ソフトバンク、ウィルコム沖縄は3日、Y!mobileブランドからモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 504HW」(Huawei製)を3月下旬以降に発売すると発表した。価格は未定。同端末は、複数の周波数帯を束ねる「キャリアアグリゲーション」と、送信用/受信用に各4本のアンテナを用いる「4×4 MIMO」技術に対応することで下り最大261Mbpsの通信を実現したモバイルWi-Fiルーター。主な仕様は以下の通り。サイズ: W106×H64×D17.9mm重量: 約157gディスプレイ: 2.4インチカラー液晶バッテリー容量: 3,000mAh連続通信時間: 約9時間連続待受時間: 約900時間LTE: 2.1GHz/1.7GHz/900MHzWi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/ac最大同時接続台数: 10台カラーバリエーション: レッド
2016年03月03日Raspberry Pi Foundationは2月29日(英国時間)、「Raspberry Pi 3 on sale now at $35 - Raspberry Pi」において、Raspberry Piの最新版となる「Raspberry Pi 3」を公開した。既存のRaspberry Pi 2と同様に35ドルで販売している。「Raspberry Pi 3」の主なスペックは次のとおり。ARM Cortex-A53 64ビットプロセッサ(1.2GHz、4コア)統合された802.11n対応の無線LAN統合されたBluetooth 4.1統合されたVideoCore IVグラフィック機能1GBの主記憶メモリ「Raspberry Pi 3」は既存のRaspberry Pi 2およびRaspberry Pi 1と互換性がある。「Raspberry Pi 3」のプロセッサは4年前に公開されたRaspberry Pi 1のプロセッサと比較して最大で10倍高速化されており、統合された無線機能を含め利便性が向上している。Raspberry Piは廉価でPCが必要としている機能を一とおり提供していることから、教育向けの教材としてのみならず、さまざまな分野で活用が進んでいる。「Raspberry Pi 3」はRaspberry Pi 2と同じ価格を維持したまま機能の追加や処理の高速化を実現している。
2016年03月01日グーグルは2月18日、新デザインでWi-Fi性能が向上した新しい「Chromecast」と、新デバイス「Chromecast Audio」の販売を開始した。Chromecastは、スマートフォンに表示しているビデオや写真などを、簡単にテレビに映すことができる、いわゆる「HDMIスティックデバイス」で、2014年5月に国内販売を開始した。Googleサービスのストリーミングだけでなく、GYAO!やdアニメ、dTV、Netflix、ビデオパス、Huluなどの動画サービスもキャストできる。新しいChromecastでは、デザインを一新して円状のポップな親しみやすいデバイスに生まれ変わった。デバイス本体にHDMI端子が直付けになっているタイプではなく、短いケーブルの形で備え付けられており、テレビの形状を問わず、差し込みやすくなった。性能面では、新たにIEEE 802.11 acと、デュアルバンド対応(2.4GHz、5GHz帯)となり、接続性を向上した。アルゴリズムも改善しており、Wi-Fiの電波環境が変わるごとに、最適な周波数帯を選択する。一方のChromecast Audioは、付属の3.5mmケーブルをスピーカーに繋げるだけで、端末の音楽やストリーミングサービスの音を再生できるようになる新デバイス。Googleサービスだけでなく、AWAやKK BOXなどの他社の音楽ストリーミングサービスも再生できる。端子は、AUX端子のほか、RCAと光デジタルにも対応している。Audioは、これまで提供されていなかった製品で、Wi-FiやBluetoothに非対応のスピーカーでも、スマートフォンから音楽の再生が可能となる。Google社員によると、「例えば、最新のWi-Fiに対応したオーディオセットではなく、スピーカーにこだわっているような人はネットワーク環境を活用できないケースがある。そうした環境でも、最新のストリーミングサービスなどを楽しめるようになる」としていた。色展開は、従来のブラックに加えて、レモネード、コーラルの3色を用意(Audio含む)。レモネードは、Googleストアのみの展開となる。
2016年02月19日キヤノンは18日、昇華型のコンパクトフォトプリンター「SELPHY(セルフィー)」シリーズの新モデル「CP1200」を発表した。ホワイトとピンクの2色を用意。2月25日に発売する。価格はオープンで、直販価格は税別12,800円。CP1200は、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真をワイヤレス印刷できるWi-Fi内蔵プリンターだ。アップルの「AirPrint」やキヤノンの専用アプリ「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」に対応している。本体に「Wi-Fiボタン」を備え、デジタルカメラやスマートフォンなどと簡単にワイヤレス接続できる。また、Instagramの流行で定番となった正方形写真のプリントに対応。写真用紙にも正方形のカードサイズシールが加わった。本体にはSDカードスロットを装備し、SDカードに保存した画像も印刷できる。チルト可能な操作用液晶(2.7型)を搭載。このほか、オプションで本体に直接装着できるバッテリーパック「NB-CP2LH」を用意している。印刷時には、色合いのアレンジ / 色調整 / 明るさ補正が行えるほか、自動で写真を補正する機能も搭載。また、特殊フィルムによるオーバーコート仕上げを行うことで、写真に光沢感を出し、水や汚れなどから保護できる。プリント方式は昇華型熱転写方式(オーバーコート付)で、解像度は300×300dpi、階調数は256階調。インクはイエロー / マゼンタ / シアン / オーバーコートの専用カセットを採用。インタフェースはデジタルカメラ・USBメモリー用のUSB Aポートと、PC用のUSB Bポートを搭載。本体サイズはW180.6×D135.9×H63.3mm、重量は約860g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.8以降。
