドが新たに誕生しました。アパレルウェアを2017年からスタートした『KIJI(キジ)』は日本の国鳥・雉(キジ)の名を冠したブランド。それは日本のもの作りへの敬意と拘りを表しています。ワークウェアなどのアーカイブデザインを軸に、オリジナルの生地(KIJI)選びを行い大人の遊び心やスパイスを加えて新たなアイテムを提案しています。レザー小物は今季のコレクションからスタートしたそう。 たくさん荷物を入れても、安定するサイズ感バッグ〈SHINBUN〉¥48,000/KIJI(ブルーム&ブランチ青山) 「SHINBUN」と名付けられたこのバッグはかつてアメリカで新聞配達に使用されていたコットン素材のニュースペーパーバッグをモチーフにしたもの。しっかりとした幅のマチとハンドルは安定感があり、荷物をいれてもしっかりと支えてくれます。ハンドルの長さも絶妙で、片掛けはもちろん斜め掛けもできてしまう、計算された大きさなのです。 手間を惜しまないもの作り バッグ〈SHINBUN〉¥48,000/KIJI(ブルーム&ブランチ青山) 丸いフォルムが可愛いショルダーバッグは、ベジタブルタンニンで革を長時間浸すことで、柔らかで良質なものが出来るバケッタ製法によって作られたレザーを使用しています。手間と時間がかかるため、いまでは継承者が希少な技術です。この製法は使い続けることで艶や馴染みがでてきて、個々で経年変化を楽しめるのが魅力です。そしてバッグの中を覗いてみると、コバの処理の美しさに感動するはず。一枚革で仕上げることで軽量になる利点がありますが、その分だけ内側の処理の綺麗さが職人の腕の見せ所。東京の革小物を扱う職人による、仕立ての美しさに注目してください。 ミニマルなデザインなので男女問わず持つことができ、使い続けることで個々の歴史が刻まれるニュースペーパーバッグ。持った当初は馴染めなくとも、レザーの表情が移り変わることで徐々に愛着が湧いてきて、供に日々を大切にしていきたいと思えるはずです。 ブルーム&ブランチ青山03-6892-2014:kimyongduckstyling:Mari Nagasakahair&make:Daisuke Yamada(Cake)model:Rio Kajiyamatext : Shizuka Takehara
2018年12月07日数年前から小型財布ブームが続いてますが、ネットワークの普及と共に携帯やカードひとつで支払が完了できてしまう場面が多くなったと思います。追うように小型バッグブームも相まって、大きな長財布はもはやナンセンス。いかにスマートに財布を持ち歩くか、というのが重要なのです。そんなキャッシュレス社会は海外に目を向ければ、もはや当たり前のこと。 希少なバケッタ製法で職人が丹精込めてスリムウォレット各¥32,000/CAMPBELL COLE(メイデン・カンパニー) イギリス・ノッティングガムで2012年にスタートした『CAMPBELL COLE(キャンベル コール)』。デザイナーは同国出身のIan Campbell Cole(イアン キャンベル コール)とFelicity Baggett(フェリシティ バゲット)の2人が立上げたレザーブランドです。イタリア・トスカーナ地方の伝統的な手法である、ベジタブルタンニンで時間をかけて舐めしたバケッタ製法のレザーを使用。手間と時間がかかることから、継承者が少ないため現在では希少な製法です。そのレザーを英国内で卓越した技術をもつBespoke Manufacturing(ビスポーク マニュファクチャリング)という工場で生産。まだ若いブランドながら、高い品質を誇るレザーアイテムを展開しています。 デザインをし過ぎない、ミニマルさ バケッタ製法で作られたアイテムの魅力は経年変化を楽しめること。個々でエイジングが異なり、自分だけのウォレットに仕上がります。余計な飾りがないシンプルなデザインは、“understated(アンダーステイティド)”と言う、装飾を排したミニマルさを追求した考えが根底にあるから。カードは6枚程収納できて、後はコインケースのみ。この潔さによって、最小限の機能性を宿したスマートなウォレットが完成したのです。 ビギナーはちょっとしたお出掛けのセカンド財布として このスマートなデザインが出来た背景は、ヨーロッパで既にキャッシュレス化が進んでいること。日本でも徐々にその波はきていますが、やはりお札と小銭は必要にかられる場面も多いはずです。そんなビギナーには、メイン財布と別にちょっとした買い物や、ランチの時などセカンド財布として使用することから始めても。またはキャッシュカードやポイントカードなどを持ち歩かない、海外旅行の際にデビューするのもおすすめ。最初は心許ない気になりそうですが、財布の大きさでバッグのサイズを気にすることもなく、何よりスマートに持ち歩けることに感動します。そして自分がいかに、様々なしがらみを多く持ち歩いていることに自然と気づくはず。スリムウォレットと共に、気持ちも軽くして、キャッシュレスライフを楽しみましょう。 メイデン・カンパニー03-5410-9777:kimyongduckstyling:Mari Nagasakahair&make:Daisuke Yamada(Cake)model:Rio Kajiyamatext : Shizuka Takehara
2018年12月04日2004年にメンズブランドとしてスタートした、『AUGUSTE-PRESENTATION(オーギュストプレゼンテーション)』。2014年よりレディースラインもスタートし、ほかにもAUGUSTE-PRESENTATION Pajamalook(オーギュストプレゼンテーション パジャマルック)と、Tシャツやスウェットなどデイリーなアイテムを展開するGOWN & FOUNDATION(ガウン アンド ファウンデーション)の別ラインもある。化学繊維は極力使用せず、天然の繊維を主としており、早くからサスティナブルなもの作りを根ざしていたブランドです。 テクニカル素材の秘密ブルゾン¥70,000/AUGUSTE-PRESENTATION(エフアイティー)エフアイティー Gジャンをベースにしたブルゾンは、デニムよりも暖かみのある風合いと、やわらかなシルエットがマニッシュなスタイルが好きな女子の心を擽ります。英国の羊毛糸を千鳥格子柄に織り上げて、軽くて暖かいシンサレート中綿を入れています。最新化学によって生まれたシンサレート中綿は、アウトドアウェアのほかに布団などにも使用されるほど、多目的に用いられているテクニカルな素材。天然繊維の良さを十分に解釈しているからこそ、新しい技術にも目を向けて、用途により取り入れる順応な姿勢はブランドの価値を更に高めてくれます。 裏地は綿100%にしているので、肌触りも良好。表面はウール特有の毛羽立ったごわつき感がありますが、部屋着の中綿半纏を着ているような着心地なので快適です。 素材へのこだわりと共に、さりげないディテールにも注目です。Gジャンやデニムパンツにも用いられる、ネオパー釦を採用。よくみるとブランドの刻印に、ヴィンテージ加工を施した特注品です。デニムパンツを初めとるオーセンティックなアイテムは、デザインや機能性が既に完結しているため、勝るもの作るのは至難なこと。しかし、シンサレート中綿のようなテクニカルな素材を用いながら、コットンやウールなど天然の繊維を融合させたデザインはいまの時代だからこそ作ることができたウェアだと思います。そして汎用性が高いGジャンをデザインのベースにしたのでデイリーに着やすく、軽量かつ暖かいため寒さで身体がこわばる季節におしゃれを楽しみたい人には欠かせません。 エフアイティー:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext : Shizuka Takehara
