中元日芽香「客観的な指標ができることで、男性からの理解も深まりそう」 PMSのつらさを“数値化”!?
ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは「PMSの“数値化”と解決」。お菓子でおなじみのロッテが、PMSのつらさを“数値化”する研究を開始。その詳細を、中元日芽香さんと伺いました。
【改めて…PMSって何?】
生理開始の3~10日前の間に続く、精神的・身体的な不調のこと。生理が始まると軽快するのが特徴。腹痛、頭痛、むくみの他、イライラや不安、集中力の低下など症状はさまざま。
お話を伺った方々(左から)
ロッテ 中央研究所 疋田菜光さん、ロッテ 中央研究所 赤塚万紀さん
PMSのつらさを心拍数などで数値化。
――ロッテ=お菓子のイメージが強いですが、女性の悩みに関する研究を行うことになった理由からまずは教えてください。
赤塚:今まで生理やPMSについて、職場であまりオープンに話すことはなかったのですが、ある時、女性同士でたまたま話す機会があったんです。私は“生理中は経血が漏れて、仕事で着る白衣についてしまわないか心配”といった悩みを話したら、みんな似たような悩みを抱えていることを初めて知って。そんな女性特有の悩みを解決できるようなプロジェクトを何かできないか…と感じたのが最初のキッカケです。