ビューティ情報『乳がんになりやすい人の特徴や自覚症状を専門医に聞いた』

2017年10月24日 10:15

乳がんになりやすい人の特徴や自覚症状を専門医に聞いた

また、転移のある乳がんでは、進行を抑えることで延命効果を得たり、症状を緩和させたりします。

○分子標的治療

抗がん剤はがん細胞も正常細胞も無差別に攻撃しますが、 分子標的薬はがん細胞に的を絞って攻撃します。そのため、抗がん剤に比べ副作用が少ないです。近年の分子標的治療薬の進歩はめざましく、予後が悪いとされていたタイプの乳がんも予後の改善が期待できるようになりました。

○放射線療法

手術後の乳房に放射線を照射して、がん細胞をたたきます。乳房温存術の方は基本的に全員、乳房切除術の方も一部の方は必要です。

――治療にも非常に多くの選択肢があるのですね。治療をするにあたり、がんの転移や再発、生存率は患者にとって非常に気になる要素だと思いますが、乳がんのケースではどのようになっているのでしょうか。


最初に言葉の意味をきちんと把握しておきましょう。転移とは、がん細胞がリンパ液や血液の流れにのって別の臓器に移動して骨や肺、肝臓、脳などの乳房から離れた場所に発生することです。

再発とは、乳がんの治療を始めた際、すでに目に見えないくらい小さな転移という形で潜んでいたものが、再発を予防するための術後の治療もすり抜けて(生き延びて)

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