ラストチャンス迫る……! 子宮頸がんワクチン「キャッチアップ制度」について知ろう
女性なら誰でもなり得る病気「子宮頸がん」。みなさんは、17歳~27歳を対象に子宮頸がんワクチンを無料で接種できる「キャッチアップ制度」をご存じでしょうか。公的費用でワクチンを接種できるのは来年3月までと、終了時期が刻々と近づく一方で、ワクチン接種者はもちろん、制度について知らない人も少なくないのだそう。
そこで10月3日、日本の最適医療に向けた調査・情報発信を行う「エムスリー総合研究所」は、東京・赤坂にて子宮頸がんワクチンに関するセミナーを開催。子宮頸がんとワクチンについて詳しく学んできました。
また、セミナーでは、医師・木下喬弘先生と、現在がん闘病中の俳優・古村比呂さんによるトークセッションも行われました。子宮頸がんについてリアルな情報を知ることは、自身のからだと向き合うきっかけにもなるはず。ぜひ最後までチェックしてくださいね!
■子宮頸がんは、女性の死亡原因の第2位
子宮頸がん。
婦人科検診で定期的に検査が推奨されていることもあり、みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
実は子宮頸がんは、毎年約1.1 万人もの女性がかかる非常に身近な病気。罹患すると長期間の闘病につながったり、子宮を摘出したりしなければならなくなることも珍しくありません。