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オイルが合わない肌質はあるの? オイル美容と相性がいい肌、悪い肌

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数年前から広まりつつある「オイル美容」。一過性のブームで終わらず、最近ではすっかり定番ケアになってきたような。

オイル美容は、スキンケアにオイルをプラスすることを言い、洗顔後にオイルだけでお手入れを完了させる方法だったり、いつも通りのスキンケアの仕上げとしてオイルを加える方法だったり、取り入れ方はさまざま。

オイルアイテムも、オイルだけでできているものもあれば、オイル以外の美容成分をブレンドしたものもあったり、豊富に揃っています。雑誌でもオイル美容について多く取り上げられたり、各化粧品ブランドからもオイルアイテムが続々と発売されたりしているので、気になっている方も少なくないのでは。

オイル美容は、加齢の影響で皮脂が少なくなり、乾燥しやすくなっている大人の肌にぴったりだと、美容関係者の間で囁かれています。皮脂を補うことで肌がやわらかくなり、しっとりなめらかな肌を保てるんだそう。乾燥肌にしか向いていないケアなのかと思えば、べたつきが気になる肌にも良い作用があり、皮脂が過剰に出てしまうのを抑えてくれるとも聞きます。
つまり、あらゆる肌質に合ったケア方法……!?

でも実際のところ、オイル美容は、好き嫌いがはっきり分かれるケアだと思います。私自身、何種類かのオイル美容液を試してみましたが、どちらかというと苦手でした。使い切ることができなかったオイル美容液が、家に何本もあります。「ハマる人はとことんハマる」という印象が強かったのに、拍子抜けです。

では、一体どんな肌の人が向いているか、少し考えてみました。

■毛穴が目立たない人が使うと◎


私の周りでオイル美容にハマっている人を思い浮かべてみたところ、「毛穴があまり目立たない」という共通点があります。顔にあまり汗をかかず、皮脂も少ないようで、夏場でさえテカッてるのを見たことがありません。

吹き出物や赤みなど、目立った肌トラブルはないものの、乾燥や小じわには少々悩んでいる様子。
ファンデーションが、時間が経つにつれ粉っぽくなってしまうことはよくあるみたいです。

こういった肌の持ち主だったら、オイル美容に惚れ込む可能性は高いでしょう。肌がしっとりとした感触になり、乾きが気にならなくなるので、どんな高級クリームよりも手応えを感じるかもしれません。

化粧のりはもちろん、化粧持ちも良くなるようで、ファンデーションのつきがもう、むきたまごのように「つるん」としていて、思わず触りたくなるくらい! 実際に触らせてもらうと、本当にすべすべ! べたつきがなく、とってもなめらか。良い感じに整っています。

もともと毛穴が目立たない肌なのに、さらに磨きがかかったという感じです。

■混合肌やオイリー肌の人には不向きかも


私の肌は、いわゆる混合肌です。口の周りだけは少々乾燥しますが、それ以外はべたつきが気になるので、しっとりするスキンケアは苦手です。


最近のオイルは、「べたつかない」「サラサラ」などと宣伝しているものが多く、それならばと安心して買ってみるものの、やっぱりオイルはオイルです。「思ったよりべたつかない」だけで、当然オイル特有のべたつき感はあります。サラサラのテクスチャーだったとしても、時間が経つと、いつもより皮脂が出ているかのようなテカリが気になってきます。

「過剰な皮脂を抑えてくれるはずでは?」と疑問に感じ、ネットで調べてみると、一人ひとり異なる皮脂が多くなる原因によって、期待できる効果が変わってくるようです。オイルでべたつきの改善が期待できるのは、乾燥が原因で皮脂過剰になっている場合。逆に、もともとの皮脂腺が大きいなどの理由で皮脂が多い場合は、改善が難しいという情報を目にしました。

私の場合は、べたつきが改善されなかったので後者だったのかもしれません。ただ、どちらのタイプにせよ、皮脂の多さやべたつきが気になる人や、しっとりタイプのスキンケアが苦手な人は、テクスチャーそのものが好みではないかもしれません。


■オイル美容を実践するなら、まずはテクスチャーを試して


好き嫌いこそ分かれるものの、肌の乾燥を早急に和らげたいときや、いつものスキンケアがさっぱりしていて物足りないときなどにもうってつけのオイル美容。

これからオイル美容を取り入れようと思っている人は、できれば店頭でテクスチャーを試してみてください。せっかく買ったのに使い切れない(私です)なんて、もったいないですから。

※こちらは2017年7月24日に公開した記事内のリンク切れなどを修正したうえで再掲載したものです。。

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