朝イチのコーヒー、胃腸が弱い… 「どんどん老ける人」の特徴と対策
梅雨が明ければ、そのまま灼熱の夏が始まり、気温と湿度が落ち着き始めるのが9月後半の秋分の日以降。つらい気候は、3~4か月も続きます。この時期は、今を楽しみつつ、体に負担の大きい梅雨・夏を乗り越えるための準備が必要です。食事では、中長期的な目線での健康管理が必要となります。
漢方医学では、気候の変化や年齢に伴う不調に負けない強い体を保つために『脾腎』を強化するとよいとしています。また、『腎』の働きが低下すると老化が促進するといわれています。『脾腎』を強化することは、揺らぎ多い毎日を元気に過ごし、若々しくいるために必要不可欠なケアとなります。また、『脾』のケアは胃腸の働きの負担を軽減することを意味しています。
ということで、これからの厳しい気候、そしてエイジングケアのためにも、今週は『脾腎』を強化する食薬がおすすめです。
今週食べるとよい食薬は、消化を助け、抗酸化力が高く、いつでも簡単に作ることのできる【大根おろしと薬味の小鉢】です。
そして逆にNG習慣は、【朝のコーヒー習慣】です。
カフェインで元気を前借りしてしまい、無理やり元気をだすのではなく、根本的に元気な状態を作り出す食事や睡眠、運動習慣の見直しをすることも頭の片隅に入れておきたいですね。