2016年02月18日NECネクサソリューションズは2月17日、マネージドネットワークサービス「Clovernet(クローバーネット)」シリーズとして、クラウドで管理を行うWi-Fiソリューション「Clovernet クラウドWi-Fi」の販売を開始した。同ソリューションでは、アクセスポイントにLANケーブルを接続するだけでWi-Fiが利用可能になる。接続するデバイスを制限できるため、1台のスマートデバイスから安全に社内外のネットワークに接続できる。クラウド上で設定を管理できるため、アクセスポイントごとの設定が不要であり、移設時の手間も軽減する。「Clovernet クラウドWi-Fiサポートセンター」で複数台、複数拠点のWi-Fi運用を支援するほか、同センターのオペレーターがエンドユーザーからの直接の問い合わせにも対応する。無線規格としてはIEEE802.11ac(無線区間の最大通信速度1.3Gbps)に対応しており、1台のWi-Fiアクセスポイントで50台までのモバイル端末の利用をサポートする。プランは2種類用意されている。ベーシックプラン(小規模向け)は基本機能(IEEE802.11acのギガWi-Fiも利用可能)を網羅しており、Wi-Fiアクセスポイント1個当たりの月額利用料は2980円から(税別)。ハイエンドプラン(中~大規模向け)は、来訪者向けに特定Webサイトを表示する指定Webサイト表示機能、ダッシュボード(利用状況表示画面)機能、Facebook Wi-Fi機能、高密度Wi-Fiアクセスポイントでの電波干渉を防ぐ電波出力自動調整機能などのを利用可能で、Wi-Fiアクセスポイント1個当たりの月額利用料4480円から(税別)。
2016年02月17日ソフトバンクおよびウィルコム沖縄は、Y!mobileブランドにおいて、モバイルWi-Fiルーターを購入した25歳以下のユーザーを対象にしたキャンペーン「Pocket WiFi 学割」を19日より提供する。「Pocket WiFi 学割」では、モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 502HW」向けの料金プラン「Pocket WiFiプラン2」における、月間7GBを超えても高速通信が利用できるオプションサービス「アドバンスオプション」(月額684円)が、契約当月から最大3年間(37カ月間)無料になる。これにより、「Pocket WiFiプラン2」の月額3,696円のみで最大3年間、容量無制限でWi-Fiルーターが使える。対象となるのは、2016年2月19日から5月31日までのキャンペーン期間中に、「Pocket WiFiプラン2」を新規契約し、「アドバンスオプション」を申し込んだ25歳以下のユーザー。3年以内に解約する場合には、契約解除料として9,500円が必要になる。
2016年02月16日UQコミュニケーションズは、下り最大220Mbpsの通信が可能なモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT W02」(ファーウェイ・ジャパン製)を19日に発売する。通信サービス契約時の価格は税別2,800円。「Speed Wi-Fi NEXT W02」は、WiMAX 2+とau 4G LTEに対応したモバイルWi-Fiルーター。キャリアアグリゲーションにより下り最大220Mbpsの通信が可能だ。通信モードはWiMAX 2+のみを利用する「ハイスピードモード」、au網も利用する「ハイスピードプラスエリアモード」(オプション料金として月額1,005円が必要)から選択できる。本体は2.4インチのカラータッチパネルを搭載。前モデルからの新機能として、「本日までの3日間」のデータ通信量が確認可能になったほか、キャリアアグリゲーションのオン/オフが自動で切替えられる「ノーマル」モードに対応している。主な仕様は以下の通り。サイズ: W121×H59×D11.1mm重量: 約119gバッテリー容量: 2,300mAh連続通信時間(WiMAX 2+): 約390分(ハイパフォーマンス時)/約420分(ノーマル時)/約510分(バッテリーセーブ時)連続通信時間(LTE): 約440分(ハイパフォーマンス時、ノーマル時)/約470分(バッテリーセーブ時)連続待受時間: 約760時間(デフォルト設定)/約35時間(クイックアクセスモード)Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/acカラーバリエーション: GREEN、WHITE
2016年02月15日プラネックスコミュニケーションズは8日、インターネットラジオ「MZK-WDPR-R01」を発表した。発売日は2月11日で、希望小売価格は税別4,980円。3.5型の感圧式タッチパネルとスピーカー内蔵のインターネットラジオ。本体はラグビーボールのような楕円形状で、中央に320×240ドット解像度のカラー液晶、両サイドに1.5Wスピーカーを搭載。IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANを備え、インターネットに接続することで、本体設定済みとなる全国100局以上のラジオ放送を聴取できる。microUSB経由でPCと接続すると、専用ツール「iRadioTool」を使い聴取ラジオ局を編集できるほか、動画や楽曲など2GBの内蔵メモリに保存し再生できる。対応フォーマットは動画がMJPEG(Motion-JPEG)、MPEG-1(VGA)、MPEG-4(VGA)、H.264(CIF)、音声がMP3、WMA。本体サイズはW193×D130×H119mm、重量は約450g。
