今回ご紹介する骨盤チェック法は、以前にご紹介した壁を使ったチェックと合わせて行うことができるものです。
壁を使った骨盤チェック法
壁にかかと、お尻、肩(肩甲骨)、そして頭を付けて立ち、腰と壁の隙間に手を入れてみましょう。
たったコレだけで骨盤がどのように歪んでいるかがわかります!
出典:byBirth
写真Aのように、指を曲げた状態、いわゆる「猫の手」の状態で手が入る場合、正常です!骨盤がニュートラルな状態です。
写真Bのように、壁と腰の隙間に握りこぶしが縦または横に入ってしまう場合、骨盤が過度に前傾している可能性が考えられます。
骨盤の前傾が強くなると、腰痛や下っ腹がポコっと出やすくなったり、お尻の筋肉が垂れやすくなったりします。また、骨盤の上部が閉じて下部が開きやすくなります。すると冷えやむくみ、O脚などといった問題が起こりやすくなります。このタイプは、普段ハイヒールを履く機会が多い方によくみられます。
写真Cのように、壁と腰の隙間が手のひらより狭い場合、骨盤が後傾している可能性が考えられます。
骨盤が後傾していると、骨盤の上部が開いて下部が閉じやすくなるので、猫背の姿勢やガニ股になりやすくなります。