コロナの今、高カカオチョコレートがおすすめの理由とは。コロナ太り対策や認知機能低下抑制にも期待!
「蒲郡スタディ」では、高カカオチョコレートを摂取することで脳由来神経栄養因子(BDNF)が上昇することもわかりました。BDNFは、うつ病やアルツハイマー型認知症との関連性が認められる脳の重要な栄養素で、65歳以上になると加齢と共に減少していきます。
実際、ノルウェーで行われた調査でも、チョコレートを摂取しているグループの方が、摂取していないグループよりも記憶などの認知テストの結果が高かったというデータもあります。
将来の生活習慣病や認知症のリスクに備えて、今から高カカオチョコレートを食べる習慣を身につけておくことが大切なんですね。
高カカオチョコがコロナ太り対策におすすめ
最後の講座は、東京慈恵会医科大学付属柏病院の栄養部課長で管理栄養士でもある湯浅愛先生による「高カカオチョコレート摂取によるコロナ太り対策」についてのお話でした。
湯浅先生は、コロナ太り対策ではカロリー至上主義ではなく血糖値を安定させることに気を配るべきと指摘します。そこでカギになるのが、GI値です。
GI値とは血糖値の上がり下がりを数値化したもので、GI値が高い食品は血糖値が急上昇しやすく太りやすくなります。