仕事始めがキツい…【正月ボケ対策】体調を整え「気力アップする方法」 #194
ただ、急に日常に戻り、一年の初めだからとやる気100%で走り始めるにはちょっと無理がありますよね。お正月にだるくなるのも冬の風物詩の一つではないでしょうか。
ですが、それなりにだるくなったりやる気がなくなったりする理由はあります。一日の歩数は1万歩なんてほど遠く、夜更かししてしまい、朝はゆっくり起きて、起きている時間は横になっているか食べているかという生活スタイルになってしまうことも多いのではないでしょうか。もしそうだとしたら、人間のカラダとしてだるくなってしまうのは仕方のないことかもしれません。
また、年末からの食べ続けで胃腸や肝臓が疲れてしまっていることもありますよね。多くの人が、一年の始まりだから全速力で突っ走ろう!なんて次元には至ることはできないと思います。
漢方では、この動かず、偏食して、夜更かしして疲れやすくなっている状態を『腎陽虚』と考えます。
睡眠のリズムが乱れたり、日光に当たらない日々は『腎』の働きを低下させ、動かず偏食しているとカラダのエネルギーである『陽』が不足すると考えます。そこで、今週は気力アップのために『腎陽』を食薬で補っていきましょう。食べるとよい食薬は、【カレー風味の鱈のムニエル】です。