2016年02月08日東京メトロは、訪日外国人向けの無料Wi-Fiサービスエリアを、2016年度から全駅・全車両内に拡大すると発表した。東京メトロでは現在、訪日外国人向けに108駅の構内で無料Wi-Fiサービスを提供しているが、6月1日より全駅を対象に提供する。通信事業者はエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォームで、SSIDは「Metro_Free_Wi-Fi」。利用可能時間は1回3時間までだが回数制限はない。そのほか、全車両内でも2016年度より提供を順次開始していく。こちらの通信事業者はワイヤ・アンド・ワイヤレス。SSIDは「Wi2」、利用時間に制限は設けられていない。
2016年02月05日NTTドコモは、PREMIUM 4Gに対応し、受信時最大300Mbpsの高速通信が可能なモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION N-01H」(NECプラットフォームズ製)を17日に発売する。端末価格は税込み21,384円。「Wi-Fi STATION N-01H」は、PREMIUM 4Gに対応したモバイルWi-Fiルーター。パッケージには、LTEアンテナ(800MHzプラチナバンド対応)を内蔵したクレードルを同梱する。本体に装着することで自動的にアンテナ感度が向上するという。同クレードルはイーサネットポートを搭載しているため、PCなどと有線接続し、宅内向けのWi-Fiルーターとしても利用可能だ。主な仕様は以下の通り。サイズ: W63×H115×D11mm重量: 約117gバッテリー容量: 2,500mAh連続待受時間: 約1,180時間連続通信時間: 約13時間通信方式(端末側・無線LAN): IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)通信方式(端末側・有線LAN): 1000Base-T/100Base-TXカラーバリエーション: White
2016年02月05日ロジテックINAソリューションズは28日、iPhoneやAndroidスマートフォンなどでDVDの再生やCDの録音ができるワイヤレスDVDドライブ「LDR-PS8WU2V」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。1月28日より発売する。価格はオープン。直販価格は税別12,800円。2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応したワイヤレスDVDドライブ。内蔵アンテナは2本で、iPhoneやAndroidスマートフォンと無線LANで接続し、CD / DVDの再生、CDのリッピング、音楽CDの作成などが行える。DVDの再生には専用アプリ「Logitec Wireless DVD Player」を使用。レジューム機能を搭載しており、再生を途中で停止しても次回再生時に続きから視聴を再開できる。字幕や音声の切り替えにも対応する。なお、DVD視聴中に着信があった場合は、自動的に着信画面に切り替わる。CDの録音には「Logitec CD Ripper」アプリを利用する。CD音質そのままのロスレス録音や、AAC 256kbpsでの録音など、5種類の音質設定が可能。曲情報は楽曲認識技術「Gracenote MusicID」で自動取得。iOS用の音楽再生用アプリ「ELECOM Music Hi-Res Player」では、CDのリッピングを行うと自動で曲が追加され、プレイリストの作成も可能。電源はUSBバスパワーで、USB電源やモバイルバッテリを利用しての使用も可能。別途miniUSBケーブルを用意すれば、PC用の外付けDVD-ROMドライブとしても利用できる。インタフェースはUSB 2.0。本体サイズはW136×D153×H25mm、重量は310g。対応OSはAndroid 4.2.2以降、iOS 8.0以降。
2016年01月28日観光庁は1月26日、訪日外国人向け無料公衆Wi-Fi環境を紹介するWebサイトのバージョンアップを発表した。観光庁はこれまで、訪日外国人向けに無料の公衆Wi-Fiをわかりやすく提供する「Japan.Free Wi-Fi」の共通シンボルマークに関する取り組みを行っており、これに参加する施設情報の提供も同サイトで行っていた。今回のバージョンアップでは、これまで併記していた免税店情報と公衆無線LANの情報を分離して、無線LANの案内ページを単独に切り分けた。ほかに、業種別や都道府県別などの登録箇所数の"見える化"を行ったほか、検索結果表示が20件までだったものを、60件まで拡張した。なお、このバージョンアップにあわせて登録箇所数が昨年4月時点の約4万件から約12万件にまで拡大している。また、公衆Wi-Fiに関する便利情報、例えば訪日旅行社向けの無料公衆Wi-Fi接続アプリ・サービスの紹介も追加されている。一方で、Wi-Fi環境を提供する事業者側Webサイトでも、チェーン店のオーナーなど、複数の利用可能場所を登録したい事業者が申請するための一括登録機能が追加された。観光庁のWebサイトより事業者登録・ログインができる。同庁では今後も「Japan.Free Wi-Fi」の共通シンボルマークの推進を行い、登録箇所の拡充とマーク掲出を進めるとしている。
2016年01月26日NTTドコモは、同社提供の無線LANサービス「docomo Wi-Fi」を都営地下鉄の車両内でも提供すると発表した。2月5日より都営浅草線の1部車両で利用できるようになる。都営地下鉄車両内での「docomo Wi-Fi」提供は、都営浅草線の一部車両から開始し、2020年3月までに浅草線、大江戸線、三田線、新宿線の全車両内で利用できるように拡大していくという。なお、都営地下鉄に相互直通運転している鉄道会社の路線では、一部エリアで利用できない場合があるとしている。「docomo Wi-Fi」は、送受信最大72.2Mbpsのドコモユーザー向け無線LANサービス。ドコモショップのほかiモード、spモード、電話からも申し込める。月額利用料金は税別300円。