2018年11月30日日本が誇る繊細な美意識と、確かな技術によって作られる「美しい服・受け継がれる服」を根ざしている『Phlannèl(フランネル)』。ブランド名の「PHENOMENAL」は非凡、並外れたという意味を持ち、伝統的な織物の「FLANNEL」を掛け合わせた造語です。今の空気を纏いながら、時が経ても魅力が失われない、着る人と共に育める装いを目指しています。 マテリアルの良さを実感しながら、日常に取り入れるシェットランドウールクルーネックセーター¥21,000/Phlannel(ブルーム&ブランチ青山) 普遍的なデザインこそ、汎用性が高くて長く愛せるものが魅力だと思います。それに加えてこだわりたいのは素材の良さ。『Phlannèl(フランネル)』のシェットランドウールは、オーストラリアのジロン地方で産出されるエクストラファインラムウールを混紡したもの。ラムウールの繊細で軽く柔らかな素材感と、シェットランドウールの保温と保湿性を合わせ持った、まさにいいとこ取りの糸によって作られた、クルーネックセーター。今季は気分も真っさらに白で決めたいとこですが、カラーバリエーションは7色あるので、クローゼットと睨めっこして選ぶのもひとつの手です。 肌触りが違う、他とは別格のコーデュロイ コットンコーデュロイトラウザーズ¥28,000/Phlannel(ブルーム&ブランチ青山) 共布のベルト仕様で、ふっくらとしたシルエットがメンズライクなグルカパンツ。美しい畝をもつコーデュロイは他とは別格の仕上がりです。高密度に織り上げて畝を丸くカットすることで、見た目の良さだけでなく、なめらかな肌触りの生地に。この繊細な作業は日本の職人だからこそ出来る技ですが、継承者も希少であるため、素材自体も貴重なものになっています。程よいワイドシルエットはマニッシュに着ても良いですし、ジャケットと合わせて、少し力の抜けた大人カジュアルを演出しても。また穿くことで身体に馴染むため、デニムと同様に育てる楽しさもあります。 毎日を彩るからこそ、身に纏う洋服はデザインと品質にもこだわりたいと思う。しかし扱いにくい素材のものや、着る時に身構えてしまうものは結局、箪笥の肥しとなって活躍してくれません。本当に欲しいと思えるのは、作りが良いというのはもちろんであり、『Phlannèl(フランネル)』が提案する、着る人と共に育める洋服だと思います。 ブルーム&ブランチ青山03-6892-2014:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext : Shizuka Takehara
2018年11月26日日本メイドのデニムブランドとして、MHL(エムエイチエル)と長年コラボレートを続けるCANTON OVERALLS。それを語る上で欠かせない日本と米国の2つのメーカーがあります。 『CANTON OVERALLS』が辿ってきた道ニット¥36,000/MHLトラウザーズ¥27,000/MHL×CANTON(アングローバル) ひとつは1899年にアメリカで綿織物の紡績工場として始まった、CANTON COTTON MILLS社。米国内で指折りのデニムメーカーとして成長し、高い品質を誇っていました。その後、1963年に日本で初めて同会社のデニム地を輸入した国産のジーンズブランド「CANTON」が誕生。これが二つ目の「CANTON OVERALLS」の前進です。デニム地以外にも、ヴィンテージマニアならお馴染みのTALONジップや、SCOVILLリベットを当時から輸入。縫製は頑丈なデニムを縫うのに長けていたUNION SPECIAL社のミシンで行うという徹底したもの作りで人気を博していました。しかし70年代以降、時代の変化とともに勢いを徐々に失い休止に。アメリカの工場も閉鎖となり、表舞台から姿を消していました。2008年に「CANTON OVERALLS」と改名し、以前と同様に日本メイドのブランドとして始動。当時の高い品質は継承しつつ、ワークウェアの機能性を追求し続けています。 必然的な出逢いによって生まれたデニムニット¥36,000/MHLトラウザーズ¥27,000/MHL×CANTON(アングローバル) 『MHL(エムエイチエル)』にとって、ミリタリーウェアやユニフォーム、ワークウェアは機能性と実用性を兼ね備えたものであり、デザインする上で着想源となります。それに値するタフで本格派なCANTON OVERALLSのデニムはまさに理想の存在。英国ブランドらしく、あえてヨーロッパのワークウェアのディテールを用いて、2013年春夏から毎シーズン改良を重ねてコラボレートを続けています。今季の新作がこのデニムトラウザーズ。トラウザーズとは、イギリスで言うズボンのこと。CANTON OVERALLがオリジナルで開発した13,75 oz(オンス)のデニム地で作られました。旧式の力織機を使うことで、穿き込むうちに現れる混じり気のないインディゴブルーの縦落ちが実感でき、オーガニックコットンをブレンドしたことでナチュラルな着心地に。デニムが持つタイムレスな機能性と、MHLらしいモダンで実用的なデザインが昇華したコラボレートデニムは新たなヘビーユース品として活躍します。 ヴィンテージニットをデザインのベースに ニット¥36,000/MHL トラウザーズに合わせたいのは、ヴィンテージをベースにしたニット。ショールカラーがポイントのアイテムは、デニムとも相性が良いです。そして程よいフィット感と肌触りの良さもあり、クローゼットの新たな即戦力に。ショールカラーが女性らしく、モダンな仕上がりがMHL(エムエイチエル)らしいエッセンスが効いています。 出逢うべくしてコラボレートが始まった、MHLとCANTON。互いがもつ魅力を最大限に活かしたデニムトラウザーズは、新たな名品になりそうです。 アングローバル03-5467-7874:kimyongduckstyling:Mari Nagasakahair&make:Daisuke Yamada(Cake)model:Rio Kajiyamatext : Shizuka Takehara
2018年11月25日今年は暖冬になりそう、と報道された昨今ですが。と言っても、アウターが欠かせないことは確かです。それもあり、ついつい中のインナーは少し楽な格好でも良いかも、と思いがち。お店にいざ入ってコートを脱ぐ瞬間、その判断の甘さに後悔する人も居なくもないはずです。そう、アウターの力を借りれてしまう冬こそ、その中のスタイルでどう勝負するかが、おしゃれの真骨頂。そんなとき、ワードローブにあると嬉しいのは、A.P.C.(アー・ペー・セー)のベストとパンツなのです。 日常着をアップデートしてくれるベスト ベスト¥33,000/A.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス) 秋冬のプレゼンテーションでも、ストライプのワンピースと合わせたり、象徴するアイテムのひとつであるベスト。贅沢な多色使いのジャカード織がレトロなサイケデリック柄は、ノスタルジーでありながら新鮮さも感じます。ふっくらと柔らかい風合いを実現させる糸は、スコットランド発のTODD & DUCAN社によるもの。発色がよく、深みのある色出しは丁寧に手間をかけて紡績したことで作られます。その品質の良さから、数々のラグジュアリーブランドが信頼を寄せる、由緒あるサブライヤーです。そんな複雑な行程を経て生み出されたベストは、ベーシックなコーディネートのスパイスとして、取り入れて欲しいアイテムです。 デザイナーもお墨付きのタックパンツパンツ¥37,000/A.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス) 17年AWからリピートして登場している、メンズライクなタックパンツ。イタリアLANIFICIO COMERO社のファブリックを起用しており、フランネルウールにほんの少しウレタンが入った伸縮性を兼ね備えた、コンフォータブルな素材です。この落ち感のある質感とスタイルの相性がとても良いと、デザイナーのジャン・トゥイトゥもお気に入りだそう。サイケデリック柄のベストと合わせて、象徴的な共布のベルトとフラップを存分にアピール。脚のラインも綺麗に見えるので、一本あると着こなしの幅を広げてくれる、秀悦なボトムです。 A.P.C.(アー・ペー・セー)の魅力は、デザイナーのジャン・トゥイトゥから発信されるカルチャーを着用することで体感できること。一見、ベーシックなコレクションの背景には音楽やアートがクロスオーバーしており、その匂いを感じとりながら身に纏うことこそ、装いを楽しむ醍醐味だと思います。 アー・ペー・セー カスタマーサービス03-3710-7033:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext : Shizuka Takehara
