映画『ゴジラ-1.0』(公開中)のアカデミー賞受賞記念大ヒット御礼舞台挨拶が20日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、吉岡秀隆、佐々木蔵之介、山崎貴監督が登場した。同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。第96回アカデミー賞で、アジア映画として初の視覚効果賞を受賞した。○■映画『ゴジラ-1.0』アカデミー賞受賞記念舞台挨拶に吉岡秀隆登場受賞の瞬間について聞かれると、吉岡は「僕、知らなくて。『三丁目の夕日』のプロデューサーの奥田(誠治)さんが朝LINEくださって、『山崎さん、やりましたね』と言うから、『ノミネートのことを言ってるのかな?』って」と気づいていなかったそうで、周囲を驚かせる。さらに吉岡は「いつも行くコンビニで、レジのおばさんが『ゴジラやりましたね、オスカー!』と言うから『とったんですか!?』『えー!!』って」と驚きのエピソード。山崎監督からも「だいぶずれたね」とツッコまれた吉岡は「あわてて監督にショートメールを送って、なかなか返ってこないから、『ああ、無視か』って。YouTtubeか何かで会見の動画上がってたところに監督から返ってきたので『見捨てられてなかった、僕』と思った」と振り返り、山崎監督は「飛行機乗ってたから、僕は」と苦笑していた。
2024年03月21日小池栄子が、カリスマウェディングプランナーを演じる10月スタートの新水曜ドラマ「コタツがない家」に吉岡秀隆、作間龍斗、小林薫の出演が決定した。主人公・深堀万里江(小池さん)は、上司・部下問わずみんなから頼りにされ、「彼女に頼めば離婚しない」というカリスマウェディングプランナーにして会社社長。家庭では、廃業寸前の売れない漫画家の夫・悠作(吉岡秀隆)とアイドルを夢見るもオーディションで脱落し、進路に迷う息子(作間龍斗)、さらに熟年離婚で一人になった父親(小林薫)と、3人のダメ男を養うことに。廃業寸前の売れない漫画家の夫・深堀悠作を演じるのは、主演映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズで日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を2度受賞し、「北の国から」『男はつらいよ』「Dr.コトー診療所」など、長く愛される代表作を持つ吉岡秀隆。本作が日本テレビ連続ドラマ初出演となる。吉岡秀隆本作への出演について、吉岡さんは、「ニヤニヤしながら台本を読みました。僕が演じる悠作の気持ちも分からない訳ではない事に可笑しさを感じております。ドラマの中の関係性同様、小池(栄子)さんにお任せしようと思っております。ホームドラマの原点回帰。家族の可笑しさに笑ってご覧いただけますよう、頑張ります」と意気込みコメント。また、アイドルを夢見るもオーディションに脱落した息子・深堀順基を演じるのは、「ジャニーズJr.」内ユニットの「HiHi Jets」として活動する一方、ファッション誌のレギュラーモデルや大河ドラマ・映画に出演するなど、幅広い分野で活躍する作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)。作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)民放GP帯連続ドラマ初出演となる作間さんは、「小池栄子さんの息子役という立場で出演できるのはすごく楽しみです。ラフで面白いドラマになると思うので、少しでも良い作品になるように頑張ります!」と出演への喜びと抱負をコメント。そして、熟年離婚で1人になった万里江の父親・山神達男を演じるのは、「深夜食堂」シリーズや「ナニワ金融道」シリーズなど数多の代表作がある、小林薫。小林薫父を演じる小林さんは、ホームドラマへの出演について「非常に身近なホームドラマですが、家庭の中にこそいっぱいドラマが生まれる、そういった意味ではドラマの宝庫だと思います。視聴者のみなさんにも身近なテーマですし、身近に起こりうる事として見てもらって、共感できるように成立させたいと思います」と期待を込めて語った。なお、小池さん、吉岡さん、作間さんの“深堀家”キャストは、8月27日放送の「24時間テレビ」に登場し、10月にスタートする本作への意気込みを語っていた。新水曜ドラマ「コタツがない家」は10月、毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年08月28日公益財団法人日本城郭協会(理事長:小和田 哲男)は、小和田理事長を審査員長とする審査会にて第2回日本城郭協会大賞の選定を行い、日本城郭協会大賞に「久野城址保存会」の受賞を決定しました。併せて城郭城址の維持・整備を自主的に行うボランティア団体等を賞する日本城郭文化振興賞に「可児市山城連絡協議会」を、城郭文化の普及に寄与した個人・団体を賞する特別賞を「香川元太郎氏」と「島充氏」に授与することを決定いたしました。また、今回から城郭管理者として特筆すべき成果を挙げた自治体等を別枠で顕彰することとなり、「福島県白河市」と「福山城」に調査・整備・活用賞を授与することを決定し、本日4月6日(城の日)に発表しました。それぞれの受賞理由は以下の通りです。◆「日本城郭協会大賞」久野城址保存会(静岡県袋井市)久野城址保存会は昭和52年に宅地造成計画が持ち上がった城址を残すべく、当時約200人の地元有志で結成された団体。袋井市指定史跡化を目指した活動の結果、昭和54年に認定された。史跡化が実現して以降は、単に城址の保存と顕彰だけを目的とするのではなく、城址を地域のシンボルとして、地域活動や地域づくりの核と位置づけ、平成元年からは市全域の保存会へと飛躍・発展させるため、法人会員を募集する等、組織の強化・拡大を図るとともに、会員自らの会費により保存会活動を展開している。団体結成以来、地元の北小学校6年生を対象にした久野城教室を毎年開催したり、年数度の広大な城址の草刈りを行うなど、長きにわたる地道な取り組みを評価した。久野城址久野城址保存会 草刈り大作戦◆「日本城郭文化振興賞」可児市山城連絡協議会(岐阜県可児市)岐阜県可児市には、小さな村の城から地域支配の拠点となった大規模な城まで多様な城跡が残っている。とりわけ天正12年(1584)の小牧・長久手の戦いの際に改修された遺構が良好な状態で残っている城跡が多く、その特性を地域団体がよく理解し、継続的な整備活動を行っている。山城を地域の誇りとなる資源としてとらえる行政(文化財課・観光交流課)と連携し、保存と活用のバランスを考えた整備活動に取り組んでいる。また城跡の持つ魅力や整備活動の成果を多くの方に知ってもらう機会として、行政や専門家、企業や他地域の城跡の整備に関わる団体、山城ファンが一体となったイベント「山城に行こう」を開催しており、保存整備・活用のあり方のモデルとして評価した。可児市山城連絡協議会 ガイド風景可児市山城連絡協議会 久々利城守隊◆特別賞 香川元太郎(かがわ げんたろう)(イラストレーター)香川氏の姿なき戦国時代の山城を見事に可視化した鳥瞰イラストは、城ファンの理解の手助けになり、今や城の本質に迫るための教科書となっている。緻密で丁寧な作品群は専門家から信頼も厚く、イラストの範疇を超えた学術資料に匹敵すると評価する。同氏の長年にわたる膨大な山城イラスト作品制作実績を評価した。◆特別賞 島充(しま みつる)(模型作家)島充氏は城郭模型の製作を長年にわたって行っており、多くの作品が各地で常設展示あるいは巡回展示されている。島氏が製作した城郭模型は、天守や城郭建造物、あるいは城郭全体を対象としたものであり、その模型は復元模型・破損状況模型・再建工事中模型など多岐にわたる。