2019年3月26日 20:00
高価な日焼け止めは必要なし?身近なものでブルーライトの影響を防ぐ方法
また、あまり知られていませんが青空から降り注ぐ光にもブルーライトは含まれています。言ってみれば、私たちは夜、部屋を真っ暗にして眠りにつくとき以外、常にブルーライトの影響を受け続けていることになるのです。
ブルーライトが目に与える影響
ブルーライトは目の内部にある角膜や水晶体を通過し、網膜まで到達します。そして、網膜部分で活性酸素を発生させてダメージを与えることが分かっているのです。網膜はとても小さい組織ですが、ダメージを受けると視界がゆがんだり、視力が低下するなどのリスクも。
また、ブルーライトを浴び続けることでドライアイや眼精疲労、睡眠障害といったさまざまなトラブルを引き起こすこともあります。
ブルーライトが肌に与える影響
ブルーライトは紫外線と同様、肌の奥深くまで到達し、シミや色素沈着の原因になると言われています。
肌の深い部分まで浸透できる波長であるという面から考えると、コラーゲンやエラスチンなどを作り出す「線維芽細胞」にダメージを与える紫外線A波(UVA)に近い性質をもっていると言えるでしょう。そのため、シミだけではなくたるみやシワを招くリスクもあると考えられます。
紫外線A波に比べると、ブルーライトが与える肌への影響は少ないと考えられていますが、実際には紫外線を浴びている時間よりも、ブルーライトを浴びている時間の方が長いのではないでしょうか。