2018年11月18日2012年にメンズブランドとしてスタートした、『FILL THE BILL(フィル ザ ビル)』。古着好きなデザイナーが立ち上げたこともあり、デニムをはじめとするミリタリーテイストを軸にしたラインナップを展開し、洋服マニアを虜にしていきました。その後、17年にウィメンズラインを始動。メンズ同様に生地から縫製まで日本生産にこだわり、これまで集めてきたアーカイブを再解釈しながら、シーズンごとに研究を重ね続けている、職人気質なブランドです。 経年変化も味になるオリジナルウールバックプリーツトレンチコート¥105,000/FILL THE BILL(シック) 羽織ものは値段も高額になりますし、買うときはそれなりに吟味して、選びたいもの。ましてトレンチコートは使いやすさから、すでに一着は持っている人も多いはずです。二着目の主力メンバーとして加えたいのは、『FILL THE BILL(フィル ザ ビル)』のコットンではなく、ウール素材のトレンチコートです。 寒い季節に嬉しいウールの生地は、オリジナルで作成した梳毛ウールのギャバジンを使用。糸の密度が高いために張り感もあり、ずっしりとした重みはもの作りにこだわるブランドだからこそ味わえるもの。コットンとは異なり、何年着ても型くずれしにくく、着るたびに馴染んで柔らかくなるため経年変化を楽しめます。 違いがわかる女子はバックスタイルで語る バックプリーツトレンチコート¥105,000/FILL THE BILL(シック) ドレスシャツ¥26,000/FILL THE BILL(シック) このトレンチコートの最大の魅力は後ろ姿にあります。バックのみに施された、エレガントなプリーツは鏡越しに見るたびに、そのさりげない大人な遊び心に胸が高鳴ります。袖幅のあるメンズウェアを着たような、少しオーバーなサイズ感も◎。メンズテイストが好きな人にはたまらない一着です。中に着たドレスシャツはブランドの定番品。新たな仕様として、身頃のエプロンとカフスをドビー織りにして、ニュアンスのある一枚にしています。丈も少し長めにして、マキシ丈のコートと相性が良いです。 普遍的なアイテムとして、愛されているトレンチコートですが、クラシックなものだからこそ、トレンドも意識したい。FILL THE BILL(フィル ザ ビル)のバックプリーツのトレンチコートは、ミリタリーの良さと今の気分が共存した、新たな定番アウターとして仲間入りしてくれます。 シック03-5464-9321:kimyongduckstyling:Mari Nagasakahair&make:Daisuke Yamada(Cake)model:Rio Kajiyamatext : Shizuka Takehara
2018年11月17日アランセーターの歴史を紐解くと、漁業が盛んなアイルランドのアラン諸島が発祥の地と言われています。アラン模様のひとつである、ケーブル編みはケーブル=綱をモチーフとしたもので、大漁や安全、または交差する綱から子孫繁栄を意味するなど、由来は諸説あるそう。日本ではご承知の通り冬の相棒品として根付いており、それは自国のクラシカルな産業によって守られているのです。 メイドインジャパンが誇る、撚りの技術 ニット(メンズサイズ)¥21,000/MORRIS&SONS(ビショップ) 飽きのこないデザインで、デイリーに着られる人気のブランド、『MORRIS & SONS(モリス&サンズ)』。一見すると、クラシカルなケーブル編みのアランセーターですが、纏うことでその軽さに驚くはず。これは日本の老舗紡績メーカーが所有する、ソフトリリーという特殊な紡績機で作られています。それにフランスの羊毛を原料にした別注のリリヤーン糸と、同原料のロービング糸の2種類を混紡。ソフトリリーを使う利点は、名前の通り柔らかな仕上がりの糸が紡がれること。それによって、着心地が豊かなアランセーターが完成するのです。 “あえて”メンズをチョイスニット(メンズサイズ)¥21,000/MORRIS&SONS(ビショップ) 女性がメンズサイズを“あえて”着ることは、昨今ではあまり抵抗がないはず。サイズさえあえば、元より着ることができれば、ジェンダーレスで自由に楽しめるのは現代ファッションの特徴だと思います。『MORRIS & SONS(モリス&サンズ)』のアランセーターもあえてメンズサイズを選ぶのがお勧め。もちろん、レディースサイズも用意があるのでご心配なく。色味はブラックの他に、ホワイト系のナチュラル、レッド、ブラウンがあり、どれも重宝しそうなカラーバリエーションです。ちょっとオーバーな着こなしで、ケーブル編みのやわらかな特有のボリュームがより強調したシルエットに。それこそ、このニットをメンズサイズで着ることの醍醐味。いつの時代も、大きめなサイズをダボっと着た女子の可愛さは無敵です。 ビショップ03-5775-3266:kimyongduckstyling:Mari Nagasakahair&make:Daisuke Yamada(Cake)model:Rio Kajiyamatext : Shizuka Takehara
2018年11月15日ローブ¥9,900/L.L.Bean(L.L.Beanカスタマーサービスセンター) ベッドタイムもおしゃれに楽しみたい人からも支持率が高い、ローブ。部屋着としてはもちろんですが、最近では街着のコートとして活躍の場を広げています。特に今年の冬はエルニーニョ現象の影響で暖かくなりそうな予感。ちょっと外出する時にさらりと羽織れたり、万能のインナーダウンを登場させれば、更に用途が広がります。もちろん、アウトドアブランドとして100年以上の歴史をもつ『L.L.Bean(エル・エル・ビーン)』でも定番アイテムとして長年愛用されています。 オリジナルのフランネルは柔らかな風合いで丈夫ローブ¥9,900/L.L.Bean(L.L.Beanカスタマーサービスセンター) タータンチェックのほっこりとした温かみを感じるローブは、オリジナルで開発したポルトガル産のフランネル素材を用いたことで、ソフトな肌触りを実感できます。これはブランドで長く愛されている、シャミー・シャツと同様の素材を起用しており、肉厚で丈夫なのも嬉しい点。また熟練した職人により、丁寧に起毛加工を施しているので毛玉になりにくく、おしゃれ着でありながら機能性も高いアイテムなのです。 ローブ¥9,900/L.L.Bean(L.L.Beanカスタマーサービスセンター) こだわりのタータンチェックは色合いを長く保つために、糸から染めて仕上げたもの。レッドの他にも、ブルーのタイプなどもあり、好みのカラーを吟味できます。サイズはメンズオンリーなので、SかMサイズがおすすめ。コットンなので、気軽に家洗いができるのも◎。着丈が長いため、オーバーサイズでアウターとして着られるので、今の気分にマッチして重宝してくれます。何よりもオリジナルの上質なフランネルコットンを用いて、ソフトな手触りで耐久性とデザイン性が合わさったローブを作れるのは、老舗アウトドアブランドだからこそ出来ること。ホリデーシーズンにもぴったりなカラーのローブを纏って、フランネルの優しい風合いを実感してください。 L.L.Beanカスタマーサービスセンター0422-79-9131www.llbean.co.jp photograph:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext : Shizuka Takehara