特に天守および城郭復元模型は学術的成果物として他の模型製作者と一線を画すものである。復元模型の制作にあたって、島氏は古写真や古絵図などの各種資料を渉猟し、それをもとにして綿密な復元考察を行っている。その研究成果物である城郭復元模型は、それまでの復元研究で見落とされてきた点や誤って復元された点が完璧に修正されたものである。また、模型の製作技術は全国一と高く評価され、城郭のもつ荘厳さや華麗さにおいて実物を目の当たりにしているがごとくに詳細かつ写実的に再現しており、芸術作品としての価値をも示すものである。城郭復元模型の価値を学術的かつ芸術的水準に高めた点において、島充氏の業績は並ぶ者がないと高く評価した。◆調査・整備・活用賞 福島県白河市~東日本大震災で被災した石垣を復旧した白河小峰城跡~白河小峰城は史跡指定後の2011年3月11日に発生した東日本大震災で、東北地方の城郭の中でも最大級の被害を受けたが、2022年に本丸西側から北側にかけて取り囲む「帯曲輪」の整備が完了し、一般公開が始まった。石垣の再建は難しい作業となったが、震災から11年を経て完全復活を果たした。江戸時代の伝統工法を用いつつ、大きさや形状、加工の痕跡を記録する「カルテ」も作成された。これらの手法は、熊本地震で石垣が大破した熊本城(熊本県)、西日本を襲った豪雨や台風の被害を受けた丸亀城(香川県)などの修復にも参考とされ、石垣復旧のモデルケースとして認知されている。災害大国の日本で、大震災による苦難を経つつ、石垣という文化財を後世に守り伝える取り組みを評価した。◆調査・整備・活用賞 福山城福山城の天守外観復元 ~全国唯一の北側鉄板張りを復元~福山城は城郭自体は戦後の復元城ではあるが、福山藩の城下町としての町おこしが熱心で、市役所を中心に、市民も参加し、近年、オペラなどの文化事業にも取り組んでいる。2022年の事業の中心である「令和の大普請」の目玉として、かつて天守北側に張られていた黒塗り鉄板を復元。2022年8月、77年ぶりに真っ黒の頑丈そうな重みのある城壁が完成した。報道にも大々的に取り上げられ、全国に城郭の話題を提供した功績を評価した。受賞者の表彰は6月の日本城郭協会総会にて執り行う予定です。また、年末にパシフィコ横浜にて開催される「お城EXPO2023」(主催:お城EXPO実行委員会)にて受賞者による記念講演等を予定しています。◆第2回日本城郭協会大賞審査員小和田哲男(協会理事長・文学博士・静岡大学名誉教授)三浦正幸(協会評議員・工学博士・広島大学名誉教授)千田嘉博(協会理事・文学博士・奈良大学教授)中井均(協会評議員・滋賀県立大学名誉教授)加藤理文(協会理事・文学博士)小和田泰経(協会理事・静岡英和学院大学非常勤講師)萩原さちこ(協会理事・城郭ライター)安形哲夫(協会会員・株式会社ジェイテクト前社長)森忠彦(毎日新聞元編集委員)宮代栄一(朝日新聞編集委員)多可政史(読売新聞文化部)◆公益財団法人日本城郭協会日本城郭協会は、昭和30年に設立後、昭和42年に文部省の認可を受け、「日本および世界各国の城郭に関する研究、調査、啓蒙を通じて、民族、歴史、風土に関する知識の普及を図り、もって教育、文化の発展に寄与すること」を目的として城郭関連団体で唯一の公益財団法人として活動しています。主要な事業としては「日本100名城・続日本100名城」の認定とスタンプラリーの運営や「お城EXPO」「日本城郭検定」「城の自由研究コンテスト」の主催などを行っています。◆日本城郭協会大賞2022年に公益財団法人移行10周年を記念して城郭文化の振興に貢献した団体・個人を顕彰する制度として創設しました。第1回の日本城郭協会大賞は「大東市・四條畷市(国指定史跡につながった飯盛城跡の発掘・調査)」が受賞、日本城郭文化振興賞は「番場の歴史を知り明日を考える会(鎌刃城跡の啓発・普及・保存活動)」が受賞、そして日本城郭文化特別賞として「春風亭昇太師匠」が受賞しました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月06日映画『Dr.コトー診療所』(12月16日公開)の公開初日舞台挨拶が16日に都内で行われ、吉岡秀隆、柴咲コウ、大塚寧々、高橋海人(King & Prince ※高ははしごだか)、生田絵梨花、富岡涼、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、中江功監督が登場した。同作は山田貴敏による同名漫画の実写化作で、2003年よりフジテレビで連続ドラマとして放送され、第1期、第2期ともに大ヒットを記録した。東京から僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助(吉岡)と、島の人々との交流を通して命の尊さを描く。16年ぶりのシリーズ最新作で、吉岡演じるDr.コトーと柴咲演じる彩佳は夫婦となっていたが、登壇の際にも階段を上る柴咲に吉岡が手を差し伸べ、エスコート。吉岡は改めて同作の公開について「もう僕の気持ちなんか、より皆さんの気持ちが大事です」と感無量の様子を見せる。吉岡はさらに「本当にもう最後なので、僕が五島健助として白衣を着ることはもうこれっきり」ときっぱり。「ちゃんとスクリーンで最後のコトー先生ということで皆さんに観ていただいて、吉岡は幸せです」と、今作で最後になるということを強調した。柴咲は同作の公開について「独り立ちして行く子供を見送る親のような気持ちで、今までにあんまりないような感覚だなと思っています。今回の作品はそういう作品です」と心境を表す。「23歳でこの『Dr.コトー診療所』に関わらせてもらって、そこから19年の月日が流れていて、自分自身もまだまだ足りない部分あるけど成長してきた部分もあって。当時の自分にはまだ理解できなかった人と人との繋がりだったり、そういう暖かさが今になって染みて来てるなあっていう感じ」と明かす。また柴咲は「やっぱり先生たちと島民の暮らしがあってほしいなと思わせる、第二の故郷なんだなという気持ちになっていますね」としみじみ。「嘘偽りではない、そこに確かに彩佳さんも存在して生きていったという感覚でやってました」と振り返った。
2022年12月16日映画『Dr.コトー診療所』(12月16日公開)の公開初日舞台挨拶が16日に都内で行われ、吉岡秀隆、柴咲コウ、大塚寧々、高橋海人(King & Prince ※高ははしごだか)、生田絵梨花、富岡涼、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、中江功監督が登場した。同作は山田貴敏による同名漫画の実写化作で、2003年よりフジテレビで連続ドラマとして放送され、第1期、第2期ともに大ヒットを記録した。東京から僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助(吉岡)と、島の人々との交流を通して命の尊さを描く。Dr.コトーを演じるのは今作で最後と明言した吉岡は「Dr.コトー診療所の魅力って、継承だと思います。だから僕は次は海人君に任せて、“Dr.ハント”の作品をお客さんとして見たいなって、本当にそう思ってます」と、今作から登場する織田判斗役の高橋にバトンを託そうとする。高橋は驚きながらも「本当に背中を見させていただいて。今は荷が重いなという感覚ですけど、継承ということで、いただいたタスキを堂々と掲げて作品のトップとしていられような俳優さんになりたいなと思っているので、これからも頑張りたい」と受け取り、「合ってますか?」と不安そうに。吉岡は「僕、今回の映画は判斗先生のシャウトで涙が溢れましたから、皆さんもたぶんそうだと思いますけど、本当に素晴らしかった」と称えた。また、中江監督も「今までは映画が始まる前だったので、変に皆さんに印象を与えちゃいけないなと思って一切触れなかったんですよ。上映が終わったんでやっと言えますけど、素晴らしかったです。ブラボーです」と高橋について語る。さらに「多分色々なキャラクター付けもあったと思うんですけど、最終的には高橋海人じゃないと、判斗はできなかったなと思っているぐらい」と絶賛し、高橋は「えっ、えっ、ドッキリ?」と狼狽する。これらの言葉を受け取った高橋は「あんまり自分の言葉を表立って話すのが苦手なんですけど、アイドルでずっとやっていて、デビューしてからやっと映像の作品に出させていただけて、その時に『芸能界ってまだこんな素敵なところがあるんだ』と知れて。そこから本当に頑張ってやっていきたいなと思っていたので、その言葉を頂けて本当に手が震える限りです」と瞳を潤ませる。実は監督が舞台挨拶で高橋について話したいと事前に希望を伝えていたそうで、高橋は「本当に生きてて良かったです。この作品に入れたことでさえ、幸せなのに、ありがとうございます」と喜んでいた。
