ぐっすり眠れて、目覚めすっきり!「しあわせな睡眠」を得る方法とは?
「口にしたものが腸に達し、消化・吸収を開始するまでにかかるのが約3時間。起きている間になるべく消化吸収活動をはじめておくことで、寝ている間の消化吸収活動と代謝運動のバランスがよくなります。目安としては、ちょっとお腹空いたな、くらいの状態で眠りにつくのがベストです」(小野さん)
腸が汚れていると睡眠の質が下がる
寝る3時間前に食事を済ませたとしても、そもそも腸が汚れていたら良質な睡眠をとることはできないとのことです。
「腸が汚れて動きが弱くなっている状態だと、からだ全体の冷えにつながり、寝つき自体も悪くなってしまいます。
人は眠りにつく前に体温が上昇しますが、腸の活動が止まり、からだが冷えていると体温も上がりにくくなるので、ベッドに入ってもなかなか眠れなくなってしまうのです」
また、腸が汚れていると寝ている間の代謝運動もスムーズに行われないため、どんなに寝ても疲れはとれずに溜まっていく一方だそう。そうなると常にからだはダルく、やる気も起こらないなど、負のスパイラルに陥ってしまうのだとか。
食生活と生活習慣の見直しを
「食欲の減退」「食後すぐに眠くなる」「少しのことでも疲れやすい」