生理前・生理中に眠くなるのはなぜ? 原因と対処法を医師が解説
プロゲステロンの分泌が多い時期は、黄体期から生理スタート前後くらいまで続くのが一般的。そのため、生理前から生理中にかけて眠気を訴える女性が多いのでしょう。
○まずは、自宅でできるセルフケアで対処
では、どうすれば日中に眠気が起こりにくくなるのでしょうか。対策としては、夜によく眠れるように環境や体の状態を整えることが重要です。まずは次の方法を試してみましょう。
・規則正しい生活を心がける
夜ふかしせず、毎日できるだけ決まった時間にベッドに入るようにします。日中は太陽の光を浴びて体をよく動かし、昼夜の区切りがしっかりついた生活を送りましょう。
・寝る前にテレビやスマホを見ない
薄型テレビやパソコン、スマートフォンなどのディスプレーが発するブルーライトは、睡眠を妨げるといわれています。
ベッドに入る2時間前くらいからは視聴を避けるようにしましょう。
・寝る前にお風呂に入る
寝る前に体温を上げておくという意味では、入浴も有効です。就寝する1時間くらい前に熱すぎないお湯につかって体を温めておくことで、ベッドに入ったときに自然に体温が下がりやすくなります。もちろん、体がほぐれてリラックスできるというメリットもあります。