2022年12月16日映画『Dr.コトー診療所』(12月16日)の製作報告会見が26日に都内で行われ、吉岡秀隆、柴咲コウ、大塚寧々、高橋海人(King & Prince ※高ははしごだか)、生田絵梨花、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、中江功監督が登場した。同作は山田貴敏による同名漫画の実写化作で、2003年よりフジテレビで連続ドラマとして放送され、第1期、第2期ともに大ヒットを記録した。東京から僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助(吉岡)と、島の人々との交流を通して命の尊さを描く。16年ぶりの続編、しかも映画化ということについて、やりたい気持ちがあったのか聞かれた吉岡は「もう僕の中ではありませんでした。ただ監督が会うたびになんとなく火を消してくれなくて、『今、どうしてるだろうね』といった話をしてくるので、その火を僕に焚き付けてくれたんだなという感じ」と心境を吐露する。「頭も真っ白(白髪)になってしまって随分時間経って、もう1度戻れるんだろうかという自問自答の日々と、同じキャストや同じスタッフ、そして新しいスタッフやキャストの方達と、一緒に汗と涙を流した人たちが常にいてくれたので、そういう中でコトー先生に戻していただけた」と感謝した。また、今回彩佳役としてコトーと結婚し、妊娠もしている姿を見せた柴咲は「不思議とコトーの世界って、本当にどこかに存在していて今もずっといるんだろうなという気分で見ていたんです。話をいただいた時にも不安感は全然なくて、あるところに自分の魂がスッと入っていくんだろうなという感覚があり、クランクインしてもそういう感覚でしたし、自分自身としては久しぶりなんだけど、ずっと彩佳さんはここで生活していて、きっととても自然流れで一緒になったんだろうなというのは簡単に想起できた」と語った。今回の復活に続けての続編の構想があるのか聞かれると、中江監督は今作が「集大成で完結編だと思ってます」とキッパリ。「フジテレビの戦略的にまた連ドラやるんだろうとか思われてるかもしれませんが、やる気はないです、僕は」と明かした。
2022年10月26日いよいよ来週に公開を迎える、松山ケンイチ主演の『川っぺりムコリッタ』より、松山さん、ムロツヨシ、吉岡秀隆らが“すき焼き“を囲む食事シーンが到着した。新たに解禁された本編映像は、墓石販売員・溝口(吉岡さん)と息子・溝口洋一(北村光授)のご馳走“すき焼き“を嗅ぎ付け、それに群がる山田(松山さん)、島田(ムロさん)、南親子(満島ひかり・松島羽那)らの食事シーン。すき焼きを前ににやける溝口家に、匂いを嗅ぎつけハイツムコリッタの住人山田、島田が押しかける。「すき焼き?すき焼きだよね」と勢いよく障子を開ける島田。矢継ぎ早に「みんな、助けあわないと生きていけないよね。僕、金持っていません!」と宣言。山田にも一緒に食べるよう促すが「いや、僕は」と遠慮気味に答える。だが、目の前の“すき焼き“を見た山田は家に戻り箸と茶碗を両手にダッシュで駆け戻り「僕、金持ってませ~ん!」と宣言。山田と島田に圧倒される溝口は大きく落胆する。家賃を半年滞納している溝口は半年ぶりに高級な墓石が売れたと語り、新たに匂いを嗅ぎつけてやってきた大家の南親子らも参戦し、アパートの住人皆で豪華な“すき焼き“をがむしゃらに食べる姿が食欲そそるシーンとなっている。『川っぺりムコリッタ』は9月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:川っぺりムコリッタ 2022年9月16日より全国にて公開© 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会
2022年09月08日吉岡秀隆が主演を務める映画『Dr.コトー診療所』が12月16日(金)に公開される。この度、本作初の映像となる特報が解禁された。累計発行部数1200万部を超える山田貴敏の同名漫画を原作に、2003年、2006年に放送された連続ドラマ『Dr.コトー診療所』。僻地の離島を舞台に、東京から赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと、五島健助と島の人々との関わり合いや、命の尊さを描くストーリーが感動を呼び、シーズン1の最高視聴率は22.3%、シーズン2では25.9%という大ヒットとなった。そんな国民的ドラマが、前作の放送から16年の時を経て待望の映画化。映画では、雄大な自然に囲まれた志木那(しきな)島の舞台はそのままに、あれから16年経った今も変わらず島の人々と寄り添いながら生きる“Dr.コトー・五島健助”の新たな物語を描く。主人公“Dr.コトー”を演じるのは、連続ドラマから主演を務める吉岡秀隆。山田洋次監督作『男はつらいよ』シリーズや、倉本聰が脚本を手がける『北の国から』シリーズなど、数多くの国民的人気を誇る作品に出演し、『ALWAYS 三丁目の夕日』と、その続編『ALWAYS 続・三丁目の夕日』では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、日本が誇る名優のひとりだ。監督はドラマシリーズを手がけた中江功。脚本は同じくドラマシリーズも手がけた吉田紀子が務める。さらに、撮影、照明、美術、音楽など制作スタッフも本作のために再集結した。この度解禁された特報映像は、往診するコトー先生の様子を映し出したもの。耳にするだけでドラマの名シーンがよみがえってくるようなあの音楽が流れる中、コトー先生が自転車を漕ぎ、島を走り抜けていく。セリフはほとんどないが、コトー先生のやわらかな表情や、美しい島の風景が印象的で、穏やかな雰囲気が感じられる。最後には「ここに、生きている。」の文字が。“16年経ってもコトー先生はあの島で生きている”ことが静かに伝わってくる。胸がぎゅっとなるような瞬間が詰まった、心に沁み入る映像となっている。なお、本映像は8月5日(金)より全国の映画館でも順次展開予定だ。「コロナ禍に入って、人の生死について考えることがあった」という中江監督は、その中で「もう一度このメンバーで『Dr.コトー』を作りたい」という話になったという。また吉岡は「今作の脚本を読んだときは、本当に切なくて涙が溢れました」と語っている。あの名作ドラマシリーズを世に送り出したオリジナルスタッフが、“今”紡ぎ出す『Dr.コトー診療所』に、我々は再び心揺さぶられるに違いない。『Dr.コトー診療所』12月16日(金)全国公開
