2019年4月10日 11:00
50代から女性患者急増中!「ひざ痛」と健康状態に密接関係
40歳以上で関節の不調を訴える人の割合をみても、6割を女性が占める。
「患者さんに女性が圧倒的に多いのは、筋肉がやせてくるタイミングで閉経することが原因と考えられます。閉経後、ほとんどの方が太ってくるのでひざに負担がかかりやすくなる。50代から患者数が急激に増えてきます」
人間は筋肉の衰えをそのままにしておくと、20歳ごろをピークとして1年ごとに1%ずつ、筋肉が減っていくといわれている。筋トレをしないまま70歳を迎えると、筋肉は20歳のときの半分(50%)になってしまう。足の筋肉が衰えると、ひざを伸ばす筋力が弱くなる。ひざが十分に伸びないと、歩行姿勢もひざに負担がかかりやすいものになってしまうという。
要介護状態の一歩前、要支援になった原因(平成28年・厚生労働省調べ)をみても「関節疾患」が1位。
自分の足で歩けなくなると、介護リスクも高まることがわかる。
ひざを制する者は、健康寿命を制す!人生100年時代、健康寿命を延ばすためにも、ひざのコンディションを維持していこう。
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