2016年01月26日ANAは1月25日より、国内線機内インターネット「ANA Wi-Fiサービス」を開始する。すでに開始している国際線に続き、国内線でも無料のエンターテイメントコンテンツおよび有料のインターネット接続を提供する。同サービスでは、国内線で初めて上空にてテレビ番組を視聴できる無料サービス「ANA SKY LIVE TV」を開始する。LIVE TVでは、国内最大の衛星多チャンネル放送サービス「スカパー! プレミアムサービス」で放送中の3チャンネル(日テレジータス、日テレ NEW24、スカサカ! 24時間サッカー専門チャンネル)を、乗客所有のスマートフォンやタブレット等で楽しめる。そのほかの無料サービスとして、ビデオ番組ではANAオリジナル番組を中心にキッズやバラエティー等全10~15番組を、オーディオ番組ではクラシックやジャズ、ジャパニーズソング、キッズ等の幅広いジャンルの音楽全20~25番組を、電子書籍ではANAオリジナル機内誌(翼の王国、Wing Span)をはじめ雑誌、コミック、観光書、全20冊前後等も展開する。さらに、ANAオリジナル商品を取りそろえたショッピングサイト「ANA STORE@SKY」を新たに開設する。1月25日からの導入機材はB777-300型機1機で、同機は羽田発着の千歳/福岡/沖縄路線を中心にサービスを開始する。今後国内線機材に順次展開し、2017年度末までに合計約100機にて、Wi-Fiサービスを提供する予定となっている。現在計画している対象機材・クラスは、B777,B787,B767,B737,A320の全てのクラスで、B737-500とB737-700は同サービス対象外の機材となる。また、Q400型機においてはビデオ番組、オーディオ番組、電子書籍サービスのみのサービスを予定している。利用可能機器は、乗客所有のスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどの無線LAN対応端末で、ブラウザの利用では一部閲覧できないコンテンツがあるため、同サービスの利用にはANA公式モバイルアプリ(iPhone, iPad, Android)の利用を推奨している。有料Wi-Fiサービスは時間制のプランで、40分プランは550円、フルフライトプランは1,050円となる。なお、支払いはクレジットカードのみで、大容量コンテンツをダウンロードするとインターネット回線のスピードが遅くなる場合もある。「ANA SKY LIVE TV」などの「ANA Wi-Fiサービス」 は、Panasonic Avionics Corporationによる 航空機内インターネット接続サービス「eXConnect」および、航空機内衛星テレビサービス「eXTV」 を介して提供される。また、「ANA SKY LIVE TV」などの「ANA Wi-Fiサービス」 は、スカパーJSATが保有する通信衛星を利用する。
2016年01月25日キヤノンマーケティングジャパンは21日、バッテリ駆動やWi-Fi(無線LAN)に対応した小型軽量のプロジェクタ「ミニプロジェクター C-10W」を発表した。本体カラーはシルバーとディープブルーの2色で、2月上旬から発売する。価格はオープン、店頭予想価格は49,800円(税別)。C-10Wは、2015年8月に発売された「ミニプロジェクター C-5」の上位モデルとなる。C-5よりも若干大型になったが、Wi-Fi対応、解像度や明るさアップといった強化を図った。C-5も併売される。端末側の映像をWi-Fi接続で投映する場合、アクセスポイント経由のほか、C-10Wと端末を直接つなぐことが可能。対応環境は、iOS 8.0以上のAirPlay、Android 4.2.2以上のミラーリング機能、Windows 8.1以上のミラーリング機能となる。Wi-Fi規格はIEEE802.11a/b/g/nに準拠。また、C-10W本体にはHDMI入力×1(MHL対応)もあるので、HDMIケーブルによる映像と音声の入力も可能だ。そのほか主な仕様は、投写方式がDLP、画素数が854×480ドット、最大入力解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、明るさが100ルーメン、コントラスト比が400:1、光源がLED、光源寿命の目安が10,000時間。フォーカスはダイヤルによるマニュアルで、ズームは固定となる。投写距離(画面サイズ)は、0.3m(9.3型)~5m(158型)だ。0.7W+0.7Wのステレオスピーカーを内蔵しているほか、ステレオミニジャック×1の音声出力を備える。バッテリ駆動時間は標準モードで約1.5時間、節電モードで約2時間。本体サイズはW111×D111×H17.2mm、重量は約260g。付属品は、1mのHDMIケーブル、USB OTGケーブル、ACアダプタ、三脚など。
2016年01月21日STマイクロエレクトロニクス(ST)とQuantenna Communications(Quantenna)は1月20日、4K対応Wi-Fiクライアント・ボックス向け小型リファレンス設計を発表した。今回発表したリファレンス設計は、STのUltraHD HDR対応プラットフォーム「Cannes 4K」と、Quantennaの4x4 802.11ac Wi-Fi「QSR1000」を統合したもの。「Cannes 4K」は、コストと性能の最適化が図られているほか、「QSR1000」と組み合わせることで、DynaMMO(Dynamic multi-user MIMO)技術をサポートする4x4 MIMOアーキテクチャ、ダイナミック・デジタル・ビームフォーミング、および4空間ストリームを活用し、卓越した性能、帯域、信頼性、電波受信範囲が実現する。また、各種規格に適合しているため、サードパーティ製の802.11ac/11n対応デバイスと相互接続が可能となっている。両社は同リファレンス設計によって、優れた室内電波受信範囲と携帯性、およびマルチルームの視聴環境が実現するとしており「今回の協力は、住宅内の優れたマルチ・メディア体験を実現する、コスト効率と柔軟性に優れた4Kワイヤレス・ソリューションへの道を開きます。」とコメントしている。