2022年08月04日ドラマ版の続編を16年ぶりに描く映画『Dr.コトー診療所』が、2022年12月16日(金)より公開される。主演は吉岡秀隆。医療ドラマ「Dr.コトー診療所」が映画化「Dr.コトー診療所」は、2003年フジテレビの木曜10時枠で放送された連続ドラマ。累計発行部数1200万部を超える山田貴敏の同名コミックをドラマ化したものだ。物語の舞台は、僻地の離島。東京から赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と島の人々との関わり合いを通して、命の尊さを描いた。ドラマ「Dr.コトー診療所」は、シーズン1でヒットを飛ばし、シーズン2でも高視聴率を記録。今もなお、医療ヒューマンドラマの金字塔として語り継がれている。16年ぶりにドラマ版の続演を描くそんな人気ドラマが、満を持して映画化。映画『Dr.コトー診療所』では、青い空と美しい海、雄大な自然に囲まれた志木那(しきな)島の舞台はそのままに、16年経った今も変わらず島の人々と寄り添いながら生きるDr.コトー・五島健助の新たな物語を描く。Dr.コトーは吉岡秀隆が続投主人公・コトー=五島健助(ごとうけんすけ)...吉岡秀隆本土からフェリーで6時間かかる絶海の孤島・志木那島に、東京から19年前にやってきた。島に住む“たったひとりの医師”。以降、島民すべての命を背負ってきた。島民に対する愛情や優しさで治療をする。連続ドラマ「Dr.コトー診療所」から主演を務める吉岡秀は、若干7歳で『八つ墓村』に映画初出演すると、その後も山田洋次監督の映画『男はつらいよ』シリーズや、倉本聰脚本の「北の国から」シリーズなど国民的ヒット作に出演。2005年、2007年にそれぞれ公開された『ALWAYS 三丁目の夕日』と、続編『ALWAYS 続・三丁目の夕日』では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、日本が誇る名優の1人が、Dr.コトーとして再び帰ってくる。柴咲コウはじめ豪華キャストが再集結ドラマ第1シリーズから、コトーにとってのかけがえのない家族を演じてきたレギュラーキャストたちが、映画化のために再結集する。また、コトーと彩佳が結婚し、新たな命を授かっていることも発表。どんな物語が新たに紡がれていくのか、志木那島の“今”がどう演じられるのかに注目だ。■五島彩佳(星野彩佳、ほしのあやか)...柴咲コウ志木那島診療所の看護師。長年コトーを支えてきた。「Dr.コトー診療所 2006」では母親の脳内出血による半身麻痺をきっかけに東京でリハビリの勉強をすべく島を出ることを決意。さらに東京で乳がんを患っていることが発覚し、コトーに支えてもらいながら治療をしていた。コトーが執刀した手術を経てその後、寛解。映画「Dr.コトー診療所」の設定では、数年前にコトーと結婚し、現在、妊娠7か月。高齢出産になることを覚悟しながら、診療所の看護師として働いている。もうすぐ、コトーは父親になる。■原剛利(はらたけとし)...時任三郎志木那島の漁師。かつて島の医師に妻を救ってもらえなかった経験から、赴任してきたばかりのコトーを全く信用していなかったが、一人息子・剛洋が急性虫垂炎になった際にコトーに命を救ってもらった。自分の後を継いで漁師になってほしいと願っていた息子がコトーに憧れ医師になること目指していることを知り、最初はぶつかっていた親子ではあったが、じきに背中を押し応援するようになる。現在は、漁師を続けているものの、島を出て行った剛洋とはしばらく会っていない。■剛洋(たけひろ)...富岡涼剛利の息子。かつてコトーに命を救ってもらったことをきっかけに、コトーのような医者になりたいと志す。その後、医者になるため中学受験し、東京の進学校へ無事入学した。現在28歳。2006年の第2シリーズ以降、芸能界を引退していた富岡涼が、この映画のためだけに役者復帰を果たす。■西山茉莉子(にしやままりこ)...大塚寧々島民が集うスナック・まりの店主。東京で子供を産み、その後離婚し単身で島へやってきた。■杉本竜一(すぎもとりゅういち) ...神木隆之介西山茉莉子(大塚寧々)の息子。離婚した茉莉子が志木那島で暮らす中、東京で暮らす竜一だったが、「Dr.コトー診療所」第一シリーズで母親に会うために一人で志木那島へやってくる。最初は関係にぎくしゃくしていたものの、島で一緒に過ごすうちに親子の関係を取り戻していく。■安藤リカ(あんどうりか)...伊藤歩重雄(泉谷しげる)の一人娘で彩佳(柴咲コウ)の幼馴染。東京で美容師になるため島を離れていたが、子供を身籠り、ある日、一人で子供を産む決心をして島へ帰ってくる。■仲依ミナ(なかいみな)...蒼井優「Dr.コトー診療所2006」では彩佳の不在の間に志木那島の看護師を務めていた。手際が悪く、血を見て倒れてしまうなど頼りなかったが、和田(筧利夫)の助けもあり頼られる看護師に成長。志木那島には、元旦那のDVもあり逃げるようにやってきた。■鳴海慧(なるみけい)...堺雅人東京の病院の外科医。冷徹な性格。乳がんを患った彩佳(柴咲コウ)の主治医。病気の妻を執刀し寝たきりとなってしまった過去をもつ。それにより身内の患者を目の前にすると冷静さを欠くと考え、患者と家族のように向き合ってきたコトーとは真逆の考えをもつ「Dr.コトー診療所2006」では彩佳の手術に動揺するコトーを奮起させながら、ともに手術を担当し無事成功させる。■坂野孝(さかのたかし)...大森南朋志木那島支所の支所長の職員。現在は定年した正一に代わって島の医療のために動き回る立場にある。新キャストに髙橋海人(King & Prince)、生田絵梨花新キャストとして、映画『アキラとあきら』に出演し、ドラマ「ボーイフレンド降臨!」では初の単独主演も務めるKing & Princeの髙橋海人、「ロミオ&ジュリエット」「レ・ミゼラブル」など、数々の名作ミュージカルで活躍し、映画『コンフィデンスマン JP 英雄編』やドラマ「オールドルーキー」でも演技を見せる生田絵梨花が登場する。■織田判斗(おだはんと)…髙橋海人(King & Prince)志木那島に2カ月間、へき地医療の勉強でやってきた新米医師。大病院の御曹司で一見チャラそうな見た目とふるまいから島民には受け入れられないが、それでいて腕は悪くなく、物事を冷静に見ている一面もある。判斗とコトーは、医療に対しての向き合い方が違い、判斗自身は現実主義でマニュアルに従って今までやってきたタイプ。尚、髙橋海人が医師役を演じるのは映画『Dr.コトー診療所』が初となる。■西野那美…生田絵梨花彩佳に憧れて、数年前から診療所の看護師を務める。幼いころから島に住む祖母と暮らしていたこともあり、島民とも顔なじみ。しっかり者で男勝りな性格。■西野美登里…藤田弓子那美の祖母。『Dr.コトー診療所』シリーズ続投キャスト■安藤重雄...泉谷しげる元・漁労長。引退後も漁業協同組合のご意見番。しげさんの愛称で親しまれている。お調子者で口が悪いが、剛利が多額の借金を背負ってしまった際には、漁師仲間と助けようとするなど義理堅い。安藤リカ(伊藤歩)の父親。■和田一範...筧利夫診療所でコトーを手伝っている市役所の職員で、もっとも近くにいる一人としてコトーの理解者でもある。16年経った今でも診療所を手伝っている。■星野昌代...朝加真由美彩佳の母。ドラマ「Dr.コトー診療所 2004」で脳内出血により倒れる。コトーの緊急手術によって一命は取り留めたものの、半身麻痺の後遺症が残る。■星野正一...小林薫彩佳の父でコトーを志木那島診療所の医師として招いた元・村役場の民生課課長。現在は村役場を定年退職し、半身麻痺の妻・昌代の介護をして暮らしている。ドラマ版スタッフが再集結監督は、ドラマシリーズを手掛けた中江功。