但し、発酵食品には塩分を多く含むものがたくさんあるため、一度にまとめて摂るのではなく、毎日の食事の中で少しずつ摂るのが望ましいと言えます。
出典:byBirth食物繊維
一方、食物繊維は水に溶けない「不溶性食物繊維」と、水に溶ける「水溶性食物繊維」の2つに分けられます。
【不溶性食物繊維】
不溶性食物繊維は、水分を吸収して大きく膨らみ、腸を刺激して蠕動運動を活発にすることで便通を促進させます。
不溶性食物繊維の主な種類とそれを含む食品として、以下のものが挙げられます。
《不溶性食物繊維の種類と多く含む食品》
- セルロース:野菜類
- ヘミセルロース:穀類、大豆類
- リグニン:ココア、豆類
- キチン:甲殻類の殻、キノコ類
【水溶性食物繊維】
それに対して水溶性食物繊維は、小腸での吸収速度が非常に緩やかなので、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。そのため血糖下降ホルモンであり、脂肪合成を促進させる働きもある「インスリン」の分泌を抑制することができます。
水溶性食物繊維の主な種類とそれを含む食品として、以下のものが挙げられます。
《水溶性食物繊維の種類と多く含む食品》
- ペクチン:野菜類、果物類
- アルギン酸:海藻類
- グルコマンナン:こんにゃく類
食物繊維の一日の目標摂取量は、成人女性で18g以上、成人男性で20g以上と言われています。