2016年01月20日エレコムは19日、デバイスから無線LAN経由でアクセスできる、バッテリ内蔵のWi-Fiカードリーダ「MR-WI03WH」を発表した。写真や動画、ファイルのコピー・再生のほか、電話帳のバックアップや機種変更時のデータ移行が手軽に行える無料アプリが付属する。発売は1月下旬。価格は税別13,320円。バッテリを搭載することでより手軽に持ち運べ、コンテンツが入ったSDカードやUSBメモリなどを本体側に挿しこむと、デバイスから手軽にコンテンツへアクセスできる。カードリーダの対応メディアは30種。デバイスと「MR-WI03WH」との接続は、同梱するシールに記載されたQRコードを読み取ることで行える。また、付属の充電兼用USBケーブルを使うことで、USB接続カードリーダとして使用可能。接続後は、iOS/Android向けの無料アプリにより、本体のコンテンツをデバイス側で読み取れる。対応無線規格は、IEEE802.11b/g/n。デバイス側の対応OSは、無線LAN接続時でAndroid 4.0以降、iOS 6.0以降。有線接続時ではWindows Vista / 7 / 8.1 /10、OS X 10.11。インタフェースはUSB 2.0、同時接続台数は最大5台、セキュリティはWPA2 Mixed。本体サイズはW70×D75×H13.5mm、重量は約66g。ケーブル長さは約30cm。
2016年01月19日ジェイアイ傷害火災保険は1月5日、インターネット専用リスク細分型海外旅行保険「t@bihoたびほ」のデジタルサイネージと無料Wi-Fi接続サービスを組み合わせた新型販売端末を、東京モノレール浜松町駅3階コンコースの「ほけんの窓口 東京モノレール浜松町駅店」に設置し、2015年12月29日から稼動を開始していると発表した。この端末の設置は、2014年12月の仙台空港の国際線出発ロビーに続き2台目で、従来、空港等に設置されていた海外旅行保険自動販売機に代わる新たな販売端末という位置付けのもの。端末の周辺約30mに「t@bihoたびほ」の申込み画面に自動的に接続する無線Wi-Fiエリアを形成することで、携帯電話事業者が提供するスマートフォンなどのWi-Fi対応機器があれば、セキュアな環境から「t@bihoたびほ」に加入できる。また、端末は最大10人が同時接続可能で、順番待ちの必要がなく、さらに、一度接続すれば、その後の羽田空港へ向かうモノレール内の移動時間を利用して加入することも可能であるため、出国間際での保険加入手続きの利便性がより一層向上する。端末を導入する事業者にとっては、これまで海外旅行保険自動販売機の運用で必要とされてきた管理用システムやインフラ、商品改定時の各種対応などのほとんどが不要となるため、一層の省力化や効率化を図ることができるという利点も。端末のWi-Fiエリアでは、通常のインターネット利用も可能で、事業者の無線LAN接続サービスの一つとして活用することも考えられる。
2016年01月07日情報通信研究機構(NICT)は12月17日、Wi-SUN無線技術を用いるセンサネットワークをもずく養殖場のモニタリングに活用することで、世界で初めてWi-SUNの漁業分野への適用実証に成功したと発表した。スマートメータや各種センサに関するデータ収集・制御のための無線通信の需要増加に伴い、同機構は研究開発だけでなく、IEEE 802.15.4g/4e標準化や、Wi-SUNアライアンスによる認証の一連の取組みを通じて、省電力動作・マルチホップ通信を特徴とする国際無線標準規格Wi-SUNに準拠する無線通信システムの社会展開を推進している。今回同機構は、電池駆動の省電力Wi-SUN無線機を搭載した3基の海上ブイを沖縄県南城市のもずく養殖場内に配置し、そのうち2基に水温・塩分濃度センサを搭載。さらに地上に設置された収集局を含む2台のWi-SUN無線機と併せて、4段のマルチホップ通信により、当該センサが感知する水温・塩分濃度データを定期的に収集局まで集めることに成功した。また、収集局に集められたデータは、有線インターネット回線を介して同機構のクラウド上に格納され、遠隔地からも確認することができる。Wi-SUN無線機は電池による動作が大前提であるため、同機構が提案したIEEE 802.15.4e標準規格にも規定された間欠的通信機能により、大部分をスリープ期間に適用することで、平均消費電力の低減を実現しているという。
2015年12月18日ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)とアクセンチュアは12月16日、誰もが手軽に、急速に拡大するインバウンド需要を狙うことができるとする新しい個人向けWebサービスである「インバウンド・サテライト(Inbound Satellite)」を発表した。新サービスは、Wi2が2014年12月から提供を開始した訪日外国人向けの無償Wi-Fiサービスである「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」のアプリを、国内で利用している訪日外国人の情報を利用するもの。Wi2のWi-Fiアクセス・ポイントから生成する匿名化した訪日外国人の位置情報データと、アクセンチュアのデータ分析基盤を組み合わせることで、訪日外国人の動態や使用言語などの情報に基づく効果的なプロモーション施策を、誰でも手軽に実現可能という。主要都市に加えて、地方都市で外国人向け商機の拡大を目指す人も手軽に使用可能とのことで、インバウンド・ビジネスの商機を地方にも波及させ得る、地方創生にも資するサービスとしている。両社はインバウンド・サテライトが提供するサービスの第1弾として、訪日中の外国人観光客の動態をマップ上で可視化する「インバウンド・レーダー(Inbound Radar)」の提供を12月16日から開始した。12月31日までに登録すると、2016年1月末まで無償で利用可能。同サービスでは、自社の店舗などの周辺に「どの言語を話す外国人」が「どのくらいの人数が滞在しているのか」について、日次で更新する位置情報に基づいてマップ上に可視化するという。情報は、前月比や前日比、時間帯ごとの推移なども表示可能とのこと。また、新宿とお台場など、指定する地点間の相関関係の可視化が可能という。両社は今後、ユーザーが任意に設定するエリア内に滞在している外国人観光客に対して、特売情報やクーポン、お勧め観光スポットなどのコンテンツをTRAVEL JAPAN Wi-Fiアプリ経由で配信し、自店舗などに誘導するサービスも、インバウンド・サテライトに組み込む予定。