脚本も、ドラマシリーズから引き続き吉田紀子が務める。また、撮影、照明、美術、音楽など制作スタッフも、映画『Dr.コトー診療所』のために再集結した。連続ドラマの放送が終了した後も、「吉岡さんとは雑談も交えて、続編の可能性について会うたびに話していた」という中江功監督。16年ぶりに映画化に至った経緯について、昨今の状況を受けて「人の生死について考えることがありました。そのなかで「もう一度このメンバーで『Dr.コトー』を作りたい」という話になりました」と明かしている。映画主題歌は中島みゆきの名曲「銀の龍の背に乗って」映画主題歌は、中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」。ドラマのために書き下ろされた曲であり、2003年放送のドラマシーズン1から、2004年のスペシャルドラマ、そして 2006年のドラマシーズン2に至るまで、シリーズを通して主題歌として起用されてきた名曲が、映画版でも楽しめる。〈映画『Dr.コトー診療所』あらすじ〉日本の西の端にぽつんと在る美しい島・志木那島。19年前東京からやってきた五島健助=コトー。長い年月をかけ、島民はコトーに、コトーは島民に信頼をよせ、今や彼は、島にとってかけがいのない存在であり、家族となった。今日も島民とともに、そこで静かに暮らしている。2022年現在、日本の多くの地方がそうであるように、志木那島もまた過疎高齢化が進んでいる。現実を前にしながらも、コトーの居る診療所があれば「まあ、大丈夫だろう」と、皆心のどこかで思っていた。16年間多々今も蒼く広がる海や水平線、波の音、夜空の星の輝きは変わらないが、島は少しずつ変化している。そんな診療所の穏やかな日常にもある変化が忍び寄っていることを、誰もまだ気づいてはいない―。作品詳細映画『Dr.コトー診療所』公開日:2022年12月16日(金)出演:吉岡秀隆、柴咲コウ、時任三郎、大塚寧々、髙橋海人、生田絵梨花、蒼井優、神木隆之介、伊藤歩、堺雅人、大森南朋、朝加真由美、富岡涼、泉谷しげる、筧利夫、小林薫監督:中江功脚本:吉田紀子原作:山田貴敏「Dr.コトー診療所」(小学館)
2022年07月03日女優の松たか子と俳優の吉岡秀隆が出演する、キリンビール・麒麟発酵レモンサワーの新CM「移住夫婦」編、WEBCM「発酵の恵み」が12日、新CM「乾杯の理由」編が21日より放送される。新CMでは、松と吉岡が夫婦役で出演。自然あふれる新天地で、新たな生活に心を躍らせる様子を描いている。「移住夫婦」編は、リノベーションした古民家に到着するシーンからスタート。松が「ねえ、今日はもう乾杯しちゃおうか」と声をかけ、2人でこれからの生活に思いを馳せる。キッチンでレモン漬けを作る松が、「ねえ、もう乾杯しちゃおうか」と吉岡に話しかける「乾杯の理由」編。吉岡が「なにかいいことあった?」と返し、何気ない日常を大切にする夫婦の様子が描かれている。撮影は最高気温6.5度の極寒の宮崎で行われたが、久しぶりの共演となる2人は合間に談笑するなど、寒さを感じさせない和やかな雰囲気で撮影は進んだ。喧嘩をして、むくれる松に吉岡が同商品を手渡すシーンでは、監督から「ちょっとビビりすぎですかね(笑)」とツッコミが入り、笑いが起こる場面も。また、外での撮影で一瞬の日差しを狙って撮影することも多かったが、2人ともさすがの集中力と演技力で見事に演じきった。撮影終了後のインタビューで、松は「ロケに出るのも久しぶりだし、気持ちいい場所で吉岡さんとすごく久しぶりにご一緒できて楽しかったです」と撮影を回顧。吉岡も「松さんとまた共演できるとお話をいただいて、松さんにお任せしようと。どっしりとした優しさに包まれながら楽しく仕事ができました」と話すなど、相性は抜群だったようだ。また、撮影の合間に盛り上がっていた話の内容を聞かれると、吉岡は「20数年前のコマーシャルのお仕事(での共演)からずいぶん時間が経ったねとか、ようやく夫婦になれたねとか」と答え、松も「結ばれない役が多かったですからね」と過去の共演を振り返りながら再会を喜んでいた。
2022年03月09日小芝風花、吉岡秀隆、永作博美らが出演するNHKドラマ「この花咲くや」のメインビジュアルが到着した。鹿児島の不動産会社に勤める坂元知花(小芝さん)は、仕事でも伸び悩み、恋人からのプロポーズにも応えきれない日々を過ごしていた。そんなある日、津村幸次郎(吉岡さん)が家探しに不動産会社へとやってくる。知花は張り切って自分がいまイチオシの桜島ビューのマンションを紹介するが、幸次郎が「桜島が見えない家がいい」と言いだす――。鹿児島発地域ドラマとして放送される本作は、鹿児島を舞台に、寄り添うことに素直になれない、2世代の男女が、天災と隣り合わせの街で幸せを探す姿を描いていく。到着したメインビジュアルには、小芝さんが演じる不動産会社勤務の知花、吉岡さん演じる知花が物件を紹介する津村、犬飼貴丈演じる災害対策にあたる職員・森薗、永作さん演じるカフェを営む綾子らがこちらを見つめる姿が写し出されている。メインビジュアルのデザインを担当した冨永功太郎は「メインキャストそれぞれの内面を切り取るポートレート。笑顔の裏に抱える悲しみ。後悔と不安。実直さと強い信念。この土地で生きてゆく覚悟。それぞれの想いを持った人物が関わり合うことで、心境に変化が生まれていく様を写真とグラフィックで表現しました」と込めた思いを明かし、撮影担当の下薗詠子は「桜島と大きな存在をどう捉えるのか?一人一人のまっすぐな眼差しから零(こぼ)れる表情の奥にある深い“何か”に触れたいと思いシャッターを切りました」とコメントしている。鹿児島発地域ドラマ「この花咲くや」は3月16日(水)22時~BSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2022年01月26日小芝風花と吉岡秀隆が出演する、鹿児島発地域ドラマ「この花咲くや」の制作が決定した。鹿児島の不動産会社に勤める坂元知花は、仕事で伸び悩み、恋人からのプロポーズにも応えきれない日々を過ごしていた。ある日、津村幸次郎が家探しにやってくる。対応した知花は張り切り、自分がいまイチオシの桜島ビューのマンションを紹介するが、幸次郎は「桜島が見えない家がいい」と言い出す…。鹿児島不動産業界では「桜島がきれいに見える部屋」はオススメとして紹介される。桜島は街のシンボルだが、何度も大きな被害をもたらしたこともある活火山。降灰すれば洗濯物は干せないし、街は薄暗く、車には灰がどっさり積もるし、いつもっと大きな噴火が起こってもおかしくない…と、いいことばかりではない。本作では、寄り添うことに素直になれない、2世代の男女が、天災と隣り合わせの街で幸せを探す姿を描いていく。「美食探偵 明智五郎」や「妖怪シェアハウス」、また現在放送中の「彼女はキレイだった」に主演する小芝さんが演じるのは、不動産会社勤務の坂元知花。鹿児島にはまだ行ったことがないという小芝さんは「自然豊かで、食べ物も美味しそうで、人が温かそう」と印象を語り、「桜島の噴火が『日常』だからこそ、『災害』『被害』といった認識がなく、今までになかったのだから、大きな爆発なんて起きないと、心のどこかで思ってしまっているのが、印象的でした。と同時に、降灰すれば洗濯物が干せなかったり、車に灰が積もったり、生活をする上で不便な所もあるけれど、それでも鹿児島と桜島を愛する人々の心を通して、本当に素敵な場所なんだろうなと、鹿児島で撮影するのがとても楽しみになりました」とこれからの撮影に期待。そんな知花が物件を紹介する、津村幸次郎を演じる吉岡さんは「ドラマや映画の制作も困難な時代ですが、忘れてはならない人の持つ悲しみと、そこから生まれるであろう希望を見つけられるような作品になればと思っております」とコメントしている。