止まった人生を動かしたメイクレッスン。美の余白は無限に続くのだ
服だけカッコよくても、顔が古いままじゃあどうしようもない。
「善は急げ」とばかりにわたしはメイクレッスンへ駆け込んだ。結論から言うと、行ってよかった。なぜならば、わたしの顔&わたしの都合に合わせたアドバイスがもらえたから。
「基本ズボラです!」と言えば「じゃあ最低限これだけはやってください」となるし、「ココがコンプレックスです!」と言えば「でしたらこのテクニックだけは覚えて帰ってください」となる(顔が平らなのがコンプレックスなのだが、眉尻を濃いめに描いて、眉頭に向かって薄くグラデーションを作るようにすると立体感を演出できるというテクには本当に感動した)。個別具体的なアドバイスにより、顔面がみるみる変わる体験には、停滞していた人生に新しい風が吹き込んでくるような爽快さがあった。
■頼ってみてはじめてわかる、自分の“伸びしろ”
プロに頼るって、いいな……。そう感じたわたしは、その後パーソナルカラー診断を受けたり、美容のプロがやっているYouTubeやSNSアカウントを見るようになった。
元がズボラなので、仕事の合間にちょっと情報収集をするとかその程度だけれど、効果は確実にある。
やはり頼るべきはプロだ、というより、プロの「理論」