2018年11月15日ニットプルオーバー¥17,000/Johnbull(ジョンブル 原宿) デニムの産地として有名な岡山県児島に、1952年創業した老舗ブランド『Johnbull(ジョンブル)』。代名詞と言えるデニムは米国などの輸入品が増えはじめた60年代から国産にこだわり、日本のデニム界をけん引してきた草分け的存在です。中でも得意のワークウェア&ミリタリーから派生したウィメンズラインが、2018年春夏よりセンシュアルな女性に向けて一新。デニムを主軸としたオリジナルウェアのほか、ドレスラインや、国内外からセレクトした感度の高いアイテムを展開するなど、核となる部分は保ちつつ新たな視点で発信し続ける、今再注目したいブランドです。 圧縮ニットの良さを存分に活かしたもの作りニットプルオーバー¥17,000/Johnbull(ジョンブル 原宿) 毎年、買い足しては増えていくニット。新たな主力メンバーに加えたいのは、構築的な袖や身頃のボリュームによって、程よいぬけ感のあるエアリーなニットプルオーバー。思わず頬づりしたくなるような、肌触りの秘密は圧縮したウール。それにより、ほつれない切りっぱなしの仕様にすることもでき、軽やかな佇まいが実現しています。さらにアームのつなぎ目をきれいに始末することでリバーシブルでも着られるようにしており、見た目以上に細部にまでこだわりが詰まった一着です。ディテールを存分に活かしてシンプルに一枚で着るもよし、オーバーシャツと重ね着して、自分なりのスタイルで着まわせるのも魅力的。 ベーシックカラーは卒業!赤で主張してニットプルオーバー¥17,000/Johnbull(ジョンブル 原宿) ブラック、チャコールグレー、ネイビー……。アウターも暗いトーンになりがちな季節。だからこそ、ベージュやブラウンなど安心のベーシックカラーを合わせたいところですが、ここで深呼吸。今年は真っ赤な気分でちょっと違う自分を演じてみるのも◎。ボトムはワイドデニムや今季注目のチェック柄でさらにトレンドをプラスして、ブラッシュアップしたスタイルで冬の寒さを吹き飛ばしましょう。 ジョンブル 原宿03-3797-3287instagram:@johnbull_private_labo photograph:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext : Shizuka Takehara
2018年11月02日暑さも日差しも強かった平成最後の夏。お肌が夏のダメージを受けたままという方も多いのではないでしょうか? 2018年10月5日発売の『オサジ』のシートマスクは、そんなお疲れ肌にぴったりのアイテムです。 『オサジ』のシートマスク-Shizuka-の魅力 ローズマリーの精油が強い日差しで炎症を起こした肌を鎮めると同時に、温泉水に含まれるマグネシウムなどのミネラル分が紫外線で壊れたバリア機能の修復を手助け。また、五倍子由来のタンニンが紫外線によって肌の中に発生する活性酸素を除去し、紫外線によって加速する廊下を防止します。 夏の紫外線は適切な水分・油分をキープする機能を持つ角層にもダメージを与えます。この弱った角層に『オサジ』のシートマスクは3つの成分の合わせ技でアプローチします。①ミネラル・・・現代は食事からのミネラルの摂取が難しく、乾燥や肌荒れの原因に。『オサジ』のシートマスクはその不足しがちなミネラルを豊富に含むアルプスの温泉水を採用。②尿素・・・もともとヒトが持っている成分。水分を吸着し、うるおいを角層に留まらせる。③PCA-NA・・・天然保湿因子の約12%を占め、角層の細胞間脂質に浸透して保湿。 さらに夏バテに肌に嬉しい2つの成分も含みます。①タンニン酸・・・しゅうれん作用、お肌の引き締め、キメの整え、活性酸素除去。②ローズマリー・・・紫外線で炎症した肌を鎮め、血行を促進し自然な肌の色を維持。 あなたのお肌、疲れたままではないですか?『オサジ』のシートマスクで潤いを取り戻しましょう! 『オサジ』のシートマスク-Shizuka-1枚入り(20ml)¥600(税別)3枚セット¥1,800(税別) 【お問い合わせ先】日東電化工業株式会社TEL0120-933-871
2018年09月15日6月24日まで開催される映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2018」のレッドカーペットイベントが4日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで開催。同イベントにはHIRO、山下健二郎、岩田剛典、白濵亜嵐、青柳翔、飯島直子、加藤雅也、土屋アンナ、Dream Ami、別所哲也らが登場した。今年で20回目を数える同映画祭は、米国アカデミー賞で公認されているアジア最大級の国際短編映画祭。6月24日まで東京8会場で開催され、世界130以上の国と地域から集まった過去最高となる10,000本の作品から選りすぐりの約250作品が上映される。初日となったこの日はオープニングセレモニーが行われ、その後にレッドカーペットイベント。冒頭では同映画祭の代表を務める別所哲也、フェスティバルアンバサダーのLiLiCoが登壇したほか、フェスティバルナビゲーターである三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの山下健二郎、岩田剛典らが同映画祭のお祝いに駆けつけた。その後も続々と豪華なゲスト陣が登壇。次々とレッドカーペットを練り歩き、同映画祭に華を添えた。レッドカーペットイベントに登場したのは、以下の通り。別所哲也、LiLiCo、加藤雅也、飯島直子、アン・ソンギ、渡辺大、Dream Shizuka、Dream Ami 、鷲尾伶菜、山口乃々華、岩谷翔吾、佐藤寛太、藤原樹、鈴木伸之、 橘ケンチ、小林直己、尚玄、土屋アンナ、片寄涼太、中務裕太、片寄涼太、佐野玲於、 関口メンディー、とよた真帆、斎藤工、清水康彦、白濱亜嵐、岩田剛典、 山下健二郎、青柳翔、HIRO、後藤美波、濱田龍臣、DJ DARUMA、VERBAL、MAKIDAI、奈緒。
2018年06月05日ターメリック(ウコンと同じ植物)といえば真っ先に思いつくのがカレー。だが、そのターメリックが料理以外にも着色料、薬品など幅広く使われていることを知っているだろうか。また近年ではアンチエイジングなどの美容効果があることからターメリックラテ(ターメリックとミルクを合わせたもの)をメニューにおいているカフェもある。そんなターメリックはインドが原産であり、その生産量と輸出量は世界一。それゆえインドでは安価で手に入るのだ。しかしターメリックブームのアメリカでは、ターメリックの栽培地域が限られていることもあって、インドより断然高い値段で売られている。さらに、栽培するインド人農家には労働に見合った賃金をもらえていない人たちがいるのだ。この商品となる製品を栽培する生産者よりも、販売者の方がはるかに多くの利益を得ているという事実を知れば、フェアじゃない取引を行う販売者たちに怒りが湧いてこないだろうか。だが、そんなターメリック産業における不平等な状況を変えようとするひとりの若者がいる。インドのムンバイ育ちでアメリカ在住のSana Javeri Kadri(サナ・ジャヴェリ・カドリ)は、2017年8月にDiaspora Co. (ディアスポラ・コーポレーション)を設立した。Diaspora Co.ではインドの南部ヴィジャヤワーダから直輸入したターメリックを販売している。香辛料の取引において不公平な賃金の支払いがあるという事実を知ったサナは、公平な取引によってインドの農家に最大限の利益をもたらすことを目的に起業したのだ。Diaspora Co.の製品は4代続くターメリック農家のものを取り扱っており、クルクミン*1が豊富で品質の高いものである。サナたちのウェブサイトを見てみると、ターメリックの活用法はさまざま。アメリカで流行しているターメリックラテなど飲料から、ターメリックを入れた料理やお菓子、ターメリックを染料として使い染められたインドの伝統衣装のサリーまでが紹介されている。(*1)クルクミンとはターメリックに含まれている黄色の色素で、ポリフェノールの一種。抗酸化作用や肝機能の向上、消化不良の改善や美肌効果などが期待できる固定観念をなくすという点で、彼女がクィア(性的マイノリティの総称)であるという点も主張している。いまだに性的マイノリティの社会的な立場は弱く、彼らに対して偏見をもつ人は少なくない。そのため、性的マイノリティであることを大々的に主張することで、それに対して理解のない人々から批判や差別的な発言を受けるかもしれない。しかし当事者であるからこそ同じクィアの人々の立場を理解でき、自らが声をあげ発信していく人間となって、そのようなの人々の社会的な立場を確立しようとしている。Diaspora Co.に はこのような彼女の思いやアイデンティティがそのまま反映されているのだ。身近なところから「フェアな社会」の実現を目指す▶︎オススメ記事・p.20 アパレル企業が「ゴミ野菜」に手を出した。フードロスを減らす、“着る野菜”とは。|『GOOD GOODS CATALOG』・p.19「“ブサイク野菜”をインド料理へ」。チャツネで年間700kgもの廃棄野菜を救うファミリー。「Eat Me Chutneys」|『GOOD GOODS CATALOG』All photos by Diaspora Co.Text by Shizuka KimuraーBe inspired!
