2020年6月26日 12:00
「運動前のストレッチはNG」って本当?今さら聞けない「ストレッチに関する3つの疑問」にお答えします!
そのためトレーニング後は、筋肉の緊張を緩め、柔軟性を高める効果がある静的ストレッチを行うことで、疲労回復効果を得ることができます。
効果3:パフォーマンス(能力)アップ
動的ストレッチには「パフォーマンスアップ」効果が期待できます。「パフォーマンス」とは簡単に言えば、本来持っている能力のことです。
動的ストレッチは筋肉を伸縮させる動作を繰り返しますが、すると血流が促進されて筋温が上昇します。すると筋肉の粘性が低下するため、筋出力が向上すると言われています。「筋出力」とは文字通り、持っている筋力を出す能力のことを言います。
出典:byBirth
また、動的ストレッチを行うことで交感神経にスイッチが入ります。自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、交感神経は電気でたとえると「ON」の状態です。
このように動的ストレッチを行うことで交感神経が優位に働き、筋出力をアップさせることができるので、パフォーマンスアップ効果も期待できます。
質問2:ストレッチにはダイエット効果はありますか?
直接の効果は期待できませんが、間接的な効果は期待できると言えます。わかりやすく言えば、ストレッチそのものだけを行ってもダイエット効果はなかなか得られませんが、ストレッチで柔軟性を高めることでエクササイズ効果をアップさせることができ、ダイエット効果に繋げることができます。