本作の脚本は、『新聞記者』も手掛けたserial number劇作家・演出家の詩森ろばが担当する。鹿児島発地域ドラマ「この花咲くや」は2022年春、BS プレミアムにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年07月12日4月25日(日)放送のフジテレビ系番組「ボクらの時代」は、映画『アーヤと魔女』の公開を控えるプロデューサー鈴木敏夫、俳優の吉岡秀隆、シンガーソングライターのあいみょんの鼎談が実現する。毎週日曜日の朝放送中の様々なジャンルで活躍する「縁のある3人」が集い、多彩なテーマで語り合うトーク番組「ボクらの時代」。今回集まったのは、一見、縁遠く感じる異なる業種の3人。しかし、吉岡さんは2007年に鈴木さんのラジオ「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」にゲスト出演し、ジブリ愛を語っていた過去があり、鈴木さんとの再会を楽しみにオファーを快諾。一方、あいみょんさんも今年1月、鈴木さんのラジオにゲスト出演。過去にインディーズ楽曲「どうせ死ぬなら」の中で、「それなら私も来世が楽しみになるきっとスタジオジブリで助手をしてるのよ」という歌詞を書いていたほど、ジブリが好きだと熱く語り、交流がスタート。また、『アーヤと魔女』にも関係しているそうで、鈴木さんがあいみょんさんのインディーズ時代の楽曲「〇〇ちゃん」の歌詞の中にある、「私のどこが、ダメですか?」というフレーズを聞き、主人公のキャラクター像にマッチすると、映画のキャッチコピーに採用したという。なお、吉岡さんへのオファーは、あいみょんさんからのラブコールでもあり、最近、「北の国から」を鑑賞し、熱烈にはまっていたため、“いま一番会いたい人”として指名したという。スタジオジブリの最新作『アーヤと魔女』は、イギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズによる児童書「アーヤと魔女」を原作に、孤児として育った少女・アーヤを描いたスタジオジブリ初のフル3DCGアニメーション。昨年TV放送されたが、国内外からの大きな反響を受け、一部新たなカットを追加し、劇場公開が決定した。鈴木敏夫×吉岡秀隆×あいみょん「ボクらの時代」は4月25日(日)7時~フジテレビ系にて放送。『アーヤと魔女』は4月29日(木・祝)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アーヤと魔女 2021年全国にて公開©2020 NHK, NEP, Studio Ghibli
2021年04月24日2020年8月29日、ドラマ『北の国から』(フジテレビ系)や『Dr.コトー診療所』(フジテレビ系)などで知られる、俳優の吉岡秀隆さんが、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染していたことが、所属事務所の発表により分かりました。所属事務所によると、吉岡さんは出演作の準備のため、同月28日にほかの出演者やスタッフとともにPCR検査を受け、当日中に陽性の結果が出たとのこと。また、吉岡さんの家族以外に濃厚接触者はおらず、吉岡さん本人は29日から宿泊療養に入っていることを報告しています。なお、吉岡さん自身も、陽性の結果を受けコメントを発表しました。私、吉岡秀隆は8月28日に受けたPCR検査の結果、陽性になってしまいました。スタッフやキャストの皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけして、本当に申し訳なく思っています。参加する作品のガイドラインを遵守し、本番と食事以外はマスクまたはフェイスガードを着用し、日常も感染対策を心がけていました。熱や咳などの症状は出ておりません。10日から14日程の隔離生活をいたします。全快に向けて気持ちだけでも前向きに日々を過ごそうと考えております。充分に気をつけているつもりでも感染するのが新型コロナです。どうか皆さまも正しく恐れてください。吉岡 秀隆吉岡秀隆オフィシャルサイトーより引用ワクチンが開発されていない今、コロナウイルスに感染しない、感染させないためにできることは徹底した予防対策のみです。しかし、人込みを避け、手洗いうがいを徹底し、マスクやフェイスガードを着用するなど、どんなに対策していても感染する可能性があるのがコロナウイルスの怖いところ。吉岡さんのコロナウイルス陽性の報告を受け、ファンからは心配の声も上がっています。・出演作を控えていたならなおのこと、吉岡さんも感染対策を徹底していたと思います。それでもこうして陽性になってしまうなんて、怖いですね。気を付けます。・どうか吉岡さんが無事に回復しますように。・「正しく恐れてください」という言葉は、まさにその通り。いろんな意味に受け取れるな。コロナウイルスという未知のウイルスに対する強い不安感は、時に、人の判断力を鈍らせます。「どうかみなさまも正しく恐れてください」という吉岡さんの言葉にもあるように、コロナウイルスへの恐怖心が、例えば差別や風評被害など、感染対策と呼べない行動につながるようなことはあってはなりません。いつどこで誰がコロナウイルスに感染してもおかしくない状況の中、正しい危機感を持ち、私たち一人ひとりが感染対策に努めていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月30日清原果耶映画初主演作『宇宙でいちばんあかるい屋根』の新たなキャストが決定。伊藤健太郎、吉岡秀隆、坂井真紀、水野美紀、山中崇、醍醐虎汰朗が、主人公をとりまく登場人物を演じる。本作は、小説すばるで新人賞を受賞した作家・野中ともその同名小説を、『新聞記者』の藤井道人監督が映画化。恋に家族に、様々な悩みを抱えた14歳のつばめと、謎めいた“星ばあ”とのひと夏の青春が描かれる。近年、「今日から俺は!!」や、主人公の息子役を演じた連続テレビ小説「スカーレット」などが話題となった伊藤さんが演じるのは、つばめ(清原さん)が恋するお隣の大学生・浅倉亨。音楽を愛する爽やかな青年で、伊藤さんはブルーグラス音楽には欠かせないバンジョーにも初挑戦する。つばめの両親役には、「Dr.コトー診療所」『男はつらいよ』シリーズの吉岡さんと、「監獄のお姫さま」や連続テレビ小説「ウェルかめ」の坂井さんに決定。娘のつばめを愛情たっぷりに包み込む父・大石敏雄、血の繋がりのない義母だが父と変わらずそれ以上の愛情を注ぐ母・麻子を見事に演じる。また、「浦安鉄筋家族」「M愛すべき人がいて」の出演が話題の水野さんが、つばめの産みの母で水墨画家・山上ひばり。「深夜食堂」の山中さんがつばめが通う書道教室の先生・牛山武彦。『天気の子』で注目を浴びた醍醐さんがつばめの元カレ・笹川誠に扮する。キャストコメント■伊藤健太郎この度、藤井監督と初めてお仕事をさせて頂きました。夏のとても暑い中での撮影だったのですが、1シーン1シーンすごく丁寧に撮影なさっていた事を思い出します。この映画は「温かい」という言葉が1番似合うと思います。皆さん、ぜひお楽しみに!■吉岡秀隆リアルファンタジーとでも言うのでしょうか…。誰もが通るであろう孤独感の中でしか見えない光を、役を演じる清原果耶さんの中に見た気がしています。坂井真紀さんと3人、余りの暑さの中での撮影に笑い合えたことで家族になれた気がしています。■坂井真紀清原さんの母親役をやらせていただくのは2回目で、その時もなかなか激しい親子関係でしたが、今回もまた違った意味での高いハードルがありました。清原さんと夫役の吉岡さんとの日々は、でこぼこしていてとても愛おしく、撮影が終わってしまうのが寂しくてなりませんでした。