96歳女性が小走りに!奇跡起こす全国の「体操サークル」5
その成果が認められて、’14年から「地域づくりによる介護予防推進支援事業」となり全国へ広まった。
<開催場所>
高知市からスタートし現在では、北海道から沖縄県まで全国42都道府県の約450市町村で、1万カ所以上。住民の主導により週に1~2度開催されている。
【ゴエン予防体操】神奈川県
<内容>
介護予防トレーナー久野秀隆さんが主宰する健康体操。誤嚥予防のために、のどの筋肉を鍛える。運動だけではなく、認知症予防をはじめ口腔、栄養、精神面の健康の話を取り入れている。笑いながら高齢者の身体の仕組みを学び、痛いところや調子の悪いところにどのように対処していくのかを身につけていくのがモットー。参加者同士が、名前を覚えたり、出身地の話をしたりと交流しながら体操することを心掛けている。
<開催場所>
神奈川県の都市部を中心に開いており、7年間で開いた教室件数は5,719件(’18年8月)。定期的サークルは月に1~2回開催。参加人数平均20~25人。のべ11万4,000人。参加者は60~90代で、女性は約9割。
【はじめての健康ダンス】大阪府
<内容>
シニアの身体機能を向上させるリズムダンス。