まぶしくて目を開けていられない、目が重たい…“疲れ目”のせいかも? 眼科医が解説!
度数が合っているか確認を」
体の筋肉疲労は温めて血流を良くするとやわらぎまずが、目の周りの筋肉も同じこと。
「ホットアイマスクを使ったり、目のピントを合わせる筋肉と繋がっている首や肩まわりを温めるのも、疲れ目対策に効果的。また、座って作業する時間が長いと、血行が悪くなり、目への血流も滞りがち。小まめに立ち上がるなど体を動かすようにしましょう」
予防METHOD1
【まばたき】ゆっくり、しっかり。目まわりをストレッチ!
まばたきは、涙の分泌を促し、角膜に潤いを行きわたらせてドライアイを予防する他、目の周りの筋肉のストレッチにもなり、疲れ目解消にも役立つ。「上と下のまぶたがちゃんとくっつく“完全まばたき”ができていない人が意外と多いのです。デジタルデバイスの画面を1時間見たら、きっちりまぶたを下ろしきりましょう。上まぶたを下まぶたに着地させるイメージです。
現代人のまばたきの平均は0.3秒ですが、これでは涙の分泌を促したりストレッチ効果を得るには早すぎます。0.5~1秒、つまり普段の倍の時間をかけ、ゆっくりと確実に行うことが大切です。ただし、目の周りにしわができるほど、強くつぶる必要はありません」