2018年02月17日自分の性格や感覚が周囲の人々と違うことで、悩んだり落ち込んだりという経験は誰もがあるだろう。世間では人付き合いがよく、誰とでも気さくに会話できる人がリスペクトされる風潮がある。しかし、人間関係の築き方は人それぞれで、良いも悪いもないはずだ。世界最大の動画プラットホームYOUTUBEでは、誰も思いつかない驚くような挑戦を動画にしたり、自作の音楽や映画を世界中の人と共有することができる。そんなYOUTUBEでは社会を良くするために動画を作るYOUTUBERが存在していて、Be inspired!では、彼らをGOOD YOUTUBER、略してGOODTUBER(グッチューバー)と呼んでいる。そんなGOODTUBERを紹介する本連載を通じて、新しい価値観や考え方と出会い、「社会をよくするために何か自分でもできるかもしれない」と感じるきっかけになれば嬉しい。内向と外向自分がどのような人間かについて説明するとき、内向的or外向的という言葉が用いられることがある。しかし、この言葉の定義を「外向的な人=気さくで社交的」、「内向的な人=人見知りで付き合いが悪い」などと思い込んでいる人は少なくないだろう。このように間違えて捉えられていた場合、それぞれのタイプに対し、外向的はポジティブ、内向的はネガティブだと特定のイメージを持たれているかもしれない。誤りをなくすために内向的とはどんな人のことか、内向的なユーチューバーRaheem Davis(ラヒーム・デイビス)が、内向的(introvert)と外向的(extravert)の違いについてわかりやすく説明している。※動画が見られない方はこちら内向的:エネルギーが内側に向く自分のエネルギーが社交すると消耗されるので、それを回復させるために一人になることを必要とする。外向的:エネルギーが外側に向く一人にされると不安になるので、社交することによりエネルギーを得ている。 彼は自身を内向的だと語り、内向的な人がどんな特徴を持っているのか、そのいくつかを紹介している。①内向的な人は他人の注目を集めたくない②内向的な人は必ずしも世間話をしたくない③内向的な人は長時間、他人と一緒にいるとエネルギーが消耗される④内向的な人は少人数のパーティーが好き、外向的な人は大人数のパーティーが好き⑤遊びの誘いを断ったからといってその人のことが嫌いなわけではない。ただ出かけたくない気分だったり、会話したくない気分なだけ。⑥内向的な人は友達が少ないかもしれないが、狭く深い付き合いをするまた彼は「一人」でいることと「孤独」であることは違うと語り、内向的な人が孤独を好んでいるとは限らないことも主張している。内向的+外向的All photos via @raheemdtvText by Shizuka KimuraーBe inspired! この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!18人目:欧米の女性に「小顔だね」は失礼。日韓ユーチューバーが伝えたい、世界とは違う「“面白い”アジアの常識」Biが選ぶ今週のGOODTUBER(グッチューバー) 「小顔だよね」そう言われたら、多くの人が喜ぶに違いない。女優もモデルも全員小顔。顔が小さいことこそ、美しいとされている。 しかし、日本の裏側では小顔と...
2017年11月24日「仕事を選ぶうえで大切にしていること」って何ですか?不況の時代「やっぱ安定と収入だよね」という現実的な声も多いだろう。でも、心のどこかでは「自分が好きなこと」「趣味に近いこと」で何かを成し遂げたい、フルタイムの仕事でそれができて本当の自己実現…という“本音”を持っている人、少なくないと思う。実はその考えこそ働くあなたを苦しめているかもしれない。今回のゲストスピーカーは、学生時代から“予約4,000人待ち”の人気を博したフリーランスシェフのジョナ・レイダー(23)氏、ファッション業界から農業界に転身し、“東京生まれ、無農薬育ちの野菜”を栽培する太田 太(35)氏、“歌謡エレクトロユニット”「Satellite Young」のボーカル、母、会社員という“三足のわらじ”を履く草野 絵美(27)氏の3名。ざっくばらんに質問が飛びかった2時間。ゲストそれぞれの常識にとらわれない働き方、そして冒頭のキラーメッセージについてを、改めてここでみなさんにお伝えしたい。▶︎今回のゲストスピーカーの3名の詳細はこちらから「大学卒業後は、レストランで料理の修業をしようと思わなかったの?」というジョナ氏に対する編集部の質問を皮切りに公開取材がはじまった。それに対しジョナ氏、即答で「NO(いいや)」。「料理学校に行かなかったすばらしいシェフはいくらでもいる。料理学校が良くないっていうつもりはないけど、“良い料理人”になるために必要かといえば、そうじゃないと思う。それに、ぼくはシェフになりたいわけではないしね。ぼくがやっていることって少し違って、シェフがやることでぼくがやらないことってたくさんある。たとえば、魚をさばくことだって*ヒロさんみたいにうまくできないし…」*ヒロさん:T.Y.FARAMの西田浩隆シェフ。今回のSocial Diningでは食材探しツアーからメニュー考案、キッチンの貸し出しまで、ジョナをフルサポートしてくれた。イタリアの三つ星レストランで働いていた経験を持つ。「え、まじ?いまなんて?」「魚がさばけない?」「シェフを目指してない?」と、読者の声が聞こえてきそうな発言をさらり。正直、HEAPSスタッフも驚いた。西田シェフも「ジョナ、そんなこと言っちゃっていいの?」と心配気味な目線を投げていたが、本人は「何が?」といった様子。その真意は、以下。「音楽を選んだりテーブルセットは、どのシェフよりうまくできる自信がある。そもそもぼくがやっていることは“シェフ”とは違うんだよね。だから料理学校に行こうと思ったことはないし、料理って実践することで学んでいくものだ、と思ってるから。ぼくの場合、サパークラブ自体がぼくの技術を進化させる場所なんだ」▶︎ダイニングイベントについての記事『「ぼくは魚をうまく捌けない」それでも“予約4,000人待ち”のダイニングを提供できる料理人、ジョナ・レイダーの正体』はこちらからおもしろいそもそものポイントとして、まず「一流のダイニング体験は、一流のシェフにしか提供できない」という固定概念からジョナ氏が脱却していること。料理人として大前提とされるスキルを自分の優先順位第一に置かないのも、大胆というか強気というか。完全な技術による完璧な逸品よりも、「料理の出し方がおもしろい」方が大切。ジョナ氏が提供したいのは料理ではなく「ダイニング・エクスペリエンス」で、彼にとってはそれができるのが「良い料理人」なのだ。〇〇という職業とは△△をすべき、という従来の前提や目的を自分なりに変えてみるだけで、その仕事のあり方は広がりそうだ。「親会社の会長と社長に、農業のプロジェクトをオファーをされた」のが、農業界へ足を踏み入れるきっかけ。その農業にどんなビジョンがあるのか、という太田氏の問いかけに「ビジョンなんてない」と一蹴した会長と社長は続けてこう言ったらしい。 「だってさ、かっこいいことやって、目立って、モテたいじゃん!」(会長)「お題は農業、あとは自由に自分で決めて取り組んでよ」 (社長)…シンプルすぎ!人間的すぎ!どストレートのパンチ(ライン)に完全に心を捕まれ、結局それが太田氏を農業に引き込む。ファッションから農業、まったく交差のないフィールド同士に思えるが、ファッション業界で培った考え方を農業に活かせている、と太田氏は例をあげて説明してくれた。 「栄養があって、美味しくて、“女の子ウケ”が良い西洋野菜を『セカンドライン』として出しています。収益のメインになるのが、この『セカンドライン』ですね。一方で、『ファーストライン』は、こだわりのある人が好むような、珍しい”江戸東京野菜”なんですよ」この二層構造のアイデアこそファッション業界で学んだこと。太田氏が尊敬するファッション業界のカリスマ、マーク・ジェイコブスのやり方から着想を得たそうだ。