歯ブラシは「シャカシャカ」音を立てないのが正解! 正しい歯みがきを歯科医が伝授
また、口を左右上下に大きく動かすことで表情筋のトレーニング効果も期待できます」
「いー」で前歯に食べかすがついていないか、歯の色やすり減り、歯ぐきの腫れなどを確認し、「あー」で奥歯の汚れ、口内の腫れや炎症などもチェック。「べー」で舌の色や付着した白い汚れの度合いも見ておこう。
UPDATE 2:フロスは歯みがき前に行うべし。
虫歯菌や歯周病菌は、口の中に残った食べかすや汚れをエサにして増殖する。歯ブラシだけでは汚れの6~7割しか落とせないといわれており、フロスは必須。「意外かもしれませんが、フロスは歯みがき前に使うのがおすすめ。歯と歯のすき間の汚れを念入りに取り除いてから歯みがきをすると、歯みがき粉の薬用成分が歯全体に浸透します。就寝前だけでもフロスは必ず使いましょう」
POINT:「ワックスあり」のフロスを選ぶと使いやすい!ワックスタイプのフロスはすべりがよく、フロスに不慣れな初心者でも使いやすいのがメリット。
慣れてきたら、ノンワックスタイプに替えるのも。フロスは歯のカーブに沿わせて汚れが取れる、糸巻き型が万能。歯と歯のすき間が広がっている人は歯間ブラシを使うのがおすすめ。
UPDATE 3:みがく順はルーティン化して、みがきムラ防止を。