2019年4月24日 16:00
アスリートを診てきた鍼灸師が語る「腰痛に効く1分バタ足運動」
このとき、お尻と太もものウラ側の筋肉が使われていることを意識する。
3)2で10秒キープしたら、反対側の足を同じように上げて10秒間キープ。
4)10秒たったら足を下ろし、両足をつけた状態で、お尻に力を入れて肛門をギュッと締めて、10秒間キープ。1~4を2回繰り返して1セット(1分)。1日2セット行うとより効果的。
※足があまり上がらない人、10秒キープが難しいという人も、床からほんの少し足を浮かすだけでも負荷はかかるので、できる範囲で続けるようにする。
「負荷を上げたい人は、足をできるだけ高く上げるようにしてみましょう。そうすることで、背中、ふくらはぎまで筋力アップが期待できます。
また、実際にやってみると、足を上げるとき、得意なほう、不得意なほうがあることに気づくはず。これは、上げにくいほうのお尻の筋肉が弱い証拠です。不得意なほうを3~4回多めに行うとバランスが改善できます」
腰の痛みの強い人、ぎっくり腰などで足が上がらない人は、無理をせず、お尻の穴をキュッと締めるだけでも効果が望める。脊椎管狭窄症や座骨神経痛などの疾患でも、ウラ筋が強化されるにつれ、痛みが軽減されていくそうだ。