ぎゅっと抱きしめたくなるような脚本を、藤井監督がきっと素敵に仕上げてくださっているに違いありません。是非お楽しみにしていてください。■水野美紀ファンタジックで優しい作品です。私は主人公「つばめ」の離れて暮らす実母役で1シーン参加させていただきました。藤井監督の並々ならぬこだわりと熱量を感じる楽しい現場でした。衣装や小道具の細部にまで繊細なこだわりと愛が詰まっています。星ばあとつばめの不思議な物語。たくさんの人に観て頂きたいです。■山中崇いまがあるのは、昨日までがあるから。いつかの誰かの言葉があったから、あの出逢いがあったから、あの哀しみがあったから。誰かが自分の屋根になってくれたかもしれないし、自分が誰かの日傘になったことも、もしかしたらあるかもしれない。そして、それらがずっと繋がっていまがある。この作品が、主人公のつばめを通して、明日へ向かうわたしたちに優しく寄り添ってくれるような、そっと背中を押してくれるような、そんな存在になってくれたら嬉しいなと思います。■醍醐虎汰朗藤井道人監督が感情表現のリアリティを追求してくださり、役を作り込むというよりその場で生まれた自然な感情を大切にしてお芝居させて頂いたので、演じていてすごく心地よかったです。役者として一歩成長できる機会になったと思います。主演の清原果耶さんをはじめ経験豊富なキャストの方々とお芝居ができて、とても幸せな時間でした!心温まる優しい世界を、是非映画館で体感してみてください!!『宇宙でいちばんあかるい屋根』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年05月05日倍賞千恵子、吉岡秀隆、前田吟、夏木マリらシリーズおなじみキャストのほか、池脇千鶴、桜田ひよりら新キャストも加わった映画『男はつらいよお帰り 寅さん』。この度、本作の場面写真が一挙公開された。国民的人気作『男はつらいよ』第1作の公開から50周年となる今年、50作目となる最新作が公開。本作では、新撮された登場人物たちの”いま“を描く映像と、4Kデジタル修復されて蘇る寅さんのシリーズ映像が見事に紡ぎ合い、新たなる『男はつらいよ』の物語が描かれる。そんな本作から新たに到着した場面写真には、倍賞さん演じる寅さんの妹で満男(吉岡さん)の母・さくらや、前田さん演じる父・博をはじめ、満男の初恋の相手・イズミ(後藤久美子)、イズミの母・礼子(夏木さん)、リリー(浅丘ルリ子)、朱美(美保純)、源公(佐藤蛾次郎)、カフェくるまや店長・三平(北山雅康)といったシリーズお馴染みの面々がずらり。さらに、新キャストの池脇さん演じる小説家・満男の編集担当の高野節子や、桜田さん演じる満男の一人娘・諏訪ユリの姿も。ユリと満男の親子写真やユリの制服姿と、前シリーズでは見られない、新しい風感じる場面写真だ。『男はつらいよお帰り 寅さん』は12月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:男はつらいよお帰り 寅さん 2019年12月27日より全国にて公開©2019松竹株式会社
2019年09月30日「高齢者が、できるだけ長く要介護状態になることなく、健康で暮らせるようにと開発したのが、『いきいき百歳体操』です。はじめて1年は参加者も少なく苦労しましたが、いまでは10万人以上がこの体操をしています。しかもこれは、廃用症候群という、お年を取って体が弱り長期間筋肉を使わないでいる人も効果が認められたものなんです」そう語るのは堀川俊一高知市保健所所長。堀川さんが中心となり理学療法士、医師が’02年につくりあげた体操は、現在、全国42の都道府県、1万カ所以上の施設で教室が開かれている。「いきいき百歳体操」に続くように、1,000人規模や11万人を超える団体も登場している。そこで本誌は、参加人数の多い体操サークルの内容とおもな開催場所をまとめた。【いきいき百歳体操】高知県<内容>高知市の保健所が介護予防に取り組むなかで、’02年に開発した「高齢者向け筋トレ」の運動プログラム。イスに座り、手首と足首におもりをつけて運動を行い、筋力とバランス能力を高める。96歳の女性の5メートルの歩行速度が9.2秒から3.3秒と3倍の速さになり、筋力も2倍になったという。その成果が認められて、’14年から「地域づくりによる介護予防推進支援事業」となり全国へ広まった。<開催場所>高知市からスタートし現在では、北海道から沖縄県まで全国42都道府県の約450市町村で、1万カ所以上。住民の主導により週に1~2度開催されている。【ゴエン予防体操】神奈川県<内容>介護予防トレーナー久野秀隆さんが主宰する健康体操。誤嚥予防のために、のどの筋肉を鍛える。運動だけではなく、認知症予防をはじめ口腔、栄養、精神面の健康の話を取り入れている。笑いながら高齢者の身体の仕組みを学び、痛いところや調子の悪いところにどのように対処していくのかを身につけていくのがモットー。参加者同士が、名前を覚えたり、出身地の話をしたりと交流しながら体操することを心掛けている。<開催場所>神奈川県の都市部を中心に開いており、7年間で開いた教室件数は5,719件(’18年8月)。定期的サークルは月に1~2回開催。参加人数平均20~25人。のべ11万4,000人。参加者は60~90代で、女性は約9割。【はじめての健康ダンス】大阪府<内容>シニアの身体機能を向上させるリズムダンス。日本ストリートダンススタジオ協会(大阪府)と奈良県立医科大学老年看護学講座、そして名古屋学院大学との共同研究で開発された。認知症予防やメタボ・ロコモ予防にも。ヒップホップや「ダンシングクイーン」などのディスコ曲や、昔のヒット曲にのり楽しく体を動かす。さらに、ダンスサークル(ダンスヨリアイ)を自分でおこなうための「ダンスリーダー養成講座」もあり、これまで100人以上がリーダーに。<開催場所>’16年に大阪府泉大津市でスタートし大阪市、吹田市、和歌山県で展開。企業との連動プランとして、「イオン和泉府中店」ではじめての「健康ダンス教室」が開かれている。週に1度、1時間、8週間連続。1回に30~50名が参加。【美らがんじゅう体操】沖縄県<内容>’07年、沖縄県宜野湾市の健康増進計画「健康ぎのわん21」から発足した運動部会が、肥満などの生活習慣病を予防する取り組みとして考案したオリジナル健康体操。「基本編」と「らくらく編」があり、どちらも簡単な筋トレで、高齢者も気軽に体を動かせるのが魅力。1曲あたり約25キロカロリーを消費できる。同市出身のミュージシャン・ジョニー宜野湾さんが考案した、親しみのある三線の音に合わせた楽しい曲調が特長。<開催場所>各自治会公民館で実施されている高齢者ミニデイサービスや、老人福祉センターにて定期的に実施。ウォーキング大会など、大勢が集まる市内イベントのウォーミングアップにも活用されている。’17年は各地で260回開催。のべ6,650人が参加。【よかトレ】福岡県<内容>「足元気体操」「かんたん体操」「祝いめでた体操」など6つの健康づくり・介護予防体操の総称が「よかトレ」。体操時間は各3~15分。座ったままできる体操などもあり、体力に合わせて取り組める。「祝いめでた体操」は、博多祗園山笠などで歌われる「祝いめでた」のリズムに合わせて踊る。福岡市内にある「よかトレ実践ステーション」では、無料で運動専門職スタッフから体力測定や運動実技の指導を受けられる(年1回)。<開催場所>200近くの「よかトレ実践ステーション」が福岡市内で登録されている。月2回程度、グループによって5~100人が集まり、参加者の年齢は60~90代。高齢の親には、いくつになってもじょうぶな体でいてほしいもの。あなたの町でも、楽しく参加できるプログラムを用意しているサークルが見つかるかも!