それは、高額商品を扱うファーストラインを「マークジェイコブス」、ここに手の届かない層に対し、20ドルくらいのTシャツから手頃な値段の商品を扱うセカンドラインを「マーク・バイ・マークジェイコブス」として展開、このセカンドラインの存在から客層を広げ、女性や若い子に絶大な人気を誇る、というやり方だ。これを、希少価値重視の江戸東京野菜と、収益重視+客層拡大のルッコラやケール類等の西洋野菜を展開するという考え方として農業に転換させ、女の子ウケ、若者ウケの戦略というファッション業界上がりならではの戦略を練り上げた。まったく経験のないフィールドに行きながら“農業のやり方”よりも、自身の経験から独自のやり方を見出したからできることだ。「モテる」という感覚そのものが、かっこいいものを生み出すファッション業界的で、そのモテる戦略で生まれるのが新しい農業だ。太田氏率いるT.Y.FARMは、理解ある飲食店等と共に、自家採種・無農薬農業・養蜂・料理のプロの力を結集し、アジアで初となるプロジェクト“Seed To Table(農場から食卓へ)”が可能な都市づくり”にチャレンジしている。2017年の「SXSW」に出演し、先日はめざましテレビでも紹介された。彼女自身も「いま、メインストリームがきてるかも」と確実な手応えを感じている。草野氏は、歌謡エレクトロユニット「Satellite Young」のボーカルであり、5歳の息子を持つ母であり、会社員でもある。「一度決めたら、すべて全力でやる」というモットーを貫いてきた彼女に、参加者からこんな質問が飛ぶ。「僕は凡人コンプレックスなんですが、好きでやってみたいと思っても、自分にはできないなとか、才能ないなと思ってしまうことが結構あって。そういう時はありますか?そういう時どうしてますか?」「自分で全部できるようにならなくていいと思うんですよね。たとえば私、音楽が好きだけど、歌を歌うのは下手だし、ピアノもできないし、楽譜も読めない。でも、作詞作曲はできる。鼻歌でアイフォンに吹き込んだら、それを楽曲にしてくれる人を探せばいいし、自分の世界観を拡張してくれるようなクリエイターさんと一緒に組んで世界を作ればいい。全部自分で作らなくていいやって思うようになってから、自分の心の余裕に生まれました」続けて、彼女は自身についてこう打ち明けた。「私、落ち着きがないし、すぐ気がちっちゃうタイプなので、一つのことがつきつめられないんですよ!」 「自分は何が得意で、何が不得意なのか」が明確で、「できないこと」を恥じない。なので、実現したいことに向かって柔軟にチームを作る。「チームを作る」というよりは、「私はできないから、ヘルプしてほしい」と素直に頼み、人を集めることができるという方が近い。「魚がうまくさばけないからヒロさん、ヘルプお願い」のジョナ氏と似た感覚だ。「好きなことを(フルタイムの)仕事にすることが幸せ」という“幻想”あらゆる仕事を横断してきた草野氏から、イベント参加者に“逆質問”が飛んだ。「仕事を選ぶときに大切にしていることは?」参加者からの答えは「好きなこと」「やりたいこと」。会場も「ですよね…」という雰囲気。そこで口を開いたのはジョナ氏。「ぼくのジェネレーションがよく主張する、好きなことをフルタイムでやらなきゃ幸せになれない、みたいなのってすごく嫌なんだよね。その考え方は、実際に現実的じゃないし、誰の役にも立たない」。冒頭のキラーメッセージの続きはこうだ。「ぼくの周りにも、好きなことをフルタイムでやるライフスタイルを築き上げなきゃいけないと、思い込んでいる友人がいて、それが叶わないと、自身にがっかりしてしまう人がいるんだ」。そして、「自分が好きなこと、やっていて力がみなぎるようなことをする時間を、自分に現実的な形で作る、っていうのがもうちょっと合理的な姿勢じゃないかな。それが職業である必要はないし、それだけをやる必要もない」「ぼくたちのジェネレーションもそれ以外の人も、そういう形を目指していくべきだと思う。フルタイムでやっている大好きな何かで成功する、っていう幻想じゃなくてね」全員集合!ありがとうございました!All photos by Takahisa YamashitaText by Be inspired!Transcribed by Kasumi Mizoguchi映像で振り返るMEET HEAPS Vol.1▶︎ジョナ、食材探しの旅。Video by Reiko KatayamaMEET HEAPSVol.1〜Social Dining~ Food Exploring with Jonah Reider▶︎イベントダイジェストはこちら〜。Video by Kohichi Ogasahara & Yurie YanoMEET HEAPS Vol.1〜Social Dining & Public Interview Studio〜▶︎《番外編》アメリカでのジョナのお仕事の様子!(イケアのカタログに登場してます)IKEA 2017 Catalogue: Embrace the UnexpectedMEET HEAPS Vol.1〜Public Interview Studio〜コントリビューターの方々、ご紹介Guest SpeakerJonah Reider(PITH)pith.spacePhoto by Takahisa Yamashita今回のイベントのきっかけを作ってくれたジョナ。23歳とは思えないプロデュース力で世界中を周りダイニング体験を提供しています。こんなにも日本に“ジョナファン”がいたことにイベントを通して実感。今度は、また違う土地で一緒にイベントをしたいです。9日間、ありがとう!Futoshi Ota(T.Y.FARM)tyfarm.jpPhoto by Takahisa Yamashita東京の、アジアの、Seed to Table(農場から食卓へ)プロジェクトのパイオニアの太田さん。実は、今回のイベントの食材探し、キッチンの貸し出し、ダイニングイベントでT.Y.FARMの西田シェフのヘルプ提供、東京ディープツアー、スムージー提供ヘルプ、そして登壇まで。本当にすべてにご協力いただいたスーパー・ビッグ・サポーターです!ありがとうございました。Emi Kusano(Satellite Young)satelliteyoung.netPhoto by Takahisa Yamashita歌謡エレクトロユニット「Satellite Young」のボーカル、母、会社員という“三足のわらじ”を履く草野さん!お母さんの顔をこんなに見せてくれるなんて。また、お茶目なオリジナル子育て法をぜひ聞きたいです!お子さんも次回は参加で!(イベント当日のプレゼンでは動画の音声がうまく流れず、すみませんでした!)PhotographerCho Ongoongocho.comPhoto by Takahisa Yamashitaジョナとの食材探しをフィルムで撮影してくれたチョウさん。3台もカメラを首から下げて参戦してくれました!パブリックインタビュースタジオでもイベントの撮影をしていただき、ありがとうございます。最後は、チョウさんの顔を見ただけで安心感がありました!Takahisa Yamashitatakahisay-photograph.themedia.jpPhoto by Takahisa Yamashitaパブリックインタビュースタジオの写真をお任せしていた山下さん。イベント中以外も、集合写真や、打ち上げの様子もカメラでおさめていただき、ありがとうございました。ご自身のフェイスブックポストでは、イベントのコンセプトを理解してくださっているのを感じました。Ai MunemotoPhoto by Takahisa Yamashitaパブリックインタビュースタジオを撮影してくださったアイさん。難しいポジションでの撮影にもかかわらず、おさめていただき、ありがとうございました。Tomofumi Usatomofumiusa.com草野さんの取材記事で、彼女のポートレート写真を撮ってくださった宇佐さん。原色を巧みに使った宇佐さんの写真大好きです。いつもありがとうございます!DesignerKai Iwamotobehance.net/kaiiwamoto今回のイベントシリーズ「MEET HEAPS」のロゴデザイナーのかいさん。