寝起きの3分で首・肩・股関節をほぐす「骨ストレッチ」術
をつけてくれるのが「骨ストレッチ」だ。
今回、松村さんに骨ストレッチの基本とあわせて、肩コリ・腰痛の改善に効果が望めるストレッチを教わった。寝起きの3分程度でできる簡単なものだが、骨ストレッチをしてから起き上がると、体の可動域が広がるため、ケガの予防にもなる。
【骨ストレッチの基本ポーズ】
1)片手の親指と小指をつないで輪を作る。小指と連動して薬指が曲がる人は無理に伸ばそうとせずそのままでOK。
2)もう片方の手の親指と小指で手首を押さえる。手首の両側にある、骨の出っ張りの部分を押さえる。
この基本ポーズがすべての骨ストレッチのベースとなる。
【手首ブラブラ】体のこわばりをほぐす
1)片方の手の親指と小指で輪を作り、もう片方の手で輪を作った手首にある骨の親指側を親指で、小指側を小指で押さえる。
2)その手を胸の上におき、押さえられている手を左右に7回程度ブラブラ振る。反対の手も同様に行う。
最初は手首が硬く揺れにくいかもしれないが、慣れてくると柔らかくなってくる。この動作で鎖骨が緩み、肩、胸の骨も緩めることができる。また、基本ポーズをとった状態で首を左右にねじると、首の可動域を広げることができるそう。