2019年8月30日 06:00
むくみ、便秘や下痢にも!「鎖骨つまみ」で不調を乗り切る
(田さん・以下同)
鎖骨の下は、動脈や静脈、太い血管、リンパ、神経などの通り道。ここがガチガチに固まると血液やリンパの流れが悪くなり、老廃物をため込んでしまう。重点的にほぐしていけば、慢性的なこりや頭痛だけでなく、クーラー病の症状ともおさらばできるという。
■鎖骨つまみのやり方
鎖骨まわりの4つの筋肉エリアを5秒ほどつまんではがす。エリアは改善したい症状によって組み合わせる。ストレッチしながらほぐしていくと、鎖骨の動きがさらによくなる。ただし、表面だけつまんだり、筋肉まで思いきりつかんだりするのはNG。筋肉の上側の皮膚と脂肪をつまむのがポイント。
【1】胸鎖乳突筋
鎖骨から首筋にそって皮膚をつまむ。つまみながら、あごを天井に突き出すように頭を後ろに5秒倒すと、さらに効果的。
【2】僧帽筋上部線維
鎖骨上の肩まわりの皮膚をつまんでほぐす。皮膚をつまみながら、頭を反対側に5秒倒すと、さらに効果的。
【3】三角筋前部線維
鎖骨下の、肩に近い部分の皮膚をつまむ。皮膚をつまみながら、ひじを曲げずに腕を後ろに5回動かすと、さらに効果的。
【4】大胸筋鎖骨部
鎖骨下にある胸部の皮膚をつまむ。