2015年12月17日ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は12月15日、累計ダウンロード数が100万を超えるという訪日外国人向けスマートフォン・アプリである「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」を利用し、訪日中の外国人を対象としたアンケート・サービスとして「インバウンドリサーチ」サービスを提供開始した。新サービスは、現在実際に訪日している外国人をリアルタイムに把握し、アプリ・ユーザーにアンケートのリクエストを送るため、最新かつ確実な訪日外国人の動態を調査可能としている。アンケートの対象を訪日中のユーザに限定せず、全世界のアプリ・ユーザーとすることも可能とのこと。これまで訪日外国人を対象としたリサーチ・サービスは、アンケート対象者の確保や調査員の多言語対応など、時間と費用について課題を抱えていたとする上で、同サービスではこれらの課題を払拭するという。なお、対応言語は英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、タイ語。サービスの想定利用シーンとして同社は、小売業・飲食業などが訪日中の消費動向を把握したい場合、メーカーなどが自社製品の認知度や購買心理などを把握したい場合、自治体や交通機関などが日本国内における訪問先・利用交通機関を把握したい場合を挙げ、各業界の多様なシーンでの利用ニーズに対応可能としている。同サービスは、調査会社のリサーチ・サービス・システムと、KDDIのアンケート回答者へのオンライン・デジタル・コンテンツ(特典)付与システムを組み合わせているとのことだ。
2015年12月16日東京都・あきる野市と東日本電信電話(NTT東日本)は14日、あきる野市に位置する秋川渓谷周辺で、公衆無線LANサービス「秋川渓谷Wi-Fi」の提供を開始すると発表した。サービス開始は12月25日から。同市は、渓流が楽しめる秋川渓谷周辺で、2020年の東京五輪を契機とした訪日外国人が増加すると見込み、今回公衆無線LANサービスを展開する。サービス開始当初はJR秋川駅、JR武蔵五日市駅、JR武蔵増戸駅、あきる野市役所本庁舎、五日市出張所、二宮考古館、五日市郷土館、JR武蔵五日市駅前観光案内所、秋川渓谷 瀬音の湯、あきる野市ふるさと工房周辺で利用可能。同市では、飲食店等に「秋川渓谷Wi-Fi」への参加を呼びかけ、エリア拡大を図る。接続時間は1回60分。利用回数制限は、1日4回まで。SSIDは「Akigawa_Keikoku_Free」。エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォームが提供する認証アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」にも対応し、利用登録を行なえば「秋川渓谷Wi-Fi」を含む各対応エリアで手軽に接続できる。
2015年12月14日あきる野市は、NTT東日本と連携し、12月25日から秋川渓谷周辺で、公衆無線LANサービス「秋川渓谷Wi-Fi」の提供すると発表した。秋川渓谷周辺は、外国人観光客も訪れる観光スポットとなっており、さらに東京2020オリンピック・パラリンピック開催に伴い、国内外観光客の増加が見込まれる。そこで両者は、観光客の移動・滞在を支える情報の取得及び発信の利便性を向上させるため、「秋川渓谷Wi-Fi」を開始する。これにより、観光客及び来街者等が、スマートフォン等を活用して「観光・交通情報の取得」、「SNSを活用した情報発信」等を無料で利用できる。サービス提供を行うのは、JR秋川駅、JR武蔵五日市駅、JR武蔵増戸駅、あきる野市役所本庁舎、五日市出張所、二宮考古館、五日市郷土館、JR武蔵五日市駅前観光案内所、秋川渓谷 瀬音の湯、あきる野市ふるさと工房の10カ所。これらの施設では、1回60分、1日4回まで無料で利用できる。
2015年12月14日●Wi-Fiの仕組みをおさらい自宅にWi-Fiルーターを置いている家庭は非常に多くなったが、Wi-Fiに共通する悩みとして「電波が届かない」「思ったほど速度が出ない」ということがある。電波は周辺の環境にも大きく左右されるにも関わらず、目に見えないので調整が大変だが、セオリー自体は存在する。大掃除などのタイミングで今一度、自分の環境を見直してみよう。○電波は障害物に弱いWi-Fiの仕組みは簡単だ。ルーター(アクセスポイント)とパソコンやスマートフォン、ゲーム機といったクライアント(子機)の間で2.4GHz帯、または5GHz帯の電波を飛ばし、データをやり取りしている。ここで使われている2.4GHz帯、または5GHz帯という電波は、3G/LTEの携帯電話(700MHz~2.5GHz)と比べるとかなり短い波長の電波(マイクロ波)を使っている。電波には波長が短いと障害物などを回り込みにくいという特徴があり、家の外から届いている携帯電話が入るのに、自宅内のWi-Fiが届きにくい、というのはこのためなのだ。電波は壁などにぶつかると反射もする。反射した電波が障害物の陰にまで届いたりもするのだが、反射した電波どうしが干渉しあって減退することもあるため、反射をあまり当てにすることはできない。いずれにしても目で見えていない電波を過信するのは困難というわけだ。障害物に弱いということは、例えばルーターが違う部屋に置いてあると、ドアや家具などで電波が遮られてしまい、届きにくいということになる。同じ部屋の中にあっても、ルーターの前に荷物が置いてあったりすると、当然電波は減退する。このため、Wi-Fiーターの鉄則その1は「見晴らしのいい、障害物に遮られにくい場所に置く」だ。例えば、部屋の中で一番高い家具の上などが望ましい。最近のルーターは外見もずいぶん洗練されているが、それでも部屋のど真ん中に置くよりは、隅の方に置いておいたほうが目立たなくておススメだ。最近、ルーターなどをまとめて隠すように収納するケーブルボックス的な製品も販売されているが、有線のルーターやモデムを入れておくのはともかく、Wi-Fiルーターの場合は個人的にはあまり感心できない。ワンルームのアパートなどで、遠くまで電波を飛ばす必要がなく、部屋の外観を整理したいという場合に使うといいだろう。●アンテナの角度をいじってみてもいいかも○アンテナの向きを変えてみる高いところに置いてもいまいち電波の通りがよくない、という場合は、電波を飛ばすアンテナの向きがよくない可能性がある。ルーターには1~3組程度のアンテナが内蔵されているが、全方向に電波を飛ばす「無指向性」のアンテナと、ある程度方向性を決めて飛ばす「指向性」のアンテナの2種類がある。