まずは自分を愛して、満たしてあげて。自分も周りも幸せになるから【エリカ・アンギャル】
タッチやハグ、キス、マッサージといったスキンシップには親愛の情も込められているため、愛情ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が生み出されます。
それは、水や食べ物と同じように大切な、脳への栄養素。『サイコロジカル・サイエンス』という学術誌では、ハグをたくさんしている人のほうが、していない人より約30%もインフルエンザにかかりづらいという実験結果が発表されています。それくらい、免疫システムなどにも良い影響を与えるんです。
日本には、24時間ほとんど休む間もないほど忙しい女性がたくさんいますよね。睡眠不足や食生活の乱れ、さまざまなストレス……そんなつらい状態を軽減してくれるのが、スキンシップから生まれるオキシトシンです。ハグやキスを増やせば、いきいきとした心身につながるということがわかると思います。
■セルフプレジャーと丁寧なコミュニケーションで、よりよいメイクラブを
――では、愛情ホルモンのオキシトシンを分泌するために、いますぐできることは何でしょうか。
ハグやキス、メイクラブは相手ありきのことなので、最初のステップには少しハードルが高いように感じます……。
スキンシップは、誰かからもらうタッチでも、自分を慈しむセルフプレジャー(マスターベーション)