2019年11月9日 09:00
腸腰筋って知ってる?3種類の簡単トレーニング法を教えます
ランニングや階段を上っている途中、すぐに脚が上がらなくなってしまう方は要注意。もしかしたら腸腰筋を鍛える必要があるかも。今回は腸腰筋の役割からトレーニング方法まで、ヨガインストラクターのHikaru先生に教えていただきました。
腸腰筋とは
腸腰筋(ちょうようきん)は、腸骨筋、大腰筋、小腰筋という3つの筋肉の総称です。しかし、小腰筋に関しては半数以下の人にしか存在しない特殊な筋肉で他の筋肉の補助的な役割しかありません。
3筋はそれぞれ脊柱や骨盤から始まり、太ももの付け根まで付いている筋肉で、肉の部位でよく耳にする「ヒレ」は大腰筋のことを指します。
3筋を総称した腸腰筋は、主に太ももを前に振ったり脚の付け根から太ももを持ち上げる動作に貢献していて日常生活では走ったり階段を上ったりする動作で使われます。
腸腰筋を鍛えると得られる効果
腸腰筋を鍛えると、普段の歩行やランニング、階段の昇り降りなどの脚運びがスムーズに感じられるようになります。また、腸腰筋を鍛えるのと同時にストレッチもすることで腸腰筋が柔軟になり骨盤が安定し、反り腰や腰痛の改善などの効果も期待できます。
よく、加齢にともない小さな段差でつまづく様になったという方は太ももの筋肉の衰えもありますが、腸腰筋の筋肉の衰えも大きく関係しています。