3Dのデザインの方が得意といいつつ、無理なスケジュールを聞いていただき、2日間で仕上げてくれました。「Photoshopが友だちです」というほどなので、Photoshopの相談は、彼まで!clakdesign(Keisuke Shinoda)clakdesign.cominstagram.com/clakdesign/ステッカーのデザインをお願いしたclakdesign 篠田さん。「NYでPITH(ピス)に行こうとしていた」というほど、ジョナのファンだそうです。今回、東京でのピス再現にあたり、デザイナーとして参加、ご協力いただきありがとうございました!Ayaka GotoIllustration by Akari Miura2Dでもなく、3Dでもなく、2.5Dが得意な後藤さん。1週間前に、急遽、会場の垂れ幕やプロップをデザインしてくださいました。一貫して丁寧なお仕事にスタッフ一同、感動しました。ありがとうございました。また違う作品を一緒に作りましょう!Video DirectorTetsuji Ono(Uzura)uzura.ne.jpPhoto by Cho OngoMEET HEAPSコンセプト動画をつくってくださった小野さん。音楽、映像の動き、素材の編集など、すべて迅速な対応(しかも夜中まで)をしてくださいました。ありがとうございました。社内でも「何度も見ちゃう」と伝説の動画になっています。Yurie YanoPhoto by Takahisa Yamashitaパブリックインタビュースタジオを映像にしていただいた、元インターンの矢野さん。社会人になってもHEAPSと関わってくれて、ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!ModeratorAi Ayah(CAFE COMPANY)Photo by Reo Takahashiパブリックインタビュースタジオで司会をしてくださったアーヤさん。台本のないイベントで、急な展開にもいつも落ち着いて対応してくださり助かりました!ありがとうございました。実はBe inspired!のライターでもあります!Flower ArtistHiroki Kato(THE DAFFODILS flowershop)instagram.com/the.daffodils.flowershop/Photo by Cho Ongo奥行きのあるフラワーアレンジメントで会場が一気に盛り上げてくださった加藤さん。ジョナの料理が映えるように、裏方に回って頂き、何度も調整いただきありがとうございます!実は、その時のお花は、オフィスにドライフラワーとして、ずっと飾らせていただいています!Editorial DesignShu Sasaki(PERIMETRON)& Makoto Arai(PERIMETRON)perimetron.jpPhoto by Cho Ongoパブリックインタビュースタジオで配布したタブロイド誌を短納期でデザインから印刷まで制作していただ佐々木さん、荒居さんです。募集を開始してから、一番にご連絡いただき、無理なお願いに「やります」と心強い一言にとても救われました。そして、何度も校正ごめんなさい!ありがとうございました。Artist/PainterSo Shinozakiinstagram.com/sosnzk/MEET HEAPS第一弾のタブロイド、メインビジュアルのイラストを描いてくれたソウさん。彼のピザモチーフのキャラクター「デリシャスマン」をジョナ仕様にしてくれました。そして数日の制作(超急ピッチ!)で仕上げてくれて頂き、ありがとうございました!WriterChiyo Yamauchiジョナのオリジナル記事を書いたHEAPS MAGAZINEのライターのチヨさん。ここからすべてははじまりました。素晴らしいきっかけをありがとうございます!また記事を楽しみにしています。Ryoh Hasegawaryoh0508.tumblr.com草野さんの取材記事を執筆してくれたリョーさん。数々の某有名媒体で記事を執筆している編集者の方がBe inspired!に記事を書いてくれる日が来るなんて…これからも、どうぞよろしくお願いします!当日もご来場いただき、ありがとうございました。TranscriptTakako Ohyamamiselma.szkaa.comパブリックインタビュースタジオで、難聴者のイベント参加者の隣に座り文字起こしをしてくださった大山さん。これからもいろんな方に参加していただける場にしていきたいです。今後ともよろしくお願いいたします!Kasumi Mizoguchiパブリックインタビュースタジオの初めから終わりまで翻訳、文字起こしをしてくれたかすみさん。今回の記事に活用しています。ありがとうございました!Operations StaffPhoto by Takahisa YamashitaGenki Nakamura以前もイベントを手伝ってくれた元気さん。今回もスタッフ一同、頼りっぱなしでした。いつも快く受けてくれてありがとうございます。彼のキャットストリートでのクリーンナップ活動ももう4年目。柔軟な行動力に脱帽です!今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。Miki Yoshizawa元インターンのミキさん。群馬から駆けつけてお手伝いありがとうございました!これからもよろしくお願いします。Yukari Nishiumiニューヨークで行ったHEAPS MAGAZINEの創刊パーティーに実は参加していたという元インターンの西海さん。急なお願いにも関わらず、パブリックインタビュースタジオのお手伝いをしていただき、ありがとうございました!またオフィスに来てください。Shizuka Kimura Be inspired!の現役インターンのしずかちゃん。初めてのイベントのお手伝いでしたが、とっても機敏に動いてくれて、ありがとうございました!これからもよろしくお願いいたします。Fukumi Yagaパブリックインタビュースタジオで、ボランティアスタッフをしてくれた屋我さん。会場のフォトブースを盛り上げてくれて、ありがとうございました。これからもイベントがあったら、お手伝いお願いいたします!Manatsu Sugitaパブリックインタビュースタジオで、ボランティアスタッフをしてくれた大学生のまなつさん。大量の飲み物の買い出しも対応してくれて、ありがとうございました!Goro Sarudateジョナの大ファンだったというゴロウさん。ダイニングイベントの片付けや、パブリックインタビュースタジオで配ったスムージーの仕込みなど何日間もサポートいただき、ありがとうございました!Place100BANCH100banch.comPhotos by Takahisa Yamashitaパブリックインタビュースタジオの会場として使わせていただいた渋谷の「100BANCH」。とても開放的で、ソファーがあったり、キッチンスペースがあったり、自由に遊べる空間がたくさんありました。ご協力いただき、ありがとうございました!SponsorshipNODOKAnodokatea.comPhoto by Takahisa YamashitaBe inspired!で取材した無農薬・無化学肥料の日本茶ブランド「NODOKA」のスイルさん。国産オーガニックのお茶4種類を、イベント会場で提供してもらいました。種類は煎茶、玄米茶、ほうじ茶、抹茶。個人的にはほうじ茶がオススメです。また、イベントの際はよろしくお願いします!ありがとうございました!Cateringgood hood foodthegoodhoodfood.comPhoto by Takahisa Yamashita普段はフードカートでメキシカンフードを販売しているgood hood foodのお二人。パブリックインタビュースタジオでは、ブッルクリン仕込みのブリトーをケータリングしていただきました。ありがとうございました!オフィスにデリバリーをお願いしたいほど美味でした!
