2018年9月2日 11:00
腹ばい、横向き寝はNG!「脊柱管狭窄症」を防ぐ日常生活法
背骨をあるべき状態でキープするには、筋力が不可欠。そこで、日常生活の中でできるエクササイズを大堀先生が教えてくれた。
■筋肉をほぐす
1)階段で段差に片脚をかけ、体重を前に移動して重心をゆっくり前に。太ももやふくらはぎの筋肉が伸びているかチェック。
2)階段の手すりにつかまりながら、腰を曲げないようにゆっくり脚を横に開き、太もも内側の「内転筋」をストレッチ。
■脚の筋肉を鍛える
1)脚を肩幅に開き、背筋を伸ばして立つ。手を腰に当てて、上半身はやや前傾しながらも、腰を曲げないで頭とお尻を床と垂直に保つ。
2)4秒かけてゆっくり腰を下ろし、4秒かけて腰を上げていく。
顔はまっすぐ正面を見ていることがポイント。朝晩5回程度を目安に。
※両脚の間隔が肩幅より狭いと腰に負担が。ひざを90度より深く曲げたり、ひざがつま先より前に出たりするとひざを痛めるので注意。
■体幹を鍛える
1)脊柱管の周囲の脊柱起立筋、腹直筋などの体幹を鍛えることで予防も。腰が反らないように四つんばいの姿勢に。2)片脚をゆっくり上げて、まっすぐ伸ばして5秒キープ。背中が丸まらないようにする。
朝晩左右5セットを目安に。