足の爪、正しくケアできている? 専門家がお手入れ方法や靴選びのポイントを伝授!
今まで適当にやっていた人こそ、一気に効果を実感できる足のケア。正しい爪の切り方やお手入れ方法、靴選びや歩き方をマスターしていつでもサンダルが履ける自慢の足を育てておこう。フットケア外来の医師・高山かおる先生に足の爪のケアについてお聞きしました。
正しい爪ケアを知って、足の健康を守ろう!
1、正しい爪の切り方
自己流でやっている人が多い足の爪切り。でも実は、正しい爪の切り方は健康な足のためには大切なこと。コツを押さえてトラブルレスの足を目指して。
スクエアオフカットを心がける。
爪甲遊離縁(そうこうゆうりえん)は、平らでまっすぐにカットし、両端を少しだけ丸く切る。
「端を切りすぎないことで、爪が皮膚に食い込みにくくなり、巻き爪予防に。必ず最後に断面にヤスリをかけて、爪が割れるのを防ぎましょう」(フットケア外来の医師・高山かおる先生)
切りすぎない。
爪の長さは指先と同じか、1mmくらい長めに切る。「爪を短く切りすぎると、地面を踏み込んだときに足指の先端まで力がいかないため、足の機能が低下して爪甲が小さくなり、巻き爪などのトラブルを招く原因になります」
端まで切り揃える。
爪は端から端まできちんと切ることが大切。