2017年10月13日日本ではまだまだネガティブな印象が強いタトゥー。そんなタトゥーという存在が病気を乗り越える一つの手段になり得ることを知っているだろうか。タトゥーを施すことで精神的な回復をし、それによって自信を取り戻した人々がいる。年々増加する乳がん患者女性にとって乳がんはもっとも罹患率の高いがんである。 2015年、日本における乳がん罹患数は89,400人、死亡数は13,800人(参照元:乳がん治療と乳房再建の情報ファイル)。乳がんの患者数は年々増加しており、関心を向けざるをえないものとなっている。そしてこの乳がんという病気に対して、特に女性にはある心配事を抱かせるかもしれない。乳房を摘出することだ。乳がんを患い、胸のふくらみがなくなったり、人工的な胸に変わったりすることは体にも心にも大きな変化をもたらす。しかし、そんなその後の生活にも大きな影響を与える乳房摘出をタトゥーというアートを利用して自分の魅力に生まれ変わらせた人々が存在している。摘出手術後に傷をタトゥーでカバーした女性たちタトゥーが施された胸を披露した元乳がん患者たちがタトゥー雑誌Inkedでとりあげられた。胸のタトゥーをさらした女性たちは皆、長い期間乳がんと闘い、病気を克服している。また#inkedforacauseというハッシュタグを用いて、そんな女性たちの姿は世界中に広がっている。CHRISTINA – 4 years cancer free. Shot for @inkedmag #inkedforacause issue. Photo @sophyholland Makeup @pinksun Hair @erintierneyartist Styling @newheartnyc Shot at @pier59studios Thanks to @caseyshowalter @krystallynne @brian__lynch @sami_hajar @rockyrakovic @pookiepookie_ #mastectomytattoo #breastcancerawareness #breastcancer #breastcancermonth #mastectomySophy Hollandさん(@sophyholland)がシェアした投稿 – 2017 10月 2 6:48午前 PDTinstagram:@sophyholland乳がんを患った場合、病気を克服できたとしても手術後の胸の傷や全摘出という不安、また胸を失った後の精神的ダメージがとても強いものだということを特に女性たちは共感するだろう。がんという病気自体の身体的ダメージに加え、女性らしさを表す胸をとってしまうことで精神的なダメージも伴う。意識しないようにしたとしても傷がある胸を見ないで生活していくことは不可能だ。これは本人とって精神的なダメージを長引かせてしまうかもしれない。MELISSA – 11 years cancer free. Shot for @inkedmag #inkedforacause issue. Photo @sophyholland Makeup @pinksun Hair @erintierneyartist Styling @newheartnyc Shot at @pier59studios Thanks to @caseyshowalter @krystallynne @brian__lynch @sami_hajar @rockyrakovic @pookiepookie_ #mastectomytattoo #breastcancerawareness #breastcancer #breastcancermonth #mastectomySophy Hollandさん(@sophyholland)がシェアした投稿 – 2017 10月 2 6:57午前 PDTしかし、そのようなダメージに対し、彼女たちは思考を変え、タトゥーを加えるという行動によって体をアートで着飾り、自分の体を美しく作り直した。また、タトゥーによって胸の傷を隠すことができ、デザインされた胸のおかげで、鏡の前で自分の姿を見るのが楽しくなったり自信が持てたりすることができるだろう。この胸のタトゥーは病気と闘い克服したという事実と、その事実を受け入れてより魅力的になったことを象徴している。THIS IS WHAT STRENGTH LOOKS LIKE!fuck you cancer Inked Magazine first ever issue dedicated to breast cancer and other causes. 12 beautiful and courageous mastectomy survivors showcasing their amazing tattoos. First of two covers shot by me! Stay tuned for the inside spread and video. Thank you to @sami_hajar @rockyrakovic and @pookiepookie_ at Inked, and an awesome crew – @newheartnyc @pinksun @erintierneyartist @caseyshowalter @krystallynne and @pier59studios for hosting the epic shoot! Featuring @brodygradymama @karenlazarovitz_brca @melissashelley1 @daynadono @queenglobz @horror_cosmic @katvw @kimbohotch @sbhallum @myleeyc @starrazure @pissychrissyschroeder #breastcancerawareness #inkedforacauseSophy Hollandさん(@sophyholland)がシェアした投稿 – 2017 9月 29 8:45午前 PDT彼女たちは病気というネガティブな経験をそのままにせず、また左右されることなく、その傷さえもポジティブで美しいものへと変えてしまった。そんな強さを持った彼女たちから、その発想と勇気ある行動を見習うべきだ。そして、彼女たちのような元乳がん患者の存在は現在乳がんを患っている人々、将来乳がんにかかってしまうかもしれないという不安をもつ人々を勇気付けている。タトゥーによって自分の体と心に自信を取り戻した彼女たちはとてもかっこよく魅力的だ。Text by Shizuka KimuraーBe inspired! この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!「アジア人は表情豊かじゃない」そんな発言を撤回させるべく動き出した怒れるアジア人たち #ExpressiveAsians 日本の伝説的漫画「攻殻機動隊」がハリウッドでの映画化決定を果たし、その主役が日本人ではなく白人系女優スカーレット・ヨハンソンだという事実がアメリカで問題になった。原作で...
2017年10月10日うつ病など精神疾患と診断される患者数は年々増加しており(参照元:厚生労働省)、ここ数年でメディアでも頻繁に取り上げられるようになった。メンタルヘルスという言葉を耳にする機会は増えたのではないだろうか。しかし、世間の人々が精神疾患に十分な理解をしているかということには疑問が残り、精神疾患や深刻とまではいかなくても心の不調を抱えている人が自身の事情をオープンに他者に語れる環境が整っているとは言えない。今回、カウンセリングや薬の服用経験のある3人に、経験したからこそ語れる、「こういう接し方をしてほしい」「どういう言葉をかけてもらえれば気が楽になるか」など、周囲の人に対するリアルな本音を聞いてみた。そして、彼らの体験から精神疾患に対する理解とオープンな環境とは何かを考える。ナガシマさん(23)学生の頃、なんだかんだ1年ぐらいカウンセリングに通ってたけど、うつ病=現代病っていうような意識だったからカウンセリングに行くことに抵抗なかったし、家族が良さそうな病院や評判のいい先生を探してくれたから意外と身近なものだったと思う。家族は理解してくれて、私の生活にあまりストレスがかからないようにしてくれてたんだけど、周囲の目は少し気になっててカウンセリングに通っていたことは友達には話してなかった。それに誰かに相談すると説教されることが多くて、あまり攻めないでーってなっちゃうから。だから自分の状況を人に話して仕方ないよねって言ってもらえると気が楽になれたし、逆に、普段明るく振る舞うタイプだから人に話せないことの方が多くて、悩みなさそうだね、みたいな言い方されるとすごく嫌だったんだよね。当時、不眠症にもなってたから朝起きられなかったし、ずっとぼーっとしちゃって頭に何も情報が入らなかった。大学では理解してくれる教授もいたけど、不眠症=夜遊びって考える教授もいたからきつかったかな。こーたさん(31)自身の経験を話してくれた彼らのように、学業や仕事をこなしながらカウンセリングへ通い、精神的バランスを整えようとする人は少なくない。学校や仕事に取り組む人から社会生活を送ることが困難な人まで、悩みやストレスの原因と程度は人によって様々であり、例えるならば異なった色をもつグラデーションなのだ。精神的に健康な人、不健康な人と2つに分けるのではなく、もっと一人ひとりの気持ちに耳を傾ける必要があるのではないか。また、理解をしてもらえるだろうかという不安から周囲に相談することに抵抗を感じたり、頼るということが下手な人だっている。実際に、今回インタビューに応じてくれた3人は周りの人に本音をなかなか言い出せなかったことや、打ち明けても理解のない言動を受け取ったことなどを語っている。彼らが日々の生活で接している、家族や友達、職場の身近な人々から否定的な言動を示されたら、それはますます彼らを追い込むことになる。自分で感情をコントロールすることが苦手だったり、ストレスに打ち勝てない人は弱い人間なのだろうか。ネガティブな感情と向き合い、それを乗り越えようとする彼らは本当は強い人間かもしれない。理解し寄り添う態度こそが、彼らのような人々が精神的健康を取り戻すのに大切なのではないだろうか。落ち込んでいる人に対して否定したり突き放すような言動をしてしまった経験はあなたにもあるかもしれない。でも自分がもし彼らのような状況に陥った場合にどうしてほしいと思うだろうかと考えてみてほしい。それが身近な人々からのサポートが重要なものであるという意識を高めることに繋がっていく。自分の周りに少しでも落ち込んでいたりストレスや悩みを抱えている人がいたら声をかける、という一人ひとりの行動がオープンな環境を作るのだ。Text by Shizuka KimuraーBe inspired! この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!「障がいは個性」。発達障がいを抱える栗原類にきいた、日本社会が変えるべき“障がい者への誤った認識”。 ニューヨークで1851年に創業し、165年以上の歴史をもつスキンケアブランド、キールズ。「利益を得るためだけではなく、住民や企業、そして地域社会をより良くするために貢献すること...
2017年10月09日