美容コラムニスト・福本敦子「自分の体のクセを把握することで、生理との向き合い方が変わった」
ほかにも月経カップや吸水ショーツなどいろんなアイテムを使ってみたんですが、今は使い捨てのオーガニックコットンナプキンを愛用しています。“新しいもの”にただ飛びつくのではなく、何がライフスタイルに合うのかを、自分で選ぶことが大切だと思います」
さらに、自身の体や女性特有の不調と上手く付き合うための工夫を重ねていく中で、生理との向き合い方も変わってきたそう。
「生理のスケジュールをアプリで管理するようになってから、“この時期にはこういう症状が出る”と、あらかじめ自分の体のクセを把握することができるようになりました。そのおかげで客観的に自分を見られるようになって、生理との向き合い方が変わったんです。会社員だったときは、生理中の不調で仕事のパフォーマンスが下がるたび、そんな自分を受け入れられなくて落ち込んでいましたが、できなくて当然なんだからと、自分を責めることがなくなりました。生理を“悪者”にするんじゃなくて、症状が出ているときはそれを受け入れて、できない自分も認めてあげるようになったんです」
フリーランスになってからは、生理に合わせて仕事の予定を調整することで心身ともにラクになり、気分のアップダウンに左右されることから卒業できたそう。