朝イチのコーヒー、胃腸が弱い… 「どんどん老ける人」の特徴と対策
食薬ごはん【大根おろしと薬味の小鉢】
胃腸の疲れ、寝不足、老化などが気になるときには、薬味を組み合わせた食薬で対処していきましょう。『脾』を強化する大根おろしに、『腎』を強化するミネラル豊富なシラス、抗酸化作用の高いブロッコリースプラウトなどを混ぜて、調子が悪い時のお助け小鉢にしてみてはいかがでしょうか。
<材料>
大根5cm(おろす)
釜揚げシラス大さじ4
ブロッコリースプラウト4つまみ
ぽん酢・ネギお好みで
<作り方>
材料をよく混ぜたら完成。
NG行動【朝のコーヒー習慣】
コーヒーは、朝からシャキッとさせてくれるカフェインと、エイジングケアにつながるクロロゲン酸などのポリフェノールが含まれているため、頼りになる飲料といえます。ですが、朝は食欲も時間もないから、コーヒーだけ飲んで出かけるという習慣をお持ちのかたは注意が必要です。空腹時にカフェインを摂ることは、いつも以上に消化器系統に負担をかけ、『脾』の働きを低下させます。腹痛や気持ち悪さを感じさせることもありますよね。
消化器官も加齢に伴い老化が進んでいます。
年を重ねるほど、胃腸を労わるようにすることが、『脾腎』のケアとなり、体の基礎作りに役立ちます。