2018年09月14日日本テレビの久野静香アナウンサーが9日、一般男性と結婚した。同日、同局が発表した。久野アナは「お互いに"お肉"が好きということで、平成29年2月9日、"肉肉の日"に婚姻届を提出しました」とコメント。「まだまだ未熟者の私ですが、結婚を機に、より一層努力を重ねてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします」としている。久野アナは1989年3月生まれの28歳で、愛知県出身。法政大学国際文化学部卒業後、2012年に日本テレビ放送網に入社し、現在は『ザ!世界仰天ニュース』『NEWS ZERO』などを担当している。
2017年02月08日俳優の吉岡秀隆が、5月5日に放送されるフジテレビ系ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(毎週木曜22:00~22:54)の第3話にゲスト出演することが28日、分かった。このドラマは、松下演じる34歳の独身小学校教師・立木早子が、周囲に巻き込まれて結婚に向かって動き始め、傷つきながらも運命の人と出会うために奮闘していく姿を描くもの。吉岡が演じるのは、早子の実家・立木豆富店に、買い物に来る客で、応対した早子の姿を見て困惑し、豆腐を買うと逃げるように去ってしまう。ところが、店先には凪太郎の赤い傘が残され、今後のストーリーに不思議な雰囲気を醸しながら関わってくることになる。同ドラマの監督を務める中江功氏は、吉岡が主演を務めた『Dr.コトー診療所』の演出を手がけた間柄。松下と吉岡のドラマでの共演シーンは、今回が初めてとなる。
2016年04月29日俳優の吉岡秀隆が2月5日(日)、東京・日比谷のTOHOシネマズスカラ座で開催された『ALWAYS三丁目の夕日‘64』の大ヒット御礼舞台挨拶に、共演する堀北真希、堤真一、山崎貴監督、阿部秀司プロデューサーと共に出席した。先月の全国公開以来、大ヒットを記録し、同日には観客動員150万人突破が確実となった本作。「本当にありがとうございます」と大喜びの吉岡さんだが、「先日、地元の友だちと飲んだんですけど、誰も観てないんですよ!どうせ(堀北さん演じる)六ちゃんが結婚する話だろって。それだけじゃないのに…」と嘆き節。気を取り直して「前2作は、このためにあったと言っても過言ではない。ぜひまた三丁目に遊びに来てください」と熱っぽくアピールした。日本中が東京オリンピックに沸き立つ中、変わらぬ暮らしを続ける夕日三丁目の人々の悲喜こもごもを最新VFXを用いてノスタルジックに描き出した本作。シリーズ初の3D公開だが、「企画を聞いたときは『えっ、三丁目が3Dかよ。3Dはねーだろ』ってプロデューサーにずっと文句を言っていた」という堤さん。それでも完成した本編を観るなり「もうオープニングから号泣した」そうで、当初の不安や戸惑いは一掃。「本当にごめんなさい」と見事な3D演出に白旗をあげていた。また、堀北さんは「いまだから謝りたいこと」として、前作『ALWAYS続・三丁目の夕日』(’07)の撮影秘話を告白。当時、高校卒業を間近に控え「とにかく勉強しなくちゃいけなかった」のだとか。撮影の合間には、セット裏に置いた机で勉強に勤しんでいたそうで、「撮影中も頭の半分はそっち(勉強)でいっぱいだった」と山崎監督らに平謝り。そんな堀北さん演じる六ちゃんも、本作ではすっかり大人の女性に成長し、ついに結婚!六ちゃんのウェディングドレス姿はもちろん、第二の故郷である「鈴木オート」を巣立つ感動のエピソードは大きな見どころだ。舞台挨拶後には、吉岡さんらキャスト陣がヒット御礼のくす玉割り。この日は会場に駆けつけた約640人のファンにも“ミニくす玉”が配られ、お祝いムード一色だった。『ALWAYS三丁目の夕日‘64』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:堤真一、映画完成の喜びのあまり13万円分も痛飲!小雪から幸せいっぱいの手紙も吉岡秀隆「なでしこもいいけど、魔女も最高」本物の金メダルに大興奮!東京タワー上空に「333」東京五輪開幕式再現に吉岡秀隆、堀北真希ら感動!小出恵介「僕を恨まないで」“朝ドラ”ヒロイン堀北真希に平謝り妊娠9か月の小雪、深紅のドレスで登場!母になる実感「ひしひしと感じる」
2012年02月06日俳優の吉岡秀隆が1月17日(火)、都内で開催された『ALWAYS三丁目の夕日‘64』のプレミア試写会に、共演する薬師丸ひろ子、三浦友和、須賀健太、山崎貴監督とともに出席した。東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)を舞台にした、待望のシリーズ最新作。この日は同大会の女子バレーボールで優勝し“東洋の魔女”の異名をとった磯部サダさん(現姓・丸山)、篠崎洋子さん(現姓・田村)、佐々木節子さん、藤本佑子さん(現姓・内田)が登場し、吉岡さんらに本物の金メダルをお披露目。「なでしこ(ジャパン)もいいけど、魔女も最高ですね」(吉岡さん)と大興奮だった。映画の中には三丁目の面々がテレビを囲んで、魔女たちの熱戦を応援するシーンも。64年当時、中学1年生だったという三浦さんは「去年のなでしこもすごかったが、あのときの感動は10倍、いや20倍はあったんじゃないでしょうか。まさに“国をあげての応援”という言葉がぴったりだった」としみじみ。穏やかな表情を浮かべる魔女たちに「最強チームで怖いというイメージもあったが、こうしてお会いするとみなさん、優しいお母さん方ですね」としみじみ語っていた。また、薬師丸さんと山崎監督は奇しくも同じ64年生まれで「みなさんいい笑顔で、素敵な方々ですね。それにみなさんの身長で世界と戦ったのは、本当に誇るべきこと」(薬師丸さん)、「当時、僕はまだ“バブ~”って感じでしたが、大きくなってから、両親に何度もみなさんの話を聞かされたもの。今日はこうしてお会いできたので、早速自慢したい」(山崎監督)とこちらも感激を隠せない様子。須賀さんは中学時代にバレーボール部員だったそうで、栄光の名選手たちと対面し、少し緊張していた。日本中が東京オリンピックに沸き立つ中、変わらぬ暮らしを続ける夕日三丁目の人々の悲喜こもごもを軸に、三丁目で成長した六子(堀北真希)や淳之介(須賀さん)の巣立ちがシリーズ初となる3Dで描かれる。会場には、60歳以上のシニア層が約250人招待され「日本が一番元気だった64年を描いたこの映画が、復興元年の2012年に公開されるのは運命だと思う。僕らは“親孝行映画”と呼んでいるので、今日はみなさんに観ていただけて本当に嬉しい」(吉岡さん)、「私の父は宮城県石巻市の出身。昨年の震災はニュースの出来事ではなく、まさに家族に起こったことでした。この作品を通して、誰かの役に立つことが日々の喜びだとつくづく思います」(薬師丸さん)と思いを込めてアピールしていた。『ALWAYS三丁目の夕日‘64』は1月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:東京タワー上空に「333」東京五輪開幕式再現に吉岡秀隆、堀北真希ら感動!小出恵介「僕を恨まないで」“朝ドラ”ヒロイン堀北真希に平謝り妊娠9か月の小雪、深紅のドレスで登場!母になる実感「ひしひしと感じる」NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら
2012年01月17日前作から5年ぶりとなるシリーズ最新作『ALWAYS 三丁目の夕日’64』の完成披露舞台あいさつが8日にTOHOシネマズ六本木で行なわれ、主演の吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、薬師丸ひろ子、須賀健太、小清水一揮ら出演者と、脚本&VFXも手がけた山崎貴監督が登壇した。その他の写真『ALWAYS 三丁目の夕日…』は、昭和39年(1964年)、オリンピック開催を目前に控えた東京を舞台に、下町で暮らす人々の人間模様を描いたシリーズ第3弾。前2作では、昭和30年代の風景をVFX技術を用いて再現したが、今作ではさらに3D化を試みている。吉岡は「大変長らくお待たせしました。“ALWAYS”史上最高の作品がようやく出来上がりました。多くは語りません。三丁目に行って元気を出しましょう」とあいさつ。小学生だった前作から高校生として登場する須賀が「作品と一緒に成長してきたような気持ちです」と話すと、吉岡と堤は「本当に大きくなって、しっかりとあいさつできるようになって、頼もしい」と成長を喜んでいた。「最初から最後まで臨月というなかなかない役だった」という小雪は、実際に現在妊娠9ヶ月を迎える。「作品を通して、腰痛など疑似体験ができた。想像でしかわからなかた部分を今、ヒシヒシとリアルに感じています」とニッコリ。「出産予定日も公開日のあたりなんだよね」と山崎監督が明かすと、場内からは拍手が起こった。劇中でウエディング姿を披露しているという堀北は「実際に着たときは、みんなの目が『もう行っちゃうの?』という雰囲気で、たくさんのお父さんに“ありがとう”を言うような感じでした」とコメント。堤は「8年前から六ちゃん(掘北)を見てきたわけですから、彼女の横にいる男を見ているだけでムカムカした」と語り、笑わせていた。「撮影の終わりかけに震災があって、続けていいのかと悩みました」と山崎監督は明かし、「おこがましいかもしれませんが、この時期を選んで生まれてきたような作品。“本当の幸せって何だろう?”と、もう一度考え直すきっかけにしてほしい」と語った。『ALWAYS 三丁目の夕日’64』2012年1月21日(土)全国東宝系ロードショー
2011年12月08日