2020年3月26日 20:00
ダイエットに逆効果?ゼロカロリー食品の本当の効果と正しい摂り方
の代わりに甘みを感じさせてくれる食品添加物のこと。
スクラロースやアセスルファムカリウムなどの「合成甘味料」や、キシリトールやソルビトールなどの「糖アルコール」があります。
甘い物を食べたくなる「依存性」がある
とくに合成甘味料は甘みが強く、砂糖よりも甘いのが特徴。そのため、甘い物を食べたいときの代用品として利用する人が多いです。
しかし、ゼロカロリー食品はカロリー摂取を抑える効果はあるものの、定期的に摂ると余計に甘い物が食べたくなる「依存性」があると言われています。
人工甘味料には味覚を鈍らせる作用もあり、必要以上に甘みを欲してしまうため、思わぬ過食を招いてしまうのです。
脂肪をため込みやすい体になる
人工甘味料を摂り続けることでホルモンに異常をきたし、体に脂肪がたまりやすくなると言われています。そのため、糖尿病のリスクや肥満体質になりやすいことがアメリカ・テキサス大学の研究で明らかになりました。また、ゼロカロリー食品といっても、実は「カロリーゼロ」ではありません。厚生労働省の基準によると、25キロカロリー未満の食品は「ゼロカロリー」と表示できるようになっています。
つまり、ゼロカロリー食品をたくさん摂取すると、意外とカロリーを摂ってしまうことになるのです。