ビューティ情報『取得率は1割未満…「生理休暇」の現状&今後のあり方を考える』

2022年10月23日 19:00

取得率は1割未満…「生理休暇」の現状&今後のあり方を考える

佐藤:制度があっても、使えないんだったら意味がないですよね。

そわ:そもそもの仕組みが変わらないと無理な気がします。理想は、生理とか関係なくしんどい時は休んでいいっていう日ができること。それなら男性も休めて、社会全体が働きやすくなりそう。

佐藤:それ、いいかも!体力的にも精神的にも回復するための“ケア休暇”にすれば、ジェンダーを問わず使えるし。ただ、欧米の会社ってフレックス勤務が多いから休みが取りやすいけれど、日本はそこに壁がありますよね。

そわ:ツラくても我慢をすることが日本は美徳とされている風潮があるけれど、それじゃ心も体も壊れちゃう。休む選択をもっと気軽にできるような仕組みが権利としてあった方が絶対にいい。


佐藤:要望が言いにくいのであれば、環境を変えるっていう手も。私の会社もそうですが、スタートアップでチームの距離感が近い会社や自由度が高い会社って日本でも増えてきているんです。そわちゃんのようにフリーランスで働くことも選択のひとつだし、今後は自分が働きやすい環境を自分で選ぶ時代になると思う。

そわ:ツラさを口にできる環境は大事。自分の状況を理解してもらえるだけで働きやすさが全然違うし、お互いに共感し合えたら、休む選択もしやくなるはず。

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