自分の好きなおしゃれを、自分の好きに追求する! 峰なゆかが贈る“ゆるいファッションの参考書”
――たしかに、おしゃれについて語る連載なんて、最高にかっこいいです(笑)。
峰:「私、美容やファッションに一家言あります」みたいなアピールをしたかったんです。言いたいだけで、べつに一家言ないんだけど(笑)。
すごくおしゃれな人の言うことって、おしゃれすぎてまったく参考にならないじゃないですか。だけど、私みたいに「おしゃれって思われたい」だけの人間が言うことなら、逆に多少は役に立つかもしれない。まったくやる気が出ないときにでも、軽い気持ちでこの本を読んで、なんとなく「おしゃれしてみようかな」って思ってもらえたらうれしいです。
■アラフォーになっても「おしゃれ」と「モテ」を両立したい
――そもそも峰さんにとって、ファッションってどういうものなんでしょうか。
峰:うーん……「参加証」的な感じですかね?ファッションって、ある程度どうにかしないと恋愛市場にも入り込めないし、おしゃれ界隈で相手にもしてもらえないと感じていて。
でも、食欲とか睡眠欲とかに近い“人としての権利”だと思っています。
――誰もが自由に寝たり食べたりしているみたいに、自分の好きにやっていい当たり前のもの、というイメージでしょうか。