どちらにも一長一短あるのだが、電波の届きが悪い場合は反射や干渉も含めてアンテナの向きが悪い場合がある。そこでWi-Fiルーターの鉄則その2「ルーターやアンテナの向きを変えてみる」を試してみよう。アンテナが内蔵型の場合はアンテナの位置や方向が見えないので、本体ごと角度を変えることになる。取り扱い説明書にアンテナの位置が記載されている場合もあるので、それを参考にアンテナをよく使う方向に向けてやったり、少し角度を変えるだけで、電波の感度がだいぶ変わる可能性がある。ルーターからアンテナがむき出しになっている製品もあるが、こうした製品はアンテナの角度をいじりやすい。ただ、自分ではよかろうと思って変えてみても、案外影響が少なかったりすることもあるので、少しずついじってみるといい。●中継機の導入も検討して○延長するという手もWi-Fiを利用するのが平面上であればこれで十分なのだが、一戸建ての1階と2階のような立体的な場合は、2階の床や廊下、階段を越えて電波が到達しなければならないため、さらに厄介なことになる。1階では十分な強度の電波が利用できても、2階まで届かない、というケースは非常に多い。各メーカーではこれを解消するため、電波の出力の高い、いわゆるハイパワーな機種を出しているケースもある。電波の出力が高いというのは直接的に通じやすさにつながるため、これは一つの解として正しい。しかしこれでもうまくいかない場合は、最近よく見掛けるようになった「中継器」を使うのも一つの手だ。これはルーターからの電波を拾い、そこからさらに自分自身がルーターとして電波を飛ばすというもので、文字通り中継点となってインターネットとの接続を行ってくれる。そのぶん接続速度が落ちるなどの副作用もあるのだが、接続エリアを広げたいのであれば有効な手段だ。さらに周辺のWi-Fiルーターの電波使用状況を見てチャンネルを変えたり、使われていない周波数帯を使うといった対策もあるが、置き場ひとつ、置き方ひとつで結構結果が違ってくることもあるというのはぜひ覚えておこう。接続環境を整えて、快適な年末年始を過ごしてほしい。
2015年12月05日ラトックシステムは3日、5GHz帯のIEEE802.11acに対応したWi-Fi SDメモリーリーダ「REX-WIFISD2」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。12月中旬から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は9,800円(税込)。専用アプリ「WiDrawer2」を使用することで、ワイヤレスでSDメモリーカードなどにアクセスできる。転送速度は433MHz(理論値)と高速で、2.4GHz帯の無線LAN(Wi-Fi)にも対応する。MIMO対応スマートフォンであれば、従来の2.4GHz帯の転送よりも高速なデータ転送が可能。転送速度の実測値は5GHz帯で最大11.59MB/s、2.4GHz帯で最大10.22MB/s。NFC対応スマートフォンなら、タッチするだけでWi-Fiの設定とアプリのインストールが完了する。5GHzと2.4GHzはセットアップ時に選択可能。容量2,600mAhのモバイルバッテリとして利用できるほか、ポケットルータ機能も搭載。100BASE-TX対応有線LANポート×1基を備え、外出先の有線LAN環境と接続することで無線LAN環境を構築できる。電源をオフにした状態でPC接続すれば、USB 3.0対応のSDメモリーカードリーダとして機能する。使用できるSDメモリーカードの容量は256GBまで確認済み。USBポート×1基も搭載し、USBメモリやUSB HDDなどを接続可能。USB HDDは2TBモデルまでを利用できる。内蔵バッテリへの充電時間は約3時間で、バッテリ駆動時間は約3.5時間。最大5台までの同時接続に対応する。無線LANセキュリティはWPA2 / WPA / WPA&WPA2に対応。電波範囲は50m(見通し)まで。本体サイズはW88×D76×H22mm、重量は約121g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.6以降、Android 4.0以降、iOS 7以降。
2015年12月03日東日本電信電話(NTT東日本)とエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォームは、東京都・大田区での公衆無線LANサービス「OTA CITY FREE Wi-Fi」を発表した。12月1日からサービスを開始する。利用は無料。利用場所は、JR蒲田駅西口付近など区内主要エリア21カ所、大田区民プラザなど区内店舗エリア112カ所(11月27日時点)。施設や店舗が設置する無線LANアクセスポイントのSSIDを、「Ota_City_Free_Wi-Fi_01」と設定することで、提供エリアの拡大を図る。利用時間は、駅や公共施設といった区内主要エリアでは、1回60分、無制限。店舗などの区内店舗エリアでは、1回60分、1日4回まで。NTTBPが提供する認証アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」にも対応し、利用登録を行なえば「OTA CITY FREE Wi-Fi」を含む各対応エリアで手軽に接続できる。大田区では、2020年の東京五輪を契機とした訪日外国人の増加を見据え、通信環境の整備や、無料Wi-Fiを活用した観光情報や地域情報の発信により、地域活性化を目指す。
2015年11月27日KDDIとワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は11月26日、2015年3月よりサービス提供を開始した「SENDAI free Wi-Fi」のエリア拡大整備をはじめとした、仙台市における観光客向け通信環境の推進に協力すると発表した。今回の整備では「SENDAI free Wi-Fi」の追加整備と「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」を利用した訪日外国人への利便性向上、Wi-Fi利用促進のためのWebサービスの提供を行う。「SENDAI free Wi-Fi」の追加整備では、新規アクセスポイントの設置(29カ所追加)を行う。また他の企業とも協力し、仙台市内の商業施設への拡充を促進する。サービス開始時期は12月1日で、サービス利用料は無料となる。同Wi-Fiは、7月1日より商用サービスを開始した「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」に対応しており、訪日外国人観光客は、アプリをダウンロードし利用規約に同意することで、自動的にWi-Fiを利用できる。これにより、Wi2が提供する市内約1650カ所、全国20万カ所以上で利用できる。これとともに、「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」サービスの機能の1つである、アプリへのコンテンツ情報配信も合わせて実施し、仙台城跡をはじめ、周辺観光に役立つ情報をWi-Fiを経由して訪日外国人観光客に提供する。また、観光客へ"仙台市の魅力"を訴求するスマートフォン向け観光情報サービスをあわせて12月1日より提供する。るーぷる仙台のバス停留所周辺の観光スポットを紹介するWebサイト「るーぷる仙台ナビ」と仙台城が3Dパノラマ画像でよみがえるWebサイト「仙台城VR再現」、仙台のオリジナルキャラクターといっしょに合成写真を撮影できるWebサイトの「仙台観光フォトフレーム」を用意する。対象言語は日本語、英語、韓国語、中国語(繁・簡)、タイ語となる。
2015年11月27日ロームは11月27日、同社の特定小電力無線通信モジュールが国際無線通信規格「Wi-SUN」の新たな規格「Wi-SUN Profile for Echonet Single-Hop HAN(Wi-SUN HAN)」の認証を取得したと発表した。「Wi-SUN HAN」は、Wi-SUNアライアンスが策定したHAN(Home Area Network)向けの無線規格で、スマートコミュニティ構築に欠かせないHEMSコントローラやエアコン、照明などのHEMS機器に適しているとされる。従来の「Wi-SUN Echonet Profile」規格がBルートと呼ばれるスマートメーターとHEMSコントローラをつなぐ1対1の通信に対し、「Wi-SUN HAN」ではHEMSコントローラと各家電製品をつなぐ1対多の通信が可能となる。同社は今回、新たに「Wi-SUN HAN」に対応したソフトウェアを開発し、「Wi-SUN HAN」の認証ならびにCTBU(Certified Test Bed Unit)認証を取得した。今後は、同ソフトウェアの提供を開始し、2016年1月に汎用無線通信モジュールとして量産・販売を開始する予定だ。
2015年11月27日ラトックシステムは11月26日、外出先でも自宅の家電をスマートフォンから操作できる学習リモコンユニット「REX-WFIREX1」を発表した。発売は12月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別14,800円前後だ。REX-WFIREX1は、専用アプリをインストールしたスマートフォンやタブレットから、家電製品を操作できる学習リモコン。スマートフォンからWi-Fi経由で送られてきたリモコン信号を赤外線に変換して出力する。「家外(いえそと)」モードでは、外出先でもクラウドサーバーを介して自宅の家電製品を遠隔操作できる。REX-WFIREX1に搭載された温度・湿度・照度センサーによって、専用アプリから部屋の様子を確認可能だ。「家中(いえなか)」モードは自宅のWi-Fiが届く範囲で使用できるモード。Wi-Fiルーターを介してスマートフォンなどと接続し、専用アプリから家電製品をコントロールする。家中モードでのみマクロ機能を利用可能だ。マクロ機能とは、一つの操作に複数の操作を登録でき、一括で操作できるというもの。指定時刻にあらかじめ登録されたリモコン信号を送るタイマー設定も家中モードの際に行う。タイマー機能では複数の家電をグループ登録することも可能だ。アプリの対応機種は、iOS 8.4以上を搭載したiPhone 4S / 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus、iPad Air、iPad Air 2、iPad(第4世代、第3世代)、iPad mini、Android 4.4以上を搭載する端末。アプリに登録したリモコンデータは、エクスポート・インポートでき、他の端末と共有できる。ただし、マクロ設定やタイマー設定のエクスポート・インポートは不可。赤外線の有効範囲は水平方向に最大360度、垂直方向は上方180度。有効距離は最大10m。サイズは直径104×高さ42mm、重量は約110g。主要なメーカー・機種のリモコンデータはプリセットされている。
2015年11月26日メガハウスは、OSにAndroidを搭載した子供向けの4インチWi-Fiタブレット「tapmepot」を11月下旬から販売する。価格は税別19,800円。「tapmepot」は、同社が展開する子供向けタブレット「tap me」シリーズのポケットサイズ版となる製品。撮影した写真で遊ぶゲームアプリ「オレフォトバトラー」や、日記アプリ「ひみつの手帳」などのオリジナルアプリをプリインストールしている。Google Playにも対応しており、任意のアプリをダウンロードすることも可能。そのほか、追加ダウンロードしたものも含めすべてのアプリの利用を制限できる機能や、使用時間を設定できる「使いすぎ防止タイマー」などの保護者向け機能を搭載する。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 4.2.2。CPUはCortex-A7(デュアルコア)。内蔵メモリは1GB。ストレージは8GB。外部ストレージはmicroSD(最大32GB)。ディスプレイ解像度は800×480ピクセル。背面には210万画素、前面には30万画素のカメラを内蔵する。バッテリー容量は2,000mAh。サイズは、幅約74mm×奥行き約13mm×高さ約130mm。IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fiをサポートする。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。
2015年11月25日